JP2015152465A - ガスセンサ - Google Patents

ガスセンサ Download PDF

Info

Publication number
JP2015152465A
JP2015152465A JP2014027222A JP2014027222A JP2015152465A JP 2015152465 A JP2015152465 A JP 2015152465A JP 2014027222 A JP2014027222 A JP 2014027222A JP 2014027222 A JP2014027222 A JP 2014027222A JP 2015152465 A JP2015152465 A JP 2015152465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
sensor element
electrode pad
protrusion
end side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014027222A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6220283B2 (ja
Inventor
義靖 藤井
Yoshiyasu Fujii
義靖 藤井
健弘 大場
Takehiro Oba
健弘 大場
真 平澤
Makoto Hirasawa
真 平澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP2014027222A priority Critical patent/JP6220283B2/ja
Publication of JP2015152465A publication Critical patent/JP2015152465A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6220283B2 publication Critical patent/JP6220283B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)

Abstract

【課題】端子金具に屈曲部及び突起部を設ける際、突起部に亀裂や割れが生じることを抑制し、突起部を介してセンサ素子と端子金具とを確実に電気的接続可能なガスセンサを提供する。【解決手段】センサ素子の電極パッド11aに接続される端子金具21であり、軸線O方向に延びる本体部21aと、折り返し部21tと、該折り返し部に先端側が接続してセンサ素子に近づきつつ屈曲部を経由してセンサ素子から遠ざかる当接部21bと、を一体に有する端子金具21と、を備え、端子金具21には、屈曲部を跨ぐようにしつつ当接部の一部に形成され、当接部から突出して電極パッドに接触する突起部21pが設けられたガスセンサであって、当接部の厚みをtとしたとき、突起部と電極パッドとの接点Pを中心として軸線方向の先端部及び後端部にそれぞれ1.5?tの長さにおいて、突起部の表面の曲率半径r1が当接部の外表面の曲率半径r2より大きい。【選択図】図5

