JP5114965B2 - ステータコアおよび回転電機 - Google Patents

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本発明は、ステータコアおよびステータコアを備えた回転電機に関し、特に、分割ステータコアによって形成されたステータコアおよびこのステータコアを備えた回転電機に関する。
近年、ステータコアを複数の分割ステータコアによって形成した回転電機が各種提案されている。この回転電機のステータコアは、各分割ステータコアにコイルを巻回した後に、分割ステータコアを環状に配置して、外側から焼き嵌めすることで構成され、コイルの巻回作業を容易に行なうことができる。
このように、ステータコアが複数の分割ステータコアによって構成された回転電機としては、たとえば、特開平8−205434号公報に記載された回転電機がある。
この特開平8−205434号公報に記載された回転電機は、各分割ステータコアの一方の側面に形成された連結用凹みおよび他方の側面に形成された連結用突起を備え、各分割ステータコアを連結用凹みと連結用突起とを接続して、各分割ステータコアを環状に接続している。
また、特開平8−149726号公報および特開平6−105487号公報に記載された回転電機においても、上記特開平8−205434号公報に記載された回転電機と同様に、各分割ステータコアの一方の側面に形成された突起部と、他方の側面に形成された凹部とを互いに嵌め合わせることで、ステータコアを構成している。
さらに、特開平8−149725号公報に記載された回転電機は、各分割ステータコアの両側面には切欠部が形成されており、この各切欠部にピンを装着することで、各分割ステータコアを環状に組み合わせている。
特開平8−205434号公報 特開平8−149726号公報 特開平6−105487号公報 特開平8−149725号公報
しかし、特開平8−205434号公報に記載された回転電機においては、各分割ステータコア同士は、連結用凹みと連結用突起とで連設されると共に、側面同士が略全面接触しあっている。このため、連結用凹部および連結用突起の寸法精度のみならず、両側面の寸法精度も正確にとる必要が生じる。
また、同様に、特開平8−149726号公報、特開平6−105487号公報および特開平8−149725号公報に記載された回転電機においても、同様に、各分割ステータコアの側面の略全面同士が接触しているため、各分割ステータコアの寸法精度が高度に要求される。
仮に、寸法誤差が生じた分割ステータコアを組み付けた場合には、ステータティースの端面とロータとの距離が、分割ステータコアごとにばらついてしまう。このように、ステータティースの位置にばらつきが生じると、ロータに生じる吸引力が各ステータティースによって異なり、ロータが回転したときに振動が生じるなどの弊害が生じる。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、各分割ステータコアに要求される寸法精度を低く抑えつつも、各分割ステータコアを正確に所定の位置に配置させることができ、ロータに振動等が生じることを抑制することができるステータコアおよび回転電機を提供することである。
本発明に係るステータコアは、複数の分割ステータコアを環状に配置して、形成された組立ステータコアと、組立ステータコアの周面に配置され、各分割ステータコアを組立ステータコアの径方向内方に向けて押圧して、分割ステータコアを環状に配置した状態で固定可能な固定部材とを備える。そして、上記分割ステータコアは、第1分割ステータコアと、第1分割ステータコアに対して組立ステータコアの周方向に隣接する第2分割ステータコアと、第1分ステータコアに対して第2分割ステータコアと反対側に位置する第3分割ステータコアとを含む。さらに、上記第1分割ステータコアは、第2分割ステータコアと接触する第1接触部と、第3分割ステータコアと接触する第2接触部と、固定部材と接触する第3接触部とによって支持されている。また、上記第1接触部が位置する第1分割ステータコアの第1側面のうち、第1接触部以外の部分が第2分割ステータコアの表面から離間しており、第2接触部が位置する第1分割ステータコアの第2側面のうち、第2接触部以外の部分が第3分割ステータコアから離間している。上記第1側面には、第1退避凹部が形成される。上記第1接触部は、第1退避凹部より第1分割ステータコアの上端部側に形成された第1上側接触部と、第1退避凹部より第1分割ステータコアの下端部側に形成された第2下側接触部とを含む、上記第2側面には、第2退避凹部が形成される。上記第2接触部は、第2退避凹部より第1分割ステータコアの上端部側に形成された第2上側接触部と、第2退避凹部よりも第1分割ステータコアの下端部側に形成された第2下側接触部とを含む。
好ましくは、上記第1接触部と第2接触部とは、組立ステータコアの中心を中心とする仮想円上に配列している。
