JP2003121926A - 投射型表示装置とその駆動方法 - Google Patents
投射型表示装置とその駆動方法Info
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Abstract
く光変調手段を照明する光の光量を変化させることがで
き、映像表現力や使用環境への順応性の面で優れた効果
を発揮することのできる投射型表示装置とその駆動方法
を提供すること。 【解決手段】 調光手段30は、光源2からの出射光を
異なる色を有する複数の色光に分離する色分離手段21
と、前記色分離手段21から出射された各色光の光透過
量を調節する光量調節手段23、24、25と、前記光
量調節手段23、24、25から出射された各色光を合
成する色合成手段22とからなり、外部からの情報に基
づいて光量調節手段23、24、25を各色光毎に時分
割で制御することにより、光変調手段20を照明する光
の照度と色のいずれか一方または両方が調節可能とされ
た投射型表示装置とする。
Description
その駆動方法に関し、特に映像表現力に優れ、使用環境
や使用者の好みに合った映像が得られる投射型表示装置
とその駆動方法に関するものである。
像度が高く、低消費電力でかつ薄型の表示装置の要求が
高まり、研究開発が進められている。中でも液晶表示装
置は液晶分子の配列を電気的に制御して、光学的特性を
変化させることができ、上記のニーズに対応できる表示
装置として期待されている。このような液晶表示装置の
一形態として、液晶ライトバルブを用いた光学系からな
る映像源から出射される映像を投射レンズを通してスク
リーンに拡大投射する投射型液晶表示装置(液晶プロジ
ェクタ)が知られている。
光変調手段として液晶ライトバルブを用いたものである
が、投射型表示装置には、液晶ライトバルブの他、デジ
タルミラーデバイス(Digital Mirror Device,以下、D
MDと略記する)を光変調手段としたものも実用化され
ている。ところが、この種の従来の投射型表示装置は以
下のような問題点を有している。
生じる光漏れや迷光のため、充分なコントラストが得ら
れない。そのため、表示できる階調範囲(ダイナミック
レンジ)が狭く、陰極線管(Cathode Ray Tube, 以下、
CRTと略記する)を用いた既存のテレビ受像機に比較
すると、映像の品質や迫力の点で劣ってしまう。ダイナ
ミックレンジが狭いことに起因する映像の品質の問題
は、例えば単純なグラフや表などの映像のように、画面
に表示されている色同士の色差が大きく、画面に表示さ
れている色数が少ない場合には、ダイナミックレンジが
映像の品質に及ぼす影響が小さくなるため問題になるこ
とは少ないが、例えば海や山の風景などの映像のよう
に、画面に表示されている色同士の色差が小さく、画面
に色のグラデーションが表示される場合には、ダイナミ
ックレンジが映像の品質に及ぼす影響が大きくなるため
顕著な問題となっている。
質向上を図ろうとしても、ダイナミックレンジが固定さ
れているために、充分な効果を発揮することができな
い。
る解決策、つまりダイナミックレンジを拡張する方法と
しては、映像信号に応じて光変調手段(ライトバルブ)
を照明する光の光量を変化させることが考えられる。そ
れを実現するのに最も簡便な方法は、ランプなどの光源
からの光出力強度を変化させることである。投射型液晶
表示装置において、メタルハライドランプの出力光の制
御を行う方法が、特開平3−179886号公報に開示
されている。
るランプとしては高圧水銀ランプが現在主流となってい
るが、高圧水銀ランプが出射する光出力強度自体を制御
するのは極めて困難な状況である。したがって、ランプ
が出射する光自体を変化させなくても、光変調手段を照
明する光の光量を映像信号に応じて変化させることので
きる方法が求められている。
型表示装置では、ランプが出射する光、すなわち光変調
手段への入射光の光量が固定されているため、例えば暗
めの鑑賞環境においては画面が明るくなりすぎたり、ま
た、投射距離や投射レンズのズーミングにより投射スク
リーンサイズを変化させた際に、それに応じて画面の明
るさが変化してしまうという問題点もあった。
型表示装置では、ランプが出射する光の色も固定されて
いるため、例えばランプから出射された光自体が特定の
色光に偏っている場合や、使用環境下における照明光や
外光が特定の色光に偏っている場合に、画面が着色され
て映像の色再現性が悪くなってしてしまうという問題点