Description

本発明は、被検出ガスの濃度を検出するセンサ素子を備えたガスセンサに関する。
自動車等の排気ガス中の酸素やNOの濃度を検出するガスセンサとして、固体電解質を用いた板状のセンサ素子を有するものが知られている。
この種のガスセンサとして、板状のセンサ素子の対向する主面の後端側に幅方向に並ぶ複数の電極パッドを設け、この電極パッドのそれぞれに端子金具を電気的に接触させてセンサ素子からのセンサ出力信号を外部に取り出したり、センサ素子に積層されたヒータに給電するものが広く用いられている(特許文献1)。
このようなガスセンサの一例を図7に示す。板状のセンサ素子400の対向する主面のそれぞれの後端側に電極パッド401a、401bが設けられ、電極パッド401aに端子金具300が接触している。なお、電極パッド401bに接続される端子金具は図示を省略してある。端子金具300は、軸線O方向に延びる本体部301aと、本体部301aの先端側に接続し、後端側で且つセンサ素子400に向かって折り返された折り返し部301tと、折り返し部301tに先端側が接続する当接部301bとを一体に有している。この当接部301bは、後端側に向かって延びるにつれて、センサ素子400に近づきつつ屈曲部301wを経由することでセンサ素子400から離れるように曲げられている。さらに、端子金具300には、屈曲部301wを跨ぐようにしつつ当接部301bの幅方向(紙面表裏方向)の一部に形成され、当接部301bから突出する突起部301pを有している。
そして、突起部301pの頂部が電極パッド401aに接点Pにて点接触することで、端子金具300と電極パッド401aとの電気的な接続信頼性を向上させている。
特開2008−270168号公報(図1)
ところで、上記した突起部301pは、一般に当接部301bの所定部位をプレス加工等により押し出され、その後、屈曲部301wが、突起部301pを跨いで屈曲することで形成される。しかしながら、突起部301pが当接部301bから張り出すように成形されるため、接点P近傍での突起部301pの張出し量(曲がり具合)が、当接部301bの外表面301b1の張出し量(曲がり具合)に比べて大きい。つまり、突起部301p表面の曲率半径r10が、当接部301bの外表面301b1の曲率半径r20より大きくなる。なお、曲率半径r10、r20は、図7に示すように、接続金具300をその側面から見たときのそれぞれの表面を表す輪郭の曲率半径を指す。
その結果、屈曲部301wを形成する際に突起部301pの加工変形量が大きくなるため、突起部301pに亀裂や割れが生じ易く、電気的な接続信頼性が低下するおそれがある。
そこで、本発明は、端子金具に屈曲部、及び電極パッドと接触する突起部を設ける際、突起部に亀裂や割れが生じることを抑制し、突起部を介してセンサ素子の電極パッドと端子金具とを確実に電気的接続することができるガスセンサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のガスセンサは、軸線方向に延びる板状をなし、後端側外表面に電極パッドを有するセンサ素子と、前記電極パッドに電気的に接続される端子金具であり、前記軸線方向に延びる本体部と、該本体部の先端側に接続し、後端側で且つ前記センサ素子に向かって折り返される折り返し部と、該折り返し部に先端側が接続すると共に、後端側に向かって延びるにつれて、前記センサ素子に近づきつつ屈曲部を経由することで前記センサ素子から遠ざかる当接部と、を一体に有する端子金具と、を備え、前記端子金具には、少なくとも前記屈曲部を跨ぐようにしつつ前記当接部の幅方向の一部に形成され、且つ前記電極パッドに接触するように前記当接部から突出する突起部が設けられたガスセンサであって、前記折り返し部と前記突起部との間における前記当接部の厚みをtとしたとき、前記突起部と前記電極パッドとの接点を中心として前記軸線方向の先端部及び後端部にそれぞれ1.5×tの長さを有する領域内において、前記突起部の表面の曲率半径r1が前記当接部の外表面の曲率半径r2より大きい。
突起部は、一般に当接部の所定部位をプレス加工等により押し出され、その後、屈曲部が、突起部を跨いで屈曲することで形成される。そして、本発明のガスセンサにおいては、突起部の表面の曲率半径r1が当接部の外表面の曲率半径r2より大きくされている。このため、電極パッドとの接点近傍での突起部表面の傾斜は、当接部の外表面の傾斜よりもなだらかになり、屈曲部を曲げ成形する際に突起部の加工変形量が少なくなるため、突起部の亀裂や割れの発生を抑制し、突起部を介して電極パッドと端子金具とを確実に電気的接続することができる。
前記突起部は、前記接点よりも先端側に前記当接部から一定の距離だけ突出する平坦部を有してもよい。
このガスセンサによれば、接点から平坦部に至る突起部の傾斜は、平坦部を設けずに接点から突起部の先端に向かって徐々に傾斜する場合に比べてなだらかとなる。このため、突起部の表面の曲率半径r1をより一層大きくすることができ、屈曲部を形成する際に突起部の加工変形量をより少なくして、突起部の亀裂や割れをより一層抑制することができる。
この発明によれば、端子金具に屈曲部、及び電極パッドと接触する突起部を設ける際、突起部に亀裂や割れが生じることを抑制し、突起部を介してセンサ素子の電極パッドと端子金具とを確実に電気的接続することができるガスセンサを得ることができる。
本発明の実施形態に係るガスセンサの軸線方向に沿う断面図である。 センサ素子の斜視図である。 端子金具の斜視図である。 端子金具の軸線方向に沿う側面図である。 端子金具をセンサ素子の電極パッドに接続した状態を示す軸線方向に沿う側面図である。 端子金具の当接部の内表面の輪郭から外表面の輪郭を推定して曲率半径r2を求める方法を示す図である。 従来の端子金具をセンサ素子の電極パッドに接続した状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係るガスセンサ(酸素センサ)200の長手方向に沿う全体断面図、図2はセンサ素子10の斜視図、図3は端子金具21の斜視図、図4は端子金具21の軸線O方向に沿う側面図、図5は端子金具21をセンサ素子10の電極パッド11aに接続した状態を示す軸線O方向に沿う側面図、である。
このガスセンサ200は、自動車や各種内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサである。
図1において、ガスセンサ200は、排気管に固定されるためのねじ部139が外表面に形成された筒状の主体金具138と、軸線O方向(ガスセンサ200の長手方向:図中上下方向)に延びる板状形状をなすセンサ素子10と、センサ素子10の径方向周囲を取り囲むように配置される筒状のセラミックスリーブ106と、軸線方向に貫通する挿通孔168の先端側の内部に、センサ素子10の後端部の周囲を取り囲む状態で配置されるセラミック製のセパレータ166と、センサ素子10とセパレータ166との間に配置される4個の端子金具21(図1では、2個のみを図示)と、を備えている。
又、センサ素子10の先端のガス検出部10aは、アルミナ等の多孔質保護層20で覆われている(図2参照)。
主体金具138は、ステンレスから構成され、軸線方向に貫通する貫通孔154を有し、貫通孔154の径方向内側に突出する棚部152を有する略筒状形状に構成されている。この貫通孔154には、センサ素子10の先端部を自身の先端よりも突出させるように当該センサ素子10が配置されている。さらに、棚部152は、軸線方向に垂直な平面に対して傾きを有する内向きのテーパ面として形成されている。
なお、主体金具138の貫通孔154の内部には、センサ素子10の径方向周囲を取り囲む状態で環状形状のアルミナ製のセラミックホルダ151、粉末充填層153、156(以下、滑石リング153、156ともいう)、および上述のセラミックスリーブ106がこの順に先端側から後端側にかけて積層されている。
また、セラミックスリーブ106と主体金具138の後端部140との間には、加締めパッキン157が配置されており、セラミックホルダ151と主体金具138の棚部152との間には、滑石リング153やセラミックホルダ151を保持するための金属ホルダ158が配置されている。なお、主体金具138の後端部140は、加締めパッキン157を介してセラミックスリーブ106を先端側に押し付けるように、加締められている。
一方、図1に示すように、主体金具138の先端側(図1における下方)外周には、センサ素子10の突出部分を覆うと共に、複数の孔部を有する金属製(例えば、ステンレスなど)二重のプロテクタである、外部プロテクタ142および内部プロテクタ143が溶接等によって取り付けられている。
そして、主体金具138の後端側外周には、外筒144が固定されている。また、外筒144の後端側(図1における上方)の開口部には、センサ素子10の4個の端子金具21(図1では、2個のみを表示)とそれぞれ電気的に接続される4本のリード線146(図1では2本のみを表示)が挿通されるリード線挿通孔(図示せず)が形成された、ゴム製のグロメット170が配置されている。
さらに、グロメット170の軸線O方向中心には基準雰囲気となる大気を導入するための貫通孔170hが形成され、この貫通孔170hには円筒状のフィルタ金具172が嵌挿されている。そして、貫通孔170hとフィルタ金具172の間に、貫通穴170hを閉塞するようにして配置された、空気は通す(通気性を有す)が水を通さない撥水性フィルタ174が保持され、貫通孔170hを介してガスセンサ200の内外に大気を導入可能になっている。
また、主体金具138の後端部140より突出されたセンサ素子10の後端側(図1における上方)には、セパレータ166が配置される。なお、このセパレータ166は、センサ素子10の後端側の主面に形成される合計4個の電極パッド(図1では2個の電極パッド11a、12aのみを表示)の周囲に配置される。このセパレータ166は、軸線方向に貫通する挿通孔168を有する筒状形状に形成されると共に、外表面から径方向外側に突出する鍔部167が備えられている。セパレータ166は、鍔部167が保持部材169を介して外筒144に当接することで、外筒144の内部に保持される。
図2に示すようにセンサ素子10は、軸線O方向に延びる板状をなし、先端部10sが酸素濃度を検出するガス検出部10aとなっていて、ガス検出部10aは多孔質保護層20で覆われている。なお、センサ素子10自身は公知の構成であり、図示はしないが酸素イオン透過性の固体電解質体と1対の電極とを有するガス検出部と、ガス検出部を加熱して一定温度に保持するヒータ部等とを備えている。
そして、センサ素子10の一方の主面10Aの後端側には、幅W方向に2つの電極パッド11a、11bが並び、ガス検出部からのセンサ出力信号がリード部(図示せず)を介してこれら電極パッド11a、11bから出力される。又、主面10Aに対向するように設けられた他方の主面10Bの後端側には、幅方向に2つの電極パッド12a、12bが並び、リード部(図示せず)を介してヒータ部に電力を供給するようになっている。
各電極パッド11a、11b、12a、12bは、軸線O方向に長い矩形状になっていて、例えばPtを主体とする焼結体として形成することができる。
図3は端子金具21の斜視図を示す。なお、本実施形態では、後述するようにガスセンサ200は4本の端子金具21を有するが、これら4本の端子金具21はいずれも同一形状であるため、このうち、1本の端子金具21を用いて説明する。
図3に示すように、端子金具21は、略板状をなして軸線O方向に延びる板状の本体部21aと、本体部21aの先端側に接続し、後端側で且つセンサ素子10に向かって折り返される折り返し部21tと、折り返し部21tに先端側が接続された当接部21bと、本体部21aの後端側に接続する圧着端子部21cと、本体部21aの軸線O方向ほぼ中央の両端から当接部21b側(後述するセンサ素子10側)に向かって延び、本体部21aの両端からそれぞれL字状に折曲する1対の抜け止め部21dとを一体に備えている。
圧着端子部21cは公知の筒状をなし、この筒内に被覆を向いて導線を露出させたリード線146を挿入して圧着することで、リード線146(図1参照)が電気的に接続される。
抜け止め部21dは、自身の後端向き面をセパレータ166の先端向き面に当接させることで、セパレータ166内に収容された端子金具21が後端側へ抜けるのを防止する。
端子金具21は、例えば1枚の金属板(インコネル(登録商標)等)を打ち抜いた後、当接部21b及び抜け止め部21dを折り曲げて製造することができるが、これに限定されない。
さらに、当接部21bは、後端側に向かって延びるにつれて、センサ素子10に近づきつつ屈曲部21wを経由することでセンサ素子10から遠ざかるように曲げられている(図1、図4参照)。さらに、屈曲部21wを跨ぐようにしつつ前記当接部の幅方向の一部に形成され、且つ電極パッド11aに電気的に接触するように当接部21bから突出する突起部21pが形成されている。
そして、突起部21pの頂部が電極パッド11aに点接触することで、端子金具21と電極パッド11aとの電気的な接続信頼性を向上させている。
なお、突起部21pは、当接部21b(屈曲部21w)の幅方向に沿って2個形成されている。又、各突起部21pは同一形状であって、それぞれ軸線O方向の同じ位置に並んでいる。
図4に示すように、突起部21pを含む当接部21bは、端子金具21の折り返し部21tのバネ性(弾性)によって径方向に弾性的に撓んで電極パッド11a側に押圧されることにより、確実な電気的接続が得られるようになっている。
又、突起部21pは、後述する電極パッド11aとの接点P(図5参照)よりも先端側に、当接部21bの外表面21b1から一定の距離だけ突出する平坦部21fを有している。このようにすると、接点Pから平坦部21fに至る突起部21pの傾斜は、平坦部21fを設けずに接点Pから突起部21pの先端に向かって徐々に傾斜する場合に比べてなだらかとなる。このため、後述する突起部21pの表面の曲率半径r1をより一層大きくすることができ、屈曲部21wを形成する際に突起部21pの加工変形量をより少なくして、突起部21pの亀裂や割れをより一層抑制することができる。
なお、当接部21bの外表面21b1とは、電極パッド11aに向く面であり、電極パッド11aと反対側の面を当接部21bの内表面21b2とする。
次に、図5を参照して本発明の特徴部分について説明する。図5に示すように、端子金具21をセンサ素子10の電極パッド11aに当接すると、折り返し部21tが撓み、突起部21pの所定位置が電極パッド11aに接点Pを介して点接触する。
このとき、接点Pを中心として軸線O方向の先端部及び後端部にそれぞれ1.5×tの長さを有する領領域S内において、突起部21pの表面の曲率半径r1が、当接部21bの外表面21b1の曲率半径r2より大きくなっている。なお、tは、折り返し部21tと、突起部21pとの間の領域R(図4参照)における当接部21bの厚みであり、具体的には、領域R内の3箇所の値の平均値を厚みtとするとよい。また、曲率半径r1、r2は、図5に示すように、接続金具300を側面から見たときのそれぞれの表面を表す輪郭の曲率半径を指す。
ここで、突起部21pは、一般に当接部21bの所定部位をプレス加工等により押し出され、その後、屈曲部21wが、突起部21pを跨いで屈曲することで形成される。
このような形成であっても、上述の関係とすることで、接点P近傍での突起部21p表面の傾斜は、当接部21bの外表面21b1の傾斜よりもなだらかになり、屈曲部21wを曲げ成形する際に突起部21pの加工変形量が少なくなるため、突起部301pの亀裂や割れの発生を抑制し、突起部301pを介して電極パッド11aと端子金具21とを確実に電気的接続することができる。
ここで、領域Sを、接点Pを中心として軸線O方向の先端部及び後端部にそれぞれ1.5×tに規定した理由は、領域Sが先端及び後端に1.5×tより小さいと、屈曲部21w及び突起部301pの形状や、センサ素子10と当接部21bとの位置ズレによって接点Pの位置が軸線O方向にずれたときに、曲率半径r1、r2を有効に規定することが困難になるためである。又、領域Sが先端及び後端に1.5×tより大きいと、突起部21p以外で当接部21bが電極パッド11aと接する場合を含むことになるため、1.5×tに規定した。
曲率半径r1、r2は、図5に示す側面図から画像解析によって、突起部21pの表面及び当接部21bの外表面21b1の輪郭を取得し、この輪郭上に基づいて数値計算又はソフトウェアによって求めることができる。但し、上述のように、一般に突起部21pは当接部21bの所定部位をプレス加工等して押し出されるため、当接部21bの外表面21b1と突起部21pとの境界が明瞭でない場合がある。この場合、当接部21bの外表面21b1の輪郭を正確に取得することが困難である。
そこで、本発明では、図6に示すように、当接部21bの内表面21b2の輪郭を取得し、この輪郭上の各点V1、V2、V3・・・から電極パッド11a側に長さtの接線L1、L2、L3・・・を引き、この接線L1、L2、L3・・・の終端上の各点W1,W2、W3・・・を結んだ仮想輪郭を外表面21b1の輪郭とみなして曲率半径r2を求めてもよい。
本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の思想と範囲に含まれる様々な変形及び均等物に及ぶことはいうまでもない。
例えば、端子金具、屈曲部、及び屈曲部表面の突起部の形状、突起部の個数等は上記実施形態に限定されない。
又、ガスセンサとしては、酸素センサ、全領域ガスセンサの他、NOxセンサが挙げられる。
10 センサ素子
10A センサ素子の一方の主面
10B センサ素子の他方の主面
11a、11b、12a、12b 電極パッド
21 端子金具
21a 本体部
21b 当接部
21f 平坦部
21w 屈曲部
21p 突起部
21t 折り返し部
200 ガスセンサ
O 軸線
P 突起部と電極パッドとの接点
r1 突起部の表面の軸線方向の曲率半径
r2 当接部の外表面の軸線方向の曲率半径
t 当接部の厚み

