JP2005243533A - 面状照明装置 - Google Patents

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Naoyuki Terada
直行 寺田
Nariyuki Oishi
成之 大石
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Abstract

【課題】点状光源からの出射光の利用効率を改善するサイドライト型の面状照明装置を提供すること。
【解決手段】ハウジングフレーム14から延在する固定壁16〜19は、その先端部に、交互に上側および下側から突出する第1の突出部21〜24を有し、導光板11の入光面11cには、その各固定壁16〜19に対向する部分に、第1の突出部21〜24とそれぞれ上下互い違いに突出する第2の突出部25〜28を有し、固定壁16〜19は、第1の突出部21〜24と第2の突出部25〜28とを嵌合させて、入光面11cに連結される。また、各点状光源は、固定壁16〜19の間の空間からなる区画15a、15b、15cにそれぞれ配置される。これによって、導光板11の反りおよびうねりが矯正されて点状光源と導光板11との結合効率が向上し、かつ点状光源から側方および後方へ出射する漏れ光を反射して入光面11cに入射させることが可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、液晶表示装置等の照明手段として用いられる面状照明装置に関し、特に点状光源を使用したサイドライト型の面状照明装置に関する。
従来、パーソナルコンピュータや携帯電話等の電子装置の表示デバイスとして液晶表示装置が広く使用されている。液晶は、ブラウン管等とは異なり自発光型の表示素子ではないため、たとえば透過型の液晶表示装置では、その液晶パネルに対して光を照射する照明手段が必須であり、外光を利用する反射型および半透過型の液晶表示装置でも、暗所での使用を可能にするために補助的な照明手段を備えている場合が多い。導光板と導光板の側方に配置された光源とを主要な構成要素とするサイドライト型の面状照明装置は、薄型化が容易であるという利点を有するため、このような液晶表示装置の照明手段として好適に使用されるものであり、その光源としては、線状光源である冷陰極管等が使用されてきた。しかし、近年、白色発光ダイオード(LED)の高性能化に伴い、さらなる小型・薄型化および低消費電力化を図るために、点状光源である白色LEDを光源とする面状照明装置が増加している。
図7は、上述したサイドライト型の面状照明装置を、液晶表示装置のバックライトに応用する場合の構成を例として、概略的に示す分解斜視図である。図7において、面状照明装置100は、導光板101、点状光源102、反射部材103、光学部材104、105を備えている。ここで、点状光源102は白色LEDであり、導光板101は、たとえばポリカーボネート樹脂等を射出成形してなる透明部材である。一般に、導光板101の裏面101bには、光を拡散反射するためのパターンが形成されている。反射部材103は、導光板の裏面101bから漏れる光を正反射または拡散反射するためのシート材であり、光学部材には、通常、光を拡散して均一化するための光拡散シート104、および光を集光して正面輝度を向上させるためのプリズムシート105などが含まれる。多くの場合、これらの構成要素を枠状のハウジングフレーム106を用いて固定し、一体のバックライトユニットを構成するか、あるいは光学部材104、105上に配置される液晶パネル(図示せず)も含めて一体化して、1つの液晶表示装置を構成するものである(たとえば、特許文献1参照)。
面状照明装置100において、点状光源102からの出射光は、入光面101cから導光板101の内部へと進入し、裏面101bと出射面101aとの間で反射を繰返して導光板101内を伝播する過程で、その一部が裏面101bに形成された拡散反射パターンにより拡散反射されて出射面101aから出射し、液晶パネルを照射するものである。したがって、面状照明装置100の十分な輝度を確保するためには、まず点状光源102からの出射光の利用効率を高めることが重要である。しかし、近年の導光板の薄型化に伴い、導光板の成形時に発生する反りやうねりによって、導光板101の入光面101cと点状光源102との位置ずれによる点状光源102と導光板101との結合効率の低下という問題があった。
さらに、一般に、点状光源102として使用されるLEDは、指向性を有する発光素子であり、面状照明装置100では、その主たる光出射方向が入光面101c方向となるように配置されるものであるが、LEDからの出射光には、パッケージまたは封止材を通じて入光面101c方向とは異なる方向に漏出する光(以下、漏れ光と呼ぶ)も含まれており、この漏れ光を照明光として利用できないために出射光の利用効率が低下するという問題があった。このような光源からの漏れ光に対処する手段としては、LEDから側方に出射される光に対する反射面を導光板の一部に形成することが提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2002−98945号公報 特開2002−258283号公報
