JP5101803B2 - エレベータ管理 - Google Patents

エレベータ管理 Download PDF

Info

Publication number
JP5101803B2
JP5101803B2 JP2005155011A JP2005155011A JP5101803B2 JP 5101803 B2 JP5101803 B2 JP 5101803B2 JP 2005155011 A JP2005155011 A JP 2005155011A JP 2005155011 A JP2005155011 A JP 2005155011A JP 5101803 B2 JP5101803 B2 JP 5101803B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cage
safety
sub
abs
emergency stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005155011A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005343696A (ja
Inventor
フイリツプ・アングスト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inventio AG
Original Assignee
Inventio AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inventio AG filed Critical Inventio AG
Publication of JP2005343696A publication Critical patent/JP2005343696A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5101803B2 publication Critical patent/JP5101803B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/0006Monitoring devices or performance analysers
    • B66B5/0018Devices monitoring the operating condition of the elevator system
    • B66B5/0031Devices monitoring the operating condition of the elevator system for safety reasons

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

本発明は、エレベータ管理方法およびシステムに関するものであり、この方法およびシステムにより、安全チェーンに使用する部品および安全チェーンの構造を大幅に簡単化し、エレベータの動作性能を向上させる。
歴史的に、安全目的の情報の収集を、エレベータ制御目的の情報の収集と厳密に分離することが、エレベータ産業界における標準的手法であった。この理由の一部は、エレベータ制御装置が、ケージ位置および速度に関する高精度な情報をしばしば必要とするのに対して、安全チェーンの最も重要な要素は、供給される情報がフェイルセーフとして保証されることにある。このため、制御装置に情報を供給するのに使用されるセンサ技術は、近年著しく改良されたが、エレベータの安全チェーンに使用されるセンサは、今でも、非常に限定された機能しか持たない比較的旧式の「試されかつ信頼された」機械的または電気機械的原理を基本としている。従来の超過速度調整器(overspeed governor)は、単一の所定の速度超過値で作動するように設定され、安全に関連する位置情報の収集は、エレベータ昇降路端部および乗降ドアゾーンに限定されている。
制御装置および安全チェーンシステムは、特定範囲に関する同一情報を個別に収集するため、既存のエレベータ設備内の情報収集において常に一部は重複していた。
例えばエレベータ昇降路端部にある従来の超過速度調整器および緊急リミットスイッチなどのような安全チェーンの構成部品を、インテリジェント電子またはプログラマブルセンサに置き換える提案がなされてきた。このようなシステムは、国際公開第03/011733号パンフレットに記載されており、そこでは、エレベータ昇降路全体に沿って取り付けられたマンチェスタ符号の単一トラックが、ケージに装着されたセンサで読み取られ、きわめて正確な位置情報を制御装置に提供する。さらに、上記システムは、相互に監視する2つのプロセッサに接続された2つの同一センサを組み込むため、必要な並列重複基準を実現して、フェイルセーフ安全チェーン情報を提供する。しかし、このシステムは、重複センサを備える必要があるときは比較的費用がかかり、したがって低層および中間層設備より、高層エレベータ用途に適することは理解されるであろう。さらに、同一センサを用いて同一パラメータを測定するため、それらセンサが、同一製造許容差および作動条件の影響を受け易いため、本質的に、ほぼ同時に故障する可能性を有する。
国際公開第03/011733号パンフレット 欧州特許第1278693号明細書 欧州特許第0508403号明細書 欧州特許第1088782号明細書
本発明の目的は、よりインテリジェントなシステムを利用して昇降路の情報を収集することにより、安全チェーンに使用する部品および安全チェーンの構造を大幅に簡単化し、さらにエレベータの動作性能を向上させることである。
この目的は、添付の特許請求の範囲による駆動手段によって駆動されるケージを有するエレベータの安全を管理する方法およびシステムを提供することにより達成される。ケージの走行パラメータが、検出され、かつ駆動手段の類似の検出された走行パラメータと連続的に比較される。比較結果が2つの走行パラメータ間で大きな偏差を示す場合、緊急停止が起動される。そうでない場合、走行パラメータの一方が確認信号として出力される。次に、確認信号は所定の許容値と比較される。その結果が許容範囲を超えると、緊急停止が起動される。ケージおよび駆動手段について検出された走行パラメータは、次の物理量の1つ、すなわち位置、速度、または加速度であってもよい。
確認信号は、独立した2つのセンサシステムの信号の比較から導き出されるため、現在の安全規則に適合する。
