JP5104149B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、広くは半導体の技術分野に関し、特に、半導体素子(チップ)と回路基板との間の接合性を向上するための技術に関する。
近年、携帯機器、特に携帯電話やノート型パソコン等の小型化、薄型化、高性能化に伴って、搭載される半導体装置にも、さらなる小型化、薄型化が要求されている。このような小型化、薄型化への要請に応じて、回路基板と、これにフリップチップ接合される半導体素子(チップ)との間のギャップも小さくなり、接合後に封止趣旨を後入れ方式で注入するのが困難になってきている。
この問題に対処するため、あらかじめ半導体チップ側、又は回路基板側に半硬化の封止樹脂層を形成しておき、電極と封止樹脂を一括してフリップチップ接合する方式(「先アンダーフィル方式」と称する)が多用されてきている。
図1(a)は、一般的な先アンダーフィル方式のチップ接合を説明するための概略図である。この例では、接合に先立って、突起電極104が形成された半導体チップ103側に、半硬化状態の封止樹脂層105が形成されている。回路基板101上へ実装する際には、半導体チップ103を逆さにして、突起電極104が回路基板101上のパッド電極108上に位置するように、フリップチップ接合する。
しかし、この方法では以下の問題がある。すなわち、あらかじめ半導体チップ103側に半硬化封止樹脂層105を設けておくと、ウェーハの輸送やダイシングプロセスなどを経るため、半硬化封止樹脂層105の硬化が進行し、フリップチップ接合時に流動性が低下する。この結果、図1(A)で破線のサークルCで示すように、樹脂層105が横方向に膨らんではみ出してしまい、フィレットと呼ばれる樹脂だまりの形成が、十分になされない。
フィレットは、半導体素子103と回路基板101との密着性を確保し、接続信頼性を向上させるために有効な構造である。図1(B)に理想的なフィレット106の形状を示す。理想的なフィレット106は、サークルAで示すように、半導体チップ103の端面を確実に覆い、滑らかに裾を引くように回路基板101側に拡がる形状を有する。このような形状だと、熱膨張係数の相違等に起因して半導体チップ103や回路基板101に反りが生じる場合でも、両者の接合を安定して保持することができるからである。
半導体チップの外周端面にも濡れ拡がる良好なフィレットを形成するために、あらかじめ回路基板側の半導体搭載位置の内部領域に半硬化樹脂を形成しておくと同時に、半導体チップの端面にも樹脂を形成しておき、フリップチップ接合時に、チップ端面の樹脂と、回路基板上の半硬化樹脂とを融合させてフィレットを形成する方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
しかし、この方法では、半導体チップの端面をカバーすることはできるが、回路基板上での末広がりの裾の部分の形成については考慮されていない。言い換えると、半導体チップの端面部分に関しては、あらかじめ樹脂を配置しておくことで、制御されたフィレットが形成されるが、裾部分のフィレット、すなわち、回路基板近傍のフィレットの形状を制御することは難しい。
また、一般に、フリップチップ接合時のツールとステージの傾きなどにより、フィレットが均一に形成されないことが多く、裾部分でのフィレットの形状を制御するのは、いっそう困難である。フィレットの裾が十分に形成されない場合は、半導体チップと回路基板の接合が不十分になり、接合信頼性を満足することができない。
特開2006−32625号公報
そこで、本発明は上記の問題点に鑑みて、必要な範囲に必要な量のフィレットを良好な形状で形成する方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、第1の側面では、半導体装置の製造方法を提供する。この方法は、
(a)半導体素子を実装する回路基板の、前記半導体素子の実装位置の外周にあらかじめ第1の接着層を形成し、
(b)前記半導体素子の実装面に、あらかじめ第2の接着層を形成し、
(c)前記半導体素子を前記回路基板上に配置し、前記第1の接着層と前記第2の接着層とを溶融・一体化してフィレットを形成する、
工程を含む。
好ましい実施例では、前記第1接着層は、前記半導体素子の実装位置から所定の間隔、たとえば、10〜20μmの間隔をあけて形成される。
また別の良好な実施例では、前記第1の接着層は、前記半導体素子の実装位置のコーナー近傍での樹脂量が、その他の部分よりも多くなるように形成される。
いずれの場合も、前記第1の接着層と前記第2の接着層は、互いに相溶性があることが望ましい。
