JP5102968B2 - 導電性針およびその製造方法 - Google Patents

導電性針およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5102968B2
JP5102968B2 JP2006111499A JP2006111499A JP5102968B2 JP 5102968 B2 JP5102968 B2 JP 5102968B2 JP 2006111499 A JP2006111499 A JP 2006111499A JP 2006111499 A JP2006111499 A JP 2006111499A JP 5102968 B2 JP5102968 B2 JP 5102968B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive
electron beam
conductive substrate
electron
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006111499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007287401A (ja
Inventor
正 藤枝
貴志夫 日高
光男 林原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi High Technologies Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Technologies Corp filed Critical Hitachi High Technologies Corp
Priority to JP2006111499A priority Critical patent/JP5102968B2/ja
Priority to US11/734,303 priority patent/US7710012B2/en
Publication of JP2007287401A publication Critical patent/JP2007287401A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5102968B2 publication Critical patent/JP5102968B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J1/00Details of electrodes, of magnetic control means, of screens, or of the mounting or spacing thereof, common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J1/02Main electrodes
    • H01J1/30Cold cathodes, e.g. field-emissive cathode
    • H01J1/304Field-emissive cathodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/02Details
    • H01J37/04Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement or ion-optical arrangement
    • H01J37/06Electron sources; Electron guns
    • H01J37/065Construction of guns or parts thereof
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/02Details
    • H01J37/04Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement or ion-optical arrangement
    • H01J37/06Electron sources; Electron guns
    • H01J37/073Electron guns using field emission, photo emission, or secondary emission electron sources
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/26Electron or ion microscopes; Electron or ion diffraction tubes
    • H01J37/28Electron or ion microscopes; Electron or ion diffraction tubes with scanning beams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y15/00Nanotechnology for interacting, sensing or actuating, e.g. quantum dots as markers in protein assays or molecular motors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2201/00Electrodes common to discharge tubes
    • H01J2201/30Cold cathodes
    • H01J2201/304Field emission cathodes
    • H01J2201/30446Field emission cathodes characterised by the emitter material
    • H01J2201/30453Carbon types
    • H01J2201/30469Carbon nanotubes (CNTs)
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/06Sources
    • H01J2237/063Electron sources
    • H01J2237/06325Cold-cathode sources
    • H01J2237/06341Field emission
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/26Electron or ion microscopes
    • H01J2237/28Scanning microscopes
    • H01J2237/2813Scanning microscopes characterised by the application
    • H01J2237/2814Measurement of surface topography
    • H01J2237/2816Length
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/26Electron or ion microscopes
    • H01J2237/285Emission microscopes
    • H01J2237/2852Auto-emission (i.e. field-emission)

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)

Description

本発明は、先端に繊維状炭素物質を有する導電性針の製造方法,製造装置に係り、さらに電子顕微鏡等の電子線応用装置での使用に好適な導電性針に関する。
近年、走査型プローブ顕微鏡の分野において、高分解能化の観点から探針の先鋭化の要請がある。これに対応して、探針の先端を一本の、又は複数本の束状のカーボンナノチューブ(例えば、直径が約1nm〜数十nm)で形成することが提案されている(特開2005−276720号公報(特許文献1)等)。
特開2005−276720号公報
カーボンナノチューブを使用した導電性針を電子顕微鏡の電子源とした場合、導電性針によっては電子ビームのパターンが不安定で、エミッション電流の変動が大きいという問題が発生した。
本願発明の目的は、高輝度・狭エネルギー幅かつ安定なエミッション電流が得られる電子源を提供することにある。また、それを搭載した電子ビーム応用装置を提供することにある。
本発明の導電性針の製造方法は、電子顕微鏡内で電子線を照射して一の繊維状炭素物質を導電性基材に固定し、前記炭素物質と前記導電性基材との接触部位に導電性材料を被覆する導電性針の製造方法であって、前記電子線を照射する装置とは異なる加熱装置により前記炭素物質を真空下で加熱しながら前記電子線を照射して前記導電性基材に固定することを特徴とする。
上記本発明の課題を達成する本発明の導電性針の製造装置は、一の繊維状炭素物質と、前記炭素物質を支持する導電性基材と、前記炭素物質と前記導電性基材との接触部位に電子線の照射により形成された導電性材料の被覆材とを有する導電性針を製造する製造装置であって、前記製造装置は、前記炭素物質を保持する第一の保持部材と、前記導電性基材を保持する第二の保持部材と、前記電子線を照射する装置とは異なると共に少なくとも前記第一の保持部材を加熱する加熱装置とを有し、前記加熱装置により前記炭素物質を真空下で加熱しながら前記電子線を照射して前記導電性基材に固定することを特徴とする。
本発明の製法による電界放出型電子源は、電界放出型電子源と該電界放出型電子源から電子を電界放出させる引出装置と、電子を加速させる加速装置から構成されることを特徴とする電界放出型電子源であって、前記電界放出型電子源は、単一の繊維状炭素物質に電子線を照射すると共に前記電子線とは異なる加熱装置により真空下で加熱することで前記繊維状炭素物質と固定された導電性基材から構成される導電性針を有し、前記繊維状炭素物質は2nm以下のアモルファスカーボン層で被覆されていることを特徴とする

そこで、本願発明者らがカーボンナノチューブと導電性基材との接合時にカーボンナノチューブ表面に付着するアモルファスカーボン層を大幅低減できる接合法を提供するものである。
本発明により、カーボンナノチューブと導電性基材との接合時にカーボンナノチューブ表面に付着するアモルファスカーボン層を大幅低減できる接合法を提供することができる。また、高輝度・狭エネルギー幅かつ高安定なエミッション電流が得られる電子源およびそれを搭載した電子ビーム応用装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図2は本発明の導電性針の製造装置における主要部分の断面図である。導電性針の製造は走査型電子顕微鏡(SEM)内で行われる。金属製の刃状板の刃先にカーボンナノチューブ3が分散,配向されたカーボンナノチューブカートリッジ4と、一方の端部が円錐状に形成された針状端5aを有する導電性基材5(例えば、0.15mm 径)が、3次元的に各々独立可動なステージ6,7上に取り付けられている。
本発明の導電性針の製造方法における最大の特徴は、SEM中で観察しながらカーボンナノチューブと導電性基材とを接合する際に、カーボンナノチューブへアモルファスカーボン層が付着するのを防止するために、カーボンナノチューブカートリッジと導電性基材との少なくともいずれかを加熱することである。
加熱方式はヒーターによる間接加熱あるいは通電加熱等による直接加熱のどちらであっても良い。本実施例の場合、図2に示されるように、カーボンナノチューブカートリッジ4と可動ステージ7の間にシート状ヒーター8を配置し、これらを金属板9により固定し、カーボンナノチューブカートリッジ4を180℃に加熱保持した。導電性基材5はリング状ヒーター10により、輻射熱によって150℃に加熱保持した。
加熱は、いずれのカーボンナノチューブにおいても温度80〜300℃で加熱を行うことにより、アモルファスカーボンがCNTに付着しづらくなることが観察された。なお、加熱温度が高すぎると、接合時のSEM像がドリフトしたり、CNT/基材間のファンデル・ワールス力が作用しなくなることにより、CNTが導電性基材に付着しにくくなるという問題があった。
また、CNT先端部は電界放出サイトであるので、この点のアモルファスカーボン付着防止が最も重要である。従って、カートリッジ側の加熱のみでも大きな問題はなかった。一方、基材を加熱すると、接合面にアモルファスカーボンを付着させずCNTを接合することができ、結果として電気抵抗の高い層ができず接触抵抗を小さく保つことができる。
なお、導電性基材の針状端5aの部分には平坦面5bが形成されている。この平坦面
5bにカーボンナノチューブ3を導電性基材5の中心軸に沿って接触させて固着した。この針状端5aの平坦面5bにカーボンナノチューブ3を接触させ、カーボンナノチューブ3と針状端5aの接触部位に適宜間隔で、あるいは連続させて導電性材料からなる被覆が形成され、これによって針状端5aの平坦面5bにカーボンナノチューブ3が強固に固着される。導電被覆層は、図3のようにカーボンナノチューブを広範囲で覆う場合や、図4のように数箇所を被覆することができる。
平坦面5bは針状端5aの先端を通り、かつ円錐軸に平行な面であることが好ましい。しかし、これに限らず、針状端5aの先端近傍を通り、かつ円錐軸に対して一定範囲の角度を有する平担面であっても許容できる。要は、カーボンナノチューブ3の先端から放出される電子線の放射角の許容範囲を考慮して、例えば導電性基材5の中心軸とカーボンナノチューブ3の先端部とのなす角度を±3°以下にすることにより、電子ビームの光軸調整を行うことが容易になる。なお、平坦面はFIB加工などにより形成できる。
また、導電性基材の中心軸に対するカーボンナノチューブの取付け角度を制御するため、導電性被覆材料で図3に示されるようなカーボンナノチューブ取付けガイド11を形成することができる。
導電性材料の被覆を形成する方法を詳細に説明する。電子顕微鏡の試料室内に導電性元素を含むガスを導入し、接触部分の少なくとも一部に電子線を照射する。ガスとしては、5〜100keVの電子線で分解するもので、かつ100℃以下で気化するカーボンや白金,金,タングステン等の金属を含む有機金属ガスあるいはフッ化ガス等が好適である。導電性元素を含むガスとして、FIB等で通常使用されているガリウムイオンビーム等の高エネルギー重イオンビームでしか分解しないガスは使用できない。その理由は、ガリウムイオンがカーボンナノチューブに照射されてしまうと、カーボンナノチューブ自体が一瞬で損傷を受けてしまい、破断や照射欠陥が生じてしまうからである。同様に、ガスを分解させるのに用いる粒子線としてはカーボンナノチューブに損傷を与えない5〜100
keVの電子線が好ましい。上記方法により導電性材料を形成すれば、短時間で十分な厚さの被覆を形成することができる。
図4は前記方法により作製した導電性針の電子顕微鏡写真である。(a)は導電性針先端部のSEM写真であり、(b)はカーボンナノチューブ先端の透過電子顕微鏡(TEM)写真である。図1と比較するとわかるように、カーボンナノチューブカートリッジおよび導電性基材を加熱することにより、カーボンナノチューブ先端部へのアモルファスカーボンの付着量を大幅に低減できる。
カーボンナノチューブのアモルファスカーボン層の厚さが異なる場合のFEM(Field Emission Microscope)パターンを調べた。図5に結果を示す。
図5(a)はカーボンナノチューブカートリッジおよび導電性基材を加熱せず、カーボンナノチューブ先端部におけるアモルファスカーボン層の厚さが5nmの場合である。図5(a)では、全体的に不明瞭なFEMパターンが得られた。
図5(b)はカーボンナノチューブカートリッジおよび導電性基材を加熱し、アモルファスカーボン層の厚さが2nm以下の場合である。図5(b)では、カーボンナノチューブ特有の五員環構造を反映したFEMパターンが得られた。基材やカートリッジを加熱しながら接合した場合、所望のFEMパターンが得られることがわかった。
次に、カーボンナノチューブ先端部におけるアモルファスカーボン層のエミッション電流の安定性に及ぼす影響を調べた。結果を図6に示す。
アモルファスカーボン層厚さが約5nmのサンプルでは、電流が不安定で、電流変動が非常に大きい。一方、アモルファスカーボン層厚さが約2nmの場合、アモルファスカーボン層厚さが5nmの場合に比べ、電流が大幅に安定した。従って、アモルファスカーボン層は5nm未満にする必要がある。
この結果より、カーボンナノチューブを加熱しながら接着層を形成することにより、エミッション電流が安定する導電性針を提供できることがわかった。
さらに、導電性基材を加熱保持することにより、導電性基材の接合表面における高電気抵抗率のアモルファスカーボン層の形成が抑制されることから、カーボンナノチューブと導電性基材間の接触抵抗を低減できる。未加熱の場合100kΩ以上であり、加熱の場合:10kΩ未満であって、導電性基材を加熱しなかった場合に比べ、接触抵抗は2桁程度低下した。
(電子ビーム応用装置への適用例1)
図7に本発明の導電性針を電界放出型電子源として用いた走査型電子顕微鏡(SEM)の全体構成図を示す。走査型電子顕微鏡は、電子銃から放出される電子ビームに沿って、アライメントコイル15,コンデンサレンズ16,非点補正コイル17,偏向・走査コイル19,対物レンズ18,対物レンズ絞り22が配置されている。試料20は、試料ステージ23に設置され、電子ビームが照射されるようになっている。試料室内の側壁部に二次電子検出器21が設けられている。また、試料室は排気系24によって高真空に保持されるようになっている。このように構成されることから、電子銃から放出された電子ビームは陽極で加速され、電子レンズによって集束されて試料上の微小領域に照射される。この照射領域を二次元走査し、試料から放出される二次電子,反射電子等を二次電子検出器により検出し、その検出信号量の違いを基に拡大像を形成する。
