JP2000016711A - エレベーターの保護装置 - Google Patents

エレベーターの保護装置

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JP2000016711A
JP2000016711A JP10181744A JP18174498A JP2000016711A JP 2000016711 A JP2000016711 A JP 2000016711A JP 10181744 A JP10181744 A JP 10181744A JP 18174498 A JP18174498 A JP 18174498A JP 2000016711 A JP2000016711 A JP 2000016711A
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voltage
elevator
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Kazuhiko Takasaki
一彦 高崎
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機に与える電圧値や乗りかご加速度値の
異常を検出し、速度超過を防ぐことができるエレベータ
ーの保護装置を提供する。 【解決手段】 指令値電圧設定手段1からの指令値電圧
を、2相3相変換手段2でUVW相電圧に変換し、イン
バーター制御手段3に供給する。インバーター制御手段
3から電動機4に与える電圧値を電圧値検出手段で検出
し、検出した電圧値が、所定の設定値、例えば、通常走
行時における最大電圧値の1.3倍を越えた場合は、異
常と認知して、指令値電圧設定手段1からの指令値電圧
を制限する。(なお、異常と認知したとき、エレベータ
ーを停止させてもよい。)これにより、速度超過を防ぐ
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベーターの保護
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロープ式エレベーターの保護装置
を、図5に示している。即ち、保護装置として、調速機
(ガバナー)9に取り付けている速度検出器31を用い
て速度検出手段32により速度を検出し、検出した速度
が、定格速度の1.3倍を越える場合には電動機(モー
タ)4への入力を切り、電磁ブレーキをきかせて停止さ
せていた。またそれでもかごが停止しない場合には、定
格速度の1.4倍を越えないうちに機械的に速度超過を
検出して非常止め装置を動作させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、調速機(ガバナ
ー)は機械的に速度超過を検出しており、また電気的に
は、調速機に取り付けたパルスジュネレータやレゾルバ
から速度検出を行っていたが、速度センサ断線や、ガバ
ナーロープ断線時においては速度検出ができなくなって
いた。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑み為され
たもので、エレベーターに用いる電動機に与える電圧値
や乗りかご加速度値の異常を検出することにより、速度
超過を防ぐことができるエレベーターの保護装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明のエレベーターの保護装置
は、乗りかごを、ロープを介して昇降させる方式のエレ
ベーターにおいて、エレベーターを駆動する電動機に与
える電圧指令値を設定する指令値電圧設定手段と、この
手段により設定された電圧指令値に基づいて電動機を制
御するインバーター制御手段と、電動機に与える電圧値
を検出する電圧値検出手段と、この手段により検出され
た電圧値が所定の設定値を越えた場合に、電圧指令値を
制限する手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】このような構成により、エレベーターの速
度超過を防ぐことができる。また、請求項2に対応する
発明のエレベーターの保護装置は、乗りかごを、ロープ
を介して昇降させる方式のエレベーターにおいて、エレ
ベーターを駆動する電動機に与える電圧指令値を設定す
る指令値電圧設定手段と、この手段により設定された電
圧指令値に基づいて電動機を制御するインバーター制御
手段と、電動機に与える電圧値を検出する電圧値検出手
段と、この手段により検出された電圧値が所定の設定値
を越えた場合に、エレベーターを停止させる手段とを備
えたことを特徴とする。
【0007】このような構成によっても、エレベーター
の速度超過を防ぐことができる。請求項3に対応する発
明のエレベーターの保護装置は、乗りかごを、ロープを
