JP2006066328A - 光源モジュール及びこの光源モジュールを用いた面照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】LEDからの放射光の利用効率を高めるとともに、導光板への光の入光を均一化して被照明部材の表示品位を向上させることができる光源モジュールを提供する。
【解決手段】表面に凹部2を有する金属板1の当該凹部2に、絶縁層3及びパターン層4がこの順に形成されており、前記パターン層4上にLEDチップ5が直接ボンディングされており、かつ、少なくとも前記パターン層4及びLEDチップ5が封止材で封止されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は光源モジュール及びこの光源モジュールを用いた面照明装置に関する。さらに詳しくは、LEDを光源として用いており、携帯型電話機、ビデオカメラ、VTR装置等において、液晶表示パネル等の画像表示パネルを裏面側から面状に照明するバックライトに好適に使用できる光源モジュール及びこの光源モジュールを用いた面照明装置に関する
携帯型電話機やビデオカメラ等の機器には、画像表示装置としての液晶表示装置が使用されており、この液晶表示装置においては、被照明部材としての液晶表示パネルを背面側から照明する面照明装置が一般に採用されている。かかる面照明装置では、従来より、光源として蛍光管等の線光源が多用されてきたが、近年における低消費電力化及び装置の小型化の要請に応じて、LEDからなる点光源が用いられるようになっている(例えば、特許文献1又は2参照)。
かかるLEDは、通常、パッケージされた状態で金属製基板又はフェノール樹脂若しくはガラスエポキシ樹脂等の樹脂製基板上に所定のパターンで半田付けされ、光源モジュールの形で利用されている。この光源モジュールは、導光板の側方端面に沿うように、又は導光板の裏面ないしは背面に位置するように、両面接着テープやねじ等によりケーシングに固定され、LEDから放射された光を導光板の表面側に配設された液晶表示パネル等の被照明部材に供給している。なお、導光板の裏面ないしは背面に光源モジュールが配置される場合、LEDからの光はライトガイドやリフレクター等を経由して導光板内に投射される。
特公平3−32075号公報 特開2002−107721号公報
しかしながら、前述した従来の光源モジュールは、基板自体の反りや、LEDパッケージの製造上のばらつき等に起因して、当該光源モジュールと導光板との密着状態が場所により異なる結果、導光板への入光量に差が生じ、表示品位が悪くなることがある。これを改善するためには、導光板入光面にレンズ加工を施したり、拡散性物質を塗布、配置する等、面照明装置側の構造に工夫をする必要があり、コストアップの原因となる。
また、導光板に密着していない部位では、LEDから放射されたものの導光板に入光しない光が発生し、光の利用効率が悪くなる。このような導光板内に入光しない光を利用するためには、別途反射材を用いる等の対策を講じる必要があり、さらにコストアップの原因となる。
さらに、導光板の裏面ないしは背面に光源モジュールを配置する場合は、導光板に直接入光する方式でないため、光の利用効率が低く、またリフレクター等の別部材を必要とするため、構造が複雑になるとともにコストがかかっていた。
本発明は、このような従来技術の有する問題点を解消するためになされたものであり、LEDからの放射光の利用効率を高めるとともに、導光板への光の入光を均一化して被照明部材の表示品位を向上させることができる光源モジュール及びこの光源モジュールを用いた面照明装置を提供することを目的としている。
本発明の光源モジュールは、表面に凹部を有する金属板の当該凹部に、絶縁層及びパターン層がこの順に形成されており、前記パターン層上にLEDチップが直接ボンディングされており、かつ、少なくとも前記パターン層及びLEDチップが封止層で封止されていることを特徴としている。
本発明の光源モジュールでは、導光板の凹部内にLEDチップが配置されているので、当該光源モジュールを導光板に密着させることができ、その結果、従来のような光の漏れ(ロス)がなくなり、リフレクター等の部材を用いることなく光の利用効率を大幅に向上させるとともに、導光板への入光量を均一にして被照明部材の表示品位を一定に保つことができる。また、基板にLEDパッケージを半田付けしていた従来の光源モジュールのような凹凸がなく、表面がフラットであるので、無駄な空間がなくなり、装置の小型化を図ることができる。さらに、金属板にLEDチップを直接ボンディングしているので、放熱性に優れ、LEDチップが発生する熱を速やかに外部に放熱することができる。その結果、LEDの光学特性を常に良好な状態に保つことができる。
前記凹部が、底面と、この底面から金属板の表面側に広がる2つの対向傾斜面とで構成されているのが好ましい。LEDチップの両側に傾斜面を配置することで、LEDチップの放射光の反射性を高め、光の利用効率を高めることができる。
また、本発明な面照明装置は、導光板の入光端面に、前述した光源モジュールを、前記LEDチップが入光端面と対向するように配置したことを特徴としている。前述した光源モジュールを用いることで、導光板に光源モジュールを密着して配置することが可能となり、その結果、従来のような光のロスがなくなり、リフレクター等の部材を用いることなく光の利用効率を大幅に向上させることができる。また、基板にLEDパッケージを半田付けしていた従来の光源モジュールのような凹凸がなく、表面がフラットであるので、無駄な空間がなくなり、装置の小型化を図ることができる。さらに、金属板にLEDチップを直接ボンディングしているので、放熱性に優れ、LEDチップが発生する熱を速やかに外部に放熱することができる。その結果、LEDの光学特性を常に良好な状態に保つことができる。
前記凹部が、底面と、この底面から金属板の表面側に広がる2つの対向傾斜面とで構成されているのが好ましい。LEDチップの両側に傾斜面を配置することで、LEDチップの放射光の反射性を高め、光の利用効率を高めることができる。
前記封止層には、非白色光を発生するLEDチップの光から白色光(疑似白色光を含む)を発生させる物質を混入させることができる。当該物質としては、青色、近紫外、又は紫外の光を放射するLEDを励起光源として白色光を発生する蛍光体などを採用できる。より具体的には、励起源として青色LEDを用いた場合には、黄色光が励起されるYAG蛍光体を採用でき、この場合、青色光と黄色光により白色光が得られる。また、励起源として近紫外・紫外LEDを用いた場合には、RGB蛍光体を採用できる。
前記導光板の入光端面と光源モジュールとの間に断熱材又は光拡散部材が配設されているのが好ましい。断熱材を配設することで、光源モジュールから入光端面への熱伝達が抑制され、導光板の入光端面付近が熱劣化するのを防止することができる。また、光拡散部材を配設することで、光源モジュールからの光を拡散させて均一な状態で導光板の入光端面に入光させることができる。これにより、導光板の出射面の輝度の均一性を向上させることができる。
前記導光板及び光源モジュールが金属製ケーシング内に配設されており、前記光源モジュールが、当該金属製ケーシングの内周面と密着するよう配置されているのが好ましい。放熱性に優れた金属製ケーシングに光源モジュールを密着して配置することにより、光源モジュールからの熱を速やかに外部に放熱することができ、その結果、従来のLED面照明装置の多くが必要としていたヒートシンクが不要となり、大幅なコストダウン及び装置の小型化を実現することができる。
前記導光板及び光源モジュールが金属製ケーシング内に配設されており、前記光源モジ
ュールと金属製ケーシングの内周面との間に、当該光源モジュールを囲む断面コ字状のリ
フレクター又は放熱部材が配設されているのが好ましい。リフレクターを設けることにより、LEDチップからの放射光を効率良く導光板の入光端面に入光させて光の利用効率を高めることができる。また、放熱部材を設けることで、光源モジュールからの熱を効率よく金属製ケーシングに伝達することができる。
本発明の光源モジュールはLEDからの放射光の利用効率を高めるとともに、導光板への光の入光を均一化して被照明部材の表示品位を向上させることができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の光源モジュール及びこの光源モジュールを用いた面照明装置の実施の形態について詳細に説明する。
図1及び2は、それぞれ本発明の一実施の形態に係る光源モジュールMの斜視説明図及び断面説明図を示しており、この光源モジュールMは、凹部2を有する金属板1の当該凹部2にLEDチップ5が配設された構成となっている。より詳細には、例えばアルミニウム、銅等放熱性の高い金属等からなる長尺の金属板1の一方の表面には長手方向に沿って凹部2が形成されている。この凹部2の断面(金属板1の長手方向と垂直な断面)の形状は、略逆台形状であり、底面2aと、この底面2aから金属板1の表面側に広がる2つの対向傾斜面2bとで構成されている。そして、この凹部2が形成された側の金属板1の表面には、Si、SiO等からなる絶縁層3が設けられている。絶縁層3は、例えば印刷等により金属板1上に形成することができる。凹部2の底面2aにおける絶縁層3の上には、パターン層4が櫛歯型(歯の部分が互いに入り組んでいる一対の櫛歯からなるパターン)に形成されている。前記パターン層4は、LEDチップ5に電気的に接続されて当該LEDチップ5に駆動用電力を供給する電極の役割を果たしている。LEDチップ5は、前記パターン層4上に直接ボンディングされており、導通時に特定の色調、例えば赤、黄、緑、青等の光を放射する。なお、図2において、6はワイヤボンディングを示している。
前記パターン層4及びLEDチップ5は、主としてこれらパターン層4及びLEDチップ5を保護するために、封止層7によって封止されている。この封止層7の材質としては、例えばエポキシ樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート、スチレン系ポリマー、透明(耐熱)ポリイミド、透明性フッ素樹脂、シクロオレフィンポリマー等を用いることができるが、耐熱性や寿命(輝度劣化)への影響に差があるのでシリコーン樹脂を用いるのが好ましい。前記封止層7は、その上面7aが金属板1の上面1aと面一になるように前記凹部2内に形成するのが好ましい。これにより、導光板の入光端面と密接に接触することができ、LEDチップ5から放射される光の入光効率を高めることができる。
前記金属板1の凹部2の断面形状は、金属板1の上面1aから突出することなくLEDチップ5を内部に収容することができるかぎり、どのようなものであってもよく、本発明において特に限定されるものではない。例えば、図1〜2に示される逆台形状以外に、円弧状(図3参照)、中央部が直線で、両端が円弧状のもの(図4参照)を採用することができる。
凹部2の傾斜面2bは、例えば銀ペースト等反射性をもつ物質を塗布する等して反射性を高めるのが好ましく、これによりこの傾斜面2bをリフレクターとして利用し、LEDチップ5から放射される光の利用効率を高めることができる。
金属板1は、一体成型により作製してもよいが、凹部2の形状が複雑である等の理由により一体成型が難しい場合や、高反射性の部材で傾斜面2bを構成したい場合等には、2種以上の部材で作製することもできる(図5参照)。
前記LEDチップ5は、金属板1の長手方向に沿って通常複数個配設されるが、その個数は、装置の発光面積や必要とする明るさ、LEDチップ5の輝度、さらには許容される消費電力等を考慮して選定することができる。また、その配置も、必要とするLEDチップ5の数や凹部2の寸法等を考慮して選定することができ、図1に示されるように直線状に配置する以外に、例えば千鳥状に配置したり(図7参照)、複数個を1グループとし、このグループを所定のピッチで配置することもできる。図8は、4個のLEDチップ5を正方形状に配置したものを1グループとし、このグループを所定のピッチで金属板1の長手方向に沿って複数配置した例を示している。
図9は本発明の光源モジュールMの他の実施の形態の平面説明図であり、この実施の形態では、隣接するLEDチップ5間にリフレクターの機能を果たす隔壁16が形成されている。この隔壁16は、図9〜10に示されるように、両側に傾斜面16aを有しており、LEDチップ5から放射された光をこの傾斜面16aで反射して導光板の入光端面に入光させることで、光の利用効率を高めている。この傾斜面16aに対しても、例えば銀ペースト等反射性をもつ物質を塗布する等して反射性を高め、さらに光の利用効率を高めることができる。
光源モジュールMから放射される光の色は、本発明においてとくに限定されるものではなく、液晶表示パネル等の被照明部材の仕様に応じて適宜選定することができるが、例えば、青色LEDチップをパターン層上にボンディングし、封止層7を構成するエポキシ樹脂等の封止材にYAG蛍光体を混入させることで、疑似白色光を得ることができる。
また、近紫外・紫外線LEDチップをパターン層上にボンディングし、封止層7を構成するエポキシ樹脂等の封止材にRGB蛍光体を混入させることで、白色光を得ることができる。
さらに、同じく青色LEDチップをパターン層上にボンディングした金属板を透明な合成樹脂で封止した後、この合成樹脂製の封止層にスクリーン印刷等により黄色の膜を形成したり、又は前記封止層上に黄色に着色された透光性の部材を配置することによっても、疑似白色光を得ることができる。
また、光源モジュールMは、単一色の光源としてもよいし、複数色の混色光源としてもよいが、R(赤)、G(緑)及びB(青)の混色光源をサイドライト方式で用いる場合、金属板の中央に一列かつ等ピッチでR、G及びBのLEDチップを配置するのが好ましい。R、G及びBのLEDチップを縦方向に配置(金属板の長手方向に垂直な方向に配置。図6参照)すると、導光板の入光端面近辺において、視野角を振った場合に表示品位が変化するからである。なお、多い光量が必要な場合は、発光量の多いLEDチップを選定するか、又はLEDチップ間のピッチを短くすることで対処することができる。また、R、G及びBのLEDチップの必要な個数は、LEDチップの仕様(LEDチップメーカーや品種により異なる)により変化し、必ずしも同数とはならないが、その場合でも、表示品位を均一にするためにできるだけ同色のLEDチップが隣り合わない配置とするのが好ましい。
つぎに本発明の光源モジュールMを用いた面照明装置Lの実施の形態について説明する。
図11に示される面照明装置Lは、導光板8と、この導光板8の入光端面8a(導光板の側方の端面のうち、光源モジュールからの光が入光する端面のこと)に沿って配設された光源モジュールMと、前記導光板8及び光源モジュールMを収納する金属製ケーシング12とで構成されている。この光源モジュールMは、図1〜10を用いて説明したように、表面に凹部2を有する金属板1の当該凹部2に、絶縁層及びパターン層(図11〜14では図示せず)がこの順に形成されており、前記パターン層上にLEDチップ5が直接ボンディングされており、かつ、少なくとも前記パターン層及びLEDチップ5が封止層(11〜14では図示せず)で封止されているものであり、前記LEDチップ5が導光板8の入光端面8aと対向するように配置されている。導光板8の裏面8b側(図11において下方側)には、当該裏面8aと対向して反射シート9が配設されている。この反射シート9は、実際には導光板8の裏面8a及び金属製ケーシング12の内面と当接した状態で金属製ケーシング12内に配設されているが、図11〜14では、分かりやすくするために間に空間を設けた状態で描いている。反射シート9は、白色ポリエチレンテレフタレート等の光反射性に優れたフィルムで形成されており、導光板8の裏面8bから出射した光を反射して導光板8内に戻す役割を果たしている。
前記導光板8及び光源モジュールMは、互いに密着するように、かつ金属製ケーシング12の内面に密着するように、当該金属製ケーシング12内に収納されている。導光板8と光源モジュールMを密着させることで、光源モジュールMのLEDチップ5からの放射光の漏れがなくなり、光の利用効率を大幅に向上させることができる。また、放熱性に優れた金属製ケーシング12に光源モジュールMを密着させているので、LEDチップ5が発生する熱を金属製ケーシング12を介して効率よく放熱することができる。その結果、従来のLED面照明装置の多くが必要としていたヒートシンクが不要となり、大幅なコストダウン及び装置の小型化を実現することができる。
図12は本発明の面照明装置Lの他の実施の形態の部分断面説明図である。この実施の形態に係る面照明装置Lは、導光板8の入光端面8aと光源モジュールMとの間に断熱材10が配設されている点を除き、図11に示される面照明装置Lと同じ構成である。したがって、共通する構成についての説明は省略する。図12に示される面照明装置Lは、導光板8の入光端面8aと光源モジュールMとの間に断熱材10が配設されているので、駆動により熱を発するLEDチップ5を有する光源モジュールMから入光端面8aへの熱伝達が抑制され、導光板8の入光端面8a付近が熱劣化するのを防止することができる。
図13は本発明の面照明装置のさらに他の実施の形態の部分断面説明図である。この実施の形態に係る面照明装置Lは、導光板8の入光端面8aに光拡散部材11が当該入光端面8aに当接して配置されており、そしてこの光拡散部材11と光源モジュールMとの間にスペーサー13が配設されている。光拡散部材11は、光源モジュールMからの光を拡散させて均一な状態で導光板8の入光端面8aに入光させるための部材であり、例えば透光性樹脂シートにレンチキュラー状の加工を施したものを用いることができる。スペーサー13は、光源モジュールMからの熱が光拡散部材11に伝達されるのを抑制する役割を果たしており、これにより光拡散部材11の光学特性が熱により劣化するのを防ぐことができる。なお、14は導光板8から出射される光の利用効率を高めて輝度を向上させるのに用いられるレンズシート等の光学シートである。また、導光板8や光源モジュールM等の他の構成は図11に示されるものと同じであるので、それらの説明は省略する。
図14は本発明の面照明装置の他の実施の形態の部分断面説明図である。この実施の形態では、光源モジュールMと金属製ケーシング12の内周面との間に、当該光源モジュールMを囲む断面コ字状のリフレクター15が配設されている。このリフレクター15はアルミニウム、真ちゅう等の高反射性の材料で作製されており、かかるリフレクター15を設けることで、LEDチップ5からの放射光を効率良く導光板8の入光端面8aに入光させて光の利用効率を高めることができる。光源モジュールMと入光端面8aとの間には、スペース17が設けられており、これにより光源モジュールMから入光端面8aへの熱伝達が抑制され、導光板8の入光端面8a付近が熱劣化するのを防止することができる。このスペース17に代えて、断熱材10(図12参照)を光源モジュールMと導光板8の入光端面8aとの間に設けてもよく、この場合も、光源モジュールMから入光端面8aへの熱伝達を抑制することができる。また、図13に示されるような光拡散部材11及びスペーサー13を前記スペース17に配設することもできる。この場合は光の反射効率及び拡散効率の両方を向上させることができ、光の利用効率をさらに高めることができる。なお、導光板8や光源モジュールM等の他の構成は図11に示されるものと同じであるので、それらの説明は省略する。
なお、図11〜14に示される実施の形態における構成を適宜組み合わせたり、変更することができる。例えば、図11〜12に示される実施の形態において、図13に示される光学シート14を導光板8の出射面側に配置することができる。また、光源モジュールMの発熱量があまり多くない場合は、図14におけるスペース17を省略して、光源モジュールMを導光板8の入光端面8aに当接させることもできる。さらに、図14に示される実施の形態において、断面コ字状のリフレクター15に代えて、銅、アルミニウム等からなる放熱性部材を用いることができ、この場合、光源モジュールMからの熱を効率よく金属製ケーシングに伝達することができる。
また、金属製ケーシングに代えて、熱伝導性プラスチック等の放熱性の材料で作製されたケーシングを用いることもできる。
本発明の光源モジュールの一実施の形態の斜視説明図である。 本発明の光源モジュールの一実施の形態の断面説明図である。 光源モジュールにおける金属板の一例の断面説明図である。 光源モジュールにおける金属板の他の例の断面説明図である。 光源モジュールにおける金属板のさらに他の例の断面説明図である。 光源モジュールにおけるLEDチップの一配置例の平面図である。 光源モジュールにおけるLEDチップの他の配置例の平面図である。 光源モジュールにおけるLEDチップのさらに他の配置例の平面図である。 本発明の光源モジュールの他の実施の形態の平面説明図である。 図9に示される光源モジュールのA−A線断面図である。 本発明の面照明装置の一実施の形態の部分断面説明図である。 本発明の面照明装置の他の実施の形態の部分断面説明図である。 本発明の面照明装置のさらに他の実施の形態の部分断面説明図である。 本発明の面照明装置の他の実施の形態の部分断面説明図である。
符号の説明
1金属板
2凹部
3絶縁層
4パターン層
5LEDチップ
7封止層
8導光板
10断熱材
11光拡散部材
12金属製ケーシング
15リフレクター
M光源モジュール
L面照明装置

Claims (10)

  1. 表面に凹部を有する金属板の当該凹部に、絶縁層及びパターン層がこの順に形成されており、前記パターン層上にLEDチップが直接ボンディングされており、かつ、少なくとも前記パターン層及びLEDチップが封止層で封止されていることを特徴とする光源モジュール。
  2. 前記凹部が、底面と、この底面から金属板の表面側に広がる2つの対向傾斜面とで構成されている請求項1に記載の光源モジュール。
  3. 導光板の入光端面に、請求項1に記載の光源モジュールを、前記LEDチップが入光端面と対向するように配置したことを特徴とする面照明装置。
  4. 前記凹部が、底面と、この底面から金属板の表面側に広がる2つの対向傾斜面とで構成されている請求項3に記載の面照明装置。
  5. 前記封止層には、非白色光を発生するLEDチップの光から白色光を発生させる物質が混入されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の面照明装置。
  6. 前記導光板の入光端面と光源モジュールとの間に断熱材が配設されている請求項3〜5のいずれかに記載の面照明装置。
  7. 前記導光板の入光端面と光源モジュールとの間に光拡散部材が配設されている請求項3〜5のいずれかに記載の面照明装置。
  8. 前記導光板及び光源モジュールが金属製ケーシング内に配設されており、前記光源モジュールが、当該金属製ケーシングの内周面と密着するよう配置されている請求項3〜6のいずれかに記載の面照明装置。
  9. 前記導光板及び光源モジュールが金属製ケーシング内に配設されており、前記光源モジュールと金属製ケーシングの内周面との間に、当該光源モジュールを囲む断面コ字状のリフレクターが配設されている請求項3〜7のいずれかに記載の面照明装置。
  10. 前記導光板及び光源モジュールが金属製ケーシング内に配設されており、前記光源モジュールと金属製ケーシングの内周面との間に、当該光源モジュールを囲む断面コ字状の放熱部材が配設されている請求項3〜7のいずれかに記載の面照明装置。
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