本発明の導電性針を電界放出型電子源として走査型電子顕微鏡に適用することにより、二次電子像や反射電子像を長時間安定して得られる走査型電子顕微鏡を実現することが可能となる。また、その結果、得られる像は高分解能かつ高輝度である。
なお、走査型電子顕微鏡の構成は図7で示したものに限定されることはなく、本発明の電界放出型電子源の特性が十分引出せる構成であれば従来の構成を採用できる。
また、半導体プロセスにおける微細加工パターンの観察や寸法測長を行う測長SEMの電子光学系の基本構成は図7と同様である。従って、本発明の導電性針を測長SEMの電界放出型電子源へ適用することによって、同様の効果が得られる。
(電子ビーム応用装置への適用例2)
図8は本発明の導電性針を電界放出型電子源として用いた電子線描画装置の全体構成例である。電子光学系の基本構成は前記した走査型電子顕微鏡とほぼ同様である。電子銃
14から電界放射により得られた電子ビームをコンデンサレンズ16で絞り、対物レンズ18で試料上に絞込み、ナノメータオーダーのビームスポットを得る。この時、試料への電子ビーム照射のON/OFFを制御するブランキング電極25の中心は、コンデンサレンズで作られるクロスオーバ点に一致した方が良い。
電子線描画は、電子ビームをブランキング電極でON/OFFしながら、偏光・走査コイル19により試料上で電子ビームを偏光,走査させながら照射することで実施される。
電子線描画装置は、電子線に感応するレジストを塗布した試料基板に電子ビームを照射し、各種回路パターンを形成するものであるが、各種回路パターンの高精細化に伴い、電子線プローブ径の極細化が求められている。本発明の電界放出型電子源を適用することにより、従来機種に比べ、格段に高輝度かつ極細プローブ径が得られるため、高効率かつ高精細な電子線描画が可能となる。
なお、図9に示すように、本発明の電界放出型電子源を複数個搭載し、各々の電子源に独立に電圧印加できるようにすることで、多数の電子ビームを同時に試料へ照射し、一括描画できるため、描画効率を飛躍的に向上させることができる。本実施例に係る各々独立に動作する電子源を複数個搭載した電子線描画装置の電子光学系構成図。
従来方法で導電性基材に単一のカーボンナノチューブを接合した電界放出型電子源のカーボンナノチューブ先端部のSEM写真。 導電性針の製造装置の主要部分の断面図。 本実施例に係る導電性被覆材料でカーボンナノチューブ取付けガイドを形成して、導電性基材にカーボンナノチューブを接合した導電性針の斜視図。 (a)本実施例に係る導電性針先端部のSEM写真、(b)カーボンナノチューブ先端部のTEM写真。 (a)従来製造法によるカーボンナノチューブ電子源のFEM(Field Emission Microscope)パターン、(b) 本発明の製法によるカーボンナノチューブ電子源のFEM(Field Emission Microscope)パターン。 (a)従来製造法によるカーボンナノチューブ電子源の電界放出電流の時間変動、(b)本発明の製法によるカーボンナノチューブ電子源の電界放出電流の時間変動。 本実施例に係る電子源を用いた走査型電子顕微鏡(SEM)の全体構成図。 本実施例に係る電子源を用いた電子線描画装置の全体構成図。 本実施例に係る電子源を用いた本実施例に係る電子銃を用いた電子線描画装置の電子光学系構成図。
符号の説明
1…アモルファスカーボン層、2…カーボンナノチューブのグラファイト層、3…カーボンナノチューブ、4…カーボンナノチューブカートリッジ、5…導電性基材、6…導電性基材側ステージ、7…カーボンナノチューブカートリッジ側ステージ、8…シート状ヒーター、9…金属板、10…リング状ヒーター、11…カーボンナノチューブ取付けガイド、12…導電性被覆層、13…電子源、14…電子銃、15…アライメントコイル、
16…コンデンサレンズ、17…非点補正コイル、18…対物レンズ、19…偏向,走査コイル、20…試料、21…二次電子検出器、22…対物レンズ絞り、23…試料ステージ、24…排気系、25…ブランキング電極、26…電極支持台、27…電極駆動回路、28…電子レンズ、29…偏向器、30…電子ビーム。