もあった。また、光変調手段によって変調されることに
よって、画面が着色され、映像の色再現性が悪くなる場
合もあった。
されたものであって、ランプが出射する光自体を変化さ
せることなく光変調手段を照明する光の光量を変化させ
ることができ、映像表現力や使用環境への順応性の面で
優れた効果を発揮することのできる投射型表示装置とそ
の駆動方法を提供することを目的とする。
めに、本発明の投射型表示装置は、照明手段と、前記照
明手段から出射される光を時分割で変調する光変調手段
と、前記光変調手段により変調された光を投射する投射
手段とを有する投射型表示装置であって、前記照明手段
は、光源と調光手段とを備え、前記調光手段は、前記光
源からの出射光を異なる色を有する複数の色光に分離す
る色分離手段と、前記色分離手段から出射された各色光
の光路にそれぞれ設けられ、前記各色光毎の光透過量を
調節する光量調節手段と、前記光量調節手段から出射さ
れた前記各色光を合成する色合成手段とからなり、外部
からの情報に基づいて前記光量調節手段を前記各色光毎
に時分割で制御することにより、前記光変調手段を照明
する光の照度と色のいずれか一方または両方が調節可能
とされたことを特徴とする。
させることなく、光変調手段を照明する光の光量を調節
するための手段として、従来の照明装置に対して、外部
からの情報に基づいて光の照度と色のいずれか一方また
は両方が調節される調光手段を付加すればよいことを見
い出した。上記の「外部からの情報」には、例えば、光
変調手段に供給される映像信号に基づく情報、投射拡大
率に基づく情報、使用環境下における明るさの状況に基
づく情報、使用者の好みに基づく情報などが挙げられ
る。
手段は、光源と調光手段とを備え、前記調光手段は、前
記光源からの出射光を異なる色を有する複数の色光に分
離する色分離手段と、前記各色光毎の光透過量を調節す
る光量調節手段と、前記光量調節手段から出射された各
色光を合成する色合成手段とからなっている。そして、
本発明の投射型表示装置によれば、光源から出射された
光は、色分離手段によって異なる色を有する複数の色光
に分離されて出射され、色分離手段から出射された各色
光は、外部からの情報に基づいて、光量調節手段を各色
光毎に時分割で制御することにより、各色光毎の光透過
量が調節され、ここで各色光毎の光透過量が調節される
ことにより、色合成手段によって再び合成されて光変調
手段を照明する光における照度と色のいずれか一方また
は両方が調節可能とされている。よって、光源が出射す
る光自体を変化させなくても、映像に応じた照度および
色を有する光変調手段を照明する光を得ることができ、
投射型表示装置のダイナミックレンジの拡張に寄与する
ことができる。
例えば外部からの情報が映像信号に基づく情報の場合、
その時の映像シーンが明るい場面であれば光量が多くな
るように、暗い場面であれば光量が少なくなるように、
光源から出射された光は、調光手段によって調節され、
光変調手段を照明する光となる。また、光源から出射さ
れた光は、調光手段によって、投射拡大率に応じて、適
切な明るさとなるように調節され、光変調手段を照明す
る光となる。
えば映像が特定の色調に偏っている場合には、光源から
出射された光は、調光手段によって、映像に合わせて特
定の色調を有する光となるように調節され、光変調手段
を照明する光となるので、映像に合わせて特定の色調の
ダイナミックレンジを拡張することができ、優れた映像
表現力が得られる。
特定の色光に偏っている場合には、光源から出射された
光は、調光手段によって、色の偏りが補正されるととも
に、映像に適した色となるように調節され、光変調手段
を照明する光とされる。さらに、例えば、使用環境下に
おける照明光や外光が特定の色光に偏っている場合に
は、光源から出射された光は、調光手段によって、照明
光や外光に起因する色の偏りが補正されるとともに、映
像に適した色となるように調節され、光変調手段を照明
する光とされる。したがって、本発明の投射型表示装置
によれば、例えば光源から出射された光自体が特定の色
光に偏っている場合や、使用環境下における照明光や外
光が特定の色光に偏っている場合であっても、画面が着
色されて映像の色再現性が悪くなることはない。しか
も、本発明の投射型表示装置では、光源から出射された
光は、映像に適した色となるように調節されるので、優
れた映像表現力が得られる。
光手段によって、投射拡大率、使用環境下の状況、もし
くは使用者の好み等に応じて、適切な照度および色にな
るように調節されて、光変調手段を照明する光となる。
よって、本発明の投射型表示装置によれば、映像表現力
や使用環境への順応性に優れた投射型表示装置を実現す
ることができる。
前記光量調節手段は、前記各色光毎に全ての光が透過す
る状態と全ての光が透過しない状態とのいずれか一方を
選択するように制御されることが望ましい。このような
投射型表示装置によれば、光量調節手段は、光透過量を
容易に制御することができるので、光変調手段を照明す
る光の照度と色のいずれか一方または両方を容易に調節
することができる。
明の投射型表示装置の駆動方法は、上記の投射型表示装
置の駆動方法であって、映像を構成する1フレームあた
りの映像信号に基づいて、前記調光手段を制御する制御
信号を決定し、前記制御信号に基づいて、前記1フレー
ム内において前記色分離手段から出射された各色光が前
記光量調節手段を透過する時間を調節することにより、
前記各色光が前記光量調節手段を透過する光量を調節
し、前記光変調手段を照明する光量を調節するととも
に、前記制御信号に基づいて、前記映像信号を伸長し、
この伸長した映像信号を前記光変調手段に供給すること
によって映像を生成することを特徴とする。
ず、映像を構成する1フレームあたりの映像信号に基づ
いて調光手段を制御する制御信号が決定される。そし
て、制御信号に基づいて、1フレーム内において色分離
手段から出射された各色光が光量調節手段を透過する時
間を調節して、各色光が前記光量調節手段を透過する光
量を調節し、光変調手段を照明する光量を調節するとと
もに、制御信号に基づいて映像信号を伸長する。この動
作によって、投射型表示装置のダイナミックレンジを拡
張することができ、映像表現力や使用環境への順応性に
優れた映像を得ることができる。
おいては、前記制御信号に基づいて、前記1フレーム内
において前記各色光の全てが前記光量調節手段を透過す
る時間と前記各色光の全てが前記光量調節手段を透過し
ない時間との少なくともいずれか一方を調節することに
より、前記光変調手段を照明する光の照度を調節するこ
とを特徴とすることが望ましい。このような投射型表示
装置の駆動方法によれば、光源から出射された光の照度
を、調光手段によって容易に映像に適した照度となるよ
うに調節して、光変調手段を照明する光とすることがで
きるので、優れた映像表現力が得られる。
おいては、前記制御信号に基づいて、前記1フレーム内
において前記各色光が前記光量調節手段を透過する時間
と前記各色光が前記光量調節手段を透過しない時間とを
前記各色光毎に調節することにより、前記光変調手段を
照明する光の色を調整することが望ましい。このような
投射型表示装置の駆動方法によれば、光源から出射され
た光の色を、調光手段によって容易に映像に適した色と
なるように調節して、光変調手段を照明する光とするこ
とができるので、優れた映像表現力が得られる。
の一実施の形態を図面を参照して説明する。まず最初
に、本発明の投射型表示装置の一例である透過型液晶ラ
イトバルブを備えたカラーの投射型液晶表示装置につい
て図面を用いて説明する。図1は、本発明の投射型液晶
表示装置の一例を示す図である。図1に示すように、本
実施の形態の投射型液晶表示装置は、光源2と調光手段
30とを備えた照明装置1(照明手段)と、照明装置1
から出射される光を時分割で変調する液晶ライトバルブ
20(光変調手段)と、液晶ライトバルブ20により変
調された光を投射する投射レンズ26(投射手段)とを
有するものである。
ランプ7の光を反射するリフレクタ8とから構成されて
いる。調光手段30は、光源2からの出射光を色毎に分
離するダイクロイックミラー21(色分離手段)と、ダ
イクロイックミラー21から出射された赤色光R、緑色
光G、青色光Bの光路にそれぞれ設けられた赤色光用ス
イッチング素子23(光量調節手段)、緑色光用スイッ
チング素子24(光量調節手段)、青色光用スイッチン
グ素子25(光量調節手段)と、赤色光用スイッチング
素子23、緑色光用スイッチング素子24、青色光用ス
イッチング素子25から出射された各色光を合成するダ
イクロイックミラー22(色合成手段)とからなる。赤
色光用スイッチング素子23、緑色光用スイッチング素
子24、青色光用スイッチング素子25は、回折格子な
どからなるものであり、光を透過させる時間が制御され
ることにより、光透過量を調節することができるもので
ある。
ては、光源2から出射された光は、図1に示すように、
ダイクロイックミラー21によって赤色光R、緑色光
