JP2023025901A - ウォーターサーバー、その制御方法、プログラム、記録媒体および制御装置 - Google Patents

ウォーターサーバー、その制御方法、プログラム、記録媒体および制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】温水制御とともに必要に応じて高温出湯を可能にして利便性を高めたウォーターサーバーを提供する。【解決手段】 温水タンク(4)の水(W)を加熱する加熱装置(6)と、高温加熱モードを指示する高温加熱モードスイッチ(10、温水ボタン80)と、加熱中の温水の温度を計測する温度センサー(8)と、温水の基準温度(Tref)から沸き上げまでの沸き上げ時間(tm)を設定し、高温加熱モードスイッチからの指示を受けて加熱装置による加熱を継続させ、沸き上げ時間の経過後、高温加熱モードを終了させる制御部(12)とを備える。【選択図】 図1

Description

本開示はたとえば、90〔℃〕未満の温水出湯に加え、90〔℃〕を超える高温出湯が可能なウォーターサーバーの制御に関する。
ウォーターサーバーでは一般に90〔℃〕未満の通常時の温水出湯が可能である。このような温水出湯に対し、より高い高温水を必要とする場合にはその温水を他の加熱手段で加熱することが行われている。
この高温水の出湯が可能なウォーターサーバーに関し、ウォーターサーバーの本体部に電気ポットが装着され、ウォーターサーバー本体からの温水を電気ポットで加熱し、高温加熱の際に生じる水蒸気を大気中に排出する手段を備えることが知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2015-101362号公報
ところで、ウォーターサーバーからの90〔℃〕未満の温水出湯においても、お茶やミルクなどの飲用などにあっては出湯機能として何ら問題はない。しかし、即席麺などの温水加熱調理などでは通常の温水温度では食品の軟化などに時間が掛かり、調理の迅速性を損ない、食品の賞味感や鮮度感が低いなどの指摘があり、斯かる場合には通常の温水温度より高い温度の高温水が必要であるなどの課題がある。
しかしながら、温水温度が水の沸騰温度に到達すると、沸騰による多量の水蒸気が発生し、沸騰に伴う気泡や振動の発生による違和感を生じ、通常の温水温度から沸騰温度に到達させるには相当な時間が必要である。即席麺の調理であっても沸騰に至る高温水が要請されていない。また、沸騰温度はウォーターサーバーが設置される標高に影響を受け、2000mを超える標高では高温度の温水の提供は困難になるし、沸騰温度を高温水の上限温度とすれば、この上限温度が標高によって異なる。これはウォーターサーバーの課題ではなく、ウォーターサーバーが設置される標高の問題である。
ウォーターサーバーの温水機能からすれば、即席麺などの調理に照準を当てて出湯温度を高温化することは消費電力を増加させるという課題もある。
斯かる課題に対し、本開示の発明者らはユーザが必要とする高温度の出湯をその必要時に応じて通常の温水から沸騰前の高温加熱を行えば、電力の消耗を抑制しつつ、即席麺などの各種食品の温水加熱の調理などの用途にも適するなどウォーターサーバーの利便性を高めることができるとの知見を得た。
そこで、本開示の目的は上記課題および上記知見に鑑み、温水制御とともに必要に応じて高温出湯を可能にして利便性を高めたウォーターサーバーを提供することにある。
上記目的を達成するため、本開示のウォーターサーバーの一側面によれば、温水タンクの水を加熱する加熱装置と、高温加熱モードを指示する高温加熱モードスイッチと、加熱中の温水の温度を計測する温度センサーと、前記温水の基準温度から沸き上げまでの沸き上げ時間を設定し、前記高温加熱モードスイッチからの指示を受けて前記加熱装置による加熱を継続させ、前記沸き上げ時間の経過後、前記高温加熱モードを終了させる制御部とを備える。
このウォーターサーバーにおいて、さらに、前記制御部は、前記沸き上げ時間の経過前、継続する一定時間の経過中または該一定時間の経過後、前記温水の温度上昇が無い場合、前記加熱装置の加熱を停止させてもよい。
このウォーターサーバーにおいて、さらに、外気温度を検出する温度センサーを備え、前記制御部は、前記温度センサーから取得した外気温度情報を用いて前記沸き上げ時間を変更してもよい。
このウォーターサーバーにおいて、さらに、外気温度情報に関係付けられた沸き上げ時間情報を格納した記憶部を備え、前記制御部は、前記温度センサーから取得した外気温度情報により前記記憶部から前記沸き上げ時間を取得してもよい。
このウォーターサーバーにおいて、さらに、昇温中表示または高温表示の何れかまたは双方を提示する情報提示部を備え、前記制御部が前記温水の沸き上げ中、前記情報提示部に昇温中表示を提示し、前記温水の沸き上げ終了後、前記高温表示を提示してもよい。
このウォーターサーバーにおいて、さらに、前記情報提示部は、前記昇温中表示および前記高温表示を提示する共通または異なる表示部を含み、前記昇温中表示と前記高温表示とを異なる発色形態または点灯形態で提示してもよい。
上記目的を達成するため、本開示のウォーターサーバーの制御方法の一側面によれば、加熱装置が、温水タンクの水を加熱する工程と、高温加熱モードスイッチが、高温加熱モードを指示する工程と、温度センサーが、加熱中の温水の温度を計測する工程と、制御部が、前記温水の基準温度から沸き上げまでの沸き上げ時間を設定し、前記高温加熱モードスイッチの指示を受けて前記加熱装置による加熱を継続させ、前記沸き上げ時間の経過後、前記高温加熱モードを終了させる工程とを含む。
このウォーターサーバーの制御方法において、さらに、前記制御部が前記沸き上げ時間の経過前、継続する一定時間の経過中または該一定時間の経過後、前記温水の温度上昇が無い場合、前記加熱装置の加熱を停止させる工程を含んでもよい。
このウォーターサーバーの制御方法において、さらに、温度センサーが、外気温度を検出する工程と、前記制御部が、前記温度センサーから取得した外気温度情報を用いて前記沸き上げ時間を変更する工程とを含んでもよい。
このウォーターサーバーの制御方法において、さらに、記憶部が、外気温度情報に関係付けられた沸き上げ時間情報を格納する工程と、前記制御部が前記温度センサーから取得した外気温度情報により前記記憶部から前記沸き上げ時間を取得する工程とを含んでもよい。
このウォーターサーバーの制御方法において、さらに、情報提示部が、昇温中表示または高温表示の何れかを提示する工程と、前記制御部が、前記温水の沸き上げ中、前記情報提示部に昇温中表示を提示させ、前記温水の沸き上げ終了後、前記高温表示を提示させる工程とを含んでもよい。
このウォーターサーバーの制御方法において、さらに、前記情報提示部が、前記昇温中表示および前記高温表示を提示する共通または異なる表示部を含み、該表示部に前記昇温中表示と前記高温表示とを異なる発色形態または点灯形態で提示する工程を含んでもよい。
上記目的を達成するため、本開示のプログラムの一側面によれば、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、加熱装置に温水タンクの水を加熱させる機能と、高温加熱モードスイッチから高温加熱モードの指示情報を取得する機能と、温度センサーから加熱中の温水の温度情報を取得する機能と、前記温水の基準温度から沸き上げまでの沸き上げ時間を設定し、前記高温加熱モードスイッチの指示を受けて前記加熱装置による加熱を継続させ、前記沸き上げ時間の経過後、前記高温加熱モードを終了させる機能とを前記コンピュータに実行させる。
このプログラムにおいて、さらに、前記沸き上げ時間の経過前、継続する一定時間の経過中または該一定時間の経過後、前記温水の温度上昇が無い場合、前記加熱装置の加熱を停止させる機能を前記コンピュータに実行させてもよい。
このプログラムにおいて、さらに、温度センサーから外気温度情報を取得する機能と、前記温度センサーから取得した前記外気温度情報を用いて前記沸き上げ時間を変更する機能とを前記コンピュータに実行させてもよい。
このプログラムにおいて、さらに、外気温度情報に関係付けられた沸き上げ時間情報を記憶部に格納する機能と、前記温度センサーから取得した外気温度情報により前記記憶部から前記沸き上げ時間情報を取得する機能とを前記コンピュータに実行させてもよい。
このプログラムにおいて、さらに、情報提示部に昇温中表示または高温表示の何れかを提示させる機能と、前記温水の沸き上げ中、前記情報提示部に昇温中表示を提示させ、前記温水の沸き上げ終了後、前記高温表示を提示させる機能とを前記コンピュータに実行させてもよい。
このプログラムにおいて、さらに、前記情報提示部に前記昇温中表示および前記高温表示を提示する共通または異なる表示部を含み、該表示部に前記昇温中表示と前記高温表示とを異なる発色形態または点灯形態で提示する機能を前記コンピュータに実行させてもよい。
上記目的を達成するため、本開示の記録媒体の一側面によれば、前記ウォーターサーバーの制御情報、または前記プログラムを格納した記録媒体にある。
上記目的を達成するため、本開示のウォーターサーバーの制御装置の一側面によれば、温水タンクの水を加熱する加熱装置を備えるウォーターサーバーの制御装置であって、高温加熱モードを指示する高温加熱モードスイッチと、加熱中の温水の温度を計測する温度センサーと、前記温水の基準温度から沸き上げまでの沸き上げ時間を設定し、前記高温加熱モードスイッチの指示を受けて前記加熱装置による加熱を継続させ、前記沸き上げ時間の経過後、前記高温加熱モードを終了させる制御部とを備える。
本開示によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 汎用性の高い温水需要に応じることができるとともに、高温出湯が必要な場合など、適時に高温出湯が可能であり、即席麺などの温水加熱食品の温水調理などにも適用可能なウォーターサーバーの利便性を向上させ、幅広い温水需要に応じることができる。
(2) 高温出湯はその要求時に行うので、電力消費の無駄を抑制しつつ、高温加熱のみを目的とした電気ポットなどの加熱機器を用いることなく、高温出湯を実現できる。
(3) ウォーターサーバー内での高温沸騰を抑制して高温出湯を実現できる。
第一の実施の形態に係るウォーターサーバーを示す図である。 第一の実施の形態に係る加熱制御機能を示す図である。 加熱制御の処理手順を示すフローチャートである。 加熱時間と温水の温度推移を示す図である。 第二の実施の形態に係るウォーターサーバーの加熱制御機能を示す図である。 加熱制御の処理手順を示すフローチャートである。 加熱時間と温水の温度推移を示す図である。 第三の実施の形態に係るウォーターサーバーを示す図である。 第三の実施の形態に係るウォーターサーバーの加熱制御機能を示す図である。 Aは外気温度と沸き上げ時間の関係を示す図であり、Bは沸き上げ時間データベースを示す図である。 実施例に係るウォーターサーバーを示す斜視図である。 ウォーターサーバーの機能部を示す図である。 Aは原水の給水動作を示す図であり、Bは温水タンクへの原水の供給動作を示す図である。 操作パネル部の一例を示す図である。 ウォーターサーバーの制御部を示す図である。 実施例に係る加熱制御の処理手順を示すフローチャートである。 加熱制御と情報提示を示す図である。
〔第一の実施の形態〕
図1は第一の実施の形態に係るウォーターサーバー2を示している。図1に示す構成は一例であって、本開示が斯かる構成に限定されるものではない。
温水タンク4は図示しないたとえば、水容器から原水Wの供給を受け、加熱装置6の加熱によって得られた温水HWまたは高温水hHWを溜める。温水HWまたは高温水hHWは、図示しない注湯手段によって注湯可能である。
加熱装置6は温水タンク4において、制御部12の制御により原水Wまたは温水HWを加熱する。温度センサー8は、温水タンク4内で加熱中の温水HWの温度(温水温度HT)を計測し、この温度情報は制御部12に取り込まれ、温水HWの温度制御または高温加熱制御に用いられる。
高温加熱モードスイッチ10は、制御部12の制御により高温加熱モード制御の開始指示に用いられる。
制御部12は本開示の制御装置の一例である。この制御部12はたとえば、コンピュータによって構成され、加熱装置6を制御する。この制御には温水制御、高温加熱制御、情報提示制御などが含まれる。制御部12はタイマー16を備え、沸き上げ時間tmを計測する。沸き上げ時間tmは温水HWから高温水hHWへの沸き上げに要する時間である。
情報提示部14は制御部12の制御によりたとえば、温水制御および高温加熱制御などの温度情報の提示を行う。
<制御部12による制御>
図2は、ウォーターサーバー2の加熱制御機能を示している。この制御機能には、温水制御18、高温加熱制御20および情報提示制御22が含まれる。温水制御18は、ウォーターサーバー2の基本機能である原水Wを一定温度たとえば、90〔℃〕未満の一定温度に維持する制御である。
高温加熱制御20には、沸き上げの基準温度Trefの設定、沸き上げ時間tmの設定、加熱装置6の高温加熱制御、沸き上げ時間tmの監視および判定、高温加熱モードの終了制御などが含まれる。
a)沸き上げの基準温度Trefの設定: 沸き上げの基準温度Trefは、温水HWを高温水hHWに沸き上げる基準となる温度であり、沸き上げ時間tmの計測開始時点の温度である。この基準温度Trefは、高温加熱の開始前つまり、ウォーターサーバー2の設置場所などで制御部12に設定される。