Claims (4)

  1. 電子顕微鏡内で電子線を照射して一の繊維状炭素物質を導電性基材に固定し、前記炭素物質と前記導電性基材との接触部位に導電性材料を被覆する導電性針の製造方法であって、
    前記電子線を照射する装置とは異なる加熱装置により前記炭素物質を真空下で加熱しながら前記電子線を照射して前記導電性基材に固定することを特徴とする導電性針の製造方法。
  2. 請求項1に記載された導電性針の製造方法であって、
    記加熱装置により前記炭素物質を保持する第一の保持部材を加熱しながら、前記炭素物質を前記導電性基材に接近させ、前記炭素物質を前記導電性基材に固定することを特徴とする導電性針の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載された導電性針の製造方法であって、
    記加熱装置により前記導電性基材を加熱し、前記導電性基材を80〜300℃に保持しながら前記炭素物質を前記導電性基材に固定することを特徴とする導電性針の製造方法。
  4. 一の繊維状炭素物質と、前記炭素物質を支持する導電性基材と、前記炭素物質と前記導電性基材との接触部位に電子線の照射により形成された導電性材料の被覆材とを有する導電性針を製造する製造装置であって、
    前記製造装置は、前記炭素物質を保持する第一の保持部材と、前記導電性基材を保持する第二の保持部材と、前記電子線を照射する装置とは異なると共に少なくとも前記第一の保持部材を加熱する加熱装置とを有し、前記加熱装置により前記炭素物質を真空下で加熱しながら前記電子線を照射して前記導電性基材に固定することを特徴とする導電性針の製造装置。
JP2006111499A 2006-04-14 2006-04-14 導電性針およびその製造方法 Expired - Fee Related JP5102968B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006111499A JP5102968B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 導電性針およびその製造方法
US11/734,303 US7710012B2 (en) 2006-04-14 2007-04-12 Conductive probe and method for producing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006111499A JP5102968B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 導電性針およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007287401A JP2007287401A (ja) 2007-11-01
JP5102968B2 true JP5102968B2 (ja) 2012-12-19

