JP2019534790A - 曲げ機械のためのバックゲージ及びバックゲージを位置決めする方法 - Google Patents

曲げ機械のためのバックゲージ及びバックゲージを位置決めする方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、曲げ機械のバックゲージ位置決めシステムのためのバックゲージ(15)に関する。バックゲージ(15)は、少なくとも1つのストップ面(17)が設けられているストップフィンガ片(18)と、バックゲージ位置決めシステム(14)との連結のために形成されたベースユニット(21)と、を有し、ストップフィンガ片(18)はリニアガイド(29)によってベースユニット(21)に連結され、ストップフィンガ片(18)は前方へ向かって推動される作業位置(28)と後退位置(30)との間でベースユニット(21)に対して移動可能であるバックゲージにおいて、ストップフィンガ片(18)及びベースユニット(21)は第1ばね要素(34)に連結され、第1ばね要素(34)によって、ストップフィンガ片(18)はストップフィンガ片の作業位置(28)へプリロードをかけられ、固定装置(41)が設けられ、この固定装置によって、ストップフィンガ片(18)は選択的に作業位置(28)でロック可能であるか、又は第1ばね要素(34)のばね力に抗してストップフィンガ片の後退位置(30)へ移動するように解放される。

Description

本発明は、曲げ機械のバックゲージ位置決めシステムのためのバックゲージ(突き当て)、並びにバックゲージを位置決めする方法に関する。
薄板曲げ機械のためのバックゲージは特許文献1から知られており、ストップフィンガ片がベースユニットに対して移動可能であることを開示する。ストップフィンガ片は固定ピンによってロックされることができ、固定ピンは、ガイドレールに設けられた、固定ピンと対応する孔内で動かすことができる。
特許文献1に基づき公知のバックゲージの欠点は、ストップフィンガ片の安全機能をアクティブ化させると、ストップフィンガ片の自動運転の利用が制限されることである。
バックゲージは特許文献2にから周知であり、所定の力を上回り、これにより磁気固定手段が解離されると、ストップフィンガ片をベースユニットに対して移動させることができることを開示する。
特許文献2に基づき公知のバックゲージの欠点は、安全機能の維持を保証するためには、磁気固定手段を解離するための所定の力を相応に小さく選択しなければならないことである。しかしながら、磁気固定手段の所要の薄い寸法設定により、薄板ワークピースのストップ時にも磁気固定手段が意図せずに解離されてしまうおそれがある。
独国特許第3739949(C1)号明細書 欧州特許出願公開第2915604(A1)号明細書
本発明の課題は、従来技術の欠点を克服すること、そしてバックゲージの完全な機能性が維持されたままの状態でバックゲージをより高い安全性をもって位置決めすることができる装置及び方法を提供することである。
この課題は、請求項に記載された装置及び方法によって解決される。
本発明によれば、曲げ機械のバックゲージ位置決めシステムのためのバックゲージが形成されている。バックゲージは、少なくとも1つのストップ面が形成されているストップフィンガ片と、バックゲージ位置決めシステムとの連結のために形成されたベースユニットとを有している。フィンガはリニアガイドによってベースユニットに連結されており、そしてストップフィンガ片は、前方へ向かって推動される作業位置と後退位置との間でベースユニットに対して移動可能である。フィンガ及びベースユニットは、リセット装置、特に第1ばね要素に連結されており、第1ばね要素によって、ストップフィンガ片がフィンガの作業位置へプリロードをかけられている。さらに、切り換え可能な固定装置が形成されており、固定装置によって、ストップフィンガ片は選択的に作業位置でロック可能であるか、又は特に第1ばね要素のばね力に抗してストップフィンガ片の後退位置へ移動するために解放されている。
バックゲージの本発明による構成の利点は、ストップフィンガ片が第1ばね要素によってその作業位置内でプリロードをかけられていることである。これにより、ストップフィンガ片がその作業位置からの移動後、この移動を生じさせた作用力が再び取り除かれるやいなや、この作業位置へ再び戻ることができるようになる。さらに、ストップフィンガ片は固定装置によって選択的にその作業位置にロックすることができ、或いは移動のために第1ばね要素のばね力に抗して解放することができる。特に、固定装置によってストップモードを実現することができる。このストップモードでは、ストップフィンガ片はその作業位置にロックされており、ひいては被曲げ薄板ワークピースのストップのために形成されている。固定装置が非アクティブ化されているときには、バックゲージはいわゆる安全モード又は移動モードに位置している。このモードでは、ストップフィンガ片はベースユニットに対して運動することができる。この場合には、第1ばね要素のばね力を克服するだけでよい。第1ばね要素のばね力は相応に小さく選択される。それというのも、バックゲージの移動運動時には、第1ばね要素のばね力に加えてストップフィンガ片の質量慣性も障害物に影響をもたらすからである。
さらに、固定装置が、保持部分、特に電磁石を有しており、保持部分内にアクティブ化エネルギーを付与することにより、ストップフィンガ片がベースユニットに対してロック可能であると有利であり得る。この場合の利点は、電磁石を自動曲げ機械内で容易にアクティブ化又は非アクティブ化し得ることである。さらに、電磁石のためのエネルギー源としての電流が各曲げ機械に存在している。機械的係止システムに対して、電磁石はさらに、摩耗を被り又は保守整備しなければならない機械的に移動可能な構成部分が形成されていないという利点を有する。これにより、電磁石はより高い耐用寿命を有することができる。
さらに、固定装置が、機械的に作用するロックユニットを有していてよい。機械的に作用するロックユニットによって、ストップフィンガ片をベースユニットに対してその位置に固定することができる。
第1実施例では、例えば、固定装置の機械的に作用するロックユニットが、ストップフィンガ片とベースユニットとを形状結合させるように形成されていてよい。このような形状係合結合は例えば形状要素によって達成することができる。形状要素はベースユニットに配置されており、そしてストップフィンガ片の対応切り欠き内に挿入される。
特に形状要素は楔面を有していてよい。これによりバックゲージユニットの位置決め精度を高めることができる。それというのも、ストップフィンガ片を楔面によって作業位置へ押し込むことができるからである。
或いは、形状要素は例えば嵌合ピンの形態を成して形成されていてもよい。このような種類の嵌合ピンは例えば円錐形状を有していてよく、これによりストップフィンガ片を正確に位置決めすることができる。
形状要素は多種多様に形成されたアクチュエータによってストップフィンガ片の切り欠き内へ挿入することができる。アクチュエータは例えば空気圧又は液圧シリンダ、電気的なリニア又は回転駆動装置、又は電磁石の形態を成して形成されていてよい。
別の変更形では、機械式ロックユニットは締め付け装置を有し、形状係合結合ではなく、摩擦結合が形成されてよい。
もちろん、形状係合結合を微小歯列によって形成することも考えられる。
さらに、第2ばね要素が形成されており、第2ばね要素が固定装置の介在下でストップフィンガ片及びベースユニットに連結されており、固定装置のロック時にはストップフィンガ片が第2ばね要素によってストップフィンガ片の作業位置に固定されていてよい。この場合の利点は、固定装置のロック時に、ストップフィンガ片がベースユニットに完全に堅く連結されているのではなく、ストップフィンガ片が第1ばね要素のばね力に加えて、第2ばね要素のばね力によってもその作業位置にプリロードをかけられていることである。これにより、過剰に大きい作用力が加えられると、両ばね要素の作用に抗してその作業位置から出るように移動させることができる。このことはバックゲージユニット全体の保護を可能にする。さらなる利点は、ストップフィンガ片に対する薄板のより激しいストップによってもたらされる力ピークが部分的にばねによって吸収されることである。第2ばね要素は、全ての種々の形式の固定装置において介在していてよい。
さらに、第2ばね要素が第1ばね要素よりも大きいばね剛性を有していてよく、且つ/又は、第2ばね要素が第1ばね要素よりも大きいプリロードを有していてよい。この場合の利点は、ストップフィンガ片が第1ばね要素によって僅かに力を加えるだけでその作業位置へプリロードをかけられていること、そして第2ばね要素を選択的に接続すると、ストップフィンガ片のその作業位置へかけられるプリロードを何倍も大きくすることができることである。
第1ばね要素のばね剛性は例えば0.01N/mm〜1N/mm、特に0.1N/mm〜0.5N/mm、好ましくは約0.2N/mmであってよい。さらに、第1ばね要素のプリロードは1N〜15N、特に3N〜10N、好ましくは約7Nであってよい。
第2ばね要素のばね剛性は例えば0.1N/mm〜30N/mm、特に1N/mm〜10N/mm、好ましくは約2N/mmであってよい。さらに、第1ばね要素のプリロードは20N〜600N、特に160N〜450N、好ましくは約250N〜300Nであってよい。
固定装置の保持部分がベースユニットに対して主移動調節方向で移動不能に、ベースユニットに受容されており、そして固定装置が、保持部分と協働する対向要素を有しており、対向要素がガイドロッドに配置されており、ガイドロッドが少なくとも第1支承顎に支承されており、対向要素がガイドロッドの端部領域に配置されており、第2ばね要素が第1支承顎に関して対向要素とは反対側でガイドロッドに配置されている特徴も有利である。
或いは、電磁石がベースユニットに対して移動不能にこのベースユニットに保持されており、そして固定装置が、電磁石と協働する対向要素を有し、この対向要素がガイドロッドに配置されており、ガイドロッドが第1支承顎と第2支承顎とに支承されており、第1支承顎と第2支承顎とは互いに所定の間隔を置いて配置されており、対向要素は、持ち式支承片に対応して第1支承顎のより近くで、両支承顎の外側に位置するガイドロッドの端部領域に配置されていてもよい。バックゲージのこのような構造によって、選択的にロック可能なストップフィンガ片の機能をできる限り効率的に発揮することができる。バックゲージの構造全体はできる限り単純に構成されている。
さらに、ガイドロッドと第1支承顎との間に僅かな角回転及び/又は半径方向移動が可能になるように、ガイドロッドが第1支承顎内で所定の支承遊びを有する状態で支承されていると目的にかなうことがある。
さらに、ガイドロッドが付加的に第2支承顎に支承されており、支承顎と第2支承顎とが互いに所定の間隔を置いて配置されていてよい。
さらなる一構成によれば、ガイドロッドに、第2ばね要素のためのストップ要素が形成されており、第2ばね要素が圧縮ばねとして形成され、第1支承顎とストップ要素との間でガイドロッドに保持されており、これにより、ストップ要素が第2ばね要素によって第1支承顎から遠ざけられており、そしてこれにより対向要素が第1支承顎へ向かってプリロードをかけられていることが可能である。このような手段によって、第2ばね要素はバックゲージ内にできる限り容易に位置決めすることができる。さらに、ストップフィンガ片はその作業位置へプリロードをかけられていてよい。
さらに、保持部分が電磁石として形成されており、対向要素が、電磁石と協働するディスクとして形成されており、ディスクの端面がガイドロッドに配置されており、電磁石及び対向要素が接触面で互いに当て付けられていてよい。この場合の利点は、このような結合が、極めて短い切換時間で切換可能であることである。
さらに、接触面を互いに平行に方向付けし得るように、電磁石及び/又は対向要素が継手支承体に保持されていてよい。この場合の利点は、このような手段によって、両接触面間の空隙を低減することができ、これにより磁石の保持力を増大させ得ることである。
1つの別の構成では、継手支承体は自在継手又は玉継手を含んでいてよい。この場合の利点は、このような継手支承体を容易に製造することができ、さらに継手支承体が高い耐久性を有することである。
さらに、バッファ要素が形成されており、バッファ要素が、後退位置への移動時にストップフィンガ片を減衰させるのに役立つと目的にかなうことがある。この場合の利点は、このような手段によってバックゲージが保護されることである。
さらに、リニアガイドはボール循環支承ガイドの形態を成して形成されていてよい。玉継手軸ガイドの利点は、このガイドが滑らかな走行性を有しており、ひいては第1ばね要素のばね力をできる限り小さく選択し得ることである。
さらに、リニアガイドがガイドキャリッジを有しており、ガイドキャリッジがストップフィンガ片に連結されてガイドレールを有しており、ガイドレールがベースユニットに連結されていてよい。
1つの特別な特徴によれば、ベースユニットが基底部を有しており、基底部がバックゲージ位置決めシステムに連結されて蓋部を有しており、蓋部は固定手段によって基底部に固定されている。このような手段によって、バックゲージを容易に組み立て、又は保守整備の場合には容易に分解することができる。
有利な別の構成に対応して、両支承顎は蓋部分に固定されていてよい。この場合の利点は、このような手段によって支承顎に容易にアクセスできることである。
特に、ガイドレールが蓋部分に固定されていると有利であり得る。
さらに、2つの第2ばね要素が互いに平行に配置されていてよい。このことがもたらす利点は、ストップフィンガ片のその作業位置へかけられるプリロードを高めることができ、個々の第2ばね要素が過大なばね剛性を有する必要がなく、両第2ばね要素のばね剛性が加算されることである。これにより、重量を削減することができる。
さらに、力センサが形成されており、力センサは作用力の量を検出するために形成されていてよい。このような手段により、ストップされるべき薄板ワークピースのストップ力を検出することができる。これにより、薄板ワークピースが予め定義されたストップ力でストップフィンガ片に当て付けられ、ひいては薄板ワークピースが正しく位置決めされると、これを機械操作者に信号伝達することができる。
第1支承顎をストップ面に、第2支承顎よりも近くで配置することができる特徴も有利である。
さらなる一構成によれば、ストップフィンガ片に、固定装置の状態を表示するための少なくとも1つの表示要素を配置することができる。この場合の利点は、表示要素によって、固定装置の状態を機械操作者に表示することができ、機械操作者はこれにより、曲げ機械が被曲げ薄板ワークピースをストップさせる準備ができているか否かを知らされる。
さらに、センサ要素が形成されており、センサ要素が、ストップフィンガ片とベースユニットとの相対運動及び/又は相対位置を検出するのに役立つと目的にかなうことがある。この場合の利点は、このような手段により、ストップフィンガ片のベースユニットに対する移動を検出することができ、そしてこれによりバックゲージの移動運動を適時に停止させ得ることである。
さらに、センサ要素は誘導センサの形態を成して形成されていてよい。特に、誘導センサは高い検出精度と短い検出時間とを有している。
本発明によれば、曲げ機械のバックゲージ位置決めシステムによってバックゲージを位置決めする方法が提供されている。この方法は、以下の工程、すなわち、
バックゲージの移動モードをセットし、移動モードでは固定装置はロックされておらず、そしてストップフィンガ片が解除装置、特に第1ばね要素によってストップフィンガ片の作業位置へプリロードをかけられており、
バックゲージの所定のストップ位置へ、バックゲージ位置決めシステムによってバックゲージを移動させ、
ストップフィンガ片を固定装置によってストップフィンガ片の作業位置にロックする、
工程を有している。
本発明による方法の利点は、バックゲージの位置決め時にいわゆる移動モード又は安全モードをセットすることができ、このモードでは、ストップフィンガ片はベースユニットに対して移動可能であることである。これにより、ストップフィンガ片は障害物、例えば機械操作者の手が触れた時にベースユニットに対して移動することにより、機械操作者を負傷させないようにすることができる。移動距離は、ストップフィンガ片が障害物に触れたことを検知したときに、バックゲージの移動運動をこのような移動距離内で停止させ得るように特に大きく選択される。
1つの特別な特徴によれば、バックゲージの移動モード中に、センサ要素によってストップフィンガ片とベースユニットとの相対運動及び/又は相対位置を監視し、そしてバックゲージの移動中にストップフィンガ片とベースユニットとの相対運動が検出されると、移動運動が突然に停止されることが可能である。この場合の利点は、ベースユニットに対するストップフィンガ片の所要移動距離をできる限り小さく保ち得ることである。
本発明をよりよく理解するために、下記の図面に基づいて本発明を詳述する。
図面はそれぞれ著しく単純化された概略図である。
曲げ機械の一実施例を示す斜視図である。 バックゲージの一実施例を斜め上から見た状態で示す斜視図である。 バックゲージの一実施例を斜め下から見た状態で示す斜視図である。 バックゲージをストップフィンガ片が作業位置に位置している状態で、第1断面内で示す断面図である。 バックゲージを、ストップフィンガ片が後退位置に位置し且つ固定装置がアクティブ化されていない状態で、第1断面内で示す断面図である。 バックゲージを、ストップフィンガ片が後退位置に位置し且つ固定装置がアクティブ化されている状態で、第1断面内で示す断面図である。 バックゲージを、ストップフィンガ片が後退位置に位置し且つ固定装置がアクティブ化されていない状態で、第2断面内で示す断面図である。 バックゲージの別の実施例を、ただ1つの第1支承顎を有する状態で示す斜視図である。 バックゲージの別の実施例を、ただ1つの第1支承顎と、玉継手を備えたガイドロッドとを有する状態で示す概略図である。 バックゲージの別の実施例を形状結合的に係合する保持要素を有する状態で示す概略断面図である。 バックゲージの別の実施例を、空気圧シリンダの形態を成す保持要素を有する状態で示す概略断面図である。
念のために述べるならば、種々異なるものとして記載される実施形態において、同一部分には同一参照符号又は同一構成部分符号を付す。説明全体に含まれる開示内容は、同一参照符号又は同一構成部分符号を有する同一部分に相応して転用することができる。また、説明において選択された位置に関する記述、例えば上、下、側方などは、直接に説明され図示された図面に関するものであり、そして位置が変化したときには、これらの位置に関する記述は相応して新しい位置に転用することができる。
ワークピース加工機械、及び曲げ機械又はプレスブレーキを用いてワークピース加工機械を運転する方法を実施例として以下に詳述する。ここで念のために述べておくが、以下の記述は、ワークピースを位置決めするためのストップフィンガ片を備えた自動制御式ストップ装置が使用される他のタイプのワークピース加工機械にももちろん転用することができ、又は、下記の説明から明らかになる教示内容を当業者が他のタイプのワークピース加工機械に適用することもできる。
図1には、曲げ機械2、特にプレスブレーキ3の形態を成すワークピース加工機械1の実施例が示されている。ワークピース加工機械1又はプレスブレーキ3は、ワークピース4を加工するため、特に曲げるために設けられている。プレスブレーキ3は設置面5に対して垂直に方向付けされた、定置のテーブルビーム6を有している。ワークピース4を加工するために、曲げ機械2又は図示のプレスブレーキ3はプレスビーム7を有している。ブレスビームは駆動手段8、例えば液圧シリンダ9によってテーブルビーム6に対して鉛直方向に移動調節可能又は移動可能である。
ワークピース4の加工又は変形は、図1に示された実施例に基づくプレスブレーキ3では下側曲げ工具10と上側曲げ工具11とによって実施される。下側曲げ工具10、例えばいわゆる曲げダイは、テーブルビーム6の下側工具保持部12内に配置されていてよい。上側曲げ工具11又はいわゆる曲げパンチはプレスビーム7の上側工具保持部13内に配置されていてよい。
通常、曲げ工具10,11は工具保持部12,13内に交換可能に配置又は保持されているので、1つのワークピース4のその都度の加工又は変形のためにその都度適した曲げ工具10,11を選択又は使用することができる。もちろん、その都度複数の下側曲げ工具10及び上側曲げ工具11を折り曲げプレス3の運転中に工具保持部内に配置することも可能であり、これにより例えば1つのワークピース4における連続する変形又は曲げ作業中に、種々異なる曲げ動作を実施することもできる。見やすさの理由から、図1に基づく実施例では、それぞれただ1つの下側曲げ工具10及び上側曲げ工具11が示されている。
図1に実施例として示されたプレスブレーキ3の場合、さらに、ワークピース4を位置決めするための少なくとも1つのバックゲージ15を備えた少なくとも1つの自動制御式バックゲージ位置決めシステム14が示されている。バックゲージ15は概略的に示されているにすぎず、そしてさらなる図面においてより正確に記載され又は示されている。
図示の実施例の場合、それぞれ1つのバックゲージ15を備えた2つのバックゲージ位置決めシステム14が一例として示されている。
図1に示されたバックゲージ位置決めシステム14又はバックゲージ15は、曲げ機械2のテーブルビーム6の後ろ側の自由空間内に配置されている。バックゲージ(突き当て)15はそれぞれワークピース4を位置決めするために設けられたストップ位置16内へ移動調節又は移動することができる。バックゲージ15がストップ位置16へ移動調節されると、被加工ワークピース4を、プレス空間から離れた前側から、又はワークピース加工機械1のワークピース供給側から、バックゲージ15のストップフィンガ片18のストップ面17に当て付けることができる。これにより、ワークピース4は両曲げ工具10,11間の所望の位置に位置決めすることができ、これにより、所望の位置で曲げ動作を実施することができる。
図1に例示されたストップフィンガ片18はただ1つのストップ面17を有している。基本的にはストップフィンガ片18の実施変更形は2つ以上のストップ面17、並びに付加的にワークピース4のための当て付け面を有することができる。
図1に示されたバックゲージ位置決めシステム14又はバックゲージ15は、通常、詳細には示されていない駆動装置によって移動調節又は移動される。駆動装置は例えばガイド軌道、並びにアクチュエータ、例えば電動モータ、特にサーボモータを有することができ、自動的に駆動される。
バックゲージ位置決めシステム14又はバックゲージ15の移動運動又は移動調節運動を制御するために、制御装置19が設けられていてよい。図1に暗示されているように、制御装置19は複数の構成部分、例えば複数のプロセッサ又は計算機構成部分、制御命令を入力するための入力手段、情報を表示するための出力手段などを有することができる。さらに、制御装置19はさらなる制御構成部分に接続されており、例えば、モバイル入出力手段にネットワークを介して、又はインターネットを介して接続されている。
曲げ機械2の場合、少なくとも1つの主移動調節方向20に沿ったバックゲージ15の移動調節又は自動的な移動が提供されてよい。さらに、バックゲージ15は曲げ機械2の長手方向に、又はその高さに関して自動的に移動調節することもできる。
基本的には、バックゲージ位置決めシステム14又はバックゲージ15の自動制御式の移動運動時又は移動調節運動時には、ストップフィンガ片18と他の物体、例えば操作者の手との衝突のおそれが存在する。従って、バックゲージ15はさらなる図面においてより詳細に記載されるように、安全機能を備えることにより、操作者を保護する。
図2及び3において、バックゲージ15は斜め上から、又は斜め下から斜視図で示されている。図4〜6には、バックゲージ15は第1平面内において断面で示されており、バックゲージ15の種々の位置が示されている。図7及び8には、バックゲージ15は別の断面で示されている。
同じ部材に対しては、それぞれ前述の図面に使用されたものと同じ符号又は構成部材符号が使用される。不要の繰り返しを避けるために、その都度前述の図面における詳細な説明が参照され、又は引用される。以下の説明は図2〜8に示されたものに基づく。
バックゲージ15はストップフィンガ片18とベースユニット21とを有している。ストップフィンガ片18は主移動調節方向20でベースユニット21に対して移動可能にこのベースユニット21に保持されている。ベースユニット21は連結装置22を有している。連結装置によって、バックゲージ15はバックゲージ位置決めシステム14に固定されている。
図2及び3から明らかなように、ベースユニット21は基底部23を有していてよい。基底部には蓋部24が配置されている。連結装置22は好ましくはベースユニット21の基底部23に配置されている。蓋部24は固定手段25、特にねじによって、ベースユニット21の基底部23に配置されていてよい。
図2及び3からさらに明らかなように、ストップフィンガ片18が交換可能なフィンガ先端部26を有していてよい。フィンガ先端部にはストップ面17が形成されている。ストップ面17は好ましくは主移動調節方向に対して直角を成して配置されている。さらに、多様な切り欠き27が形成されていてよい。これらの切り欠きもストップ面17を有している。
図4〜6には、バックゲージユニット15が種々の位置で示されている。3つ全ての図4〜6には、同じ断面による断面図が選択されている。断面図にはさらに、バックゲージ15の機能をよりよく示し説明することができるように、蓋部24が分解図で示されている。下記の説明は図4〜6の概要に基づいている。
図4に示されているものにおいて、ストップフィンガ片18はその前方推動された作業位置28に位置している。この作業位置は基本位置と呼ぶこともできる。図4から明らかなように、リニアガイド29が形成されている。このリニアガイドによってストップフィンガ片18はベースユニット21に移動可能に保持されている。リニアガイド29によって、ストップフィンガ片18は前方へ向かって推動された作業位置28と、後方へ向かって推動された後退位置30との間で移動可能である。リニアガイド29は、ストップフィンガ片18がベースユニット21に対して主移動調節方向20に作業位置28と後退位置30との間で移動可能であるように形成されている。
リニアガイド29はガイドキャリッジ31を有していると有利である。このガイドキャリッジは主移動調節方向20に移動可能にガイドレール32に保持されている。
ガイドキャリッジ31はボール循環支承体によってガイドレール32に支承されていてよい。
これに加えて、ガイドキャリッジ31とガイドレール32との間には滑り支承体、例えばタブテールガイドが形成されることも考えられる。
図4からさらに明らかなように、2つのガイドキャリッジ31が設けられていて、互いに所定の間隔33を置いて配置されていてよい。2つのガイドキャリッジ31の形成がもたらす利点は、ストップフィンガ片18をより高い力、とくにより高い曲げ荷重で負荷することができることである。
さらに、第1ばね要素34が設けられており、この第1ばね要素によってストップフィンガ片18がその作業位置28へプリロードをかけられている。第1ばね要素34は特に圧縮ばねとして形成されており、そしてストップフィンガ片18の端面35とベースユニット21の端面36との間に配置されている。第1ばね要素34の代わりに、別の解除装置、例えば空気圧シリンダ、ガススプリング、電気的な線形駆動装置、及びこれに類するものが設けられていてもよい。
さらに、ガイドピン37が形成されており、このガイドピンには第1ばね要素34が保持されていてもよい。ガイドピン37は堅くストップフィンガ片18に連結されていてよく、又はストップフィンガ片18に保持されていてよい。さらに、ベースユニット21にストップストリップ38が形成されており、このストップストリップに第1ばね要素34を当て付けるための端面36が形成されていてもよい。
ストップストリップ38には、貫通ガイド39が形成されていてよい。貫通ガイドを通ってガイドピン37が貫通案内されている。ストップストリップ38の、第1ばね要素34とは反対側には、ガイドピン37に固定リング40、特に軸線方向固定リングが配置されていてよい。固定リング40によって、ストップフィンガ片18をその作業位置28に保持することができる。ストップフィンガ片18の作業位置28では、固定リング40はストップストリップ38に当て付けられている。
さらに固定装置41が形成されている。この固定装置41によって、ストップフィンガ片18はその作業位置28に固定することができる。固定装置41は保持部分42aを有している。保持部分は対向要素43と協働する。この実施例では、保持部分42aは、電磁石42bの形態を成して形成されていてよい。
特に、電磁石42bは磁石ホルダ44に保持されていてよい。磁石ホルダ44は固定手段45、特にねじによって、ベースユニット21の蓋部24に連結されていてよい。換言すれば、電磁石42bはベースユニット21に堅く又は移動不能に保持されていてよい。
対向要素43はこれに対してストップフィンガ片18に運動連結されている。特に、対向要素43は磁石の形態を成して形成されており、この磁石は電磁石42bと協働してよい。
さらに、対向要素43はガイドロッド46に保持されていてよい。ガイドロッド46は第1支承顎47及び第2支承顎48に主移動調節方向20で移動可能に保持されている。第1支承顎47と第2支承顎48とは互いに所定の間隔49を置いて配置され、そしてストップフィンガ片18に固定されている。
対向要素43は、ガイドロッド46の端部領域50に配置されていると有利である。ガイドロッド46の端部領域50は、第1支承顎47に対して自由に突出している。
さらに、ガイドロッド46には第1支承顎47と第2支承顎48との間で、第2ばね要素51が配置されていてよい。第2ばね要素51は特に圧縮ばねとして形成されていてよく、第1支承顎47に、そしてガイドロッド46に配置されたストップ要素52に当て付けられていてよい。第2ばね要素51のばね力によって、第1支承顎47と第2支承顎48との間に配置されたストップ要素52は、第2支承顎48へ向かって押圧される。これにより、対向要素43も、第2支承顎48又は第1支承顎47へ向かって押圧される。換言すれば、第2ばね要素51によって、固定手段53によりストップフィンガ片18に連結された第1支承顎47も第2支承顎48も対向要素43へ向かって押圧される。
電磁石42bが電流を供給され、又はその磁石作用が発生し、対向要素43が電磁石42bに付着すると、ストップフィンガ片18は、第2ばね要素51の力によって、そして第1ばね要素34の力によって作業位置28へプリロードをかけられ、又は作業位置28へ押し込まれる。
ワークピース4によって付与された作用力54がストップ面17に作用し、電磁石42bがアクティブ化されると、第2ばね要素51及び第1ばね要素34は作用力54に抗する。両ばね要素のばね力が作用力54よりも小さいと、ストップフィンガ片18は、これに配置された両支承顎47,48と一緒に後退位置30へ向かって押圧され、又はガイドロッド46に対して移動される。それというのも、対向要素43が電磁石42bに付着しているからである。
このように移動された位置は図6に示されている。このような移動は、作用力54が最大許容作用力よりも大きい場合、つまりこれによりバックゲージ15が損傷されてしまうような作用力の場合に生じる。第2ばね要素51の力に抗してストップフィンガ片18を移動させることができることにより、大きいワークピース4のストップ時に衝撃により発生する力ピークを吸収することができる。
さらに、バッファ要素55が形成されていてよい。このバッファ要素はストップフィンガ片18とストップストリップ38との間に配置されており、衝撃を減衰するために形成されている。
電磁石42bが非アクティブ化されると、対向要素43は電磁石42bに付着せず、又は第2ばね要素51がストップフィンガ片18の移動にもはや抗することはなく、このような状態において例えば機械操作者の手による作用力が第1ばね要素34の小さなばね力よりも大きいと、図5に示されているように、ストップフィンガ片18をベースユニット21に対して移動させることができる。
作用力54が再び取り除かれると、ストップフィンガ片18は第1ばね要素34のばね力によってその作業位置28へ再び移動する。作業位置28と後退位置30との間のストップフィンガ片18の移動距離56は大きく選択され、これにより、主移動調節方向20におけるバックゲージ15の所定の移動速度で、ストップフィンガ片18が障害物に衝突したときに、最大許容加速度を有するバックゲージ位置決めシステム14を制動するのに充分な移動距離が残るようになっていることが好ましい。
さらに、バックゲージ15にはセンサ要素57が配置されていてよい。センサ要素によって、ストップフィンガ片18とベースユニット21との相対運動、又はストップフィンガ片18とベースユニット21との相対位置を検出することができる。センサ要素57によって、物体との衝突を制御装置19に信号伝達することができる。
図7から明らかなように、リニアガイド29のガイドレール32は、ベースユニット21の蓋部24に連結されている。
図8から明らかなように、バックゲージ15内に2つの第2ばね要素51が形成されていてよい。
さらに、ガイドロッド46の第2端部領域58とストップフィンガ片18の後壁59との間には力センサ60が配置されていてよい。この力センサは、第2ばね要素51のプリロード力を検出するように形成されている。電磁石42bがアクティブ化され、そして対向要素43が電磁石42bに付着すると、力センサ60で測定される力は、第2ばね要素51の力から、第1ばね要素34の力の分だけ低減された作用力54を差し引いたものとなる。
作用力54が第1ばね要素34及び第2ばね要素51のばね力と同じであると、力センサ60ではゼロの値を有する力が測定される。作用力54がさらに高められると、ガイドロッド46が力センサ60から完全に持ち上がり、そして力センサ60ではなおも力はゼロと測定される。
ストップフィンガ片18に、特にストップ面17に、表示要素61が形成されていてよい。この表示要素によって、固定装置41のアクティブ化を表示することができる。表示要素61は例えばLED表示の形態を成して形成されていてよい。さらに、力センサ60によって作用力54が検出され、作用力54が予め規定された力範囲内に達すると、このことも表示要素61に表示されてよい。
特に薄い又は特に大きいワークピース4を曲げるための特別の曲げモードでは、バックゲージ15がワークピース4を取りに行くように形成されていてよい。このことは特に、ワークピース4を挿入するために、バックゲージ15がテーブルビーム6へ向かってできるだけ前に移動されることにより実現することができる。続いて、ワークピース4はバックゲージ15に当て付けられ、そしてストップ面17に押し付けられる。力センサによって、ストップ面17に対する作用力54が検出され、そして続いてバックゲージ15はテーブルビーム6から離れてそのストップ位置16へ移動される。ワークピース4は常にバックゲージ15に当て付けられており、これによりワークピース4の過剰な曲げが抑制される。
図8は、バックゲージ15のさらなる可能な構造を概略図で示している。同じ部材に対しては、前述の図1〜7に使用されたものと同じ符号又は構成部材符号が使用される。不要の繰り返しを避けるために、前述の図1〜7における詳細な説明が参照され、又は引用される。
図8から明らかなように、バックゲージ15のベースユニット21にはガイドレール32が設けられていてよく、そしてガイドキャリッジ31によって、ストップフィンガ片18はベースユニット21に対して移動可能にこのベースユニットに保持されていてよい。さらに、第1ばね要素34が概略的に示されている。第1ばね要素によってストップフィンガ片18はその作業位置28へプリロードをかけられている。さらに、第1支承顎47はストップフィンガ片18に連結されており、このストップフィンガ片と一緒に移動可能である。第1支承顎47内にはガイドロッド46が保持されている。ガイドロッドは第1支承顎47に対して移動可能である。
ガイドロッド46の端区分には、ストップ要素52が形成されている。第2ばね要素51は、第1支承顎47とストップ要素52との間に保持され、又はプリロードをかけられている。第2ばね要素51によって、ストップ要素52は第1支承顎47から離れる方向に押圧される。第1支承顎47の、ストップ要素52とは反対側で、対向要素43はガイドロッド46に連結されている。対向要素43は、ベースユニット21に連結された電磁石42bと協働する。
図8から判るように、バックゲージ15の固定された状態において、電磁石42bの接触面62が、対向要素43の接触面63と協働する。両接触面62,63ができる限り密接にストップするようにするために、対向要素43は継手支承体64を介してガイドロッド46に連結されていてよい。これにより、両接触面62,63を互いに平行に方向付けすることができる。図8から明らかなように、継手支承体64は自在継手の形態を成して形成されていてよい。
このように形成された自在継手又は継手支承体64はもちろん対向要素43を保持するためだけに使用されるのではなく、継手支承体64は電磁石42bを保持するように形成され、電磁石42bとベースユニット21との間に配置されていてもよい。しかしながらバックゲージ15のこのような構成は、別個に示されてはいない。
図9は、バックゲージ15のさらなる実施例を示す概略図である。ここでもやはり同じ部材に対しては、それぞれ前述の図1〜8に使用されたものと同じ符号又は構成部材符号が使用される。不要の繰り返しを避けるために、先行の図1〜8における詳細な説明が参照され、又は引用される。
図9から明らかなように、対向要素43はガイドロッド46に堅く連結されていてよく、そして完全な状態のガイドロッド46が対向要素43と一緒に僅かに旋回可能に第1支承顎47内に保持されていてよい。このために、第1支承顎47とガイドロッド46との間の支承個所は遊び(自由)支承体の形態を成して構成されているので、僅かな角旋回又は僅かな半径方向移動を、ガイドロッド46と第1支承顎47との間で保証することができる。ジョイント支承体46を対向要素43と第1支承顎47との間でセンタリングするために、ジョイント支承体64は球状頭部の形態を成して形成されている。これにより、対向要素43の接触面63を電磁石42bの接触面62に適合させることができる。
固定装置41がアクティブ化されると、対向要素43は電磁石42bに固定され、そして第1支承顎47はストップフィンガ片18と一緒にガイドロッド46に対して移動され、これにより、第2ばね要素51は押し合わされる。
ストップ面17に加えられる作用力50を検出するために、さらに電磁石42bとベースユニット21との間に力センサ60が引張力測定ユニットの形態を成して形成されていてよい。
図10はバックゲージユニット15のさらなる実施例を示している。ここでもやはり同じ部材に対しては、前述の図1〜9に使用されたものと同じ符号又は構成部材符号が使用される。不要の繰り返しを避けるために、先行の図1〜9における詳細な説明が参照され、又は引用される。
図10から明らかなように、さらに、固定装置41はガイドロッド46を形状結合によってロックするように形成されていてよい。特に、ガイドロッド46内には凹部65が配置されていてよい。この凹部と形状要素66とが協働する。形状要素66は、凹部65内へ挿入されるように形成されている。形状要素66は固定方向67で凹部65内に挿入される。これにより、ガイドロッド46はロックされる。
ベースユニット21に端部ストッパが形成され、ストップフィンガ片18が第1ばね要素34によってこの端部ストッパに押し付けられることにより、ストップフィンガ片18はその作業位置28に位置決めされている。
形状要素66が楔面68を有していると目的にかなうことがある。これにより、ガイドロッド46をストップフィンガ片18の作業位置28にロックし得ることを保証することができる。
図10に概略的に示されているように、調整装置69が形成されている。この調整装置によって、形状要素66は固定方向67に移動可能である。この固定方向67は主移動調節方向20に対して横方向に形成されている。調整装置69も電磁石42bを有することができる。この電磁石によって形状要素66を凹部65内へ挿入することができる。特に、形状要素66はガイドロッドに保持されていてよく、ガイドロッドは移動可能に電磁石42b内で支承されている。さらに、ばね要素が形成されていてよい。このばね要素によって電磁石42bの解離時に、形状要素66を凹部65との係合状態から外すことができる。さらに、力センサ60は保持部分42aに連結されていてよく、これにより作用力54を割り出すことができる。
図11には、バックゲージ15の別の実施変更形が再び示されている。ここでもやはり同じ部材に対しては、前述の図1〜10に使用されたものと同じ符号又は構成部材符号が使用される。不要の繰り返しを避けるために、先行の図1〜10における詳細な説明が参照され、又は引用される。
図11から明らかなように、固定装置41の保持部分42aは空気圧シリンダの形態を成して形成されていてよい。空気圧シリンダは圧着ヘッド70を有している。圧着ヘッドは、ストップフィンガ片18の圧着突起71と協働する。圧着ヘッド70によって、ストップフィンガ片18を端部ストッパに押し付けることができ、そしてこれによりストップフィンガ片18に対してその作業位置28でプリロードをかけることができる。特に、力センサ60は、ストップフィンガ片18が圧着される端部ストッパとして形成されていてよい。これにより、作用力54を検出することができる。
さらに、バッファ要素72が形成されていてよい。バッファ要素は力センサ60と並んで配置されていてよく、力センサ60を過剰の衝突負荷から保護する。バッファ要素72は例えば、液圧式衝撃ダンパの形態を成して形成されていてよい。
空気圧シリンダが走出され、駆動ヘッド70がストップフィンガ片18に圧着されると、空気圧シリンダ自体は第2ばね要素51として作用することができる。それというのも、空気圧シリンダ内で作用する空気は圧縮可能であるからである。従って空気圧シリンダ内の圧力を予め設定することによって、第2ばね51のばね力を設定することができる。
固定装置41を非アクティブ化するために、空気圧シリンダはその後退位置へ走入され、ひいてはストップフィンガ片18は主移動調節方向20で運動するために解放され、第1ばね要素34の僅かなばね力だけによってストップフィンガ片18は作業位置28へプリロードをかけられる。
これらの実施例は、考えられ得る実施変更形を示す。ここで念のため述べておくと、本発明は具体的に示された実施変更形に限定されることはなく、むしろ個々の実施変更形の種々の組み合わせも可能であり、そしてこのような変更は、この技術分野の当業者の能力範囲内で、当該発明による技術的行為のための教示内容に基づいて可能である。
保護範囲は請求項によって規定される。しかしながら、明細書及び図面は請求項を解釈するために利用することができる。図示され説明された種々異なる実施例の個々の特徴又は特徴の組み合わせは、それ自体独立した、本発明の解決手段であり得る。本発明の独立した解決手段の根底を成す課題は、明細書から明らかである。
当該記述における値の範囲に関する全ての数値は、これらの任意の、及び全ての部分範囲を含むことを意味する。例えば、数値1〜10は、下限値1及び上限値10から出発する全ての部分範囲が一緒に含まれる、すなわち、全ての部分範囲が下限値1以上で始まり、そして上限値10以下で終わる、例えば1〜1.7、又は3.2〜8.1、又は5.5〜10であることを意味する。
なお最後に形式的なことであるが、構造をより良く理解するために、要素は部分的に一定の尺度でなく、且つ/又は拡大し、且つ/又は縮小して示したことを指摘しておく。
1 ワークピース加工機械
2 曲げ機械
3 プレスブレーキ
4 ワークピース
5 設置面
6 テーブルビーム
7 プレスビーム
8 駆動手段
9 液圧シリンダ
10 下側曲げ工具
11 上側曲げ工具
12 下側工具保持部
13 上側工具保持部
14 バックゲージ位置決めシステム
15 バックゲージ
16 ストップ位置
17 ストップ面
18 ストップフィンガ片
19 制御装置
20 主移動調節方向
21 ベースユニット
22 連結装置
23 ベースユニットの基底部
24 ベースユニットの蓋部
25 蓋部の固定手段
26 フィンガ先端部
27 切り欠き
28 作業位置
29 リニアガイド
30 後退位置
31 ガイドキャリッジ
32 ガイドレール
33 ガイドキャリッジの間隔
34 第1ばね要素
35 ストップフィンガ片の端面
36 ベースユニットの端面
37 ガイドピン
38 ストップストリップ
39 貫通ガイド
40 固定リング
41 固定装置
42a 保持部分
42b 電磁石
43 対向要素
44 磁石ホルダ
45 固定手段
46 ガイドロッド
47 第1の支承顎
48 第2の支承顎
49 (複数の)支承顎の間隔
50 ガイドロッドの端部領域
51 第2ばね要素
52 ストップ要素
53 固定手段
54 作用力
55 バッファ要素
56 移動距離
57 センサ要素
58 ガイドロッドの第2端部領域
59 ストップフィンガ片の後壁
60 力センサ
61 表示要素
62 電磁石の接触面
63 対向要素の接触面
64 継手支承体
65 凹部
66 形状要素
67 固定方向
68 楔面
69 調整装置
70 圧着ヘッド
71 圧着突起
72 バッファ要素

Claims (22)

  1. 曲げ機械(2)のバックゲージ位置決めシステム(14)のためのバックゲージ(15)であって、
    少なくとも1つのストップ面(17)が形成されているストップフィンガ片(18)と、前記バックゲージ位置決めシステム(14)との連結のために形成されたベースユニット(21)と、を有し、
    前記ストップフィンガ片(18)は、リニアガイド(29)によって前記ベースユニット(21)に連結され、かつ、前方へ向かって推動される作業位置(28)と後退位置(30)との間で前記ベースユニット(21)に対して移動可能であるバックゲージ(15)おいて、
    前記ストップフィンガ片(18)及び前記ベースユニット(21)は、解除装置、特に第1ばね要素(34)に連結され、該第1ばね要素(34)によって前記ストップフィンガ片(18)は該ストップフィンガ片の作業位置(28)へプリロードをかけられており、切り換え可能な固定装置(41)が設けられ、該固定装置によって、前記ストップフィンガ片(18)が選択的に前記作業位置(28)でロック可能であるか、又は特に前記第1ばね要素(34)のばね力に抗して前記ストップフィンガ片の後退位置(30)へ移動するために解放されることを特徴とするバックゲージ。
  2. 前記固定装置(41)は、保持部分(42a)、特に電磁石(42b)を有し、該保持部分(42a)内にアクティブ化エネルギーを付与することにより、前記ストップフィンガ片(18)は前記ベースユニット(21)に対してロック可能であることを特徴とする、請求項1に記載のバックゲージ。
  3. 前記固定装置(41)は機械的に作用するロックユニットを有していることを特徴とする、請求項1に記載のバックゲージ。
  4. 前記固定装置(41)の、前記機械的に作用するロックユニットは、前記ストップフィンガ片(18)と前記ベースユニット(21)とを形状係合結合させるように設けられていることを特徴とする、請求項3に記載のバックゲージ。
  5. 第2ばね要素(51)が設けられ、該第2ばね要素は前記固定装置(41)の介在下で前記ストップフィンガ片(18)及び前記ベースユニット(21)に連結され、前記固定装置(41)のロック時には前記ストップフィンガ片(18)は前記第2ばね要素(51)によって前記ストップフィンガ片の作業位置(28)に固定されることを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載のバックゲージ。
  6. 前記第2ばね要素(51)は前記第1ばね要素(34)よりも大きいばね剛性を有していること、及び/又は、前記第2ばね要素(51)は前記第1ばね要素(34)よりも大きいプリロードを有していることを特徴とする、請求項5に記載のバックゲージ。
  7. 前記固定装置(41)の保持部分(42a)は、前記ベースユニット(21)に対して主移動調節方向(20)で移動不能に、前記ベースユニットに保持され、前記固定装置(41)は前記保持部分(42a)と協働する対向要素(43)を有し、該対向要素はガイドロッド(46)に配置され、該ガイドロッド(46)は少なくとも第1支承顎(47)に支承され、前記対向要素(43)は前記ガイドロッド(46)の端部領域(50)に配置され、第2ばね要素(51)は前記第1支承顎(47)に関して前記対向要素(43)とは反対側で前記ガイドロッドに配置されていることを特徴とする、請求項2〜6の何れか一項に記載のバックゲージ。
  8. 前記ガイドロッド(46)は前記第1支承顎(47)内で所定の支承遊びを有する状態で支承され、前記ガイドロッド(46)と前記第1支承顎(47)との間に僅かな角回転及び/又は半径方向移動が可能になることを特徴とする、請求項7に記載のバックゲージ。
  9. ガイドロッド(46)が付加的に第2支承顎(48)に支承され、第1支承顎(47)と前記第2支承顎(48)とは互いに所定の間隔(49)を置いて配置されていることを特徴とする、請求項2〜8の何れか一項に記載のバックゲージ。
  10. 第2ばね要素(51)のためのストップ要素(52)は前記ガイドロッド(46)に設けられ、前記第2ばね要素(51)は、圧縮ばねとして設けられ、かつ、前記第1支承顎(47)と前記ストップ要素(52)との間で前記ガイドロッド(46)に保持され、これにより、前記ストップ要素(52)は前記第2ばね要素(51)によって前記第1支承顎(47)から遠ざけられ、対向要素(43)が前記第1支承顎(47)へ向かってプリロードをかけられることを特徴とする、請求項8又は9に記載のバックゲージ。
  11. 保持部分(42a)は電磁石(42b)として設けられ、対向要素(43)は前記電磁石(42b)と協働するディスクとして設けられ、該ディスクは該ディスクの端面でガイドロッド(46)に配置され、前記電磁石(42b)及び対向要素(43)は接触面(62,63)で互いに当接することを特徴とする、請求項2〜10の何れか一項に記載のバックゲージ。
  12. 前記電磁石(42b)及び/又は前記対向要素(43)が継手支承体(64)に保持され、前記接触面(62,63)は互いに平行に方向付けされることを特徴とする、請求項11に記載のバックゲージ。
  13. 前記継手支承体(64)は自在継手又は玉継手を含むことを特徴とする、請求項12に記載のバックゲージ。
  14. バッファ要素(55)が設けられ、該バッファ要素(55)は後退位置(30)への移動時に前記ストップフィンガ片(18)を減衰するのに役立つことを特徴とする、請求項1〜13の何れか一項に記載のバックゲージ。
  15. 前記リニアガイド(29)はボール循環支承ガイドの形態を成して設けられていることを特徴とする、請求項1〜14の何れか一項に記載のバックゲージ。
  16. 前記リニアガイド(29)はガイドキャリッジ(31)を有し、該ガイドキャリッジ(31)は前記ストップフィンガ片(18)に連結されたガイドレール(32)を有し、該ガイドレールは前記ベースユニット(21)に連結されていることを特徴とする、請求項1〜15の何れか一項に記載のバックゲージ。
  17. 力センサ(60)が設けられ、該力センサは作用力(54)の大きさを検出することを特徴とする、請求項1〜16の何れか一項に記載のバックゲージ。
  18. 前記固定装置(41)の状態を表示するための少なくとも1つの表示要素(61)は前記ストップフィンガ片(18)に配置されていることを特徴とする、請求項1〜17の何れか一項に記載のバックゲージ。
  19. センサ要素(57)が設けられ、該センサ要素(57)は、前記ストップフィンガ片(18)と前記ベースユニット(21)との相対運動及び/又は相対位置を検出するのに役立つことを特徴とする、請求項1〜18の何れか一項に記載のバックゲージ。
  20. 前記センサ要素(57)は誘導センサの形態を成していることを特徴とする、請求項19に記載のバックゲージ。
  21. 曲げ機械(2)のバックゲージ位置決めシステム(14)によって請求項1〜20の何れか一項に記載のバックゲージ(15)を位置決めする方法において、
    前記方法は、以下のステップ、すなわち、
    前記バックゲージ(15)の移動モードをセットするステップであって、前記移動モードでは前記固定装置(41)はロックされておらず、前記ストップフィンガ片(18)は解除装置、特に第1ばね要素(34)によって前記ストップフィンガ片の作業位置(28)へプリロードをかけられる、ステップと、
    前記バックゲージ(15)を前記バックゲージ位置決めシステム(14)によっての所定のストップ位置(16)へ移動させるステップと、
    前記ストップフィンガ片(18)を前記固定装置(41)によって前記ストップフィンガ片(18)の作業位置(28)にロックするステップと、
    を有していることを特徴とするバックゲージ(15)を位置決めする方法。
  22. 前記ストップフィンガ片(18)と前記ベースユニット(21)との相対運動及び/又は相対位置は、前記バックゲージ(15)の移動モード中に、センサ要素(57)によって監視され、前記バックゲージ(15)の移動中に前記ストップフィンガ片(18)と前記ベースユニット(21)との相対運動が検出されると、前記移動が突然に停止される、ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
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