好ましくは、上記第1分割ステータコアは、第1側面に形成された第1凹部または第1凸部と、第2側面に形成された第2凹部または第2凸部とを含み、第2分割ステータコアは、第1側面と対向する第3側面に形成され、第1凹部内に入り込む第3凸部または第1凸部を受け入れ可能な第3凹部とを含む。そして、上記第3分割ステータコアは、第2側面と対向する第4側面に形成され、第2凹部内に入り込む第4凸部または第2凸部を受け入れる第4凹部とを含む。そして上記第1接触部は、第1凸部と第3凹部との接触箇所または第1凹部と第3凸部との接触箇所とされ、第2接触部は、第2凸部と第4凹部との接触箇所または第2凹部と第4凸部との接触箇所とされている。
好ましくは、上記第1から第4凸部の表面は湾曲面とされ、第1から第4凹部は、第1から第4凸部の湾曲面よりも曲率半径の大きな湾曲面とされる。
好ましくは、上記第1接触部は、第1側面のうち、第1分割ステータコアの径方向の中央部よりも組立ステータコアの径方向外方側に位置し、第2接触部は、第2側面のうち、第1分割ステータコアの径方向の中央部よりも組立ステータコアの径方向外方側に位置する。
好ましくは、上記第3接触部が位置する第1分割ステータコアの周面のうち、第3接触部以外の部分が固定部材の内表面から離間する。
好ましくは、上記分割ステータコアは、組立ステータコアの径方向内方に向けて突出し、コイルが装着される突極部を有するI型分割ステータコアと、突極部の端面より、径方向外方側に位置する介在ステータコアとを含む。
本発明に係る回転電機は、上記ステータコアを備える。
本発明に係るステータコアおよび回転電機によれば、正確に各分割ステータコアを所定の位置に配列ささせることができる一方で、各分割ステータコアに要求される寸法精度を低く抑えることができ、ロータが回転したときに振動などの弊害が生じることを抑制することができる。
図1から図11を用いて、本実施の形態に係るモータ100およびステータコア12について説明する。なお、同一および相当する構成には、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図1は、ハイブリッド自動車に搭載されるモータを模式的に表わした断面図である。図中のモータを搭載するハイブリッド自動車は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関と、充放電可能な2次電池(バッテリ)とを動力源とする。
図1を参照して、モータ(回転電機)100は、ロータ(回転子)10と、ロータ10の外周上に配設されたステータ12とを備える。ロータ10は、中心軸Oを中心に回転する回転シャフト123を備えている。
ロータ10は、ロータコア110と、ロータコア110の表面に設けられた永久磁石111とを含む。なお、この図1に示す例においては、SPM(Surface Permanent Magnet)とされているが、IPM(Interior Permanent Magnet)としてもよい。ロータコア110は、中心軸Oに沿って円筒状に延びる形状を有する。ロータコア110は、中心軸Oの軸方向に積層された複数の電磁鋼板121を含む。
ステータ12は、ステータコア102と、このステータコア102に装着されたコイル70とを備えている。
コイル70は、3相ケーブル60によって制御装置95に電気的に接続されている。3相ケーブル60は、U相ケーブル61、V相ケーブル62およびW相ケーブル63からなる。コイル70は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルからなり、これらの3つのコイルの端子に、それぞれ、U相ケーブル61、V相ケーブル62およびW相ケーブル63が接続されている。
制御装置95には、ハイブリッド自動車に搭載されたECU(Electrical Control Unit)80から、モータ100が出力すべきトルク指令値が送られる。制御装置95は、そのトルク指令値によって指定されたトルクを出力するためのモータ制御電流を生成し、そのモータ制御電流を、3相ケーブル60を介してコイル70に供給する。
図2は、図1のII−II線における断面図である。この図2に示す例においては、ステータコア102は、複数の分割ステータコア13A,13Bを環状に配置して形成された組立ステータコア13と、この組立ステータコア13の周面に配置された固定部材11とを備えている。この分割ステータコア13Aと分割ステータコア13Bとは、互いに交互に配列している。
分割ステータコア13Aは、組立ステータコア13の径方向内方に向けて突出するステータティース14を備えており、このステータティース14には、コイル70が巻回(装着)されている。
そして、ステータティース14の端面14aは、ロータ10の外周面から僅かに離れており、ステータティース14の端面14aとロータ10の外周面との間には、ギャップが形成されている。
図3は、図2の一部を拡大視した断面図である。この図3に示されるように、分割ステータコア13Aは、組立ステータコア13の径方向に向けて延びるI字型の分割ステータコアであり、分割ステータコア13Bは、組立ステータコア13の周方向に延びる一字型分割コアである。
分割ステータコア13Aの径方向内方に位置する端面14aは、分割ステータコア13Bの内周面14bよりも径方向内方に位置している。
このため、周方向に隣り合うステータティース14と、分割ステータコア13Bとによって、コイル70が収容されるスロットが規定されている。
分割ステータコア13Aの一方の側面(第1側面)15aには、凹部(第1凹部)40が形成されており、他方の側面(第2側面)15bにも、凹部(第2凹部)41が形成されている。
そして、分割ステータコア(第1分割ステータコア)13A1に対して側面15a側に位置する分割ステータコア(第2分割ステータコア)13B2の側面17aには、凹部40に向けて張出す張出部(第3凸部)44が形成されている。
分割ステータコア13B2の他方の側面17bには、張出部44と反対方向に張出す張出部45が形成されている。
分割ステータコア13A1に対して、他方の側面15b側に位置する分割ステータコア(第3分割ステータコア)13B1の側面16bには、凹部41に向けて張り出す張出部43が形成されている。そして、分割ステータコア13B1の他方の側面16aには、張出部43と反対方向に張出す張出部42が形成されている。
ここで、凹部40、41は、分割ステータコア13A1の内方に向けて凹む湾曲面とされている。その一方で、張出部44、43は、凹部40、41に向けて張出すような湾曲面とされている。ここで、張出部44,43の曲率半径は、凹部40、41の曲率半径よりも小さくなっている。このため、張出部44、43の少なくとも一部は、凹部40、41内に入り込んでいる。そして、張出部44は、凹部40の表面と接触部P1にて接触している。そして、この接触部P1においては、張出部44の頂点部と、凹部40の頂点部とが互いに当接している。
その一方で、接触部P1から離れるにしたがって、凹部40の表面と張出部44の表面とは互いに離れるようになっている。さらに、分割ステータコア13A1の側面15aのうち、凹部40と隣り合う部分と、分割ステータコア13B2の側面17aのうち、張出部44と隣り合う部分とは、互いに離れている。
張出部43は、凹部41の表面と接触部P2にて接触している。その一方で、接触部P2から離れるにしたがって、凹部41の表面と張出部43の表面とは互いに離れるようになっている。さらに、分割ステータコア13A1の側面15bのうち、凹部41と隣り合う部分と、分割ステータコア13B1の側面16bのうち、張出部43と隣り合う部分とは、互いに離れている。
分割ステータコア13A1の径方向外方に位置する外周面49は、幅方向の端部側から幅方向の中央部に向かうにしたがって、径方向外方に向けて張り出すような湾曲面とされている。
そして、この外周面49の幅方向の中央部は、固定部材11の内周面と接触する接触部(第3接触部)P3とされている。なお、接触部P3から外周面49の端部側に向かうにしたがって、外周面49と固定部材11の内周面とは、離れるようになっている。
このように、分割ステータコア13A1は、接触部P1にて、分割ステータコア13B2によって支持されており、接触部P2にて、分割ステータコア13B1によって、支持されており、さらに、接触部P3にて、固定部材11によって支持されてる。
このように、3つの接触部P1〜P3によって分割ステータコア13Aは支持されているため、その位置は固定され、変位することが抑制されている。
その一方で、分割ステータコア13A1のうち、各接触部P1〜P3以外の部分では、他の部材と接触しないように、各部材の表面から離れるように退避している。
分割ステータコア13B2に対して分割ステータコア13A1と反対側には、分割ステータコア13A2が位置している。
この分割ステータコア13A2の側面18a、18bのうち、分割ステータコア13B2と対向する側面18bには、凹部51が形成されており、他方の側面18aにも凹部50が形成されている。
そして、分割ステータコア13B2の側面17bに形成された張出部45の少なくとも一部は、凹部51内に入り込んでおり、接触部P5にて接触している。
分割ステータコア13B2の径方向外方に位置する外周面46は、端部側から幅方向中央部に向かうにしたがって、径方向外方に向けて膨出するような湾曲面とされている。
そして、分割ステータコア13B2の外周面46の幅方向中央部と、固定部材11の内周面とは、接触部P4にて互いに接触している。なお、この接触部P4から分割ステータコア13B2の外周面の幅方向に向むけて、固定部材11の内周面と外周面46とは互いに離れるようになっている。
