JP5105988B2 - 飲料水供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ボトル単位で提供される飲料水を冷却又は加熱し、冷却された飲料水と加熱された飲料水とを単一装置で提供する飲料水供給装置に関する。
ボトルで供給されるミネラルウォーター等の飲料水を冷却し、又は加熱して飲料水として提供する飲料水供給装置(ウォーターディスペンサー)が普及している。この飲料水供給装置は、事務所等での飲料供給だけでなく、一般家庭でも普及している。
このような飲料水供給装置に関し、特許文献1には、飲料水を冷却、加温する際、その凝固点又は沸騰点を見つけ、その近くで温度制御を行うことが開示されている。
特開2000−227975号公報(要約、図1等)
ところで、特許文献1には飲料水の冷却及び/又は加熱が装置の設置状況や飲料水の種類等に対応し自動的に凝固点及び沸騰点に近い温度に自動設定されて制御されることが開示されているが、自動設定される温度がユーザが期待する温度と異なる場合があるし、また、使用頻度が高い時間帯では斯かる制御が有効であるとしても、使用頻度の低い時間帯ではユーザの期待する温度に制御しても無駄となる場合も否定できない。
そこで、本発明の目的は、飲料水の冷却及び/又は加熱の制御に関し、ユーザが要求する適温への制御とともに、エネルギ損失を低減した飲料水供給装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、飲料水の冷却及び/又は加熱の制御に関し、使用頻度の低い時間帯にあっては、設定温度を変更することにより、エネルギ損失を抑制することにある。
また、本発明の他の目的は、飲料水の冷却及び/又は加熱の制御に関し、通常の高温や低温と異なる温度への迅速な対応も可能にすることにある。
上記目的を達成するため、本発明の飲料水供給装置は、ボトル単位で供給される飲料水を冷却及び加熱して供給し、供給される飲料水の冷却温度又は加熱温度はユーザが要求する温度に制御されるとともに、通常運転と待機運転との時間帯を設定し、通常運転の時間帯の設定温度に対し、待機運転の時間帯の設定温度を常温に近づけることにより、エネルギ損失を低減している。斯かる構成により、上記目的を達成している。
そこで、上記目的を達成するため、本発明の飲料水供給装置は、設置される飲料水用容器と連結されて前記飲料水用容器から飲料水の供給を受ける受水部と、前記受水部を通して供給される前記飲料水を溜める第1のタンクと、前記第1のタンクの前記飲料水を冷却する冷却手段と、前記第1のタンクの下側に配設され、前記受水部を通して供給される前記飲料水を溜める第2のタンクと、前記第2のタンク内の前記飲料水を加熱する加熱手段と、前記第1のタンクに設置されて前記第1のタンク内の前記飲料水を上層部と下層部とに分離する分離板と、前記分離板の上面に開口されるとともに、前記第2のタンク内に挿入され、前記受水部を通して前記分離板に落下する前記飲料水を前記第2のタンクに給水する給水管と、前記第1のタンク内の前記飲料水の温度を検出する第1の温度検出手段と、前記第2のタンク内の前記飲料水の温度を検出する第2の温度検出手段と、通常運転の時間帯と前記通常運転よりも電力消費を低減する待機運転の時間帯とが設定され、前記待機運転の時間帯か否かを判断し、前記待機運転の時間帯である場合には、前記通常運転の時間帯と比べて、前記第1のタンク側の設定温度の値を上げて常温に近い値に設定し、前記第2のタンク側の設定温度の値を下げて常温に近い値に設定し、前記待機運転及び前記通常運転の時間帯において、前記第1の温度検出手段の検出温度が前記設定温度よりも高い所定温度以上であり且つ冷却停止から所定時間が経過した場合に前記冷却手段の動作を開始させ、前記冷却手段の動作を所定時間継続して、前記第1のタンクの前記飲料水の温度を前記設定温度に制御するとともに、前記第2の温度検出手段の検出温度が前記設定温度よりも低い場合に前記加熱手段を動作させ、前記第2のタンクの前記飲料水の温度を前記設定温度に制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記第1のタンク内の飲料水の温度又は前記第2のタンク内の飲料水の温度を前記待機運転の時間帯の前記設定温度から前記通常運転の時間帯の前記設定温度にするまでの必要時間を設定し、前記待機運転の時間帯の終了時から前記必要時間前に制御動作を開始し、前記第1の温度検出手段の検出温度に応じて前記冷却手段を動作させ、前記待機運転の時間帯の終了時に前記第1のタンクの前記飲料水を前記通常運転の前記設定温度に制御するとともに、前記第2の温度検出手段の検出温度に応じて前記加熱手段を動作させ、前記待機運転の時間帯の終了時に前記第2のタンクの前記飲料水を前記通常運転の前記設定温度に制御して前記通常運転に移行することを特徴とする、飲料水供給装置。斯かる構成により、上記目的を達成している
上記目的を達成するためには、上記飲料水供給装置において、好ましくは、強制温度変更スイッチを備え、前記制御手段は、該強制温度変更スイッチの操作に基づき、前記設定温度より高い又は低い値に変更し、前記加熱手段の加熱温度を高め、又は前記冷却手段の冷却温度を低下させ、前記飲料水の温度を強制変更された設定温度に制御する構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的を達成している。
(1) 通常運転の時間帯と待機運転の時間帯とにより、第1のタンク側の設定温度の値、第2のタンク側の設定温度の値を変更し、第1のタンクの飲料水の冷却温度、第2のタンクの飲料水の加熱温度を制御するので、通常運転の時間帯にはユーザが必要とする温度の飲料水を供給でき、待機運転の時間帯には無用な加熱や冷却を防止できるので、省エネルギ化を図ることができる。
(2) 冷却側の設定温度又は加熱側の設定温度を常温に近づけることにより、加熱エネルギを削減でき、省エネルギ化を図ることができる。
(3) ユーザが強制温度変更スイッチを操作するのみで、通常運転の設定温度より高い加熱温度や低い冷却温度の飲料水を供給することができる。
〔第1の実施の形態〕
本発明の飲料水供給装置の第1の実施の形態について、図1、図2及び図3を参照する。図1は、第1の実施の形態に係る飲料水供給装置の概略を示す図、図2は、ガロンボトルの飲料水供給のメカニズムを示す図、図3は、その外観構成の一例を示す図である。
この飲料水供給装置2の筐体3の上部には、飲料水4が入ったボトルとして例えば、ガロンボトル6が設置され、ガロンボトル6にある飲料水4は受水口8から第1のタンクである冷水タンク10に供給される。この冷水タンク10内の飲料水4はガロンボトル6の開口部12に接する水位Lr(図2)まで満たされる。水位Lx(図2)のように開口部12より下回ると、空気Aが開口部12より冷水タンク10を通してガロンボトル6内に入る。空気Aの侵入に伴い、ガロンボトル6から飲料水4が矢印Bに示すように、冷水タンク10に供給され、その水位が上昇し、開口部12が塞がると、ガロンボトル6からの飲料水4の落下が停止される。このため、冷水タンク10には飲料水4の消費に応じてガロンボトル6から飲料水4が供給されることになる。
冷水タンク10には分離板16が設置され、冷水タンク10にある飲料水4は分離板16によって上層部と下層部とに仕切られる。冷水タンク10には冷却手段として例えば、蒸発器18が設置され、この蒸発器18は分離板16によって仕切られた下層部側に設置されているので、その下層部側の飲料水4が冷却される。冷水タンク10には第1の温度検出手段である冷水センサ20が設置され、冷水タンク10の飲料水4の温度が冷水センサ20により検出される。この冷水センサ20には例えば、サーミスタ温度計が用いられる。蒸発器18には筐体3の底部に設置された冷却装置22が接続され、この冷却装置22には圧縮機24、乾燥器26、凝縮器28が冷媒管30によって連結され、この冷媒管30の中途部にはキャピラリーチューブ32が設置されている。
冷水タンク10の底部には冷水供給管34が接続され、この冷水供給管34には冷水電磁弁36が設置されており、冷水電磁弁36が開かれると、冷水タンク10から冷却された飲料水4が冷水供給口38から供給される。
冷水タンク10の下部には第2のタンクである温水タンク40が設置されている。この温水タンク40には加熱手段として温水ヒータ42が設置され、この温水ヒータ42によって温水タンク40内の飲料水4が加熱される。
温水タンク40には、分離板16の中央上面に開口部44を持つ給水管46が冷水タンク10を通過させて設置されている。即ち、給水管46は、分離板16の中央上面から温水タンク40の底部側に延びている。温水タンク40の上部には温水供給管48が接続され、この温水供給管48には温水電磁弁50が設置されており、この温水電磁弁50が開かれたとき、温水タンク40内の飲料水4が温水供給口52から取り出される。この温水供給口52から取り出された分の飲料水4が給水管46を通して冷水タンク10から温水タンク40に供給される。冷水タンク10の水位低下分の飲料水4が既述の通りガロンボトル6から供給される。
温水タンク40には第2の温度検出手段である温水センサ54が設置され、飲料水4の温度が温水センサ54により検出される。この温水センサ54には例えば、サーミスタ温度計が用いられる。温水タンク40の底部には排水管56が接続されており、この排水管56は排水栓58によって開閉される。
また、冷水タンク10の底部と温水タンク40の上部との間には、給水管46と並行にバイパス管60が接続され、このバイパス管60はバイパス弁62によって開閉される。このバイパス管60はバイパス弁62が開放された際、温水タンク40内の加熱された飲料水4を冷水タンク10に循環させる循環通路であって、この循環通路とのショートサイクルを防止するために、給水管46の開口部44が分離板16の上方に開口され、バイパス管60が冷水タンク10の底部に開口されている。循環流水の流れ方向は一方通行とは限らない。
この飲料水供給装置2には制御手段として制御装置64が設置され、この制御装置64には表示・操作部及び制御部が設置され、冷水センサ20、温水センサ54等の検出情報が取り込まれ、冷却制御、加熱制御、省エネ制御等の各種制御が行われる。
この飲料水供給装置2は、図3に示すように、筐体3の上部にガロンボトル6の載置部66が形成され、その下側に表示・操作部68が設置されており、その下部には給水窓部70が開口され、その内部に冷水供給口38及び温水供給口52が設置されている。これら冷水供給口38及び温水供給口52の下側にはカップを載せる載置部72が形成されている。
次に、制御装置64について、図4を参照する。図4は、制御装置の構成例を示す図である。図4において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
制御装置64には、電源74が接続されて給電されているとともに、マイクロコンピュータ等からなる制御部76とともに表示・操作部68が設置されている。制御部76には、プロセッサ78、I/O部80、記憶部82、タイマー84等が設置され、これらはバス86を介して接続されている。表示・操作部68は、キースイッチ等により操作入力が加えられ、制御装置64の制御出力が表示され、また、ブザー等の音による報知を行える。
プロセッサ78はCPU(Central Processing Unit )又はMPU(Micro Processor Unit)で構成され、記憶部82に格納されているOS(Operating System)や動作プログラムを実行する。I/O部80は、制御部76の入出力のインターフェースであって、表示・操作部68が接続されて表示出力が得られるとともに、入力信号の取込みが行われ、さらには、冷水センサ20、温水センサ54から検出信号が取り込まれ、圧縮機24、冷水電磁弁36、温水ヒータ42、温水電磁弁50、バイパス弁62の制御信号が得られる。
記憶部82は、プログラム記憶部やRAM(Random-Access Memory)等を備え、プロセッサ78に実行させるOSや動作プログラム、設定値及び各種データ等を格納し、RAMに展開された動作プログラムによって演算処理や制御処理が実行される。タイマー84は計時手段であって、制御に必要となる時間計測が実行される。
次に、表示・操作部について、図5を参照する。図5のAは、表示・操作部の一例であるパネル部の構成を示す図、図5のBは、表示部の一例を示す図である。図5において、図3、図4と同一部分には同一符号を付してある。
この表示・操作部68には、図5のAに示すように、時刻等を表示する表示部88、値を加算するための加算スイッチ(SW)90、値を減算するための減算スイッチ(SW)92、設定モードへの切替えやその解除を行うための設定モード切替スイッチ(SW)94、省エネモードへの切替えやその解除を行うための省エネスイッチ(SW)96、タイマー84や時刻を調整するためのタイマー/時計スイッチ(SW)98、スタート又はストップを行うためのスタート/ストップスイッチ(SW)100、自動高温水循環モードであることを表示する自動高温水循環モード表示部102、強制温度変更スイッチの一例として通常運転とは異なる高温設定の指令又はその解除を行うための高温設定スイッチ(SW)104、強制温度変更スイッチの一例として通常運転とは異なる冷水設定の指令又はその解除を行うための冷水設定スイッチ(SW)106、給湯を指令するための給湯スイッチ(SW)108、給水を指令するための給水スイッチ(SW)110、給湯SW108及び給水SW110のロック解除を指令するためのロック解除スイッチ(SW)112、が設置されている。また、高温設定スイッチ104の近傍には、通常運転時の設定温度例えば、85〔℃〕であることを点灯によって表示する通常温度表示部114、強制高温時に点灯によって表示する高温表示部116が設置され、これらはLED(Light Emitting Diode)等のランプで構成されている。冷水設定スイッチ106の近傍には、第1の冷水設定温度例えば、8〔℃〕であることを点灯によって表示する温度表示部118、第2の冷水設定温度例えば、12〔℃〕であることを点灯によって表示する温度表示部120が設置され、これらもLED等のランプで構成されている。
表示部88には、図5のBに示すように、時計・タイマー時間表示部882、タイマー表示部884、ステージ表示部886、888、開始表示部890、終了表示部892が設定されている。
次に、制御装置64の制御内容について説明する。
A 初期状態
電源投入時、飲料水4を冷水化する冷却装置22をON状態(設定温度:8〔℃〕)、飲料水4を温水化する温水ヒータ42に対する給電制御(例えば、ON/OFF制御)をOFF状態にする。なお、温水ヒータ42の給電制御がONのとき、温水ヒータ42のON/OFFにより加熱調節が可能となり、OFFのときは温水ヒータ42は常にOFFとなる。この場合、給湯を優先させるため、ロック解除SW112、給湯SW108の操作を受け付ける。初期エアー抜き使用の場合である。但し、温水ヒータ42に対する給電制御がOFF状態での上記内容は、温水センサ54の検出温度即ち、温水温度THhが例えば、40〔℃〕以下の場合とする。
表示部88の時計表示では、時と分とが“−−:−−”の点滅表示によって表示され、加算SW90、減算SW92、設定SW94の押下により、その時刻を確定させる。
温水ヒータ42の給電制御はスタート/ストップSW100の例えば、長押しによって実行され、給電制御(温水ヒータ42のON/OFF制御)のOFF状態で長押しの時間として例えば、2〔秒〕押下することにより、ON動作の設定温度として例えば、85〔℃〕設定となり、ON状態で長押し時間として例えば、2〔秒〕押下すると、OFF状態となる。但し、サーミスタの自己発熱の特性を利用し、水の有無を判断し、温水ヒータ42の給電制御のON/OFFを動作するようにすることもできる。
温水ヒータ42の給電制御をOFF状態からON状態に移行させると、省エネモードはOFF状態になる。停電状態から給電状態への復帰時も同上の制御を行う。但し、省エネモードの時刻設定がされていた場合は、時間を記憶部82に記憶する。
時刻の設定方法は時計表示モードによって実行され、また、省エネモードの時刻設定方法は省エネ時刻設定モードによって実行される。
B 給水動作
給水SW110を押下許可状態(ロック解除)にて連続して押下すると、冷水電磁弁36が開に制御され、給水が行われる。この冷水電磁弁36は、給水SW110を押している間のみ開状態に制御され、この給水SW110が押されている間、給湯SW108の操作を受け付けない。給水と給湯とを同時に行わないため、安全性が確保される。
C 冷水切換え動作
冷水設定SW106を連続して押下すると、冷水温度の設定が変更される。例えば、押下を連続すると、設定温度が8〔℃〕→12〔℃〕→8〔℃〕→・・・のように変更される。
D ロック解除動作
ロック解除SW112を押下すると、給湯SW108及び給水SW110のロックが解除され、その押下が許可される。このとき、ロック解除SW112上に設定されたロック解除表示部122が例えば、赤色点灯し、ロック解除状態であることが表示される。このロック解除状態は有限であり、例えば、10秒間の間に給湯SW108の操作がなかった場合にはロック解除を無効とし、ロック解除表示部122を消灯させ、ロック状態であることを表示する。
ロック解除中、再度、ロック解除SW112を押下すると、ロック解除が無効となり、ロック解除表示部122が赤色点灯から消灯となり、ロック状態に移行する。
ロック解除中、給湯SW108又は給水SW110が押下されると、給湯SW108又は給水SW110のOFFから10秒後にロック解除機能は無効となり、ロック解除表示部122は消灯する。
E 給湯動作
給湯SW108が押下許可状態(ロック解除)にて、連続して押下されると、温水電磁弁50が開に制御され、給湯が行われる。温水電磁弁50は、給湯SW108が連続して押下されている間、開状態となる。給湯SW108が押下されている間は、給水SW110の押下は受け付けない。即ち、給湯SW108と給水SW110とは先押し優先処理を行う。
F 高温設定動作
高温設定SW104は、温水ヒータ42に対する給電制御がON状態にて押下されることにより、その押下の1回のみの操作によって所定高温度例えば、93〔℃〕まで沸き上げる。この沸き上げ後、温水温度が所定温度例えば、90〔℃〕までは高温設定の適温範囲とする。その後、所定温度として例えば、85〔℃〕の温度設定となる。その沸き上げ中では、高温表示部116を橙色に点灯させるとともに、沸き上げ完了温度として例えば、93〔℃〕に到達させ、その到達時点で報知手段であるブザー85を所定時間として例えば、10秒間報知させ、高温表示部116を緑色に点灯させるとともに、温水ヒータ42に対する給電制御をOFF状態に移行させ、高温適温範囲(〜90〔℃〕)にある場合、高温表示部116を点灯させる。
高温沸き上げ中、高温設定SW104の押下があった場合には高温沸き上げ動作を中止する。また、沸き上げ後、温水ヒータ42に対する給電をOFF状態にし、再度、高温設定SW104の押下があった場合、所定温度として既述の高温度である93〔℃〕まで沸き上げる。この場合、温水温度が93〔℃〕未満、90〔℃〕以上の場合でも、高温表示部116の橙色点灯とする。また、沸き上げ後、適温範囲(90〔℃〕)未満で85〔℃〕以上の場合には、通常温度表示部114を緑色点灯させ、85〔℃〕の適温範囲であることを表示する。
G 省エネ動作
温水ヒータ42に対する給電制御がOFF状態の場合には省エネSW96の押下を受け付けない。温水ヒータ42に対する給電制御がON状態で省エネSW96が押下されると、省エネモードとなり、省エネ表示部124が橙色点灯し、省エネモードの実行中であることを表示する。省エネモード時、省エネSW96を押下すると、省エネモード解除となり、省エネ表示部124が消灯する。なお、省エネモードが実行中で、且つ時刻が省エネ時間帯の場合は省エネが実施され、省エネ表示部124は緑色となる。
H タイマー/時計動作
時計表示状態において、タイマー/時計SW98が押下されると、その表示がタイマー表示となり、タイマーモードに移行する。タイマーモードにおいて、タイマー/時計SW98が押下されると、表示が時計表示となる。但し、タイマー84がカウントダウンしている場合には、カウントダウンは継続される。
I 加算動作、減算動作、スタート/ストップ動作、設定動作
時刻変更モード中及びタイマー表示切り替え時、加算SW90、減算SW92が連続して押下されると、時刻及びタイマーの時間が変更される。
タイマー表示(待機)中、スタート/ストップSW100が押下されると、タイマー84がスタートとなる。タイマー84のカウントダウン中、スタート/ストップSW100が押下されると、カウントダウン停止となり、再度の押下により、カウントダウンが再スタートされる。
設定SW94が押下されると、時刻設定時の確定及び省エネモードの開始、開始後の押下はそれらの終了となり、押下に応じた切替えが行われる。
J 時計表示
電源74のON状態により時計表示が生起し、タイマー/時計SW98の連続押下で時刻設定モードとなる。時計表示が点滅状態となり、この状態で加算SW90又は減算SW92にて表示が変更され、設定SW94の押下、又は所定時間の経過例えば、10秒間の操作なし状態の継続により、その設定を確定させる。時刻設定モード中、加算SW90を押下すると、12:01→12:02→12:03・・・、さらに連続押しで12:10→12:20→12:30・・・13:00→13:30→14:00・・・15:00→16:00に表示が変更される。時刻設定モード中、減算SW92を押下すると、11:59→11:58→11:57・・・、連続押下で11:50→11:40→11:30・・・11:00→10:30→10:00・・・9 :00→8 :00となる。
K タイマー機能
タイマー/時計SW98が押下されると、表示部88がタイマー表示となる。時計表示では、時、分だが、タイマー表示は、分、秒となる。この場合、初期設定は、3.00である。タイマー時間の最大は例えば、60〔分〕であり、タイマー表示(待機)中、加算SW90、減算SW92を押下することにより、分表示が変更される。加算SW90を押下すると、3 →3.30→4 →4.30→5 →・・・10→11となり、以降は連続的に最長時間として例えば、最大60〔分〕まで変わり、時計と同様である。また、減算SW92を押下すると、3 →2.30→2 →1.30→1 →0.30→00となる。スタート/ストップSW100を押下すると、タイマー84がカウントダウンする。カウントダウン中でも、加算SW90、減算SW92を押下することで分表示の変更が可能である。タイマー84が 0:00に移行したとき、ブザー85を所定時間例えば、10秒間鳴動させる。
L 省エネ時間設定
省エネ時間は例えば、2ステージまで設定可能とする。時間の設定方法は時刻設定と同様である。第1のステージ又は第2のステージが設定されていれば、省エネモードとなる。
(1) 時計表示状態及び温水ヒータ42に対する給電制御をON状態にて、省エネSW96を押下すると、表示部88には第1のステージを表す「ステージ1」及び「開始」が表示される。例えば、初回は、時刻表示を“−−:−−”とし、2回目以降は、現在設定時刻とすればよい。
この状態にて、設定SW94を押下すると、表示部88には「ステ−ジ1」及び「終了」の表示から、第2のステージを表す「ステージ2」及び「開始」、「ステージ2」及び「終了」に移行する。
(2) 加算SW90又は減算SW92を押下することにより時刻設定ができ、操作は時刻設定と同様である。
(3) 設定SW94を押下することにより設定内容が確定される。各操作中にスイッチ操作がない状態又は操作終了後、10秒後に時計表示に戻る。また、設定をキャンセル(クリアー)したい場合は、キャンセルしたいステージ(開始又は終了のどちらでも可)に設定SW94で合わせ、加算SW90、減算SW92を同時押しする。このとき、表示は“−−:−−”となり、設定SW94を押下すれば、その内容を確定させることができる。
次に、この飲料水供給装置の制御動作について、図6及び図7を参照する。図6は、制御動作における処理手順を示すフローチャート、図7は、サブルーチンである省エネ保温の処理手順を示すフローチャートである。
この処理手順は、電源の投入による装置の初期設定等の設定処理の後、冷却及び加熱の保温動作の制御手順であって、この処理手順は、他のキー操作等の制御と並列に行われ、基本的に電源が入っている間、繰り返し実行される。
この処理手順では、通常運転の時間帯の制御と、待機運転として省エネ保温制御とが含まれている。通常運転の時間帯では、温水温度THh(温水センサ54の検出温度)の通常温水温度Tn、その下限温度Tn1、上限温度Tn2及び通常温水温度範囲ΔTn(=Tn2〜Tn1)が設定され、下限温度Tn1として例えば、Tn1=85〔℃〕、上限温度Tn2として例えば、Tn2=87〔℃〕が設定され、この場合、通常温水温度範囲ΔTn(=Tn2〜Tn1=87〔℃〕〜85〔℃〕)の範囲で温度制御が行われる。通常運転の時間帯においても、高温設定された場合には、温水温度THhの上限温度Thとして例えば、Th=93〔℃〕が設定され、この上限温度93〔℃〕に制御される。
また、通常運転の時間帯の冷水温度THc(冷水センサ20の検出温度)には、第1の冷水温度TLaと第2の冷水温度TLbが設定され、冷水温度TLaとして例えば、TLa=8〔℃〕、冷水温度TLbとして例えば、TLb=12〔℃〕が設定される。TLa=8〔℃〕設定の場合には、下限温度Ta1として例えば、Ta1=7〔℃〕、上限温度Ta2として例えば、Ta2=9〔℃〕が設定される。また、TLb=12〔℃〕設定の場合には、下限温度Tb1として例えば、Tb1=11〔℃〕、上限温度Tb2として例えば、Tb2=14〔℃〕が設定されている。また、冷却動作を開始又は終了させるための時間条件として、冷却動作開始には冷却停止後からの経過時間TC1として例えば、TC1=5〔分〕、冷却動作終了には冷却開始後からの経過時間TC2として例えば、TC2=5〔分〕間が設定されている。
待機運転としての省エネ保温動作の時間帯では、温水の場合の設定温度も冷水の場合の設定温度の何れも常温に近い温度が設定され、電力消費を低減させている。即ち、温水側省エネ時の温水温度THhに対して省エネ温水温度The、その下限温度Te1及びその上限温度Te2が設定され、下限温度Te1は例えば、Te1=65〔℃〕、上限温度Te2=67〔℃〕が設定され、温水側省エネ時間TE以外の時間帯では、温水温度Tn、その下限温度Tn1、その上限温度Tn2が設定され、下限温度Tn1は例えば、Tn1=85〔℃〕、上限温度Tn2は例えば、Tn2=87〔℃〕が設定される。
また、省エネ保温動作の時間帯では、冷水側省エネ時の冷水温度THcに対して省エネ冷水温度Tce、その上限温度Tce2、その下限温度Tce1が設定され、その上限温度Tce2は例えば、Tce2=14〔℃〕、その下限温度Tce1は例えば、Tce1=11〔℃〕に設定され、省エネ以外の保温動作では、冷水温度THcに対して上限温度Tc2、その下限温度Tc1が設定され、上限温度Tc2は例えば、Tc2=8〔℃〕、下限温度Tc1は例えば、Tc1=7〔℃〕に設定され、これらの範囲で制御される。
そこで、省エネモードが指定され、現在時刻が省エネモード時間帯である場合には(ステップS1)、省エネ保温動作が実行され(ステップS10)、そうでない場合は、通常使用時間帯と判断し、通常時間帯としての保温動作が行われる。
この処理手順をステップ順に説明すると、図6に示すように、保温動作が開始されると、省エネ時間であるか否かが判断され(ステップS1)、省エネ時間でない場合には、温水温度THhが所定温度例えば、85〔℃〕未満であるか否かが判断され(ステップS2)、85〔℃〕を超えている場合には、高温設定されているか否かが判断され(ステップS3)、高温設定されていなければ、温水温度THhが所定高温度例えば、87〔℃〕以上であるか否かが判断され(ステップS4)、87〔℃〕以上である場合には、温水ヒータ42に対する給電をOFF状態にする(ステップS5)。ステップS2において、温水温度THhが85〔℃〕未満である場合には、温水ヒータ42に対する給電をONにし(ステップS9)、また、ステップS3において、高温設定である場合には、温水温度THhが所定高温度例えば、93〔℃〕以上であるか否かを判断し(ステップS6)、93〔℃〕以上であれば、温水ヒータ42に対する給電をOFFにし(ステップS7)、高温設定を終了させ(ステップS8)、また、ステップS6において、温水温度THhが93〔℃〕未満である場合には、温水ヒータ42に対する給電をONにする(ステップS9)。
このような温水ヒータ42の給電制御において、省エネ時間設定が実行される場合には、省エネ保温が実行される(ステップS10)。
このような温水側の制御に対し、飲料水4の冷却制御では、冷水温度設定が所定温度例えば、8〔℃〕であるか否かを判断し(ステップS11)、8〔℃〕である場合には、冷水温度THcが所定温度例えば、9〔℃〕を超えているか否かを判断し(ステップS12)、冷水温度THcが9〔℃〕を超えている場合には、冷却中であるか否かを判断し(ステップS13)、冷却中でなければ、冷却停止後、所定時間例えば、5分以上経過しているか否かを判断し(ステップS14)、この場合、5分以上が経過していれば、冷却を開始させる(ステップS15)。
ステップS12において、冷水温度THcが9〔℃〕以下である場合には、冷水温度THcが所定温度例えば、7〔℃〕以下であるか否かを判断し(ステップS16)、7〔℃〕以下である場合には、冷却中であるか否かを判断し(ステップS17)、冷却中であれば、冷却開始後、所定時間例えば、5分以上経過しているか否かを判断し(ステップS18)、この場合、5分以上が経過していれば、冷却を停止させる(ステップS19)。
また、ステップS11において、冷水温度設定が8〔℃〕でなければ、冷水温度THcが所定温度例えば、14〔℃〕を超えているか否かを判断し(ステップS20)、冷水温度THcが所定温度例えば、14〔℃〕を超えていれば、冷却中であるか否かを判断し(ステップS21)、冷却中でなければ、冷却停止後、所定時間例えば、5分以上経過しているか否かを判断し(ステップS22)、この場合、5分以上が経過していれば、冷却を開始させる(ステップS23)。
ステップS20において、冷水温度THcが所定温度例えば、11〔℃〕以下であるか否かを判断し(ステップS24)、11〔℃〕以下であれば、冷却中であるか否かを判断し(ステップS25)、冷却中であれば、冷却開始後、所定時間例えば、5分以上経過しているか否かを判断し(ステップS26)、この場合、5分以上が経過していれば、冷却を停止させる(ステップS27)。
この保温動作において、省エネ時間中は、省エネ保温動作(ステップS10)の詳細である図7に示すように、省エネ動作が実行される。この処理手順を総括的に説明すると、温水は65〔℃〕〜67〔℃〕で保温され(ステップS102〜ステップS105)、冷水は11〔℃〕〜14〔℃〕で保温される(ステップS111〜ステップS117)。
また、省エネ時間終了時、すぐに使用可能となるよう、省エネ時間終了前に通常の保温温度に制御が移行する(ステップS106〜ステップS109)。温水側の場合、所定温度例えば65〔℃〕の温水を85〔℃〕に上げるのに必要な時間をX分とすると、終了時間のX分前から通常の保温温度になるように制御を開始する(ステップS101の判断)。冷水側の場合も同様に例えば12〔℃〕の冷水を8〔℃〕に下げるのに必要な時間をY分とすると、終了時間のY分前から(ステップS110の判断)8〔℃〕の保温温度になるように制御を開始する(ステップS119〜ステップS126)。なお、冷水側の設定温度が12〔℃〕の場合(ステップS118)は通常も省エネモード中も同じ温度制御により11〔℃〕〜14〔℃〕に保たれる(ステップS111〜ステップS117)。また、ここでは、それぞれの時間をX分、Y分としたが、実際の制御実績により時間補正を行ってもよい。
そこで、処理手順をステップ順に説明すると、温水側省エネ終了準備時間が到来しているか否かを判断し(ステップS101)、その時間が到来していなければ、温水温度THhが所定温度例えば、65〔℃〕未満であるか否かが判断され(ステップS102)、65〔℃〕未満でなければ、その温水温度THhが所定温度例えば、67〔℃〕以上であるか否かが判断され(ステップS103)、67〔℃〕以上である場合には、温水ヒータ42の給電をOFFとし(ステップS104)、また、ステップS102において、温水温度THhが65〔℃〕未満である場合には、温水ヒータ42の給電をONとする(ステップS105)。また、ステップS101において、温水側省エネ終了準備時間が到来した場合には、温水温度THhが所定温度例えば、85〔℃〕未満であるか否かが判断され(ステップS106)、85〔℃〕未満でなければ、温水温度THhが所定温度例えば、87〔℃〕以上であるか否かが判断され(ステップS107)、87〔℃〕以上である場合には、温水ヒータ42の給電をOFFとし(ステップS108)、また、ステップS106において、温水温度THhが85〔℃〕未満である場合には、温水ヒータ42に対する給電をONとする(ステップS109)。
次に、冷水側省エネ終了準備時間が到来しているか否かを判定し(ステップS110)、冷水側省エネ終了準備時間が到達していない場合には、冷水温度THcが所定温度例えば、14〔℃〕を超えているか否かを判定し(ステップS111)、冷水温度THcが14〔℃〕を超えている場合には、冷却中であるか否かを判定し(ステップS112)、冷却中でなければ、冷却動作停止後の所定経過時間例えば、5分以上経過しているか否かを判定し(ステップS113)、冷却動作停止後5分以上が経過している場合には、冷却動作を開始し(ステップS114)、ステップS1(図6)に戻る。
ステップS111において、冷水温度THcが14〔℃〕以下である場合には、冷水温度THcが所定冷水温度例えば、11〔℃〕以下であるか否かを判定し(ステップS115)、冷水温度THcが11〔℃〕以下である場合には、冷却中であるか否かを判定し(ステップS116)、冷却中であれば、冷却開始後所定時間例えば、5分以上経過しているか否かを判定し(ステップS117)、冷却開始後5分以上が経過していれば、冷却を停止し(ステップS118)、ステップS1(図6)に戻る。
ところで、ステップS110において、冷水側省エネ終了準備時間が経過していれば、冷水設定温度が8〔℃〕であるか否かを判定し(ステップS119)、冷水設定温度が8〔℃〕であれば、冷水温度THcが9〔℃〕を超えているか否かを判定し(ステップS120)、冷水温度が9〔℃〕を超えていれば、冷却中であるか否かを判定し(ステップS121)、冷却中でなければ冷却停止後、5分以上が経過しているか否かを判定し(ステップS122)、冷却停止後5分以上が経過していれば、冷却を開始し(ステップS123)、ステップS1(図6)に戻る。
ステップS120において、冷水温度THcが9〔℃〕以下であれば、冷水温度THcが7〔℃〕以下であるか否かを判定し(ステップS124)、冷水温度THcが7〔℃〕以下であれば、冷却中であるか否かを判定し(ステップS125)、冷却中であれば、冷却開始後5分以上経過しているか否かを判定し(ステップS126)、冷却開始後5分以上経過していれば、冷却を停止し(ステップS127)、ステップS1(図6)に戻る。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について、図8を参照する。図8は、第2の実施の形態に係る飲料水供給装置の一部を示す図である。図8において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
第1の実施の形態では、飲料水4がガロンボトル6によって供給される場合を説明したが、第2の実施の形態では、飲料水4がバックインボックス130から供給される構成としたものである。
バックインボックス130は飲料水4が入ったビニール等のバッグ132がダンボール等の筐体134に収められており、飲料水4の消費とともにバッグ132が収縮する構成である。バックインボックス130は筐体3の上部に設置され、バックインボックス130側の給水管部136が冷水タンク10側の給水管138に継手140によって連結されている。給水管部136にある給水栓142を開くと、バッグ132の飲料水4が冷水タンク10内の蓋143に開放された給水口144から冷水タンク10内に供給され、冷水タンク10は、空気取出口146の水位まで飲料水4で満たされる。
このような構成によっても、ガロンボトル6と同様に、所定水位に冷水タンク10及び温水タンク40を飲料水4で満たすことができ、冷水及び温水を供給することができる。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、飲料水の冷却及び/又は加熱の制御に関し、ユーザが要求する適温への制御とともに、エネルギ損失を低減した飲料水供給装置を提供するものであり、通常運転の時間帯と待機運転の時間帯とにより、第1のタンク側の設定温度の値、第2のタンク側の設定温度の値を変更し、第1のタンクの飲料水の冷却温度、第2のタンクの飲料水の加熱温度を制御するので、通常運転の時間帯にはユーザが必要とする温度の飲料水を供給でき、待機運転の時間帯には無用な加熱や冷却を防止できるので、省エネルギ化を図ることができる等、有用である。
第1の実施の形態に係る飲料水供給装置を示す図である。 飲料水の供給又は補充の原理を示す図である。 飲料水供給装置の外観を示す斜視図である。 飲料水供給装置の制御装置の構成例を示す図である。 飲料水供給装置の表示・操作部の一例を示す図である。 保温動作の処理手順の一例を示すフローチャートである。 省エネ保温動作の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る飲料水供給装置を示す図である。
符号の説明
2 飲料水供給装置
3 筐体
4 飲料水
6 ガロンボトル
8 受水口
10 冷水タンク
20 冷水センサ
22 冷却装置
40 温水タンク
42 温水ヒータ
46 給水管
54 温水センサ
64 制御装置
104 高温設定スイッチ

Claims (2)

  1. 設置される飲料水用容器と連結されて前記飲料水用容器から飲料水の供給を受ける受水部と、
    前記受水部を通して供給される前記飲料水を溜める第1のタンクと、
    前記第1のタンクの前記飲料水を冷却する冷却手段と、
    前記第1のタンクの下側に配設され、前記受水部を通して供給される前記飲料水を溜める第2のタンクと、
    前記第2のタンク内の前記飲料水を加熱する加熱手段と、
    前記第1のタンクに設置されて前記第1のタンク内の前記飲料水を上層部と下層部とに分離する分離板と、
    前記分離板の上面に開口されるとともに、前記第2のタンク内に挿入され、前記受水部を通して前記分離板に落下する前記飲料水を前記第2のタンクに給水する給水管と、
    前記第1のタンク内の前記飲料水の温度を検出する第1の温度検出手段と、
    前記第2のタンク内の前記飲料水の温度を検出する第2の温度検出手段と、
    通常運転の時間帯と前記通常運転よりも電力消費を低減する待機運転の時間帯とが設定され、前記待機運転の時間帯か否かを判断し、前記待機運転の時間帯である場合には、前記通常運転の時間帯と比べて、前記第1のタンク側の設定温度の値を上げて常温に近い値に設定し、前記第2のタンク側の設定温度の値を下げて常温に近い値に設定し、前記待機運転及び前記通常運転の時間帯において、前記第1の温度検出手段の検出温度が前記設定温度よりも高い所定温度以上であり且つ冷却停止から所定時間が経過した場合に前記冷却手段の動作を開始させ、前記冷却手段の動作を所定時間継続して、前記第1のタンクの前記飲料水の温度を前記設定温度に制御するとともに、前記第2の温度検出手段の検出温度が前記設定温度よりも低い場合に前記加熱手段を動作させ、前記第2のタンクの前記飲料水の温度を前記設定温度に制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記第1のタンク内の飲料水の温度又は前記第2のタンク内の飲料水の温度を前記待機運転の時間帯の前記設定温度から前記通常運転の時間帯の前記設定温度にするまでの必要時間を設定し、前記待機運転の時間帯の終了時から前記必要時間前に制御動作を開始し、前記第1の温度検出手段の検出温度に応じて前記冷却手段を動作させ、前記待機運転の時間帯の終了時に前記第1のタンクの前記飲料水を前記通常運転の前記設定温度に制御するとともに、前記第2の温度検出手段の検出温度に応じて前記加熱手段を動作させ、前記待機運転の時間帯の終了時に前記第2のタンクの前記飲料水を前記通常運転の前記設定温度に制御して前記通常運転に移行することを特徴とする、飲料水供給装置。
  2. 請求項1の飲料水供給装置において、
    強制温度変更スイッチを備え、前記制御手段は、該強制温度変更スイッチの操作に基づき、前記設定温度より高い又は低い値に変更し、前記加熱手段の加熱温度を高め、又は前記冷却手段の冷却温度を低下させ、前記飲料水の温度を強制変更された設定温度に制御することを特徴とする、飲料水供給装置。
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