JP6379900B2 - ガスセンサ - Google Patents
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Description
このようなガスセンサにおいては、従来、ヒータと外部電源との接続を図る通電線との接続は、ヒータの基端側に設けられた一対の電極に、ロウ付け、溶接等により、棒状の端子部材を接続した上で、その端子部材と通電線とを圧着端子を介して接続している(特許文献1図2等参照)。
このため、接点における接点荷重が小さくなり、外部からの振動が負荷された時などにおいて、瞬間的な導通の遮断を招き、ガスセンサの信頼性を低下させるおそれがある。
前記圧着部(13)と前記屈曲部(11)との間に設けられ、前記平板状の基部(10)の厚み方向に凸形状に折り曲げられた撓み部(14)と、を具備し、
前記当接部(12)は、前記電極パッド(31)側に向かって凸となるように湾曲する球面状に形成されており、
前記当接部(12)の前記球面は、
前記ヒータ(3)の長手軸方向に沿った縦断面曲率半径(R 1 )と、長手軸方向に直交する横断面曲率半径(R 2 )との関係において、R 2 >R 1 の関係を満たすことを特徴とする。
あるいは、
被測定ガス中の特定ガス成分の濃度を検出するガスセンサ(GS)であって、
少なくとも、
ガスセンサ素子(4)と、
通電により発熱し、前記ガスセンサ素子(4)の活性化を図るべく設けられ、前記ガスセンサ素子(4)の軸方向に伸びる平板状のヒータ(3)と、
該ヒータ(3)と外部との接続を図る一対の通電線(2)と、
前記ヒータ(3)の基端側において対向する平面の両側に設けた一対の電極パッド(31)と前記一対の通電線(2)との接続を図るべく設けられ、弾性部材からなる一対の端子金具(1)と、
を具備するガスセンサにおいて、
前記端子金具(1)が、軸方向に伸びる平板状の基部(10)と、
該基部(10)を基端側に向かって折り返した屈曲部(11)と、
該屈曲部(11)の先に設けられ、前記屈曲部(11)によって付勢され、前記電極パッド(31)に弾性的に当接する当接部(12)と、
前記基部(10)の基端側に設けられ、前記通電線(2)の芯線(20)に接続する圧着部(13)と、を具備し、
前記当接部(12)は、前記電極パッド(31)側に向かって凸となるように湾曲する球面状に形成されており、
前記当接部(12)が、
前記ヒータ(3)の長手軸方向に沿った縦断面曲率半径(R 1 )と、長手軸方向に直交する横断面曲率半径(R 2 )との関係において、
式1の関係を満たすと共に、
R 2 >R 1 ・・・式1
前記ヒータ(3)の一方の表面に形成した前記電極パッド(31)の表面から対向する他方の表面に形成した前記電極パッド(31)の表面に至る長さを、ヒータ電極部板厚(T 3 )とし、
前記端子金具(1)の前記基部(10)の表面から前記当接部(12)までの自由高さ(H 1 )と前記ヒータ(3)の前記電極パッド(31)に当接したときの当接時高さ(H 2 )との差ΔH(=H 1 −H 2 )を、前記ヒータ電極部板厚T 3 を基準とした相対変位量δ(=ΔH/T 3 )で表し、
前記横断面曲率半径(R 2 )を前記ヒータ電極部板厚T3を基準とした相対半径r 2 (=R 2 /T 3 )で表したとき、
該相対変位量(δ)と前記相対半径(r 2 )との関係において、
式2の関係を満たすことを特徴とする。
なお、本発明において、検出対象を特に限定するものではなく、本発明の要部である端子金具1の当接部12を所定の形状とすることで、接点の導通信頼性の向上を図る本発明の趣旨に反しない限りにおいて、ガスセンサ素子の構成を適宜変更することができる。
端子金具1は、電気伝導性に優れ、弾性を有する金属材料が用いられている。
端子金具1は、基部10、屈曲部11、当接部12、圧着部13、及び、撓み部14によって構成されている。
屈曲部11は、基部10の先端側を基端側に向かって折り返して形成されている。
屈曲部11は、その先端側に設けた当接部12をヒータ3の表面に設けた電極パッド31側に向かって付勢する。
当接部12は、ヒータ3の表面に形成した電極パッド31に弾性的に当接する。
圧着部13は、基部10の基端側に設けられ、導通線2の芯線20に接続され、圧着固定される。
撓み部14は、圧着部13と基部10との間に設けられ、ガスセンサGS内に収容した時に、適度に湾曲して端子金具1を保持する位置と導通線2を保持する位置との位置ズレを緩衝する。
接点荷重Fは、それぞれの当接部12の横断面曲率半径R2の中心Oを結ぶ直線上で当接部12の法線方向に作用し、一対の端子金具1がヒータ3の中心位置に組み付けられた場合に最大となる。
R2>R1・・・式1
R2≧2×T3 ・・・式3
なお、端子金具1Zと本発明に係る端子金具1との共通する部分については、同じ符号を付し、相違する部分にZの枝番を付したので、同一の部分についての説明を省略し、相違する点を中心に説明する。
比較例においては、本発明のような比較的緩やかなカーブを描いて湾曲する球面ではなく、当接部12Zの中心に電極パッド側に向かって突出する突起部PCが形成されており、突起部Pcの曲率半径RZは、本発明の端子金具1の当接部12の縦断面曲率半径R1、及び、横断面曲率半径R2のいずれよりも遙かに小さく(例えば、RZ=0.3〜0.7mm)設定されている。
図3に示すように、一対の端子金具1を組み付けたときに、一方の端子金具1の中心点Oと、他方の端子金具1の中心点Oとが、横断面方向にX(mm)の位置ズレが生じた場合であっても、ヒータ3が傾き角度θだけ回転し、ヒータ3を挟んで対向する一対の当接部12の一方の横断面曲率半径R2の中心点Oと、他方の横断面曲率半径R2の中心点Oとを結ぶ直線上で、常に両当接部12が接し、電極パッド31に対して直交する方向の接点荷重Fを発生させるため、接点荷重Fの低下を抑制することができる。
このとき、一対の端子金具1の中心点Oがヒータ3の中心位置と一致する正位置の場合に比べ、位置ズレが生じた場合の当接部12の当接時高さH2が僅かに高くなるため、変位量ΔHが僅かに小さくなり、接点荷重F(バネ常数K×変位量ΔHに相当)も小さくなる。
しかし、本発明の範囲に横断面方向曲率半径R2を設定することで、横断面方向にヒータ電極部板厚T3の1.5倍の位置ズレ量X(mm)を生じても、接点荷重Fの低下を10%以内に抑制できることが判明した。
このため、端子金具1Zの幅によっては、接点荷重F作用方向と中心点OZを結ぶ直線とが一致する前に、ヒータ3と端子金具1Zの側面とが当接して、ヒータ3の回転が止まるので、接点荷重Fが低下する。
しかも、互いに対向する端子金具1Zの接点荷重Fが中心点OZを結ぶ直線上から外れるため、ヒータ3をひねるような回転モーメントが発生する。
その結果、従来のガスセンサにおいては、使用時に、ヒータ3の内部に残留する応力と冷熱ストレスが重畳的に作用し、ヒータ割れを起こし易くなることが判明した。
図5Aは、横断面方向曲率半径R2と変位量ΔHを変化させ、接点荷重Fが10%以上低下しない範囲を効果ありと判断し、限界領域を求めたものである。 その結果、式2の関係を満たす範囲で効果があるものと確認された。
R2>R1・・・式1
当接部12の縦断面曲率半径R1を横断面曲率半径R2よりも小さくすることで、当接部12の変位量ΔHに違いがあっても、素子に接する点までのばねの腕の長さがほぼ一定となり、接点位置の変化が小さくなるので、接点荷重Fの安定化を図ることができる。
なお、後述するように、図6に示す、ヒータ把持部73によってヒータ3の中腹が保持されているので、ヒータ3の直線性が確保され、軸方向の接点ズレは無視できる。
R2≧2×T3・・・式3
なお、本発明のガスセンサGSは特に用途を限定するものではなく、ガスセンサ素子4の構成を適宜変更することで、様々な用途に適用することができる。例えば、電極形状や制御方法を工夫することにより、空燃比の検出やNOxの検出を行ったり、固体電解質材料としてプロトン伝導性を有するものを用いて、アンモニア検出等を行うガスセンサに採用することもできる。
なお、以下の実施形態においては、このようなガスセンサとして典型的な酸素センサを例として説明する。
ガスセンサGSは、被測定ガス中の特定ガス成分の濃度を検出するものである。ガスセンサGSは、少なくとも、ガスセンサ素子4と、ヒータ3と、端子金具1と導通線2とを具備し、それ以外に一般的にガスセンサに用いられる構成を含むものである。
端子金具1は、上述の如く、導電性と弾性と有する弾性部材からなり、基部10、屈曲部11、当接部12、圧着部13、撓み部14によって構成され、当接部12は、電極パッド31に向かって凸となるように湾曲する球面状に形成されている。
ガスセンサ素子4は、いわゆるコップ型のセンサ素子で、酸素イオンに対して伝導性を有するジルコニア等の固体電解質材料を有底筒状に形成し、信号取出部40、拡径部41、検出部42基準ガス室43によって構成されている。
基準電極層421は、ガスセンサ素子1の基端側で、プラス端子金具72+に接続され、プラス端子金具72+の基端側に設けた圧着部71+を介してプラス信号線70+に接続されている。
プラス端子金具72+の先端側には、ヒータ把持部73が設けられ、ヒータ3をガスセンサ素子4内で保持している。
一対の端子金具1、プラス端子金具72+、マイナス端子金具72−は、アルミナ等の公知の絶縁材料で形成された絶縁体80によって、それぞれ絶縁分離されている。
拡径部41を覆うように、ハウジング5の内周面とガスセンサ素子4の外周面との間に、タルク粉末等からなる粉末充填部60、筒状絶縁体61、金属シール62からなる封止部材6が配設され、加締め部53によって封止部材6を軸方向に押圧して、ハウジング5とガスセンサ素子4との間の気密性が確保されている。
カバー体90には、被測定ガスを導入するための開孔91が設けられている。
なお、本発明において、カバー体90の構成を限定するものではなく、複数のカバー体を同心に配設したものでも良いし、開孔91の位置、大きさ、形状等も適宜変更し得る。
ボス部には、段付き筒状のケーシング86が固定されている。
ケーシング86は、ステンレス等の金属製で、ヒータ3及びガスセンサ素子4の基端側を覆い、一対の端子金具1、プラス端子金具72+、マイナス端子金具72−、絶縁体80、一対の信号線70+/70−、一対の導通線2を、封止固定する。
ケーシング86の基端側には、耐熱ゴム等からなるグロメット82、撥水フィルタ83、通気孔85が設けられ、加締め部84によってかしめ固定され、センサ内部への水分の侵入は阻止され、大気の導入のみが許容されている。
図1に示した端子金具と基本的な構成は同一であり、本変形例では、基部10Aの両側に舌片状に張り出す係止部15を設けた点が相違する。
係止部15を設けることで、絶縁体80への固定が容易となり、端子金具1Aの横断面方向の位置ズレを抑制し、接点荷重Fの低下を抑制する本発明の効果をより一相高めることができる。
係止部15は、本図に示すような形状に限るものではなく、端子金具1Aを固定する絶縁体80の形状に応じて適宜変更することができる。
本実施形態においても、当接部12の横断面曲率半径R2と縦断面曲率半径R1とを上述と同様の範囲に形成することで、ヒータ3との導通信頼性の向上を図ることができる。
10 基部
11 屈曲部
12 当接部
13 圧着部
14 撓み部
15 係止部
Claims (4)
- 被測定ガス中の特定ガス成分の濃度を検出するガスセンサ(GS)であって、
少なくとも、
ガスセンサ素子(4)と、
通電により発熱し、前記ガスセンサ素子(4)の活性化を図るべく設けられ、前記ガスセンサ素子(4)の軸方向に伸びる平板状のヒータ(3)と、