b)沸き上げ時間tmの設定: 沸き上げ時間tmは、基準温度Trefの時点から高温水hHWまでの沸き上げに要する時間である。高温水hHWの温度はたとえば、温水HWが沸騰する前の高温度である。この沸き上げ時間tmは、高温加熱の開始前つまり、ウォーターサーバー2の設置場所などで制御部12に設定される。
c)加熱装置6の高温加熱制御: この高温加熱制御は、高温加熱モードスイッチ10の操作による指示で制御部12の制御により開始する。この高温加熱の指示は、温水モード中でもよいが、温水モードの開始前であってもよい。
d) 沸き上げ時間tmの監視および判定: 沸き上げ時間tmの監視および判定は制御部12で実行する。沸き上げ時間tmの監視は、基準温度Trefの時点からタイマー16の計時を開始し、その計時により沸き上げ時間tmの推移を開始する。沸き上げ時間tmの判定は、計測時間tが沸き上げ時間tmに到達したかを判定する。
e)高温加熱モードの終了: 沸き上げ時間tmに到達したとき、制御部12は高温加熱制御を終了し、加熱装置6を通常の温水制御に切替えまたは加熱装置6の加熱動作を終了させる。
そして、この加熱制御において、情報提示制御22では、制御部12が情報提示部14に温水表示、昇温中表示、高温表示の何れかを提示させる。温水表示は温水モード実行中の温水HWの温度情報の提示である。昇温中表示は、高温加熱モードの実行中の温度情報の提示である。また、高温表示は、高温加熱モードで高温加熱された後の温水HWまたは高温水hHWの温度情報の提示である。
<加熱制御>
図3は、加熱制御の処理手順を示している。この処理手順は、ウォーターサーバーの制御方法またはプログラムの処理手順の一例である。
この処理手順には温水制御工程(S101)、高温加熱モードの開始工程(S102、S103、S104)、温水温度判定工程(S105)、沸き上げ時間判定工程(S106、S107)、高温加熱モードの終了工程(S108)、タイマー16の計時オフ工程(S109)の他、情報提示工程などが含まれる。
ウォーターサーバー2が動作を開始すると、制御部12は温水制御を実行する(S101)。この温水制御において、制御部12は高温加熱モードスイッチ10の操作を監視し、その操作がなければ(S102のNO)、温水制御(S101)を継続する。
高温加熱モードスイッチ10を操作すると(S102のYES)、制御部12は高温加熱モードに移行する(S103)。加熱装置6は、制御部12の制御により高温加熱動作を開始する(S104)。温水制御中からの高温加熱動作への移行であれば、加熱装置6の加熱動作を継続することが高温加熱動作の一例である。
制御部12は、温度センサー8から温水温度HTの温度情報を取得し、温水温度HTが基準温度Tref以上であるかを判定する(S105)。HT<Trefであれば(S105のNO)、HT≧Trefになる時点まで待機状態となる。
HT≧Trefになった時点で(S105のYES)、制御部12の制御によりタイマー16が計時を開始する(S106)。
制御部12はタイマー16の計測時間tを監視し、この計測時間tについて、沸き上げ時間tmを経過したかを判定する(S107)。つまり、計測時間tが沸き上げ時間tmに到達するまで(S107のNO)、高温加熱を継続する。
計測時間tが沸き上げ時間tmに到達すれば(S107のYES)、制御部12は高温加熱モードを終了し(S108)、温水タンク4の温水HWは高温水hHWに沸き上げられる。高温加熱モードを終了すると、制御部12はタイマー16の計時をオフさせ(S109)、S101にリターンさせる。
高温加熱モードを終了させると、高温加熱の結果、加熱装置6は高温化しているのでその余熱によって温水タンク4の高温水hHWの温度が1〔℃〕程度上昇することが確認されている。つまり、高温加熱モード終了時の注水では、制御された高温水hHWの温度より1〔℃〕程度高い高温水hHWが提供可能である。
そして、情報提示部14は、制御部12の制御により温水制御(S101)において温水表示G1、高温加熱モードの開始工程(S102)の高温加熱モードの開始時点で高温加熱モード開始表示G2、高温加熱モード中、温度判定工程(S105)および沸き上げ時間判定工程(S106、S107)において昇温中表示G3、高温加熱モードの終了工程(S108)において高温表示G4を提示する。
<水の加熱時間と温度推移>
図4は、横軸に加熱時間、縦軸に水の温度を採り、温水温度HTの推移を示している。時点t0で高温加熱モードスイッチ10をオンすると、高温加熱モードが開始される。制御部12の制御により、加熱装置6の加熱制御は温水制御である温水制御域から高温加熱制御域に遷移する。
時点t1で温水温度HTが基準温度Trefに到達すると、この時点からタイマー16が計時を開始する。制御部12は計測時間tを監視し、この計測時間tが沸き上げ時間tmに到達したかを判定する。
時点t2で沸き上げ時間tmに到達すると、制御部12は高温加熱モードを終了する。つまり、加熱装置6は制御部12の制御により高温加熱動作を終了し、温水HWの高温加熱が終了する。
この高温加熱動作が終了しても、加熱装置6や温水タンク4の余熱により、温水HWが加熱される。つまり、高温加熱モードの終了時点(t2)の温度より高い温度Tmaxに推移する。
このように、温水HWは高温加熱により高温水hHWに推移する。情報提示部14は温水制御で温水表示G1、高温加熱モードの開始で高温加熱モード開始表示G2、高温加熱制御域で昇温中表示G3を提示するとともに、高温水hHWに到達した後、高温表示G4を提示する。
<第一の実施の形態の効果>
この第一の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 温水制御では、ウォーターサーバー2の温水制御に加え、高温加熱モードスイッチ10の操作で高温加熱制御を行うことができ、この高温加熱制御により加熱装置6に再加熱を開始させることで、温水HWを高温水hHWに沸き上げることができる。
(2) 従前のウォーターサーバーでは高い温度の高温水の需要に対し、やかんや電気ポットを用いていたが、斯かる手間が解消される。
(3) ウォーターサーバー2内で温水HWの沸騰を抑制でき、沸騰時の気泡や振動の発生を防止できる。
(4) 温水HWが基準温度Trefに到達した後、沸き上げ時間tmの設定で沸き上げたとしても、高温水hHWの温度はたとえば、92〔℃〕程度であり、高温加熱モードを終了させても、加熱装置6の余熱で高温水hHWの温度をたとえば、1〔℃〕程度に上昇させることができる。斯かる高温水hHWを用いれば、即席麺などの簡易調理を迅速化でき、麺の賞味感や鮮度感を損なうこともない。
(5) 高温水hHWの需要に対して高温加熱モードスイッチ10の操作だけで高温水hHWを瞬時に生成でき、常時、高温加熱モードを維持することに比較し、消費電力を低減することができる。
(6) 温水制御では温水表示を提示し、温水制御から高温加熱モードではその途上で昇温中表示を提示し、高温水に沸き上げ後は高温表示を提示できるので、需要者はウォーターサーバー2の加熱状態を容易に知ることができる。
(7) 温度センサー8を用いた温度制御は、サーミスタ温度計による制御の他、バイメタルスイッチなどの検温スイッチを用いても実現できる。
〔第二の実施の形態〕
第二の実施の形態のウォーターサーバー2は、図1に示すウォーターサーバー2と同一構成である。
図5は、第二の実施の形態に係るウォーターサーバー2の制御機能を示している。この制御機能において、図2と同一部分には同一符号を付してある。
図5に示す高温加熱制御20では、沸き上げの基準温度Trefの設定、沸き上げ時間tmの設定、加熱装置6の高温加熱制御、沸き上げ時間tmの監視および判定、高温水hHWの温度上昇の監視および判定、加熱装置6の加熱動作の停止などが含まれる。
a)沸き上げの基準温度Trefの設定、b)沸き上げ時間tmの設定、c)加熱装置6の高温加熱制御、d) 沸き上げ時間tmの監視および判定: これらは第一の実施の形態と同様であるので、その説明を割愛する。
e)高温水hHWの温度上昇の監視および判定: この高温水hHWの温度上昇の監視および判定は、制御部12の制御により実行する。制御部12は高温加熱中、温度センサー8により温水温度情報を取得し、高温水hHWの温度上昇を監視する。そして、継続する一定時間tq中に高温水hHWの温度上昇があるかを判定する。温度上昇がなければ、沸き上げ時間tmの経過前に既に温度Tmaxに到達したと判定する。
f)加熱装置6の加熱動作の停止: 沸き上げ時間tmに到達前であっても、制御部12は加熱装置6の加熱動作を停止させる。
<加熱制御>
図6は、加熱制御の処理手順を示している。この処理手順は、ウォーターサーバーの制御方法またはプログラムの処理手順の一例である。
この処理手順には温水制御工程(S201)、高温加熱モードの開始工程(S202、S203、S204)、温度判定工程(S205)、沸き上げ時間判定工程(S206、S207)、加熱動作の停止工程(S208)、タイマー16の計時オフ工程(S209)、温度上昇の判定工程(S210)が含まれる。
これら温水制御工程(S201)、高温加熱モードの開始工程(S202、S203、S204)、温度判定工程(S205)、沸き上げ時間判定工程(S206、S207)およびタイマー16の計時オフ工程(S209)は、既述の温水制御工程(S101)、高温加熱モードの開始工程(S102、S103、S104)、温度判定工程(S105)、沸き上げ時間判定工程(S106、S107)およびタイマー16の計時オフ工程(S109(図3)と同様であるので、その説明を割愛する。
この実施の形態では、温度判定工程(S205)において、HT<Trefである場合(S205のNO)、S210に移行する。このS210では、継続する一定時間tq中に高温水hHWの温度上昇がないかを判定する。温度上昇があれば(S210のNO)、加熱途上であるからS205に戻って加熱動作を継続する。これに対し、温度上昇がなければ(S210のYES)、これ以上の加熱は不要であり、沸騰温度に近づいていることを表しているからS208に移行する。このS208では、高温水hHWが得られているので、加熱装置6の加熱動作を停止させる。
<水の加熱時間と温度推移>
図7は、横軸に加熱時間、縦軸に水の温度を採り、温水温度HTの推移を示している。時点t0で高温加熱モードスイッチ10をオンすると、高温加熱モードが開始される。制御部12の制御により、加熱装置6の加熱制御は温水制御である温水制御域から高温加熱制御域に遷移する。
時点t1で温水温度HTが基準温度Trefに到達すると、この時点からタイマー16が計時を開始する。制御部12は計測時間tを監視し、この計測時間tが沸き上げ時間tmに到達したかを判定する。
時点t2で沸き上げ時間tmに到達する前、継続する一定時間tqにおいて、高温水hHWの温度上昇が認められない。このとき、制御部12は加熱装置6の高温加熱動作を終了させる。つまり、時点t3で沸き上げ時間tmに到達する前、高温加熱動作が終了する。
この高温加熱動作が終了しても、加熱装置6や温水タンク4が持つ余熱により、温水HWが加熱されるが、継続する一定時間tqの経過時点で温水HWの温度より高い温度Tmaxに到達している。
<第二の実施の形態の効果>
この第二の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 第一の実施の形態と同様の効果が得られるとともに、沸き上げ時間tmに到達する前であっても高温水hHWの温度上昇が停止すれば、高温加熱制御を終了するので、高温水hHWの高温沸騰を抑制できる。
(2) 過剰な高温加熱を防止できるとともに、電力消費を抑制でき、沸き上げ時間tmの到達前に高温水hHWを迅速に提供できる。
〔第三の実施の形態〕
図8は、第三の実施の形態に係るウォーターサーバー2を示している。図8に示す構成は一例であり、本開示は斯かる構成に限定されない。図8において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
このウォーターサーバー2には外気温度を検出する温度センサー24が設置されている。温度センサー24はウォーターサーバー2の設置環境における外気温度を検出する。制御部12は、沸き上げ時間tmを算出するための温度情報として温度センサー24から外気温度情報を取得する。
制御部12はコンピュータで構成され、既述の制御に加え、外気温度Tdに関係付けられた沸き上げ時間tmの算定制御を行う。この算定制御は外気温度Tdおよび沸き上げ時間tmの実測値を用いて外気温度Tdに関係付けた沸き上げ時間tmを算定し、沸き上げ時間データベース25を生成する。この沸き上げ時間データベース25は制御部12にある記憶部54に格納される。
<ウォーターサーバー2の制御>
図9は、第三の実施の形態に係るウォーターサーバー2の制御機能を示している。この制御機能において、図5と同一部分には同一符号を付してある。
この制御には、温水制御18、高温加熱制御20、情報提示制御22および沸き上げ時間tmの算定制御26が含まれる。温水制御18および情報提示制御22は既述した内容と同一であるので、その説明を割愛する。
高温加熱制御20には、沸き上げの基準温度Trefの設定、外気温度Tdの取得、沸き上げ時間tmの取得、沸き上げ時間tmの設定、加熱装置6の高温加熱制御、沸き上げ時間tmの監視および判定、高温水hHWの温度上昇の監視および判定、加熱装置6の加熱動作の終了などが含まれる。
a)沸き上げの基準温度Trefの設定: 既述した基準温度Trefの設定と同様であるのでその説明を割愛する。
b)外気温度Tdの取得: たとえば、製品であるウォーターサーバー2またはプロトタイプ機器に設置された温度センサー24を用いて外気温度Tdを計測し、制御部12が外気温度情報を取得する。
c)沸き上げ時間tmの取得: 制御部12は、沸き上げ時間データベース25から外気温度Tdに関係づけられた沸き上げ時間tmを取得する。
d)沸き上げ時間tmの設定: 制御部12は、沸き上げ時間tmを設定する。
e)加熱装置6の高温加熱制御、f)沸き上げ時間tmの監視および判定およびg)高温水hHWの温度上昇の監視および判定: 既述した内容と同様であるのでその説明を割愛する。
f)加熱装置6の加熱動作の停止: 制御部12は、高温水hHWの沸騰を回避するため、加熱装置6の加熱動作を停止する。
沸き上げ時間tmの算定制御26は本開示の沸き上げ時間tmの算定方法の一例である。この沸き上げ時間tmの算定制御26には、外気温度情報の取得、沸き上げ時間tmの算出および沸き上げ時間データベース25の生成などが含まれる。
g)外気温度情報の取得: 制御部12は、温度センサー24で計測した複数の外気温度Tdを表す外気温度情報を取得する。
h)沸き上げ時間tmの算出: 制御部12は、製品であるウォーターサーバー2またはプロトタイプ機器を用いて外気温度Tdおよび沸き上げ時間tmの実測に基づき、外気温度Tdに関係付けられた沸き上げ時間tmを算出する。
i)沸き上げ時間データベース25の生成: 制御部12は、外気温度Tdに関係づけられた沸き上げ時間tmの算出結果を沸き上げ時間データベース25に格納する。
<外気温度Tdと沸き上げ時間tmの関係>
図10のAは横軸に外気温度Td、縦軸に沸き上げ時間tmを採り、外気温度Tdと沸き上げ時間tmの関係を表す検量線Lを示している。
沸き上げ時間tmは、温水HWから高温水hHWに温度を上昇させる際に、基準温度Trefから高温水hHWが沸騰する前の温度Tmaxに到達するまでの時間である。
そこで、複数の異なる外気温度Td(=Td1、Td2、・・・、Tdx)を計測し、これらの実測値に応じた沸き上げ時間tm(=tm1、tm2、・・・、tmx)を計測すれば、図10のAに示すように、複数の外気温度Tdに関係付けられた沸き上げ時間tmを表す沸き上げ時間情報を取得できる。この検量線Lは、外気温度Tdに対する沸き上げ時間tmの算定方法の一例であり、本開示が斯かる方法に限定されることはない。
<沸き上げ時間データベース25>
図10のBは、沸き上げ時間データベース25のデータ構造の一例を示している。このデータ構造では既述の通り、外気温度Td(=Td1、Td2、・・・、Tdx)を計測するとともに、外気温度Td(=Td1、Td2、・・・、Tdx)に対応する沸き上げ時間tm(=tm1、tm2、・・・、tmx)を計測して得られる既述の検量線Lをテーブル化したものである。これを制御部12の記憶部54に格納すれば、外気温度Tdの検出に基づき、最適な沸き上げ時間tmを算定でき、加熱制御ごとに活用できる沸き上げ時間データベース25をウォーターサーバー2に構築することができる。
<第三の実施の形態の効果>
この第三の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 第一または第二の実施の形態と同様の効果が得られるとともに、沸き上げ時間tmに到達する前であっても高温水hHWの温度上昇が停止すれば、高温加熱制御を終了するので、高温水hHWの高温沸騰を抑制できる。
(2) 予め外気温度Td(=Td1、Td2、・・・、Tdx)に対応する沸き上げ時間tm(=tm1、tm2、・・・、tmx)を取得し、ウォーターサーバー2の設置環境における外気温度Tdに対する最適な沸き上げ時間tmを選択できる。
(3) 設置環境に応じて最適化された沸き上げ時間tmを用いて加熱制御に基づく高温水hHWを生成でき、即席麺の簡易調理など多様な温水用途に適用できる。
(4) ウォーターサーバー2内での温水沸騰による水蒸気の発生や沸騰に伴う振動音を回避し、その環境において高温水hHWを迅速に提供できる。
(5) 高温水hHWを適時にしかも短時間で提供できるので、電力消費を抑制でき、利便性の高いウォーターサーバー2を実現できる。
図11は、実施例に係るウォーターサーバー2を示している。図11に示す構成は一例であり、本発明が斯かる構成に限定されない。
このウォーターサーバー2はたとえば、直方体状のサーバー筐体28を備え、このサーバー筐体28には水容器載置部29、操作パネル部30、温水・冷水注水カバー部32、注水受け部34が設置されている。
温水・冷水注水カバー部32には冷水注水または注水に用いられる注水口36と、注湯または注水に用いられる注湯口38とが設置されている。注水受け部34には排水部40が設けられている。
<ウォーターサーバー2の機能部>
図12は、ウォーターサーバー2の機能部を示している。図12に示す構成は一例であり、本開示が斯かる構成に限定されるものではない。図12において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
このウォーターサーバー2はサーバー筐体28を備え、このサーバー筐体28上に交換可能な水容器100を設置し、この水容器100から原水Wを供給して冷水タンク102で冷水CWを生成し、温水タンク4で温水HWを生成する。
冷水タンク102は、サーバー筐体28の上部に設置され、温水タンク4は冷水タンク102の下側に設置され、温水タンク4の下側に冷却装置60が設置されている。冷却装置60は冷水タンク102を冷却し、冷水タンク102に原水Wから冷水CWを生成させる。
水容器100の給水ノズル部106はサーバー筐体28の頂部開口108から冷水タンク102の上部に配置される。
冷水タンク102は水容器100からの原水Wの供給を規制する弁機構110を備えている。この弁機構110は給水ノズル部106を開閉する開閉弁112を備え、この開閉弁112が開閉アーム部114の中途に取り付けられ、開閉アーム部114の先端には冷水タンク102内の冷水CWから浮力を受けるフロート部116が取り付けられている。
冷水タンク102には制御部12で制御される冷却装置60の蒸発器118が設置されている。この蒸発器118は、冷却装置60により冷却された冷媒を循環させ、冷媒と原水Wとの熱交換によって原水Wを冷却し、冷水タンク102に冷水CWを生成させる。この冷水タンク102には温度センサー87が設置され、温度センサー87の検出出力が制御部12に提供され、制御部12が冷水の温度情報を取得する。
冷水タンク102には原水Wと冷水CWとを分離する分離プレート120が設置されている。この分離プレート120は、原水Wを受け止める窪み部122を備えるとともに、この窪み部122の中央開口部から温水タンク4内に延びる給水管124を備えている。温水タンク4には、原水Wが分離プレート120の窪み部122および給水管124を通して導かれる。
温水タンク4には制御部12で制御される加熱装置6が設置されている。この加熱装置6は、制御部12に制御されて発熱し、原水Wを加熱する。これにより原水Wから温水HWが生成される。さらに、加熱装置6は制御部12の制御により高温加熱モードで温水HWを高温水hHWに沸き上げる。
この温水タンク4には温度センサー8が設置されている。温度センサー8の検出出力が制御部12に提供され、制御部12が温水HWまたは高温水hHWの温度情報を取得する。
この温水タンク4の頂部と冷水タンク102の底部の間にはバイパス管126が接続され、このバイパス管126を通して冷水タンク102と温水タンク4の温水HWの循環が可能である。このバイパス管126には制御部12で制御されるバイパス弁128が設置されている。
冷水タンク102の底部には注水管130が接続され、温水タンク4の頂部には注湯管132が接続されている。注水管130には冷水電磁弁64が設置され、注湯管132には温水電磁弁65が設置されている。冷水電磁弁64は冷水ボタン79(図14)によって開弁可能であり、温水電磁弁65は温水ボタン80(図14)によって開弁可能である。
そして、制御部12に接続された操作パネル部30は制御部12で制御される操作機能とともに情報提示機能を備えており、情報提示機能は情報提示部14の一例である。
<水容器100からの原水Wの供給機構>
図13のAは、水容器100からの原水Wの供給機構を示している。水容器100が設置されると、水容器100の原水Wが重力を受けて冷水タンク102側に流れ込む。
この原水Wは、図13のAに示すように、弁機構110の開閉弁112を押し下げる。開閉弁112を通過した原水Wは、分離プレート120の窪み部122に落下し、給水管124の給水孔134の周囲に開口された複数の通水孔136から冷水タンク102に流れ込み、一部の原水Wは給水孔134から給水管124を通して温水タンク4に流れ込む。
<原水Wの供給規制>
図13のBは、原水Wの供給規制を示している。冷水タンク102の水位が図13のBに示すように、分離プレート120に達すると、通水孔136が原水Wで塞がれる。これにより、原水Wは分離プレート120の給水管124を通して一気に温水タンク4に導かれる。
温水タンク4が満水状態になると、冷水タンク102の給水が支配的となり、冷水タンク102の水位が上昇する。この水位上昇によりフロート部116が浮力を受けて弁機構110の開閉弁112が上昇し、この開閉弁112によって給水ノズル部106が閉じられ、原水Wの供給が停止される。
そして、冷水タンク102の水位は、水容器100から原水Wの給水がある限り、この原水Wの給水を受けて上限水位に維持される。
<操作パネル部30>
図14は、情報提示部14の一例である操作パネル部30の前面パネル面を示している。図14において、図11と同一部分には同一符号を付してある。
冷水ランプ69、弱冷ランプ70、温水ランプ72、高温ランプ74、省エネランプ75およびロックランプ76はランプ表示部30-1の一例である。冷水ランプ69は、冷水注水が可能な場合、水温が適温であれば緑色で点灯し、不適温であれば橙色で点灯する。弱冷ランプ70は、弱冷注水が可能な場合に点灯する。温水ランプ72は、注湯が可能な場合に点灯する。高温ランプ74は、高温注湯が可能な場合に点灯する。省エネランプ75は、省エネモードで点灯し、その解除で消灯する。ロックランプ76は、ロック時に点灯し、その解除時に消灯する。
冷水ボタン79、温水ボタン80、省エネボタン82およびロック・解除ボタン84は、ボタン操作部30-2の一例である。冷水ボタン79は、短押しまたは長押しが可能である。温水ボタン80は、短押しまたは長押しが可能である。温水ボタン80には既述の高温加熱モードスイッチ10の機能が割り付けられており、その長押しで高温加熱モードを開始させることができる。
省エネボタン82は省エネモードの開始時に操作する。ロック・解除ボタン84は、短押しまたは長押しが可能であり、ロックまたはロック解除の際に用いる。
<ウォーターサーバー2のシステム>
図15は、ウォーターサーバー2のシステムの一例を示している。図15に示す構成は一例であり、本開示が斯かる構成に限定されない。図15において、図12および図14と同一部分には同一符号を付してある。
制御部12にはプロセッサ52を備えている。このプロセッサ52は、記憶部54にあるOS(Operating System)、本開示の温水制御プログラムや高温加熱制御プログラムなどを実行する。
記憶部54は本開示の記録媒体の一例であり、ROM(Read-Only Memory)やRAM(Random-Access Memory)などの記憶素子を備える。ROMにはOS、本開示の温水制御プログラムや高温加熱制御プログラムの他、各種の制御データなどが格納される。RAMは情報処理のワークエリアを構成する。
入出力部(I/O)56はプロセッサ52の制御により、加熱装置6などの制御出力や情報入力に用いられる。
加熱装置6はプロセッサ52で制御される加熱駆動部7の駆動出力をI/O56から受けて動作する。冷却装置60はプロセッサ52で制御される冷却駆動部61の駆動出力をI/O56から受けて動作する。冷水電磁弁64はプロセッサ52で制御される冷水電磁弁駆動部67の駆動出力をI/O56から受けて動作する。温水電磁弁65はプロセッサ52で制御される温水電磁弁駆動部68の駆動出力をI/O56から受けて動作する。
ランプ表示部30-1には一例として、冷水ランプ69、弱冷ランプ70、温水ランプ72、高温ランプ74、省エネランプ75、ロックランプ76などが含まれる。各ランプ69、70、72、74、75、76はプロセッサ52で制御されるランプ駆動部78の点灯または消灯出力を受けて点灯しまたは消灯する。
ボタン操作部30-2には冷水ボタン79、温水ボタン80、省エネボタン82、ロック・解除ボタン84などが含まれる。各ボタン79、80、82、84は操作によって開閉するスイッチの一例である。各ボタン79、80、82、84からのスイッチ入力はプロセッサ52の制御によりI/O56に取り込まれる。
温度センサー87はプロセッサ52の制御により冷水の温度を検出し、温度センサー8はプロセッサ52の制御により温水の温度を検出する。各検出情報はプロセッサ52の制御によりI/O56に取り込まれる。
<加熱制御の処理手順>
図16は、加熱制御の処理手順を示している。この加熱制御は第二の実施の形態(図6)に対応し、斯かる処理を具体化したものである。この処理手順は本開示のウォーターサーバーの制御方法またはそのプログラムの一例である。
この処理手順によれば、ウォーターサーバー2を起動すると、制御部12は温水制御に入る(S301)。このとき、制御部12は冷水制御も同時に実行する。
この温水制御において、制御部12は温水ボタン80の長押しを監視する(S302)。温水ボタン80の長押しがなければ(S302のNO)、温水制御を継続する(S301)。
温水ボタン80の長押しがあれば(S302のYES)、高温加熱モードに遷移し(S303)、加熱装置6を起動する(S304)。この起動は、加熱装置6が動作中であれば、その動作を継続し、停止中であれば加熱動作を開始させる。
この高温加熱モードにおいて、制御部12は温度センサー8から温水HWの温度情報を取得し、温水温度=92〔℃〕を検出したかを判定する(S305)。温水温度=92〔℃〕は基準温度Trefの一例である。
制御部12は、温水温度=92〔℃〕を検出した時点(S305のYES)でタイマー16の計測をスタートさせ(S306)、この計測時間tを監視する。制御部12はタイマー16の計測時間tについて、沸き上げ時間tmが経過したかを判定する(S307)。
沸き上げ時間tmの経過がなければ(S307のNO)、高温加熱モードが維持される。これに対し、沸き上げ時間tmが経過すれば(S307のYES)、加熱装置6の動作を停止し(S308)、高温加熱モードを終了させる。このとき、タイマー16の計時オフとし、計測時間tをクリアする。
そして、この高温加熱モードにおいて、制御部12は、温水温度=92〔℃〕の検出前(S305のNO)の時点で、継続する一定時間tq=1分間で温水温度の上昇がないかを判定する(S310)。温度上昇があれば(S310のNO)、加熱動作中であるからS305に戻り、加熱を継続する。
これに対し、温度上昇がなければ(S310のYES)、高温水hHWが沸騰前の高温度に到達していると推定できるから加熱を終了することとし、S308に遷移して加熱装置6の動作を停止する。
<加熱動作と情報提示>
図17は、温水制御、高温加熱モードの開始、その制御およびその停止までの情報提示を示している。
図17のAは、温水ランプ72による温水表示G1の提示の一例である。この温水表示G1は、温水制御18において提示される。この場合、温水ランプ72=緑色点灯である。
図17のBは、高温ランプ74による高温加熱モード開始表示G2および昇温中表示G3の一例である。この高温加熱モード開始表示G2および昇温中表示G3は、高温加熱モードの開始およびその制御において提示される。この場合、温水ランプ72=消灯、高温ランプ74=橙色点灯である。
図17のCは、高温ランプ74による高温表示G4の提示の一例である。この高温表示G4は、温水制御18において提示される。この場合、高温ランプ74=緑色点灯である。
図17のDは、高温水hHWの温度が低下した場合の温水表示G1の提示の一例である。この温水表示G1は、温水制御18において提示される。この場合、高温ランプ74=消灯、温水ランプ72=緑色点灯である。
<実施例の効果>
この実施例によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 温水制御ではウォーターサーバー2の温水温度をたとえば、80℃~89℃の温度範囲で制御できるのに対し、高温加熱制御では高温加熱モードスイッチ10の操作で加熱装置6に再加熱を開始させることにより、たとえば、90℃~93℃の温度範囲の高温水に沸き上げることができる。
(2) 高温加熱制御において、たとえば、1分間の継続した時間内で温水タンク4の高温水hHWに温度上昇がなければ、沸き上げ時間tm内であっても加熱装置6の動作を停止させることができ、高温水hHWの過剰加熱や沸騰を回避できる。
(3) 高温水hHWの上昇温度を所定値以下に規制できるので、高温水hHWの沸き上げに要する時間の短縮、迅速な高温水hHWの提供、電力消費を節減できる。
(4) 温水HWから高温水hHWの推移の情報提示によって容易に認識することができ、利便性の高いウォーターサーバーシステムを実現できる。
〔他の実施の形態〕
(1) 本開示のウォーターサーバー2ではGPS情報を取得し、設置場所における標高を表す標高情報とともに温水HWの沸騰温度情報を提示してもよい。
(2) ウォーターサーバー2に大気圧センサーを備えて大気圧情報を取得し、この大気圧情報を用いて設置環境における水の沸騰温度情報を算定し、この沸騰温度情報を提示してもよい。つまり、大気圧センサーなどの大気圧情報を取得する手段を用いれば、水の沸騰温度情報を直接取得できるので、標高情報の取得を省略できる。
(3) 大気圧情報と外気温情報の双方を用いて水の沸騰温度を算定してもよい。大気圧情報と外気温情報の双方によれば、沸騰温度の算定精度を高めることができる。
(4) 実施例では、温水ボタン80の長押しに対して高温加熱モードスイッチ10の機能を割り付けているが、温水ボタン80とは別に高温加熱モードスイッチ10を設置してもよい。
以上説明したように、本開示の最も好ましい実施の形態等について説明した。本開示は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本開示の範囲に含まれることは言うまでもない。
本開示は、ウォーターサーバーにおいて、温水温度より高い高温水を容易に実現することができ、沸騰や異常振動などを生じることなく高温水に沸き上げることができ、利便性の高いウォーターサーバーを提供することができる。
2 ウォーターサーバー
4 温水タンク
6 加熱装置
7 加熱駆動部
8、24、87 温度センサー
10 高温加熱モードスイッチ
12 制御部
14 情報提示部
16 タイマー
18 温水制御
20 高温加熱制御
22 情報提示制御
25 沸き上げ時間データベース
26 沸き上げ時間算定制御
28 サーバー筐体
29 水容器載置部
30 操作パネル部
30-1 ランプ表示部
30-2 ボタン操作部
32 温水・冷水注水カバー部
34 注水受け部
36 注水口
38 注湯口
40 排水部
52 プロセッサ
54 記憶部
56 I/O
60 冷却装置
61 冷却駆動部
64 冷水電磁弁
65 温水電磁弁
67 冷水電磁弁駆動部
68 温水電磁弁駆動部
69 冷水ランプ
70 弱冷ランプ
72 温水ランプ
74 高温ランプ
75 省エネランプ
76 ロックランプ
78 ランプ駆動部
79 冷水ボタン
80 温水ボタン
82 省エネボタン
84 ロック・解除ボタン
100 水容器
102 冷水タンク
106 給水ノズル部
108 頂部開口
110 弁機構
112 開閉弁
114 開閉アーム部
116 フロート部
118 蒸発器
120 分離プレート
122 窪み部
124 給水管
126 バイパス管
128 バイパス弁
130 注水管
132 注湯管
134 給水孔
136 通水孔

Claims (20)

  1. 温水タンクの水を加熱する加熱装置と、
    高温加熱モードを指示する高温加熱モードスイッチと、
    加熱中の温水の温度を計測する温度センサーと、
    前記温水の基準温度から沸き上げまでの沸き上げ時間を設定し、前記高温加熱モードスイッチからの指示を受けて前記加熱装置による加熱を継続させ、前記沸き上げ時間の経過後、前記高温加熱モードを終了させる制御部と、
    を備える、ウォーターサーバー。
  2. さらに、前記制御部は、前記沸き上げ時間の経過前、継続する一定時間の経過中または該一定時間の経過後、前記温水の温度上昇が無い場合、前記加熱装置の加熱を停止させる、請求項1に記載のウォーターサーバー。
  3. さらに、外気温度を検出する温度センサーを備え、
    前記制御部は、前記温度センサーから取得した外気温度情報を用いて前記沸き上げ時間を変更する、請求項1または請求項2に記載のウォーターサーバー。
  4. さらに、外気温度情報に関係付けられた沸き上げ時間情報を格納した記憶部を備え、
    前記制御部は、前記温度センサーから取得した外気温度情報により前記記憶部から前記沸き上げ時間を取得する、請求項3に記載のウォーターサーバー。
  5. さらに、昇温中表示または高温表示の何れかまたは双方を提示する情報提示部を備え、
    前記制御部が前記温水の沸き上げ中、前記情報提示部に昇温中表示を提示し、前記温水の沸き上げ終了後、前記高温表示を提示する、請求項1ないし請求項4の何れかの請求項に記載のウォーターサーバー。
  6. さらに、前記情報提示部は、前記昇温中表示および前記高温表示を提示する共通または異なる表示部を含み、前記昇温中表示と前記高温表示とを異なる発色形態または点灯形態で提示する、請求項1ないし請求項5の何れかの請求項に記載のウォーターサーバー。
  7. 加熱装置が、温水タンクの水を加熱する工程と、
    高温加熱モードスイッチが、高温加熱モードを指示する工程と、
    温度センサーが、加熱中の温水の温度を計測する工程と、
    制御部が、前記温水の基準温度から沸き上げまでの沸き上げ時間を設定し、前記高温加熱モードスイッチの指示を受けて前記加熱装置による加熱を継続させ、前記沸き上げ時間の経過後、前記高温加熱モードを終了させる工程と、
    を含む、ウォーターサーバーの制御方法。
  8. さらに、前記制御部が前記沸き上げ時間の経過前、継続する一定時間の経過中または該一定時間の経過後、前記温水の温度上昇が無い場合、前記加熱装置の加熱を停止させる工程を含む、請求項7に記載のウォーターサーバーの制御方法。
  9. さらに、温度センサーが、外気温度を検出する工程と、
    前記制御部が、前記温度センサーから取得した外気温度情報を用いて前記沸き上げ時間を変更する工程と、
    を含む、請求項7または請求項8に記載のウォーターサーバーの制御方法。
  10. さらに、記憶部が、外気温度情報に関係付けられた沸き上げ時間情報を格納する工程と、
    前記制御部が前記温度センサーから取得した外気温度情報により前記記憶部から前記沸き上げ時間を取得する工程と、
    を含む、請求項9に記載のウォーターサーバーの制御方法。
  11. さらに、情報提示部が、昇温中表示または高温表示の何れかを提示する工程と、
    前記制御部が、前記温水の沸き上げ中、前記情報提示部に昇温中表示を提示させ、前記温水の沸き上げ終了後、前記高温表示を提示させる工程と、
    を含む、請求項7ないし請求項10の何れかの請求項に記載のウォーターサーバーの制御方法。
  12. さらに、前記情報提示部が、前記昇温中表示および前記高温表示を提示する共通または異なる表示部を含み、該表示部に前記昇温中表示と前記高温表示とを異なる発色形態または点灯形態で提示する工程を含む、請求項7ないし請求項11の何れかの請求項に記載のウォーターサーバーの制御方法。
  13. コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    加熱装置に温水タンクの水を加熱させる機能と、
    高温加熱モードスイッチから高温加熱モードの指示情報を取得する機能と、
    温度センサーから加熱中の温水の温度情報を取得する機能と、
    前記温水の基準温度から沸き上げまでの沸き上げ時間を設定し、前記高温加熱モードスイッチの指示を受けて前記加熱装置による加熱を継続させ、前記沸き上げ時間の経過後、前記高温加熱モードを終了させる機能と、
    を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. さらに、前記沸き上げ時間の経過前、継続する一定時間の経過中または該一定時間の経過後、前記温水の温度上昇が無い場合、前記加熱装置の加熱を停止させる機能を前記コンピュータに実行させるための請求項13に記載のプログラム。
  15. さらに、温度センサーから外気温度情報を取得する機能と、
    前記温度センサーから取得した前記外気温度情報を用いて前記沸き上げ時間を変更する機能と、
    を前記コンピュータに実行させるための請求項13または請求項14に記載のプログラム。
  16. さらに、外気温度情報に関係付けられた沸き上げ時間情報を記憶部に格納する機能と、
    前記温度センサーから取得した外気温度情報により前記記憶部から前記沸き上げ時間情報を取得する機能と、
    を前記コンピュータに実行させるための請求項15に記載のプログラム。
  17. さらに、情報提示部に昇温中表示または高温表示の何れかを提示させる機能と、
    前記温水の沸き上げ中、前記情報提示部に昇温中表示を提示させ、前記温水の沸き上げ終了後、前記高温表示を提示させる機能と、
    を前記コンピュータに実行させるための請求項13ないし請求項16の何れかの請求項に記載のプログラム。
  18. さらに、前記情報提示部に前記昇温中表示および前記高温表示を提示する共通または異なる表示部を含み、該表示部に前記昇温中表示と前記高温表示とを異なる発色形態または点灯形態で提示する機能を前記コンピュータに実行させるための請求項13ないし請求項17の何れかの請求項に記載のプログラム。
  19. 請求項1ないし請求項6の何れかの請求項に記載のウォーターサーバーの制御情報、または請求項13ないし請求項18の何れかの請求項に記載のプログラムを格納した記録媒体。
  20. 温水タンクの水を加熱する加熱装置を備えるウォーターサーバーの制御装置であって、
    高温加熱モードを指示する高温加熱モードスイッチと、
    加熱中の温水の温度を計測する温度センサーと、
    前記温水の基準温度から沸き上げまでの沸き上げ時間を設定し、前記高温加熱モードスイッチの指示を受けて前記加熱装置による加熱を継続させ、前記沸き上げ時間の経過後、前記高温加熱モードを終了させる制御部と、
    を備える、ウォーターサーバーの制御装置。

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