Family

ID=38758995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006111499A Expired - Fee Related JP5102968B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 導電性針およびその製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7710012B2 (ja)
JP (1) JP5102968B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009129548A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Hitachi High-Technologies Corp 電子放出素子,電子銃およびそれを用いた電子ビーム応用装置
EP2259043A4 (en) * 2008-02-27 2012-06-27 Japan Science & Tech Agency CARBON FAN TUBE CARRIER AND METHOD FOR PRODUCING THE CARBON FAN TUBE CARRIER
CN101576646B (zh) * 2008-05-06 2012-09-19 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 微致动器组件、微致动器及镜头模组
WO2010123007A1 (ja) * 2009-04-20 2010-10-28 独立行政法人物質・材料研究機構 希土類六ホウ化物冷陰極電界放出型電子源
FR2965102B1 (fr) * 2010-09-17 2016-12-16 Centre Nat De La Rech Scient (Cnrs) Canon a electrons emettant sous haute tension, destine notamment a la microscopie electronique
JP6369987B2 (ja) * 2014-12-03 2018-08-08 国立研究開発法人物質・材料研究機構 電子源
US11721516B2 (en) 2019-01-30 2023-08-08 National Institute For Materials Science Emitter, electron gun using same, and electronic device

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3740295B2 (ja) * 1997-10-30 2006-02-01 キヤノン株式会社 カーボンナノチューブデバイス、その製造方法及び電子放出素子
JP3441397B2 (ja) * 1998-12-31 2003-09-02 喜萬 中山 電子装置の表面信号操作用融着プローブ及びその製造方法
EP1221710B1 (en) * 2001-01-05 2004-10-27 Samsung SDI Co. Ltd. Method of manufacturing triode carbon nanotube field emitter array
JP4724930B2 (ja) 2001-03-01 2011-07-13 ソニー株式会社 炭素質材料の製造方法及び製造装置
JP4207398B2 (ja) * 2001-05-21 2009-01-14 富士ゼロックス株式会社 カーボンナノチューブ構造体の配線の製造方法、並びに、カーボンナノチューブ構造体の配線およびそれを用いたカーボンナノチューブデバイス
US6750604B2 (en) * 2001-05-23 2004-06-15 Industrial Technology Research Institute Field emission display panels incorporating cathodes having narrow nanotube emitters formed on dielectric layers
JP3465705B2 (ja) * 2002-04-02 2003-11-10 ソニー株式会社 冷陰極電界電子放出素子の製造方法、及び、冷陰極電界電子放出表示装置の製造方法
US7175494B1 (en) * 2002-08-22 2007-02-13 Cdream Corporation Forming carbon nanotubes at lower temperatures suitable for an electron-emitting device
JP3929877B2 (ja) * 2002-11-14 2007-06-13 株式会社リコー 電子線描画装置およびその要部の製造方法
US7044822B2 (en) * 2002-12-20 2006-05-16 Samsung Sdi Co., Ltd. Method of manufacturing a field emission device utilizing the sacrificial layer
US7150801B2 (en) * 2003-02-26 2006-12-19 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Process for producing cold field-emission cathodes
GB0304623D0 (en) * 2003-02-28 2003-04-02 Univ Surrey Methods for the fabrication of nanoscale structures and semiconductor devices
JP2004319149A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Hitachi Ltd 電子源およびそれを用いた電子ビーム装置
US7202596B2 (en) * 2003-06-06 2007-04-10 Electrovac Ag Electron emitter and process of fabrication
JP4029289B2 (ja) * 2003-08-12 2008-01-09 株式会社日立製作所 導電性針の製造方法及びその方法により製造された導電性針
EP1666866A1 (en) * 2003-09-03 2006-06-07 Hitachi Kenki Finetech Co., Ltd. Probe manufacturing method, probe, and scanning probe microscope
JP4658490B2 (ja) * 2004-02-26 2011-03-23 大研化学工業株式会社 電子源及びその製造方法
JP2005276498A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 電子線発生素子とその製造方法
JP4317779B2 (ja) 2004-03-26 2009-08-19 株式会社日立ハイテクノロジーズ 電界放出型電子銃およびそれを用いた電子ビーム応用装置
US7210978B2 (en) * 2004-04-14 2007-05-01 Teco Nanotech Co., Ltd. Electron-emission type field-emission display and method of fabricating the same
US7147534B2 (en) * 2004-06-04 2006-12-12 Teco Nanotech Co., Ltd. Patterned carbon nanotube process
JP4332073B2 (ja) * 2004-06-09 2009-09-16 喜萬 中山 走査型顕微鏡用プローブ
US7612424B1 (en) * 2005-07-22 2009-11-03 Northwestern University Nanoelectromechanical bistable cantilever device
TW200802506A (en) * 2006-06-13 2008-01-01 Nat Univ Tsing Hua Method of making field emission cathode component with vertical carbon nano tube array and product thereof

Also Published As

Publication number Publication date
US7710012B2 (en) 2010-05-04
US20080067407A1 (en) 2008-03-20
JP2007287401A (ja) 2007-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5102968B2 (ja) 導電性針およびその製造方法
JP3832402B2 (ja) カーボンナノチューブを有する電子源とそれを用いた電子顕微鏡および電子線描画装置
US7777404B1 (en) Field emission type electron gun comprising single fibrous carbon electron emitter and operating method for the same
US9812279B2 (en) Electrode material with low work function and high chemical stability
US7732764B2 (en) Field emission electron gun and electron beam applied device using the same
JP2015518245A5 (ja)
US7151268B2 (en) Field emission gun and electron beam instruments
JP4029289B2 (ja) 導電性針の製造方法及びその方法により製造された導電性針
JP3982558B2 (ja) カーボンナノチューブを有する電子源とそれを用いた電子顕微鏡および電子線描画装置
WO2005024392A1 (ja) ナノチューブプローブ及び製造方法
TWI779328B (zh) 高解析度多束源以及產生多束的方法
JP6937310B2 (ja) 電子源および電子線照射装置
JP4895938B2 (ja) 電界放出型電子銃およびそれを用いた電子線応用装置
Ławrowski et al. Field emission arrays from graphite fabricated by laser micromachining
JP2009527916A (ja) ナノ製造設備及びナノ製造方法
JP2006049293A (ja) 電界放出型電子銃およびそれを用いた電子ビーム応用装置
JP2008047309A (ja) 電界放出型電子銃、およびその運転方法
JP2010015966A (ja) 電子放出素子,電子銃、それを用いた電子顕微鏡装置及び電子線描画装置
JP5114168B2 (ja) 電界放出型電子源およびそれを用いた電子線応用装置
JP2005100885A (ja) 電界放射電子源およびこれを用いた顕微鏡
JP2008256526A (ja) 電子ビームの形状測定に利用可能なナノワイヤ架橋デバイス
JP2004319149A (ja) 電子源およびそれを用いた電子ビーム装置
US8536773B2 (en) Electron beam source and method of manufacturing the same
TWI853302B (zh) 高解析度多束源以及產生多束的方法
US20060001350A1 (en) Field emission electron gun and electron beam apparatus using the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080616

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120904

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121001

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees