JP2006315115A - 切削工具、車両のインストルメントパネル、エアバッグ開裂線形成装置および方法 - Google Patents

切削工具、車両のインストルメントパネル、エアバッグ開裂線形成装置および方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】 軸部21の先端面に設けられる先端切れ刃22と、軸部21の外周面に螺旋状に設けられる外周切れ刃23とを備えたエンドミル20であって、前記外周切れ刃23は、軸部21の軸心に対して平行な第1外周切れ刃23aと、先端側から基端側へ向ってテーパー状に広がる第2外周切れ刃23bとを備え、前記第1外周切れ刃23aは第2外周切れ刃23bよりもエンドミル20の先端側に配置される。
【効果】切削工具にて、被加工部材に溝部を形成する場合、切削工具による開口部の切削性を向上して、該開口部に髭状のバリが発生することを防止できる。また、切削屑を外部へ排出し易くなり、形成した溝部内に切削屑が付着・残留することを防止でき、エアバック開裂線を形成した後のインストルメントパネルを車両に組み付けた場合に、バリや切削屑が車両内部に落下して電子部品の短絡発生原因となったりすることを、防止することができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車両のインストルメントパネルにエアバッグ開裂線を形成するための切削工具、該切削工具によりエアバッグ開裂線を形成した車両のインストルメントパネル、エアバッグ開裂線形成装置および方法に関するものである。
近年、自動車等の車両の多くには、車両が大きな衝撃力を受けた場合に、クッションとなるエアバッグにエアを供給して瞬時に膨張させ、乗員へかかる衝撃を緩和するエアバッグ装置が装備されている。
エアバッグ装置は、例えば車両のインストルメントパネル内に収容されており、エアバッグが膨張する際にインストルメントパネルが開裂して、該エアバッグがインストルメントパネルから外部へ膨出するように構成されている。そして、インストルメントパネルの裏面には、エアバッグが膨張する際に破断して、該エアバッグを外部に展開可能とするエアバッグ開裂線(以降、「ティアライン」と記載する)が形成されている。
前記ティアラインは、例えば、エンドミルを備え、該エンドミルを直交3軸方向へ移動可能に構成したティアライン形成装置により形成される。
つまり、図8に示すように、エンドミル120により、インストルメントパネル101を裏面101a側から切削して、該裏面101aに複数の溝部111・111・・・をライン状に加工することで、ティアラインが形成されている。
このように、ティアラインを形成するエンドミルは、回転軸体の先端面に設けられる先端切れ刃と、回転軸体の外周面に螺旋状に設けられる外周切れ刃とを備えており、外周切れ刃は回転軸体の軸心に対して平行に形成されている。
また、先端切れ刃と外周切れ刃とを備えたエンドミルとしては、特許文献1に示すように、外周切れ刃が全体的にテーパー状に形成された、テーパー溝加工用のエンドミルが知られている。
特開平7−9237号公報
前述のようにティアラインを形成するインストルメントパネルは合成樹脂で構成されており、該インストルメントパネルにエンドミルによる切削加工を施すと切削屑が発生するが、図9に示すように、発生した切削屑150が切削途中でエンドミル120の外周切れ刃120bに巻きつき、該外周切れ刃120bが埋まって切削加工ができなくなってしまう場合がある。
また、図10に示すように、インストルメントパネル101に形成した溝部111・111・・・においては、該溝部111の開口部111aに細長い髭状のバリ152が生じたり、該溝部111内に前記切削屑151が残留したりすることがある。
これらのバリ152や切削屑151が溝部111に付着・残留した状態にあると、ティアライン形成工程の後に行われる溶着工程において溶着不良が生じたり、インストルメントパネル101を車両に組み付けた後に付着・残留したバリ152および切削屑151が車両内部に落下して、電子部品の短絡発生原因となったりすることがある。
また、図11に示すように、前述のテーパー溝加工用のエンドミルにより溝部111を形成した場合は、軸心に対して平行な外周切り刃で加工した場合に比べて、インストルメントパネル101のティアライン形成部分の肉厚が薄くなるため(図11において2点鎖線で囲んだ範囲の分だけ薄くなる)、当該部分が強度不足となってしまい品質を満足できない。
請求項1に記載のごとく、回転軸体の先端面に設けられる先端切れ刃と、回転軸体の外周面に螺旋状に設けられる外周切れ刃とを備えた切削工具であって、前記外周切れ刃は、回転軸体の軸心に対して平行な第1の切れ刃と、先端側から基端側へ向ってテーパー状に広がる第2の切れ刃とを備え、前記第1の切れ刃は第2の切れ刃よりも切削工具の先端側に配置される。
