JPH0553723U - プレスブレーキの安全装置 - Google Patents

プレスブレーキの安全装置

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JPH0553723U
JPH0553723U JP11084491U JP11084491U JPH0553723U JP H0553723 U JPH0553723 U JP H0553723U JP 11084491 U JP11084491 U JP 11084491U JP 11084491 U JP11084491 U JP 11084491U JP H0553723 U JPH0553723 U JP H0553723U
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JP
Japan
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backstop
mold
press brake
detector
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP11084491U
Other languages
English (en)
Inventor
研 坂出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP11084491U priority Critical patent/JPH0553723U/ja
Publication of JPH0553723U publication Critical patent/JPH0553723U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 NC装置により移動制御されるバックストッ
プが金型などと衝突するのを防止することにある。 【構成】 曲げ加工すべきワーク4の先端を、NC装置
により移動制御されるバックストップ5に当接して折曲
げ位置を位置決めするようにしたプレスブレーキにおい
て、上記バックストップ5の先端に、衝突を検出する検
出器15を設けて、この検出器15からの信号によりバ
ックストップを移動するモータ11を停止させるように
したもので、バックストップ5が金型などと衝突する前
に停止されるので、バックストップ5や金型などの破損
が未然に防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はバックストップが金型と衝突するのを防止したプレスブレーキの安 全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来板状のワークを折曲げ加工するプレスブレーキには、ワークの先端を突き 当てることによりワークの折曲げ位置を位置決めできるバックストップが設けら れている。 上記バックストップは、NC装置により移動が制御されるようになっていて、 予め加工するワークのデータをNC装置へ入力しておくことにより、自動的にワ ークの位置決めを行う位置へ移動されるようになっている。 またNC装置に予め金型データなどを入力しておくと、バックストップの先端 が金型へ接近した場合自動的に減速して、バックストップが金型と衝突するのを 防止する安全対策もとられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記従来のように使用する金型などを予めNC装置へ入力する方法では 、制御装置が高価になると共に、金型が変る毎にデータを入力しなければならな いため操作が煩雑である不具合がある。 また脚長の短いワークなどを曲げ加工する場合、作業者が金型とバックストッ プの間に指を挾まれて怪我をするなどの不具合もあった。 この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもので、ワークの位置決めを 行うバックストップが金型と衝突するのを防止するプレスブレーキの安全装置を 簡単な構成で安価に提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために、曲げ加工すべきワークの先端を、適宜 駆動源により移動されるバックストップに当接して折曲げ位置を位置決めするよ うにしたプレスブレーキにおいて、上記バックストップの先端に、衝突を検出す る検出器を設けて、この検出器からの信号によりバックストップを移動するモー タを停止させるようにしたものである。
【0005】
【作 用】
上記構成によりバックストップが金型などと衝突する前に停止されるため、バ ックストップや金型などの破損が防止できると共に、金型データなどを入力する 必要がないので制御装置も簡単なものでよく、安価に提供することができる。
【0006】
【実 施 例】
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。 図において1はプレスブレーキの本体で、テーブル1a上に設けられた下型2 と、その上方に上下動自在に設けられた可動ビーム1bに取付けられた上型3の 間で板状のワーク4が折曲げ加工できるようになっている。 5は上記本体1の後方に設けられたバックストップで、前後方向に移動自在な キャリヤ6に一対の昇降杆7が昇降自在に設けらていて、これら昇降杆7の上端 間に横架された横杆8に例えば2個取付けられている。 上記各バックストップ5はハンドル10を回転することにより高さが、そして 横杆8に沿って移動することにより間隔がそれぞれ調整できるようになっている と共に、前後方向の調整は例えばNC装置(図示せず)により制御されるモータ 11によりボールねじ軸12を介してキャリヤ6が移動されることにより行われ るようになっている。
【0007】 一方上記バックストップ5は図2に示すように水平位置より上方へ回動自在と なっていて、先端部に位置決めすべきワーク4の先端を当接する基準面5aを有 している。 またバックストップ5の先端部には、検出器15が内装されている。 上記検出器15はバックストップ5の基準面5aより前方へ出没自在に突出さ れた検出杆15aを有していて、この検出杆15aは圧縮ばね15bにより突出 方向へ付勢されている。
【0008】 また検出杆15aの基端側には傾斜面よりなる作動部15cが形成されていて 、この作動部15cの後方にバックストップ5上に取付けられた検出スイッチ1 6の作動子16aが接触されており、検出杆15aの先端が押されると作動部1 5cにより検出スイッチ16が動作されるようになっている。 上記検出スイッチ16はバックストップ5を移動するモータ11の電気回路に 接続されている。 上記電気回路は図7に示すように構成されていて、図6に示す作動盤17に設 けられたバックストップ早送りスイッチ18及び遅送りスイッチ19の常閉接点 M4A及びM5Aに並列に検出スイッチ16の常閉接点16bが接続されている 。
【0009】 次に作用を説明すると、NC装置に予め曲げ加工すべきワーク4の寸法データ を入力しておくと、NC装置によりモータ11が制御されてバックストップ5が 所定位置へ移動される。 バックストップ5が停止したら、本体1の手前側からワーク4を差し込んで先 端をバックストップ5の基準面5aに当接し、折曲げ位置を位置決めする。 その後可動ビーム1bが下降して、可動ビーム1bに取付けられた上型3とテ ーブル1a側に固定された下型2の間でワーク4が折曲げ加工されるようになる 。 またバックストップ5の移動中にバックストップ5の先端が下型2に近接する と、バックストップ5より突設された検出杆15aが下型2に押されて没入し、 検出杆15aにより検出スイッチ16が動作される。 これによって検出スイッチ16の常閉接点16bがオフになるためモータ11 が停止され、バックストップ5が下型2と衝突するのを防止することができる。
【0010】 また検出杆15aが作業者の指などに当ってもバックストップ5が停止される ため、バックストップ5と下型2の間に指を挾まれて怪我をするなどの不具合も 防止することができる。 なお、上記実施例ではモータ11に誘導電動機を使用したが、サーボモータを 使用したバックストップ装置にも適用できるものである。
【0011】
【考案の効果】
この考案は以上詳述したように、バックストップに検出器を設けて、この検出 器が動作したらバックストップの移動を停止させるようにしたことから、特に脚 長の短いワーク折曲げる場合にワークデータの入力ミスをしても、バックストッ プが金型と衝突してバックストップや金型が破損したり、作業員がバックストッ プと金型の間に指を挾まれて怪我をするなどの虞れがない。 また従来のように金型などのデータを入力する必要がないため、煩雑な操作を 必要としないと共に、制御装置も簡単な構成でよいため安価に提供することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例になるプレスブレーキのバ
ックストップ付近の平面図である。
【図2】この考案の一実施例になるプレスブレーキのバ
ックストップ付近の側面図である。
【図3】バックストップの先端に設けられた検出器の側
面図である。
【図4】バックストップの先端に設けられた検出器の断
面図である。
【図5】図3の矢印A方向からの矢視図である。
【図6】操作盤の正面図である。
【図7】この考案の一実施例になる安全装置の回路図で
ある。
【符号の説明】
4…ワーク、5…バックストップ、11…モータ、15
…検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲げ加工すべきワーク4の先端を、適宜
    駆動源により移動さされるバックストップ5に当接して
    折曲げ位置を位置決めするようにしたプレスブレーキに
    おいて、上記バックストップ5の先端に、衝突を検出す
    る検出器15を設けて、この検出器15からの信号によ
    りバックストップ5を移動するモータ11を停止させる
    ようにしてなるプレスブレーキの安全装置。
JP11084491U 1991-12-19 1991-12-19 プレスブレーキの安全装置 Pending JPH0553723U (ja)

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JP11084491U JPH0553723U (ja) 1991-12-19 1991-12-19 プレスブレーキの安全装置

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JP11084491U JPH0553723U (ja) 1991-12-19 1991-12-19 プレスブレーキの安全装置

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JPH0553723U true JPH0553723U (ja) 1993-07-20

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ID=14546100

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JP11084491U Pending JPH0553723U (ja) 1991-12-19 1991-12-19 プレスブレーキの安全装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015044232A (ja) * 2013-08-29 2015-03-12 株式会社アマダ 加工機におけるバックゲージの制御装置および方法
JP2019534790A (ja) * 2016-10-14 2019-12-05 トルンプ マシーネン オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト 曲げ機械のためのバックゲージ及びバックゲージを位置決めする方法
WO2024080138A1 (ja) * 2022-10-13 2024-04-18 株式会社アマダ 突き当て機構の動作制御方法、突き当て機構の動作制御プログラム及び突き当て機構の動作制御装置

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