このように、分割ステータコア13B2についても、接触部P1にて分割ステータコア13A1に支持されており、接触部P4にて固定部材11に支持されており、接触部P5にて分割ステータコア13A2に支持されている。このため、分割ステータコア13B2も、3点が同一直線状に配列しない3点において支持されているため、その位置が固定され、変位することが抑制されている。
すなわち、各分割ステータコア13A,13Bは、組立ステータコア13の周方向の両隣に位置する分割ステータコア13Aまたは分割ステータコア13Bによって支持されると共に、固定部材11によって支持されている。
ここで、固定部材11は、焼き嵌めによって、組立ステータコア13の周面にはめ込まれており、各分割ステータコア13A,13Bを組立ステータコア13の径方向内方に向けて押圧している。
このため、たとえば、分割ステータコア13A1は、接触部P1にて、分割ステータコア13B2によって押圧されており、接触部P2にて分割ステータコア13B1によって押圧されており、接触部P3にて固定部材11の接触部P3にて押圧され、その位置が固定されている。なお、分割ステータコア13B2も、接触部P1、P4、P5にて押圧されており、その位置が固定されている。そして、接触部P1、P2、P5は、仮想円L1上に配列しており、接触部P3、P4も中心軸Oを中心とする仮想円L2上に配列している。
ここで、この仮想円L1は、上記のように分割ステータコア13A1の径方向の中央部より、径方向外方側に位置している。このため、上記のように、接触部P1、P2は、分割ステータコア13A1の中央部より、径方向外方側に位置することになる。ここで、接触部P1、P2から加えられる押圧力によって、分割ステータコア13A1内に転位などが生じたとしても、各分割ステータコア13Aのステータティース14から分割ステータコア13A内に入り込んだ磁束は、接触部P1、P2より、径方向内方側を通り、隣り合う分割ステータコア13Bに流れ、接触部P1、P2の領域を通らない。このため、磁束が通る磁束経路から離れた位置に生じることになり、鉄損の発生を抑制することができる。
図4から図8を用いて、上記のように構成されたモータ100の製造方法について説明する。
図4は、モータ100の製造工程の第1工程を示す断面図である。この図4に示すように、円柱状の金型90の外表面90aに等間隔に間隔を空けて分割ステータコア13Aを配列させる。この際、金型90の外周面90aに、分割ステータコア13Aの端面14aを接触させて、各分割ステータコア13Aの位置決めをする。なお、金型90の中心は、図2に示す中心軸Oと一致している。
そして、インシュレータなどによって環状とされたコイル70が、径方向外方側から各分割ステータコア13Aに装着される。
図5は、モータ100の製造工程の第2工程を示す断面図である。この図5に示すように、各分割ステータコア13A間に、分割ステータコア13Bを挿入する。そして、各分割ステータコア13Bに形成された張出部の少なくとも一部が隣り合う分割ステータコア13Aの側面に形成された凹部内に入り込むようにする。このようにして、各分割ステータコア13A,13Bを環状に配列する。
この際、各分割ステータコア13A,13Bは、ある程度変位可能とされている一方で、各分割ステータコア13Bの各張出部が分割ステータコア13Aの凹部内に入り込んでいるので、各分割ステータコア13A,13Bが環状に配列した状態を維持しやすくなっている。
図6は、図5の一部を詳細に示す断面図である。この図6が示す例においては、分割ステータコア13A1の端面14aが金型90の外表面90aから離れており、各分割ステータコア13A,13Bも所定の位置から僅かにずれている。
図7は、モータ100の製造工程の第3工程を示す断面図であり、図8は、図7の一部の一部を拡大した断面図である。図7に示すように、環状に配列された複数の分割ステータコア13A,13Bの外周面側から環状の固定部材11を焼き嵌めする。
そして、図8に示すように、各分割ステータコア13A,13B同士が接触する接触部P1、P2、P5、P6が中心軸Oを中心する仮想円L1上に沿って配列するときに、各部分割ステータコア13Aの端面14aの全面が金型90の外周面90aと接触する。さらに、各分割ステータコア13A,13Bの外周面49、46と固定部材11の内周面との接触部P3、P4も、仮想円L2上に配列する。
ここで、図6において、各分割ステータコア13A,13Bが所定の位置から僅かにずれた位置に位置している状態で、固定部材11を焼き嵌めすると、各分割ステータコア13A、13Bの外周面は、固定部材11の内周面によって押圧される。
そして、たとえば、分割ステータコア13A,13Bの外周面49、46が所定の位置よりも径方向外方に位置する場合には、固定部材11から大きな応力が加えられ、当該分割ステータコア13A,13Bは、径方向内方に向けて変位しようとする。これにより、この分割ステータコア13A,13Bと隣り合う分割ステータコア13A,13Bも変位する。
ここで、分割ステータコア13A1および分割ステータコア13B1において、凹部41内に分割ステータコア13B1の張出部43が入り込んだ状態で各分割ステータコア13A1,13B1が互いに変位する過程において、張出部43と凹部41の表面とが接触部P2以外の部分で互いに接触する場合がある。
この場合、各分割ステータコア13A,13Bに加えられる応力がつりあわず、各分割ステータコア13A,13Bは、所定の位置に向けてさらに変位しようとする。
この際、凹部41内に張出部43が入り込み、凹部41の表面と張出部43とが接触しているときにおいても、当該接触点以外の部分においては、凹部41の表面と張出部43の表面とは互いに離間していると共に、分割ステータコア13Aの側面15bと、分割ステータコア13B1の側面16bとは、離間している。
このため、張出部43の表面と凹部41の表面との接触点が接触部P1となるように、分割ステータコア13A1、13B1が変位する際に、分割ステータコア13A1の側面15bと分割ステータコア13B1の側面16bとが干渉することが抑制されている。
このため、分割ステータコア13A1と分割ステータコア13B1とは、互いに変位することができ、それぞれ所定の位置に変位可能とされている。
さらに、張出部43の表面は、湾曲面状、半球面状とされており、さらに、凹部41の表面も、張出部43の湾曲面、半球面の曲率半径より大きな湾曲面、半球面とされているため、張出部43と凹部41との間に生じる摩擦は小さく抑えられており、良好に張出部43は、凹部41の表面に沿って移動可能とされている。なお、凹部40および張出部44も同様に形成されている。
そして、接触部P2は、凹部41の頂点に位置しており、張出部43の頂点部がこの接触部P2に当接する。
さらに、各分割ステータコア13A1,13B1の外周面49、46は、固定部材11の内周面より曲率半径の小さい円弧状の湾曲面とされているため、各分割ステータコア13A,13Bが回転する際に、外周面49、46と固定部材11の内周面が複数箇所で接触することを抑制されている。このため、分割ステータコア13A,13Bの回転変位が許容されている。
このように、環状に配列された分割ステータコア13A,13Bの外周側から固定部材11を焼き嵌めするときに、各分割ステータコア13A,13Bは変位可能とされており、所定の位置に向けて変位して、各分割ステータコア13A、13Bが所定の位置に配列する。
そして、図8に示すように、各分割ステータコア13A,13Bが配列し、各分割ステータコア13Aの端面14aの略全面が外周面90aと接触し、各端面14aを正確な位置に配列することができる。
この際、たとえば、分割ステータコア13A1の接触部P1、P2から分割ステータコア13Aが受ける応力は、径方向の分力と周方向の分力とに分けることができる。そして、接触部P1、P2から受ける応力の径方向の分力の合力は、接触部P3から固定部材11から受ける径方向の応力とつりあう。なお、接触部P1から受ける応力の周方向の分力と、接触部P2から受ける応力の周方向の分力とはつりあう。
このように、分割ステータコア13A1は、接触部P1、P2、P3から加えられる応力によって固定されており、分割ステータコア13A1のうち、接触部P1,P2、P3の寸法精度は、要求される。その一方で、分割ステータコア13A1のうち、接触部P1,P2、P3以外の部分においては、他の部材と接触しないため、高い寸法精度は、要求されない。このため、分割ステータコア13Aを製作コストを低減することができると共に、容易に製作することができる。
また、分割ステータコア13B2においても、接触部P1および接触部P5から受ける応力は、組立ステータコア13の径方向の分力と、周方向の分力とに分けることができる。そして、接触部P1、P5から受ける応力の径方向の分力は、接触部P4から固定部材11から受ける応力とつりあう。なお、接触部P1から受ける応力の周方向の分力と、接触部P5から受ける応力の周方向の分力とは、つりあう。
この分割ステータコア13B2においても、接触部P1,P5、P4の位置の精度さえ確保すればよく、他の部分においては、高い寸法精度は要求されず、容易に製作することができ、コストの低減を図ることができる。
そして、各分割ステータコア13A,13Bを所定の位置に配列させた状態で、金型90を引き抜くことで、各分割ステータコア13Aの端面14aの位置が正確に位置あわせされ組立ステータコア13を得ることができる。
このような組立ステータコア13内において、図2に示すロータ112が回転しても、各ステータティース後とに吸引力にばらつきが生じることを抑制することができ、ロータ112が振動する等の弊害の発生を抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、I字型の分割ステータコア13Aの側面に凹部を形成する一方で、一字型の分割ステータコア13Bの側面に張出部を形成した例を示したが、これに限られない。
たとえば、分割ステータコア13Aの一方の側面に凹部を形成し、他方の側面に張出部を形成し、さらに、分割ステータコア13Bの一方の側面に張出部を形成し、他方の側面凹部を形成してもよい。また、分割ステータコア13Aの両側面に張出部を形成し、分割ステータコア13Bの両側面に凹部を形成してもよい。
さらに、上記のように、組立ステータコア13がI字型分割ステータコアと、一字型の分割ステータコアとから形成された場合に限られない。
図9は、本実施の形態に係る回転電機の第1変形例を示す断面図であり、図10は、図9の一部を拡大した断面図である。この図9および図10に示すように、組立ステータコア13は、複数の分割ステータコア113を環状配列させること形成されている。そして、分割ステータコア113は、周方向に長尺に形成された本体部150と、この本体部150の内周面に形成され、径方向内方に向けて突出す突極部114とを備えており、突極部114には、コイル70が巻回されている。
組立ステータコア13の周方向に配列する側面113a、113bのうち、側面113bには、周方向に張出す張出部143が形成されており、他方の側面113aには、凹部144が形成されている。
張出部143の表面は、湾曲面状、半球面状とされており、凹部144の表面は、張出部143よりも曲率半径の大きい湾曲面状、半球面状とされている。
そして、一の分割ステータコア113の凹部144には、この分割ステータコア113に対して、周方向に隣り合う分割ステータコア113の張出部143の少なくとも一部が入り込んでおり、接触部P10にて互いに当接している。なお、この接触部P10においては、張出部143の頂点部と、凹部144の頂点部とが当接している。そして、各分割ステータコア113の各接触部P10は、中心軸Oを中心とする仮想円L3上に配列している。なお、仮想円L3も、本体部150の径方向中央部より、径方向外方側に位置している。このため、鉄損の低減が図られている。
各分割ステータコア113の径方向外方に位置する外周面113cの略全面は、固定部材11の周面と接触している。
このため、分割ステータコ113は、凹部114の頂点部に位置する接触部P10と、張出部143の頂点に位置する接触部P10と、外周面113cとで、それぞれ支持されており、分割ステータコア113の位置が固定されている。
このような分割ステータコア113を備えた組立ステータコア13を形成する際においても、まず、円柱状の金型を配置する。そして、この金型の周面に、各分割ステータコアの端面114aが当接するように、複数の分割ステータコア114を環状に配列させる。この際、各分割ステータコア113の張出部143は、周方向に隣り合う分割ステータコア113の凹部144内に少なくとも一部が入り込むようにする。
その後、この環状配列された複数の分割ステータコア113の外周側から固定部材11を焼き嵌めする。この際、この図9および図10に示された例においても、各分割ステータコア113が変位する際に、隣り合う分割ステータコア113と複数箇所で接触することが抑制されており、変位可能となっている。
このため、張出部143の頂点部が、隣り合う分割ステータコア113の凹部144と接触するように各分割ステータコア113が変位する。
そして、各分割ステータコア113において、各張出部143と凹部144とが互いに接触部P10にて接触するように配列する。
この際、各分割ステータコア113において、固定部材11から外周面113cに加えられる押圧力の径方向の分力と、張出部143の頂点部に位置する接触部P10および凹部144の頂点部に位置する接触部P10から受ける押圧力の径方向の分力の合力とは、つりあう。
このため、各分割ステータコア113において、外周面113cと、張出部143の頂点と、凹部144の頂点の寸法精度を確保する必要があるが、他の部分においては、他の部材と接触しないため、要求される寸法精度を低く抑えることができる。
これにより、分割ステータコア113の製作を容易に行なうことができ、製造コストを低減することができる。
そして、上記のように固定部材11の焼き嵌めによって、各分割ステータコア113は、所定の位置に位置し、各分割ステータコア113の端面114aの位置は、正確に所定の位置に配列することになる。その後、金型90を引き抜くことで、ステータを得ることができる。
図11は、本実施の形態に係る回転電機の第2変形例を示す断面図である。この図11に示す例においては、各分割ステータコア213は、一方の側面223aのうち、径方向内方側に位置する部分に形成され、周方向に向けて張出す張出部243と、他方の側面223bのうち、径方向内方に位置する部分に形成され、周方向に向けて張出す張出部244とを備えている。
そして、各張出部244、243は、周方向に隣り合う分割ステータコア213の張出部244、243と接触している。
その一方で、周方向に隣り合う分割ステータコア213同士は、この張出部243、244以外の部分で接触していない。
