JP5099099B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
(基本構成)
図1は、本発明の実施形態に係る空気調和機の概略構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態の空気調和機1は、室内の温度及び湿度を調整可能なものであり、室内の壁に取り付けられる室内機2と、室外に設置される室外機3とを備えている。空気調和機1は、室内機2及び室外機3を制御して暖房/冷房/ドライの各運転だけではなく、室外機3の上部に設置されている加湿装置8を制御して加湿空気を室内に供給する加湿運転及び加湿されない空気を室内に供給する換気運転も実行可能である。
次に、室内機2について図2を参照して説明する。図2は、図1に示す室内機2から前面パネル及び前面グリルを取り外した状態の正面図である。室内機2は、全体として一方向に細長い形状を有しており、その長手方向が水平となるように室内の壁面に取り付けられるものである。なお、以下の説明において、室内機2の長手方向を単に「長手方向」と称する。
次に、加湿ダクト14の構成について、図3を参照しつつ、より詳細に説明する。図3は、図2の加湿ダクト14を示すものであり、(a)は正面図、(b)は背面図である。
次に、図4を参照しつつ、室外機3から供給経路5(即ち、加湿ホース4a及び加湿ダクト14)を介して室内機2に加湿空気又は加湿されない空気を供給する加湿・換気システムについて説明する。図4は、図1に示す空気調和機1における当該システムを示すブロック図である。
ここで、加湿ファン85の回転数Rの下限制御について図6を参照して説明する。図6は、室内機2内のクロスフローファンの回転数Rinと加湿ファン85の回転数Rとの対応関係を示す図であり、(a)は換気運転時、(b)はファン回転数の下限制御時の対応関係を示している。なお、これら対応関係を示すデータは室内制御部96及び室外制御部97の各ROMに格納されており、各制御部は、換気運転時においては図6(a)に示す対応関係を、ファン回転数の下限制御時においては図6(b)に示す対応関係を参照して制御を行う。
次に、換気運転開始時に加湿吹出口71近傍における結露発生を防止するために実行する結露防止制御処理について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。なお、本実施形態では、室内外の温度が所定条件(Tout−Tin>α)を満たしている状態で実行するファン回転数の下限制御を「結露防止制御」と称する。
本実施形態に係る空気調和機には、以下のような特徴がある。
次に、第2実施形態に係る空気調和機について説明する。
第1実施形態に係る空気調和機では、結露防止制御(ファン回転数の下限制御)を開始してから下限制御時間t0が経過すると当該制御を終了した。一方、第2実施形態に係る空気調和機では、結露防止制御を開始してから下限制御時間t0が経過する前であっても加湿吹出口71近傍の湿度が所定値以下に低下した時点で結露防止制御を終了し、換気運転を開始する。なお、第2実施形態では、加湿ファン制御部975a以外の構成が第1実施形態と同様であるため、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係る空気調和機の実行する換気運転開始処理を図8に示すフローチャートを参照して説明する。なお、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、室内外の温度が所定条件(Tout−Tin>α)を満たしている状態で実行するファン回転数の下限制御を「結露防止制御」と称する。
本実施形態に係る空気調和機には、以下のような特徴がある。
続いて、第3実施形態に係る空気調和機について説明する。
第1実施形態及び第2実施形態に係る空気調和機では、加湿ファン85だけを制御して加湿吹出口71に温暖な空気を供給して相対湿度を低下させ、加湿吹出口71近傍における結露発生を防止した。第3実施形態に係る空気調和機では、加湿ファン85の下限制御に加えてヒータ87も制御することにより、より迅速に加湿吹出口71近傍の湿度を低下させることが可能となる。なお、第3実施形態では、ヒータ制御部974a以外の構成は第2実施形態と同様であるため、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係る空気調和機の実行する結露防止制御処理を図9に示すフローチャートを参照して説明する。なお、本実施形態では、ファン回転数の下限制御だけでなく、ヒータ87のON/OFF制御も併せて「結露防止制御」と称する。
本実施形態の空気調和機では、下限制御中に加湿吹出口71近傍の湿度が閾値βよりも低いと判断した場合には、ファン回転数の下限制御に加えてヒータ87による加熱も開始することによって、より温暖な空気を加湿吹出口71に供給できるため、加湿ファン85の回転のみの場合と比較して、より迅速に加湿吹出口71における相対湿度を低下させることが可能となる。
2 室内機
3 室外機
4a 加湿ホース(供給流路)
5 供給経路(供給流路)
14 加湿ダクト(供給流路)
71 加湿吹出口(吹出口)
85 加湿ファン(ファン)
87 ヒータ
91 吹出口湿度センサ(湿度検出手段)
92 室内温度センサ(室内温度検出手段)
95 室外温度センサ(室外温度検出手段)
97 室外制御部(ヒータ制御手段、ファン制御手段)
974,974a ヒータ制御部(ヒータ制御手段)
975,975a 加湿ファン制御部(ファン制御手段)
Ha 吹出口湿度(吹出口近傍の湿度)
R 回転数
Tin 室内温度
Tout 室外温度
t0 下限制御時間(所定時間)
α 基準温度差(所定温度)
β 閾値(所定湿度)
Claims (4)
- 室外機(3)から供給流路(5)を介して室内機(2)に空気を供給可能な空気調和機(1)であって、
前記室外機(3)に設けられ、前記室内機(2)に供給される空気を加熱するヒータ(87)と、
前記室外機(3)に設けられ、前記ヒータ(87)で加熱された空気が前記室内機(2)へ流れるような気流を形成するファン(85)と、
前記ヒータ(87)及び前記ファン(85)を制御する制御手段(974, 974a, 975, 975a)と、を備え、
前記制御手段(974, 974a, 975, 975a)は、前記室外機(3)から前記室内機(2)に加湿されない空気が供給される換気運転が開始される場合には、前記換気運転を開始する前に、前記室内機(2)に空気を供給する前記供給流路(5)の吹出口(71)近傍の湿度が所定湿度(β)以下になるように、前記ファン(85)の回転数(R)の下限制御及び前記ヒータ(87)による加熱の少なくとも一方を行う結露防止制御を開始することを特徴とする空気調和機(1)。 - 室内温度(Tin)を検出する室内温度検出手段(92)と、
室外温度(Tout)を検出する室外温度検出手段(95)と、をさらに備え、
前記制御手段(974, 974a, 975, 975a)は、前記室外温度検出手段(95)が検出した室外温度(Tout)と前記室内温度検出手段(92)が検出した室内温度(Tin)との差が所定温度(α)以上である場合に、前記結露防止制御を開始する
ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機(1)。 - 前記制御手段(974, 974a, 975, 975a)は、前記結露防止制御を所定時間(t0)が経過すると停止する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の空気調和機(1)。 - 前記供給流路(5)の吹出口(71)近傍の湿度(Ha)を検出する湿度検出手段(91)をさらに備え、
前記制御手段(974, 974a, 975, 975a)は、前記湿度検出手段(91)が検出した湿度(Ha)が所定湿度(β)よりも低くなった場合に、前記結露防止制御を停止する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の空気調和機(1)。
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- 2009-10-14 JP JP2009236968A patent/JP5099099B2/ja active Active
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