JP5099068B2 - ガスセンサ及びその製造方法 - Google Patents
ガスセンサ及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5099068B2 JP5099068B2 JP2009104659A JP2009104659A JP5099068B2 JP 5099068 B2 JP5099068 B2 JP 5099068B2 JP 2009104659 A JP2009104659 A JP 2009104659A JP 2009104659 A JP2009104659 A JP 2009104659A JP 5099068 B2 JP5099068 B2 JP 5099068B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- base end
- pair
- sensor element
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/403—Cells and electrode assemblies
- G01N27/406—Cells and probes with solid electrolytes
- G01N27/407—Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
- G01N27/4075—Composition or fabrication of the electrodes and coatings thereon, e.g. catalysts
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49117—Conductor or circuit manufacturing
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
Description
上記センサ素子は、上記発熱部及び上記センサ電極にそれぞれ電気的に接続された二対の電極パッドを、上記挿通保持用絶縁碍子に挿通保持された部分よりも基端側の部分である基端部の表面に設けてなり、該電極パッドは、上記センサ素子における互いに略平行な一方の電極形成面と他方の電極形成面とに、それぞれ各電極形成面の幅方向に二個ずつ並列配置されており、
上記センサ素子の上記基端部は、該基端部を上記一対の電極形成面から挟持するように配された一対の基端側絶縁碍子と、該基端側絶縁碍子の内側面に配設されると共に上記電極パッドにそれぞれ接触する金属端子と、上記一対の基端側絶縁碍子を互いに近付く方向に押圧するバネ部材とからなる端子ユニットによって把持されており、
上記基端側絶縁碍子は、上記センサ素子の上記電極形成面に接触する碍子接点部を有し、
該碍子接点部は、上記金属端子と上記電極パッドとが接触する端子接点部よりも、上記センサ素子の軸方向基端側に配されていることを特徴とするガスセンサにある(請求項1)。
上記センサ素子の上記基端部を上記一対の電極形成面から挟持することができるように配された一対の基端側絶縁碍子と、該基端側絶縁碍子の内側面に配設されると共に上記電極パッドにそれぞれ接触させるための金属端子と、上記一対の基端側絶縁碍子を互いに近付く方向に押圧するバネ部材とからなる端子ユニットを作製し、
次いで、該端子ユニットにおける上記一対の基端側絶縁碍子を、上記バネ部材の押圧力に抗する引き離し力を加えることにより、上記二対の金属端子の間に上記センサ素子の上記基端部における一対の上記電極形成面の間の厚みよりも大きい隙間ができるまで互いに引き離し、
次いで、上記センサ素子の上記基端部を、上記二対の金属端子の間に挿入し、
次いで、上記一対の基端側絶縁碍子への上記引き離し力を解除することにより、上記二対の金属端子を上記センサ素子の上記電極パッドに接触させると共に上記基端側絶縁碍子を上記電極形成面に接触させた状態で、上記センサ素子の上記基端部を上記端子ユニットにより把持させ、
上記基端側絶縁碍子と上記センサ素子の上記電極形成面とが接触する碍子接点部が、上記金属端子と上記電極パッドとが接触する端子接点部よりも、上記センサ素子の軸方向基端側に配されるようにすることを特徴とするガスセンサの製造方法(請求項12)。
それゆえ、電極パッドと金属端子との接触圧の変動を防いで、安定した導通を確保することができる。
また、本願において、上記ガスセンサを排気管等に挿入する側を先端側、その反対側を基端側として説明する。
この場合には、上記碍子接点部を容易かつ確実にセンサ素子の電極形成面に当接させることができる。
この場合には、一つの電極形成面に対して、上記碍子接点部と2つの端子接点部との三点において端子ユニットが当接することとなるため、端子ユニットによるセンサ素子の把持をより安定化させることができる。その結果、端子接点部における導通状態を一層安定化させることができる。
この場合には、幅方向に配された上記一対の端子接点部における接点圧を均等にすることができる。すなわち、バネ部材の押圧点を複数箇所とすると、それぞれの押圧点における押圧力に差が生じた場合、上記一対の端子接点部における接点圧にもバラツキが生ずるおそれがある。これに対し、バネ部材の押圧点が一箇所である場合には、この一箇所における押圧力を均等に上記一対の端子接点部に分散させることができる。
この場合には、上記バネ部材と上記基端側絶縁碍子との位置決めを行うことができ、端子接点部及び碍子接点部における接点圧のバラツキを抑制することができる。
上記バネ部材における上記基端側絶縁碍子に当接する部分が凸部の場合、上記基端側絶縁碍子は、上記バネ部材が当接する部分に、上記凸部に対応する凹部を設けてなることが好ましい。また上記バネ部材における上記基端側絶縁碍子に当接する部分が凹部の場合、上記基端側絶縁碍子は、上記バネ部材が当接する部分に、上記凹部に対応する凸部を設けてなることが好ましい
この場合には、碍子接点部及び一対の端子接点部における接点圧のバラツキを効果的に抑制することができる。これにより、端子ユニットによるセンサ素子の把持を安定化させることができる。
この場合には、碍子接点部及び一対の端子接点部における接点圧のバラツキをより効果的に抑制することができる。これにより、端子ユニットによるセンサ素子の把持をより安定化させることができる。
この場合には、碍子接点部及び一対の端子接点部における接点圧をほぼ均等にすることができる。これにより、端子ユニットによるセンサ素子の把持をさらに安定化させることができる。
ここで、上記「重心に投影される」とは、実質的に重心に投影されているに等しいといえる範囲であればよく、部品寸法や組み付けのばらつきを考慮して、例えば、重心を中心とし、軸方向と幅方向へそれぞれ0.2mm程度以内の範囲に押圧点が投影されることを意味する。
この場合には、上記リード線からの外力を上記屈曲部において吸収して、外力が上記金属端子の端子接点部に作用することを抑制することができる。
この場合には、センサ素子を挟んで対向配置された金属端子同士の短絡を効果的に防止することができる。すなわち、上記金属端子同士が、基端側絶縁碍子の基端部よりも基端側の部分において、外力を吸収して互いに近づく方向に変形することが考えられる。この場合、上記センサ素子は、上記端子ユニットの基端よりも基端側へ突出していないとすると、金属端子の変形が大きくなり、互いの間の電気的絶縁を維持できず短絡してしまうおそれがある。そのため上記センサ素子を基端側へ突出すことにより、絶縁体として作用し、金属端子同士の短絡を防ぐことができる。
この場合には、上記ガスセンサを組み立てる際、上記センサ素子を端子ユニットに容易に挿通させることができる。すなわち、上記センサ位置決め突出部が仮に一対の基端側絶縁碍子にそれぞれ一つずつ形成されている場合、両者を組み合わせたときにずれがあると、センサ素子がセンサ位置決め突出部に引っ掛かってしまうことがある。これに対して、一対のセンサ位置決め突出部を一方の基端側絶縁碍子に形成することにより、上記のような引っ掛かりを確実に防ぐことができる。
本発明の実施例にかかるガスセンサ及びその製造方法につき、図1〜図28を用いて説明する。
本例のガスセンサ1は、図4、図5に示すごとく、酸素イオン伝導性の固体電解質体の両面にセンサ電極を設けてなるセンサセルと該センサセルを加熱する発熱部を有するヒータとを一体的に形成したセンサ素子2と、該センサ素子2を挿通保持する挿通保持用絶縁碍子11と、該挿通保持用絶縁碍子11を挿通保持するハウジング12とを有する。
碍子接点部316は、基端側絶縁碍子31からセンサ素子2に向かって略半球状に突出している。
また、碍子接点部316は、各基端側絶縁碍子31に1個ずつ形成されている。
また、図2に示すごとく、バネ部材33が各基端側絶縁碍子31を押圧する押圧点332は、それぞれ一箇所である。そして、押圧点332は、各押圧点332側の電極形成面23における碍子接点部316及び一対の端子接点部322を直線で結んで形成される三角形T(図7)の内側に投影される。
さらに、押圧点332は、図9に示すような、三角形Tの重心Uに投影されることがより好ましい。ここで、「重心Uに投影される」とは、実質的に重心Uに投影されているに等しいといえる範囲であればよい。すなわち、部品寸法や組み付けのばらつきを考慮して、重心Uを中心とし、軸方向と幅方向へそれぞれ0.2mm程度以内の範囲に押圧点322が投影されることを意味する。
また、基端側絶縁碍子31は、図11、図12に示すごとく、その基端部と先端部とにそれぞれ二個の切込部314を形成してなる。そして、この切込部314に対して、図14、図15に示すごとく、金属端子32の係止部321を係止させている。
また、図3、図20に示すごとく、端子ユニット3は、センサ素子2の軸方向に直交すると共に電極形成面23に平行な異なる二方向にそれぞれ開口した側方凹部35を、一対の基端側絶縁碍子31の間に形成してなる。
また、ハウジング12の基端側には、端子ユニット3を覆うように基端側カバー16が接合されている。基端側カバー16の基端部は、ゴムブッシュ161によって閉塞されており、ゴムブッシュ161の内部を、金属端子32と電気的に接続されたリード線17が貫通している。
図10に示すごとく、金属端子32は、リード線17の一端にかしめ固定したかしめ固定部323を有し、該かしめ固定部323と端子接点部322との間に屈曲部324を設けてなる。
図1、図4、図5に示すごとく、センサ素子2は、端子ユニット3の基端よりも基端側へ突出している。
すなわち、まず、図14、図15に示すごとく、一対の基端側絶縁碍子31のそれぞれに、2本の金属端子32を取付ける。
次いで、図16に示すごとく、金属端子32を取付けた一対の基端側絶縁碍子31を、それらの内側面310を対向させるようにして組合わせる。
次いで、図16、図17に示すごとく、バネ部材33を、組み合わされた一対の基端側絶縁碍子31に先端側から嵌め込み(図16の矢印C)、挟持させる。このとき、バネ部材33の凸部331を、基端側絶縁碍子31の背面に設けた凹部311に当接させる(図1)。
以上により、端子ユニット3が組み立てられる。
次いで、図21に示すごとく、端子ユニット3における各側方凹部35に、それぞれ、重ね合わされた挿入端41を挿入する(図20、図21における矢印D)。
次いで、図24に示すごとく、一対の基端側絶縁碍子31への引き離し力を解除することにより、二対の金属端子32をセンサ素子2の電極パッド21に接触させた状態で、センサ素子2の基端部22を端子ユニット3により把持させる。
以上により、端子ユニット3をセンサ素子2の基端部22に挟持させる。
その後、基端側カバー16をハウジング12の基端側に接合することにより、端子ユニット3等を覆い、図4、図5に示すようなガスセンサ1を得る。
基端側絶縁碍子31は、センサ素子2の電極形成面23に接触する碍子接点部316を有する。そのため、金属端子32を固定した基端側絶縁碍子31は、電極形成面23に対して少なくとも3点で接触することとなる。すなわち、碍子接点部316と2つの端子接点部322とにおいて、金属端子32を固定した基端側絶縁碍子31が電極形成面23に当接することとなる。そのため、金属端子32を固定した基端側絶縁碍子31とセンサ素子2との当接状態、すなわち、端子ユニット3によるセンサ素子2の把持状態を安定化することができる。
それゆえ、電極パッド21と金属端子32との接触圧の変動を防いで、安定した導通を確保することができる。
すなわち、ガスセンサ組み立て時は、図25、図26に示すごとく、基端側絶縁碍子31の基端側に固定された金属端子32の基端部325を力点として外力が発生する。それゆえ、仮に図25に示すごとく、碍子接点部316より端子接点部322が基端側に配された場合、センサ素子2から離れる方向への力F1が加わると、碍子接点部316を支点として、端子接点部322が電極形成面23から浮こうとし、その接触圧が低下し導通不良を招くおそれがある。
なお、図25、図26において、F2は、バネ部材33による押圧力を表す。
また、碍子接点部316は、各基端側絶縁碍子31に1個ずつ形成されている。そのため、一つの電極形成面23に対して、碍子接点部316と2つの端子接点部との三点において端子ユニット3が当接することとなるため、端子ユニット3によるセンサ素子2の把持をより安定化させることができる。その結果、端子接点部322における導通状態を一層安定化させることができる。
さらに、押圧点322が三角形Tの重心U(図9)に投影される場合には、端子ユニット3によるセンサ素子2の把持をさらに安定化させることができる。
本例は、図30に示すごとく、金属端子32のかしめ固定部323と端子接点部322との間に設ける屈曲部324の形状を変更した例である。
すなわち、屈曲部324は、かしめ固定部323に作用した外力が端子接点部322に直接伝わることを防ぐ形状であればよい。そのため、例えば、図30(A)に示すような、屈曲方向が実施例1の場合と反対側となる湾曲形状であってもよいし、図30(B)に示すような鈍角の屈曲形状であってもよい。
その他は、実施例1と同様の構成であり、同様の作用効果を奏する。
11 挿通保持用絶縁碍子
12 ハウジング
2 センサ素子
21 電極パッド
22 基端部
23 電極形成面
3 端子ユニット
31 基端側絶縁碍子
316 碍子接点部
32 金属端子
322 端子接点部
33 バネ部材
Claims (13)
- 酸素イオン伝導性の固体電解質体の両面にセンサ電極を設けてなるセンサセルと該センサセルを加熱する発熱部を有するヒータとを一体的に形成したセンサ素子と、該センサ素子を挿通保持する挿通保持用絶縁碍子と、該挿通保持用絶縁碍子を挿通保持するハウジングとを有するガスセンサであって、
上記センサ素子は、上記発熱部及び上記センサ電極にそれぞれ電気的に接続された二対の電極パッドを、上記挿通保持用絶縁碍子に挿通保持された部分よりも基端側の部分である基端部の表面に設けてなり、該電極パッドは、上記センサ素子における互いに略平行な一方の電極形成面と他方の電極形成面とに、それぞれ各電極形成面の幅方向に二個ずつ並列配置されており、
上記センサ素子の上記基端部は、該基端部を上記一対の電極形成面から挟持するように配された一対の基端側絶縁碍子と、該基端側絶縁碍子の内側面に配設されると共に上記電極パッドにそれぞれ接触する金属端子と、上記一対の基端側絶縁碍子を互いに近付く方向に押圧するバネ部材とからなる端子ユニットによって把持されており、
上記基端側絶縁碍子は、上記センサ素子の上記電極形成面に接触する碍子接点部を有し、
該碍子接点部は、上記金属端子と上記電極パッドとが接触する端子接点部よりも、上記センサ素子の軸方向基端側に配されていることを特徴とするガスセンサ。 - 請求項1において、上記碍子接点部は、上記基端側絶縁碍子から上記センサ素子に向かって突出していることを特徴とするガスセンサ。
- 請求項1又は2において、上記碍子接点部は、上記各基端側絶縁碍子に1個ずつ形成されていることを特徴とするガスセンサ。
- 請求項1〜3のいずれか一項において、上記バネ部材が上記各基端側絶縁碍子を押圧する押圧点は、それぞれ一箇所であることを特徴とするガスセンサ。
- 請求項1〜4のいずれか一項において、上記バネ部材と上記基端側絶縁碍子との互いの当接部は、一方に凹部を、他方に凸部を設けてなることを特徴とするガスセンサ。
- 請求項1〜5のいずれか一項において、上記バネ部材が上記基端側絶縁碍子を押圧する押圧点は、各押圧点側の上記電極形成面における上記碍子接点部及び上記一対の端子接点部を直線で結んで形成される三角形の内側に投影されることを特徴とするガスセンサ。
- 請求項1〜5のいずれか一項において、上記バネ部材が上記基端側絶縁碍子を押圧する押圧点は、各押圧点側の上記電極形成面における上記碍子接点部及び上記一対の端子接点部を直線で結んで形成される三角形と重心を共有する長方形の内側に投影され、該長方形は、軸方向に直交する方向の幅が上記一対の端子接点部間の距離の半分であり、軸方向の長さが上記三角形の高さの2/3であることを特徴とするガスセンサ。
- 請求項1〜5のいずれか一項において、上記バネ部材が上記基端側絶縁碍子を押圧する押圧点は、各押圧点側の上記電極形成面における上記碍子接点部及び上記一対の端子接点部を直線で結んで形成される三角形の重心に投影されることを特徴とするガスセンサ。
- 請求項1〜8のいずれか一項において、上記ガスセンサは、上記金属端子と電気的に接続されたリード線を有し、上記金属端子は、上記リード線の一端にかしめ固定したかしめ固定部を有し、該かしめ固定部と上記端子接点部との間に屈曲部を設けてなることを特徴とするガスセンサ。
- 請求項1〜9のいずれか一項において、上記センサ素子は、上記端子ユニットの基端よりも基端側へ突出していることを特徴とするガスセンサ。
- 請求項1〜10のいずれか一項において、上記一対の基端側絶縁碍子のうち一方の基端側絶縁碍子は、上記センサ素子の幅方向を位置決めする一対のセンサ位置決め突出部を設けてなり、他方の上記基端側絶縁碍子は、上記一対のセンサ位置決め突出部に対する位置決めを行うための一対の碍子位置決め突出部を設けてなることを特徴とするガスセンサ。
- 酸素イオン伝導性の固体電解質体の両面にセンサ電極を設けてなるセンサセルと該センサセルを加熱する発熱部を有するヒータとを一体的に形成したセンサ素子と、該センサ素子を挿通保持する挿通保持用絶縁碍子と、該挿通保持用絶縁碍子を挿通保持するハウジングとを有し、上記センサ素子は、上記発熱部及び上記センサ電極にそれぞれ電気的に接続された二対の電極パッドを、上記挿通保持用絶縁碍子に挿通保持された部分よりも基端側の部分である基端部の表面に設けてなり、該電極パッドは、上記センサ素子における互いに略平行な一方の電極形成面と他方の電極形成面とに、それぞれ各電極形成面の幅方向に二個ずつ並列配置されているガスセンサを製造する方法であって、
上記センサ素子の上記基端部を上記一対の電極形成面から挟持することができるように配された一対の基端側絶縁碍子と、該基端側絶縁碍子の内側面に配設されると共に上記電極パッドにそれぞれ接触させるための金属端子と、上記一対の基端側絶縁碍子を互いに近付く方向に押圧するバネ部材とからなる端子ユニットを作製し、
次いで、該端子ユニットにおける上記一対の基端側絶縁碍子を、上記バネ部材の押圧力に抗する引き離し力を加えることにより、上記二対の金属端子の間に上記センサ素子の上記基端部における一対の上記電極形成面の間の厚みよりも大きい隙間ができるまで互いに引き離し、
次いで、上記センサ素子の上記基端部を、上記二対の金属端子の間に挿入し、
次いで、上記一対の基端側絶縁碍子への上記引き離し力を解除することにより、上記二対の金属端子を上記センサ素子の上記電極パッドに接触させると共に上記基端側絶縁碍子を上記電極形成面に接触させた状態で、上記センサ素子の上記基端部を上記端子ユニットにより把持させ、
上記基端側絶縁碍子と上記センサ素子の上記電極形成面とが接触する碍子接点部が、上記金属端子と上記電極パッドとが接触する端子接点部よりも、上記センサ素子の軸方向基端側に配されるようにすることを特徴とするガスセンサの製造方法。 - 請求項12において、上記一対の基端側絶縁碍子のうち一方の基端側絶縁碍子は、上記センサ素子の幅方向を位置決めする一対の素子位置決め突出部を設けてなり、他方の上記基端側絶縁碍子は、上記一対の素子位置決め突出部に対する位置決めを行うための一対の碍子位置決め突出部を設けてなることを特徴とするガスセンサの製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009104659A JP5099068B2 (ja) | 2009-04-23 | 2009-04-23 | ガスセンサ及びその製造方法 |
DE102010028132A DE102010028132A1 (de) | 2009-04-23 | 2010-04-22 | Gassensor und Verfahren zu dessen Herstellung |
US12/765,985 US8449742B2 (en) | 2009-04-23 | 2010-04-23 | Gas sensor and method of manufacturing same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009104659A JP5099068B2 (ja) | 2009-04-23 | 2009-04-23 | ガスセンサ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010256100A JP2010256100A (ja) | 2010-11-11 |
JP5099068B2 true JP5099068B2 (ja) | 2012-12-12 |
Family
ID=42779866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009104659A Active JP5099068B2 (ja) | 2009-04-23 | 2009-04-23 | ガスセンサ及びその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8449742B2 (ja) |
JP (1) | JP5099068B2 (ja) |
DE (1) | DE102010028132A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5639030B2 (ja) * | 2011-10-08 | 2014-12-10 | 日本特殊陶業株式会社 | センサ |
KR101414906B1 (ko) | 2013-02-25 | 2014-07-04 | 주식회사 현대케피코 | 산소센서의 터미널 구조 |
JP6379900B2 (ja) * | 2013-09-26 | 2018-08-29 | 株式会社デンソー | ガスセンサ |
JP6331891B2 (ja) * | 2014-08-29 | 2018-05-30 | 株式会社デンソー | ガスセンサ |
WO2017204296A1 (ja) * | 2016-05-25 | 2017-11-30 | 日本碍子株式会社 | ガスセンサの組立装置および組立方法 |
JP6593273B2 (ja) * | 2016-08-01 | 2019-10-23 | 株式会社デンソー | ガスセンサ |
JP6981791B2 (ja) * | 2017-06-30 | 2021-12-17 | 日本特殊陶業株式会社 | ガスセンサの製造方法 |
JP6924106B2 (ja) * | 2017-09-11 | 2021-08-25 | Kyb株式会社 | 流体性状検出装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5246562A (en) * | 1990-10-26 | 1993-09-21 | Robert Bosch Gmbh | Gas measurement sensor, especially for determining oxygen concentration in exhaust gases of internal combustion engines |
JP4479115B2 (ja) * | 2000-05-22 | 2010-06-09 | 株式会社デンソー | ガスセンサ |
JP4648539B2 (ja) * | 2000-11-30 | 2011-03-09 | 日本特殊陶業株式会社 | センサの端子接続構造 |
DE10132827A1 (de) * | 2001-07-06 | 2003-01-30 | Bosch Gmbh Robert | Gasmessfühler |
JP4340136B2 (ja) * | 2003-12-10 | 2009-10-07 | 矢崎総業株式会社 | 箱体の取付ガタ防止構造 |
JP2009047574A (ja) * | 2007-08-21 | 2009-03-05 | Ngk Spark Plug Co Ltd | センサ及びセンサの製造方法 |
DE102008042942B4 (de) * | 2007-10-18 | 2021-09-30 | Denso Corporation | Gassensor und Verfahren zum Herstellen dessleben |
-
2009
- 2009-04-23 JP JP2009104659A patent/JP5099068B2/ja active Active
-
2010
- 2010-04-22 DE DE102010028132A patent/DE102010028132A1/de active Pending
- 2010-04-23 US US12/765,985 patent/US8449742B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010256100A (ja) | 2010-11-11 |
US20100269568A1 (en) | 2010-10-28 |
DE102010028132A1 (de) | 2010-10-28 |
US8449742B2 (en) | 2013-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5099068B2 (ja) | ガスセンサ及びその製造方法 | |
JP4479842B2 (ja) | ガスセンサ及びその製造方法 | |
JP4740385B2 (ja) | センサおよびセンサの製造方法 | |
US9039879B2 (en) | Gas sensor and method of manufacturing thereof | |
USRE49874E1 (en) | Gas sensor and method for manufacturing the same | |
JP4706491B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP4545044B2 (ja) | センサ | |
JP5475715B2 (ja) | センサ | |
US20080295576A1 (en) | Gas sensor having insulator assembly for supporting heater | |
JP4648781B2 (ja) | センサの製造方法 | |
JP2013181768A (ja) | ガスセンサ | |
US10451583B2 (en) | Gas sensor | |
US9151728B2 (en) | Gas sensor | |
JP4695945B2 (ja) | センサ | |
US20160209351A1 (en) | Sensor | |
JP4773161B2 (ja) | センサ | |
JP2002168824A (ja) | センサの端子接続構造 | |
JP7298584B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP6268077B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP5639030B2 (ja) | センサ | |
JP2004093302A (ja) | ガスセンサ | |
US8075753B2 (en) | Gas sensor | |
JP4204370B2 (ja) | センサ | |
JP6560601B2 (ja) | センサ | |
JP2001311717A (ja) | センサのリード線接続構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110627 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120820 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120828 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120910 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5099068 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |