JP2008228985A - 電気貯湯容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 水の継ぎ足しの誤判定による空焚きや内容器の底面の変色・焦げ付き等を防止し得るようにする。
【解決手段】 湯沸かし用の内容器と、該内容器を加熱する加熱手段と、前記内容器の温度を検出する温度検出手段とを備えた電気貯湯容器において、前記温度検出手段により検出された温度に急激な温度降下があった場合、所定時間の経過を待って前記加熱手段に通電するように構成して、水の継ぎ足し検知時には、沸騰モードへ移行して所定時間経過後に電源投入時と同じ加熱制御が行われるようにしている。
【選択図】 図5
【解決手段】 湯沸かし用の内容器と、該内容器を加熱する加熱手段と、前記内容器の温度を検出する温度検出手段とを備えた電気貯湯容器において、前記温度検出手段により検出された温度に急激な温度降下があった場合、所定時間の経過を待って前記加熱手段に通電するように構成して、水の継ぎ足し検知時には、沸騰モードへ移行して所定時間経過後に電源投入時と同じ加熱制御が行われるようにしている。
【選択図】 図5
Description
本願発明は、電気貯湯容器に関し、さらに詳しくは水の継ぎ足しを安全に行い得るようにした電気貯湯容器に関するものである。
従来のこの種電気貯湯容器の場合、内容器内の残水量が少ない時に、水の継ぎ足しを検知すると、沸騰シーケンスへ自動で移行するようにしている(特許文献1参照)。
上記特許文献1に開示されている電気貯湯容器の場合、水の継ぎ足しの検知方法として、内容器の温度を検出する温度検出手段(即ち、温度センサー)の検出温度に急激な温度降下があれば水が継ぎ足されたと判定する方法が採用されていた。
しかしながら、保温中給湯動作により内容器内の貯水量が少なくなった場合、水の継ぎ足しのために蓋体を開蓋した瞬間に内容器内に入った外気の温度を温度センサーが検出してしまい、水を継ぎ足していないにもかかわらず、急激な温度降下を水の継ぎ足しと誤判定して沸騰モードへ移行してしまい、実際に水を継ぎ足す前に空焚きや内容器の底面(下面に加熱手段である電気ヒータが配設されている)の変色・焦げ付き等の問題が生ずる。近年、電気貯湯容器の残水量が問題となっており、内容器の排出口は最下面に配置させる必要があり、上記誤判定に対する対策が必須となっている。
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、水の継ぎ足しの誤判定による空焚きや内容器の底面の変色・焦げ付き等を防止し得るようにすることを目的とするものである。
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、湯沸かし用の内容器と、該内容器を加熱する加熱手段と、前記内容器の温度を検出する温度検出手段とを備えた電気貯湯容器において、前記温度検出手段により検出された温度に急激な温度降下があった場合、所定時間の経過を待って前記加熱手段に通電するように構成している。
上記のように構成したことにより、温度検出手段により検出された温度に急激な温度降下があった場合(例えば、水の継ぎ足しを検知した場合)、所定時間の経過を待って加熱手段に通電されることとなる。つまり、水の継ぎ足し検知時には、沸騰モードへ移行しても所定時間経過後に電源投入時と同じ加熱制御が行われるのである。その結果、水を継ぎ足そうとする前に一定時間間を置くことで、水を継ぎ足す動作前の空焚きや内容器の底面(下面に加熱手段である電気ヒータが配設されている)の高温による内容器内面加工(例えば、フッ素加工)への影響を回避することができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第2の手段として、上記第1の手段を備えた電気貯湯容器において、湯沸かし後に前記加熱手段への通電によって所定の設定保温温度に保温する設定保温温度制御モードと湯沸かし後に前記加熱手段への通電を停止した状態で保温する魔法瓶保温制御モードとを選択できるように構成するとともに、前記魔法瓶保温制御モードが選択されているときに前記内容器内への水の継ぎ足しがあった場合には、当該水の継ぎ足しを記憶する記憶手段と、魔法瓶保温制御が解除された時点で前記記憶手段による水の継ぎ足しが記憶されている場合には前記加熱手段への通電による沸騰加熱を行う沸騰維持制御手段とを付設することもでき、そのように構成した場合、魔法瓶保温解除時に水の継ぎ足し実績の有無で制御を使い分けることで、残存カルキを確実に除去できるとともに、水の継ぎ足しがない場合には、沸騰させない制御を実行できるところから、省エネとなるし、カルキの残存を判定できるので、常に沸騰消毒された清潔なお湯を保温することができる。
本願発明の第1の手段によれば、湯沸かし用の内容器と、該内容器を加熱する加熱手段と、前記内容器の温度を検出する温度検出手段とを備えた電気貯湯容器において、前記温度検出手段により検出された温度に急激な温度降下があった場合、所定時間の経過を待って前記加熱手段に通電するように構成して、水の継ぎ足し検知時には、沸騰モードへ移行して所定時間経過後に電源投入時と同じ加熱制御が行われるようにしたので、水を継ぎ足そうとする前に一定時間間を置くことで、水を継ぎ足す動作前の空焚きや内容器の底面(下面に加熱手段である電気ヒータが配設されている)の高温による内容器内面加工(例えば、フッ素加工)への影響を回避することができるという効果がある。
本願発明の第2の手段におけるように、上記第1の手段を備えた電気貯湯容器において、湯沸かし後に前記加熱手段への通電によって所定の設定保温温度に保温する設定保温温度制御モードと湯沸かし後に前記加熱手段への通電を停止した状態で保温する魔法瓶保温制御モードとを選択できるように構成するとともに、前記魔法瓶保温制御モードが選択されているときに前記内容器内への水の継ぎ足しがあった場合には、当該水の継ぎ足しを記憶する記憶手段と、魔法瓶保温制御が解除された時点で前記記憶手段による水の継ぎ足しが記憶されている場合には前記加熱手段への通電による沸騰加熱を行う沸騰維持制御手段とを付設することもでき、そのように構成した場合、魔法瓶保温解除時に水の継ぎ足し実績の有無で制御を使い分けることで、残存カルキを確実に除去できるとともに、水の継ぎ足しがない場合には、沸騰させない制御を実行できるところから、省エネとなるし、カルキの残存を判定できるので、常に沸騰消毒された清潔なお湯を保温することができる。
以下、添付の図面を参照して、本願発明の好適な実施の形態について詳述する。
この電気貯湯容器は、図1に示すように、湯沸かし用の内容器3を備えた容器本体1と、該容器本体1の上部開口を開閉する蓋体2と、前記内容器3の底部を加熱する加熱手段である電気ヒータ4と、前記内容器3内のお湯を外部へ給湯するための給湯通路5と、該給湯通路5の途中に設けられたポンプ装置である電動ポンプ6とを備えて構成されている。
前記容器本体1は、外側面を構成する合成樹脂製の外ケース7と、内周面を構成する前記内容器3と、前記外ケース7の上部と内容器3の上部とを結合する合成樹脂製の環状の肩部材8と、底面を構成する合成樹脂製の底板9とからなっている。
前記内容器3は、ステンレス製の有底円筒形状の内筒10とステンレス製の略円筒形状の外筒11との間に真空空間12を形成してなる真空二重容器からなっており、その底部には、前記内筒10の底部のみからなる非真空部3aが形成されている。該非真空部3aの下面には、前記電気ヒータ4(例えば、雲母板に発熱体を保持させてなるマイカヒータ)が取り付けられている。符号13は内容器3の温度(換言すれば、湯温T)を検出する温度検出手段として作用する温度センサーである。
前記蓋体2は、合成樹脂製の上板14と該上板14に対して外周縁が嵌め合いにより結合された合成樹脂製の下板15とからなっており、前記肩部材8の後部に設けられたヒンジ受け16に対してヒンジピン17を介して開閉且つ着脱自在に支持されている。
また、この蓋体2には、電源が接続されていない状態でも給湯通路5を介しての給湯が可能なように、手動操作により駆動されるエアーポンプ18が配設されている。該エアーポンプ18は、前記蓋体2の略中央部に形成された円筒形状の凹部19内に配設されたベーローズタイプのものとされており、押圧板20を介しての押圧操作により加圧空気が内容器3内に吹き込まれ、該加圧空気の圧力により内容器3内のお湯が給湯通路5を介して外部へ押し出されることとなっている。符号21は蒸気排出通路、22は蒸気排出通路21の途中に配設された転倒止水弁である。
前記蓋体2における下板15には、金属製のカバー部材23が固定されており、該カバー部材23の外周縁には、蓋体2の閉蓋時において前記内容器3の給水口3bに圧接されるシールパッキン24が設けられている。
前記給湯通路5の途中であって前記内容器3の下方位置には、前記電動ポンプ6が配設されている。また、前記給湯通路5の途中であって満水位表示部25より上方位置には、転倒時止水弁26および前傾時止水弁27が設けられている。
上記構成の電気貯湯容器は、保温用ヒータ4Bへの通電制御を行う通常の保温モード(換言すれば、設定保温温度制御モード)の他に、沸騰用ヒータ4Aおよび保温用ヒータ4Bへの通電を停止した状態(即ち、電源コードを取り外した状態)で保温する魔法瓶保温モードによる使用が可能となっている。
図1において、符号28は蓋体2を容器本体1に対して閉止状態に保持するためのロック機構、29は後述する各種スイッチ類を備えた操作パネル部、30はスイッチ基板である。
前記操作パネル部29には、図2に示すように、給湯スイッチ31、ロック解除スイッチ32、再沸騰スイッチ33、保温選択スイッチ34、定量給湯時の湯量設定等を行う選択スイッチ35、液晶表示装置36、再沸騰表示灯37、保温表示灯38が設けられている。前記液晶表示装置36には、温度、沸騰残時間および湯量が交互に7セグメント表示され且つ後述するスローリーク発生表示が文字表示されるとともに、設定保温温度(98℃、90℃、まほうびん)を表示する三角形形状の表示灯39〜42が設けられている。
図3は、本実施の形態にかかる電気貯湯容器における電気的要素の結線状態を示すブロック図である。なお、既に説明した電気的要素については同一の符号を付して説明を省略する。
マイクロコンピュータユニット(以下、マイコンと略称する)43においては、各種スイッチ類31〜35、発振回路44、リセット回路45および温度センサー13からの信号が入力され、各種演算処理が行われ、制御信号が再沸騰表示灯37、保温表示灯38、液晶表示装置36、ブザー46、トライアック駆動回路47、リレー駆動回路48、IRG回路49、安定化電源回路50、ポンプ駆動回路51およびトライアック52に出力されることとなっている。符号53はタブ付きリレー、54は商用交流電源、55は温度ヒューズである。なお、電気ヒータ4は、沸騰用ヒータ4Aと保温用ヒータ4Bとからなっており、沸騰用ヒータ4Aはタブ付きリレー53により通電制御され、保温用ヒータ4Bはトライアック52により通電制御されることとなっている。
前記マイコン43は、前記温度センサー13による検出温度Tに急激な温度降下があった場合、所定時間の経過を待って沸騰用ヒータ4Aおよび保温用ヒータ4Bに通電するように制御する制御手段としての機能と、湯沸かし後に沸騰用ヒータ4Aおよび保温用ヒータ4Bへの通電によって所定の設定保温温度に保温する設定保温温度制御モードを実行する通常保温制御機能と、湯沸かし後に沸騰用ヒータ4Aおよび保温用ヒータ4Bへの通電を停止した状態で保温する魔法瓶保温制御モードを実行する魔法瓶保温制御機能と、魔法瓶保温制御モードが選択されているときに内容器3内への水の継ぎ足しがあった場合には、当該水の継ぎ足しを記憶する記憶手段としての機能と、魔法瓶保温制御が解除された時点で前記記憶手段による水の継ぎ足しが記憶されている場合には沸騰用ヒータ4Aおよび保温用ヒータ4Bへの通電による沸騰加熱を行う沸騰維持制御手段としての機能とを備えている。
ついで、上記構成の電気貯湯容器における各種加熱制御について、図4〜図5に示すフローチャートを参照して説明する。
(1) 電源投入時の加熱制御(図4のフローチャート参照)
ステップS1において電源投入されたか否か(換言すれば、電源コードが接続されたか否か)の判定がなされ、ここで、肯定判定されると、ステップS2において沸騰モードに入ったことが液晶表示装置36に表示されるとともに、ステップS3において電気ヒータ(即ち、沸騰用ヒータ4Aおよび保温用ヒータ4B)への通電が開始され、ステップS4において空焚き制御が実行される。
(1) 電源投入時の加熱制御(図4のフローチャート参照)
ステップS1において電源投入されたか否か(換言すれば、電源コードが接続されたか否か)の判定がなされ、ここで、肯定判定されると、ステップS2において沸騰モードに入ったことが液晶表示装置36に表示されるとともに、ステップS3において電気ヒータ(即ち、沸騰用ヒータ4Aおよび保温用ヒータ4B)への通電が開始され、ステップS4において空焚き制御が実行される。
ついで、ステップS5において空焚き検知が行われる。この空焚き検知は、温度センサー13による検出温度Tが、急激な温度降下を示すか否か(即ち、−dT/dt<Tsか否か)により判定される。
ステップS5において肯定判定された場合、ステップS6に進み、電気ヒータ(即ち、沸騰用ヒータ4Aおよび保温用ヒータ4B)への通電が停止され、ステップS7において空焚き報知がブザーの吹鳴等によりなされる。
一方、ステップS5において否定判定された場合、ステップS8に進み、電気ヒータ(即ち、沸騰用ヒータ4Aおよび保温用ヒータ4B)への通電が継続され、ステップS9において沸騰判定へ移行される。
上記したように、本実施の形態においては、電源投入と同時に電気ヒータ(即ち、沸騰用ヒータ4Aおよび保温用ヒータ4B)への通電が開始され、通常の空焚き検知が実行されることとなるのである。
(2) 水継ぎ足し時の加熱制御(図5のフローチャート参照)
ステップS1において温度センサー13による検出温度Tに急激な温度降下があったか否か(即ち、−dT/dt<Tsか否か)の判定がなされる。ここで、肯定判定されると、ステップS2において沸騰モードに入ったことが液晶表示装置36に表示されるとともに、ステップS3において電気ヒータ(即ち、沸騰用ヒータ4Aおよび保温用ヒータ4B)への通電が停止される。この通電停止は、ステップS4において所定時間が経過したと判定されるまで継続され、ステップS4において肯定判定されると、ステップS5において電気ヒータ(即ち、沸騰用ヒータ4Aおよび保温用ヒータ4B)への通電が開始され、ステップS6において空焚き制御が実行される。
(2) 水継ぎ足し時の加熱制御(図5のフローチャート参照)
ステップS1において温度センサー13による検出温度Tに急激な温度降下があったか否か(即ち、−dT/dt<Tsか否か)の判定がなされる。ここで、肯定判定されると、ステップS2において沸騰モードに入ったことが液晶表示装置36に表示されるとともに、ステップS3において電気ヒータ(即ち、沸騰用ヒータ4Aおよび保温用ヒータ4B)への通電が停止される。この通電停止は、ステップS4において所定時間が経過したと判定されるまで継続され、ステップS4において肯定判定されると、ステップS5において電気ヒータ(即ち、沸騰用ヒータ4Aおよび保温用ヒータ4B)への通電が開始され、ステップS6において空焚き制御が実行される。
ついで、ステップS7において空焚き検知が行われる。この空焚き検知は、温度センサー13による検出温度Tが、急激な温度降下を示すか否か(即ち、−dT/dt<Tsか否か)により判定される。
ステップS7において肯定判定された場合、ステップS8に進み、電気ヒータ(即ち、沸騰用ヒータ4Aおよび保温用ヒータ4B)への通電が停止され、ステップS9において空焚き報知がブザーの吹鳴等によりなされる。
一方、ステップS7において否定判定された場合、ステップS10に進み、電気ヒータ(即ち、沸騰用ヒータ4Aおよび保温用ヒータ4B)への通電が継続され、ステップS11において沸騰判定へ移行される。
上記したように、本実施の形態においては、水の継ぎ足し検知時には、沸騰モードへ移行して所定時間経過後に電源投入時と同じ加熱制御が行われることとなり、水を継ぎ足そうとする前に一定時間間を置くことで、水を継ぎ足す動作前の空焚きや内容器3の底面(下面に加熱手段である電気ヒータ(即ち、沸騰用ヒータ4Aおよび保温用ヒータ4B)が配設されている)の高温による内容器3内面加工(例えば、フッ素加工)への影響を回避することができる。
(3) 魔法瓶保温時における水継ぎ足し時の加熱制御(図6のフローチャート参照)
ステップS1において魔法瓶保温が選択されたことが確認されると、ステップS2において電源コードが取り外されて、魔法瓶保温制御が実行される。
(3) 魔法瓶保温時における水継ぎ足し時の加熱制御(図6のフローチャート参照)
ステップS1において魔法瓶保温が選択されたことが確認されると、ステップS2において電源コードが取り外されて、魔法瓶保温制御が実行される。
この魔法瓶保温制御中においてステップS3において水の継ぎ足しが実行されたことが確認されると、ステップS4において水の継ぎ足しが記憶手段により記憶される。
ついで、ステップS5において魔法瓶保温が解除されたことが確認されると、ステップS6において保温設定温度が変更され、ステップS7において魔法瓶保温制御中に水の継ぎ足しについての記憶があったか否かの判定がなされ、ここで、肯定判定されると、ステップS8に進み、沸騰判定へ移行されるが、否定判定されると、ステップS9に進み、保温モードが継続され、ステップS10において保温設定温度までヒータ加熱がなされる。
上記したように、本実施の形態においては、魔法瓶保温制御中において水の継ぎ足しがあると、継ぎ足し有りを記憶しておき、魔法瓶保温制御が解除された時、水の継ぎ足し履歴があれば、沸騰モードへ移行し、水の継ぎ足し履歴がなければ、保温モードのまま設定温度まで加熱されることとなる。したがって、魔法瓶保温解除時に水の継ぎ足し実績の有無で制御を使い分けることで、残存カルキを確実に除去できるとともに、水の継ぎ足しがない場合には、沸騰させない制御を実行できるところから、省エネとなるし、カルキの残存を判定できるので、常に沸騰消毒された清潔なお湯を保温することができる。
また、上記実施の形態においては、内容器として真空二重容器を採用しているが、その他の断熱容器(例えば、真空断熱材を外周側に被覆した容器)等を採用することができることは勿論である。
本願発明は、上記各実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能なことは勿論である。
3は内容器
4は加熱手段(電気ヒータ)
4Aは沸騰用ヒータ
4Bは保温用ヒータ
13は温度検出手段(温度センサー)
29は操作パネル部
36は液晶表示装置
43はマイコン
4は加熱手段(電気ヒータ)
4Aは沸騰用ヒータ
4Bは保温用ヒータ
13は温度検出手段(温度センサー)
29は操作パネル部
36は液晶表示装置
43はマイコン
Claims (2)
- 湯沸かし用の内容器と、該内容器を加熱する加熱手段と、前記内容器の温度を検出する温度検出手段とを備えた電気貯湯容器であって、前記温度検出手段により検出された温度に急激な温度降下があった場合、所定時間の経過を待って前記加熱手段に通電するように構成したことを特徴とする電気貯湯容器。
- 湯沸かし後に前記加熱手段への通電によって所定の設定保温温度に保温する設定保温温度制御モードと湯沸かし後に前記加熱手段への通電を停止した状態で保温する魔法瓶保温制御モードとを選択できるように構成するとともに、前記魔法瓶保温制御モードが選択されているときに前記内容器内への水の継ぎ足しがあった場合には、当該水の継ぎ足しを記憶する記憶手段と、魔法瓶保温制御が解除された時点で前記記憶手段による水の継ぎ足しが記憶されている場合には前記加熱手段への通電による沸騰加熱を行う沸騰維持制御手段とを付設したことを特徴とする請求項1記載の電気貯湯容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007072714A JP2008228985A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 電気貯湯容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007072714A JP2008228985A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 電気貯湯容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008228985A true JP2008228985A (ja) | 2008-10-02 |
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ID=39902520
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007072714A Pending JP2008228985A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 電気貯湯容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008228985A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107242781A (zh) * | 2017-07-27 | 2017-10-13 | 浙江绍兴苏泊尔生活电器有限公司 | 电水壶防干烧方法与电水壶 |
CN108836125A (zh) * | 2018-07-02 | 2018-11-20 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种电饭煲内锅控制方法及系统 |
-
2007
- 2007-03-20 JP JP2007072714A patent/JP2008228985A/ja active Pending
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