介して昇降させる方式のエレベーターにおいて、エレベ
ーターを駆動する電動機に与える電圧指令値を設定する
指令値電圧設定手段と、この手段により設定された電圧
指令値に基づいて電動機を制御するインバーター制御手
段と、エレベーターの乗りかごの加速度値を検出する加
速度検出手段と、この手段により検出された加速度値が
所定の設定値を越えた場合に、電圧指令値を制限し、ま
たはエレベーターを停止させる手段とを備えたことを特
徴とする。
【0008】このような構成によっても、エレベーター
の速度超過を防ぐことができる。請求項4に対応する発
明のエレベーターの保護装置は、乗りかごを、ロープを
介して昇降させる方式のエレベーターにおいて、エレベ
ーターを駆動する電動機に与える電圧指令値を設定する
指令値電圧設定手段と、この手段により設定された電圧
指令値に基づいて電動機を制御するインバーター制御手
段と、エレベーターの乗りかごの荷重を検出する荷重検
出手段と、この手段により検出された乗りかごの荷重か
ら乗りかごの加速度値を推定する加速度推定手段と、こ
の手段により推定された加速度値が所定の設定値を越え
た場合に、電圧指令値を制限し、またはエレベーターを
停止させる手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】このような構成によっても、エレベーター
の速度超過を防ぐことができる。請求項5に対応する発
明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のエレベ
ーターの保護装置において、乗りかごの停止位置に応じ
て、前記所定の設定値を変化させたことを特徴とする。
このような構成により、エレベーターの速度超過を防ぐ
ことができるとともに、乗りかごが昇降路の端部に衝突
することを防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。なお、以下の図におい
て、同符号は同一部分または対応部分を示す。
【0011】(第1の実施形態)本発明に係るエレベー
ターの保護装置の第1の実施形態について説明する。図
1は、第1の実施形態の構成を示すブロック図である。
【0012】図1において、指令値電圧設定手段1は、
電動機(モータ)4に与える指令値電圧VdとVqを設
定している。2相3相変換手段2は、指令値電圧Vdと
VqからUVW相へ電圧を変換する手段である。インバ
ーター制御手段3は電動機4に与える信号を制御してい
る。電動機4はシーブ5を回転させる。乗りかご8とカ
ウンタウエイト7とがメインロープ6で連結され、シー
ブ5に吊られている。シーブ5はメインロープ6を巻き
上げ、乗りかご8を昇降する。カウンタウエイト7は、
乗りかご8とほぼ等しい質量に設定され、乗りかご8と
バランスさせることにより、電動機4の負荷を低減して
いる。調速機9は乗りかご8が速度超過した時に機械的
構造で、強制的に乗りかご8を停止させる手段である。
【0013】電圧値検出手段11は電動機4に与える指
令電圧を検出し、通常走行時の指令値との比較を行い補
償を行う。この第1の実施形態では、電圧値検出手段1
1は、指令値電圧設定手段1から電動機4に出力される
電圧指令値、即ちインバータ制御手段3から電動機4に
与える電圧値を検出する。検出した信号は、指令値電圧
設定手段1から出力された信号に保護を与える信号とし
て用いられる。
【0014】即ち、電圧値検出手段11において、検出
した電圧値が、所定の設定値、例えば、通常走行時にお
ける最大電圧値の1.3倍を越えた場合は、異常と認知
して、通常走行時における最大電圧値以下になるよう
に、指令値電圧設定手段1からの指令値電圧VdとVq
を制限する。
【0015】このように、本実施形態では、エレベータ
ーの保護装置において、電動機に与える電圧値が所定の
設定値を越え異常であることを検知した場合に速度異常
と認知して、電動機へ与える信号にリミットを設けるこ
とにより、エレベーターの速度超過を防ぐ効果がある。
【0016】(第2の実施形態)次に、本発明に係るエ
レベーターの保護装置の第2の実施形態について説明す
る。
【0017】図2は、第2の実施形態の構成を示すブロ
ック図である。この第2の実施形態においては、調速機
に強制停止を与える指令を設定する強制停止指令手段を
設けている。即ち、図2において、強制停止指令手段1
2は、調速機9を動作させ、非常停止させるための信号
を与える手段である。
【0018】この第2の実施形態では、電圧値検出手段
11は、インバータ制御手段3から電動機4に与える電
圧値を検出する。検出した電圧値が、所定の設定値例え
ば、指令値電圧設定手段1が現在出力している指令値電
圧VdとVqに対応する通常の電圧値の1.2倍を越え
た場合、または、通常走行時における最大電圧値の1.
3倍を越えた場合は、異常と認知して、強制停止指令手
段12に対し信号を出力し、強制停止指令手段12は、
調速機9を動作させ、非常停止させる。
【0019】このように、本実施形態では、エレベータ
ー保護装置において、電動機に与える電圧値が所定の設
定値を越え、異常であることを検知した場合に速度異常
と認知して非常停止装置を動作させて、エレベーターを
停止させることにより、エレベーターの速度超過を防ぐ
効果がある。
【0020】(第3の実施形態)次に、本発明に係るエ
レベーターの保護装置の第3の実施形態について説明す
る。
【0021】図3は、第3の実施形態の構成を示すブロ
ック図である。本実施形態は、第2の実施形態の構成に
加えて、乗りかご内の加速度を検出し、加速度の異常検
出によっても指令値電圧VdとVqの制限、またはエレ
ベーターの停止を行う手段を設けたものである。即ち、
図3において、乗りかご加速度検出手段15は、乗りか
ご内に設けられた加速度センサーなどを用いて乗りかご
内の加速度を検出する手段である。また、乗りかご加速
度異常検出手段16は、乗りかご加速度検出手段15で
検出した信号から通常時の加速度値との比較を行い、乗
りかご加速度が異常であるか否かを検出する手段であ
る。
【0022】この第3の実施形態では、乗りかご加速度
検出手段15は、乗りかご8から乗りかご加速度を検出
する。この手段15で検出した信号は、乗りかご加速度
異常検出手段16に供給される。
【0023】乗りかご加速度異常検出手段16は、乗り
かご加速度検出手段15で検出した信号の加速度値と通
常時の加速度値との比較を行い、乗りかご加速度が異常
であるか否かを検出する。即ち、乗りかご加速度検出手
段15で検出した信号の加速度値が、所定の設定値例え
ば通常時の最大加速度値の1.3倍を越えたときは、異
常と認知してまず指令値電圧設定手段1に対し指令値電
圧VdとVqを制限するように制御するための信号を出
力して、指令値電圧VdとVqを制限し、更に乗りかご
加速度検出手段15で検出した信号の加速度値が、所定
の第2の設定値例えば通常時の最大加速度値の1.4倍
を越えたときは、強制停止指令手段12に対し信号を出
力し、強制停止指令手段12は、調速機9を動作させ、
非常停止させる。
【0024】なお、この第3の実施形態においても、電
圧値検出手段11が、検出した電圧値が、所定の設定値
を越えた場合は、異常と認知して、第2の実施形態の場
合と同様にエレベーターを非常停止させる。
【0025】このように、本実施形態では、乗りかご加
速度が通常走行時の加速度値より大きい所定の設定値を
越えた場合、乗りかご速度が異常と認知して電動機へ与
える信号にリミットを設け、或いは強制停止の保護装置
である調速機を動作させることにより、エレベーターの
速度超過を防ぐ効果がある。
【0026】(第4の実施形態)次に、本発明に係るエ
レベーターの保護装置の第4の実施形態について説明す
る。
【0027】図4は、第4の実施形態の構成を示すブロ
ック図である。本実施形態は、乗りかご内の荷重を検出
し、検出した乗りかご荷重から乗りかご内の加速度を推
定する手段を設け、推定した加速度値を用いて第3の実
施形態と同様に指令値電圧VdとVqの制限、またはエ
レベーターの停止を行うように構成したものである。即
ち、図4において、乗りかご荷重検出手段20は、乗り
かご内の荷重を検出する手段である。また、乗りかご加
速度推定手段21は、乗りかご内の加速度を推定する手
段である。更に、乗りかご加速度異常検出手段16は、
第3の実施形態と同様に、乗りかご加速度推定手段21
で検出した信号から従来の加速度値との比較を行い、乗
りかご加速度が異常であるか否かを検出する手段であ
る。
【0028】この第4の実施形態では、乗りかご荷重検
出手段20は、乗りかご8から乗りかご荷重を検出す
る。この乗りかご荷重検出手段で検出した信号は、乗り
かご加速度推定手段21に供給される。
【0029】乗りかご加速度推定手段21は、乗りかご
加重検出手段20から得られた乗りかご荷重から乗りか
ご加速度を推定する。即ち、静止時の乗りかご加重PO
と走行中の乗りかご加重PL/Cを検出し、重力加速度g
より、乗りかご加速度αとすれば、次の(数1)の式に
より乗りかご加速度αを推定することができる。
【0030】
【数1】α=(PL/C−PO)・g/PO 乗りかご加速度推定手段21の出力信号は乗りかご加速
度異常検出手段16に供給される。
【0031】乗りかご加速度異常検出手段16は、乗り
かご加速度推定手段21で推定した加速度値と通常時の
加速度値との比較を行い、乗りかご加速度が異常である
か否かを検出する。即ち、乗りかご加速度推定手段21
で推定した加速度値が、所定の設定値例えば通常時の最
大加速度値の1.3倍を越えたときは、異常と認知して
まず指令値電圧設定手段1に対し指令値電圧VdとVq
を制限するように制御するための信号を出力して、指令
値電圧VdとVqを制限し、更に乗りかご加速度検出手
段15で検出した信号の加速度値が、通常時の最大加速
度値の1.4倍を越えたときは、強制停止指令手段12
に対し信号を出力し、強制停止指令手段12は、調速機
9を動作させ、非常停止させる。
【0032】なお、この第4の実施形態においても、電
圧値検出手段11が、検出した電圧値が、所定の設定値
を越えた場合は、異常と認知して、第2の実施形態の場
合と同様にエレベーターを非常停止させる。
【0033】このように、本実施形態では、乗りかご荷
重より推定された乗りかご加速度が通常走行時の加速度
値より大きい所定の設定値を越えた場合、乗りかご速度
が異常と認知して電動機へ与える信号にリミットを設
け、或いは強制停止の保護装置である調速機を動作させ
ることにより、エレベーターの速度超過を防ぐ効果があ
る。
【0034】(第5の実施形態)次に、本発明に係るエ
レベーターの保護装置の第5の実施形態について説明す
る。
【0035】前記第1乃至第4の実施形態においては、
異常を判断する場合の電圧値または加速度値についての
所定の設定値を一定としていたが、この第5の実施形態
は、乗りかごの停止位置に応じてこれらの所定の設定値
を変化させるように構成したものである。
【0036】乗りかごの最上階の停止位置が高い位置、
即ち、昇降路の上端に近いほど、また乗りかごの最低階
停止位置が低い位置、即ち、昇降路の下端に近いほど、
所定の設定値を低い値に設定する。
【0037】例えば、上述のように、通常の停止位置の
場合に電圧値の設定値を通常走行時における最大電圧値
の1.3倍と設定していたものを、最上階の停止位置が
高い位置にある場合、または最低階停止位置が低い位置
にある場合は電圧値の設定値を通常走行時における最大
電圧値の1.2倍と設定することとする。
【0038】これは、最上階の停止位置が高い位置にあ
るほど、または最低階停止位置が低い位置にあるほど、
昇降路の端部までの距離が短いため、速度が落ちない場
合に乗りかごが昇降路の端部に衝突する可能性が高くな
ることになる。従って、これを防止するためには、所定
の設定値をより低い値にすることが必要なためである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のエレベー
ターの保護装置によれば、電動機に与える電圧値が異常
の場合や乗りかご加速度が異常の場合には、乗りかご速
度が異常と認知して電動機へ与える信号にリミットを設
け、またはエレベーターを停止させることにより、エレ
ベーターの速度超過を防ぐ効果がある。また保護装置の
簡易化及びコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】 本発明の第2の実施形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図3】 本発明の第3の実施形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図4】 本発明の第4の実施形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図5】 従来例の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…指令値電圧設定手段 2…2相3相変換手段 3…インバーター制御手段 4…電動機(モータ) 5…シーブ 6…メインロープ 7…カウンタウエイト 8…乗りかご 9…調速機 10…ガバナーロープ 11…電圧値検出手段 12…強制停止指令手段 15…乗りかご加速度検出手段 16…乗りかご加速度異常検出手段 20…乗りかご荷重検出手段 21…乗りかご加速度推定手段 30…速度検出手段 31…速度検出器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗りかごを、ロープを介して昇降させる方
    式のエレベーターにおいて、 エレベーターを駆動する電動機に与える電圧指令値を設
    定する指令値電圧設定手段と、この手段により設定され
    た電圧指令値に基づいて電動機を制御するインバーター
    制御手段と、電動機に与える電圧値を検出する電圧値検
    出手段と、この手段により検出された電圧値が所定の設
    定値を越えた場合に、前記電圧指令値を制限する手段と
    を備えたことを特徴とするエレベーターの保護装置。
  2. 【請求項2】乗りかごを、ロープを介して昇降させる方
    式のエレベーターにおいて、エレベーターを駆動する電
    動機に与える電圧指令値を設定する指令値電圧設定手段
    と、この手段により設定された電圧指令値に基づいて電
    動機を制御するインバーター制御手段と、電動機に与え
    る電圧値を検出する電圧値検出手段と、この手段により
    検出された電圧値が所定の設定値を越えた場合に、エレ
    ベーターを停止させる手段とを備えたことを特徴とする
    エレベーターの保護装置。
  3. 【請求項3】乗りかごを、ロープを介して昇降させる方
    式のエレベーターにおいて、エレベーターを駆動する電
    動機に与える電圧指令値を設定する指令値電圧設定手段
    と、この手段により設定された電圧指令値に基づいて電
    動機を制御するインバーター制御手段と、前記エレベー
    ターの乗りかごの加速度値を検出する加速度検出手段
    と、この手段により検出された加速度値が所定の設定値
    を越えた場合に、前記電圧指令値を制限し、または前記
    エレベーターを停止させる手段とを備えたことを特徴と
    するエレベーターの保護装置。
  4. 【請求項4】乗りかごを、ロープを介して昇降させる方
    式のエレベーターにおいて、エレベーターを駆動する電
    動機に与える電圧指令値を設定する指令値電圧設定手段
    と、この手段により設定された電圧指令値に基づいて電
    動機を制御するインバーター制御手段と、前記エレベー
    ターの乗りかごの荷重を検出する荷重検出手段と、この
    手段により検出された乗りかごの荷重から乗りかごの加
    速度値を推定する加速度推定手段と、この手段により推
    定された加速度値が所定の設定値を越えた場合に、前記
    電圧指令値を制限し、または前記エレベーターを停止さ
    せる手段とを備えたことを特徴とするエレベーターの保
    護装置。
  5. 【請求項5】前記乗りかごの停止位置に応じて、前記所
    定の設定値を変化させたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項4のいずれかに記載のエレベーターの保護装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005343696A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Inventio Ag エレベータ管理
JP2006298539A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Mitsubishi Electric Corp エレベーター装置の異常検出装置
JP2009215057A (ja) * 2008-03-13 2009-09-24 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの強制減速制御システム
CN104909236A (zh) * 2015-05-23 2015-09-16 袁传森 一种用于永磁同步曳引机电梯的便携式上行超速保护测试仪
JP2017124923A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 株式会社日立ビルシステム エレベーターの乗り心地診断装置および乗り心地診断方法

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