JP2008229797A - 垂直直動装置 - Google Patents

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高志 近藤
Hideki Shindo
秀樹 進藤
Atsushi Saruhashi
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Abstract

【課題】本発明の目的は、垂直直動性能を損なうことなく、垂直軸移動体の落下防止性能を向上することのできる垂直直動装置を提供することにある。
【解決手段】電源20のオフ時に垂直軸移動体14の落下を防止する落下防止機構22を備え、落下防止機構22は、該移動体14と共に移動するように該移動体14に設けられ、電源20のオフ時に水平方向のみに駆動するアクチュエータ24と、該移動体14の移動によっても常にアクチュエータ24と対向するように、垂直軸固定体12に垂直方向に設けられ、電源20のオフ時にアクチュエータ24の駆動を受けて該移動体14を静止させるための対向部26とを備え、電源20のオン時にアクチュエータ24と対向部26間にブレーキを働かせない状態で該移動体14を移動させ、電源20のオフ時にアクチュエータ24及び対向部26を介して該移動体14を静止させることを特徴とする垂直直動装置10。
【選択図】図1

Description

本発明は垂直直動装置、特にその垂直軸移動体の落下防止機構の改良に関する。
垂直直動装置は、例えば画像測定機や三次元測定機等の各種精密測定装置、精密工作機械などに使用され、Z軸固定体と、Z軸固定体に対し垂直方向に往復直線運動をする垂直軸移動体とを含む。
ところで、垂直直動装置においては、Z軸移動体が落下すると、ワークを破損したり、装置自身、例えばZ軸移動体の先端に設けられたプローブ等を破損することもある。これを防ぎたい場合は、垂直直動装置に、Z軸移動体の落下防止機構を設けることが考えられる(例えば特許文献1,2等参照)。
ここで、特許文献1に記載のものは、楔作用を利用した落下防止機構を、Z軸移動体のカウンタバランス機構に設けたものである。
また、特許文献2に記載の落下防止機構は、Z軸移動体との摩擦部材、摩擦部材のZ軸移動体への付勢手段とを含み、摩擦部材の先端が弧を描くようにZ軸移動体に摩擦部材を押し付けることで、Z軸移動体にブレーキをかけている。
実開昭62−37703号公報 実開平7−23203号公報
ところで、垂直直動装置においては、その性能の向上に伴い、落下防止機構にも更なる性能の向上が望まれている。
しかしながら、従来においては、落下防止機構の更なる性能の向上に極めて有効な着目点すら未だ不明であった。
これに対し、本発明者らによれば、落下防止機構の更なる性能の向上を図るためには、以下の点を考慮する必要があることがわかった。
すなわち、垂直直動装置においては、Z軸移動体を駆動するモータの負荷を軽減することを目的として、カウンタバランス機構を用いているが、カウンタバランス機構のワイヤーが断線した状態でモータの電源がオフになった場合、Z軸移動体が落下し、ワークないし装置を損傷することがある。
このようなZ軸移動体の落下防止を考慮する場合であっても、垂直直動装置のZ軸に、例えば特許文献1,2等に記載の一般的な落下防止機構を設けることが考えられる。
しかしながら、前記従来方式にあっては、垂直直動性能及び落下防止性能の双方を極めて高いレベルで得るのは困難であるので、本発明の課題解決手段として採用するに至らなかった。
すなわち、垂直直動装置においては、装置自体の小型化に伴い落下防止機構にも小型化が望まれている。
しかしながら、前記特許文献1,2に記載の落下防止機構等に代表される一般的な落下防止機構では、ブレーキ性能の向上に伴いその構成が複雑化、大型化してしまうので、垂直直動装置のZ軸に設けられない場合もあった。
また、前記特許文献2に記載の落下防止機構等に代表される一般的な落下防止機構では、ブレーキ性能向上のために常にブレーキをかけておくことも考えられるが、本来の垂直直動性能自体を犠牲にしてしまう。
このように前記従来方式では、垂直直動性能及び落下防止性能の双方を極めて高いレベルで得るのは困難であった。
