JP2009004197A - 面発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】導光板に対する発光素子の位置決めを行うことなく、簡易な構成で光の利用効率の高くして輝度効率及び輝度均一性を向上すること。
【解決手段】導光板240は、一側面242に取り付けられたLED230からの光を導光する。この導光板の一側面242には、LED230と並ぶ部位に、遮光性を有する導電膜部250が覆うように密着して取り付けられている。導電膜部250は、LED230の配線を形成するものであり、導光版240の全周における一側面以外の側面にも取り付けられている。導電膜部250は、導光版240の外周の全面を覆っている。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶パネル等の背面に配設されて、液晶パネルを背面から照射する面発光装置に関する。
従来、液晶パネルの背面に配設される面発光装置としては、導光板の側面を光入射面として、導光板の表面側に光を導光するサイドライト方式のものが知られている(例えば特許文献1参照)。
例えば、図9に示すように、サイドライト方式の面発光装置1は、ホルダ2内に、フレキシブル基板(Flexible Printed Circuit:以下FPCという)3に接続された発光ダイオード(LED)4を配置し、このLED4に対向して、導光板5の側面を配置させている。導光板5は、側面から入射された光を表面側に導光し、導光板5上のリムシート6を介して接続された液晶パネルを照射するように構成されている。
特開2004−177890号公報
このような面発光装置では、搭載されるLEDからの光をできるだけ効率よく利用して導光板の表面から出射させることが考えられている。
しかしながら、従来の面発光装置の構成では、光の利用効率が高い面発光装置を形成する際に、FPCに実装されたLEDをそれぞれ導光板の側面に対して、光の入射効率を考慮して、光軸が直交するように位置決め配置する必要があり、手間がかかっていた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、導光板に対する発光素子の位置決めを行うことなく、簡易な構成で、光の利用効率が高い面発光装置を提供することを目的とする。
本発明の面発光装置は、導光板と、前記導光板の外周に設けられた発光素子と、前記発光素子の配置された面に設けられ、前記発光素子の配線を形成するとともに遮光性を有する導電膜部とを有する構成を採る。
以上説明したように、本発明によれば、導光板に対する発光素子の位置決めを行うことなく、簡易な構成で、光の利用効率を高め、輝度効率の向上及び輝度均一性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る面発光装置の説明に供する図であり、面発光装置を備える電子機器の構成の要部を示す図である。
図1に示す電子機器100では、液晶パネル110の背面に、当該液晶パネル110を背面から照射する面発光装置200が配設されている。なお、液晶パネル110は、裏面に偏光板111が取り付けられたガラス基板112の表面に、FPC113、液晶駆動用のドライバIC114及び表示領域となる表面部分に偏光板115が取り付けられたガラス基板116を取り付けてなる。この液晶パネル110は透過型もしくは半透過型の画素構造を有する。
面発光装置200は、箱状に形成されたホルダ210と、反射シート220と、発光素子である発光ダイオード(Light Emitting Diode、以下「LED」という)230、導光板240及び導電膜部250を有する導光板ユニット260と、拡散シート222と、集光シート223、224と、リムシート225とを有する。
この面発光装置200は、リムシート225を介して液晶パネル110の背面に接続されている。リムシート225は遮光性を有する両面粘着テープであり、面発光装置200の出射光が液晶パネル110の有効表示領域(画像が表示される領域)のみを照射するよう、窓枠状の形状を有している。
ホルダ210の底面には、反射シート220が配設され、この反射シート220上に、導光板ユニット260、拡散シート222、集光シート223、224、リムシート225が順に積層されている。
反射シート220は、入射される光を表面側に反射するものであり、ここでは、上部に配置された導光板ユニット260から出射される光を、導光板240の表面側に反射させる。また、導光板240において、拡散シート222、集光シート223、224により覆われた表面で、リムシート225の窓枠内の領域が有効発光領域となっている。
図2は、導光板ユニットの要部構成を説明するための模式図である。