該ヒータ(3)と外部との接続を図る一対の通電線(2)と、
前記ヒータ(3)の基端側において対向する平面の両側に設けた一対の電極パッド(31)と前記一対の通電線(2)との接続を図るべく設けられ、弾性部材からなる一対の端子金具(1)と、
を具備するガスセンサにおいて、
前記端子金具(1)が、軸方向に伸びる平板状の基部(10)と、
該基部(10)を基端側に向かって折り返した屈曲部(11)と、
該屈曲部(11)の先に設けられ、前記屈曲部(11)によって付勢され、前記電極パッド(31)に弾性的に当接する当接部(12)と、
前記基部(10)の基端側に設けられ、前記通電線(2)の芯線(20)に接続する圧着部(13)と、
前記圧着部(13)と前記屈曲部(11)との間に設けられ、前記平板状の基部(10)の厚み方向に凸形状に折り曲げられた撓み部(14)と、を具備し、
前記当接部(12)は、前記電極パッド(31)側に向かって凸となるように湾曲する球面状に形成されており、
前記当接部(12)の前記球面は、
前記ヒータ(3)の長手軸方向に沿った縦断面曲率半径(R 1 )と、長手軸方向に直交する横断面曲率半径(R 2 )との関係において、R 2 >R 1 の関係を満たすことを特徴とするガスセンサ - 被測定ガス中の特定ガス成分の濃度を検出するガスセンサ(GS)であって、
少なくとも、
ガスセンサ素子(4)と、
通電により発熱し、前記ガスセンサ素子(4)の活性化を図るべく設けられ、前記ガスセンサ素子(4)の軸方向に伸びる平板状のヒータ(3)と、
該ヒータ(3)と外部との接続を図る一対の通電線(2)と、
前記ヒータ(3)の基端側において対向する平面の両側に設けた一対の電極パッド(31)と前記一対の通電線(2)との接続を図るべく設けられ、弾性部材からなる一対の端子金具(1)と、
を具備するガスセンサにおいて、
前記端子金具(1)が、軸方向に伸びる平板状の基部(10)と、
該基部(10)を基端側に向かって折り返した屈曲部(11)と、
該屈曲部(11)の先に設けられ、前記屈曲部(11)によって付勢され、前記電極パッド(31)に弾性的に当接する当接部(12)と、
前記基部(10)の基端側に設けられ、前記通電線(2)の芯線(20)に接続する圧着部(13)と、を具備し、
前記当接部(12)は、前記電極パッド(31)側に向かって凸となるように湾曲する球面状に形成されており、
前記当接部(12)が、
前記ヒータ(3)の長手軸方向に沿った縦断面曲率半径(R1)と、長手軸方向に直交する横断面曲率半径(R2)との関係において、
式1の関係を満たすと共に、
R2>R1・・・式1
前記ヒータ(3)の一方の表面に形成した前記電極パッド(31)の表面から対向する他方の表面に形成した前記電極パッド(31)の表面に至る長さを、ヒータ電極部板厚(T 3 )とし、
前記端子金具(1)の前記基部(10)の表面から前記当接部(12)までの自由高さ(H 1 )と前記ヒータ(3)の前記電極パッド(31)に当接したときの当接時高さ(H 2 )との差ΔH(=H 1 −H 2 )を、前記ヒータ電極部板厚T 3 を基準とした相対変位量δ(=ΔH/T 3 )で表し、
前記横断面曲率半径(R 2 )を前記ヒータ電極部板厚T3を基準とした相対半径r 2 (=R 2 /T 3 )で表したとき、
該相対変位量(δ)と前記相対半径(r 2 )との関係において、
式2の関係を満たすことを特徴とするガスセンサ
- 前記ヒータ電極部板厚(T3)と前記横断面曲率半径(R2)との関係において、
式3の関係を満たす請求項2に記載のガスセンサ
R 2 ≧2×T 3 ・・・式3 - 前記ヒータ電極部板厚(T 3 )が、0.8mm以上、1.6mm以下であり、前記横断面曲率半径(R 2 )が3.0mm以上、8.0mm以下である請求項2又は3に記載のガスセンサ
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