本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、垂直直動性能を損なうことなく、垂直軸移動体の落下防止性能を向上することのできる垂直直動装置を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明にかかる垂直直動装置は、垂直軸固定体と、前記垂直軸固定体に対して垂直方向に直線移動する垂直軸移動体と、前記垂直軸移動体を垂直方向に送り移動する送り手段と、前記垂直軸送り手段に、前記垂直軸移動体を駆動するための動力を供給する駆動源と、オン時、前記駆動源に動力を発生させるための電力を供給し、オフ時に該電力の供給を停止する電源と、を備えた垂直直動装置において、
落下防止機構を備えることを特徴とする。
前記落下防止機構は、前記電源のオフ時に、前記垂直軸固定体に対する前記垂直軸移動体の落下を防止するためのものである。
前記落下防止機構は、アクチュエータと、対向部と、を備える。
ここで、前記アクチュエータは、前記垂直軸移動体と共に移動するように該垂直軸移動体に設けられ、前記電源のオフ時に水平方向のみに駆動する。
また、前記対向部は、前記垂直軸移動体の移動によっても常に前記アクチュエータと対向するように、前記垂直軸固定体に垂直方向に設けられ、前記電源のオフ時に該アクチュエータの駆動を受けて、該垂直軸移動体を静止させるためのものとする。
そして、本発明においては、前記電源のオン時に、前記アクチュエータと前記対向部間にブレーキを働かせない状態で、前記垂直軸固定体に対し前記垂直軸移動体を移動させる。また、本発明においては、該電源のオフ時に、該アクチュエータ及び該対向部を介して、該垂直軸固定体に対して該垂直軸移動体を静止させる。
なお、本発明においては、前記アクチュエータが、突出部材と、駆動手段と、を備えることが好適である。
ここで、前記突出部材は、前記対向部に常に対向し、水平方向のみに移動する。
また、前記駆動手段は、前記突出部材を駆動する。
そして、前記駆動手段は、前記電源のオフ時に、前記突出部材を前記垂直軸固定体の対向部に向けて水平方向に駆動し、前記突出部材の先端を前記垂直軸固定体の対向部に当接させる。また、前記駆動手段は、前記電源のオン時に、前記突出部材を前記垂直軸固定体の対向部から離隔する水平方向に駆動し、前記突出部材の先端を前記垂直軸固定体の対向部より完全に離隔させる。
また、本発明において、前記突出部材はその他端が磁力による引力を受けるものであり、前記駆動手段は、電磁石と、弾性材と、を含むことが好適である。
ここで、前記電磁石は、前記突出部材を駆動するためのものとする。
また、前記弾性材は、前記電源のオフ時に、弾性力で、前記突出部材を対向部に向けて水平方向に駆動するように、該突出部材と前記電磁石間に設けられるものとする。
そして、前記駆動手段は、前記電源のオン時に、前記電磁石の引力で、前記突出部材が前記対向部から離隔する水平方向に吸引されるように、該電磁石の駆動をオンにする。該駆動手段は、該電源のオフ時に、該電磁石の引力を消し、該突出部材が前記弾性材の弾性力で対向部に当接する水平方向に移動するように、該電磁石の駆動をオフにする。
本発明において、前記突出部材は、その他端がエアーによる吸引力を受けるものであり、
また、前記駆動手段は、弾性材と、エアー吸引部と、を含むことが好適である。
ここで、前記弾性材は、前記電源のオフ時に、弾性力で、前記突出部材を対向部に向けて水平方向に駆動するように、前記突出部材との間に設けられるものとする。
前記エアー吸引部は、前記突出部材を駆動する。
そして、前記エアー吸引部は、前記電源のオン時に、エアー吸引で、前記突出部材が前記対向部から離隔する水平方向に吸引されるように、エアーの吸引をオンにする。また、該エアー吸引部は、該電源のオフ時に、該エアー吸引を消し、該突出部材が、前記弾性材の弾性力で対向部に当接する水平方向に移動するように、該エアーの吸引をオフにする。
本発明においては、前記対向部が、複数の穴もしくは溝を含むことが好適である。
前記複数の穴もしくは溝は、垂直軸固定体の垂直方向に、垂直軸移動体の可動範囲において、設けられるものとする。
本発明においては、前記穴もしくは溝が、左右互い違いに、垂直方向に設けられていることが好適である。
本発明においては、前記対向部が、摩擦面を含み、
前記突出部の先端は、前記摩擦面との摩擦が大であり、
前記アクチュエータと前記対応部間のブレーキは、前記突出部材の先端と前記摩擦面間の摩擦力によるものであることが好適である。
本発明においては、前記垂直移動体のカウンタバランス機構と、検出機構と、を含むことが好適である。
ここで、前記検出機構は、カウンタバランス機構の異常を検知する。
本発明においては、前記カウンタバランス機構が、前記垂直移動体と連結され、該垂直移動体の直線移動に同期して垂直方向に直線移動する、該垂直移動体と同じ重さのウエイトと、
前記垂直移動体の移動方向と前記ウエイトの移動方向とが逆向きで、同じ移動量となるように、該垂直移動体と該ウエイト間を連結するワイヤーと、
を含み、
前記検出機構は、前記ワイヤーの断線を検知するワイヤー断線検出機構であり、
前記ワイヤー断線検出機構は、前記ワイヤーを含む閉回路と、前記閉回路の導通を検知するセンサーと、
備え、
前記カウンタバランス機構の異常として、前記ワイヤーの断線を検知することが好適である。
本発明においては、前記落下防止機構が、さらに、アラート手段を備えることが好適である。
ここで、前記アラート手段は、前記検出機構が、前記カウンタバランス機構の異常を検知した場合は、該異常を外部に知らせる。
本発明においては、前記検出機構が前記カウンタバランス機構の異常を検知した場合は、前記アクチュエータが駆動し、前記垂直軸固定体に対して前記垂直軸移動体を静止させることが好適である。
本発明にかかる垂直直動装置によれば、前記落下防止機構を備えることとしたので、垂直軸移動体の垂直直動性能向上と落下防止性能向上との双方を実現することができる。
また、本発明においては、前記落下防止機構が、前記突出部材を含むアクチュエータを備えることにより、前記落下防止機構による垂直軸移動体の垂直直動性能向上と落下防止性能向上との双方を、より高いレベルで、実現することができる。
本発明においては、前記アクチュエータが、電磁石及び弾性材を備えることにより、前記落下防止機構による垂直軸移動体の垂直直動性能向上と落下防止性能向上との双方を、より高いレベルで、実現することができる。
本発明においては、前記アクチュエータが、エアー吸引部及び弾性材を備えることにより、前記落下防止機構による垂直軸移動体の垂直直動性能向上と落下防止性能向上との双方を、より高いレベルで、実現することができる。
本発明においては、前記落下防止機構が、前記対向部として穴ないし溝を備えるにより、前記落下防止機構による垂直軸移動体の垂直直動性能向上と落下防止性能向上との双方を、より高いレベルで、実現することができる。
本発明においては、前記穴ないし溝が、左右互い違いに設けられることにより、前記落下防止機構による垂直軸移動体の垂直直動性能向上と落下防止性能向上との双方を、より高いレベルで、実現することができる。
本発明においては、前記落下防止機構が、前記対向部として摩擦面を含むことにより、前記落下防止機構による垂直軸移動体の垂直直動性能向上と落下防止性能向上との双方を、より高いレベルで、実現することができる。
本発明においては、前記落下防止性能が、カウンタバランス機構の異常を検知する検出機構を備えることにより、前記落下防止機構による垂直軸移動体の垂直直動性能向上と落下防止性能向上との双方を、より高いレベルで、実現することができる。
本発明においては、前記検出機構が、前記カウンタバランス機構のワイヤー断線を検知することにより、前記落下防止機構による垂直軸移動体の垂直直動性能向上と落下防止性能向上との双方を、より高いレベルで、実現することができる。
本発明においては、前記検出機構が前記カウンタバランス機構の異常を検知した場合は該異常を外部に知らせるアラート手段を備えることにより、前記落下防止機構による垂直軸移動体の垂直直動性能向上と落下防止性能向上との双方を、より高いレベルで、実現することができる。
本発明においては、前記検出機構が前記カウンタバランス機構の異常を検知した場合は、垂直軸移動体を静止させることにより、前記落下防止機構による垂直軸移動体の垂直直動性能向上と落下防止性能向上との双方を、より高いレベルで、実現することができる。
以下、図面に基づき本発明の好適な一実施形態について説明する。
第一実施形態
図1には本発明の第一実施形態にかかる垂直直動装置の概略構成が示されている。
同図に示す垂直直動装置10は、Z軸固定体(垂直軸固定体)12と、Z軸移動体(垂直軸移動体)14と、Z軸送り手段(垂直軸送り手段)16と、駆動源18と、電源20と、落下防止機構22とを備える。
ここで、Z軸固定体12は、ベース24にZ軸方向(垂直方向)に立設される。
また、Z軸移動体14は、Z軸固定体12に対してZ軸方向に往復直線移動をする。
Z軸送り手段16は、例えばボールねじ等を含み、Z軸移動体14をZ軸方向のみに送り移動する。
駆動源18は、例えばモータ等を含み、Z軸送り手段16に、Z軸移動体14を駆動するための動力を供給する。
電源20は、オン時、駆動源18に動力を発生させるための電力を供給し、オフ時に該電力の供給を停止する。
落下防止機構22は、電源20のオフ時に、Z軸固定体12とZ軸移動体14間にブレーキをかけることで、Z軸固定体12に対してZ軸移動体14を静止させる。また、落下防止機構22は、電源20のオン時に、該Z軸固定体12とZ軸移動体14間のブレーキを完全に解除することで、Z軸固定体12に対してZ軸移動体14をZ軸方向に移動自在とする。
このために落下防止機構22は、アクチュエータ24と、対向部26とを備え、Z軸送り手段16上より離隔したところ、例えばZ軸固定体12に対するZ軸移動体14の案内面28のところに設けられている。
ここで、アクチュエータ24は、Z軸移動体14と共に移動するようにZ軸移動体14に設けられる。アクチュエータ24は、電源20のオフ時に、水平方向のみに駆動する。
また、対向部26は、Z軸移動体14の移動によっても常にアクチュエータ24と対向するように、Z軸固定体12にZ軸方向に設けられる。対向部26は、電源20のオフ時に、アクチュエータ24の駆動を受けて、Z軸移動体14を静止させるためのものとする。
なお、本実施形態においては、Z軸移動体14の先端にプローブ30を設けており、プローブ30により、ベース24上の試料32を測定している。
また、本実施形態においては、垂直直動装置10が、Z軸移動体14のカウンタバランス機構34を備える。
カウンタバランス機構34は、Z軸移動体14と同じ重さのウエイト36と、ワイヤー38とを含む。
ウエイト36は、ワイヤー38を介してZ軸移動体14と連結され、Z軸移動体14のZ移動に同期してZ移動する。
ワイヤー38は、Z軸移動体14の移動方向とウエイト36の移動方向とが逆向きで、同じ移動量となるように、Z軸移動体14とウエイト36間を連結する。
また、本実施形態においては、アクチュエータ24のための、駆動手段40と、制御手段42と、を備える。
そして、本実施形態においては、電源20のオン時に、アクチュエータ24と対向部26間にブレーキを働かせない状態で、Z軸固定体12に対しZ軸移動体14を移動させる。
また、電源20のオフ時には、アクチュエータ24及び対向部26を介して、Z軸固定体12に対してZ軸移動体14を静止させる。
図2には落下防止機構22の要部が示されている。
アクチュエータ24は、本体44と、突出部材46とを備える。
対向部26として、Z軸固定体のZ軸方向に、複数の穴(以下、穴26という)を含む。
突出部材46は、Z軸固定体12の穴26に常に対向し、本体44内で水平方向のみに移動する。
電源20のオン時、突出部材46を本体44より突出させず、電源20のオフ時に、突出部材46の先端が、本体44より水平方向に突出して、穴26に挿入されるように、アクチュエータ24を構成している。
そして、駆動手段40は、電源20のオフ時に、突出部材46をZ軸固定体12の穴26に向けて水平方向に駆動し、突出部材46の先端をZ軸固定体12の穴26に挿入するようにしている。
また、駆動手段40は、電源20のオン時に、突出部材46をZ軸固定体12の穴26から離隔する水平方向に駆動し、突出部材46の先端をZ軸固定体12の穴26より完全に離隔させるようにしている。
本実施形態にかかる垂直直動装置10は概略以上のように構成され、以下にその作用について説明する。
本実施形態おいては、Z軸移動体14が、水平駆動するアクチュエータ24を備え、Z軸固定体12が穴26を備える。
この結果、本実施形態によれば、電源20のオン時にはZ軸固定体12に対するZ軸移動体14のZ移動を妨げることなく、電源20のオフ時にのみZ軸移動体14を確実に静止させることができる。電源20のオフ時のZ軸移動体14の落下防止距離を極めて少なくすることができる。これにより、ワーク32ないしプローブ30の衝突を大幅に低減することができる。
また、本実施形態の落下防止機構22は、アクチュエータ24の水平駆動という構成が簡単なものであるので、大きな設置スペースを必要としないので、従来、設置スペースの点で、Z軸送り手段上に落下防止機構を設けられなかった垂直駆動装置に対しても、本実施形態の落下防止機構22であれば、容易に設けることができるので、汎用性の面でも極めて有効である。
前記落下防止機構22の作用について、図3を参照しつつ、より具体的に説明する。
すなわち、電源オン時、図3(A)に示されるようにアクチュエータ24は未作動状態であり、突出部材46は完全にZ軸移動体14(アクチュエータ24)内に格納されており、Z軸移動体14とZ軸固定体12間の相対移動に影響を及ぼさない。
一方、電源オフ時、図3(B)に示されるようにアクチュエータ24は作動状態であり、突出部材46はZ軸移動体14(アクチュエータ24)から水平方向に突出し、その先端部が穴26に引っかかるので、Z軸固定体12に対してZ軸移動体14のZ移動を確実に停止している。これにより、アクチュエータ24が設けられたZ軸移動体14も確実に停止している。このようにZ軸固定体12に穴26を設け、この穴26にZ軸移動体14から突出部材46の先端を水平方向から引っかけて、Z軸移動体14を止めることによって、優れたブレーキ効果を得ることができる。
ところで、前記ワーク30ないし垂直直動装置10の衝突危険性は、Z軸移動体14の落下距離が少ない程に低減する。
本実施形態においては、対向部として、複数の穴26をZ軸固定体12に設け、アクチュエータ作動時に穴26と突出部材46とが引っかかる構成としているので、アクチュエータが作動した瞬間にZ軸移動体14が落下しても、その落下距離は、穴26間のピッチに応じた微小距離に過ぎない。
ここで、前記落下距離を、より微小距離とするためには、図4(A)に示されるように、複数の穴26を、Z軸固定体12に左右互い違いに設けることも非常に好ましい。
この場合、図4(A)に示されるように、アクチュエータ24は、二本の突出部材46を備えることが好ましい。
このように穴26を左右互い違いに配置することで、穴26の単列配置時に比べて、穴26間のピッチを少なくすることができる。これにより、穴26の単列配置時に比べて、アクチュエータ24が作動した瞬間における、Z軸移動体14の落下距離を、より微小距離とする。
なお、前記構成では、対向部として、穴26を用いた例について説明したが、アクチュエータ24の作動時に、突出部材46の先端が確実に引っかかるものであれば、溝を用いることも好ましい。
駆動手段
また、前記Z軸移動体14の落下を、より確実に防止するためには、電源オフ時に、アクチュエータ24を確実に及び迅速に作動させることも非常に重要であり、このためにアクチュエータのための駆動手段に、下記の電磁石、エアーを用いることも好ましい。
<電磁石>
また、本実施形態において、前記突出部材46の駆動に、図5に示されるような電磁石を含むことが好適である。
図5には、突出部材46の駆動に電磁石を用いたアクチュエータの概略構成が示されている。
同図においてアクチュエータ24は、電磁石48と、ばね材(弾性材)50とを含む。
ここで、電磁石48は、突出部材46を駆動するためのものとする。
ばね材50は、電源オフ時に、弾性力で、突出部材46を対向部に向けて水平方向に駆動するように、突出部材46の後端と電磁石48間に設けられている。
そして、駆動手段40は、電源オン時に、電磁石48の磁力で、突出部材46が対向部から離隔する水平方向に吸引されるように、電磁石48の駆動をオンにする。
また、駆動手段40は、電源オフ時に、電磁石48の磁力を消し、突出部材46がばね材50の弾性力で、対向部に当接する水平方向に移動するように、電磁石48の駆動をオフにする。
すなわち、同図(A)に示されるアクチュエータ24は、電源のオン時、電磁石48の引力により、ばね材50、突出部材46を本体44内に引き込んでおり、本体44より突出部材46が突出しないようにしている。
一方、同図(B)に示されるような電源のオフ時には電磁石48の引力が失われ、ばね材50の反発力により、突出部材46が、Z軸固定体12に向けて、Z軸移動体14の外に出る。
<エアー>
また、本実施形態において、前記突出部材46の駆動に、図6に示されるようなエアーを含むことも好適である。
図6には、突出部材46の駆動に、前記電磁石に代えてエアーを用いたアクチュエータの概略構成が示されている。
同図においてアクチュエータ24は、エアー用穴52と、エアー吸引部(駆動手段)40とを含む。
ここで、エアー用穴52は、突出部材46を吸引するためのものとする。
また、ばね材50は、電源のオフ時に、弾性力で、突出部材46を対向部に向けて水平方向に駆動するように、突出部材46とエアー用穴52間に設けられる。
エアー吸引部40は、電源のオン時に、エアー吸引で、突出部材46が対向部から離隔する水平方向に吸引されるように、エアー用穴52からのエアー吸引をオンにする。また、エアー吸引部40は、電源のオフ時に、エアー吸引を消し、突出部材46がばね材50の弾性力で対向部に当接する水平方向に移動するように、エアー用穴52からのエアー吸引をオフにする。
すなわち、アクチュエータ24は、同図(A)に示されるような電源のオン時には、エアーの引力により、ばね材50、突出部材46を本体44内に引き込む。
一方、アクチュエータ24は、同図(B)に示されるような電源のオフ時には、エアーによる引力が失われ、ばね材50の反発力により、突出部材46が、Z軸固定体12に向けて、Z軸移動体14の外に出る。
対向部
前記構成では、突出部材46によってZ軸移動体14を停止させるため、突出部材46を穴や溝にひっかけた例について説明した。穴や溝は狭いスペースにも対応できるため、非常に好ましいが、突出部材46と対向部間の摩擦を用いて、Z軸移動体14を停止させることも可能である。
<摩擦>
このために本実施形態では、図7に示されるように、Z軸固定体12に、対向部として、摩擦係数の高い摩擦面26を設けている。
この場合、突出部材46の先端は摩擦面26との摩擦が大である。アクチュエータ24と対応部間のブレーキは、突出部材46の先端と摩擦面26間の摩擦力によるものである。
そして、電源のオフ時、同図に示すアクチュエータ24は、突出部材46を、水平方向より、Z軸固定体12の摩擦係数の高い摩擦面26に、当接させている。
同図に示されるように、突出部材46とZ軸固定体12とが接する摩擦面26を摩擦係数が高いものにすることによっても、優れたブレーキ効果を得ることができる。
第二実施形態
本実施形態においては、落下防止機構22によるZ軸移動体14のZ軸移動性能向上と落下防止性能向上との双方を、より高いレベルで、実現するため、下記のワイヤー断線検出機構を備えることも好適である。
すなわち、画像測定機や三次元測定機のZ軸において、モータの負荷を軽減することを目的として、カウンタバランス機構を用いているが、ワイヤーが断線した場合、以下の問題が生じることがある。
(1)ワイヤーが断線してもモータによってZ軸移動体は駆動されているが、該断線によってZ軸移動体の移動に関してバランスが急激に崩れた場合は、Z軸移動体の予期しない落下もあり得る。
(2)カウンタバランス機構の不具合で、Z軸移動体の高精度なZ移動が行えず、そのまま測定や加工を続けても、その結果の精度が保てないことがある。
(3)モータの負荷が増大し、寿命が短くなるなどの問題が生じることがある。
前記問題を回避するために、ワイヤーの断線を検知することが必要となるが、ワイヤーは通常、本体カバーに覆われているので、目視での断線確認が困難である。
これに対し、本実施形態は、カウンタバランス機構におけるワイヤーの断線を検知することを目的として、下記のワイヤー断線検出機構(検出機構)を設けることが非常に好ましい。
図8には本発明の一実施形態にかかるワイヤー断線検出機構を備えた垂直直動装置の概略構成が示されている。なお、前記第一実施形態と対応する部分には符号100を加えて示し説明を省略する。
同図に示すワイヤー断線検出機構(検出機構)154は、Z軸移動体114のカウンタバランス機構134に設けられ、ワイヤーホルダ156とウエイト136間に、図9に示されるような閉回路158を備える。カウンタバランス機構134の異常として、ワイヤー138の断線を検知する。
閉回路158は、センサー160と、ワイヤー138と、ウエイト136とを備える。閉回路158は、ワイヤー138が断線していない状態で通電し、ワイヤー138が断線すると、通電が停止する。
前記検出機構154について、より具体的に説明する。
センサー160は、ワイヤーホルダ156に保持されている。ワイヤーホルダ156は、導電性のウエイト136に連結される導電性のワイヤー138の一部、及びセンサー160を保持している。
この結果、同図では、ウエイト136−ワイヤー138−ワイヤーホルダー156−ワイヤー138−ウエイト136で閉回路158が形成されている。
そして、同図では、閉回路158のオン又はオフの検知によって、ワイヤー138の断線の有無を検知する。すなわち、センサー138は、ワイヤー138の導電がある場合は、これをワイヤー138の断線なしとして判断し、ワイヤー138の導電がない場合は、これをワイヤー138の断線ありとして判断する。
より具体的には、ワイヤー断線検出機構154は、閉回路158に関して、図10中、点線部で示される通電を見ることで、ワイヤー138の断線を検知している。
すなわち、同図(A)に示されるようなワイヤー138の導電がある場合は、これを、ワイヤー138の断線なしとして判断する
一方、同図(B)に示されるようにワイヤー138の断線があり、ワイヤー138の導電がない場合は、これを、ワイヤー138の断線ありとして判断する。
そして、センサー160は、ワイヤー138の断線ありとして判断した場合、後段に、例えば制御手段142に、断線検出信号を送る。
この結果、ワイヤー138がカバーに覆われている場合等、目視での断線確認が困難な場合であっても、ワイヤー138の断線を確実に検知することができる。
また、本実施形態においては、落下防止機構が、アラート手段162を備えることも好適である。
アラート手段162は、制御手段142よりの断線検出信号を受けることで、ワイヤー断線検出機構154がカウンタバランス機構134の異常を検知した場合、該異常を外部に知らせる。
また、制御手段142は、断線検出信号を受けることで、カウンタバランス機構134の異常を検知した場合、落下防止機構にZ軸移動体の静止を指示する信号を送り、落下防止機構がZ軸移動体を静止させる。
したがって、本実施形態においては、落下防止機構122が、ワイヤー138からの断線検出信号を受けて、確実に、ワイヤー138の断線時にZ軸移動体114のZ軸駆動を停止し、モータ等の動力源118に過負荷が生じないようにすることができる。これにより、システムの安全性が向上され、また、Z軸移動体のZ移動の信頼性を得ることができる。
前記構成では、ワイヤー138の断線を検出するセンサーとして、閉回路158の通電を利用した例について説明したが、ワイヤー138のテンションを利用したものを用いることも可能である。
本発明の第一実施形態にかかる垂直直動装置の概略構成の説明図である。 図1に示した垂直直動装置において特徴的な落下防止機構の要部の説明図である。 図1に示した落下防止機構の作用の説明図である。 図1に示した落下防止機構のより具体的な説明図である。 図1に示した落下防止機構において特徴的な垂直軸移動体の具体的な説明図である。 前記図5に示した垂直軸移動体の変形例である。 前記図1に示した対向部の変形例である。 本発明の第二実施形態にかかる垂直直動装置の概略構成の説明図である。 図8に示した落下防止機構に用いるのに好適なワイヤー断線検出機構の概略構成の説明図である。 図9に示したワイヤー断線検出機構の作用の説明図である。
符号の説明
10,110 垂直直動装置
12,112 Z軸固定体(垂直軸固定体)
14,114 Z軸移動体(垂直軸移動体)
16,116 Z軸送り手段(垂直軸送り手段)
18,118 駆動源
20,120 電源
22,122 落下防止機構
24,124 アクチュエータ
26,126 穴(溝,摩擦面,対向部)
34,134 バランスカウンタ機構
38,138 ワイヤー
46,146 突出部材
154 ワイヤー断線検出機構(検出機構)
160 センサー

Claims (11)

  1. 垂直軸固定体と、前記垂直軸固定体に対して垂直方向に直線移動する垂直軸移動体と、前記垂直軸移動体を垂直方向に送り移動する垂直軸送り手段と、前記垂直軸送り手段に、前記垂直軸移動体を駆動するための動力を供給する駆動源と、オン時、前記駆動源に動力を発生させるための電力を供給し、オフ時に該電力の供給を停止する電源と、を備えた垂直直動装置において、
    前記電源のオフ時に、前記垂直軸固定体に対する前記垂直軸移動体の落下を防止するための落下防止機構を備え、
    前記落下防止機構は、前記垂直軸移動体と共に移動するように該垂直軸移動体に設けられ、前記電源のオフ時に水平方向のみに駆動するアクチュエータと、
    前記垂直軸移動体の移動によっても常に前記アクチュエータと対向するように、前記垂直軸固定体に垂直方向に設けられ、前記電源のオフ時に該アクチュエータの駆動を受けて前記垂直軸移動体を静止させるための対向部と、
    を備え、
    前記電源のオン時に、前記アクチュエータと前記対向部間にブレーキを働かせない状態で、前記垂直軸固定体に対し前記垂直軸移動体を移動させ、
    前記電源のオフ時に、前記アクチュエータ及び前記対向部を介して、前記垂直軸固定体に対して前記垂直軸移動体を静止させることを特徴とする垂直直動装置。
  2. 請求項1記載の垂直直動装置において、
    前記アクチュエータは、前記対向部に常に対向し、水平方向のみに移動する突出部材と、
    前記突出部材を駆動する駆動手段と、
    を備え、
    前記駆動手段は、前記電源のオフ時に、前記突出部材を前記垂直軸固定体の対向部に向けて水平方向に駆動し、前記突出部材の先端を前記垂直軸固定体の対向部に当接させ、
    また、前記駆動手段は、前記電源のオン時に、前記突出部材を前記垂直軸固定体の対向部から離隔する水平方向に駆動し、前記突出部材の先端を前記垂直軸固定体の対向部より離隔させることを特徴とする垂直直動装置。
