JP5100346B2 - エアバックティアライン形成装置 - Google Patents

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本発明は、車輌パネルにエアバック用のティアラインを形成するエアバックティアライン形成装置に関する。
自動車等の車輌には、車輌に既定値以上の衝撃が作用した際に、パネルの内部に装着されたエアバックに対して気体を急激に供給することによりパネルの一部を開裂して車内に飛び出させて乗員を保護するエアバック装置が装着されている。そしてエアバックの膨張時にパネルの開裂を容易化するため、エアバック装着箇所に応じたパネルの裏面にティアライン(開裂線)を形成している。
尚、本発明において、ティアラインとは、エアバック膨張時にパネルの開裂を確実に行わせるため、パネルの裏面に形成される切れ目となるもので、エアバッグが突出可能な大きさの横長角形状及び該角形状の中央部左右方向に延びる間欠溝により形成される。
本出願人は、特許文献1に示すように、裏面にティアラインが形成されるパネルがセットされ、装置の前後方向(Y軸方向)へ移動する加工テーブル、加工テーブルの上方にて水平方向(X軸方向)へ移動するスライダー及び該スライダーに対し、スピンドルに取付けられたエンドミルを上下方向(Z軸方向)へ移動する上下動プレートを備えたエアバックティアライン形成装置を提案した。
該エアバックティアライン形成装置は、加工テーブル、スライダー及び上下動プレートをそれぞれの方向へ移動する駆動手段として、一般にサーボモータを使用し、これらサーボモータを、予め設定されたティアラインにおける間欠溝に関する位置データ及び溝深さデータ等に基づいてそれぞれの方向へ駆動制御してティアラインを形成している。
しかし、駆動手段としてサーボモータを使用する構成においては、以下の問題を有している。即ち、サーボモータを使用して加工テーブル、スライダー、上下動プレートをそれぞれの方向へ移動させるには、例えば送りねじ機構やベルト機構等のような回転運動を往復運動に変換する機構を必要とする。一般に、加工テーブルやスライダー及び上下動プレートの移動量(距離)は、それぞれのサーボモータの出力軸に装着されたロータリーエンコーダ等の回転位置検知器からの検知信号に基づいて検出している。このため、回転位置検知器によるサーボモータの回転量に基づく加工テーブルやスライダー及び上下動プレートの移動量と実際の移動量との間に誤差が発生することが避けられず、パネルに対してエンドミルを正確に移動して所定位置で、均一の深さからなるティアラインを形成できない問題を有している。
特に、本発明により形成しようとするティアラインは、エアバックの非膨張時には、パネル表面側からの外力によりパネルが開裂するのを有効に規制する一方、エアバックの膨張時には、パネルの開裂を容易化する必要から、ティアラインを高い精度で、かつ均一な深さで形成する必要がある。
特開2005−96705公報
解決しようとする問題点は、加工テーブル、スライダー、上下動プレートをそれぞれの方向へ移動させる駆動手段としてサーボモータを使用し、加工テーブル、スライダー、上下動プレートの各移動量を出力軸に設けられるロータリーエンコーダ等の回転位置検知器により検出する場合には、回転位置検知器による加工テーブルやスライダー及び上下動プレートの移動量と、これらの実際の移動量との間に誤差が発生することが避けられず、パネルに対してエンドミルを高い精度で移動し、均一深さのティアラインを形成できない点にある。
本発明は、パネル装着位置とパネルのティアライン加工位置に至る前後方向へ延出するY軸フレームに前後方向へ移動可能に支持されるY軸可動体と、該Y軸可動体を前後方向へ移動するY軸リニアモータと、Y軸可動体に取付けられ、ティアライン加工されるパネルを保持するパネル保持部材が取付けられた加工冶具と、ティアライン加工位置の上方にて前後方向と直交する水平方向に延出するX軸フレームに水平方向へ移動可能に支持されるX軸可動体と、該X軸可動体を水平方向へ移動するX軸リニアモータと、水平方向と直交する上下方向に延出してX軸可動体に固定されるZ軸フレームに上下方向へ昇降可能に支持されるZ軸可動体と、Z軸可動体を上下方向へ移動するZ軸リニアモータと、Z軸可動体に取付けられ、スピンドルに取付けられてパネルにティアラインの間欠溝を形成するエンドミルと、Z軸可動体の重量を受承してほぼ無負荷状態で移動可能にするバランサー部材とを備えたことを特徴とする。
本発明は、加工テーブル、スライダー、上下動プレートをそれぞれの方向へ移動させる駆動手段としてサーボモータを使用する場合に比べて、サーボモータの回転軸に装着される位置検知器により検知されるこれら部材の移動量と実際の移動量の誤差を低減してパネルに高い精度で、均一深さのティアラインを形成することができる。
本発明は、Y軸可動体を前後方向へ移動する部材としてY軸リニアモータ、X軸可動体を水平方向へ移動する部材としてX軸リニアモータ、Z軸可動体を上下方向へ移動する部材としてZ軸リニアモータを使用すると共にZ軸可動体にバランサー部材を取付けてZ軸可動体の重量を受承してほぼ無負荷状態で移動可能にすることを最良の形態とする。
以下に実施形態を示す図に従って本発明を説明する。
図1乃至図4に示すように、エアバックティアライン形成装置1における本体フレーム3の前方には、前後方向(Y軸方向)に延びるY軸フレーム5が固定される。該Y軸フレーム5の前後各端部には、Y軸フレーム5と平行に延びる軸線を有したY軸ロッド7の端部がそれぞれ固定される。Y軸フレーム5の上面には、Y軸方向に対し、所定の位置分解能に応じた間隔で異なる磁極(N極及びS極)が交互に配列されたY軸リニアモータの一部を構成するY軸固定子9が設けられる。
Y軸フレーム5には、Y軸可動体11が、Y軸方向へ移動するように支持される。該Y軸可動体11には、コイルが卷回され、異なる磁極に励磁される多数の極歯が所定の位置分解能に応じた間隔で配列されたY軸リニアモータの一部を構成するY軸可動子(図示せず)が、Y軸固定子9に対して微小の間隔をおいて相対するように取付けられる。
また、Y軸可動体11には、Y軸ロッド7を挿通するY軸制動部材15が固定される。該Y軸制動部材15は、内蔵された圧縮バネ等の弾性部材の弾性力により、常には互いに離間する方向に付勢された少なくとも一対のブレーキシューを、供給される圧縮空気圧で移動するピストン(いずれも図示せず)により、弾性部材の弾性力に抗して互いに近づく方向へ移動してY軸ロッド7を挟持して制動する構成からなる。
Y軸可動体11には、冶具テーブル17が固定される。該冶具テーブル17の水平方向両端部は、本体フレーム3にそれぞれ固定された支持レール19に対し、図示する前後方向へ移動可能に支持される。また、冶具テーブル17には、加工冶具21が交換可能に取付けられる。該加工冶具21は、ティアライン加工されるパネル23の種類に応じて、予め、複数種類、用意され、加工されるパネル23に応じて適宜、交換される。
該加工冶具21のティアライン加工箇所には、パネル保持部材25が設けられる。該パネル保持部材25は、パネル23のティアライン加工箇所を、位置決め状態で吸着保持する部材で、その載置板25aには、図示しない吸引装置に接続される複数の吸引口25bが形成される。また、載置板25aには、複数のパネル検知器25cが設けられる。各パネル検知器25cは、例えば磁気スケール等で構成され、検知ロッドの伸縮量に基づいて載置板25a上にパネル23が所定の状態で吸着保持されたか否かを検知すると共に後述する残厚検知器63からの検知信号と共にティアライン23aを構成する間欠溝23bにおけるパネル23の残厚を検知する。尚、図中の符号25dは、載置板25a上に取付けられ、載置されるパネル23への傷付きを防止するクッション材である。
本体フレーム3の後方には、Y軸フレーム5の長手方向と直交する水平方向に延びるX軸フレーム27が、加工冶具21の上方に位置するように取付けられる。また、X軸フレーム27には、水平方向に軸線を有したX軸ロッド29が、平行に取付けられる。該X軸フレーム27には、水平方向に所定の検出分解能に応じた間隔をおいて異なる磁極が交互に配列されたX軸リニアモータの一部を構成するX軸固定子31が取付けられる。
X軸フレーム27には、X軸可動体33が、水平方向へ移動可能に支持される。該X軸可動体33には、コイルが卷回され、異なる磁極に励磁される多数の極歯が所定の位置分解能に応じた間隔で配列されたX軸リニアモータの一部を構成するX軸可動子(図示せず)が、X軸固定子31に対して微小の間隔をおいて相対するように取付けられる。
X軸可動体33には、X軸ロッド29に挿通されるX軸制動部材37が固定される。該X軸制動部材37は、Y軸制動部材15と同様の構成で、一対のブレーキシューによりX軸ロッド29を挟持してX軸可動体33の停止状態を保持する。
X軸可動体33には、X軸フレーム27の長手方向と直交する上下方向に延びるZ軸フレーム41が固定される。該Z軸フレーム41には、上下方向に所定の検出分解能に応じた間隔をおいて異なる磁極が交互に配列されたZ軸リニアモータの一部を構成するZ軸固定子43が取付けられる。Z軸フレーム41には、Z軸可動体45が、上下方向へ移動可能に支持され、該Z軸可動体45には、コイルが卷回され、異なる磁極に励磁される多数の極歯が所定の位置分解能に応じた間隔で配列されたZ軸リニアモータの一部を構成するZ軸可動子(図示せず)が、Z軸固定子43に相対するように取付けられる。
Z軸フレーム41には、バランサー部材51の上部が固定される。該バランサー部材51のロッドは、Z軸可動体45に取付けられた取付け板49の下部に固定される。該バランサー部材51は、単動形エアーシリンダーにより構成され、切換バルブ及びリリーフ弁(いずれも図示せず)により、常に後述するスピンドル及びエンドミル55を含むZ軸可動体45の重量を受承する圧力のエアーをシリンダー内に供給してZ軸可動体45を、上下方向に対して無負荷状態で支持する。
又、バランサー部材51には、Z軸制動部材53が、ロッド51aを挿通して固定される。該Z軸制動部材53は、Y軸制動部材15及びX軸制動部材37と同様の構成で、内蔵された一対のブレーキシューによりロッド51aを挟持してZ軸可動体45の停止状態を保つ。
尚、Z軸制動部材53は、Z軸可動体45に対し、ロッド51aを挿通するように固定し、Z軸可動体45の停止時に一対のブレーキシューによりロッド51aを挟持して停止状態を保つ構成であってもよい。
Z軸可動体45には、取付け板49が固定され、該取付け板49の下部には、スピンドルにエンドミル55が交換可能に取付けられた電動モータ57が固定される。そして上記エンドミル55は、電動モータ57の駆動に伴って所定の方向へ回転させる。また、電動モータ57の側方に位置する取付け板49の下部には、レール49aに設けられ、該該レール49aには、シリンダーや電磁ソレノイド等の上下動部材59に連結された可動板61が昇降可能に支持される。そして可動板61には、エンドミル55の軸線と平行な検知ロッドを有した磁気スケール等の残厚検知器63が取付けられる。該残厚検知器63の検知ロッドは、可動板61が上方へ移動した状態においては、その先端がエンドミル55の先端より上方位置すると共に可動板61が下方へ移動した状態においては、その先端がエンドミル55の先端より下方に位置する。
尚、Y軸可動体11、X軸可動体33及びZ軸可動体45には、それぞれの移動位置を検知する図示しない位置検知器が取付けられる。これら位置検知器としては、それぞれのフレーム5,27,41に対し、長手方向に沿って取付けられ、長手方向に対して多数のスリットが所定の位置検知分解能に応じた間隔をおいて形成される図示しないタイミングフェンスと、それぞれの可動体11,33,45に対し、対応するタイミングフェンスを挟んで取付けられるレーザダイオード、LED等の発光素子及びフォトダイオード等の受光素子からなる図示しない光学部材により構成される。これら位置検知器は、それぞれの可動体11,33,45の移動に伴って対応する発光素子からタイミングフェンスに向かって照射されてスリットを通過した光に基づいて受光素子から出力される電気信号により各可動体11,33,45の移動位置を検出する。
上記説明の位置検知器としては、各フレーム5,27,41の長手方向に対し、所定の検出分解能に応じた間隔で異なる磁極が交互に着磁された図示しない磁気部材を取付けると共に各可動体11,33,45に、上記磁気部材に相対してホール素子等の図示しない磁気検知器を相対して取付け、磁気検知器からの電気信号に基づいて各可動体11,33,45の移動位置を磁気的に検出する構成であってもよい。
次に、上記のように構成されたエアバックティアライン形成装置1によるティアラインの形成作用を説明する。
先ず、Y軸リニアモータを駆動制御してY軸可動体11を、本体フレーム3前方の装着位置に移動させた後に、Y軸制動部材15を作動してY軸可動体11の停止状態を保持させる。この状態で、加工冶具21のパネル保持部材25に対し、裏面にティアラインを形成しようとするパネル23を載置して吸着保持させる。
尚、上記したパネル23の装着時において、X軸可動体33及びZ軸可動体45は、それぞれのホームポジションに移動待機している。その際に、それぞれの制動部材37,53を作動してX軸可動体33及びZ軸可動体45の停止状態を保持させる。
このとき、加工冶具21にパネル23を装着する際に、装着する際の衝撃や加工冶具21に対する作業者の接触等によりY軸可動体11が位置ずれして装着作業の障害になる恐れがあるが、Y軸制動部材15によりY軸可動体11の移動が規制されるため、加工冶具21に対するパネルの装着作業時を短時間で、効率的に行うことができる。また、パネル保持部材25に対してパネル23が正規の状態で吸着保持されると、複数のパネル検知器25cがパネル検知状態に遷移し、パネル23が装着されたことを検知する。更に、各パネル検知器25cは、図5に示すようにパネル23の表面に当接する検知ロッドの移動ストロークにより載置板25aとパネル23の表面との間隔を測定する。
次に、Y軸制動部材15の作動を解除した後にY軸リニアモータを駆動制御してY軸可動体11を、加工冶具21に装着されたパネル23が、所定のティアライン加工位置に位置するように移動させる。この状態にてパネル23裏面におけるティアライン加工箇所に対し、エンドミル55をティアライン加工が可能な下方へ移動させると共に電動モータ57を回転駆動してエンドミル55を回転させる。
そしてX軸リニアモータ及びY軸リニアモータを、予め設定されたティアライン23aの溝位置データに関する二次元データに基づいて駆動制御して吸着保持されたパネル23を水平方向に移動させると共にZ軸リニアモータを、予め設定された溝深さに基づいて演算されたZ軸データに基づいて駆動制御してエンドミル55を上下方向へ移動してティアライン23aの間欠溝23bを、所定の残厚を残した状態で形成する。(図6参照)
このとき、Z軸可動体45が昇降移動する際に、Z軸可動体45の重量がバランサー部材51により受承されてほぼ無負荷状態になっているため、Z軸リニアモータが低トルクであっても、Z軸可動体45を高精度で、かつ高い応答性で移動させることができる。即ち、Z軸可動体45が下方へ移動する際に、切換えバルブ及びリリーフ弁によりバランサー部材51に供給される流体圧を、常にZ軸可動体45の重量を受承するように吸気及び排気制御してZ軸可動体45をほぼ無負荷状態で移動可能にさせる。
また、下方向に対するZ軸可動体45の移動量は、パネル23の厚さ及び間欠溝23bの深さが予め決まっているため、上記したパネル検知器25cにより検知された載置板25aと吸着保持されたパネル23の表面との間隔及び間欠溝23bの深さに関するデータに基づいてZ軸可動体45の移動量であるZ軸データを演算処理し、該データに基づいてZ軸可動体45を移動制御させる。
尚、上記したパネル23に対してティアライン23aの加工が終了すると、Z軸可動体45を、一旦、Z軸のホームポジションに戻した状態で上下動部材55を作動して残厚検知器63を下方へ移動し、その検知ロッドの先端を、エンドミル55の先端より下方に位置させる。そしてX軸リニアモータ及びY軸リニアモータを、予め設定されたティアライン23aの溝位置データに関する二次元データに基づいて駆動制御して残厚検知器63を、サンプリングされた間欠溝23bに位置させた後にZ軸リニアモータを駆動制御して残厚検知器63の検知ロッドを間欠溝23b内に進入させてパネル23の残厚を検知する。
本実施例は、X軸、Y軸及びZ軸の駆動部材としてリニアモータを使用するため、それぞれの可動体の移動量(距離)を、駆動部材としてサーボモータを使用する場合に比べて、誤差なく検知してティアラインの間欠溝を、高精度に形成することができる。また、特にZ軸可動体45にあっては、バランサー部材51によりその重量を受承して無負荷状態で昇降させることができ、低トルクのZ軸リニアモータを使用してエンドミル59を高精度で、かつ高い応答性で移動させることができる。