第2の側面では、半導体素子を回路基板上に実装した半導体装置を提供する。この半導体装置において、前記半導体素子と前記回路基板の間に位置する接着層を有し、前記接着層は、前記半導体素子の外周端面を覆い、かつ前記回路基板に向かって裾が拡がる形状を有し、前記接着層に含まれる充填剤の濃度分布が、前記裾拡がりの部分の端部に向かうほど低くなっていることを特徴とする。
一実施例では、前記半導体素子は、前記回路基板にフリップチップ接合されている。
半導体素子(チップ)と回路基板の間の接合信頼性を確保することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の良好な実施形態を説明する。図2は、本発明の一実施形態にかかる半導体装置の製造工程図であり、図3は、半導体チップ実装前と実装後の平面図である。まず、図2(A)に示すように、回路基板としてのビルトアップ基板11のフィレットが形成されるべき箇所に、基板側接着層としての半硬化封止樹脂層12を形成する。ここでは、エポキシ樹脂を主成分とする半硬化樹脂を用いた。その他の樹脂材料として、シアネートエステル樹脂、フェノキシ樹脂、ウレタン系樹脂、あるいはこれらを主成分とする樹脂を用いることができる。
ビルトアップ基板11上に形成される半硬化封止樹脂層12の粘度は、接合時に100〜500Pa・sとなって、半導体チップ側の接合面に形成される樹脂層15(図2(B)参照)と融合しやすくなるように調整される。一般に樹脂の粘度は、温度によって大きく変化するので、接合温度を制御することで半硬化封止樹脂層12の粘度を調整することができる。その他の粘度調整方法として、ビルトアップ基板11側に形成する半硬化封止樹脂層12のシリカ含有量を低く、たとえば0〜40wt%に設定しておくことで流動性を確保することもできる。
ビルトアップ基板11上への封止樹脂層12の形成には、武蔵エンジニアリング製のディスペンサー装置(FAD320s)を用いた。ディスペンサー装置では、塗布圧、塗布速度、塗布時間を調整することで、樹脂量を精度よく制御することができる。
図3(A)は、ビルトアップ基板11上への半硬化封止樹脂12の塗布例1を示す図である。この例では、点線で示す半導体チップ実装位置の外側に均一な幅で半硬化封止樹脂層12を形成する。このとき、フリップチップ接合時にビルトアップ基板11側の半硬化封止樹脂12と、半導体チップ13との干渉を避けるため、チップ実装位置と半硬化封止樹脂層12との間に、ギャップ(間隙)Gを設定しておく。フリップチップボンダの搭載精度を考慮すると、10〜20μmのギャップGを設けておくのが望ましい。
図2(B)に戻って、あらかじめ半硬化封止樹脂層12が形成された基板11上に、同じくあらかじめ半硬化封止樹脂層15が形成された半導体チップ13を、フリップチップ接合する。チップ13側の半硬化封止樹脂層15は、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、ウレタン系樹脂、あるいはこれらを主成分とする樹脂を用いることができるが、ビルトアップ基板11側の半硬化封止樹脂12と互いに相溶性のある材料を選択する。接合に先立って、半導体チップ13の突起電極14が、ビルトアップ基板11上に形成されたパッド電極18上に位置するように半導体チップ13を位置決めする。
接合条件は、用いる電極材料の組み合わせや超音波の印加の有無などによって任意に設定することができる。たとえば、基板11側のパッド電極18にNi/Au電極、半導体チップ13側の突起電極14に、台座径30μmのAuスタッドバンプ又はワイヤバンプを用い、熱圧着によって接合させる場合、220℃、20sec、バンプ当たりの圧力が15gfの条件で、上段の半導体チップ13がビルトアップ基板11に接合される。熱圧着以外にも、溶融接続、超音波接続などの接合方法を用いてもよい。
このとき、接合時の圧力によって、半導体チップ13側の半硬化封止樹脂層15が矢印で示すように外側に向かって押し出され、同時に、接合温度によって、半導体チップ13側の封止樹脂層15と基板11側の封止樹脂層12が溶融し、一体化する。その結果、図2(C)に示すように、半導体チップ13の端部をカバーし、かつサークルBで示すように、十分な裾を持ったフィレット16が形成される。すなわち、図3(B)の平面図で示すように、半導体チップ13のエッジから外側に向けて、隙間なく均一に拡がるフィレット16が形成される。これにより、接合の信頼性が確保される。
図2および図3の例では、半導体チップ13はフリップチップ接合されるので、電極間の接続と同時に、半導体チップ13をビルトアップ基板11に接着するフィレット16を形成することができる。
なお、半導体チップ13側の半硬化封止樹脂層15と、ビルトアップ基板11側の半硬化封止樹脂層12のいずれか一方または双方がシリカフィラーを含有する場合は、これらの樹脂層の溶融・一体化の結果、シリカフィラーの含有量が、フィレット16の端に向かうほど少なくなるグラデーション構造となる。これはシリカフィラーよりも、それ以外の樹脂成分の流動性の方が高いので、フィレット16の裾の端部に向かうほど、シリカフィラーの含有量が少なくなるからである。
最後に、接合された半導体チップ13とビルトアップ基板11をオーブンでベークして(たとえば170℃、1.5時間の条件で)、封止樹脂(フィレット)が硬化され、半導体装置10が完成する。
図4(A)および図4(B)は、ビルトアップ基板11上への半硬化封止樹脂層22の塗布例2を示す図である。図4の例では、破線で示すチップ実装位置のコーナー間の中央部分に対応する領域で、半硬化封止樹脂層22の幅が狭く、コーナー付近で幅が広くなるように、半硬化封止樹脂層22が形成されている。この場合も、半硬化封止樹脂層22と半導体チップ実装位置との間に、ギャップGを設定しておく。
図4(A)の半硬化封止樹脂層22の塗布形状は、半硬化封止樹脂層22の塗布圧を30〜100kPaの範囲で一定にし、かつ、各コーナー部で保持する時間を0.5s〜1.0sec程度設けることによって、実現することができる。また、フリップチップ接合時の半硬化封止樹脂層22と半導体チップ13との干渉を防止するためのギャップGは、フリップチップボンダの搭載精度を考慮して、10〜20μmとする。この場合のギャップGは、半硬化封止樹脂層22の中央のくびれ部分が、半導体チップ実装位置から10〜20μm離れるように設定される。
半硬化封止樹脂層22をこのような形状とするのは、半導体チップ13を接合する際の圧力の印加によって、半導体チップ13のコーナー部分よりも、各エッジの中央部分からの封止樹脂の流出量が多くなる場合が多いからである。
半硬化封止樹脂22の平面塗布形状は、図4(A)の例に限定されず、樹脂量がコーナー部分で多くなるのであれば、任意の塗布形状を選択できる。たとえば、半硬化封止樹脂層22の内側(チップ13に対向する側)では、中央部がくびれるように湾曲し、一方、半硬化封止樹脂層22の外側(基板11の端部に対向する側)では、直線状に延びるように形成してもよい。
半硬化封止樹脂層22の材料としては、上述したように、エポキシ樹脂、シアネートエステル樹脂、フェノキシ樹脂、ウレタン系樹脂、あるいはこれらを主成分とする樹脂である。また、シリカ含有量は、チップ接合時の流動性を確保するために、0〜40wt%としておく。
このような半硬化封止樹脂層22を有するビルトアップ基板11に半導体チップ13を接合する場合は、図2(B)で説明したのと同様に、熱圧着、溶融、超音波接合などの方法を採用することができる。基板11側の半硬化封止樹脂層22が、半導体チップ13のコーナー近傍で厚くなるように形成されているので、半導体チップ13の各エッジの中央部分からの封止樹脂の流出が多い場合でも、半導体チップ13側の封止樹脂層15と基板11側の封止樹脂層22とが溶融、一体化する際に、フィレット16の形成がより均一になる。その結果、図2(C)に示すように、半導体チップ13の端部を確実にカバーし、かつ裾が滑らかに拡がったフィレット16の断面形状が得られるとともに、図4(B)に示すように、半導体チップ13のエッジから外側に向けて均一に隙間なく拡がる平面形状となる。
半導体チップ13側の半硬化封止樹脂層15と、ビルトアップ基板11側の半硬化封止樹脂層22のいずれか一方、又は双方にシリカフィラー等の充填材が含有されている場合は、図2(C)に示したように、充填剤の含有プロファイルは、フィレット22の裾部分の端部に向かうほど少なくなる。
最後に、接合された半導体チップ13とビルトアップ基板11を170℃で1.5時間ベークして、封止樹脂を硬化して半導体装置を完成する。
図5は、図2の方法で作製した半導体装置のフィレット16の形状を示す写真である。半導体チップ13の端部を覆い、基板表面に向かって裾が十分かつ均一に拡がるフィレット16が形成されている。
上述した実施例の方法では、フィレット樹脂をビルトアップ基板11上の必要な箇所に必要なだけ供給するので、フィレット形成領域の基板上に凹凸がある場合でも、十分な裾をもったフィレット16を形成することができる。その結果、接合信頼性が向上する。また、通常の封止樹脂注入プロセスで樹脂の流れが悪い材質の基板に対しても、確実にフィレットを供給、形成することができる。さらに、接合時に溶融・一体化するため、樹脂の不連続性が生じない。すなわち、樹脂内の局所的な残留応力の発生を防止することもでき、接合信頼性をより確実にすることができる。