しかしながら、特許文献2に記載されたような手段は、導光板が特定の形態を有することを前提にするものであると共に、漏れ光の反射効率についても十分なものであるとはいえない。さらに、特許文献1および特許文献2に記載されたような従来の面状照明装置では、導光板に反りやうねりが生じた場合の結合効率の低下は避けられない。
上記課題に鑑みて、本発明は、点状光源からの出射光の利用効率を改善するサイドライト型の面状照明装置を提供することを目的とする。なお、本発明は、光源が線状光源のように連続的に延在するのではなく、複数の光源が点状に散在していることに着目してなされたものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る面状照明装置は、導光板と、該導光板の側方に配置された点状光源と、前記導光板を保持する枠状のハウジングフレームとを備える面状照明装置において、前記導光板または前記ハウジングフレームのいずれか一方またはその両方は、前記導光板の入光面と該入光面に対向する前記ハウジングフレームの側面とを連結する複数の固定壁を有し、前記固定壁の先端部と該先端部に対向する部分は、相補的な凹凸構造を有して互いに嵌合し、前記点状光源は、隣合う前記固定壁の間の空間からなる区画に配置されていることを特徴とする。
また、別の態様では、本発明に係る面状照明装置は、前記固定壁が前記ハウジングフレームから延在し、前記凹凸構造は、前記固定壁の先端部に形成された第1の突出部と、前記導光板の入光面の前記先端部に対向する部分に形成された第2の突出部とを含み、前記第1の突出部の上面と前記第2の突出部の下面とが当接する組と、前記第1の突出部の下面と前記第2の突出部の上面とが当接する組とが交互に配列されていることを特徴とする。
また、別の態様では、本発明に係る面状照明装置は、前記点状光源が、フレキシブルプリント基板上に実装され、該フレキシブルプリント基板は、少なくともその一部が前記導光板に固着されていることを特徴とする。
また、別の態様では、本発明に係る面状照明装置は、前記区画の前記ハウジングフレーム側のコーナー部が、曲面状または平面状に形成されていることを特徴とする。
また、別の態様では、本発明に係る面状照明装置は、前記区画が、前記導光板の入光面に対向する前記ハウジングフレームの側面側から前記導光板の入光面側に向けて広がる形状を有していることを特徴とする。
本発明に係る面状照明装置によれば、導光板の入光面は、複数の固定壁によって対向するハウジングフレームの側面に連結されているため、導光板をハウジングフレームに組付ける際に導光板の反りやうねりがハウジングフレームに倣って矯正され、それによって点状光源と導光板との結合効率を高め、点状光源からの出射光の利用効率を向上させることができる。また、点状光源は、隣り合う固定壁の間の空間からなる区画に配置されるため、導光板の入光面方向とは異なる方向に出射された漏れ光は、点状光源を取り囲む壁により反射され、その進路を入光面方向に変更して導光板に入射することが可能となり、光源からの出射光の利用効率が改善される。
特に、ハウジングフレームから延在する固定壁の突出部と導光板の入光面側の突出部とが上下方向に組み合って嵌合する構造物を、各突出部の上下の方向を交互に配列することによって、点状光源からの漏れ光の反射効率を向上させかつ導光板の反りやうねりを効果的に矯正する構造を、容易に成形および組立てることができる。
また、点状光源が実装されたフレキシブルプリント基板を直接導光板に固着させることによって、導光板の入光面に対して各点状光源を容易かつ正確に位置合わせすることが可能となり、点状光源と導光板との結合効率をさらに向上させることができる。
また、点状光源が配置される区画の形状を、ハウジングフレーム側のコーナー部を曲面状または平面状に形成するか、またはハウジングフレーム側から導光板側に向かって広がる形状に形成するか、またはその両方を実施することによって、点状光源の側方および後方に漏れた光の進路を効果的に前方に向けて、導光板に入射させることが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1(a)は、本発明の一実施形態における面状照明装置10の要部を示す平面図、図1(b)はそのA−A線断面図である。この面状照明装置10は、導光板11、複数(本実施形態では3個)の点状光源12a、12b、12c、フレキシブルプリント基板(FPC)13、およびハウジングフレーム14を備えている。導光板11は、透明樹脂材料を成形してなる板状の導光体であり、好適な透明樹脂材料には、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポレオレフィン樹脂、非晶性ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、透明フッ素樹脂、エポキシ樹脂等が含まれる。また、ハウジングフレーム14は、その中央に導光板11を収容する領域を有する枠状部材であり、白色顔料を混入した樹脂材料により成形されて高い光反射性を有するものである。ハウジングフレーム14の好適な材料には、白色顔料として酸化チタンを混入したポリカーボネート樹脂が含まれる。なお、導光板11のハウジングフレーム14への固定は、任意の接合または係止手段によって実施することができる。
点状光源12a、12b、12cは、FPC13上に実装された白色LEDからなり、FPC13は、たとえば両面粘着テープ(図示せず)によって導光板11の一方の主面11bおよびハウジングフレーム14に固定され(図1(b)参照)、この際、点状光源12a、12b、12cは、導光板11の一端面である入光面11cの側方に、その主たる光出射方向が入光面11c方向となるように配置されている。また、入光面11cに対向するハウジングフレーム14の側面14aには、後述する先端部の凹凸構造によって導光板の入光面11cに連結する固定壁16〜19が一体に形成され、点状光源12aは、固定壁16と固定壁17との間の空間からなる区画15aに、点状光源12bは、固定壁17と固定壁18との間の空間からなる区画15bに、点状光源12cは、固定壁18と固定壁19との間の空間からなる区画15cに、それぞれ収容されている(以下、各区画15a、15b、15cを全体として参照する場合には光源収容部と呼び、符号15を付す)。ここで、各区画15a、15b、15cのハウジングフレーム側のコーナー部20は、図1(a)において円弧状の曲線をなす曲面として形成されている。なお、FPC13は、導光板11の裏面11b側に固着されるものとしたが、本発明は、このような構成に限定されるものではなく、FPC13は出射面11a側に固着されるものとしてもよい。
図2は、図1に示す面状照明装置10について、その光源収容部15を形成する構造を示す分解斜視図である。なお、図2において点状光源12a、12b、12cの図示は省略し、導光板11の主面11a方向を上方向、主面11b方向を下方向とする。本実施形態において、ハウジングフレーム14の側面14aには、そこから延在する固定壁16〜19が一体に形成され、各固定壁16〜19の先端部には、水平に突出する板状の突出部(第1の突出部)21〜24がそれぞれ設けられている。また、導光板11の入光面11cには、各固定壁16〜19が対向する部分に、水平に突出する板状の突出部(第2の突出部)25〜28がそれぞれ設けられ、固定壁16〜19は、この第1の突出部21〜24と第2の突出部25〜28とが嵌合することによって、入光面11cに連結される。
詳述すると、第1の突出部21〜24は、固定壁16、18の下側に形成された突出部21、23と固定壁17、19の上側に形成された突出部22、24とが交互に配列され、同様に、第2の突出部25〜28も、導光板11の上側に形成された突出部25、27と導光板11の下側に形成された突出部26、28とが交互に配列されて、その際、第1の突出部21〜24と対向するそれぞれの第2の突出部25〜28は、上下互い違いに突出する相補的な形状をなすものである。導光板11をハウジングフレーム14へ組付ける際に、第2の突出部25、27は、その下面25b、27bを第1の突出部21、23の上面21a、23aに当接させて、第1の突出部21、23の上方に形成される凹部に収容され、固定壁16、18の先端部に嵌合する。同様に、第2の突出部26、28は、その上面26a、28aを第1の突出部22、24の下面22b、24bに当接させて、第1の突出部22、24の下方に形成される凹部に収用され、固定壁17、19の先端部に嵌合する。これによって、導光板11は、一般に導光板11よりも肉厚に形成されて高い寸法精度および安定性を有するハウジングフレーム14によって、その上下方向の反りおよびうねりが矯正されて、ハウジングフレーム14に固定されることになる。
次に、図1を参照して、面状照明装置10の動作を、液晶パネルの裏面側から光を照射するバックライトとして使用する場合を例として説明する。その際、光出射面を主面11aとし、対向する主面(裏面)11bには、微細凹凸加工または白色インキのドット印刷等によって光を拡散反射する反射パターンが形成されているものとする。点状光源12a、12b、12cから出射された光は、入光面11cから導光板11の内部へ進入し、出射面11aと裏面11bとの間で反射を繰返して導光板11内を伝播する過程で、その一部が裏面11bに形成された反射パターンによって拡散反射され、出射面11aから出射して液晶パネルを照射する。このとき、本実施形態における面状照明装置10では、図2に基づいて上述したように、固定壁16〜19を入光面11cに連結させることによって、導光板11、特にその入光面11c付近の反りおよびうねりが矯正され、さらに、点状光源12a、12b、12cが実装されたFPC13が直接導光板11に固着されているため、点状光源12a、12b、12cと導光板11の入光面11cとの間に位置ずれが生じることなく、光源から前方に出射された光を効率良く取り込むことができる。また、FPC13は、光源収容部15を覆ってハウジングフレーム14にも固着され、その際、FPC13を固定壁16〜19にも固着させることができることから、固定壁を有さない構成に比べて固着面積が大きくなり、位置決めの安定性が向上する。
さらに、点状光源12a、12b、12cは、ハウジングフレームを形成する光反射性の壁に三方を囲まれた各区画15a、15b、15cに収容されているため、光源から前方すなわち入光面11c方向に出射された光のみではなく、点状光源12a、12b、12cのパッケージまたは封止材を通じて側方または後方に出射された漏れ光を、光源収容部15を形成する壁により反射してその進路を変更し、入光面11cに入射させて照明光として利用することができる。本発明者等は、面状照明装置を図1に示す構成にすることによって、平均して10%〜20%程度の輝度の向上が見られることを確認した。
ここで、図1に示す面状照明装置10では、各区画15a、15b、15cのハウジングフレーム14側のコーナー部20は、図1(a)において円弧状の曲線をなす曲面を有するものとしたが、このコーナー部20の形状およびサイズは、使用するLEDの発光特性等の条件を勘案の上、適宜設定されるものであり、たとえば、図3(a)に示すコーナー部32のように、平面による面取り部として形成される場合を含み、あるいは、図3(b)に示すコーナー部34のように、特に曲面化または平面化の処理が施されていないコーナー部としてもよい。さらに、光源収容部の各区画は、点状光源12a、12b、12cからの漏れ光の入光面11c方向への反射効率の向上を図るため、図3(c)に示す区画35aのように、ハウジングフレーム14の側面14a側から導光板11の入光面11c側に向けて広がる形状に形成してもよく、その際、コーナー部36は、図1、図3(a)、図3(b)に基づいて上述したコーナー部と同様に形成することができる。
また、図2において、各固定壁16〜19は、ハウジングフレーム14と一体に設けられるものとした。この態様は、導光板11の反りやうねりの矯正効果の高さ、および各固定壁16〜19の高い光反射性等の点で有利なものである。ただし、光源収容部として利用可能なスペース等の条件によっては、本発明に係る面状光源装置の光源収容部は、図4(a)に示すように、導光板11側に固定壁42〜45を形成し、それらの固定壁の間の空間からなる区画41a、41b、41cを有するものであっても、または図4(b)に示すように、ハウジングフレーム14側に固定壁46〜49を、導光板側11側にそれぞれ対向する固定壁50〜53を形成し、それらの固定壁の間の空間からなる区画42a、42b、42cを有するものであってもよい。なお、この場合でも、図4(a)に示す固定壁42〜45の先端部とハウジングフレーム14の各先端部に対向する部分の嵌合構造、図4(b)に示す固定壁46〜49の先端部と対向する固定壁50〜53の先端部の嵌合構造は、図2に基づいて上述した構造と同様のものとすることができる。さらに、各区画41a、41b、41c、42a、42b、42cの形状およびハウジングフレーム側のコーナー部43の形状は、図1および図3に基づいて上述した光源収容部の場合と同様に形成することができる。
さらにまた、図2に基づいて上述した固定壁16〜19の先端部と入光面11cとの嵌合構造は、ハウジングフレーム14および導光板11の成形および導光板11のハウジングフレーム14への組付けの容易性等の点で有利であるが、本発明に係る面状照明装置における固定壁と固定壁に対向する部分の嵌合構造は、この態様に限定されるものではない。図5は、ハウジングフレーム側に固定壁を形成する場合を使用して、嵌合構造の他の態様の例を示した分解斜視図である。図5(a)に示す例では、固定壁16〜19の先端部に対向する導光板61の部分には、突出部21〜24に対してそれぞれ相補的な形状を有する凹部として切り欠き部62〜65が形成され、固定壁16〜19は、突出部21〜24が対応する切り欠き部62〜65に収容されることによって、入光面11cに連結される。図5(b)に示す例では、固定壁73〜76は、その先端部に、上下に離間して水平に突出する2つの突出部によりほぼ中央に形成される凹部77〜80(ただし、凹部77の図示は省略する)を有し、導光板71には、凹部77〜80が対向する部分に、それらの凹部と相補的な形状を有する突出部81〜84が形成され、固定壁73〜76は、凹部77〜76に、対応する突出部81〜84を収容することによって、入光面71cに連結される。
ここで、本発明に係る面状照明装置では、光源収容部の上側および下側を光反射部材で覆うことによって、光源からの出射光の利用効率をさらに向上させることもできる。適切な光反射部材には、ハウジングフレームを形成する光反射性の樹脂材料の他、銀等の金属を蒸着したフィルム、または、白色フィルムまたは白色の塗料を印刷したフィルムなどのシート材、あるいは、鏡面加工を施したアルミ板等の金属板などが含まれる。本発明は、この手段の具体的な実施の態様に限定されるものではないが、たとえば、面状照明装置をバックライトとして使用する場合の好ましい態様は、次のようなものである。
図6は、図1に示す面状照明装置10の構成に加えて、光学部材91および光反射部材93をそれぞれ導光板11の光出射面11a側および裏面11b側に配置した面状照明装置の構成を、図1(b)と同様の断面図で示した図である。ここで、光学部材91は、光を拡散して均一化するための光拡散シートや光を集光して正面輝度を向上させるためのプリズムシートであり、光反射部材93は、導光板の裏面11bから漏れる光を反射して導光板11に再入射させるための光反射シートである。この場合、光反射部材93は、上述したシート材または金属板からなるものであり、光源収容部15(図1(a)参照)の下側を光反射部材で覆うことは、この光反射部材93を光源収容部15の下側にまで延長して配置することによって達成される。また、光学部材91をハウジングフレーム14に固定するには、通常、遮光性の両面粘着テープ92が使用されるが、光源収容部15の上側を光反射部材で覆うことは、この両面粘着テープとして、光反射層92aと遮光層92bの二層を有するものを使用し、光源収容部15側に光反射層92aが対向するように配置することによって達成される。
以上、本発明に係る面状照明装置を、主としてバックライトとして使用する場合を例として説明してきた。バックライトは、液晶パネルを視認する側から光を照射するために導光板表面に光拡散性がないことが要求されるフロントライトとは異なり、光拡散シート等の手段によって輝度の均一化を図ることがきるため、本発明の応用例として好ましいものであるが、本発明は、導光板の構成や導光板からの光の照射方法によって限定されるものではないため、フロントライトを含む任意のサイドライド型面状照明装置に適用可能である。また、以上の説明では、点状光源は、四辺形の導光板の一端面に配置されるものとしたが、本発明は、任意の形状の導光板の複数の端面に対して点状光源を配置する場合を含むものである。
本発明の一実施形態における面状照明装置の要部を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 本発明の一実施形態において、光源収容部を形成する構造を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態において、光源収容部をなす区画の各種の態様を示す平面図である。 本発明の一実施形態において、導光板側から延在する固定壁を有する光源収容部を示す平面図である。 本発明の一実施形態において、光源収容部を形成する構造の他の態様を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態において、光源収容部の上下を光反射部材で覆う場合の例を示す、図1(b)と同様の断面図である。 従来の面状照明装置の典型的な構成を概略的に示す分解斜視図である。
符号の説明
10 面状照明装置
11 導光板
12a,12b,12c 点状光源
13 フレキシブルプリント基板
14 ハウジングフレーム
15 光源収容部
15a,15b,15c 区画
16,17,18,19 固定壁
21,22,23,24 第1の突出部
25,26,27,28 第2の突出部

Claims (5)

  1. 導光板と、該導光板の側方に配置された点状光源と、前記導光板を保持する枠状のハウジングフレームとを備える面状照明装置において、
    前記導光板または前記ハウジングフレームのいずれか一方またはその両方は、前記導光板の入光面と該入光面に対向する前記ハウジングフレームの側面とを連結する複数の固定壁を有し、
    前記固定壁の先端部と該先端部に対向する部分は、相補的な凹凸構造を有して互いに嵌合し、
    前記点状光源は、隣合う前記固定壁の間の空間からなる区画に配置されていることを特徴とする面状照明装置。
  2. 前記固定壁は、前記ハウジングフレームから延在し、
    前記凹凸構造は、前記固定壁の先端部に形成された第1の突出部と、前記導光板の入光面の前記先端部に対向する部分に形成された第2の突出部とを含み、
    前記第1の突出部の上面と前記第2の突出部の下面とが当接する組と、前記第1の突出部の下面と前記第2の突出部の上面とが当接する組とが交互に配列されていることを特徴とする請求項1に記載の面状照明装置。
  3. 前記点状光源は、フレキシブルプリント基板上に実装され、該フレキシブルプリント基板は、少なくともその一部が前記導光板に固着されていることを特徴とする請求項1または2に記載の面状照明装置。
  4. 前記区画の前記ハウジングフレーム側のコーナー部は、曲面状または平面状に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の面状照明装置。
  5. 前記区画は、前記導光板の入光面に対向する前記ハウジングフレームの側面側から前記導光板の入光面側に向けて広がる形状を有していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の面状照明装置。

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