これにより、該切削工具にて、被加工部材に溝部を形成する場合には、該溝部の底部側を前記第1の切れ刃にて切削加工するとともに、開口部側を第2の切れ刃にて切削加工することが可能となり、切削工具による開口部の切削性を向上して、該開口部に髭状のバリが発生することを防止できる。また、切削屑を外部へ排出し易くなり、形成した溝部内に切削屑が付着・残留することを防止できる。
請求項2に記載のごとく、前記第1の切れ刃の、軸心方向長さ寸法は、切削工具により加工される被加工部材の加工溝深さ寸法より小さい。
これにより、溝部の開口部が、第2の切れ刃により確実に切削加工されることとなる。
そして、溝部の開口部を第2の切れ刃にて切削加工することで、該開口部の切削時にシェア角を付けることができ、インストルメントパネルの切削性を向上することができる。
従って、従来のエンドミルにおける軸心と平行な外側切れ刃にて、溝部の開口部を切削したときのように、該開口部に髭状のバリが発生することを、防止することができる。
また、溝部に形成されるテーパー部は、該溝部の上部だけであるので、被加工部材の溝部形成部分の肉厚を確保することができ、被加工部材に必要な強度を得ることができる。
請求項3に記載のごとく、前記切削工具は、車両のインストルメントパネルに形成される、エアバッグ開裂線を形成するためのエンドミルである。
これにより、エアバッグ開裂線の形成工程の後に行われる溶着工程において溶着不良が生じたり、エアバッグ開裂線形成後のインストルメントパネルを車両に組み付けた後に、バリや切削屑が車両内部に落下して電子部品の短絡発生原因となったりすることを、防止することができる。
請求項4に記載のごとく、インストルメントパネルは、請求項1〜請求項3の何れかに記載の切削工具により、エアバッグ開裂線を形成したものである。
これにより、エアバッグ開裂線形成後のインストルメントパネルを車両に組み付けた場合に、バリや切削屑が車両内部に落下して電子部品の短絡発生原因となったりすることを、防止することができる。
請求項5に記載のごとく、エアバッグ開裂線形成装置は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の切削工具を備え、該切削工具により車両のインストルメントパネルにエアバッグ開裂線を形成する。
これにより、エアバッグ開裂線を形成した後のインストルメントパネルを車両に組み付けた場合に、バリや切削屑が車両内部に落下して電子部品の短絡発生原因となったりすることを、防止することができる。
請求項6に記載のごとく、エアバッグ開裂線形成方法は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の切削工具を用いて、車両のインストルメントパネルにエアバッグ開裂線を形成する。
これにより、エアバッグ開裂線を形成した後のインストルメントパネルを車両に組み付けた場合に、バリや切削屑が車両内部に落下して電子部品の短絡発生原因となったりすることを、防止することができる。
本発明によれば、切削工具にて、被加工部材に溝部を形成する場合、切削工具による開口部の切削性を向上して、該開口部に髭状のバリが発生することを防止できる。また、切削屑を外部へ排出し易くなり、形成した溝部内に切削屑が付着・残留することを防止できる。
従って、エアバッグ開裂線を形成した後のインストルメントパネルを車両に組み付けた場合に、バリや切削屑が車両内部に落下して電子部品の短絡発生原因となったりすることを、防止することができる。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
まず、本発明にかかる切削工具により形成されるエアバッグ装置のティアライン(エアバッグ開裂線)について説明する。
図1に示す自動車のインストルメントパネル1における助手席側上面には、ティアライン10が形成されている。
また、インストルメントパネル1内には、車両が大きな衝撃力を受けた場合に、クッションとなるエアバッグにエアを供給して瞬時に膨張させ、乗員へかかる衝撃を緩和するエアバッグ装置が収容されている。
エアバッグ装置の作動によりエアバッグが膨張する際には、インストルメントパネル1が開裂してエアバッグが外部に展開可能となるが、ティアライン10は、インストルメントパネル1が開裂する際の切れ目(破断線)となるものである。
図2に示すように、ティアライン10は、インストルメントパネル1の裏面1a側にライン状に形成される複数の溝部11・11・・・により構成されている。
図3に示すように、本例において、ティアライン10を構成する各溝部11は、インストルメントパネル1の裏面1aに、エンドミル20にて切削加工を施すことにより形成されている。
図4に示すように、エンドミル20の切削加工動作は、該エンドミル20を直交3軸方向へ移動可能に構成したティアライン形成装置5により制御されており、該ティアライン形成装置5は、主にX軸52、Z軸53、Y軸方向へ移動可能な加工テーブル54、および加工ブロック55を備えている。
X軸52は水平方向に配設されており、Z軸53は垂直方向に配設されている。また、加工テーブル54は水平方向に配設され、その上面に被加工物であるインストルメントパネル1を載置可能としている。
加工テーブル54はX軸52方向およびZ軸53方向と直交するY軸方向に移動可能に構成さている。
Z軸53はX軸52に沿って、該X軸52方向へ移動可能に構成されており、加工ブロック55はZ軸53に沿って、上下方向へ移動可能に構成されている。
加工ブロック55には、摺動機構56を介して上下動プレート57が上下移動可能に取り付けられており、該上下動プレート57に、インストルメントパネル1の切削加工を行う切削装置9が取り付けられている。
前記切削装置9は、前記エンドミル20を回転自在に装着したスピンドル59により構成されており、該切削装置9が取り付けられている加工ブロック55のX方向およびZ方向の位置、および加工テーブル54のY方向の位置を調節することにより、インストルメントパネル1に対するエンドミル20の位置を、3次元的に調節するようにしている。
さらに、インストルメントパネル1にティアラインを形成する場合には、上下動プレート57の加工ブロック55に対する上下位置調節を、摺動機構56に沿って行うことで、インストルメントパネル1に対するエンドミル20の位置を、迅速かつ高精度で調節することが可能となっている。
そして、スピンドル59のエンドミル20を回転駆動させながら、該エンドミル20の3次元位置を調節し、被加工物であるインストルメントパネル1に対して、ティアライン10を構成する溝部11・11・・・の切削加工を行うように構成されている。
次に、このように構成される切削装置9に装着されるエンドミル20の構成について説明する。
図5、図6に示すように、エンドミル20は、回転軸体である軸部21と、軸部21の先端面に形成される先端切れ刃22と、軸部21の外周面に螺旋状に形成される外周切れ刃23とを備えている。
また、外周切れ刃23は、軸部21の軸心に対して平行に形成される第1外周切れ刃23aと、エンドミル20の先端側から基端側へ向ってテーパー状に広がる第2外周切れ刃23bとを備えており、該第1外周切れ刃23aは第2外周切れ刃23bよりもエンドミル20の先端側(図5における下側)に配置されている。
また、前記外周切れ刃23を構成する、先端側の第1外周切れ刃23aの軸心方向長さ寸法は、エンドミル20により加工される溝部11の深さ寸法da(図7参照)より小さく形成されているため、該溝部11の加工時には、先端側の第1外周切れ刃23aおよび基端側の第2外周切れ刃23bが、同時にインストルメントパネル1を切削加工することとなる(図3参照)。
つまり、溝部11の下部は第1外周切れ刃23aにより切削加工され、溝部11の上部および該溝部11上端の開口部11aは第2外周切れ刃23bにより切削加工される。
このように、溝部11上端の開口部11aを、上方へいくにつれて広がるテーパー状の第2外周切れ刃23bにて切削加工することで、該開口部11aの切削時にシェア角を付けることができ、インストルメントパネル1の切削性を向上することができる。
従って、従来のエンドミル20の軸心と平行な外側切れ刃にて、溝部11の開口部11aを切削したときのように、該開口部11aに髭状のバリが発生することを、防止することができる。
なお、第2外周切れ刃23bのテーパー角θb(すなわち開口部11aの開口角度。図5参照)を28°程度に設定した場合に、特に開口部11aの切削性を向上することができる。
一方、該テーパー角θbを15°程度の小さな角度に設定した場合は、切削性はさほど向上せず、髭状のバリが生じる。
逆に、該テーパー角θbを45°程度の大きな角度に設定した場合は、先端側の第1外周切れ刃23aが細くなるためエンドミル20の剛性が不足気味となる。
また、エンドミル20において、第2外周切れ刃23bのねじれ角θaは小さめに設定設定しており、溝部11の切削加工時に生じる切削屑を短い屑状とするとともに、該切削屑が溝部11から外部へ迅速に搬出されるようにしている。
前記ねじれ角θaは、例えば、20°程度に設定している。この程度の大きさの角度に設定することで、生じた切削屑の搬出速度を高めることが可能となり、エンドミル20の外周切れ刃23に切削屑が詰まってしまうことを防止できる。
一方、ねじれ角θaを10°程度の小さな角度に設定した場合は、溝部11の切削加工時に、該エンドミル20に大きな力がかかって折れてしまう場合がある。
逆に、ねじれ角θaを30°〜40°程度の大きな角度に設定した場合は、切削屑の搬出速度が遅くなり、該切削屑が外周切れ刃23に詰まってしまうこととなる。
さらに、第2外周切れ刃23bのテーパー角θbによる溝部11の切削加工性の向上と、ねじれ角θaの小さめの設定による切削屑の排出性向上により、加工された溝部11内への切削屑の付着・残留を防止することができる。
なお、先端切れ刃22の刃角度θcは3°程度に設定されている(先端切れ刃22の中央側が周縁側よりも若干凹んだ状態となる方向に角度が付いている)。
このように、形成した溝部11の開口部11aへのバリの発生、および該溝部11内への切削屑の付着・残留が防止できるので、ティアライン形成工程の後に行われる溶着工程において溶着不良が生じたり、ティアライン10形成後のインストルメントパネル1を車両に組み付けた後に、バリや切削屑が車両内部に落下して電子部品の短絡発生原因となったりすることを、防止することができる。
また、本エンドミル20により切削加工された溝部11は、例えば、図7に示すような形状に形成される。
つまり、溝部11は、エンドミル20の形状に応じた形状に形成され、下部の垂直溝部11aと上部のテーパー溝部11bとで構成されている。
インストルメントパネル1の厚み寸法dに対する溝部11の深さ寸法はdaとされており、例えばインストルメントパネル1の厚み寸法dが2.5mmの場合は、溝部11の深さ寸法daは2.0mmに設定される。
すなわち、溝部11が形成されたティアライン10部分における、インストルメントパネル1の肉厚寸法dbは、0.5mmとなる。
また、溝部11における、垂直溝部11aの深さ寸法da1、およびテーパー溝部11bの深さ寸法da2は、それぞれ1.0mmおよび1.0mmとなっている。
このように、厚み寸法dが2.5mmに形成されたインストルメントパネル1においては、ティアライン10形成後の強度を確保するためには、前記肉厚寸法dbおよび垂直溝部11aの深さ寸法da1は、それぞれ少なくとも0.5mmおよび1.0mmが必要となっている。
逆にいえば、溝部11の形状は、垂直溝部11aの深さ寸法da1が少なくとも1.0mmとなるように形成すれば、該垂直溝部11aよりも上部側のテーパー溝部11bをテーパー状に切削加工しても、インストルメントパネル1における溝部11形成部分の肉厚を確保して、インストルメントパネル1に必要な強度を得ることが可能となる。
従って、インストルメントパネル1の強度を確保しつつ、開口部11aの切削性を向上して、該開口部11aにバリが生じることを防止することができる。
本発明にかかるエンドミルによりティアラインが形成されたインストルメントパネルを示す斜視図である。 ティアラインを構成する溝部を示す斜視図である。 エンドミルにより溝部を加工する様子を示す側面断面図である。 ティアライン形成装置を示す側面図である。 エンドミルを示す側面図である。 エンドミルを示す底面図である。 インストルメントパネルの溝部を示す正面断面図である。 従来のエンドミルにより溝部を加工する様子を示す側面断面図である。 従来のエンドミルの外周切り刃に切削屑が詰まった様子を示す側面図である。 従来のエンドミルにより形成された溝部の開口部にバリが発生し、該溝部内に切削屑が付着・残留している様子を示す斜視図である。 従来のエンドミルにより形成された溝部を示す正面断面図である。
符号の説明
1 インストルメントパネル
10 ティアライン(エアバッグ開裂線)
11 溝部
11a 開口部
20 エンドミル
23 外周切れ刃
23a 第1外周切れ刃
23b 第2外周切れ刃

Claims (6)

  1. 回転軸体の先端面に設けられる先端切れ刃と、回転軸体の外周面に螺旋状に設けられる外周切れ刃とを備えた切削工具であって、
    前記外周切れ刃は、
    回転軸体の軸心に対して平行な第1の切れ刃と、先端側から基端側へ向ってテーパー状に広がる第2の切れ刃とを備え、
    前記第1の切れ刃は第2の切れ刃よりも切削工具の先端側に配置される
    ことを特徴とする切削工具。
  2. 前記第1の切れ刃の、軸心方向長さ寸法は、切削工具により加工される被加工部材の加工溝深さ寸法より小さいことを特徴とする請求項1に記載の切削工具。
  3. 前記切削工具は、車両のインストルメントパネルに形成される、エアバッグ開裂線を形成するためのエンドミルであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の切削工具。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載の切削工具により、エアバッグ開裂線を形成したことを特徴とする車両のインストルメントパネル。
  5. 請求項1〜請求項3の何れかに記載の切削工具を備え、
    該切削工具により車両のインストルメントパネルにエアバッグ開裂線を形成することを特徴とするエアバッグ開裂線形成装置。
  6. 請求項1〜請求項3の何れかに記載の切削工具を用いて、
    車両のインストルメントパネルにエアバッグ開裂線を形成することを特徴とするエアバッグ開裂線形成方法。
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