導光板ユニット260では、面状をなし、端面を光入射面とする導光板240の外周面の一側面242に、LED230が、その光軸を一側面に直交させた状態で取り付けられている。
ここでは、導光板240は、矩形板状をなしており、例えば、アクリル樹脂板等の導光性を有する部材により形成され、裏面または表面と裏面の両方に形成された導光パターンによって、側面から入射される光を表面側に導光する。導光板240の一側面242にはLED230が複数個、所定間隔をあけて並べて取り付けられている。
LED230は、発光面を導光板240の一側面242の部位242aに対向させた状態で、導光板240に取り付けられており、発光した際に、導光板240に光を出射する。本実施の形態では、LED230は、矩形面状の発光面を有し、この発光面から導光板240に直接光を出射することで、導光板240は、LED230の実装面に対して直交する上方(表面側)に光を照射する。
このようにLED230が取り付けられた導光板240の外周面243には、導電性を有し、LED230の配線となる導電膜部250が設けられている。
導電膜部250は、導光板240の厚みと略同じ幅を有する帯状に形成され、取り付けられる導光板240の外周面(側面)の部位に対して、当該部位を覆うように設けられている。ここでは、導電膜部250は、設けられている導光板240の側面の部位に対して、当該部位との間に空気層が存在しないように、密着した状態で取り付けられている。
なお、導電膜部250は、導光板240の側面にメッキ、導電性塗料等の塗布、印刷により形成されてもよいし、導電性を有する膜材の貼着、蒸着又は接着により成膜されてもよい。
ここでは、導電膜部250は、遮光性を有する金属膜からなり、LEDが取り付けられた導光板240の一側面242に取り付けられた第1遮光導電膜部251、第2遮光導電膜部252、第3遮光導電膜部253及び第4遮光導電膜部254と、第4遮光導電膜部254に連続し、一側面242を除く側面に取り付けられた第5遮光導電膜部255とを有する。
第1遮光導電膜部251は、一端部251aで半田270によりFPC280に接続され、他端部251bで、LED230−1の端子にボンディングにより接続されている。また、第2遮光導電膜部252は、LED230−1とLED230−2間に配置され、両端部252a、252bでLED230−1、230−2の端子にそれぞれボンディングにより接続されている。第3遮光導電膜部253は、LED230−2とLED230−3間に配置され、両端部253a、253bでLED230−2、230−3の端子にそれぞれボンディングにより接続されている。
第4遮光導電膜部254は、LED230−3と導光板240の角部240aとの間に取り付けられ、LED203−3側の一端部254aで当該LED230−3の端子にボンディングにより接続され、他端部254bで第5遮光導電膜部255の一端部255aに接続されている。
第5遮光導電膜部255は、導光板240の外周面243において一端面242以外の3側面を覆うように取り付けられ、他端部252bを、第1遮光導電膜部251の一端部251aに対して離間して配設して、FPC280に半田270により接続されている。
つまり、LED230−1〜230−3が、導光板240の側面242に取り付けられた導電膜部251〜254にボンディングにより実装されることによって、導電膜部250(251〜255)は、導光板240の外周で、LED230−1〜230−3を直列で電気的に接続し、導光板240を囲むLED230の配線部を形成している。
なお、FPC280は、ここでは、導光板240においてLED230が取り付けられた一側面242の一端部が形成する角部240bの下部に配置して、第1遮光導電膜部251と第5遮光導電膜部255とに接続された構成としたが、FPC280と導電膜部250との接続は、導電膜部250が取り付けられる導光板240の外周のどの位置で接続されてもよい。例えば、第1遮光導電膜部251と第5遮光膜255とを接続させて、FPC280を一側面と隣り合う側面の下部に配設し、上方に位置する遮光導電膜部を長手方向に離間するように分割して、分割片をそれぞれアノード用端子、カソード用の端子として接続する構成としてもよい。
FPC280が接続された導光板ユニット260では、FPC280から導電膜部250を介して、LED230に電流が流れて発光する。LED230からの光は直接導光板240の一側面から導光板240内に入射して、導電膜部250により遮光されるとともに、導光板240に形成された導光パターンや反射シート220等によって導光板240の表面側から出射される。なお、ホルダ210(図1参照)も、導光板ユニット260の裏面から漏れる光を遮光し、導光板ユニット260の表面側へ戻している。