上記説明は、エンドミル55が設けられた電動モータ57を固定的に取付けると共に残厚検知器63を昇降可能に設ける構成としたが、反対に電動モータ57を所定のストロークで昇降可能に設けると共に残厚検知器63を固定的に設ける構成であってもよい。
エアバックティアライン形成装置の概略を示す正面図である。 図1の平面図である。 加工冶具の移動機構を示す斜視図である。 X軸可動体の移動機構を示す斜視図である。 パネル保持部材に装着されたパネルの検知状態を示す説明図である。 ティアラインの間欠溝形成状態を示す説明図である。
符号の説明
1 エアバックティアライン形成装置
3 本体フレーム
5 Y軸フレーム
7 Y軸ロッド
9 Y軸固定子
11 Y軸可動体
15 Y軸制動部材
17 冶具テーブル
19 支持レール
21 加工冶具
23 パネル
25 パネル保持部材
25a 載置板
25b 吸引口
25c パネル検知器
27 X軸フレーム
29 X軸ロッド
31 X軸固定子
33 X軸可動体
37 X軸制動部材
41 Z軸フレーム
43 Z軸固定子
45 Z軸可動体
49 取付け板
51 バランサー部材
51a ロッド
53 Z軸制動部材
55 エンドミル
57 電動モータ
59 上下動部材
61 可動板
63 残厚検知器

Claims (7)

  1. パネル装着位置とパネルのティアライン加工位置に至る前後方向へ延出するY軸フレームに前後方向へ移動可能に支持されるY軸可動体と、
    該Y軸可動体を前後方向へ移動するY軸リニアモータと、
    Y軸可動体に取付けられ、ティアライン加工されるパネルを保持するパネル保持部材が取付けられた加工冶具と、
    ティアライン加工位置の上方にて前後方向と直交する水平方向に延出するX軸フレームに水平方向へ移動可能に支持されるX軸可動体と、
    該X軸可動体を水平方向へ移動するX軸リニアモータと、
    水平方向と直交する上下方向に延出してX軸可動体に固定されるZ軸フレームに上下方向へ昇降可能に支持されるZ軸可動体と、
    Z軸可動体を上下方向へ移動するZ軸リニアモータと、
    Z軸可動体に取付けられ、スピンドルに取付けられてパネルにティアラインの間欠溝を形成するエンドミルと、
    Z軸可動体の重量を受承してほぼ無負荷状態で移動可能にするバランサー部材と、
    を備えたエアバックティアライン形成装置。
  2. 請求項1のY軸リニアモータ、X軸リニアモータ及びZ軸リニアモータは、対応するそれぞれのフレームに設けられ、長手方向に対して所定の移動分解能に応じた異なる磁極が交互に配列された固定子と、対応するそれぞれの可動体に固定子と微小の間隔をおいて相対して設けられ、移動分解能に応じた間隔で配列された電磁石の極歯を有した可動子からなるエアバックティアライン形成装置。
  3. 請求項1のバランサー部材は、シリンダーからなり、切換えバルブ及びリリーフ弁によりZ軸可動体の重量を受承する圧力の流体を供給してZ軸可動体をほぼ無負荷状態で移動可能したエアバックティアライン形成装置。
  4. 請求項1において、X軸可動体、Y軸可動体及びZ軸可動体は、その移動停止時に制動部材により停止状態を保持可能にしたエアバックティアライン形成装置。
  5. 請求項4の各制動部材は、可動体が移動可能に支持されるフレームの長手方向に沿って取付けられるロッドと、該ロッドを挟んで対向配置される一対のブレーキシューと、該一対のブレーキシューを互いに近づく方向及び互いに離間する方向へ移動するピストンとからなるエアバックティアライン形成装置。
  6. 請求項1のエンドミルは、Z軸可動体に対し、一定のストロークで上下動可能に設けられたエアバックティアライン形成装置。
  7. 請求項6において、エンドミルは、Z軸可動体に取付けられた電磁ソレノイド及びシリンダーにより一定のストロークで上下動するエアバックティアライン形成装置。
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