なお、本発明の半導体装置およびその製造方法は、上述した実施例に限定されず、当業者にとって実施可能な種々の変形例を含む。たとえば、半導体チップ13に設けられる突起電極14は、AuスタッドバンプやAuワイヤバンプの代わりに、ハンダ、Auメッキバンプ、Cuメッキバンプ、ペースト状バンプ等を用いることができる。この場合も、熱圧着時の温度を、樹脂が自由流動できる温度、例えば200℃〜240℃の範囲で制御することによって、半導体チップ13側の半硬化封止樹脂層15と、ビルトアップ基板11側の半硬化封止樹脂層12(又は22)を溶融、一体化して、十分な裾を持ったフィレット16を形成することができる。
また、上述した実施例の方法は、とくに半導体チップ13の回路形成面を下側(ビルトアップ基板11側)に向けてフリップチップ接合に好適であるが、これに限定されず、半導体チップ13とビルトアップ基板11との間の電気的な接続をワイヤボンディングで行う場合にも適用できる。その場合は、ビルトアップ基板11上のボンディングパッドは、あらかじめ半導体素子13をビルトアップ基板11に接着する接着層(フィレット)の末広がりの裾部分の外側に位置するように配置しておく。ワイヤボンディングの後にキャップ樹脂を形成する。この適用例でも、半導体チップ13とビルトアップ基板11間の良好なフィレットの形状により、接合の信頼性が維持される。
また、ビルトアップ基板11の裏側にさらにハンダボール等の電極を形成して、さらに別の配線基板(マザーボード)等に搭載可能にしてもよい。
従来の半導体チップの接合方法の問題点を示す概略図である。 本発明の実施形態における半導体装置の製造工程図である。 実施形態における半硬化封止樹脂の塗布例1を示す図である。 実施形態における半硬化封止樹脂の塗布例2を示す図である。 実施形態の方法で作製した半導体装置のフィレット形状を示す写真である。
符号の説明
10 半導体装置
11 ビルトアップ基板(回路基板)
12、22 回路基板側接着層(第2の接着層;半硬化封止樹脂層)
13 半導体素子(半導体チップ)
14 突起電極
15 チップ側接着層(第1の接着層;半硬化封止樹脂層)
16、26 フィレット
18 基板側パッド電極
19 充填剤(シリカフィラー)
G ギャップ

Claims (5)

  1. 半導体素子を実装する回路基板の、前記半導体素子の実装位置の外周にあらかじめ第1の接着層を形成し、
    前記半導体素子の実装面に、あらかじめ第2の接着層を形成し、
    前記半導体素子を前記回路基板上に配置し、前記第1の接着層と前記第2の接着層とを溶融・一体化してフィレットを形成し、
    前記第1の接着層は、前記半導体素子の実装位置のコーナー近傍での樹脂量が、その他の部分よりも多くなるように形成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 半導体素子を実装する回路基板の、前記半導体素子の実装位置の外周にあらかじめ第1の接着層を形成し、
    前記半導体素子の実装面に、あらかじめ第2の接着層を形成し、
    前記半導体素子を前記回路基板上に配置し、前記第1の接着層と前記第2の接着層とを溶融・一体化してフィレットを形成し、
    前記第1の接着層は、前記半導体素子の実装位置のコーナー近傍での幅よりも、コーナー間の中央部に対応する位置での幅が狭くなるように形成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1接着層は、前記半導体素子の実装位置から所定の間隔をあけて形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 半導体素子を回路基板上に実装した半導体装置において、
    前記半導体素子と前記回路基板の間に位置する接着層を有し、
    前記接着層は、前記半導体素子の外周端面を覆い、かつ前記回路基板に向かって裾が拡がる形状を有し、前記接着層に含まれる充填剤の濃度分布が、前記裾拡がりの部分の端部に向かうほど低くなっていることを特徴とする半導体装置。
  5. 前記半導体素子は、前記回路基板にフリップチップ接合されていることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
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