G、青色光Bに分離される。ダイクロイックミラー21
から出射された赤色光R、緑色光G、青色光Bは、赤色
光用スイッチング素子23、緑色光用スイッチング素子
24、青色光用スイッチング素子25によって後述する
ようにそれぞれ光透過量が調節され、ダイクロイックミ
ラー22に入射される。ダイクロイックミラー22に入
射した光は、再び合成されて液晶ライトバルブ20を照
明する光として出射される。そして、液晶ライトバルブ
20によって変調され、投射レンズ26によりスクリー
ン27上に投射されて、拡大された画像が表示される。
緑色光用スイッチング素子24、青色光用スイッチング
素子25による光透過量の調節方法について図面を参照
して説明する。図2および図3は、映像を構成する1フ
レームの時間において、赤、緑、青の各色光が表示また
は非表示となっている時間を示した図である。各色光に
おいて、表示とは各色光に対応するスイッチング素子を
光が透過している状態を示し、表示とは各色光に対応す
るスイッチング素子を光が透過していない状態を示して
いる。そして、表示と非表示の切り替えは、赤色光用ス
イッチング素子23、緑色光用スイッチング素子24、
青色光用スイッチング素子25によって、各色光毎に行
われ、表示となっている時間と非表示となっている時間
の割合を変化させることによって、各色光毎に光透過量
の調節ができるようになっている。
液晶ライトバルブ20を照明する光となる光であり、各
色光の表示と非表示とが切り替えられるのと同期して、
色液晶ライトバルブ20によって変調される色も切り替
えられるようになっている。
光の照度を向上させたい場合には、図2に示すように、
1フレームの時間において、赤、緑、青の各色光が全て
表示となっている時間を設ければよく、照度を低下させ
る程度は、全て表示となっている時間の割合をスイッチ
ング素子によって変化させることにより、任意に設定さ
れる。また、液晶ライトバルブ20を照明する光の照度
を低下させたい場合には、図3に示すように、1フレー
ムの時間において、赤、緑、青の各色光が全て非表示と
なっている時間を設ければよく、照度を向上させる程度
は、全て表示となっている時間の割合をスイッチング素
子によって変化させることにより、任意に設定される。
なっている時間と非表示となっている時間の割合は、
赤、緑、青の各色光で同じとなっているが、各色光の表
示となっている時間と非表示となっている時間の割合を
変化させれば、ダイクロイックミラー22によって任意
の色を合成することができる。このように、赤色光用ス
イッチング素子23、緑色光用スイッチング素子24、
青色光用スイッチング素子25によって、各色光毎に光
透過量が調節可能とされていることにより、光源2から
出射された光は、照度と色のいずれか一方または両方が
調節され、液晶ライトバルブ20を照明する光とされ
る。
を参照して、本実施形態の投射型液晶表示装置の駆動方
法を説明するとともに、光源から出射された光を調節し
て光変調手段を照明する光とする調光機能について説明
する。図4は、本実施形態の投射型液晶表示装置の駆動
回路の構成を示すブロック図である。従来の投射型液晶
表示装置の場合、入力された映像信号は適当な補正処理
を経て、そのまま液晶パネルドライバに供給されるが、
本実施形態の投射型液晶表示装置の場合、調光機能を有
し、かつそれを映像信号に基づいて制御するので、以下
に説明するような回路が必要となる。
うに、アナログ信号として入力された映像信号がADコ
ンバータ31を経て、第1のデジタル信号処理回路であ
るDSP(1)32(照度制御信号決定手段)と、DS
P(4)42(色制御信号分離手段)とに入力される。
制御信号を決定するものであり、DSP(1)32にお
いて決定された照度の制御信号が、DSP(2)33
(照度制御手段)に入力されると、DSP(2)33が
照度の制御信号に基づいて調光素子ドライバ34を制御
する。また、DSP(4)42は、映像信号を赤、緑、
青の各色毎の映像信号に分離するものであり、DSP
(4)42において分離された各色毎の映像信号から、
各色毎に色の制御信号が決定されるDSP(5R)43
(色制御信号決定手段)、DSP(5G)44(色制御
信号決定手段)、DSP(5B)45(色制御信号決定
手段)に入力され、DSP(5R)43、DSP(5
G)44、DSP(5B)45において決定された各色
の制御信号が、DSP(6)46(色制御手段)に入力
されると、DSP(6)46が各色毎の制御信号を比較
