JP5115212B2 - 印字システム - Google Patents
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Description
図1に示すように、本発明の一実施の形態による印字システム1は、制御部14を含むインクジェットプリンタ20と、パーソナルコンピュータ(PC)15とから構成されている。PC15は、ディスプレイ16と、ディスプレイ16に表示されるカーソルと連動するポインティングデバイスとしてのマウス17(図4参照)を有している。制御部14とPC15とは相互に接続されている。インクジェットプリンタ20は、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのインクをそれぞれ吐出する4つのインクジェットヘッド2を有するカラーインクジェットプリンタである。インクジェットプリンタ20には、図1中左方に給紙機構11、図1中右方に排紙部12が設けられている。
フレーム4は、図2及び図3に示すように、プリンタ20に設けられた一対の昇降機構51により、鉛直方向に移動可能に支持されている。一対の昇降機構51は、副走査方向に関して4つのインクジェットヘッド2を挟んで両側に配置されている。各昇降機構51は、フレーム4を鉛直方向に移動させる駆動源としてのヘッドモータ52と、ヘッドモータ52の軸に固定されたピニオンギヤ53と、ピニオンギヤ53と噛合するラックギヤ54と、ピニオンギヤ53との間にラックギヤ54を挟む位置に配置されたガイド56とを含む。
画像センサ201は、副走査方向に沿って最も下流にあるインクジェットヘッド2の下流側側面に取り付けられている。したがって、画像センサ201は、昇降機構51を駆動することによって、フレーム4及び4つのインクジェットヘッド2に連動して一体となって移動可能となっている。画像センサ201は副走査方向に沿って最も下流にあるインクジェットヘッド2とフレーム4との間隙に配置されているので、画像センサ201の下面は、フレーム4に遮られることなく、搬送ベルト8の外周面8aと対向している。また、画像センサ201は、印字位置において搬送ベルト8の表面あるいは画像が形成された用紙の表面に合焦する位置に固定されている。
図2及び図3に戻って、インクジェットヘッド2に対してメンテナンス処理つまり回復処理を行うためのメンテナンスユニット70について説明する。これら図面に示すように、メンテナンスユニット70がインクジェットヘッド2の左側(退避位置)に配置されている。メンテナンスユニット70は、水平移動可能な2つのトレイ71、75を有している。このうち、トレイ71は、上方に開口したほぼ方形の箱形状を有し、トレイ75を内包している。トレイ71とトレイ75とは、後述の凹部74bと凸部83aとが係合すること、及び、その係合が解除されることで、両者が連結した状態と両者の連結が解除された状態とを切り換え可能になっている。
次に、印字システム1の制御系について、図4を参照して説明する。プリンタ20の制御部14は、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行する制御プログラム及び制御プログラムに使用されるデータが記憶されているROM(Read Only Memory)と、プログラム実行時にデータを一時記憶するためのRAM(Random Access Memory)とを有している。これらは、検出制御部32、回復制御部33、表示制御部34などとして機能する。制御部14には、操作ボタン18及びLED(発光ダイオード)19が接続されている。
次に、本実施の形態に係る印字システム1の動作について、図5に示すフローチャートに即して説明する。動作を開始した制御部14は、まず、ステップS1において、PC15又はその他の機器から印字データを含む印字命令(N枚の連続した印字であり、Nは1以上の自然数)を受信するのを待機する。そして、印字命令を受信すると(S1:YES)、ステップS2において、前回行った吐出不良検出以降の印字枚数Pが所定枚数Pth以上となっていた場合に自動的に吐出不良検出を行うか否かを、記憶部41に記憶された自動検出指示データに基づいて判断部42が判断する。つまり、ユーザが設定した自動検出指示データが吐出不良検出が自動的に行われることを指示するものであれば、自動的に吐出不良検出を行うと判断し、ユーザが設定した自動検出指示データが吐出不良検出が自動的に行われることを指示しないものであれば、自動的に吐出不良検出を行わないと判断する。そして、自動的に吐出不良検出を行わないと判断した場合であれば(S2:NO)、ステップS3に進む。自動的に吐出不良検出を行うと判断した場合であれば(S2:YES)、ステップS4に進む。
2 インクジェットヘッド(印字ヘッド)
3 ヘッド本体
3a 吐出面
4 フレーム
8 搬送ベルト
8a 外周面
14 制御部
15 PC
16 ディスプレイ(第1、第2の照会手段の一部)
18 操作ボタン
19 LED(第1、第2の照会手段の一部)
20 インクジェットプリンタ(印字装置)
32 検出制御部(検出制御手段)
33 回復制御部(回復制御手段)
34 表示制御部(第1、第2の照会手段の一部)
41 記憶部(第1〜4の記憶手段)
42 判断部(第1〜6の判断手段)
43 表示制御部(第1、第2の照会手段の一部)
51 昇降機構
201 画像センサ
Claims (7)
- 記録媒体を搬送する搬送機構、前記搬送機構によって搬送されている記録媒体の表面に向けて液体を吐出する印字ヘッド、前記搬送機構によって搬送されている記録媒体の表面又は前記搬送機構において記録媒体が載置される搬送面を撮像可能である画像センサ、及び、前記印字ヘッドの回復処理を行う回復機構を含む印字装置と、
前記印字ヘッドからの液体の吐出不良検出が自動的に行われることをユーザが希望するか否かを選択的に指示する自動検出指示データを、ユーザの操作に応じて書き換え可能に記憶する第1の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に記憶された前記自動検出指示データに基づいて、前記印字装置の動作履歴が第1の所定条件に適合したときに前記吐出不良検出を行うか否かを判断する第1の判断手段と、
前記印字装置の動作履歴が前記第1の所定条件に適合するか否かを判断する第2の判断手段と、
前記吐出不良検出を行わないと前記第1の判断手段が判断したときに、前記印字装置の動作履歴が前記第1の所定条件に適合している状態で前記吐出不良検出を行うことをユーザが希望するか否かをユーザに問い合わせる第1の照会手段と、
前記第1の照会手段による問い合わせに対するユーザの応答に基づいて、前記吐出不良検出を行うか否かを判断する第3の判断手段と、
前記吐出不良検出を行うと前記第1の判断手段が判断し且つ前記印字装置の動作履歴が前記第1の所定条件に適合したとき、及び、前記吐出不良検出を行うと前記第3の判断手段が判断したときに、前記印字ヘッドによって画像が記録された記録媒体の前記表面又は前記搬送機構の前記搬送面を撮像するように前記画像センサを制御すると共に、前記画像センサが記録媒体の前記表面又は前記搬送面を撮像することによって得られた画像データに基づいて、前記印字ヘッドからの液体の吐出不良の有無を認識する検出制御手段と、
前記吐出不良が生じている前記印字ヘッドの前記回復処理が自動的に行われることをユーザが希望するか否かを選択的に指示する自動回復指示データを、ユーザの操作に応じて書き換え可能に記憶する第2の記憶手段と、
前記第2の記憶手段に記憶された前記自動回復指示データに基づいて、前記印字ヘッドからの液体の吐出不良が生じていることを前記検出制御手段が認識したときに前記回復処理を行うか否かを判断する第4の判断手段と、
前記回復処理を行わないと前記第4の判断手段が判断したときに、前記回復処理を行うことをユーザが希望するか否かをユーザに問い合わせる第2の照会手段と、
前記第2の照会手段による問い合わせに対するユーザの応答に基づいて、前記回復処理を行うか否かを判断する第5の判断手段と、
前記回復処理を行うと前記第4の判断手段が判断したとき、及び、前記回復処理を行うと前記第5の判断手段が判断したときに、前記印字ヘッドの前記回復処理を行うように前記回復機構を制御する回復制御手段とを備えていることを特徴とする印字システム。 - 前記回復処理を行わないと前記第4の判断手段が判断したときに、前記印字装置の動作履歴が第2の所定条件に適合するか否かを判断する第6の判断手段をさらに備えており、
前記印字装置の動作履歴が前記第2の所定条件に適合すると前記第6の判断手段が判断したときに、前記第2の照会手段は、前記回復処理を行うことをユーザが希望するか否かをユーザに問い合わせず、前記回復制御手段は、前記印字ヘッドの前記回復処理を行うように前記回復機構を制御することを特徴とする請求項1に記載の印字システム。 - 前記第2の所定条件は、前回行った前記印字ヘッドの前記回復処理以降に前記回復処理を行わないと前記第5の判断手段が連続して判断した回数が所定回数以上となっていること、及び、前回行った前記印字ヘッドの前記回復処理以降に記録された記録媒体の枚数が第2の所定枚数以上となっていることのいずれかであることを特徴とする請求項2に記載の印字システム。
- 前記所定回数を示す回数データ及び前記第2の所定枚数を示す第2の枚数データのいずれかを、ユーザの操作に応じて書き換え可能に記憶する第3の記憶手段をさらに備えていることを特徴とする請求項3に記載の印字システム。
- 前記第1の所定条件は、前回行った前記吐出不良検出以降に記録された記録媒体の枚数が第1の所定枚数以上となっていることであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の印字システム。
- 前記第1の所定枚数を示す第1の枚数データを、ユーザの操作に応じて書き換え可能に記憶する第4の記憶手段をさらに備えていることを特徴とする請求項5に記載の印字システム。
- 前記第1の判断手段は、前記印字装置の動作履歴が前記第1の所定条件に適合していると判断した場合にのみ、自動的に前記吐出不良検出を行うか否かを前記第1の記憶手段に記憶された前記自動検出指示データに基づいて判断することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の印字システム。
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