このような組立ステータコア13においては、内部を流れる磁束は、この張出部243、244を介して分割ステータコア213から隣の分割ステータコア213に流れる。ここで、各張出部243、244は、径方向内方に位置しているため、磁束経路を短くすることができ、結果として、磁束が流れる磁気経路の磁気抵抗の低減を図ることができる。
また、図12は、本実施の形態に係る回転電機の第3変形例を示す断面図である。この図12に示す例においては、各分割ステータコア213の側面223a、223bに形成された張出部243、244は、側面223a、223bのうち、分割ステータコア213の外周面側に位置している。
そして、隣り合う分割ステータコア213の張出部243、244同士が接触する位置は、分割ステータコア213の外周面側に位置し、この張出部243、244同士の接触位置より径方向内方側の部分では、分割ステータコア213同士は離間し、隙間が形成されている。
ここで、各分割ステータコア213の各突出部243、244は、隣り合う分割ステータコア243、244によって押圧されている。このため、各分割ステータコア213内のうち、突出部243と突出部244とを通り、組立ステータコアの周方向に延びる領域においては、内部応力がかかっている。そして、分割ステータコア213内のうち、上記領域より径方向内方側に位置する部分では、上記領域よりも内部応力が低減されている。
ここで、各分割ステータコア213の突極部214から入り込んだ磁束は、各分割ステータコア213内のうち、張出部243、244よりも、径方向内方側を流通する。そして、各分割ステータコア213同士間に形成された隙間を通り、周方向に隣り合う分割ステータコア213内に入り込む。
このように、分割ステータコア213内に入り込んだ磁束は、内部応力が大きくない領域を通るため、この図12に示す回転電機においても、鉄損の低減を図ることができる。
図13は、図12において、各分割ステータコア213A,213B間に位置する部分における側面図である。この図13に示されるように、分割ステータコア213Aの側面223aには、側面223aから組立ステータコアの周方向に張り出す張出部243A,243Bが形成されている。この張出部243A,243Bは、側面223aの上端部と下端部にそれぞれ形成されている。そして、側面223aのうち、張出部243A,243B間に位置する部分には、凹部317Aが形成されている。
さらに、分割ステータコア213Aと隣り合う分割ステータコア213Bの側面223bにも、張出部244A,244Bが形成されている。この張出部244A,244Bも、側面223bの上端部と下端部とに形成されている。そして、分割ステータコア213Bの側面223bのうち、張出部244A,244B間に位置する部分には、凹部223bが形成されている。
そして、分割ステータコア213Aの張出部243Aと分割ステータコア213Bの張出部244Aとが当接しており、張出部243Bと張出部244Bとが当接している。その一方で、分割ステータコア213Aと分割ステータコア213Bとは、上記張出部243A,243B、244A,244B以外の部分では、互いに離間している。
このため、分割ステータコア213A,213Bは、各張出部243A,243B、244A,244B以外の領域では、外部から押圧力が加えられておらず、良好に磁束が流れることができ、鉄損の低減が図られている。特に、各分割ステータコア213A,213Bのうち、組立ステータコアの軸方向中央部における鉄損を良好に低減することができる。
なお、この図13に示す例においては、図12に示された回転電機に適用した場合について説明したが、これに限られない。すなわち、図2、図9および図11に示された回転電機についても適用することができる。
さらに、本実施の形態においては、各分割ステータコアは、3つの接触部によって、その位置が固定されているが、これに限られず、たとえば、4箇所以上の接触部を設けて、各分割ステータコアの位置を固定するようにしてもよい。
たとえば、各分割ステータコアの一方の側面に三角形状の凹部を形成すると共に、他方の側面にこの凹部の表面に2箇所で接触するような湾曲面状の張出部を形成してもよい。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、ステータコアおよびステータコアを備えた回転電機に適用することでき、特に、分割ステータコアによって形成されたステータコアおよびこのステータコアを備えた回転電機に好適である。