して調光素子ドライバ34を制御する。
46とに制御される調光素子ドライバ34が、赤色光用
スイッチング素子23、緑色光用スイッチング素子2
4、青色光用スイッチング素子25を実際に駆動する。
た照度の制御信号およびDSP(5R)43、DSP
(5G)44、DSP(5B)45において決定された
各色の制御信号は、映像信号とともにDSP(3)36
にも入力される。DSP(3)36では、照度および色
の制御信号に基づいて映像信号を適当な階調範囲にまで
伸長する。そして、DSP(3)36で伸長処理が行わ
れた映像信号が、DAコンバータ37により再びアナロ
グ信号に変換された後、パネルドライバ38に入力さ
れ、パネルドライバ38から液晶ライトバルブ20に供
給される。
[1]表示映像適応型の制御の他に、[2]投射拡大率によ
る制御、[3]外部からの制御などが考えられる。以下に
それぞれの方法について説明する。 [1]表示映像適応型の制御 本実施形態の投射型液晶表示装置においては、光源から
出射された光の制御は、照度と色の両方に対して行われ
る。はじめに、光源から出射された光の照度を調節する
制御方法について説明する。
るい映像シーンでは光量が多くなり、暗いシーンでは光
量が少なくなるような表示映像に適応した明るさの制御
を行う場合について考える。この時は、上記のように、
DSP(1)32において映像信号に基づいて照度の制
御信号が決定されるが、その方法には例えば次の3通り
が考えられる。
る画素データのうち、明るさが最大の階調数を照度の制
御信号とする方法。例えば0〜255の256ステップ
の階調数を含む映像信号を想定する。連続した映像を構
成する任意の1フレームに着目した場合、そのフレーム
に含まれる画素データの階調数毎の出現数分布(ヒスト
グラム)が、図5(a)のようになったとする。この場
合、ヒストグラムに含まれる最も明るい階調数が190
であるので、この階調数190を照度の制御信号とす
る。この方法は、入力される映像信号に対し、最も忠実
に明るさを表現できる方法である。
る階調数毎の出現数分布(ヒストグラム)より、最大の
明るさから出現数について一定の割合(例えば10%)
となる階調数を照度の制御信号とする方法。例えば映像
信号の出現数の分布が図6のようであったとすると、ヒ
ストグラムの面積で明るい側から10%の領域をとる。
10%に相当するところの階調数が230であったとす
ると、この階調数230を照度の制御信号とする。図6
に示したヒストグラムのように、階調数255の近傍に
突発的なピークがあった場合、上記(a)の方法を採用
すれば、階調数255の映像信号が照度の制御信号とな
る。しかしながら、この突発的なピーク部分は、画面全
体における情報としてはあまり意味をなしていない。こ
れに対して、階調数230を照度の制御信号とする本方
法は、画面全体の中で情報として意味を持つ領域によっ
て判定する方法と言うことができる。なお、上記の割合
は2〜50%程度の範囲で変化させてもよい。
ブロック毎、含まれている画素の階調数の平均値を求
め、最大のものを照度の制御信号とする方法。例えば図
7に示すように、画面をm×n個のブロックに分割し、
それぞれのブロックA11,…,Amn毎の明るさ(階
調数)の平均値を算出し、そのうちで最大のものを照度
の制御信号とする。なお、画面の分割数は6〜200程
度とすることが望ましい。この方法は、画面全体の雰囲
気を損なうことなく、明るさを制御できる方法である。
上記(a)から(c)の方法について、照度の制御信号
の判定を、表示領域全体に対して行う他に、例えば表示
領域の中央部分など、特定の部分だけに上記方法を適用
することもできる。この場合、視聴者が注目している部
分より照度を決定するような制御の仕方が可能となる。
方法で決定した照度の制御信号に基づいて調光素子ドラ
イバ34を制御するが、この方法にも例えば次の3通り
が考えられる。 (a)出力された照度の制御信号に応じてリアルタイム
で制御する方法。この場合は、DSP(1)32から出
力された照度の制御信号をそのまま調光素子ドライバ3
4に供給すればよいため、DSP(2)33での信号処
理は不要となる。この方法は映像の明るさに完全に追従
する点で理想的ではあるが、映像の内容により画面の明
暗が短い周期で変化することもあり、鑑賞時に余計なス
トレスを感じるなどの問題が発生する恐れがある。
(ローパスフィルター)をかけ、その出力で制御する方
法。例えばLPFによって1〜30秒以下の照度の制御
信号の変化分をカットし、その出力によって制御する。
この方法によれば、細かい時間の変化分はカットされる
ため、上記のような短い周期での明暗の変化を避けるこ
とができる。
を検出する方法。照度の制御信号に所定の大きさ以上
(例えば60階調以上)の変化があった場合にのみ調光
素子34を制御する。この方法によれば、シーンの切り
替わりなどに応じた制御を行うことができる。
像信号が照度の制御信号に決定された場合、最大明るさ
(階調数255)の光量を100%とすると、190/
255=75%の光量が得られるようにスイッチング素
子を駆動する。本実施の形態の場合、上述したように、
赤色光用スイッチング素子23、緑色光用スイッチング
素子24、青色光用スイッチング素子25によって、全
ての色光が透過する時間と全ての色光が透過しない時間
とを制御することにより、光透過量が75%になるよう
にする。同様に、階調数230の映像信号が照度の制御
信号である場合、230/255=90%の光量が得ら
れるようにスイッチング素子を駆動する。
る制御方法について説明する。この時は、上記のよう
に、DSP(4)42において分離された各色毎の映像
信号に基づいて、DSP(5R)43、DSP(5G)
44、DSP(5B)45において、色の制御信号が各
色毎にDSP(1)32と同様にして決定される。
方法で各色毎に決定された色の制御信号を比較して、D
SP(2)33と同様にして調光素子ドライバ34を制
御する。
制御し、所定の光量が得られるようにスイッチング素子
を駆動する。本実施の形態の場合、上述したように、赤
色光用スイッチング素子23、緑色光用スイッチング素
子24、青色光用スイッチング素子25によって、各色
光毎に各色光が透過する時間を制御することにより、各
色光毎に所定の光透過量となるようにする。
(1)32で決定された照度の信号と、DSP(4)4
2において決定された色の制御信号と、映像信号とに基
づいて映像信号を適当な階調範囲まで伸長する。例えば
最大階調範囲にまで伸長し、光源から出射された光の照
度のみを調節する場合、上記の例では表示可能な最大階
調数が255であるから、図11(a)の例で照度の制
御信号が階調数190の場合、階調数0〜190までの
映像信号を図11(b)に示すように階調数0〜255
まで伸長する。このような映像信号の伸長処理によっ
て、映像のダイナミックレンジを拡張しつつ、滑らかな
階調表現を実現することができる。
常は液晶ライトバルブにおける単位面積あたりの光量が
一定であるから、拡大側では画面が暗くなり、縮小側で
明るくなる傾向にある。したがって、これを補正するよ
うに、拡大側に変化させた場合には光量が増えるよう
に、縮小側に変化させた場合には光量が減るように調光
素子を制御する。
する。例えば暗い鑑賞環境においては光量が少なく、明
るい鑑賞環境においては光量が多くなるように調光素子
35を制御する。この場合、使用者がコントローラを用
いて、もしくは調光素子を直接操作するなどして調節す
る構成としてもよいし、明るさセンサなどを設けて自動
的に制御される構成としてもよい。ただし、これら
[2]、[3]の制御を行う場合には、図4で示した以外の
回路構成が必要になる。
ば、外部からの情報に基づいてスイッチング素子を各色
光毎に時分割で制御することにより、液晶ライトバルブ
20を照明する光の照度と色とが調節可能とされている
ので、光源2が出射する光自体を変化させなくても、光
源2から出射された光は、投射拡大率、使用環境下の状
況、もしくは使用者の好み等に応じて、適切な照度およ
び色になるように調節されて、液晶ライトバルブ20を
照明する光となる。よって、映像表現力や使用環境への
順応性に優れた投射型液晶表示装置を実現することがで
きる。
出射された光の照度と色とを調節して液晶ライトバルブ
20を照明する光としたが、照度のみまたは色のみを調
節して液晶ライトバルブ20を照明する光としてもよ
い。
投射型液晶表示装置によれば、外部からの情報に基づい
て光量調節手段を各色光毎に時分割で制御することによ
り、光変調手段を照明する光の照度と色のいずれか一方
または両方が調節可能とされているので、光源が出射す
る光自体を変化させなくても、映像に応じた照度および
色を有する光変調手段を照明する光を得ることができ、
投射型表示装置のダイナミックレンジの拡張に寄与する
ことができる。
によれば、映像を構成する1フレームあたりの映像信号
に基づいて、各色光が光量調節手段を透過する光量を調