そして、導光板ユニット260上面の拡散シート222(図1参照)により拡散されて、集光シート223、224を介して、液晶パネル110を背面から照射する。
この構成によれば、導光板240にLED230が取り付けられるとともに、導光板240の外周に、LED230を直接に接続する配線となる導電膜部250が取り付けられている。このため、面発光装置200を形成する際に、導光板240に対するLEDの位置決めを行う必要がなく、LED同士を接続する配線部の設置領域をLED近傍に別途設ける必要がない。
つまり、従来と異なり、FPCに実装されたLEDを、LEDとは別部材の導光板240に対して光の入射効率を考慮して正確に行う位置決め作業を必要とせず、簡易な構成で、光を効率よく利用することができ、容易に輝度の高い面発光装置を形成することができる。
また、導光板240の外周面243が、密着された導電膜部(第1〜第5遮光導電膜部)により覆われている。このため、導電膜部250は、導光板240の端面からの光の漏れを防止して、導光板240における光の利用効率を上げることができ、LEDからの光を効果的に表面側に導光して、表面側で面発光することができる。つまり、導光板240における輝度効率の向上及び輝度均一性の向上を図ることができる。
また、導電膜部250は、取り付けられる導光板240の側面の部位に対して、当該部位との間に空気層が存在しないように、密着した状態で取り付けられている。このため、導光板240の端面からの光の漏れが一層防止されており、導光板240における光の利用効率を向上させることができる。さらに、金属光沢を持つ素材で導電膜部250を形成することで、導光板240の端面からの光の漏れを防止するのみならず、光を積極的に反射して導光板内部へ戻すことができ、光の利用効率をさらに向上させることができる。
なお、本実施の形態では、導光板240の外周面243の一側面242にLEDを取り付けた構成としたが、これに限らず、外周面243全面に渡って互いに離間して取り付けた構成としてもよい。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2に係る面発光装置を説明するための面発光装置の平面図であり、図4は、同面発光装置の要部である導光板ユニットを示す図である。
なお、この実施の形態2の面発光装置300は、図1に示す実施の形態1における面発光装置200と比較して、導光板ユニット360及び導光板ユニット360を収容する箱形のホルダ310における内周壁部分の構成のみ異なり、その他の構成は同様の構成を有している。よって、異なる構成のみ説明し、同様の構成については同名称、同符号を付して説明は省略する。
図3に示す面発光装置300は、液晶パネル110(図1参照)の背面に配設され、液晶パネル(図1参照)を背面から照射するものであり、実施の形態1の導光板ユニット260と同様の基本的構成を有する導光板ユニット360をホルダ310内部に収容している。
先ず、導光板ユニット360について説明する。
図4に示す導光板ユニット360は、発光素子であるLED230、導光板240及び導電膜部350を有する。なお、導光板ユニット360の表面側には、図示しないが、拡散シート、集光シート、リムシートが積層され、リムシートを介して液晶パネルの背面に接合される。
この導光板ユニット360が、実施の形態1の導光板ユニット260と異なる点は、導光板ユニット260では、LED230を一側面242に取り付けているのに対し、LED230を導光板240の外周面243の全周に渡って所定間隔をあけて取り付けて、導電膜部250と同様に構成された遮光性を有する導電膜部350により直列に電気的に接続している点である。
すなわち、導光板ユニット360は、導光板240の外周面243において、一側面242と隣り合う側面244、245と、一側面242と平行な側面246にLED230をそれぞれ複数取り付けて、それぞれのLED230間に配設された導電膜部350(第5遮光膜部に相当部分)の分割片350a〜350kにより電気的に直列で接続している。
なお、LED230及び導電膜部350は、実施の形態1のLED230及び導電膜部250と同様に導光板240に設けられるものであり、説明は省略する。
このように構成された導光板ユニット360はホルダ310の枠体312内に収容されている。ここでは、ホルダ310は、導光板ユニット360を側方から囲む枠体312を周壁部とする箱状をなし、底面には、図示しない反射シートが布設されている。
ホルダ310において、枠体312としての周壁部は、導光板ユニット360の導光板240の外形に対応した内周面314を有し、この内周面314において、導光板240に取り付けられたLED230の位置に対応する位置に、LED230を収容する切欠部320が形成されている。
すなわち、ホルダ310において枠体312としての周壁部分は、導光板ユニット360自体の側面形状に対応して形成されている。
切欠部320は、ホルダ310が収容する導光板ユニット360側及び上方に開口して形成されており、その内壁面322は、入射される光を前記導光板240側に反射する。
ここでは、切欠部320は、内周面322を平面視円弧状に切り欠いてなる。この内壁面322は、LED230を囲む湾曲面となっている。湾曲した内壁面322は、発光したLED230から切欠部320側に漏れる光を反射して、切欠部320の内壁面322と対向する導光板240側に反射する。
これにより、導光板240の側面においてLED230が取り付けられた部位と導光板240の表裏面との間で露出する端面部分を介して、LED230から切欠部320側に漏れた光を導光板240内に入射させて、導光板240における光の利用効率を向上させることができる。よって、LED230が駆動することによって導光板240から発光される光、具体的には液晶パネルを照射する光の輝度効率の向上及び輝度均一性の向上を図ることができる。
このようなホルダ310に収容された導光板ユニット360を備える面発光装置300によれば、導電膜部350による光の利用効率の向上及び面発光装置を構成する際のLEDの導光板240に対する位置決めの不要等といった実施の形態1と同様の効果を得ることができるとともに、導光板ユニットでは、導光板240の全周である4側面にそれぞれLEDが配設されているため、導光板240を介して表面側から出射される光を均一に出射させることができる。
また、導光板240の全周に渡ってLED230が取り付けられた構成において、これらLED230の配線は、導光板240の外周に設けられた導電膜部350により構成されている。
このため、全てのLED230を発光させるための複雑な配線を用いることがない。すなわち、導光板ユニット360を備える面発光装置300において、導光板ユニット360を収容するホルダ310内に、導光板ユニット360とは別に、導光板240の外方に、当該導光板240の外周面243の全面に取り付けられたLED230の配線となる複雑なFPCを配置する必要が無く、その分の省スペース化を図ることができる。
なお、ここではホルダ310の切欠部320は、ホルダ310が収容する導光板ユニット360側及び上方に開口して形成されているものとしたが、この上方の開口を覆うように反射性を有するシート(例えば反射シート220と同様の素材)を布設しても良い。こうすることで、上方の開口から漏れる光を導光板240側に反射させることができ、光の利用効率をより向上させることができる。
なお、実施の形態2において、切欠部320によりLED230から切欠部側に漏れる光を導光板240側に反射させる場合、切欠部320と対向する側面部分において導電膜部350の一部が取り付けられる領域を極力減らして、導光板240の側面を光の入射面とするようにしてもよい。
この構成を実施の形態2における面発光装置の変形例として説明する。なお。以下の各変形例で示す導光板ユニットは、それぞれ同様の基本的構成要素を有する。
(変形例1)
図5は、実施の形態2における面発光装置の変形例1の説明に供する図である。
図5に示す面発光装置400では、導光板ユニット460の導光板240の一側面242に、LED230と、遮光性を有するとともにLED230の配線となる導電性を有する導電膜部450とが設けられている。
導電膜部450は、導光板240の一側面242に、LED230と長手方向で隣り合う部位に取り付けられ、導光板240の厚み(表裏面間の長さ)に対応して、当該厚みと略同じ幅を有する分割導電膜部451〜453と、分割導電膜部451〜453とLED230の側端部とを接続する電極部454〜457とを有している。
分割導電膜部451〜453は、ホルダ310の内周面314に対向配置されており、分割導電膜部451〜453のLED側の端部451a、452a、453aは、それぞれ凹状(ここでは円弧状)の切欠部320の両端縁320aと対向する位置に配置されている。
電極部454〜457の幅(導光板240の厚み方向の長さ)は、分割導電膜部451〜453の幅よりも短い。ここでは、LED230の高さ(導光板240の厚み方向の長さ)よりも短い。
これにより、導光板240の一側面242において、分割導電膜部451〜453に挟まれ、且つ、切欠部320と対向する領域Rでは、電極部454〜457及びLED230と、導光板240の表裏面との間の部位が切欠部側に露出している。したがって、これら露出領域から切欠部320によるLED230の反射光を導光板240内に入射させることができ、導光板240におけるLEDの光利用効率を向上させることができる。これにより、導光板における輝度効率及び輝度均一性を高めることができる。
(変形例2)
図6は、実施の形態2における面発光装置の変形例2の説明に供する図である。
図6に示す面発光装置500では、導光板ユニット560の導光板240の一側面242に、LED230と、遮光性を有するとともにLEDの配線となる導電性を有する導電膜部550とが設けられている。
導電膜部550は、導光板240の一側面に、LED230と長手方向で隣り合う部位に取り付けられ、導光板240の厚み(表裏面間の長さ)に対応して、当該厚みと略同じ幅を有する分割導電膜部551〜553と、導光板240の表面の縁部に取り付けられ、分割導電膜部551〜553とLED230の側端部とを接続する表面電極部554〜556とを有している。
分割導電膜部551〜553は、ホルダ310の内周面314に対向配置されており、分割導電膜部551〜553のLED側の端部551a、552a、553aは、それぞれ凹状(ここでは円弧状)の切欠部320の両端縁320aと対向する位置に配置されている。
表面電極部554〜556は、導光板240の表面の縁端において分割導電膜部551〜553に接続されており、分割導電膜部551〜553と隣り合うLED230側に向かって、分割導電膜部551〜553から延び、この延び出た端部(例えば端部551b)から、切欠部320と対向する部位に垂下する垂下片557を介してLED230の端部に電気的に接続されている。
これにより、導光板240の一側面において、分割導電膜部551〜553に挟まれ、且つ、切欠部320と対向する側面の領域R1では、垂下片557及びLED230が取り付けられた部位以外の部位が切欠部320側に露出している。したがって、これら露出領域から導光板240内に、切欠部320によるLEDの反射光を入射させることができ、導光板240におけるLEDの光利用効率を向上させることができる。
(変形例3)
図7は、実施の形態2における面発光装置の変形例3の説明に供する図である。
図7の面発光装置600では、導光板ユニット660の導光板240の一側面242に、LED230と、遮光性を有するとともにLED230の配線となる導電性を有する導電膜部650とが設けられている。
導電膜部650は、導光板240の一側面242に、LED230と長手方向で隣り合う部位に取り付けられ、導光板240の厚み(表裏面間の長さ)に対応して、当該厚みと略同じ幅を有する分割導電膜部651〜653を有する。分割導電膜部651〜653とLED230の側端部とは、透光性(光を透過する性質)を有する導線部材である透明電極部655により接続されている。
これにより、導光板240の一側面242において、分割導電膜部651〜653に挟まれ、且つ、切欠部320と対向する領域R1では、LED230が取り付けられた部位以外の部位が切欠部320側に露出している。したがって、これら露出領域を介して、切欠部320によるLED230の反射光を導光板240内に入射させることができ、導光板240におけるLEDの光利用効率を向上させることができる。
なお、本実施の形態において、ホルダ310に導光板ユニット360〜660を収容した際に、LED230を収容する切欠部320は、その内壁面322を湾曲面として説明したが、これに限らず、収容したLED230からの光を導光板240側に反射させる形状であれば、どのような形状であってもよい。
図8は、実施の形態2の面発光装置において、切欠部の形状のみ変更した面発光装置の別例を示す平面図である。
図8に示す面発光装置700では、図3及び図4に示す導光板ユニット360を収容するホルダ710の切欠部720は、導光板240に取り付けられたLED230の両側方にそれぞれ配置され、互いに対向する両側壁部723、724を有する凹状をなし、両側壁部723、724は、前記導光板240側に向かって漸次離間している。
これにより、導光板240の側面において、LED230が取り付けられた部位と導光板240の表裏面との間で露出する端面部分を介して、LEDから切欠部側に漏れた光を導光板240内に入射させて、導光板240における光の利用効率を向上させることができる。よって、LEDが駆動することによって導光板240の表面から出射される光、具体的には液晶パネル側を照射する光の輝度を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。
本発明に係る面発光装置は上記各実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。
なお、実施の形態2及び、変形例1〜3において、導電膜部は、実施の形態1と同様に、導光板240の側面にメッキ、導電性塗料等の塗布、印刷により形成されてもよいし、導電性を有する膜材の貼着、蒸着又は接着により成膜されてもよい。
なお、実施の形態2の面発光装置におけるホルダの構成は、実施の形態1のホルダに適用しても良い。つまり、面発光装置において、ホルダに、導光板240に取り付けられたLEDを収容する切欠部が形成された構成である。これによれば、実施の形態2で説明した効果と同様の効果を得ることができる。また、実施の形態2の各変形例で説明した構成を導光板ユニットに適用しても良いことは勿論である。
また、実施の形態2では、ホルダに形成される切欠部の内周面を湾曲面としたが、これに限らず、切欠部に収容されるLEDからの光を、導光板240側に効率よく反射させるものであれば、どのように形成されてもよい。例えば、凹状に形成された切欠部の内周面に、ホルダの開口方向に延在し、角度が異なる複数の傾斜面を形成して、これら傾斜面によって入射された光を、切欠部の開口方向に均一に反射させるようにしてもよい。
本発明に係る面発光装置は、液晶パネルとともに、携帯電話を含む形態通信端末などの電子機器に搭載することが可能であり、これにより上記と同様の作用効果を有する電子機器を提供することができる。
本発明に係る面発光装置は、導光板に対する発光素子の位置決めを行うことなく、簡易な構成で、光の利用効率を高くできる効果を有し、液晶パネルを搭載した電子機器に用いられる面発光装置として有用である。
本発明の実施の形態1に係る面発光装置の説明に供する図 導光板ユニットの要部構成を説明するための模式図 本発明の実施の形態2に係る面発光装置を説明するための面発光装置の平面図 同面発光装置の要部である導光板ユニットを示す図 実施の形態2における面発光装置の変形例1の説明に供する図 実施の形態2における面発光装置の変形例2の説明に供する図 実施の形態2における面発光装置の変形例3の説明に供する図 実施の形態2の面発光装置において、切欠部の形状のみ変更した面発光装置の別例を示す平面図 従来の面発光装置の説明に供する図
符号の説明
100 電子機器
110 液晶パネル
200、300 面発光装置
210、310 ホルダ
230 LED(発光素子)
240 導光板
250、350、450、550、650 導電膜部
310、710 ホルダ
312 枠体
314 内周面
320 切欠部
322 内壁面
554、555、556 表面電極部
655 透明電極部

Claims (10)

  1. 導光板と、
    前記導光板の外周に設けられた発光素子と、
    前記発光素子の配置された面に設けられ、前記発光素子の配線を形成するとともに遮光性を有する導電膜部と、
    を備えたことを特徴とする面発光装置。
  2. 前記導電膜部は、前記導光板の外周面に、前記発光素子が設けられた部位を除く略全面に渡って設けられていることを特徴とする請求項1記載の面発光装置。
  3. 前記発光素子は、前記導光板の外周面のうち少なくとも一側面に所定間隔をあけて複数設けられ、
    前記導電膜部は、複数の発光素子間のそれぞれに配設されるとともに発光素子同士を電気的に直列で接続する配線であることを特徴とする請求項1記載の面発光装置。
  4. 前記発光素子及び前記導電膜部が設けられた前記導光板を内部に収容する枠体を備えたホルダを更に有し、
    前記枠体には、前記導光板の外形に対応した内周面において、前記導光板に取り付けられた発光素子の位置に対応する位置に、前記発光素子を収容する切欠部が形成され、
    前記切欠部の内壁面は、入射される光を前記導光板側に反射することを特徴とする請求項1記載の面発光装置。
  5. 前記切欠部の内壁面は、湾曲面であることを特徴とする請求項4記載の面発光装置。
  6. 前記切欠部は、前記導光板に設けられた前記発光素子の両側方にそれぞれ配置され、互いに対向する両側壁部を有する凹状をなし、
    前記両側壁部は、前記導光板側に向かって漸次離間していることを特徴とする請求項4記載の面発光装置。
  7. 前記導光板の外周面において前記切欠部と対向する部位に、前記導電膜部と前記発光素子とを電気的に接続するとともに、前記導電膜部よりも前記導光板の厚み方向の長さが短い電極部が配設されていることを特徴とする請求項4記載の面発光装置。
  8. 前記導光板の外周面において前記切欠部と対向する部位に、前記導電膜部と前記発光素子とを電気的に接続するとともに透光性を有する透明電極部が配設されていることを特徴とする請求項4記載の面発光装置。
  9. 前記導光板の外周面において、前記切欠部と対向する部位と隣り合う前記導光板の表裏面に、前記導電膜部と前記発光素子とを電気的に接続する電極部が配設されていることを特徴とする請求項4記載の面発光装置。
  10. 請求項1記載の面発光装置と、
    前記面発光装置により光が照射される液晶パネルとを有することを特徴とする電子機器。
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