JP5110582B2 - 携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、光を照射する光源を有する携帯端末に関する。
筐体の少なくとも一部を発光させる発光構造を有する携帯端末が知られている。
発光構造を有する携帯端末は、特定の動作、例えば、音声発着信動作、メール送受信動作、折り畳み型携帯端末の場合の開閉動作等に発光構造が光を発するように構成されている。発光構造を有する携帯端末は、発光により、携帯端末の利用者に対して、例えば表示部の表示を見ずとも着信やメール受信等を報知することができる
このような発光構造を有する携帯端末として、特許文献1に開示された技術がある。
特許文献1には、表面に開口が設けられた筐体と、この筐体に覆われ、前記開口と対向する位置に配設された基板と、この基板に取り付けられた光源と、前記基板に取り付けられ、前記光源の近傍に配置された光源近傍部とこの光源近傍部よりも前記筐体内壁の近傍に前記開口と対応して設けられた開口近傍部とを有する導光板とを備える携帯端末が開示されている。
特開2007−68004号公報
しかし、特許文献1に開示された携帯端末では、発光させたい領域の位置・大きさ・範囲等に基づいて開口部が筐体に形成されるので、筐体の強度が低下してしまう、という不利益があった。また、筐体の強度を保つために開口部を小さくすると、小さくした分だけ発光する領域が縮小されてしまう、という不利益があった。
本発明は、上述した不利益を解消するため、大きな発光領域を確保する携帯端末を提供することを目的とする。
上述した不利益を解消するために、第1の発明の携帯端末は、複数の開口部が形成された筐体と、前記筐体内に配設され、前記開口部を通過させる光を発する光源と、を有し、前記複数の開口部は、前記光源から発された光を案内する複数の光案内部を有し、当該光案内部は、前記開口部に形成された、傾斜した傾斜部であり、当該複数の光案内部は、前記光源から照射された光を各々の所定領域に案内し、隣り合う2つの前記開口部の前記所定領域は、一の領域を形成し、隣り合う2つの前記開口部の前記傾斜部の傾斜方向の延長線は、前記一の領域上で交差する
好適には、前記所定領域には、第1の光拡散部が配設される。
好適には、前記光案内部に案内される光の通過領域に第2の光拡散部が配設される。
好適には、前記第1の光拡散部は、接着部を有し、前記第2の光拡散部は、前記接着部により前記第1の光拡散部に接着される。
適には、前記光源は、前記筐体の平面方向に光を照射し、前記第1の光拡散部は、前記筐体の厚さ方向に光を拡散する。
本発明によれば、大きな発光領域を確保する携帯端末を提供することができる。
以下、本発明の実施形態の携帯端末100について説明する。
以下の実施形態の携帯端末は、折り畳み型の携帯電話機を想定している。
図1は、本実施形態の携帯端末100の外観の一例を示した図である。
図1(a)は携帯端末100の開いた状態(開状態)を、図1(b)は携帯端末100の閉じた状態(閉状態)を示している。
図1(a)及び(b)に示すように、携帯端末100は表示装置10、表示装置10及びスピーカ11が設けられた第1筐体101(本発明の筐体に対応)と、操作部12及びマイク13が設けられた第2筐体102とを有する。
第1筐体101と第2筐体102とは、ヒンジ部103を介して連結・係合される。ヒンジ部103は第1筐体101と第2筐体102とを互いに回動可能にするヒンジ機構を内包している。ヒンジ部103により、第1筐体101及び第2筐体102は、図1(a)に示す携帯端末100の開状態と図1(b)に示す携帯端末100の閉状態とを遷移可能である。
なお、第1筐体101は、外部に露出する面の少なくとも1部が発光する発光構造を内包する。
次に、第1筐体101の構成について説明する。
図2は、第1筐体101の分解斜視図である。図2においては、符号21が付された側が携帯端末100を閉状態にしたときに外側に露出される側であり、符号29が付された側が携帯端末100を閉状態にしたときに第2筺体102により外側から閉塞される側である。
図2に示すように、第1筐体101は、リアプレート21と、両面テープ22と、両面テープ23と、導光板24(本発明の第2の光拡散部に対応)と、両面テープ25(本発明の第1の光拡散部に対応)と、リアケース26(本発明の筐体に対応)と、LED(Light Emitting Diode)28(本発明の光源に対応)が実装されたフレキシブル基板27と、フロントケース29とが積層配設されて構成される。なお、第1筐体101内には、表示装置10やスピーカ11の動作を制御する電子部品等の各種構成が、リアケース26とフロントケース29との間に挟まれて(より詳細にはフレキシブル基板27とフロントケース29との間に)保持されているが、本実施形態では当該各種構成についての説明は省略する。
