JP4106567B2 - 面状照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、サイドライト方式の面状照明装置に関し、特に、液晶表示装置の照明手段として用いられる面状照明装置に関するものである。
液晶表示装置等の照明手段として用いられる面状照明装置の一形態として、サイドライト方式の面状照明装置が広く用いられている。この方式の面状照明装置は、透光性を有する導光板と、導光板の側端面に配置された棒状光源もしくは1つないし複数の点状光源を基本要素として構成されており、近年の傾向では、携帯情報端末等の小型の電子機器への応用例の増加から、駆動回路の簡略化を図ることが可能な白色LED等の点状光源(以下、単にLEDともいう)を用いた面状照明装置が用いられている。
従来、LEDを用いた面状照明装置として、半円柱状の突出部を有するLEDと、側端面にLEDの突出部に合致する形状の凹部が設けられた導光板とを備えた面状照明装置がある(例えば、特許文献1参照)。図11は、このような面状照明装置の構成例を示す平面図である。図11に示す面状照明装置100において、導光板122の側端面126には、上面視略半円形の凹部144が設けられており、LED128は、LEDチップを透明樹脂で封止した点光源130を、白色樹脂等からなる外装部材129内に埋め込んで形成されている。また、この外装部材129の前面には、導光板122の凹部144に合致する形状の突出部127が設けられており、突出部127の上下方向中央部には、その全周にわたって開口する図示しないスリットが形成されている。面状照明装置100では、LED128を、その突出部127と導光板122の凹部144とを嵌合させて配置し、点光源130から上記スリットを通じて出射された光を、凹部144の側面から導光板122内部に導くことによって、輝度分布の均一化が図られている。
一般に、LEDには、その上方および下方へと漏洩する光が存在するため、この漏洩光を反射して導光板に入射させることが、面状照明装置の高輝度化を達成する上で有利である。したがって、上述したような面状照明装置100においても、LED128の上下方に反射板を配置する構成を用いることが望ましい。
また、このような突出部を有するLEDに関連して、本出願人は、先の出願である特願2005−41599号、特願2005−41600号、および特願2005−41601号において、ランプハウス(外装部材)を持たずLEDチップを封止する透光性樹脂が露出するように形成されたLEDを用い、かつ、その突出部の形状を最適化することで、LEDチップからの光の取出し効率を高め、ランプハウス分の厚みを不要とした面状照明装置を提案している。この面状照明装置の場合には、その上下方に反射板を配置することによって、透光性樹脂により形成された発光部と反射板とが直接対向し、ランプハウスによる吸収等による損失光が発生しないことから、LEDチップからの出射光を高効率に利用して、面状照明装置のさらなる高輝度化を達成することが可能となる。
図12は、図11に示す面状照明装置100を例として、LED128の上下方に反射板135、136を配置する場合の従来の構成例を示す断面図である。ここで、反射板135は、LED128の上面133を完全に覆う矩形状に形成されており、さらに、導光板122の上面122aと重なり合う部分を有して、上面122aに貼着または接着等により固定されている。また、LED128の下面134側を覆う反射板136は、導光板122の下面122bに配置される反射板と一体に形成され、同様に下面134を完全に覆うものである。しかしながら、このような反射板135、136の構成は、反射板の加工および組立て等の生産性の面で有利である一方、導光板122の、LED128との接続部近傍における輝線(ホットスポット)の発生という問題を伴うことが知られている。
すなわち、反射板135と導光板122の上面122aとの間に、例えば接着剤層の介在等により隙間が存在する場合、LED128から上方に出射された光(例えば、図12に示すPA)は、反射板135により反射されて、上面122aから導光板122に入射する。この光は、凹部144の側面から導光板122に入射した光(例えば、図12に示すPN)とは異なり、上下面122a、122bでの全反射により導光板122の内部へと伝播されることなく、反射板136で反射された後、LED128の近傍で上面122aから出射することになる。この出射光が、導光板122の上面122a上に積層された図示しない拡散板およびプリズムシート等を通して、輝線として観察者に視認されるものである。
従来、導光板の主面から光が入射することによる輝線の発生を解消するために、図13に示すような、反射板を導光板の主面に積層することなく配置固定した面状照明装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。図13に示す面状照明装置200は、導光板211と、その側端面211bに配置された冷陰極ランプ等の線状光源212と、線状光源212の周囲に配置された反射板(フィルムリフレクター)214と、導光板211の側端面211bに沿って配置された白色樹脂製の治具板215とを備えている。また、治具板215の内面には、導光板211の側端面211bと上面211aとの角部に当接する突部215bが形成されており、反射板214は、その一側縁部の外面を治具板215の内面に両面粘着テープ218にて接合することにより配置固定されている。特許文献2には、以上のような構成によって、反射板214からの反射光が導光板211の上面211aから入射することを防止し、輝線を解消することが記載されている。
特開平10−199316号公報(図9、図10) 特開2004−55232号公報(図1、〔0032〕)
しかしながら、反射板を導光板の主面に積層することなく配置することにより輝線を解消する方法を、上述したようなLEDの突出部と導光板の凹部とを嵌合させて配置するタイプの面状照明装置に適用することには、次のような問題があった。
すなわち、このようなタイプの面状照明装置において、LEDの上下面を隙間なく覆いながら導光板の主面に積層することなく反射板を配置するためには、図14に示すように、LED128と反射板137、138とを含む総厚が導光板122の厚み以下となるように構成すると共に、反射板137、138の導光板122側に、導光板122の凹部144の上面視形状に一致する輪郭を有する凸部137a、138aを設ける必要がある。この際、所望の効果を得るためには、反射板137、138の加工およびその配置の際の位置決めに高い精度が要求されるため、製造コストの増大および歩留まりの低下を招くものとなる。
また、例えば、図13に示したような治具板215bを用いて反射板を固定する方法を用いても、反射板137、138をLED128の突出部127に合わせて加工する必要性が解消することはなく、かえって、面状照明装置の構成を複雑化し、コストの増大を招くと共にその薄型化を阻害するものとなる。また、輝線の発生位置に吸収板等を配置する方法では、部品点数の増大によりコストが増大すると共に、面状照明装置の輝度が低減するため、望ましい方法とはいえない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、反射板の高精度の加工を要することなく輝線の発生を抑制可能であって、高輝度かつ輝度の均一性に優れた薄型の面状照明装置を提供することである。
上記課題を解決するための、本発明に係る面状照明装置は、導光板と、該導光板の側端面に配置される点状光源と、該点状光源の前記導光板の主面と略平行な側面の少なくとも一方に配置される反射板と、前記導光板の一方の主面上に配置される2枚のプリズムシートとを備える面状照明装置において、前記点状光源は、その光出射方向前方へと突出する部分円筒状の凸面で構成される突出部を有しており、前記導光板の少なくとも一方の主面には、前記点状光源が配置される側端面に沿って凹状の段差部が形成されると共に、前記導光板の、前記点状光源が配置される側端面には、前記段差部と前記主面とを連接する側面の位置までを深さとする切欠き部が形成されており、前記点状光源の突出部は前記切欠き部に収容され、前記反射板は、その一縁部を前記段差部と前記主面とを連接する側面に当接させて前記段差部上に配置することを特徴とする。
また、本発明に係る面状照明装置において、好ましくは、前記点状光源は、ランプハウスを持たずLEDチップを封止する透光性樹脂が露出された発光部を有するLEDであり、前記突出部は、前記発光部を形成する透光性樹脂により形成されているものである。
本発明によれば、導光板の少なくとも一方の主面には、点状光源が配置される側端面に沿って凹状の段差部が形成されると共に、導光板の、点状光源が配置される側端面には、段差部と主面とを連接する側面の位置までを深さとする切欠き部が形成されており、点状光源の突出部は切欠き部に収容され、反射板は、その一縁部を、段差部と主面とを連接する側面に当接させて段差部上に配置されるため、反射板を、その形状と導光板の切欠き部の形状とを合致させるための高精度の加工を要することなく、導光板の点状光源の突出部よりも前方に位置する領域を覆わないように、容易かつ高精度に配置することが可能となる。これによって、点状光源の突出部を導光板の切欠き部に収容することによる輝度の均一性を維持しながら、面状照明装置の生産性を低下させることなく、輝線の発生を抑制することができる。
また、本発明において、点状光源を、ランプハウスを持たずLEDチップを封止する透光性樹脂が露出された発光部を有するLEDとし、その突出部を、発光部を形成する透光性樹脂により形成することにより、輝線の発生を抑制しつつ、面状照明装置の更なる高輝度化および薄型化を達成することが可能になる。
本発明の一態様では、前記2枚のプリズムシートのそれぞれは、頂角が略90度の三角プリズムからなるプリズムアレーを備え、前記2枚のプリズムシートは、それぞれの前記プリズムアレーを構成する各三角プリズムの稜線方向が、前記点状光源の出射光軸方向に対して略45度の角度をなして互いに直交するように配置されるものである。
プリズムシートを上記構成とすることにより、点状光源から導光板に入射した後、導光板の点状光源との接続部近傍から出射されて輝線として視認される光を、点状光源の出射光軸方向に出射される光のみにほぼ限定することが可能となるため、上述したような反射板を導光板の点状光源の突出部よりも前方に位置する領域を覆わないように配置することによる輝線の抑制を、より効果的に実施することができる。
また、本発明の一態様において、前記切欠き部の側面は、前記点状光源の突出部を構成する凸面と略同一の形状を有する凹面で構成されるものであってもよく、これによって、点状光源の突出部と導光板の切欠き部とが密着し、点状光源から導光板へと入光した光の発光分布を、LED単体での光の発光分布と同等のものにすることが可能となり、面状照明装置の輝度の均一化に寄与することとなる。
あるいは、前記切欠き部の側面は、前記点状光源の突出部を構成する凸面の頂点に当接する平面部と、該平面部の両端に連接しかつ前記凸面と略同一の曲率半径を有する円弧面部とで構成されるものであってもよい。これによって、点状光源から導光板へと入光した光の発光分布を広角に維持しながら、輝線の発生を一層効果的に抑制すると共に、点状光源からの出射光の利用効率を向上させることができる。
その際、前記平面部の幅は、0.4mm以下であることが好ましく、また、前記平面部には、光学素子が形成されていてもよい。これによって、本発明に係る面状照明装置における、輝線の抑制作用と輝度の均一化作用とを、最適なバランスに調整することが可能となる。
本発明は、このように構成したので、反射板の高精度の加工を要することなく輝線の発生を抑制可能であって、高輝度かつ輝度の均一性に優れた薄型の面状照明装置を提供することが可能となった。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1は、本発明の実施の形態に係る面状照明装置の要部を示す分解斜視図、図2(a)は、点状光源と導光板との配置態様を示す平面図、および、図2(b)は、点状光源の近傍を示す断面図である。図1に示す面状照明装置10は、導光板20と、導光板20の側端面23に配置される点状光源30と、点状光源30の、導光板20の主面21、22と略平行な側面(上面35および下面36)上にそれぞれ配置される反射板41、42と、導光板20の一方の主面(上面21)上に積層配置される拡散板45並びに2枚のプリズムシート46、47と、導光板20の他方の主面(下面22)側に配置される反射シート48とを備えている。
本実施形態において、点状光源30は、その光出射方向前方へと突出する部分円筒状の凸面で構成される突出部32aを有しており、導光板20の主面21、22には、点状光源30が配置される側端面23に沿って凹状の段差部24、25がそれぞれ形成されている(ここで、段差部24、25は、主面21、22との段差を形成する側面26によってそれぞれ主面21、22と連接されており、以下のこの側面26を突当面という)。また、導光板20の側端面23には、突当面26までを深さ(図2(a)に示すd)とする切欠き部50が形成されている。面状照明装置10において、点状光源30は、図示しない回路基板等に実装され、その突出部32aが切欠き部50に収容されるように側端面23に配置される。また、反射板41、42は、その一縁部43、44を突当面26に当接させ、それぞれ段差部24、25上に配置されている。
ここで、導光板20は、好ましくは、ポリカーボネート樹脂を射出成形してなる板状の導光体であり、好ましくは、上述した切欠き部50および段差部24、25等の側端面23の構造は、導光板20と一体に成形されるものである。導光板20を形成するためのその他の材料としては、アクリル樹脂、非晶性ポリオレフィン樹脂等が成形性と光学特性とのバランスに優れているため好適であるが、これに代えて、ポリスチレン、ポリエステル、ポリオレフィン、フッ素系ポリマー、エポキシ樹脂等の透明樹脂を使用することができる。また、導光板20の成形には、上記射出成形が生産性および精度の点で優れているため好適であるが、熱加圧成形、押し出し成形、注型法など、各種樹脂成形法を適用することができる。また、図示は省略するが、導光板20の下面22には、導光板20内部を伝播する光を上面21から出射させるため、ドットパターン等の光路変換手段が設けられており、反射シート48は、光路変換手段により導光板20の外方へと光路が変換された光を反射して内部に戻し、光の利用効率を向上させるものである。
拡散板45は、導光板20の上面21から出射される光の輝度ムラを解消するために使用される。プリズムシート46、47は、拡散板45を通過した光を導光板20の上面21の法線方向に集光し、面状照明装置10の正面輝度を向上させるものである。本実施形態では、図3(a)に示すように、それぞれのプリズムシート46、47は、頂角が略90°の三角プリズムからなるプリズムアレーを備えており、このプリズムアレーが形成された面が導光板20とは反対側を向くように積層されている。また、プリズムシート46、47は、図3(b)に模式的に示すように、それぞれのプリズムアレーを構成する各プリズムの稜線が点状光源30の出射光軸方向Lと略45°の角度をなして互いに直交するように配置されている(例えば、実線Aがプリズムシート47が備える各プリズムの稜線方向、破線Bがプリズムシート46が備える各プリズムの稜線方向を示す)。ここで、点状光源30の出射光軸方向Lとは、図8を参照して後述するように、点状光源30の出射光分布がピーク値をとる方向であり、通常は、点状光源30の正面方向に一致する。このようなプリズムシート46、47の配置構成および作用の詳細については後述する。
本実施形態において、反射板41、42は、少なくとも点状光源30の上下面35、36を完全に覆うために十分な面積を有する短冊状に形成されており、その一縁部43、44を導光板20の突当面26に当接させて段差部24、25上に配置されている。その際、図示しない両面テープ等の粘着手段により、反射板41、42と段差部24、25とを固着するものであってもよい。好ましくは、導光板20の主面21と段差部24との段差は、反射板41の厚み(または、存在する場合は粘着剤層と反射板41との総厚)と同程度に形成され、導光板20の主面22と段差部25との段差は、同様に、反射板42の厚み(または、存在する場合は粘着剤層と反射板42との総厚)と同程度に形成されている。ここで、反射板41、42、および反射シート48は、好ましくは正反射手段であり、具体的には、銀等の金属を蒸着したフィルム、鏡面加工を施したアルミ板等の金属板、あるいは、ポリマー薄膜の多層構造からなる反射層を備えたフィルム等を使用することができる。
なお、図示の例では、点状光源30の下面36側の反射板42と反射シート48とを別体の部材とし、反射板42と反射シート48とを積層して配置するものとしたが、反射シート48を、反射板42に相当する凸状の段差を有する一体の反射部材として構成するものであってもよい。また、点状光源30からの出射光の利用効率をさらに向上させるために、点状光源30の背面側に反射板41、42と一体または別体の反射部材を設け、反射板41、42とこの反射部材により構成される断面コ字状の反射体により点状光源30を覆うものであってもよい。
次に、図4〜図6を参照して、本実施形態における点状光源30の好ましい構成について詳述する。本実施形態における点状光源30は、ランプハウスを持たずLEDチップ31を封止する透光性樹脂が露出された発光部32を有するLEDであり、突出部32aは、発光部32を形成する透光性樹脂により形成されている。以下、本実施形態における点状光源30を、LED30として参照する。
LED30は、LEDチップ31が搭載された基板部33と、LEDチップを封止する透光性樹脂からなる発光部32とを備え、基板部33には、LEDチップのアノード電極に接続する電極端子34A、および、LEDチップのカソード電極に接続する電極端子34Kが設けられている。発光部32を形成する透光性樹脂は、LEDチップ31の周囲が、図4、図5に示すように、硬質シリコーン系樹脂中に黄色発光の蛍光体であるセリウムで付活されたイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)微粒子を混入した層38で封止され、さらにその周囲(上層)に透明の硬質シリコーン系樹脂層37が付加された構造を有している。したがって、図示の例では、透明の硬質シリコーン系樹脂層37に突出部32aが形成されている。
また、LEDチップ31は、図5に示すように、サファイヤ基板31a上に、GaN、GaAlN等の窒化物系化合物半導体の積層からなる発光層31bが形成されたもの(青色発光の素子)が用いられている。そして、LEDチップ31は、図5に示すように、電極端子34A、34Kが設けられた基板部33上に接着され、図示は省略するが、LEDチップ31上に形成されたアノード電極およびカソード電極と、電極端子34A、34Kに接続する基板部33上のリードフレームとが、φ20μmの金線で接続された構造を有している。なお、図4〜図6には、LED30およびLEDチップ31の具体的寸法例が示されている(単位はmm)。
以上の構造を有するLED30は、LEDチップ31の青色発光の一部がYAG微粒子混入層38のYAG微粒子(蛍光体)に吸収され、LEDチップ31の発光よりも長波長に変換されて、LEDチップ31の青色発光との混色を生じることにより、擬似的に白色発光するものである。なお、YAG微粒子混入層38は、図4、図5に示すように、透明層37と完全に2層に分離した構成に限らず、少なくとも青色発光LEDチップ31の周囲にのみYAG微粒子混入層38が形成され、その周囲が全て透明層37で覆われている構造を採用することも可能である。
また、発光部32を形成する透光性樹脂は、耐熱性を有する透明樹脂であれば良く、前記硬質シリコーン系樹脂の他にも、例えば、透明エポキシ樹脂等の熱硬化性の透明樹脂が適用可能である。また、高耐熱性の熱可塑性樹脂や、ガラス等の無機系材料も、必要に応じ適用可能である。
本実施形態において、LED30の突出部32aは、図4に示すように、一定の曲率半径Rを有する部分円筒状の凸面から構成されており、突出部32aの突出高さをHとしたとき、0.3≦H/R≦0.6の範囲、より好ましくは0.4≦H/R≦0.5の範囲となるように形成されている。また、突出部32aの曲率半径Rは、LEDチップ31の、LED30の長手方向と平行な方向の長さ(図5に、符号Xで示す)に1.5を乗じた値以上(1.5X≦R)となるように形成されている。
図7は、本発明の実施の形態に係る面状照明装置に用いられるLED30の、H/Rの値を種々に変化させることによる、LEDの出射光の角度を示す半値幅θと、前方出射光量比ξとの変化を示すグラフである。なお、「半値幅θ」は、出射光の出射強度のピーク値P(通常は、LEDの出射光軸方向であるθ=0°の近傍に現れる。)の半分の出射強度1/2Pが得られるときの出射光の角度をいい、以下出射光分布の指標として一般的に用いられる値である。図8は、R=0.9mm、H=0.4mm、H/R=0.44であるLED30の、半値幅θを例示したものである。
また、「前方出射光量比ξ」は、LEDから出射される全方向の光のうち、LEDよりも前方(上下の空間も含まれる)に出射される、面状照明装置の高輝度化に貢献する光と、LEDよりも後方(上下の空間も含まれる)に出射される、面状照明装置の高輝度化に貢献しない光とに分類した場合の、前者の比率を表す値である。
図7から分かるように、0.3≦H/R≦0.6の範囲では、半値幅θ、前方出射光量比ξ共に十分に良好な値が得られている。また、面状照明装置の更なる高輝度化と、輝度の均一化とを実現するために、半値幅θおよび前方出射光量比ξをより高いレベルでバランスさせるためには、0.4≦H/R≦0.5の範囲とすることが望ましく、例えば、R=0.9mm、H=0.4mm(H/R=0.44)とするものである。
以上のようなLED30の構成との関連に基づいて、導光板20の切欠き部50について説明する。図1および図2を参照すると、切欠き部50の側面は、突当面26に連続する平面部51と、平面部51の両端に連接する円弧面部52、52とで構成されている。また、図2(a)に示すように、切欠き部50の深さdは、LED30の突出部32aの突出高さH(図4参照)と等しく形成され、LED30の突出部32aは、突出部32aを構成する凸面の頂点を平面部51に当接させて、切欠き部50に収容されている。また、平面部51の両端に連接する円弧面部52、52は、LED30の突出部32aを構成する凸面と略同一の曲率半径R(図4参照)を有している。さらに、平面部51の幅wは、0.4mm以下であることが好ましく、さらに好ましくは0.2mmとするものである。
次に、図9を参照して、本実施形態におけるプリズムシートの配置構成およびその作用について説明する。
従来の面状照明装置において、プリズムシート146、147は、通常、図9(a)に模式的に示すように、それぞれのプリズムアレーを構成する各プリズムの稜線が、LED128の出射光軸方向Lに平行な方向と垂直な方向に沿って、互いに直交するように配置されている。本発明者等は、このような従来の配置構成において、導光板122のLED128との接続部分における輝線が、LED128の出射光軸方向L(θ=0°)に対してθ=45°およびθ=−45°の二方向に顕著に現れる事実に着目し、次のような実験を実施した。
図9(b)に示すように、プリズムアレーを構成する各プリズムの稜線が互いに直交するように積層した2枚のプリズムシート146、147に対して、観察者側から垂直にレーザー光線P0を入射し、プリズムシート146、147透過後の光線の方向を確認した。この結果、透過後の光線は、図示するような4方向の光線P1〜P4となることが分かった。光線P1〜P4の方向は、2枚のプリズムシート146、147の各プリズムの稜線方向にX軸およびY軸をとり、プリズムシート146、147の導光板側の法線方向をZ軸とした座標系において、極角βは共に45°、方位角αは、それぞれ45°、135°、225°、315°であった。このことは、逆に、導光板側からこのような4方向を有してプリズムシート146、147に入射した光は、プリズムシート146、147を透過後、光線P0と同様の軌跡をたどって観察者に視認されることを示しており、図9(a)に示すプリズムシート146、147の配置構成において、θ=45°およびθ=−45°方向に輝線が発生する事実を裏付けるものである。さらに、本発明者等は、光線P1〜P4の方位角αは、プリズムシート146、147上に形成された各プリズムの頂角に依存しており、その頂角が90°の場合に上述したような方位角αをとることも確認した。
しかるに、本実施形態における面状照明装置10において、頂角が略90°の三角プリズムからなるプリズムアレーを備えたプリズムシート46、47は、図3(b)に示すように、それぞれのプリズムアレーを構成する各プリズムの稜線が点状光源30の出射光軸方向Lと略45°の角度をなして互いに直交するように配置されている。したがって、本実施形態における2枚のプリズムシート46、47に対して上述した方位角αをもって導光板20に入射する光は、点状光源30の出射光軸L方向(θ=0°)に出射される光のみになる。すなわち、本実施形態におけるプリズムシート46、47の配置構成は、輝線の発生に関与する可能性のある光線を、点状光源30の突出部32aの全周にわたって出射される光線のうち、θ=0°近傍に出射される光線のみに限定する作用を有するものである。
以上のように構成された本発明の実施の形態によれば、次のような作用・効果を得ることが可能となる。
まず、本実施形態における面状照明装置10は、LED30の突出部32aを導光板20の切欠き部50に収容して配置するものであり、LED30から突出部32aの全周方向にわたって出射した光を、切欠き部50の側面から入光させることにより、面状照明装置10の輝度の均一化を達成するものである。加えて、LED30は、ランプハウスを持たずLEDチップを封止する透光性樹脂が露出された発光部32を有しており、その突出部32aが、発光部32を形成する透光性樹脂により形成されていることにより、面状照明装置10の高輝度化および薄型化に寄与するものである。
また、導光板20の側端面23から突当面26まで凹設された切欠き部50の深さdは、切欠き部50に収容されたLED30の突出部32aの突出高さHと一致しているため、反射板41、42を突当面26に当接させて段差部24、25上に配置することによって、導光板20の、点状光源30の突出部32aよりも前方に位置する領域を覆うことなく、点状光源30の上下面35、36を覆うことができる。これによって、導光板20の、点状光源30との接続部近傍における輝線の発生を抑制することが可能となる。
さらに、本実施形態におけるプリズムシート46、47は、上述したように、点状光源30から導光板20に入射した後、導光板20の点状光源30との接続部近傍から出射されて輝線として視認される光を、点状光源の出射光軸方向Lに出射される光のみにほぼ限定する作用を有するため、上記構成による輝線の抑制を、より効果的に実施することができる。
また、本実施形態では、切欠き部50の側面は、LED30の突出部32aを構成する凸面に当接する平面部51と、平面部51に連接する円弧面部52、52により構成されている。これによって、輝線が発生する可能のある領域において導光板20と反射板41、42とが重なることがなくなり、LED30からの出射光を、より確実に切欠き部50の側面から導光板20に入射させることができ、輝線の発生を一層効果的に抑制すると共に光の利用効率を向上させることができる。また、円弧面部52、52が、LED30の突出部32aを構成する凸面と同一の曲率半径Rを有することで、輝度の均一性を維持することができる。その際、輝線抑制作用と輝度の均一化作用とを良好にバランスさせるために、平面部の幅は、0.4mm以下であることが好ましく、さらに好ましくは、0.2mm程度とするものである。
このように構成された本実施形態における面状照明装置10では、反射板41、42の形状を、突出部32aの形状と合致するように高精度に加工する必要はなく、さらに、点状光源30および反射板41、42の必要な配置構成は、導光板20と一体に成形された切欠き部50および段差部24、25等の構造に従って、容易かつ高精度に実施されるものであるため、面状照明装置の生産性を低下させることなく輝線の発生を抑制可能であって、高輝度かつ輝度の均一性に優れた薄型の面状照明装置を実現するものである。
なお、本発明に係る面状照明装置は、切欠き部50の側面が、平面部51を有さず、LED30の突出部32aを構成する凸面と略同一の形状を有する凹面で構成される場合を含むものであり、これによって、LED30の突出部32aと導光板20の切欠き部50とが密着し、LED30から導光板20へと入光した光の発光分布を、LED単体での光の発光分布と同等のものにすることが可能となり、面状照明装置の輝度の均一化に寄与することとなる。
また、切欠き部50の側面の構成を、平面部51と平面部51に連接する円弧面部52、52による構成に保持したまま、LED30から導光板20へと入光した光の発光分布を広角化するために、図10に示すように、切欠き部50の平面部51に光学素子を形成するものであってもよい。図10(a)に示す導光板60は、光学素子としてリニアフレネルレンズ61を用いた場合を示すものである。これによって、切欠き部50の平面部51を、レンズ面に相当する凹面Cとして機能させ、広角化作用を得るものである。また、さらなる広角化作用を得るために、図10(b)に示す導光板70のように、光学素子として三角プリズムアレー71を用いるものであってもよい。
本発明の実施の形態に係る面状照明装置の要部を示す分解斜視図である。 (a)は、図1に示す面状照明装置において点状光源と導光板との配置態様を示す平面図、(b)は、図1に示す面状照明装置のLED部分を組立状態で示す断面図である。 (a)は、図1に示す面状照明装置で使用されるプリズムシートを示す断面図、(b)は、2枚のプリズムシートの配置構成を模式的に示す図である。 図1に示す面状照明装置で使用されるLEDの具体的構造例を示す斜視図である。 図2に示すLEDの具体的構造例を示す断面図である。 図2に示すLEDの内部に封止されたLEDチップを示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 出射光の角度を示す半値幅θと、前方出射光量比ξとを示すグラフである。 半値幅の具体例を示すグラフである。 本実施形態におけるプリズムシートの作用を説明するための図であり、(a)は、2枚のプリズムシートの従来の配置構成を示す図、(b)は、2枚のプリズムシートに入射した光線の軌跡を示す図である。 切欠き部の平面部に光学素子を形成した導光板を示す平面図であり、(a)は、光学素子としてリニアフレネルレンズを用いた場合、(b)は、光学素子として三角プリズムアレーを用いた場合をそれぞれ示す図である。 従来の面状照明装置の構成例を示す平面図である。 従来の面状照明装置における輝線の発生を説明するための断面図である。 従来の面状照明装置の別の構成例を示す断面図である。 従来の面状照明装置における反射板の構成例を示す斜視図であり、(a)は分解図、(b)は結合図である。
符号の説明
10:面状照明装置、20,60,70:導光板、30:点状光源(LED)、32:発光部、32a:突出部、23:点状光源が配置される側端面、24,25:段差部、26:段差部と主面とを連接する側面(突当面)、41,42:反射板、46,47:プリズムシート、50:切欠き部、51:平面部、52:円弧面部

Claims (7)

  1. 導光板と、該導光板の側端面に配置される点状光源と、該点状光源の前記導光板の主面と略平行な側面の少なくとも一方に配置される反射板と、前記導光板の一方の主面上に配置される2枚のプリズムシートとを備える面状照明装置において、
    前記点状光源は、その光出射方向前方へと突出する部分円筒状の凸面で構成される突出部を有しており、
    前記導光板の少なくとも一方の主面には、前記点状光源が配置される側端面に沿って凹状の段差部が形成されると共に、前記導光板の、前記点状光源が配置される側端面には、前記段差部と前記主面とを連接する側面の位置までを深さとする切欠き部が形成されており、
    前記点状光源の突出部は前記切欠き部に収容され、前記反射板は、その一縁部を前記段差部の側面に当接させて前記段差部上に配置されることを特徴とする面状照明装置。
  2. 前記点状光源は、ランプハウスを持たずLEDチップを封止する透光性樹脂が露出された発光部を有するLEDであり、前記突出部は、前記発光部を形成する透光性樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の面状照明装置。
  3. 前記2枚のプリズムシートのそれぞれは、頂角が略90度の三角プリズムからなるプリズムアレーを備え、前記2枚のプリズムシートは、それぞれの前記プリズムアレーを構成する各三角プリズムの稜線方向が、前記点状光源の出射光軸方向に対して略45度の角度をなして互いに直交するように配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の面状照明装置。
  4. 前記切欠き部の側面は、前記点状光源の突出部を構成する凸面と略同一の形状を有する凹面で構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  5. 前記切欠き部の側面は、前記点状光源の突出部を構成する凸面の頂点に当接する平面部と、該平面部の両端に連接しかつ前記凸面と略同一の曲率半径を有する円弧面部とで構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  6. 前記平面部の幅は、0.4mm以下であることを特徴とする請求項5に記載の面状照明装置。
  7. 前記平面部には、光学素子が形成されていることを特徴とする請求項5または6に記載の面状照明装置。
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