節し、光変調手段を照明する光量を調節するとともに、
映像信号を表示可能な最大階調範囲まで伸長するので、
投射型表示装置のダイナミックレンジを拡張することが
でき、映像表現力や使用環境への順応性に優れた映像を
得ることができる。
る。
赤、緑、青の各色光が表示または非表示となっている時
間を示した図である。
赤、緑、青の各色光が表示または非表示となっている時
間を示した図である。
の構成を示すブロック図である。
映像信号から照度の制御信号を決定する第1の方法を説
明するための図である。
映像信号から照度の制御信号を決定する第2の方法を説
明するための図である。
映像信号から照度の制御信号を決定する第3の方法を説
明するための図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 照明手段と、前記照明手段から出射され
る光を時分割で変調する光変調手段と、前記光変調手段
により変調された光を投射する投射手段とを有する投射
型表示装置であって、 前記照明手段は、光源と調光手段とを備え、 前記調光手段は、前記光源からの出射光を異なる色を有
する複数の色光に分離する色分離手段と、 前記色分離手段から出射された各色光の光路にそれぞれ
設けられ、前記各色光毎の光透過量を調節する光量調節
手段と、 前記光量調節手段から出射された前記各色光を合成する
色合成手段とからなり、 外部からの情報に基づいて前記光量調節手段を前記各色
光毎に時分割で制御することにより、前記光変調手段を
照明する光の照度と色のいずれか一方または両方が調節
可能とされたことを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項2】 前記光量調節手段は、前記各色光毎に全
ての光が透過する状態と全ての光が透過しない状態との
いずれか一方を選択するように制御されることを特徴と
する請求項1に記載の投射型表示装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の投射型
表示装置の駆動方法であって、 映像を構成する1フレームあたりの映像信号に基づい
て、前記調光手段を制御する制御信号を決定し、 前記制御信号に基づいて、前記1フレーム内において前
記色分離手段から出射された各色光が前記光量調節手段
を透過する時間を調節することにより、前記各色光が前
記光量調節手段を透過する光量を調節し、前記光変調手
段を照明する光量を調節するとともに、 前記制御信号に基づいて、前記映像信号を伸長し、この
伸長した映像信号を前記光変調手段に供給することによ
って映像を生成することを特徴とする投射型表示装置の
駆動方法。 - 【請求項4】 前記制御信号に基づいて、前記1フレー
ム内において前記各色光の全てが前記光量調節手段を透
過する時間と前記各色光の全てが前記光量調節手段を透
過しない時間との少なくともいずれか一方を調節するこ
とにより、前記光変調手段を照明する光の照度を調節す
ることを特徴とする請求項3に記載の投射型表示装置の
駆動方法。 - 【請求項5】 前記制御信号に基づいて、前記1フレー
ム内において前記各色光が前記光量調節手段を透過する
時間と前記各色光が前記光量調節手段を透過しない時間
とを前記各色光毎に調節することにより、前記光変調手
段を照明する光の色を調整することを特徴とする請求項
3または請求項4に記載の投射型表示装置の駆動方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001316035A JP2003121926A (ja) | 2001-10-12 | 2001-10-12 | 投射型表示装置とその駆動方法 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003121926A true JP2003121926A (ja) | 2003-04-23 |
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ID=19134104
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JP2001316035A Withdrawn JP2003121926A (ja) | 2001-10-12 | 2001-10-12 | 投射型表示装置とその駆動方法 |
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