リアプレート21は、例えば強化ガラスや樹脂製のプレートで形成されるプレート部材であり、両面テープ22および両面テープ23を介してリアケース26に配設されることにより携帯端末100の閉状態において外部に露出され、第1筐体101の主面部を構成する。なお、本実施形態においては、リアプレート21は、端部領域211と中央領域212とを異なる領域に区分されて形成されている。
両面テープ22は、第1筺体101の外部側の面がリアプレート21の中央領域212に接着され、第1筺体101の内部側の面の面がリアケース26の中央領域262に接着される両面接着部材である。なお、両面テープ22の形状および大きさは、リアプレート21の中央領域212の形状および大きさと略同一に形成されている。
両面テープ23は、第1筺体101の外部側の面がリアプレート21の端部領域211に接着され、第1筺体101の内部側の面が導光板24に接着される両面接着部材である。なお、両面テープ23の形状および大きさは、リアプレート21の端部領域211の形状および大きさと略同一に形成されている。
導光板24は、ほぼ透明な部材、光の拡散率の高い例えばポリカーボネイト等の樹脂により形成される光拡散部であり、第1筺体101の外部側の面が、両面テープ23に接着され、第1筺体101の内部側の面が両面テープ25に接着されることにより、リアケース26に配設される。また、導光板24は、第1筺体101の幅方向においてLED28と対向するようにリアケース26に配設されるため、結果として導光板24は、LED28と両面テープ25の間に配設されることとなる。なお、導光板24の大きさは、リアプレート21の端部領域211の大きさと略同一に形成されている。
両面テープ25は、第1筺体101の外部側の面が導光板24に接着され、第1筺体101の内部側の面がリアケース26の端部領域に接着される両面接着部材である。なお、両面テープ25の形状および大きさは、リアプレート21の端部領域211の形状および大きさと略同一に形成されている。
リアケース26は、樹脂等で形成されたケース体であり、フロントケース29と周縁部において嵌合されて第1筐体101の外観を構成する。また、リアケース26には、中央領域262と端部領域263とを区分けするように複数の開口部261が形成されて構成される。
図3は、リアケース26の形状について説明するための図である。
図3(a)は、リアケース26を第1筐体101における外部側正面から見た図である。
図3(a)に示すように、リアケース26は、複数の開口部261(本発明の開口部に対応)と、中央領域262と、端部領域263と、テープ貼付部264とを有する。
リアケース26に複数開けられた開口部261は、LED28が照射する光を通過させるための孔部である。開口部261は、LED28と同数だけリアケース26に設けられる。図3(a)に示すように、開口部261は、第1筐体101の外部側正面から見た場合、それぞれほぼ台形形状になるように形成されている。開口部261は、台形形状の側辺にあたる、第1筐体101の幅方向に対して傾斜した傾斜部2611を有する。傾斜部2611は、後述するLED28から照射された光を案内する光案内部2612を構成する。光案内部2612は、開口部261の台形形状の傾斜部2611に沿って光を案内するためのガイド部である。
図3(a)における線A−A’でのリアケース26の幅方向の断面図を図3(b)に示す。開口部261は、図3(b)に示すように中央領域262と端部領域263との間に開けられている。
中央領域262は、リアケース26の中央部付近を構成する部材であり、LED28が照射する光を開口部261以外から漏れさせないように遮蔽するための光遮蔽部265として構成されている。中央領域262は、後述する端部領域263よりも一段高くなった段差構造を有している。図3(c)に、図3(a)に示した線B−B’での断面図を示す。図3(c)は、開口部261を通過しない位置でのリアケース26の第1筐体101の幅方向の断面図であり、リアケース26は中央領域262と端部領域263とが結合して形成されている。端部領域263は、図3(a)から(c)に示すように、リアケース26の周縁部(端部)を構成する部材である。中央領域262と端部領域263とが結合しているため、中央領域262により構成される光遮蔽部265は開口部261以外からLED28が照射する光を漏らさずに済む。
