JP5103692B2 - ゼオライトビーズ成形体、その製造方法及びこれを用いた吸着除去方法 - Google Patents

ゼオライトビーズ成形体、その製造方法及びこれを用いた吸着除去方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゼオライトビーズ成形体、その製造方法及びそれを用いた吸着除去方法に関するものである。さらに詳しくは、乾燥脱水用あるいは吸着分離用として工業的に広く用いられ、例えばフロン冷媒の乾燥、有機溶媒中の水分除去、地球温暖化の環境問題である二酸化炭素の吸着分離等の分野において有用となるゼオライトビーズ成形体、その製造方法及びそれを用いた吸着除去方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、ゼオライト成形体は、ゼオライト粉末に粘土系バインダーおよび成形助剤として増粘剤あるいは分散剤などを添加し、ビーズ、ペレットなど目的に応じた形状に造粒成形される。
【0003】
ゼオライト結晶と非吸着成分の粘土系バインダーを用いて製造される吸着剤において、優れた吸着性能を発揮させるためにはいかにバインダー成分を低減させるかがポイントとなる。しかしながら、吸着剤用途によってはその用途に応じて要求される物性及び特性が異なることがあり、特に水分除去を目的とした乾燥剤用途の場合、振動、加熱再生など過酷な条件下で使用されるため、成形体中のゼオライト格子の膨張収縮による破砕、割れ、剤のこすれによる剥離、粉化などの面で剤の性能が不十分となるという課題があった。
【0004】
この課題に対し、成形体の物理的強度を向上させるためにバインダー量を多くして成形する試みがなされていたが、バインダー量が増加するに比例して水分吸着量が低下してしまい乾燥能力が満足されない吸着剤になってしまうと共に、バインダーが不均一に分散してしまい、強度物性、水分吸着量共にバラツキの大きい成形体となってしまう恐れがあった。
【0005】
一般的に、乾燥脱水用途の剤では、吸着速度より吸着能力が要求されるため、細孔容積を過剰に大きくする必要性は低く、従って、少ないバインダー量で、より緻密で空隙率の比較的低い成形体にして物理的強度を付与すればよいのである。
【0006】
乾燥脱水剤用途に用いられるゼオライト種は、乾燥される物質の分子径によって決定され、そのために、2.8オングストロームの分子径を有する水分子のみ吸着するには有効細孔径3オングストロームの3A型ゼオライトが有効とされているが、さらに高い吸着容量を求められる場合には4A型ゼオライトが用いられる。これらは乾燥あるいは脱水される物質を吸着しないことを指標として選択される。
【0007】
以下、3A型ゼオライトを例にして説明する。
【0008】
3A型ゼオライト成形体は、次のようにして製造されている。まず、合成ナトリウムA型ゼオライト粉末を塩化カリウム水溶液中で、ゼオライト中のナトリウムイオンの35%以上をカリウムイオンで交換し、有効細孔径が3オングストロームの3A型ゼオライト粉末にする。次いで、洗浄・ろ過後、この粉末に粘土系結合剤および成形助剤として増粘剤あるいは分散剤などを添加し、転動あるいは押出しなどの造粒成形法によって目的に応じた形状に成形される。このような方法で製造される3A型ゼオライト成形体においての問題点は、バインダーである粘土成分を少ない添加量でいかに均一分散し、強度、水分吸着性能を維持させるかにあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このようなゼオライト成形体における従来の課題を克服し、中でも乾燥脱水剤用途に要求される、強い物理的強度と優れた水分吸着性能をあわせもつ、3A型ゼオライトや4A型ゼオライト等のゼオライトがビーズ状に成形された成形体、及びこのようなゼオライトビーズ成形体を容易に得ることができる製造方法を提供することにある。さらに、このゼオライトビーズ成形体を用い、ガスや液中の水等の特定の成分を吸着除去する方法を提供することも本発明の目的とする。
【0010】
【発明を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、ゼオライト、1次粒子系が1μm以下の粘土バインダー、水酸化アルミニウムに、水で溶解せしめた縮合リン酸塩等の無機系分散剤を加え、これらを嵩密度が0.8〜1.0kg/リットルになるよう混練、捏和した後、転動造粒法によってビーズ状に成形、次いで整粒、乾燥後、活性化することで物理的強度が強く、かつ、水分吸着性能も著しく優れたゼオライトビーズ成形体が容易に得られることを見いだした。さらに、このようなゼオライトビーズ成形体を1,1,1,2−テトラフルオロエタン(以下、「HFC−134a」という)などの冷媒と接触させることで、冷媒自体を分解させることがほとんどなく、これに含まれる水などを効率的に吸着しうることを見いだし、遂に本発明を完成するに至った。
【0011】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0012】
本発明のゼオライトビーズ成形体に用いられるゼオライトとしては、最終的に得られるゼオライトビーズ成形体の性能が本発明の目的を達成できるものであれば特に限定されるものではない。
【0013】
例えば、エチレンプラント用には3A型ゼオライト、フロン冷媒の乾燥脱水用、有機溶媒中の水分除去には3A型あるいは4A型ゼオライトが一般的に用いられている。従来、カーエアコン用冷媒に使用されているHFC−134aの乾燥には、3A型ゼオライトでなければフロンを吸着分解すると特開平3−93880号公報に開示されているが、分子サイズ4.7×5.1×5.6オングストロームのHFC−134aは細孔有効径4オングストロームの4A型ゼオライト粉には実質的に吸着されることはない。従って、何らかの成形体にする場合に用いられる粘土バインダーの固体酸特性あるいは不純物金属カチオンが影響するものと考えられる。
【0014】
一般的に酸性白土、ベントナイト、セピオライト、カオリン等に代表される粘土鉱物は固体酸特性を持っており、上記の特開平3−93880号公報には、成形用粘土バインダーにベントナイトの使用が記述されており、このことがフロン分解の原因と考えられる。
【0015】
ここで、本発明のゼオライトビーズ成形体について3A型ゼオライトビーズ成形体を例にして述べれば、合成ナトリウムA型ゼオライト粉末を塩化カリウム水溶液中で、該ゼオライト中のナトリウムイオンの35%以上をカリウムイオンで交換し、有効細孔径を3オングストロームにした3A型ゼオライト粉末が原料として用いられる。そして、本発明のゼオライトビーズ成形体は、ゼオライト、カオリン型粘土バインダー、酸化アルミニウム及び無機系分散剤からなる成形体であり、その成形体の平均的な粒径の耐圧強度は8kgf以上であり、かつ、水分吸着量は20重量%以上となる。
【0016】
本発明のゼオライトビーズ成形体の形状としてはビーズ状であればよく、球状、楕円状などなんら限定されることはない。成形の際に用いられる転動造粒法には、プレート型、パン型あるいは撹拌羽根を具備した撹拌造粒機などを用いた例が挙げられるが、本発明のゼオライトビーズ成形体を製造するには、羽根撹拌造粒機を用いた方法が好ましい。ビーズ径に関しては、使用の目的に応じた大きさであればよいが、成形体強度がビーズ径に比例すること、成形のしやすさ、あるいは操作性を考慮し、通常、乾燥脱水用の剤では1.5〜3.0mm程度の直径を有した成形体が好ましく用いられる。
【0017】
本発明のゼオライトビーズ成形体に用いられるカオリン型粘土は、バインダーとして成形体中のゼオライト粒子間に存在するものであり、特に成形体の強度を向上させるため成形体密度を高く、ゼオライトビーズ成形体中に存在する空隙の比率、すなわち、空隙率を低くするには1次粒子径が1μm以下のものが好ましく、例えば、ジョージアカオリン粘土等が挙げられる。これらは、1種単独のみならず、2種以上が混合されてもよい。
【0018】
本発明のゼオライトビーズ成形体を製造する際に用いられ、最終的に酸化アルミニウムとして成形体に構成される水酸化アルミニウムは、成形体の製造過程において、焼成により活性アルミナになることで、水分吸着量を向上させるバインダー分としての効果が大きい。従って、ゼオライト粒子径に比して小さいことが望ましく、2μm以下が好ましい。
【0019】
さらに、無機系分散剤としては、水に対する溶解度が高く、その水溶液がアルカリ性を示す合リン酸塩である。中でもロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸カリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸カリウムなどが挙げられ、特にピロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸カリウムが好ましく用いられる。これらは単独のみならず、2種以上の混合物で使用しても問題ない。
【0020】
尚、本発明において、分散剤が縮合リン酸塩であるのは、1つには分散剤の粘性にある。例えば、特公昭39−21821号公報に記載の有機系の分散剤であるリグニンスルフォン酸塩などに代表されるものは、分子量10000以上の高分子量のものが多く、粘性が強いために成形される剤の自重と遠心力を利用して造粒成形する撹拌転動造粒方法では部分的なママコ状態を形成しやすく、造粒成形が困難となってしまう。又、成形されたビーズ状の成形体同士が付着して、形状が歪になったり、成形装置への付着が激しくなり,好ましくないのである。さらに成形体を最終的に焼成活性化する工程において燃焼による急激な発熱によりゼオライトに熱衝撃を与え、吸着性能を阻害するばかりでなく、細孔を形成することにより成形体の緻密度が低下して強度物性を損なうことになる。これに対し、無機系の分散剤は、粘性が高くないため造粒性に優れ、また、焼成活性化処理後においても成形体中のゼオライト粒子の間に残存するため得られる成形体の緻密性にも優れている。
【0021】
本発明のゼオライトビーズ成形体におけるゼオライトとカオリン型粘土と酸化アルミニウム及び縮合リン酸塩との比率は、ゼオライト100重量部に対し、カオリン型粘土20〜30重量部、酸化アルミニウム1〜10重量部、縮合リン酸塩が五酸化リン(P )基準で約2〜5重量部が好ましい範囲である。
【0022】
次に本発明のゼオライトビーズ成形体の製造方法について説明する。
【0023】
その製造方法としては、ゼオライト粉末と、無水基準でゼオライト粉末100重量部に対して20〜30重量部のカオリン型粘土と、酸化アルミニウム基準で1〜10重量部の水酸化アルミニウムに、水に溶解等して分散せしめた縮合リン酸塩を五酸化リン(P )基準で約2〜5重量部加え、嵩密度が0.8〜1.0kg/リットルになるよう混合、混練した後、羽根撹拌などの転動造粒法によってビーズ状に成形される。
【0024】
ここで添加される粘土バインダーであるカオリン型粘土は種類によってSi、Al含有量あるいはアルカリ金属、アルカリ土類金属、遷移金属など不純物の含有量が多少異なるだけで、基本的にはSi/Alモル比が2.0の板状晶のアルミノシリケートであって、何れの粘土においても造粒成形性、成形体の物理的性質は同等であり問題ではない。
【0025】
本発明のゼオライトビーズ成形体の製造方法は、ゼオライト粉末とカオリン型粘土と水酸化アルミニウム、さらに水に溶解せしめた縮合リン酸塩とを混合混練する工程、混練物をビーズ状に成形する工程、成形体を乾燥し、焼成活性化する工程、から構成されており、以下順に説明する。
【0026】
<混合混練工程>
本発明のゼオライトビーズ成形体の製造方法において用いられるゼオライト粉末としては、最終的に得られるゼオライトビーズ成形体の性能が本発明の目的を達成できるものであれば特に3A型あるいは4A型ゼオライトに限定されるものではなく、用途によってこれらゼオライト種を使い分ければよく、一般的に水分のみを選択的に吸着除去する目的には有効細孔径の小さい3A型ゼオライトが用いられることが多い。
【0027】
例えば、3A型ゼオライト粉末は、公知の方法、すなわちアルミン酸ナトリウムおよびケイ酸ナトリウムとから合成されたナトリウムA型ゼオライト粉末を塩化カリウム水溶液中で、ゼオライト中のナトリウムイオンの35%以上をカリウムイオンで交換し、有効細孔径が3オングストロームの3A型ゼオライト粉末とすることができる。
【0028】
ゼオライト粉末とカオリン型粘土と水酸化アルミニウム、そして造粒成形に必要な水分で溶解せしめた無機系分散剤は、容器に入れられた後、均一になるよう混合混練され、嵩密度が0.8〜1.0kg/リットルになるよう十分捏和される。混合混練された混合物の嵩密度が0.8kg/リットルよりも小さい場合は圧密効果が不充分で混合物粒子間に気泡が存在し、緻密な成形体を形成することが困難となることがある。
【0029】
本発明の方法において用いられるカオリン型粘土の量としては、成形体の物理的強度を高く、さらに高い水分平衡吸着容量を維持するために、ゼオライト粉末100重量部に対して20〜30重量部の範囲が好ましい。30重量部を超えるとゼオライト分が相対的に減少して、得られる成形体の水分吸着量が低下することがあり、20重量部以下になると物理的強度が低下し、乾燥脱水吸着剤としての使用目的に耐え難いものになることがある。
【0030】
本発明の方法において用いられる水酸化アルミニウムの量としては、酸化アルミニウム基準で1〜10重量部の範囲が好ましい。この水酸化アルミニウムは焼成によって活性アルミナ化し、その水分吸着能力を有効に利用できるからである。これに対し、1重量部未満の量を添加した場合にはその効果が小さく、また、10重量部を超える量を添加すると、粘土バインダーに比して焼結力が乏しくなり、強度面に影響することがある。
【0031】
本発明の方法において用いられる無機系分散剤の量としては、縮合リン酸塩を用いる場合、ゼオライト粉末100重量部に対して五酸化リン基準で2〜5重量部を水に溶解して添加するのが好ましい。
【0032】
また、ゼオライト粉末とカオリン型粘土バインダーと水酸化アルミニウム、そして無機系分散剤とを混合混練するために添加される水の量は、カオリン型粘土バインダー等の性状、あるいは配合量によって異なるが、最終的に加えられる量としては、ゼオライト粉末100重量部に対して40〜60重量部の範囲の量が好ましい。従って、無機系分散剤の量が10重量部を超えると添加される水分量だけでは無機系分散剤が溶解できずにスラリー状態で混合することになり、その結果、混合混練物を均一分散できず一様な成形体強度が得られなくなることがある。
【0033】
合リン酸塩中の五酸化リンは、一般的に乾燥・脱水剤として用いられることが多く、水分吸着性能を有するが、付随するナトリウム分あるいはカリウム分等が非吸着質であることから10重量部以上の添加はゼオライト分を減少させることになり、水分平衡吸着量が低下してしまうことがある。一方、4重量部以下になると添加効果が不十分で物理的強度が満足なものとならないことがある。
【0034】
<成形工程>
上記の混合混練工程において、十分捏和され嵩密度が0.8〜1.0kg/リットルにされた混合物は、羽根撹拌などの転動造粒法によって、ビーズ形状に成形される。
【0035】
ここで本発明の方法において用いられる造粒方法としては、形状に優れた造粒物を容易に得ることができることから転動造粒法が好ましく用いられ、さらにその内でも羽根撹拌によるものが好ましく用いられる。これは、通常の転動造粒に比して羽根撹拌することで強い剪断力が与えられ、縮合リン酸塩に分散された粘土バインダーが、さらに均一にゼオライト粒子に分散付着し、ゼオライト粒子間に存在して空隙を塞ぎ、緻密な成形体に形成できるからである。
【0036】
成形物の形状については本発明の特徴を具備しておれば何ら限定されるものではなく、球状、楕円状などに成形されたものでよく、例えば7〜10メッシュの大きさのビーズ成形体とすることができる。さらに物理的強度、特に摩耗強度を要求される場合、真球度の高いビーズ成形体であることが望ましく、成形した球状品を公知の方法、例えばマルメライザー成形器を用いて任意の回転数、時間条件で整粒して成形体表面を滑らかにすることが一般的に行なわれる方法である。
【0037】
また、成形、整粒されるビーズの径は用途によって大きさを変えることが容易であり、必要に応じて、篩等による分級で大きさを揃えればよい。
【0038】
<活性化工程>
このようにして成形された成形体は乾燥、焼成・活性化され、添加されたカオリン型粘土バインダーは焼結されるとともに水分が脱着される。同時に水酸化アルミニウムもこの加熱脱水により水酸基を失い、活性アルミナに転移することで水分吸着量を向上させるバインダー分となる。乾燥、活性化の方法としては公知の方法を用い実施することができ、例えば、熱風乾燥機、電気マッフル炉、管状炉、回転炉などを用いればよい。
【0039】
焼成・活性化の温度としては得られる成形体の物理的強度を安定的に保持し、成形体中の水分を完全に脱着させるためにカオリン型粘土の焼結温度である600℃以上の温度で実施することが好ましく、さらに、650〜700℃の温度で実施することが好ましい。
【0040】
このようにして本発明のゼオライトビーズ成形体が得られる。
【0041】
本発明のゼオライトビーズ成形体を用いてガス中、液中の水などの被吸着物質を吸着除去する方法としては、本発明のゼオライトビーズ成形体を、対象のガス、液に接触させ、公知の方法により除去すればよく、その使用量、使用方法といった条件は適宜決めることができる。特に本発明のゼオライトビーズ成形体は、その優れた強度物性、水分吸着特性ゆえ、設備をコンパクトにできると共に、長期にわたる使用も可能である。
【0042】
本発明の方法により得られるゼオライトビーズ成形体は、乾燥脱水用あるいは吸着分離用として広く用いられ、例えばカーエアコン用フロン冷媒HFC−134aやこれを含む冷媒中、有機溶媒中あるいは空気中の水分除去、また、地球温暖化の環境問題である二酸化炭素の吸着など吸着分離剤分野の用途に有用である。
【0043】
本発明のゼオライトビーズ成形体の物理的強度が強い理由は、バインダーとして1次粒子径が1μm以下の板状晶カオリン型粘土を用いる点、および凝集した粘土バインダーを分散させるために縮合リン酸塩用いる点、また、羽根撹拌造粒法で成形することによって強い剪断力を与えてこれら粘土バインダーをさらに均一に分散することにある。すなわち、縮合リン酸塩に分散された粘土バインダーがより均一にゼオライト粒子に分散付着し、ゼオライト粒子間に存在して空隙を塞ぎ、緻密な成形体になることによるものと考えられる。
【0044】
さらに水分平衡吸着性能を維持できる点は、比較的少ない粘土バインダー量で成形されること、添加した水酸化アルミニウムが焼成活性化されることによって水分吸着能力を有する活性アルミナに転移すること、また、縮合リン酸塩中の五酸化リンが水分吸着能力を有すること等に起因するものと考えられる。
【0045】
また、カーエアコン用フロン冷媒であるHFC−134aの乾燥用途に優れる点はフロンを分解すると考えられる粘土バインダーの固体酸特性あるいは不純物金属カチオンの影響を添加した縮合リン酸塩あるいは水酸化アルミニウムが抑制するからと考えられる。
【0046】
しかしながら、このような推測はなんら本発明を拘束するものではない。
【0047】
【実施例】
以下、本発明を実施例を用いてさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。尚、各評価は以下に示した方法によって実施した。
【0048】
(1)嵩密度
JIS−K−3362の見かけ密度測定器を用いた方法に準じ、混練捏和後の混合物を容積Vmlのポリエチレン製のカップ(W1)に受け、山盛りになったところで直線状のヘラですり落とした後、混合物の入ったカップの重量(W2)を1g単位まで読み取り、次の式により嵩密度を算出した。
【0049】
嵩密度(kg/リットル)=(W2−W1)/V
(2)耐圧強度
焼成・活性化したビーズ成形体を冷却後、1.7〜2.8mmの3段階の篩にて水分を吸着しないよう素早く篩い分け、その内の平均サイズ(2.0〜2.4mm)のもの25個を硬度計(藤原製作所製、型式:KHT−20)で一個ずつ測定した。測定は、直径5mmの圧子によって一定速度で成形体に加重を加える方式によるもので、成形体が破砕された時の加重量を耐圧強度(kgf)とし、得られた値の平均値を各実施例、比較例の耐圧強度とした。
【0050】
(3)水分平衡吸着量
焼成・活性化したビーズ成形体を冷却後、温度25℃、相対湿度80%のデシケーター中で16時間以上放置して完全に水和した。次いで、マッフル炉中で900℃、1時間焼成し、成形体に吸着された水分平衡吸着量を測定した。
【0051】
(4)フロン分解性試験
米国冷凍協会の試験法(ASRE法)でシールドチューブテストと呼ばれる加速試験法でフロンの分解率を評価した。シールドチューブテストとは、内容積40ml程度の耐圧密閉ガラス容器にHFC−134a約2g、乾燥剤約1gを封入し、175℃に加熱して30日以上放置した後、剤に吸着されたフッ素イオンの量を測定して冷媒の分解を評価した。
【0052】
実施例1
合成ナトリウムA型ゼオライト粉末(東ソー株式会社製、SiO/Al=2.0)を塩化カリウム水溶液と接触させナトリウムイオンを40%カリウムイオンに交換して3A型ゼオライト粉末を調製した。この3A型ゼオライト粉末100重量部に対してジョージアカオリン粘土20重量部、水酸化アルミニウム(住友化学社製)をAl 基準で10重量部、50重量部の水に溶解させたP 基準で3重量部のトリポリリン酸ナトリウムを、ミックスマーラー混練機(新東工業社製、型式:MSG−05S)で混合混練し、充分に捏和した。得られた捏和物の嵩密度を前記の方法によって測定した結果、0.94kg/リットルであった。
【0053】
この捏和物を羽根攪拌式造粒機ヘンシェルミキサー(三井鉱山社製、型式:FM−75)で直径1.7mm〜2.8mmのビーズ形状に攪拌造粒成形し、マルメライザー成形器(不二パウダル社製、型式:Q−1000)を用いて整粒した後、乾燥した。
【0054】
次いでマッフル炉(アドバンテック社製、型式:KM−600)を用いて空気流通下において650℃雰囲気中5時間焼成して粘土を焼結させるとともに活性化した。
【0055】
得られた3A型ゼオライトビーズ成形体の耐圧強度、水分平衡吸着量、フロン分解性を前記の方法で測定した。その結果を表1に示す。
【0056】
【表1】
Figure 0005103692
【0057】
表1において、粘土の量とはゼオライト100重量部に対する量を示し、分散剤の量とはゼオライト100重量部に対するP25の量を示す。また、水酸化アルミニウムの量とはゼオライト100重量部に対するAl23の量を示す。さらに、使用した分散剤の種類において、Na5310はトリポリリン酸ナトリウムを、Na427はピロリン酸ナトリウムを示す。
【0058】
実施例2〜5
表1に示したジョージアカオリン粘土の添加量、水酸化アルミニウムの添加量、縮合リン酸塩の種類あるいは添加量以外は実施例1と同様な操作によって3A型ゼオライトビーズ成形体を調製した。用いた3A型ゼオライト粉末のSiO/Alモル比は2.0、カリウムイオン交換率は40%であり、得られた捏和物の嵩密度を前記の方法により測定した結果、0.90〜0.95の範囲であった。造粒成形後、得られた3A型ゼオライトビーズ成形体の耐圧強度、水分平衡吸着量、フロン分解性を前記の方法で測定した。その結果を表1に示す。
【0059】
実施例6
合成ナトリウム4A型ゼオライト粉末(東ソー株式会社製、SiO/Al=2.0)100重量部に対してジョージアカオリン粘土20重量部、水酸化アルミニウム(住友化学社製)をAl 基準で10重量部、50重量部の水に溶解させたP基準で3重量部のトリポリリン酸ナトリウムをミックスマーラー混練機(新東工業社製、型式:MSG−05S)で混合混練し、充分に捏和した。得られた捏和物の嵩密度を前記の方法によって測定した結果、0.93kg/リットルであった。
【0060】
この捏和物を羽根攪拌式造粒機ヘンシェルミキサー(三井鉱山社製、型式:FM−75)で直径1.7mm〜2.8mmのビーズ形状に攪拌造粒成形し、マルメライザー成形器(不二パウダル社製、型式:Q−1000)を用いて整粒した後、乾燥した。
【0061】
次いでマッフル炉(アドバンテック社製、型式:KM−600)を用いて空気流通下において650℃雰囲気中5時間焼成して粘土を焼結させるとともに活性化した。
【0062】
得られた4A型ゼオライトビーズ成形体の耐圧強度、水分平衡吸着量、フロン分解性を前記の方法で測定した。その結果を表2に示す。
【0063】
【表2】
Figure 0005103692
【0064】
表2において、粘土の量とはゼオライト100重量部に対する量を示し、分散剤の量とはゼオライト100重量部に対するP25の量を示す。また、使用した水酸化アルミニウムの量とはゼオライト100重量部に対するAl23の量を示す。さらに、使用した分散剤の種類において、Na5310はトリポリリン酸ナトリウムを、Na427はピロリン酸ナトリウムを示す。
【0065】
実施例7〜10
表2に示したジョージアカオリン粘土の添加量、水酸化アルミニウムの添加量、縮合リン酸塩の種類あるいは添加量以外は実施例1と同様な操作によって4A型ゼオライトビーズ成形体を調製した。用いた4A型ゼオライト粉末のSiO/Alモル比は2.0、得られた捏和物の嵩密度を前記の方法により測定した結果、0.89〜0.96の範囲であった。造粒成形後、得られた4A型ゼオライトビーズ成形体の耐圧強度、水分平衡吸着量、フロン分解性を前記の方法で測定した。その結果を表2に示す。
【0066】
比較例1〜3
表3に示したジョージアカオリン粘土の添加量、水酸化アルミニウム、縮合リン酸塩を使用しなかった以外は実施例1と同様な操作によって3A型ゼオライトビーズ成形体を調製した。用いた3A型ゼオライト粉末のSiO/Alモル比は2.0、カリウムイオン交換率は40%であり、得られた捏和物の嵩密度を前記の方法により測定した結果、0.83〜0.95の範囲であった。造粒成形後、得られた3A型ゼオライトビーズ成形体の耐圧強度、水分平衡吸着量、フロン分解性を前記の方法で測定した。その結果を表3に示す。
【0067】
【表3】
Figure 0005103692
【0068】
表3において、粘土の量とはゼオライト100重量部に対する量を示す。
【0069】
比較例4〜5
表3に示したジョージアカオリン粘土の添加量、また、水酸化アルミニウム、縮合リン酸塩を使用しなかった以外は実施例6と同様な操作によって4A型ゼオライトビーズ成形体を調製した。用いた4A型ゼオライト粉末のSiO/Alモル比は2.0であり、得られた捏和物の嵩密度を前記の方法により測定した結果、0.83〜0.93の範囲であった。造粒成形後、得られた4A型ゼオライトビーズ成形体の耐圧強度、水分平衡吸着量、フロン分解性を前記の方法で測定した。その結果を表3に示す。
【0070】
比較例6〜8
表4に示した分散剤の種類、添加量以外は実施例1と同様な操作によって3A型ゼオライトビーズ成形体を調製した。用いた3A型ゼオライト粉末のSiO2/Al23モル比は2.0、カリウムイオン交換率は40%であり、ジョージアカオリン粘土を30重量部添加して混合混練した。得られた捏和物の嵩密度を前記の方法により測定した結果、0.80から0.84kg/リットルの範囲であった。造粒成形後、得られた3A型ゼオライトビーズ成形体の耐圧強度、水分平衡を前記の方法で測定した。その結果を表4に示す。
【0071】
【表4】
Figure 0005103692
【0072】
表4において、分散剤の量とはゼオライト100重量部に対する量を示し、サンエキスはリグニンスルフォン酸ナトリウムを表す。
【0073】
以上の実施例および比較例を比べると、実施例の方が得られた3A型あるいは4A型ゼオライトビーズ成形体の耐圧強度が著しく強く、水分平衡吸着量が高いことが分かる。殊にゼオライト粉末に対して同量の粘土バインダーを使用した場合の縮合リン酸、また、水酸化アルミニウムを添加した効果は明らかである。縮合リン酸塩を添加しなかった場合や、有機系分散剤であるリグニンスルフォン酸ナトリウムを添加した場合と比較すれば、その効果は明らかであった。
【0074】
【発明の効果】
本発明のよれば以下の効果を奏する。
【0075】
(1)本発明のゼオライトビーズ成形体は、耐圧強度及び水分平衡吸着量が共に高く、優れた吸着剤物性を有した成形体である。
【0076】
(2)本発明の製造方法によれば、優れた性能を有したゼオライトビーズ成形体を容易に得ることができる。
【0077】
(3)本発明の吸着除去方法は、ガス、液を分解することなく、含まれる水などを効率的に吸着しうる。

Claims (10)

  1. ゼオライト、カオリン型粘土、酸化アルミニウム及び縮合リン酸塩からなるゼオライトビーズ成形体であり、且つ、当該ゼオライト100重量部に対して20〜30重量部のカオリン型粘土と1〜10重量部の酸化アルミニウムと4〜10重量部の縮合リン酸塩からなることを特徴とするゼオライトビーズ成形体。
  2. ゼオライトが、3A型ゼオライト及び/又は4A型ゼオライトであることを特徴とする請求項1に記載のゼオライトビーズ成形体。
  3. 酸化アルミニウムが、粒子径2μm以下の水酸化アルミニウムを加熱脱水してなる活性アルミナであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のゼオライトビーズ成形体。
  4. 縮合リン酸塩が、ピロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム及びピロリン酸カリウムからなる群より選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のゼオライトビーズ成形体。
  5. ゼオライト粉末とカオリン型粘土と水酸化アルミニウムに、縮合リン酸塩を水に分散せしめて加え、混練、捏和した後、転動造粒法によってビーズ形状に成形して乾燥し、次いで焼成活性化することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のゼオライトビーズ成形体の製造方法。
  6. ゼオライト粉末及び、当該ゼオライト粉末100重量部に対して20〜30重量部のカオリン型粘土と酸化アルミニウム基準で1〜10重量部の水酸化アルミニウムに、当該ゼオライト粉末100重量部に対して4〜10重量部の縮合リン酸塩を水に分散せしめて加え、嵩密度が0.8〜1.0kg/リットルになるよう混練、捏和した後、転動造粒法によってビーズ形状に成形して乾燥し、次いで焼成活性化することを特徴とする請求項5に記載のゼオライトビーズ成形体の製造方法。
  7. カオリン型粘土の1次粒子径が1μm以下となるように混練することを特徴とする請求項5又は請求項6記載のゼオライトビーズ成形体の製造方法。
  8. 請求項1〜4のいずれかに記載のゼオライトビーズ成形体をガス又は液に接触させて、前記ガス中又は前記液中の被吸着物質を吸着除去することを特徴とする吸着除去方法。
  9. 被吸着物質が水であることを特徴とする請求項8に記載の吸着除去方法。
  10. 1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC−134a)を含む冷媒中から被吸着物質を吸着除去することを特徴とする請求項8は請求項9に記載の吸着除去方法。
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