  3. 請求項1又は2記載の垂直直動装置において、
    前記突出部材は、その他端が磁力による引力を受けるものであり、
    前記駆動手段は、前記突出部材の後方に設けられ、該突出部材の他端に磁力を作用させるための電磁石と、
    前記電源のオフ時に、弾性力で、前記突出部材を対向部に向けて水平方向に駆動するように、前記突出部材と前記電磁石間に設けられた弾性材と、
    を備え、
    前記駆動手段は、前記電源のオン時に、前記突出部材が対向部から離隔する水平方向に、前記電磁石の磁力で吸引されるように、該電磁石の駆動をオンにし、
    また、前記駆動手段は、前記電源のオフ時に、前記電磁石の磁力を消し、前記突出部材が前記弾性材の弾性力で対向部に当接する水平方向に移動するように、前記電磁石の駆動をオフにすることを特徴とする垂直直動装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の垂直直動装置において、
    前記突出部材は、その他端がエアーによる吸引力を受けるものであり、
    前記駆動手段は、前記電源のオフ時に、弾性力で、前記突出部材を対向部に向けて水平方向に駆動するように、前記突出部材との間に設けられた弾性材と、
    前記突出部材を駆動するエアー吸引部と、
    を備え、
    前記エアー吸引部は、前記電源のオン時に、前記突出部材が対向部から離隔する水平方向に、エアーで吸引されるようにエアーの吸引をオンにし、
    前記エアー吸引部は、前記電源のオフ時に、前記エアーの吸引を消し、前記突出部材が前記弾性材の弾性力で前記対向部に当接する水平方向に移動するように、該エアーの吸引をオフにするエアー吸引部と、
    を備えたことを特徴とする垂直直動装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の垂直直動装置において、
    前記対向部は、前記垂直軸固定体の垂直方向に、複数の穴もしくは溝を含むことを特徴とする垂直直動装置。
  6. 請求項5記載の垂直直動装置において、
    前記穴もしくは溝は、左右互い違いに、垂直方向に設けられていることを特徴とする垂直直動装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の垂直直動装置において、
    前記対向部は、摩擦面を含み、
    前記突出部材の先端は、前記摩擦面との摩擦が大であり、
    前記アクチュエータと前記対応部間のブレーキは、前記突出部材先端と前記摩擦面間の摩擦力によるものであることを特徴とする垂直直動装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の垂直直動装置において、
    前記垂直軸移動体のカウンタバランス機構と、
    前記カウンタバランス機構の異常を検知する検出機構と、
    を備えたことを特徴とする垂直直動装置。
  9. 請求項8記載の垂直直動装置において、
    前記カウンタバランス機構は、前記垂直移動体と連結され、該垂直移動体の直線移動に同期して垂直方向に直線移動する、該垂直移動体と同じ重さのウエイトと、
    前記垂直移動体の移動方向と前記ウエイトの移動方向とが逆向きで、同じ移動量となるように、該垂直移動体と該ウエイト間を連結するワイヤーと、
    を含み、
    前記検出機構は、前記ワイヤーの断線を検知するワイヤー断線検出機構であり、
    前記ワイヤー断線検出機構は、前記ワイヤーを含む閉回路と、
    前記閉回路の導通を検知するセンサと、
    備え、
    前記カウンタバランス機構の異常として、前記ワイヤーの断線を検知することを特徴とする垂直直動装置。
  10. 請求項8又は9記載の垂直直動装置において、
    前記落下防止機構は、前記検出機構が前記カウンタバランス機構の異常を検知した場合、該異常を外部に知らせるアラート手段を備えたことを特徴とする垂直直動装置。
  11. 請求項8〜10のいずれかに記載の垂直直動装置において、
    前記検出機構が前記カウンタバランス機構の異常を検知した場合は、前記アクチュエータが駆動し、前記垂直軸固定体に対して前記垂直軸移動体を静止させることを特徴とする垂直直動装置。
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