テープ貼付部264は、両面テープ25を貼り付けるためのスペースであり、リアケース26の端部領域263の若干陥没した部位に設けられている。テープ貼付部264は、貼り付けられた両面テープ25によりLED28が照射する光を第1筐体101の厚さ方向へと効率よく反射・拡散させるために、図3(b)に示すようにリアケース26の周縁部から中央部にかけて、第1筐体101の厚さ方向に傾斜した傾斜面を形成している。テープ貼付部264の傾斜度合いは本発明では特に限定しない。経験的にLED28からの光を効率よく第1筐体101の厚さ方向に反射・拡散できる傾斜度合いとすればよい。
また、テープ貼付部264に貼り付けられた両面テープ25には、さらに導光板24が接着されるため、テープ貼付部264のほぼ直上に導光板24が配設されることになる。
フレキシブル基板27は、図2に図示しない制御部の制御に応じて各種制御を行う回路基板である。本実施形態においては、フレキシブル基板27は、第1筺体101の外部側の面にLED28が複数実装されており、各LED28に制御部からの制御信号を伝達するための回路が形成されて構成される。そして、フレキシブル基板27は、複数のLED28が、リアケース26に形成された複数の開口部261にそれぞれ対応するように、第1筺体101の内部に配設される。なお、図示しない制御部は、一部のLED28のみ発光することも、全てのLED28を同時に発光することもできるように構成されている。
LED28は、例えば発光ダイオード等で構成される光源部である。
図4は、このように、フレキシブル基板27に実装される複数のLED28が開口部261に対応するように配設された様子をリアケース26における第1筺体101の外部側正面から眺めた図である。なお、LED28は、リアケース26の中央領域262の内面側に位置するため、リアケース26における第1筺体101の外部側正面からリアケース26を眺めた場合には視認できない。そこで、図4においては、LED28を点線で囲んで示している。
図5は、第1筐体101の幅方向における、複数のLED28のうちの1つを通過する線に沿った断面図である。
図5に示すように、リアケース26の端部領域263における第1筺体101の外部側の面には、両面テープ25を介して導光板24が配設される。なお、導光板24は、第1筺体101における内部側の面がリアプレート21の端部領域211側に向けて傾斜する傾斜面241が形成されているため、この傾斜面に対応して、両面テープ25が接着されるリアケース26の端部領域263における第1筺体101の外部側の面もほぼ同様の傾きで傾斜した傾斜面が形成される。これにより、LED28から照射された光が確実に光拡散部251に入射されるようになる。
なお、両面テープ25は、光の拡散率・反射率の高い部材(例えば、白色系の着色が施された部材)で形成され、光拡散部251を構成する。
また、リアケース26における第1筺体101の外部側の面には、両面テープ22および両面テープ23を介してリアプレート21が配設される。すなわち、リアプレート21において、中央領域212が、リアケース26の中央領域262に接着されると共に、端部領域211が導光板24における第1筺体101の外部側の面に接着された両面テープ23に接着され、これによりリアケース26における第1筺体101の外部側の面に配設される。
なお、リアプレート21の中央領域212は、光の透過率の低い部材(例えば、光の透過率の低い黒色系の着色が施された部材)で形成されており、光遮断部214を構成する。また、そこに接着される両面テープ22も光の透過率の低い部材(例えば、黒色系の着色が施された部材)で形成され、光遮蔽部221を構成する。一方、リアプレート21の端部領域211は、光の透過率の高い部材(例えば、透明または半透明の部材)で形成されており、光透過部213を構成する。また、端部領域211に接着される両面テープ23も光の透過率の高い部材(例えば、透明または半透明の部材)で形成され、光透過部231を構成する。
一方、フレキシブル基板27は、リアケース26の中央領域における第1筺体101の内部側の面に対向する対向部271と、リアケース26に形成された開口部261まで延出された延出部272とが形成されるように、リアケース26の内部側に配設される。また、この延出部272における第1筺体101の外部側の面にはLED28が配設される。なお、LED28は、光の照射面281が、実際に光が照射される第1筺体101の幅方向、すなわち、リアケース26の中央領域262から端部領域263を向くように、フレキシブル基板27の延出部272に実装される。
次に、図6を用いてLED28から照射された光が通る道筋について説明する。図6は、図5と同様、第1筐体101の幅方向における、複数のLED28のうちの1つを通過する線に沿った断面図である。
図6に示すように、LED28の照射面281は、第1筺体101の幅方向を向くように、フレキシブル基板27の延出部272に実装されるため、LED28から照射された光は、LED28の照射面281に対向する導光板24に効率よく入射される。
そして、導光板24に入射された光は、導光板24に拡散されながら両面テープ25の光拡散部251まで導かれる。特に、導光板24には、両面テープ25に接着される第1筺体101における内部側の面に傾斜面241が形成されているため、導光板24に入射された光は、両面テープ25の光拡散部251およびリアプレート21の端部領域211まで効率的に導かれる。
そして、光拡散部251は、光の拡散率・反射率の高い材料で形成されるため、導光板24を介して両面テープ25に入射された光は、光拡散部251によりリアプレート21の光透過部213方向にさらに拡散・反射され、第1筐体101の厚さ方向を向くように再度導光板24に入射される。そして、再度導光板24に入射された光は、第1筺体101の外部側に導かれ、その結果、両面テープ23の光透過部231に入射される。光透過部231は上述したように光の透過率の高い材料で形成されるため、入射された光はほとんど遮断されることなく、リアプレート21の光透過部213に入射される。そして、リアプレート21の光透過部213も、両面テープ23の光透過部231と同様、光の透過率の高い部材で形成されるため、光透過部213に入射された光は、ほとんど遮断されることなく、第1筐体101の外部へと放射される。
一方、LED28の照射面281から照射された光には、導光板24に入射されるものの他、導光板24を経由せず、直接第1筐体101の外部側に向けて照射されるもの、或いは、第1筐体101の内部側に向けて照射されるものも含まれる。
しかし、LED28から直接第1筐体101の外部側に向けて照射される光は、光の透過率の低い部材で形成された両面テープ22およびリアプレート21に入射されることとなるため、両面テープ22およびリアプレート21によりそのほとんどが遮断される。
以上をまとめると、LED28から照射された光は、主として矢印Cに示すように、導光板24、両面テープ25、導光板24、両面テープ23、リアプレート21の光透過部213を経由する道筋で第1筺体101の外部に効率的に放射されることとなる。
次に、LED28から照射された光が第1筐体101の外部からどのように視認されるかについて説明する。
図7は、LED28から照射されて第1筺体101の外部に放射された光が、外部からどのように視認されるかを示した図であり、図7(a)は、リアプレート21が取り外された状態で単一のLED28aから光が照射されたときの様子をリアケース26の外部側正面から眺めた図であり、図7(b)は、リアプレート21が取り付けられた状態で単一のLED28から光が照射されたときの様子をリアケース26の外部側正面から眺めた図であり、図7(c)は、リアプレート21が取り付けられた状態で複数のLED28から同時に光が照射されたときの様子をリアケース26の外部側正面から眺めた図であり、図7(d)は、リアプレート21が取り外された状態で隣接する2つの開口部261の傾斜部2611の傾斜方向の延長線が交わる位置について説明するための図である。
図7(a)に示すように、フレキシブル基板27の制御部の制御により、リアケース26の開口部261は、LED28を中心としてほぼ放射状に形成されているため、例えば、図7(a)に示すLED28aから照射された光は、導光板24及び光拡散部251により放射状に拡散され、結果として図7(a)の範囲D(斜線部)に示す部位がリアケース26の外部側正面からは光っているように見える。
そして、図7(b)に示すように、この光は、リアプレート21が取り付けられた場合には、範囲E(斜線部)に示す部位がリアケース26の外部側正面からは光っているように見える。
一方、図7(c)に示すように、フレキシブル基板27の制御部の制御により、複数のLED28から同時に光が照射された場合には、各LED28から照射されて導光板24及び光拡散部251により放射状に拡散された光が互いに連続しあうため、結果として本発明の一の領域の一例である範囲F(斜線部)、すなわち、光透過部213のほぼ全域がリアケース26の外部側正面からは光っているように見える。
ここで、図7(d)に示すように、互いに隣接し合う2つの開口部261の、光案内部2612を構成する傾斜部2611の延長線は、図7(d)に示す点G、すなわち図7(c)における範囲F(本発明の一の領域)上にて交差するように形成されている。つまり、隣接する複数のLED28から照射されて導光板24及び光拡散部251により放射状に拡散された光は、図7(c)の範囲Fの領域に到達されるまではほぼ干渉し合うことなく、また隙間を作ることがないことを意味する。
以上の構成により、本実施形態の携帯端末100は、図7(c)に示す範囲F内を光の強度のむらなく光らせることができ、また複数のLED28のうちのいずれかのみを光らせることにより、図7(a)に示したような1つのLED28が光らせることができる領域を任意に組み合わせ、面積が広く自由度が高い範囲を任意に光らせることができる。
以上説明したように、本実施形態の携帯端末100によれば、ほぼ台形形状に形成された開口部261の上底部付近にLED28が形成されているため、LED28から照射された光を、開口部261の台形形状の側辺部であり、第1筐体101の幅方向に対して傾斜した傾斜部2611である光案内部2612に沿って拡散させることにより、開口部261の領域よりも広い領域である所定の一の領域の一部に光を案内し、当該領域を好適に光らせることができる。つまり、第1筐体101の強度の低下を抑制しつつ、大きな発光領域を確保することができる。
また、本実施形態の携帯端末100によれば、隣接する2つの開口部261の、光案内部2612を構成する第1筐体101の幅方向に対する傾斜部2611のうちの近い方の2つの傾斜方向の延長線は、所定の一の領域上にて交差するように形成されているため、隣接する複数のLED28から照射される光は、ほぼ重なることなく、また隙間を作ることなく、所定の一の領域内をむらなく光らせることができる。
また、本実施形態の携帯端末100によれば、複数のLED28のうち、任意のLED28からのみ光を照射させることにより、面積が広く自由度が高い範囲を任意に光らせることができる。
また、以上説明したように、本実施形態の携帯端末100によれば、LED28から照射された光は、LED28の照射面281に対向する導光板24に効率よく入射され、導光板24に入射された光は、導光板24に拡散されながら両面テープ25の光拡散部251まで導かれる。両面テープ25に入射された光は、光の拡散率・反射率が高い光拡散部251によりリアプレート21の光透過部213方向にさらに拡散・反射されて再度導光板24に入射され、両面テープ23の光透過部231に入射される。光透過部231に入射された光は、光の透過率の高い材料で形成された光透過部231及び光透過部213を殆ど遮断されずに透過し、第1筐体101の外部へと放射される。
すなわち、本実施形態の携帯端末100においては、LED28からの光を光拡散部251により反射・拡散させて光透過部213に入射させているため、LED28の位置と光透過部213の位置とを対応付けて配設する必要がない。このため、第1筐体101内の発光構造の設計の自由度が高まり、構造の効率化を図ることができるとともに、第1筐体101の強度を維持することができる。また、LED28から筐体幅方向(平面方向)に照射された光が、両面テープ25により第1筐体101の厚さ方向に拡散・反射される構成となっているため、LED28を第1筐体101の厚さ方向に配設する必要がなく、第1筐体101の厚さ方向における薄型化が好適に図られる。
また、本実施形態の携帯端末100によれば、両面テープ25は、光の拡散率・反射率の高い部材(例えば、白色系の着色が施された部材)で形成されて光拡散部251を構成する。また、リアプレート21の中央領域212に接着される両面テープ22は光の透過率の低い、例えば、黒色系の着色が施された部材で形成されて光遮蔽部221を構成する。さらに、リアプレート21の端部領域211に接着される両面テープ22は光の透過率の高い部材、例えば、透明または半透明の部材で形成されて光透過部231を構成する。
従って、光拡散部251、光透過部231、光遮蔽部221は、それぞれ発光構造の構成要素を接着・固定するための両面テープ25、23、22と一体に構成されているため、発光構造の部品点数を削減することができる。また、光拡散部251は、リアプレート21の光拡散部251の位置・大きさ・範囲に対応するように第1筐体101に配設されるため、LED28から照射され、かつ光案内部2612に沿って拡散された光を好適に所定の位置の領域に拡散・反射させることができる。
また、本実施形態の携帯端末100によれば、LED28から直接第1筐体101の外部側に向けて照射される光は、光の透過率の低い部材で形成された両面テープ22およびリアプレート21に入射されることとなるため、両面テープ22およびリアプレート21によりそのほとんどが遮断される。このため、LED28から照射された光は、第1筐体101の外部へと放出するために光を反射・拡散させる両面テープ25の光拡散部251へと光を導く導光板24に効率よく入射され、その他の部位への光漏れを抑えることができる。これにより、LED28からの光を効率よく外部に放出することができる。
また、本実施形態の携帯端末100によれば、導光板24には、両面テープ25に接着される第1筺体101における内部側の面に傾斜面241が形成されているため、導光板24に入射された光は、両面テープ25の光拡散部251およびリアプレート21の端部領域211まで効率的に導かれる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、本発明の実施に際しては、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
上述した実施形態においては、携帯端末100は折り畳み型の携帯電話機であるとしたが、本発明はこれには限定されない。発光構造を有する電子機器類であれば、折り畳み型以外の携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等の電子機器であってもよい。
図1は、携帯端末の外観の一例を示した図である。 図2は、第1筐体の発光構造の分解斜視図である。 図3は、リアケースの形状について説明するための図である。 図4は、フレキシブル基板に実装される複数のLEDが開口部に対応するように配設された様子をリアケースにおける第1筺体の外部側正面から眺めた図である。 図5は、図3に示す線A−A’における断面図である。 図6は、LEDから照射された光が通る道筋について説明するための図である。 図7は、LEDから照射されて第1筺体の外部に放射された光が、外部からどのように視認されるかを示した図である。
符号の説明
100…携帯端末、101…第1筐体、102…第2筐体、103…ヒンジ部、10…表示装置、11…スピーカ、12…操作部、13…マイク、21…リアプレート、211…端部領域、212…中央領域、213…光透過部、214…光遮断部、22…両面テープ、221…光遮蔽部、23…両面テープ、231…光透過部、24…導光板、241…傾斜面、25…両面テープ、251…光拡散部、26…リアケース、261…開口部、2611…傾斜部、2612…光案内部、262…中央領域、263…端部領域、264…テープ貼付部、265…光遮蔽部、27…フレキシブル基板、271…対向部、272…延出部、28…LED、281…照射面、29…フロントケース

Claims (5)

  1. 複数の開口部が形成された筐体と、
    前記筐体内に配設され、前記開口部を通過させる光を発する光源と、
    を有し、
    前記複数の開口部は、前記光源から発された光を案内する複数の光案内部を有し、
    当該光案内部は、前記開口部に形成された、傾斜した傾斜部であり、
    当該複数の光案内部は、前記光源から照射された光を各々の所定領域に案内し、
    隣り合う2つの前記開口部の前記所定領域は、一の領域を形成し、
    隣り合う2つの前記開口部の前記傾斜部の傾斜方向の延長線は、前記一の領域上で交差する
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記所定領域には、第1の光拡散部が配設される
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記光案内部に案内される光の通過領域に第2の光拡散部が配設される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末。
  4. 前記第1の光拡散部は、接着部を有し、
    前記第2の光拡散部は、前記接着部により前記第1の光拡散部に接着される
    ことを特徴とする請求項3に記載の携帯端末。
  5. 前記光源は、前記筐体の平面方向に光を照射し、
    前記第1の光拡散部は、前記筐体の厚さ方向に光を拡散する
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の携帯端末。
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