JP5104559B2 - ドグクラッチ - Google Patents

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本発明は、原動機から出力されたトルクの伝達を断続できるドグクラッチに関する。
一対の回転部材に設けられた噛み合い歯の先端を一方向に傾斜させ、対向する噛み合い歯を先端において相互に滑らせながら回転部材を回転軸線方向に互いに近づけて、これらの噛み合い歯を噛み合わせるドグクラッチが知られている(特許文献1)。
特開平8−177884号公報
特許文献1のドグクラッチは、対向する噛み合い歯を滑らせて噛み合わせを完了するまでの過程で回転部材の回転慣性や駆動トルクに逆らう必要がある。このため、その過程において噛み合わせの抵抗が大きいほど噛み合い歯の噛み合わせが困難になる。
そこで、本発明は、噛み合い歯を噛み合わせる際の抵抗を低減することにより、噛み合い歯を容易に噛み合わせることができるドグクラッチを提供することを目的とする。
本発明のドグクラッチは、対面する係合面において互いに噛み合うことができる噛み合い歯が設けられ、回転軸線方向に相対移動可能な状態で同軸上に配置された二つの回転部材を備え、前記二つの回転部材を前記回転軸線方向に相対移動させて前記噛み合い歯が互いに噛み合う係合状態とその噛み合いが解除される解放状態とを切り替えることにより、原動機から出力されたトルクの伝達を断続できるドグクラッチであって、前記二つの回転部材のそれぞれに設けられた前記噛み合い歯は、前記係合面に対して一方向に傾斜した先端部を有し、かつ前記原動機を固定した状態で前記噛み合い歯が変位し得る最大変位量である累積ガタよりも小さい歯幅を有し、前記二つの回転部材のそれぞれに設けられた前記噛み合い歯には、前記係合状態において前記係合面同士が離間する方向及び前記回転軸線の方向への相対移動を制限するための移動制限部が設けられていることにより、上述した課題を解決する(請求項1)。
このドグクラッチによれば、各噛み合い歯が係合面に対して一方向に傾斜した先端部を有し、かつ累積ガタよりも小さい歯幅を有しているため、互いの噛み合い歯が対面している状態で係合状態へ切り換える際には、先端部の傾斜によって互いの噛み合い歯が滑りながら、二つの回転部材が累積ガタの相当量だけ負荷が掛からずに相対回転できる。このため、係合状態へ切り換える際の抵抗が低減するため、各噛み合い歯を容易に噛み合わせることができる。
また、係合状態において係合面同士が離間する方向及び回転軸線の方向への相対移動を制限するための移動制限部が設けられているので、係合状態に切り替わると、移動制限部によって係合面同士の離間が制限されるとともに、各噛み合い歯の回転軸線方向への移動が制限される。これにより、係合状態に維持するために外部エネルギーが不要である。
移動制限部の構成には特段の制限はなく、例えば、前記移動制限部として、前記先端部の傾斜方向と交差する方向に前記係合面から立ち上がる段差部が設けられていてもよい(請求項)。この場合には、互いの段差部が引っ掛かり合うことにより、係合面が離間する方向及び回転軸線の方向への相対移動が制限される。
以上説明したように、本発明によれば、噛み合い歯が係合面に対して一方向に傾斜した先端部を有し、かつ累積ガタよりも小さい歯幅を有しているため、互いの噛み合い歯が対面している状態で係合状態へ切り換える際には、先端部の傾斜によって互いの噛み合い歯が滑りながら、二つの回転部材が累積ガタの相当量だけ負荷が掛からずに相対回転できる。このため、係合状態へ切り換える際の抵抗が低減するため、噛み合い歯を容易に噛み合わせることができる。
(第1の形態)
図1は本発明の一形態に係るドグクラッチが組み込まれたハイブリッド車の動力伝達装置の一部を模式的に示している。ドグクラッチ1Aはハイブリッド車の変速を実現するための装置の一つとして動力伝達装置2に組み込まれている。なお、動力伝達装置2の全体構成等の詳細な構造は本発明の要旨と直接関係しないため説明を省略する。
クラッチ1Aは、動力伝達装置2が持つモータ・ジェネレータ(MG)3からアクスルシャフト4までの動力伝達経路内に配置されている。クラッチ1Aは、MG3側に連結する回転軸5aに装着された回転部材である第1係合部材5と、アクスルシャフト4側に連結する回転軸6aに装着された回転部材である第2係合部材6とを備えている。これらの係合部材5、6は回転軸線Axの回りに相対回転可能、かつ回転軸線Ax方向に移動可能な状態で同軸上に配置されている。MG3側の回転軸5aは回転軸線Ax方向に移動可能な状態で支持されており、回転軸5aは電磁式のアクチュエータ7にて第1係合部材5とともに回転軸線Ax方向へ駆動される。また、クラッチ1Aには、第1係合部材5を第2係合部材6から離れる方向に付勢するリターンスプリング8が設けられていて、そのリターンスプリング8の基端は固定要素であるケーシング9に接続されている。第2係合部材6は回転軸線Ax方向に移動不能な状態で支持されている。
第1係合部材5は複数の噛み合い歯10が周方向に並べられた第1歯列11を持っており、第2係合部材6は噛み合い歯10と噛み合うことができる複数の噛み合い歯12が周方向に並べられた第2歯列13を持っている。これらの噛み合い歯10、12は対面する係合面15において互いに噛み合うことができる。各噛み合い歯10、12は回転軸線Ax方向に延びており、それらの先端部16は係合面15に対して一方向に傾斜している。図1の状態は各噛み合い歯10、12の噛み合いが解除された解放状態である。このため、図1の状態ではMG3側からアクスルシャフト4側への動力伝達が遮断される。
図1の状態からアクチュエータ7が第1係合部材5を第2係合部材6に近づくようにリターンスプリング8の付勢力に抗して移動させると、図2に示すように、第1係合部材5の噛み合い歯10と第2係合部材6の噛み合い歯12とが互いに噛み合う係合状態となる。これにより、第1係合部材5と第2係合部材6とが結合され、MG3側の動力がアクスルシャフト4側へドグクラッチ1Aを介して伝達される。
図3は各噛み合い歯10、12の周囲を拡大した説明図である。原動機であるMG3から第1係合部材5の噛み合い歯8までの間にはギア、継手等の複数の伝達要素が介在しているため、それらの要素のそれぞれにガタが存在している。各噛み合い歯10、12は、MG3から第1係合部材5の噛み合い歯8までのガタを積算した累積ガタXよりも小さな歯幅Wを有している。即ち歯幅Wと累積ガタXとにはW<Xの関係が成立する。図3に示すように、累積ガタXはMG3を固定した状態で第1係合部材5の噛み合い歯10が変位し得る最大変位量として定義できる。
図4A〜図4Cは、ドグクラッチ1Aが解放状態から係合状態へ切り替わる過程を説明する説明図である。図4Aの状態は、MG3から第1係合部材5の噛み合い歯8までのガタが矢印方向に詰められて、かつ二つの係合部材5、6の回転速度が同期した状態である。この時、各噛み合い歯10、12は破線で示すようにそれらの回転位置(位相)が一致している。図4Aの状態から、図4Bに示すように第1係合部材5を矢印方向(回転軸線Ax方向)に沿って第2係合部材6に近づけると、各噛み合い歯10、12の先端部16が相互に突き当たる。更に、第1係合部材5を近づけると、各噛み合い歯10、12は先端部16の傾斜面に沿って滑り始める。上述したように、累積ガタXは歯幅Wよりも大きいので、各噛み合い歯10、12が接している間、第1係合部材5の噛み合い歯10は先端部16の傾斜面に沿って滑りながら想像線で示す位置まで負荷が掛からずに相対回転できる。このため、解放状態から係合状態へ切り換える際の抵抗が低減するため、図4Cに示すように各噛み合い歯10、12を容易に噛み合わせることができる。
図1に示すように、この形態は解放状態から係合状態へ切り替える過程で、第1係合部材5及び第2係合部材6のそれぞれの回転速度が合致するように、制御装置13がMG3を制御する。制御装置13は動力伝達装置2の各部を制御するコンピュータであり、内蔵の記憶装置に保持された各種プログラムに従って各部に対する制御を実行できるように構成されている。制御装置13は第1係合部材5及び第2係合部材6のそれぞれの回転速度が合致した後にアクチュエータ7を操作して解放状態から係合状態へ切り替える。
図5は、上述した動作を実現するために制御装置13が実行する制御ルーチンの一例を示したフローチャートである。このルーチンのプログラムは適時に読み出されて所定間隔で繰り返し実行される。まず、ステップS1において、解放状態から係合状態への切替条件の成否を判定し、切替条件が成立している場合はステップS2に進み、そうでない場合は以後の処理をスキップして今回のルーチンを終える。
ステップS2では、各係合部材5、6の同期制御を実行する。同期制御は各係合部材5、6の回転速度及び位相を許容範囲内において一致するようにMG3の動作を制御するものである。
ステップS3では、同期制御の結果、各係合部材5、6の同期が完了したか否かを判定するため、同期終了条件の成否を判定する。ここでは、各係合部材5、6の回転速度及び位相が許容範囲内に収まっていることが同期終了条件として設定されている。同期終了条件が成立していない場合は、その成立が判定されるまでステップS2の同期制御が続行される。
ステップS4では、ドグクラッチ1Aの余剰トルクが所定方向になるようにMG3の動作を制御することにより、上述したガタを一方向に詰める。ここで余剰トルクとはドグクラッチ1Aが係合状態にあるときのトルクと第1係合部材5のトルクとの差を意味する。余剰トルクの所定方向は上述したガタが図4Aの矢印方向に詰められた状態にできる方向である。ここでは、余剰トルクが所定方向でかつその大きさが規定値の範囲内に収まるようにMG3を制御してもよいし、余剰トルクが所定方向でかつ予め決められた値となるようにMG3を制御してもよい。
ステップS5では、アクチュエータ7を作動して第1係合部材5を回転軸線Axの方向に移動させて、各噛み合い部10、12を互いに噛み合わせて係合状態へ切り換える。その後、今回のルーチンを終了する。
以上のルーチンが制御装置13にて実行されることにより、解放状態から係合状態へ切り換える際の抵抗が低減するため、解放状態から係合状態への切替時の抵抗を緩和しつつ確実な切替を実現できる。
(第2の形態)
次に、図6〜図9を参照して本発明の第2の形態を説明する。なお、第1の形態と共通の部材には同一の符号を図面に付すことにより、共通の部材に関する説明を省略する。図6は第2の形態に係るドグクラッチが組み込まれた動力伝達装置の一部を模式的に示している。図示のドグクラッチ1Bは、MG3側に連結する回転軸21aに装着された回転部材である第1係合部材21と、アクスルシャフト4側に連結する回転軸22aに装着された回転部材である第2係合部材22とを備えている。これらの係合部材21、22は回転軸線Axの回りに相対回転可能、かつ回転軸線Ax方向に移動可能な状態で同軸上に配置されている。MG3側の回転軸21aは回転軸線Ax方向に移動可能な状態で支持されている。第1の形態と同様に、第1係合部材21はアクチュエータ7にて回転軸線Ax方向へ駆動されるとともに、リターンスプリング8にて第2係合部材22から離れる方向に付勢されている。第2係合部材22は回転軸線Ax方向に移動不能な状態で支持されている。
第1係合部材21は複数の噛み合い歯24が周方向に並べられた第1歯列25を持っており、第2係合部材22は噛み合い歯24と噛み合うことができる複数の噛み合い歯26が周方向に並べられた第2歯列27を持っている。これらの噛み合い歯24、26は対面する係合面29において互いに噛み合うことができる。各噛み合い歯24、26は回転軸線Ax方向に延びており、それらの先端部30は係合面29に対して一方向に傾斜している。各噛み合い歯24、26には、その先端部30の頂点側に移動制限部としての段差部31が設けられている。段差部31は先端部30の傾斜方向と交差する方向に係合面29から立ち上がるように構成されている。図6の状態は各噛み合い歯24、26の噛み合いが解除された解放状態である。このため、図6の状態ではMG3側からアクスルシャフト4側への動力伝達が遮断される。
図6の状態から、アクチュエータ7が第1係合部材21を第2係合部材22に近づくように移動させると、図7に示すように第1係合部材21の噛み合い歯24と第2係合部材22の噛み合い歯26とが互いに噛み合う係合状態となる。これにより、第1係合部材21と第2係合部材22とが結合され、MG3側の動力がアクスルシャフト4側へドグクラッチ1Bを介して伝達される。ドグクラッチ1Bが係合状態になると、各噛み合い歯24、26の互いの段差部31が引っ掛かり合った状態に維持される。
図8は各噛み合い歯24、26の周囲を拡大した説明図である。ドグクラッチ1Bにおいても、原動機であるMG3から第1係合部材21の噛み合い歯24までの間にはギア、継手等の複数の伝達要素が介在しているため、それらの要素のそれぞれにガタが存在している。各噛み合い歯24、26は、MG3から第1係合部材21の噛み合い歯24までのガタを積算した累積ガタXよりも小さな歯幅Wを有している。
図9A〜図9Cは、ドグクラッチ1Bが解放状態から係合状態へ切り替わる過程を説明する説明図である。図9Aの状態は、MG3から第1係合部材21の噛み合い歯24までのガタが矢印方向に詰められて、かつ二つの係合部材21、22の回転速度が同期した状態である。この時、各噛み合い歯24、26は破線で示すようにそれらの回転位置が一致している。図9Aの状態から、図9Bに示すように第1係合部材21を矢印方向(回転軸線Ax方向)に沿って第2係合部材22に近づけると、各噛み合い歯24、26の先端部30が相互に突き当たる。更に、第1係合部材21を近づけると、各噛み合い歯24、26は先端部30の傾斜面に沿って滑り始める。累積ガタXは歯幅Wよりも大きいので、各噛み合い歯24、26が接している間、第1係合部材21の噛み合い歯24は先端部30の傾斜面に沿って滑りながら想像線で示す位置まで負荷が掛からずに相対回転できる。このため、解放状態から係合状態へ切り換える際の抵抗が低減するため、図9Cに示すように各噛み合い歯24、26を容易に噛み合わせることができる。
ドグクラッチ1Bは、係合状態になると各噛み合い歯24、26の互いの段差部31が引っ掛かり合って、対面する係合面29が離間する方向及び回転軸線Axの方向への相対移動が制限される。段差部31の立ち上がり面31aの角度θ(図9C)は、各係合部材21、22に規定値以上のトルクが作用した場合に噛み合いが外れる値に設定されている。従って、ドグクラッチ1Bは規定値以上のトルクが作用しない限りにおいて外部エネルギーを要することなく係合状態に維持することができる。
図10は、制御装置13が実行する第2の形態に係る制御ルーチンの一例を示したフローチャートである。このルーチンのプログラムは適時に読み出されて所定間隔で繰り返し実行される。なお、このルーチンにおいて、第1の形態に係る図5のルーチンと同一の処理には図10に同一符号を付して説明を省略する。
ステップS5におけるアクチュエータ7の作動後にステップS21に進む。ステップS21では、一旦作動したアクチュエータ7を停止させる。つまりアクチュエータ7に対する電力供給を停止する。アクチュエータ7が停止すると、リターンスプリング8の付勢力(弾性力)によって第1係合部材21は解法位置側に付勢される。
各噛み合い歯24、26の互いの段差部31が引っ掛かり合っていると、第1係合部材21の戻りが途中で止まる。そこで、ステップS22では、互いの段差部31が引っ掛かり合っているか否かを判定するため、第1係合部材21の戻り量が所定値未満であるかどうかを判定する。その所定値は互いの段差部31が引っ掛かった場合の戻り量であるから、その戻り量を実験的に特定し、その値を制御装置13の記憶装置に保持しておく。なお、戻り量の検出は不図示の位置センサからの信号に基づいて行われる。
戻り量が所定値以上の場合は、互いの段差部31が引っ掛かり合っていないと判断されるため、処理をステップS5に戻して、再度アクチュエータ7を作動させる。一方、戻り量が所定値未満の場合は、互いの段差部31が引っ掛かり合った状態であることになるため、今回のルーチンを終了する。以上のルーチンが制御装置13にて実行されることにより、第1の形態と同様の効果を奏することができ、更に、解放状態から係合状態へ切り換えた後に、外部エネルギー(電力)を要することなくドグクラッチ1Bを係合状態に維持することができる。
本発明は上記の各形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内において種々の形態にて実施できる。本発明のドグクラッチはハイブリッド車の動力伝達装置に適用することに限定されるものではない。また、上記の各形態では、第1係合部材5及び第2係合部材6のそれぞれの回転速度を同期させてから係合状態へ切り替えているが、ドグクラッチの用途によっては、第1係合部材の回転速度と第2係合部材の回転速度との速度差が小さい場合もある。従って、これらの回転速度の同期を行うことなく解放状態から係合状態へ切り替える形態で本発明のドグクラッチを実施することもできる。
本発明の一形態に係るドグクラッチが組み込まれたハイブリッド車の動力伝達装置の一部を模式的に示した図。 図1のドグクラッチの係合状態を示した図。 図1のドグクラッチの各噛み合い歯の周囲を拡大した説明図。 図1のドグクラッチが解放状態から係合状態へ切り替わる過程を説明する説明図であって、各回転部材の回転速度が同期した状態を示した図。 図1のドグクラッチが解放状態から係合状態へ切り替わる過程を説明する説明図であって、各噛み合い歯が接触した状態を示した図。 図1のドグクラッチが解放状態から係合状態へ切り替わる過程を説明する説明図であって、各噛み合い歯が噛み合った係合状態を示した図。 第1の形態に係る制御ルーチンの一例を示したフローチャート。 第2の形態に係るドグクラッチが組み込まれたハイブリッド車の動力伝達装置の一部を模式的に示した図。 図7のドグクラッチの係合状態を示した図。 図7のドグクラッチの各噛み合い歯の周囲を拡大した説明図。 図7のドグクラッチが解放状態から係合状態へ切り替わる過程を説明する説明図であって、各回転部材の回転速度が同期した状態を示した図。 図7のドグクラッチが解放状態から係合状態へ切り替わる過程を説明する説明図であって、各噛み合い歯が接触した状態を示した図。 図7のドグクラッチが解放状態から係合状態へ切り替わる過程を説明する説明図であって、各噛み合い歯が噛み合った係合状態を示した図。 第2の形態に係る制御ルーチンの一例を示したフローチャート。
符号の説明
1A、1B ドグクラッチ
3 MG(原動機)
5、21 第1係合部材(回転部材)
6、22 第2係合部材(回転部材)
10、24 第1噛み合い歯(噛み合い歯)
12、26 第2噛み合い歯(噛み合い歯)
15、29 係合面
16、30 先端部
31 段差部(移動制限部)
Ax 回転軸線
W 歯幅
X 累積ガタ

Claims (2)

  1. 対面する係合面において互いに噛み合うことができる噛み合い歯が設けられ、回転軸線方向に相対移動可能な状態で同軸上に配置された二つの回転部材を備え、前記二つの回転部材を前記回転軸線方向に相対移動させて前記噛み合い歯が互いに噛み合う係合状態とその噛み合いが解除される解放状態とを切り替えることにより、原動機から出力されたトルクの伝達を断続できるドグクラッチであって、
    前記二つの回転部材のそれぞれに設けられた前記噛み合い歯は、前記係合面に対して一方向に傾斜した先端部を有し、かつ前記原動機を固定した状態で前記噛み合い歯が変位し得る最大変位量である累積ガタよりも小さい歯幅を有し
    前記二つの回転部材のそれぞれに設けられた前記噛み合い歯には、前記係合状態において前記係合面同士が離間する方向及び前記回転軸線の方向への相対移動を制限するための移動制限部が設けられていることを特徴とするドグクラッチ。
  2. 前記移動制限部として、前記先端部の傾斜方向と交差する方向に前記係合面から立ち上がる段差部が設けられている請求項に記載のドグクラッチ。
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