さらに、独立した2つのセンサシステムは、異なるパラメータを監視するため、拡張した機能が得られる。例えば、この方法およびシステムは、駆動手段の動作とケージの走行との間の偏差を容易に決定して、必要に応じて安全動作を起動することができる。
ケージの走行パラメータは、ケージにセンサを装着することにより検出でき、または、既存設備を最新化する必要がある場合、ケージの走行パラメータは、超過速度調整器にセンサを取り付けることにより検出できる。
従来の超過速度調整器は、単一の所定の速度超過値を有するのに対して、本発明は、許容値のレジストリを利用して、超過速度値を、例えばエレベータ昇降路内でのケージに位置に応じて変わる値にできる。
好ましくは、ケージの減速は、すべての緊急停止の直後に観測される。減速が特定値より小さい場合、ケージに装着された安全ギアが作動され、ケージを停止させる。従来のシステムにおいては、安全ギアは、所定の速度超過値においてのみ作動される。したがって、例えば、エレベータ設備の牽引ロープが破壊された場合、従来のシステムでは、ケージが比較的高速の速度超過限界値に達した後にだけ、安全ギアを解放してケージを停止させる。明らかなことであるが、このような高速において安全ギアによりガイドレールに接するケージに摩擦によるブレーキをかけることは、ガイドレールに重大な劣化を生じ、さらに重要なことは、ケージに乗るあらゆる乗客にきわめて不快な衝撃を与えることである。
本明細書では、本発明は特定の例を用いて、添付図面を参照して説明される。
図1は、本発明の第1の実施形態によるエレベータ設備を示す。エレベータ設備は、昇降路4内に配置されたガイドレール(図示せず)に沿って垂直方向に走行可能なケージ2を備える。ケージ2は、モータ12の出力軸に取り付けられた駆動綱車16により支持および駆動されるロープまたはベルト10により、釣り合いおもり8と相互接続される。モータ12およびモータによるケージ2の走行は、エレベータ制御装置11により制御される。乗客は、昇降路4に沿って一定間隔で設置された乗降ドア6を通して、それぞれ所望の階に送られる。駆動綱車16、モータ12、および制御装置11は、昇降路4の上方に置かれた別個の機械室内、または昇降路4の上部領域内に設置できる。
従来のあらゆるエレベータ設備と同様に、エレベータ昇降路4内のケージ2の位置は、制御装置11にとって重大である。この目的のために、昇降路の情報を生成する装置が必要となる。本発明の例では、このような装置は、ケージ2に取り付けられた絶対位置エンコーダ18からなり、絶対位置エンコーダ18は、昇降路の全長にわたり張られた歯付きベルト20と係合して連続的に駆動される。このようなシステムは、既に欧州特許第1278693号に記載されているため、ここで詳しく説明する必要はないと考えられる。主として磁石24が、校正目的のために昇降路4の各乗降階の高さに取り付けられる。初期の学習走行において、磁石24は、ケージ2に取り付けられた磁気検出器22を作動し、これにより、絶対位置エンコーダ18に記録される対応位置が、エレベータ設備の乗降ドア6の位置として登録される。建物が完成するとき、磁石24および磁気検出器22を用いて、これらの登録された位置を再調整する。このとき、制御装置11で必要とされる昇降路の安全に関係しない情報はすべて、絶対位置エンコーダ18から直接得ることができる。
従来のエレベータ設備は、さらに、ケージ2が所定の速度を超えて走行する場合にケージ2に固定された安全ギア28を機械的に作動する、超過速度調整器を含む。図1から明らかなように、これは、本発明の実施形態に含まれていない。この代わりに、駆動綱車16にインクリメンタルパルス発生器(incremental pulse generator)26を設けて、駆動綱車の速度を連続的に検出する。あるいは、モータ12の軸にインクリメンタルパルス発生器26を取り付けることができる。実際に、これらのエレベータ用途で使用される多くのモータ12は、すでにインクリメンタルパルス発生器26を組み込んでおり、これにより、速度および回転位置情報を、モータ12を駆動する周波数変換器にフィードバックする。インクリメンタルパルス発生器26は、駆動綱車16の回転に関する正確な情報を提供する。パルスは、駆動綱車16が一定角度を通過して走行する度に発生され、したがって、パルスの周波数は、駆動綱車16の回転速度の正確な表示を提供する。
本実施形態の背後にある原理は、インクリメンタルパルス発生器26、絶対位置エンコーダ18、および磁気検出器22(3つの独立した単一チャネルセンサシステム)を使用して、安全に関係しない昇降路情報だけでなく、必要とされるすべての昇降路情報を提供することである。
図2に詳細に示す通り、3つの独立した単一チャネルセンサシステム18、22、および26から得られる信号は、最初に、データ確認ユニット30に供給される。
インクリメンタルパルス発生器26および絶対位置エンコーダ18からの信号は、これら信号にエラーが無いことを保証するために、モジュール32における一貫性検査を受ける。信号のいずれかにエラーがあることが決定されると、対応するモジュール32は、モータ12への通電を遮断し、モータ12に接続されたブレーキ14を作動することにより、緊急停止を起動する。モジュール32は、さらに、モジュールが検査するセンサに故障があることを示すエラー信号を提供できる。
位置比較器34は、その入力として、磁気検出器22からの位置信号XSMと、絶対位置エンコーダ18から得られる検査された位置信号XABSとを受け取る。さらに、インクリメンタルパルス発生器26から得られる検査された速度信号X’IGが、積分器33を通して供給され、結果として得られる信号XIGも、また位置比較器34に入力される。
位置比較器34内では、インクリメンタルパルス発生器26から得られる位置信号XIG、および絶対位置エンコーダ18から得られる位置信号XABSは、磁気検出器22からの位置信号XSMに対して校正される。インクリメンタルパルス発生器26と絶対位置エンコーダ18との間の主な差は、インクリメンタルパルス発生器26がインクリメント毎に標準パルスを生成するのに対して、絶対位置エンコーダ18は角度インクリメント毎に特定の固有ビットパターンを生成することである。この「絶対」値は、インクリメンタルパルス発生器26と同様な参照手順を必要としない。したがって、昇降路の磁石24および磁気検出器22を用いて、絶対位置エンコーダ18により記録される登録された乗降ドア6の位置を再調整するが、建物が設置され終わると、絶対位置エンコーダ18は、すべてのドア位置を高精度で認識し、磁気検出器22を用いるさらなる校正は必要とされなくなることは理解されるであろう。他方、インクリメンタルパルス発生器26は、磁気検出器22を用いる連続校正を必要とする。この理由は、磁気検出器22は、ケージ位置を示すのに対して、インクリメンタルパルス発生器26からの信号は、駆動綱車位置を示すのに使用され、駆動綱車16のロープまたはバンド10のすべりが、インクリメンタルパルス発生器26を実際のケージ位置を用いる校正から自動的に外すためである。この校正は、ケージ2に取り付けられた磁気検出器22が昇降路磁石24を検知する度に、位置比較器34において実行される。
前述の校正プロセス以外に、位置比較器34の主目的は、インクリメンタルパルス発生器26から得られる位置信号XIGと、絶対位置エンコーダ18から得られる対応する位置信号XABSとを連続的に比較することである。2つの信号が、例えば昇降路の全体高さHQの1%以上異なると、モータ12の通電を遮断し、ブレーキ14を作動することにより緊急停止が起動される。まれな事例では、例えば、ロープ10が破損された場合、この緊急停止は、ケージ4を十分に停止させないであろう。このような状態では、位置比較器34は、インクリメンタルパルス発生器26および絶対位置エンコーダ18からの信号を、微分器35を通して供給することにより得られる加速度信号X”IGおよびX”ABSを監視して、ケージ2が少なくとも0.7m/sまで減速することを保証する。このように減速しない場合、位置比較器34は、ケージ2に装着された安全ギア28(図1に示す)の解放を電気的に作動させることにより、ギアがガイドレールに摩擦力で係合し、ケージ2を停止させる。エレベータの安全ギアの電気的解放は、欧州特許第0508403号および欧州特許第1088782号において例示されているように、当技術分野では知られている。
別の場合では、以下の式で表される条件が満足され、個別のセンサ信号XIGに対して確認された絶対位置エンコーダ18からの信号XABSは、安全に関連する位置信号Xとして使用できる。
Figure 0005101803
以下の説明は、安全に関連する位置信号Xを用いて、エレベータの安全を管理する方法を詳細に述べるが、信号Xは、さらに、制御装置11に必要とされる昇降路情報を提供するのに利用でき、およびそのように利用されることは理解されるであろう。
データ確認ユニット30は、さらに速度比較器36を含み、インクリメンタルパルス発生器26から得られる検査された速度信号X’IGは、入力として取り込まれる。絶対位置エンコーダ18からの検査された信号は、微分器35を通して供給され、速度を表す別の入力X’ABSを提供する。2つの速度値X’IGおよびX’ABSは、速度比較器36で連続的に相互に比較され、それらの値に5%より大きい偏差があると、モータ12の通電を遮断し、ブレーキ14を作動することより緊急停止が起動される。緊急停止を起動後約2秒で、速度比較器36は安全ギア28を解放する。
別の場合では、以下の式の両方で表される条件が満足され、個別のセンサ信号X’IGに対して確認された絶対位置エンコーダ18から得られた信号X’ABSは、安全に関連する速度信号X’として使用できる。
Figure 0005101803
安全に関連する位置信号Xと同様に、安全に関連する速度信号X’を制御装置11に供給して、必要な昇降路情報を提供し、およびこの速度信号を使用してエレベータの安全を管理できる。
磁気検出器22からの信号XSMは、位置比較器34からの安全に関連する位置信号Xおよび速度比較器36からの安全に関連する速度信号X’と一緒に、安全管理ユニット38に供給される。これらの安全に関連する信号XおよびX’は、位置および超過速度レジストリ39に格納された公称値と連続的に比較される。例えば、安全に関連する速度信号X’が公称超過速度値を超える場合、安全管理ユニット38は適切な反応を起動できる。さらに、安全管理ユニット38は、乗降ドア6の状態を監視するドア接点から、およびケージドア制御装置から、またはケージドア接点からの従来の情報を供給される。エレベータの動作中に危険な状態が発生した場合、安全管理ユニット38は、モータ12の通電を遮断し、ブレーキ14を作動することより緊急停止を起動でき、必要に応じて、安全ギア28を解放してケージ2を停止させる。
据付けにおいて、エレベータケージ2は学習行程で運転され、その間、技術者はケージ2をきわめて低速(例えば、0.3m/s)で移動させる。ケージ2が乗降ドア6を通過して走行するとき、関連する昇降路磁石24は、ケージに取り付けられた磁気センサ22により検出され、安全管理ユニット38は、絶対位置エンコーダ18から得られた対応する確認された位置信号Xを適切なレジストリ39に登録することにより、これらの位置のそれぞれを認識する。さらに、各磁石24から±20cmのゾーンは、ドア開放ゾーンとして登録され、このゾーン内では、ドア6は、エレベータ設備の通常動作条件において安全に開放動作を開始できる。最上部および最下部の磁石24は、ケージ走行経路の末端の限界を定め、これらから、全体走行距離または昇降路高さHQを計算できる。次に、最高許容速度曲線(ケージ2の位置に応じる最高公称速度)を規定でき、これを適切なレジストリ39に記録できる。
前述の通り、データ確認ユニット30内の3つのセンサシステムから得られる信号の連続比較、ならびにインクリメンタルパルス発生器26および絶対位置エンコーダ18からの信号の一貫性検査は、センサシステムのいずれかの故障を即座に識別することができ、緊急停止を起動することを保証する。さらに、データ確認ユニット30が、比較器34および36によりロープの大きなすべり量を検出した場合、このユニット30は即座に緊急停止を起動する。緊急停止がケージ2の十分な減速に失敗した場合、位置比較器は安全ギア28を解放する。
安全管理ユニット38は、制御装置11の動作故障を検出する。制御装置がケージ2の過大速度での走行を可能にする場合、安全管理ユニット38内での、データ確認ユニット30からの安全に関連する速度信号X’と超過速度レジストリ39との比較により、故障を識別し、安全管理ユニット38は緊急停止を起動できる。
図3および図4は本発明の第2の実施形態を示し、この実施形態では、前述の実施形態の昇降路磁石24および磁気検出器22は、各乗降階レベルの上下120mmに対称に配置された従来の帯状フラグ44と、ケージ2に取り付けられた、フラグ44を検出する光学読取機器42とに置き換えられている。さらに、絶対位置エンコーダ18は、ケージ2に取り付けられた加速度計に置き換えられている。
本発明の実施形態のデータ確認ユニット46内では、インクリメンタルパルス発生器26から得られる信号XIGは、光学読取器42からの位置信号XZFと比較され、この位置信号XZFに対して校正される。連続したフラグ44間の距離ΔXZFは記録され、インクリメンタルパルス発生器26から得られる対応する距離ΔXIGと比較される。この比較により、2つの距離に2%以上の偏差が生じていることが判明した場合、モータ12の通電を遮断し、ブレーキ14を作動することにより、緊急停止が起動される。さらに、緊急停止が起動して、インクリメンタルパルス発生器26および加速度計18の両方から得られる信号(少なくとも信号の内の1つ)が、確実に少なくとも0.7m/sの減速を示した後、システムの減速を監視して、緊急停止がケージ2を十分に停止させたことを表示する。十分に減速しない場合、ケージ2に取り付けられた安全ギア28(図1に示す)は、解放されガイドレールとの摩擦係合し、ケージ2を停止させる。
別の場合では、以下の式で表される条件を満足し、個別のセンサ信号XZFに対して確認されているインクリメンタルパルス発生器26から得られる信号XIGは、安全に関連する位置信号Xとして使用できる。
Figure 0005101803
データ確認ユニット46は、さらに速度比較器50を含み、インクリメンタルパルス発生器26から得られる検査された速度信号X’IGは、入力として取り込まれる。加速度計40からの信号X”ACCは積分器33を通して供給され、ケージ2の垂直速度を表す別の入力X’ACCを生成する。2つの速度値X’IGおよびX’ACCは、速度比較器50で連続的に相互に比較され、それらの値に5%より大きい偏差があると、モータ12の通電を遮断し、ブレーキ14を作動することによって、緊急停止が起動される。前述の実施形態と同様に、緊急停止を起動後約2秒で、速度比較器50は安全ギア28を解放する。
別の場合では、以下の式の両方で表される条件を満足し、個別のセンサ信号X’ACCに対して確認されているインクリメンタルパルス発生器26から得られる信号X’IGは、安全に関連する速度信号X’として使用できる。
Figure 0005101803
加速度計40からの加速度信号X”ACCは、位置比較器48からの安全に関連する位置信号Xおよび速度比較器50からの安全に関連する速度信号X’と一緒に、安全管理ユニット52に供給される。エレベータの作動中に危険な状態が発生すると、安全管理ユニット52は、モータ12の通電を遮断し、ブレーキ14を作動することより緊急停止を起動でき、必要に応じて、安全ギア28を作動してケージ2を停止させる。
図5および図6は、本発明のさらに別の実施形態により修正された既存のエレベータ設備を示す。既存のエレベータ設備は、エレベータケージ2の速度を検出する、確立されかつ信頼性の高い手段である従来の超過速度調整器を含む。調整器は、調整器ロープまたはケーブル54を有し、この調整器ロープまたはケーブル54は、ケージ2に接続され、かつ上側プーリ56および下側プーリ58により偏向される。従来のシステムにおいては、上側プーリ56は、所定の超過速度値でケージ2に作動するように設定された遠心力スイッチを収容している。本発明の実施形態においては、これらスイッチは、上側プーリ56に取り付けられたインクリメンタルパルス発生器60に置き換えられる。
プーリのインクリメンタルパルス発生器60、駆動綱車のインクリメンタルパルス発生器26、および光学読取器42から受け取る情報の処理は、前述の実施形態と同一であり、信号は、データ確認ユニット62において確認および比較され、安全に関連する位置信号Xおよび安全に関連する速度信号X’を安全管理ユニット68に供給する。
図7は、前述の実施形態のシステム構成の全体を示す。3つの独立した単一チャネルのセンサシステムが、前述の実施形態ではデータ確認ユニットおよび安全管理ユニットとを備えている、安全監視ユニットに接続されている。安全監視ユニットは、安全に関連する位置および速度情報を導き出し、その情報を用いて、モータの通電を遮断し、ブレーキを作動し、かつ/または安全ギアを作動することより、エレベータを安全状態にする。
ブレーキは、モータに取り付ける必要がないが、安全ギアの部分部材を形成できる。安全ギアが4つのモジュールからなる場合、通常のブレーキは、例えば4つのモジュールの内の2つを作動することにより、始動させることができる。
本発明の前述の実施形態のすべてにおいては、データ確認ユニットおよび安全管理ユニットから得られる信号を使用して、必要な昇降路情報をエレベータ制御装置11に提供し、およびエレベータの安全関連目的を実行できることは理解されるであろう。
さらに、本発明は、牽引設備に関しては流体圧エレベータ設備にも同様に適用可能であることが分かるであろう。
本発明の第1の実施形態によるエレベータ設備において使用されるセンサシステムの概略図である。 図1のセンサシステムから得られる信号を処理して、昇降路の安全に関連する情報を導き出す方法を示す信号フロー図である。 本発明の第2の実施形態によるエレベータ設備において使用されるセンサシステムの概略図である。 図3のセンサシステムから得られる信号を処理して、昇降路の安全に関連する情報を導き出す方法を示す信号フロー図である。 本発明の別の実施形態によるエレベータ設備において使用されるセンサシステムの概略図である。 図5のセンサシステムから得られる信号を処理して、昇降路の安全に関連する情報を導き出す方法を示す信号フロー図である。 図1から図6の実施形態の一般システム構成の全体図である。
符号の説明
2 ケージ
4 エレベータ昇降路
6 乗降ドア
8 釣り合いおもり
10 ベルト
11 エレベータ制御装置
12 モータ
14 ブレーキ
16 駆動綱車
18 絶対位置エンコーダ
20 歯付きベルト
22 磁気検出器
24 磁石
26、60 インクリメンタルパルス発生器
28 安全ギア
30、46、62 データ確認ユニット
32 モジュール
33 積分器
34、48 位置比較器
35 微分器
36、50 速度比較器
38、52、68 安全管理ユニット
39 超過速度レジストリ
40 加速度計
42 光学読取機器
44 帯状フラグ
54 ケーブル
56 上側プーリ
58 下側プーリ

Claims (10)

  1. 駆動手段(12)により駆動されるケージ(2)を有するエレベータの安全を管理する方法であって、
    a)ケージ(2)の走行パラメータ(XABS、X”ACC、X’IGB)を検出する工程を含み、前記方法がさらに、
    b)駆動手段(12)の走行パラメータ(X’IG)を検出する工程と、
    c)2つの走行パラメータ(XABS、X”ACC、X’IGB;X’IG)を比較して、2つの走行パラメータ間の偏差が所定値より大きい場合は、緊急停止が起動され、そうでない場合は、走行パラメータの一方を確認信号(X;X’)として出力する工程と、
    d)確認信号(X;X’)を所定の許容値と比較する工程と、
    e)確認信号(X;X’)が許容値の範囲を超えると、緊急停止を起動する工程と、
    f)緊急停止の起動後にケージ(2)の減速を監視し、かつ減速が特定値より小さい場合は安全ギア(28)を作動する工程と、を含むことを特徴とする、方法。
  2. 工程b)と工程c)との間に、検出された走行パラメータ(XABS、X”ACC、X’IGB;X’IG)の一方または両方を、前記検出された走行パラメータの両方が、第1の物理量を参照するように変換する工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 工程a)から工程e)が、第2の物理量について同時に実行される、請求項2に記載の方法。
  4. 工程f)の減速の特定値は、0.7m/s に設定される、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. ケージの検出された走行パラメータ(XABS、X”ACC、X’IGB)または駆動手段の検出された走行パラメータ(X’IG)が、位置、速度、または加速度の内の1つである、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 駆動手段(12)により駆動されるケージ(2)を有するエレベータ設備の安全管理システムであって、
    ケージ(2)の走行パラメータ(XABS、X”ACC、X’IGB)を示す第1のセンサ(18、40、60)と、
    許容される走行パラメータ値を含む少なくとも1つのレジストリ(39)とを備え、前記安全管理システムがさらに、
    駆動手段(12)の走行パラメータ(X’IG)を示す第2のセンサ(26)と、
    2つの走行パラメータ(XABS、X”ACC、X’IGB;X’IG)を比較して、2つの走行パラメータ間の偏差が所定値より大きい場合は、緊急停止を生成し、そうでない場合は、検出された走行パラメータの一方を確認信号(X;X’)として出力する、第1の比較器手段(34、36、48、50、64、66)と、
    確認信号(X;X’)をレジストリ(39)内の許容される走行パラメータと比較し、確認信号(X;X’)が許容値の範囲を超えると、緊急停止を起動する、第2の比較器手段(38、52、68)と
    緊急停止の起動後の減速が特定値より小さい場合、ケージ(2)に取り付けられた安全ギア(28)を作動する減速モニタとを備えることを特徴とする、安全管理システム。
  7. 検出された走行パラメータ(XABS、X”ACC、X’IGB;X’IG)の一方または両方を、検出された走行パラメータの両方が、第1の物理量を参照するように変換する変換器手段(33、35)をさらに備えている、請求項6に記載のシステム。
  8. 減速の特定値は、0.7m/s に設定される、請求項6または7に記載のシステム。
  9. 第1のセンサ(18、40)が、ケージ(2)に取り付けられている、請求項6から8のいずれか一項に記載のシステム。
  10. 第1のセンサ(60)が、ケージ(2)に接続された超過速度調整器(54、56、58)に取り付けられている、請求項6から8のいずれか一項に記載のシステム。
JP2005155011A 2004-06-02 2005-05-27 エレベータ管理 Expired - Fee Related JP5101803B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP04405334 2004-06-02
EP04405334.6 2004-06-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005343696A JP2005343696A (ja) 2005-12-15
JP5101803B2 true JP5101803B2 (ja) 2012-12-19

Family

ID=34932126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005155011A Expired - Fee Related JP5101803B2 (ja) 2004-06-02 2005-05-27 エレベータ管理

Country Status (16)

Country Link
US (1) US7353916B2 (ja)
JP (1) JP5101803B2 (ja)
CN (1) CN100415625C (ja)
AT (1) ATE464265T1 (ja)
AU (1) AU2005202382B2 (ja)
BR (1) BRPI0501986B1 (ja)
CA (1) CA2508904C (ja)
DE (1) DE602005020548D1 (ja)
ES (2) ES2344111T3 (ja)
HK (1) HK1085185A1 (ja)
MX (1) MXPA05005819A (ja)
NO (1) NO20052615L (ja)
NZ (1) NZ540443A (ja)
PT (1) PT2189410E (ja)
RU (1) RU2369554C2 (ja)
SI (1) SI2189410T1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020029314A (ja) * 2018-08-20 2020-02-27 株式会社日立ビルシステム エレベーター診断システム、および、エレベーターの診断方法

Families Citing this family (60)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE602004032182D1 (de) * 2004-02-26 2011-05-19 Mitsubishi Electric Corp Sicherheitsvorrichtung für aufzug
EP1679279B2 (de) * 2005-01-07 2011-03-30 ThyssenKrupp Elevator AG Aufzugsanlage mit einer Steuervorrichtung
CN101316781B (zh) * 2005-11-29 2012-08-29 三菱电机株式会社 电梯的控制装置
FI118642B (fi) * 2006-04-28 2008-01-31 Kone Corp Hissijärjestelmä
FI118641B (fi) * 2006-06-21 2008-01-31 Kone Corp Menetelmä ja järjestelmä hississä hissikorin hallitsemattoman liikkeen tunnistamiseksi ja pysäyttämiseksi
DE102006033605B8 (de) * 2006-07-18 2008-07-10 Fraba Ag Vorrichtung und Verfahren zur Bestimmung von Vertikalpositionen
FI119767B (fi) * 2006-08-14 2009-03-13 Kone Corp Hissijärjestelmä ja menetelmä turvallisuuden varmistamiseksi hissijärjestelmässä
JP4985649B2 (ja) * 2006-10-18 2012-07-25 三菱電機株式会社 エレベータの調速装置及びエレベータ装置
CN101679000B (zh) * 2007-06-21 2012-07-18 三菱电机株式会社 电梯的安全装置及绳索打滑检测方法
ES2343608B1 (es) * 2007-08-03 2011-06-16 Orona, S.Coop Procedimiento y dispositivo de actuacion en situacion de emergencia en aparatos elevadores.
FI123729B (fi) * 2008-02-12 2013-10-15 Kone Corp Kuljetusjärjestelmän turvajärjestely
BRPI0917293B1 (pt) * 2008-08-18 2019-04-30 Inventio Aktiengesellschaft Processo e monitor de freio para monitorar um sistema de freio de um sistema de elevador e processo para reequipamento ou modernização de um sistema de elevador existente
WO2010024048A1 (ja) * 2008-09-01 2010-03-04 三菱電機株式会社 エレベータ装置
WO2010067435A1 (ja) * 2008-12-11 2010-06-17 三菱電機株式会社 エレベータ装置
RU2499760C2 (ru) * 2008-12-17 2013-11-27 Отис Элевэйтор Компани Способ управления торможением лифта
JP4784949B2 (ja) * 2009-03-09 2011-10-05 東芝エレベータ株式会社 エレベータ運転制御装置
WO2010107407A1 (en) * 2009-03-16 2010-09-23 Otis Elevator Company Elevator over-acceleration and over-speed protection system
US7958970B2 (en) * 2009-09-02 2011-06-14 Empire Technology Development Llc Acceleration sensor calibrated hoist positioning
FI20090335A (fi) * 2009-09-16 2011-03-17 Kone Corp Menetelmä ja järjestely hissikorin hallitsemattoman liikkeen estämiseksi
FI121663B (fi) * 2009-10-09 2011-02-28 Kone Corp Mittausjärjestely, valvontajärjestely sekä hissijärjestelmä
EP2322463A1 (de) * 2009-11-12 2011-05-18 Inventio AG Aufzuganlage
EP2332872A1 (en) 2009-12-11 2011-06-15 Inventio AG Selective elevator braking during emergency stop
ES2536702T3 (es) * 2009-12-22 2015-05-27 Inventio Ag Procedimiento y dispositivo para determinar el movimiento y/o la posición de una cabina de ascensor
DE102010030436A1 (de) * 2010-06-23 2011-12-29 Thyssenkrupp Elevator Ag Aufzuganlage
EP2452907A1 (en) * 2010-11-11 2012-05-16 Inventio AG Elevator Safety Circuit
ES2526325T3 (es) * 2010-12-17 2015-01-09 Inventio Ag Dispositivo de vigilancia para detectar un desplazamiento no deseado de una cabina de ascensor desde una parada
US9511976B2 (en) * 2011-03-31 2016-12-06 Otis Elevator Company Position feedback for elevator system
JP5764714B2 (ja) 2011-04-15 2015-08-19 オーチス エレベータ カンパニーOtis Elevator Company エレベータ駆動装置への電力供給制御
JP5529075B2 (ja) * 2011-05-25 2014-06-25 株式会社日立製作所 エレベータ
JP2014531377A (ja) 2011-10-06 2014-11-27 オーチス エレベータ カンパニーOtis Elevator Company エレベータブレーキ制御
EP2594519A1 (de) * 2011-11-15 2013-05-22 Inventio AG Aufzug mit Sicherheitseinrichtung
JP5791490B2 (ja) * 2011-12-26 2015-10-07 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベータ非常停止装置およびエレベータ非常停止方法
WO2013115827A1 (en) * 2012-02-03 2013-08-08 Otis Elevator Company System and method for reducing speed of an elevator car
ES2483816B1 (es) * 2013-02-07 2015-12-18 S.A. Sistel Sistema de control de posicionamiento, de limitación de velocidad y de movimientos incontrolados de cabina, o contrapeso, de un ascensor.
WO2014126562A1 (en) * 2013-02-14 2014-08-21 Otis Elevator Company Elevator safety circuit
EP2958843B1 (en) * 2013-02-22 2017-08-02 KONE Corporation Method and arrangement for monitoring the safety of a counterweighted elevator
FI124545B (fi) * 2013-09-26 2014-10-15 Kone Corp Menetelmä hissikomponentin liikkeen valvomiseksi sekä hissin turvajärjestely
WO2016030570A1 (en) * 2014-08-29 2016-03-03 Kone Corporation An overspeed governor for an elevator
WO2016062686A1 (de) * 2014-10-21 2016-04-28 Inventio Ag Aufzug mit einem dezentralen elektronischen sicherheitssystem
WO2016150469A1 (en) * 2015-03-20 2016-09-29 Otis Elevator Company Elevator testing arrangement
WO2017028919A1 (en) 2015-08-19 2017-02-23 Otis Elevator Company Elevator control system and method of operating an elevator system
WO2017050857A1 (de) * 2015-09-25 2017-03-30 Inventio Ag Überwachungseinrichtung für eine aufzugsanlage
EP3365260B1 (en) * 2015-10-22 2020-09-23 Kone Corporation Elevator with a safety arrangement and method for creating a safe working space in the upper part of the elevator shaft
WO2017076452A1 (en) * 2015-11-05 2017-05-11 Otis Elevator Company Elevator system and method for controlling an elevator system
WO2017168035A1 (en) * 2016-03-30 2017-10-05 Kone Corporation A method, a safety control unit, and an elevator system for verifying speed data of an elevator car for overspeed monitoring of the elevator car
EP3232177B1 (en) 2016-04-15 2019-06-05 Otis Elevator Company Building settling detection
CN107304019A (zh) * 2016-04-22 2017-10-31 通力股份公司 扶手驱动轮的检测装置
CN107572334B (zh) * 2016-07-05 2019-06-07 深圳市爱丰达盛科技有限公司 一种电梯运行异常的报警方法和系统
IL247342A (en) * 2016-08-18 2017-10-31 Yoram Madar Detection and control of an arrest prevented an elevator
WO2018059944A1 (en) 2016-09-29 2018-04-05 Inventio Ag Car and entity safety supervising unit for an elevator
EP3360833B1 (en) * 2017-02-10 2019-10-16 KONE Corporation A method, a safety control unit and an elevator system for defining absolute position information of an elevator car
EP3434634B2 (en) 2017-07-25 2024-07-03 Otis Elevator Company Elevator safety device
EP3527522B1 (en) * 2018-02-15 2021-06-02 KONE Corporation A method for preventive maintenance of an elevator and an elevator system
US11866295B2 (en) 2018-08-20 2024-01-09 Otis Elevator Company Active braking for immediate stops
JP7140634B2 (ja) * 2018-10-30 2022-09-21 株式会社日立製作所 エレベーターの制御システム
WO2020115883A1 (ja) * 2018-12-06 2020-06-11 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベーターの利用者の閉じ込めを回避させる監視装置
US20220033215A1 (en) 2020-08-01 2022-02-03 Otis Elevator Company Elevator motion control after electrical protective device activation
JP7519954B2 (ja) 2021-05-18 2024-07-22 株式会社日立ビルシステム エレベーター診断システム
FR3134573B1 (fr) * 2022-04-13 2024-08-02 Serge Arnoult Ascenseur à boucle fermée
WO2023241801A1 (en) * 2022-06-16 2023-12-21 Kone Corporation Elevator system and method for operating

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4627518A (en) * 1985-04-25 1986-12-09 Otis Elevator Company Backup position signaling in an elevator
US5274203A (en) * 1989-06-30 1993-12-28 Otis Elevator Company "Smart" position transducer system for elevators
JPH0733228B2 (ja) * 1989-08-07 1995-04-12 三菱電機株式会社 エレベーターの異常検出装置
US5107964A (en) * 1990-05-07 1992-04-28 Otis Elevator Company Separate elevator door chain
US5157228A (en) 1990-09-28 1992-10-20 Otis Elevator Company Adjusting technique for a digital elevator drive system
US5321216A (en) 1991-04-09 1994-06-14 Otis Elevator Company Restraining elevator car motion while the doors are open
JPH0680326A (ja) * 1992-09-07 1994-03-22 Toshiba Corp エレベータ制御装置
US5407028A (en) * 1993-04-28 1995-04-18 Otis Elevator Company Tested and redundant elevator emergency terminal stopping capability
JPH07157210A (ja) * 1993-12-06 1995-06-20 Mitsubishi Electric Corp エレベータの速度制御装置
JPH0967071A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Hitachi Building Syst Co Ltd エレベータの異常時運転装置
US5747755A (en) * 1995-12-22 1998-05-05 Otis Elevator Company Elevator position compensation system
JP2000016711A (ja) * 1998-06-29 2000-01-18 Toshiba Corp エレベーターの保護装置
US6170614B1 (en) 1998-12-29 2001-01-09 Otis Elevator Company Electronic overspeed governor for elevators
EP1088782B8 (de) 1999-08-05 2001-11-14 Thyssen Aufzugswerke GmbH Einrichtung zum Begrenzen der Fahrt einer Transportvorrichtung
JP2003531791A (ja) 2000-04-27 2003-10-28 インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフト エレベータ昇降路情報を生成するための装置
US6325179B1 (en) * 2000-07-19 2001-12-04 Otis Elevator Company Determining elevator brake, traction and related performance parameters
TW575518B (en) 2001-07-31 2004-02-11 Inventio Ag Lift installation with a measuring system for determining absolute cage position
JP4553535B2 (ja) * 2001-09-28 2010-09-29 三菱電機株式会社 エレベータ装置
JP2003104646A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Mitsubishi Electric Corp エレベータ装置及びその制御方法
DE10150284A1 (de) 2001-10-12 2003-04-30 Henning Gmbh Diagnoseeinrichtung und Verfahren zur Diagnose von Aufzugsanlagen
US6683543B1 (en) * 2003-01-30 2004-01-27 Agilent Technologies, Inc. Absolute encoder based on an incremental encoder

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020029314A (ja) * 2018-08-20 2020-02-27 株式会社日立ビルシステム エレベーター診断システム、および、エレベーターの診断方法

Also Published As

Publication number Publication date
AU2005202382B2 (en) 2010-06-10
BRPI0501986A (pt) 2006-01-24
CA2508904C (en) 2012-07-24
HK1085185A1 (en) 2006-08-18
SI2189410T1 (sl) 2014-07-31
ES2344111T3 (es) 2010-08-18
DE602005020548D1 (de) 2010-05-27
NZ540443A (en) 2006-10-27
US20050269163A1 (en) 2005-12-08
MXPA05005819A (es) 2005-12-12
US7353916B2 (en) 2008-04-08
RU2005116824A (ru) 2006-12-10
NO20052615L (no) 2005-12-05
PT2189410E (pt) 2014-03-20
NO20052615D0 (no) 2005-05-31
BRPI0501986B1 (pt) 2018-02-14
RU2369554C2 (ru) 2009-10-10
CA2508904A1 (en) 2005-12-02
AU2005202382A1 (en) 2005-12-22
JP2005343696A (ja) 2005-12-15
ES2451701T3 (es) 2014-03-28
CN100415625C (zh) 2008-09-03
CN1704325A (zh) 2005-12-07
ATE464265T1 (de) 2010-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5101803B2 (ja) エレベータ管理
EP2189410B1 (en) Elevator supervision
EP2583928B1 (en) Elevator system
US10196234B2 (en) Method for controlling unintended vertical speed and acceleration of an elevator
JP5247690B2 (ja) エレベータの安全装置
US9771243B2 (en) Elevator safety arrangement for controlling elevator movement
EP2695838B1 (en) Multi-car elevator and method for controlling same
EP1980519A1 (en) Door device for elevator
EP3459890B1 (en) Health monitoring of safety braking systems for elevators
US20150251877A1 (en) Elevator apparatus
EP3564170B1 (en) Elevator car control to address abnormal passenger behavior
EP3309104A1 (en) Method for avoiding unwanted safety gear tripping in an elevator system, controller adapted to perform such a method, governor brake and elevator system each having such a controller
CN112079222A (zh) 电梯
CN105923477A (zh) 电梯
CN112912328B (zh) 电梯的控制系统
JP7078145B1 (ja) エレベーター制御装置
KR100785179B1 (ko) 엘리베이터용 조속기
CN114104911A (zh) 电梯系统
JP2023014525A (ja) エレベータ用待機型ブレーキの試験方法および試験装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111121

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20111125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120904

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120927

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5101803

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees