JP4720978B2 - 面状照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、サイドライト方式の面状照明装置に関し、特に、液晶表示装置の照明手段として用いられる面状照明装置に関するものである。
今日の電子機器の表示手段等には液晶表示装置が広く用いられているが、この液晶表示装置は自発光型ではないことから、夜間や暗所での視認性を確保するための照明手段が必要となる。かかる照明手段として、従来から、面状照明装置が用いられている。
また、面状照明装置の一形態として、サイドライト方式の面状照明装置が広く用いられている。サイドライト方式の面状照明装置は、透光性を有する導光板と、該導光板の側端面に配置された棒状光源もしくは1つないし複数の点状光源を基本要素として構成されている。そして、近年の傾向では、携帯情報端末等の小型の電子機器への応用例の増加から、駆動回路の簡略化を図ることが可能な点状光源を備える形式の面状照明装置が用いられている。図11には、サイドライト方式の面状照明装置10の、導光板12と、導光板12の側端面に配置された複数の点状光源(LED)14とを模式的に示している。
ところで、図11に示す点状光源14を用いた面状照明装置10は、LED14から導光板12へと照射される光が一定の指向性を持つために、LED14によって照らされる導光板12のLED14の近傍は、明部Aと暗部Bとに明確に分かれてしまう。この明部と暗部との差を解消して平均的な明るさを得るための対策として、図12に示すように、導光板12のLED14との対向面12aに、微細なプリズム列等の光学的乱反射パターン12bを設けたり、図13に示すように、外装部材の一部が半円柱状の突出部16aとなったLED16を用い、かつ、導光板12には、突出部16aと嵌合する半円筒状の凹部12cを設け、突出部16aに形成したスリットから、LEDチップ17の光を放射状に出射するもの(例えば、引用文献1参照。)、さらには、図14に示すLED18のように、LEDチップ19を覆うランプハウス20を備え、ランプハウス20の高さや、傾斜面20aの傾斜角度を変更することによって、光の指向性を制御するもの等が挙げられる(例えば、特許文献2参照。)。なお、図14において、符号22は、ランプハウス20内にLEDチップ19を封止するための透光性樹脂である。
特開平10−199316号公報(〔0023〕、〔0026〕〜〔0028〕) 特開2002−217459公報(〔請求項1〕、図1)
さて、上記のごときLEDを用いた面状照明装置は、液晶表示装置の照明手段としての役割を担っていることから、更なる高輝度化、輝度の均一化を図りつつ、薄型化を促進することが常に求められている。この点、図12に示すような前方発光面がフラットな形式のLED14を用いた面状照明装置は、LED内部に封止されたLEDチップから出射される光のうち、前方のフラット面で全反射される光線が多く、後述するように前方出射光量比が悪化することから(図5参照)、更なる高輝度化には限界が生じていた。また、図13に示すような、半円柱状の突出部16aから光を出射する形式のLED16を用いた面状照明装置は、出射面で全反射される光線は減少するので、後述するように前方出射光量比は向上するが(図5参照)、その反面、レンズ効果によりLEDの半値幅が狭まり(図5参照)、輝度の均一化を図ることが困難であるといった問題が生じていた。一方、図14に示すように、LEDチップ19を覆うランプハウス20を備えたLED18を用いた面状照明装置は、ランプハウス20の肉厚が、面状照明装置の薄型化を阻害する原因となっていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、LEDを用いた面状照明装置の、更なる高輝度化、輝度の均一化を図りつつ、薄型化を促進することにある。
上記課題を解決するための、本発明に係る面状照明装置は、板状の導光板と、該導光板の側端面に配置されるLEDとを備える面状照明装置において、前記LEDはランプハウスを持たずLEDチップを封止する透光性樹脂が露出しており、該透光性樹脂の外形が、該LEDの光出射方向前方へと前記導光板と直交する方向の厚み一定で突出する連続曲面で構成され、かつ、該連続曲面の半径でその突出高さを除した値が、0.3以上0.6以下の範囲となるように形成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、LEDはランプハウスを持たずLEDチップを封止する透光性樹脂が露出していることで、ランプハウス分の厚みの増加が生じず、面状照明装置の薄型化が促進されることとなる。しかも、透光性樹脂の外形が上記所定の形状を有することで、面状照明装置の高輝度化に寄与するLEDの前方出射光量比と、面状照明装置の輝度の均一化に寄与するLEDの出射光の角度とを、高い次元でバランスさせることが可能となる。
また、本発明においては、前記透光性樹脂は、前記LEDチップの周囲を封止する蛍光体を混入した層と、その周囲を覆う透明樹脂層とを有し、該透明樹脂層に前記連続曲面が形成されており、前記LEDチップの青色発光の一部が前記蛍光体を混入した層の蛍光体に吸収され、前記LEDチップの発光よりも長波長に変換されて、前記LEDチップの青色発光との混色を生じることにより、前記LEDは擬似的に白色発光するものであることが望ましい。
また、本発明において、より好ましくは、前記連続曲面の半径でその突出高さを除した値が、0.4以上0.5以下の範囲となるように形成されているものである。この範囲とすることで、面状照明装置の更なる高輝度化と、輝度の均一化とを実現するために、半値幅θおよび前方出射光量比ξをより高いレベルでバランスさせるものとなる。
また、本発明においては、前記連続曲面で構成される突出部の半径が、前記LEDチップを前記導光板と直交する方向に投影した場合の長さに1.5を乗じた値以上となるように形成されていることが望ましい。
本発明によれば、透光性樹脂の外形が上記所定の形状を備えつつ、LEDチップが透光性樹脂内に完全に封止されたものとなる。
また、前記導光板の、前記LEDと対向する側端面に、前記突出部の外形に倣った切欠き部が形成されていることとすれば、上記所定の外形形状を有するLEDの透光性樹脂と導光板とが密着し、LEDから導光板へと入光した光の発光分布を、LED単体での光の発光分布と同等にすることが可能となり、面状照明装置の輝度の均一化に寄与することとなる。
一方、前記連続曲面で構成された突出部が、前記導光板の側端面と平行な方向に長く前記導光板と直交する方向に短い、直方体状の透光性樹脂からなる基部と一体に形成されており、前記突出部の突出高さは、当該基部からの突出高さであることとしてもよい。
この場合には、前記導光板の、前記LEDと対向する側端面に、前記突出部および前記基部の外形に倣った切欠き部が形成されていることとすれば、透光性樹脂の突出部と基部との双方が導光板と密着し、LEDから導光板への入光した光の発光分布を、LED単体での光の発光分布と同等にすることが可能となり、面状照明装置の輝度の均一化に寄与することとなる。また、突出部からの出射光のみならず基部からの出射光も、導光板へと入光させ、面状照明装置の高輝度化に寄与することができる。
さらに、前記LEDの前記導光板と平行な方向の側面に沿って、反射板が配置されていることによって、LEDの正面以外から出射される漏れ光の多くを、導光板へと導くことが可能となる。
本発明はこのように構成したので、LEDを用いた面状照明装置の、更なる高輝度化、輝度の均一化を図りつつ、薄型化を促進することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。ここで、従来技術と同一部分、若しくは相当する部分については同一符号で示し、詳しい説明を省略する。
本発明の実施の形態に係る面状照明装置は、図11に示す従来の面状照明装置と同様に、板状の導光板と、該導光板の側端面に配置されるLEDとを備えるものである。そして、使用されるLED24は、図1から図3に示すようにランプハウスを持たず、LEDチップ25を封止する透光性樹脂26が露出した構造を有している。また、透光性樹脂26の外形が、LED24の光出射方向前方へと突出する連続曲面で構成された突出部28を有している。また、図示の例では、突出部28は、導光板と平行な方向(図11に示す導光板12の紙面と平行な方向。)に長く、導光板と直交する方向(図11に示す導光板12の紙面と直交する方向。)に短い、直方体状の透光性樹脂からなる基部29と一体に形成されている。
さらに、突出部28を構成する連続曲面は、図示の例では一定の半径Rを有している。そして、突出部28の突出高さ(基部29からの突出高さ)をHとしたとき、0.3≦H/R≦0.6の範囲、より好ましくは0.4≦H/R≦0.5の範囲となるように形成されている。また、突出部28の半径が、LEDチップ25を導光板と直交する方向に投影した場合の長さ(LED24の長手方向と平行な方向の長さであり、図1、図3に符号Xで示す。)に1.5を乗じた値以上(1.5X≦R)となるように形成されている。
LED24の、より詳細な構造として、透光性樹脂26は、LEDチップ25の周囲が、図2、図3に示すように、硬質シリコーン系樹脂中に黄色発光の蛍光体であるセリウムで付活されたイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)微粒子を混入した層30で封止され、さらにその周囲(上層)に透明の硬質シリコーン系樹脂層32が付加された構造を有している。したがって、図示の例では、透明の硬質シリコーン系樹脂層32に突出部28が形成されている。また、LEDチップ25は、図4に示すように、サファイヤ基板25a上に、GaN、GaAIN等の窒化物系化合物半導体の積層からなる発光層25bが形成されたもの(青色発光の素子)が用いられている。そして、LEDチップ25は、図3に示すように、電極部を有する基板(PCB)34上に接着され、LEDチップ25上に形成されたアノード、カソード電極と基板34上の配線パターンとが、φ20μmの金線で接続された構造を有している。なお、図2〜図4には、LED24およびLEDチップ25の具体的寸法例を示している(単位はmm)。
以上の構造を有するLED24は、LEDチップ25の青色発光の一部がYAG微粒子混入層30のYAG微粒子(蛍光体)に吸収され、LEDチップ25の発光よりも長波長に変換されて、LEDチップ25の青色発光との混色を生じることにより、擬似的に白色発光するものである。なお、透光性樹脂26のYAG微粒子混入層30は、図2、図3に示すように、透明層32と完全に2層に分離した構成に限らず、少なくとも青色発光LEDチップ25の周囲にのみYAG微粒子混入層30が形成され、その周囲が全て透明層32で覆われている構造を採用することも可能である。
また、透光性樹脂26は、耐熱性を有する透明樹脂であれば良く、前記硬質シリコーン系樹脂の他にも、例えば、透明エポキシ樹脂等の熱硬化性の透明樹脂が適用可能である。また、高耐熱性の熱可塑性樹脂や、ガラス等の無機系材料も、必要に応じ適用可能である。
図5は、本発明の実施の形態に係る面状照明装置に用いられるLED24の、H/Rの値を種々に変化させることによる、LEDの出射光の角度を示す半値幅θと、前方出射光量比ξとの変化を図表にまとめたものである。また、図6は、図5の値に基くグラフである。なお、「半値幅θ」は、図7に示すように、出射光の出射強度のピーク値P(通常は、LED24の正面方向であるθ=0°の近傍に現れる。)の半分の出射強度1/2Pが得られるときの出射光の角度を「半値幅」と称し、出射光分布の指標として一般的に用いられる値である。図7は、R=0.9mm、H=0.4mm、H/R=0.44であるLEDの、半値幅θを例示したものである。
また、「前方出射光量比ξ」は、LEDから出射される全方向の光のうち、LEDよりも前方(上下の空間も含まれる)に出射される、面状照明装置の高輝度化に貢献する光と、LEDよりも後方(上下の空間も含まれる)に出射される、面状照明装置の高輝度化に貢献しない光とに分類した場合の、前者の比率を表す値である。
これらの具体的数値例から明らかなように、0.3≦H/R≦0.6の範囲では、半値幅θ、前方出射光量比ξ共に十分に良好な値が得られている。また、面状照明装置の更なる高輝度化と、輝度の均一化とを実現するために、半値幅θおよび前方出射光量比ξをより高いレベルでバランスさせるためには、0.4≦H/R≦0.5の範囲とすることが望ましい。なお、H/R=0(図12に示すような、前方発光面がフラットな形式のLED14)では、前方出射光量比ξの値が最低レベルまで低下しており、面状照明装置の高輝度化が困難であることが理解される。また、H/R=1(図13に示すような、半円柱状の突出部16aから光を出射する形式のLED16)では、半値幅θの値の低下が著しく、面状照明装置の輝度の均一化が困難であることが理解される。
なお、本発明の実施の形態に係る面状照明装置では、図8に示すように、導光板12の、LED24と対向する側端面12aに、突出部28の外形に倣った切欠き部12dを形成し、切欠き部12dにLED24の突出部28を嵌合させることとしても良く、また、図9(a)に示すように、導光板12の、LED24と対向する側端面12aに、LED24の突出部28および基部29の外形に倣った切欠き部12eを形成し、図9(b)に示すように、切欠き部12eに、LED24の突出部28および基部29を嵌合させることとしても良い。
さらには、図10(a)、(b)に示すように、LED24の導光板12と平行な方向の側面24a、24b(図10の例では、上下面)に沿って、反射板36を配置することとしても良い。反射板36としては、薄い樹脂基板上に、アルミニウム、銀等の高反射率の金属薄膜を形成した反射板が、薄さと反射特性の面で好適であるが、薄い樹脂基材上に、白色または乳白色の塗料を塗布することにより構成された光反射率の高い反射板、白色顔料を混入した樹脂からなる白色樹脂板、アルミニウム、銀等の高反射率の金属薄板等を用いることもできる。また、その厚みを100μm以下に抑えることで、バックライト全体の厚みを極力抑えることが可能となる。また、反射板36の形状は、生産性を考慮すれば、図示のごとくLED24の全体を完全に覆うことが可能な矩形であることが望ましいが、例えば、LED24の突出部28のみ覆う形状とすることで、必要な効果を得ることができる。
上記構成をなす本発明の実施の形態によれば、次のような作用効果を得ることが可能となる。まず、面状照明装置を構成するLED24は、ランプハウスを持たず、LEDチップ25を封止する透光性樹脂26が露出していることで、ランプハウス分の厚みの増加が生じないことから、面状照明装置の薄型化が促進されることとなる。しかも、透光性樹脂の外形が0.3≦H/R≦0.6を満たす形状を有することで、面状照明装置の高輝度化に寄与するLEDの前方出射光量比ξと、面状照明装置の輝度の均一化に寄与するLEDの半値幅θとを、高い次元でバランスさせることが可能となる。
また、LED24の突出部28の半径Rが、1.5X≦Rとなるように形成されていることで、LEDチップ25が透光性樹脂26から露出することなく、透光性樹脂26内に完全に封止されたものとなる。よって、LED24の歩留まりを確実に高め、面状照明装置のコストを低減させることができる。
また、導光板12の、LED24と対向する側端面12aに、突出部28の外形に倣った切欠き部12dが形成されていることとすれば、LED24の透光性樹脂26と導光板12とが密着し、LED24から導光板へと入光した光の発光分布を、LED単体での光の発光分布と同等にすることが可能となり、面状照明装置の輝度の均一化に、寄与することが可能となる。さらに、導光板12の、LED24と対向する側端面12aに、突出部28および基部29の外形に倣った切欠き部12eが形成されていることとすれば、透光性樹脂26の突出部28と基部29との双方が導光板12と密着し、突出部28からの出射光のみならず基部29からの出射光も導光板12へと入光することとなるので、より一層の、面状照明装置の輝度の均一化と高輝度化とに寄与することが可能となる。
なお、図1〜図3、図8〜図10に示したLED24は、突出部28が基部29と一体に形成された形状を有しているが、かかる形状は、複数のLED24を前後左右に一体成形した後に、各LED24単体へと切出す製造工程を採用する際に、基部29が各LEDへの樹脂の供給路として機能するものである。よって、基部29を有するLED形状は、LED24の生産効率を向上させる上で好ましいものである。一方、基部29は、面状照明装置の高輝度化、輝度の均一化における貢献度は、突出部28に対し比較的小さいことから、LED24の透光性樹脂26の外形を、突出部28のみからなるものとしても、上述と同様の効果を得ることが可能である。なお、図1に示すように、LED24は、突出部28を構成する連続曲面の基端部と、LEDチップ25の上端面とがほぼ一致するように構成されており、基部29を有する場合の、突出部28の突出高さHは、基部29からの突出高さとなる。一方、基部29を有さない場合の、突出部28の突出高さHは、LEDチップ25の上端面(図1参照)からの突出高さとなる。
また、LED24の突出部28を構成する連続曲面は、図示のごとく一定の半径Rを有していることが、生産性の観点からは好ましいが、例えば、突出部28の頂部から基部29に向けて、半径Rを徐変させることとしても上記作用効果を得ることが可能となる。
さらに、LED24の導光板12と平行な方向の側面24a、24bに沿って、反射板36が配置されていることによって、LED24の正面以外から出射される漏れ光の多くを導光板12へと導くことが可能となることから、上述の効果をより一層顕著なものとすることが可能となる。
なお、本発明の実施の形態に係る面状照明装置は、いわゆるバックライトにもフロントライトにも適用可能である。
本発明の実施の形態に係る面状照明装置の、LEDのLEDチップを封止する透光性樹脂の外形を示す模式図である。 図1に示すLEDの具体的構造例を示す外観斜視図である。 図1に示すLEDの具体的構造例を示す断面図である。 図1に示すLEDの内部に封止されたLEDチップを示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 出射光の角度を示す半値幅θと、前方出射光量比ξとをまとめた図表である。 図5の値に基くグラフである。 図5、図6の半値幅について説明する解説図である。 本発明の実施の形態に係る面状照明装置の、導光板の、LEDと対向する側端面に、LEDの突出部の外形に倣った切欠き部を形成した例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る面状照明装置の、導光板の、LEDと対向する側端面に、LEDの突出部および基部の外形に倣った切欠き部を形成した例を示す斜視図であり、(a)は分解図、(b)は結合図である。 本発明の実施の形態に係る面状照明装置の、LEDの導光板と平行な方向の側面に沿って、反射板を配置した例を示す斜視図であり、(a)は分解図、(b)は結合図である。 従来のLEDを用いた面状照明装置の基本構成を示す平面図である。 従来の、平均的な明るさを得るための対策が施された面状照明装置を示す平面図である。 従来の、平均的な明るさを得るための対策が施された面状照明装置を示す平面図である。 従来の、平均的な明るさを得るための対策が施されたLEDを示す平面図である。
10:面状照明装置、12:導光板、12a:LEDと対向する側端面、24:LED、 24a、24b:導光板と平行な方向の側面、25:LEDチップ、26:透光性樹脂、28:突出部、29:基部、30:YAG微粒子混入層、32:透明層、36:反射板

Claims (8)

  1. 板状の導光板と、該導光板の側端面に配置されるLEDとを備える面状照明装置において、LEDはランプハウスを持たずLEDチップを封止する透光性樹脂が露出しており、該透光性樹脂の外形が、該LEDの光出射方向前方へと前記導光板と直交する方向の厚み一定で突出する連続曲面で構成され、かつ、該連続曲面の半径でその突出高さを除した値が、0.3以上0.6以下の範囲となるように形成されていることを特徴とする面状照明装置。
  2. 前記透光性樹脂は、前記LEDチップの周囲を封止する蛍光体を混入した層と、その周囲を覆う透明樹脂層とを有し、該透明樹脂層に前記連続曲面が形成されており、
    前記LEDチップの青色発光の一部が前記蛍光体を混入した層の蛍光体に吸収され、前記LEDチップの発光よりも長波長に変換されて、前記LEDチップの青色発光との混色を生じることにより、前記LEDは擬似的に白色発光するものであることを特徴とする請求項1記載の面状照明装置。
  3. 前記連続曲面の半径でその突出高さを除した値が、0.4以上0.5以下の範囲となるように形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の面状照明装置。
  4. 前記連続曲面で構成される突出部の半径が、前記LEDチップを前記導光板と直交する方向に投影した場合の長さに1.5を乗じた値以上となるように形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の面状照明装置。
  5. 前記導光板の、前記LEDと対向する側端面に、前記突出部の外形に倣った切欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか記載の面状照明装置。
  6. 前記連続曲面で構成された突出部が、前記導光板の側端面と平行な方向に長く前記導光板と直交する方向に短い、直方体状の透光性樹脂からなる基部と一体に形成されており、前記突出部の突出高さは、当該基部からの突出高さであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の面状照明装置。
  7. 前記導光板の、前記LEDと対向する側端面に、前記突出部および前記基部の外形に倣った切欠き部が形成されていることを特徴とする請求項記載の面状照明装置。
  8. 前記LEDの前記導光板と平行な方向の側面に沿って、反射板が配置されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の面状照明装置。
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