ハイブリッド自動車に搭載されるモータを模式的に表わした断面図である。 図1のII−II線における断面図である。 図2の一部を拡大視した断面図である。 回転電機の製造工程の第1工程を示す断面図である。 回転電機の製造工程の第2工程を示す断面図である。 図5の一部を詳細に示す断面図である。 回転電機の製造工程の第3工程を示す断面図である。 図7の一部の一部を拡大した断面図である。 本実施の形態に係る回転電機の第1変形例を示す断面図である。 図9の一部を拡大した断面図である。 本実施の形態に係る回転電機の第2変形例を示す断面図である。 本実施の形態に係る回転電機の第3変形例を示す断面図である。 図12において、各分割ステータコア間に位置する部分における側面図である。
符号の説明
12 ステータ、13A,13B 分割ステータコア、13 組立ステータコア、14 ステータティース、42,44,43 張出部、50,51 凹部、100 モータ、102 ステータコア、P1,P2,P3,P4,P5 接触部、L1,L2,L3 仮想円。

Claims (8)

  1. 複数の分割ステータコアを環状に配置して、形成された組立ステータコアと、
    前記組立ステータコアの周面に配置され、前記各分割ステータコアを組立ステータコアの径方向内方に向けて押圧して、前記分割ステータコアを環状に配置した状態で固定可能な固定部材と、
    を備え、
    前記分割ステータコアは、第1分割ステータコアと、前記第1分割ステータコアに対して前記組立ステータコアの周方向に隣接する第2分割ステータコアと、前記第1分割ステータコアに対して前記第2分割ステータコアと反対側に位置する第3分割ステータコアとを含み、
    前記第1分割ステータコアは、前記第2分割ステータコアと接触する第1接触部と、前記第3分割ステータコアと接触する第2接触部と、前記固定部材と接触する第3接触部とによって支持され、
    前記第1接触部が位置する前記第1分割ステータコアの第1側面のうち、前記第1接触部以外の部分が前記第2分割ステータコアの表面から離間しており、前記第2接触部が位置する前記第1分割ステータコアの第2側面のうち、前記第2接触部以外の部分が前記第3分割ステータコアから離間し、
    前記第1側面には、第1退避凹部が形成され、
    前記第1接触部は、前記第1退避凹部より前記第1分割ステータコアの上端部側に形成された第1上側接触部と、前記第1退避凹部より前記第1分割ステータコアの下端部側に形成された第2下側接触部とを含み、
    前記第2側面には、第2退避凹部が形成され、
    前記第2接触部は、前記第2退避凹部より前記第1分割ステータコアの上端部側に形成された第2上側接触部と、前記第2退避凹部よりも前記第1分割ステータコアの下端部側に形成された第2下側接触部とを含む、回転電機のステータコア。
  2. 前記第1接触部と前記第2接触部とは、前記組立ステータコアの中心を中心とする仮想円上に配列する、請求項1に記載の回転電機のステータコア。
  3. 前記第1分割ステータコアは、前記第1側面に形成された第1凹部または第1凸部と、前記第2側面に形成された第2凹部または第2凸部とを含み、
    前記第2分割ステータコアは、前記第1側面と対向する第3側面に形成され、前記第1凹部内に入り込む第3凸部または前記第1凸部を受け入れ可能な第3凹部とを含み、
    前記第3分割ステータコアは、前記第2側面と対向する第4側面に形成され、前記第2凹部内に入り込む第4凸部または前記第2凸部を受け入れる第4凹部とを含み、
    前記第1接触部は、前記第1凸部と前記第3凹部との接触箇所または前記第1凹部と前記第3凸部との接触箇所とされ、
    前記第2接触部は、前記第2凸部と前記第4凹部との接触箇所または前記第2凹部と前記第4凸部との接触箇所とされた、請求項1または請求項2に記載の回転電機のステータコア。
  4. 前記第1から第4凸部の表面は湾曲面とされ、前記第1から第4凹部は、前記第1から第4凸部の湾曲面よりも曲率半径の大きな湾曲面とされた、請求項3に記載の回転電機のステータコア。
  5. 前記第1接触部は、前記第1側面のうち、前記第1分割ステータコアの径方向の中央部よりも前記組立ステータコアの径方向外方側に位置し、
    前記第2接触部は、前記第2側面のうち、前記第1分割ステータコアの径方向の中央部よりも前記組立ステータコアの径方向外方側に位置する、請求項1から請求項4のいずれかに記載の回転電機のステータコア。
  6. 前記第3接触部が位置する前記第1分割ステータコアの周面のうち、前記第3接触部以外の部分が前記固定部材の内表面から離間する、請求項1から請求項5のいずれかに記載の回転電機のステータコア。
  7. 前記分割ステータコアは、前記組立ステータコアの径方向内方に向けて突出し、コイルが装着される突極部を有するI型分割ステータコアと、前記突極部の端面より、径方向外方側に位置する介在ステータコアとを含む、請求項1から請求項6のいずれかに記載の回転電機のステータコア。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載のステータコアを備えた回転電機。
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