Claims (2)

  1. 軸線方向に延びる板状をなし、後端側外表面に電極パッドを有するセンサ素子と、
    前記電極パッドに電気的に接続される端子金具であり、前記軸線方向に延びる本体部と、該本体部の先端側に接続し、後端側で且つ前記センサ素子に向かって折り返される折り返し部と、該折り返し部に先端側が接続すると共に、後端側に向かって延びるにつれて、前記センサ素子に近づきつつ屈曲部を経由することで前記センサ素子から遠ざかる当接部と、を一体に有する端子金具と、を備え、
    前記端子金具には、少なくとも前記屈曲部を跨ぐようにしつつ前記当接部の幅方向の一部に形成され、且つ前記電極パッドに接触するように前記当接部から突出する突起部が設けられたガスセンサであって、
    前記折り返し部と前記突起部との間における前記当接部の厚みをtとしたとき、前記突起部と前記電極パッドとの接点を中心として前記軸線方向の先端部及び後端部にそれぞれ1.5×tの長さを有する領域内において、前記突起部の表面の曲率半径r1が前記当接部の外表面の曲率半径r2より大きいガスセンサ。
  2. 前記突起部は、前記接点よりも先端側に前記当接部から一定の距離だけ突出する平坦部を有する請求項1に記載のガスセンサ。
JP2014027222A 2014-02-17 2014-02-17 ガスセンサ Active JP6220283B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014027222A JP6220283B2 (ja) 2014-02-17 2014-02-17 ガスセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014027222A JP6220283B2 (ja) 2014-02-17 2014-02-17 ガスセンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015152465A true JP2015152465A (ja) 2015-08-24
JP6220283B2 JP6220283B2 (ja) 2017-10-25

Family

ID=53894875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014027222A Active JP6220283B2 (ja) 2014-02-17 2014-02-17 ガスセンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6220283B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220026388A1 (en) * 2018-09-25 2022-01-27 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Gas sensor
DE102023114014A1 (de) 2022-06-01 2023-12-07 Niterra Co., Ltd. Gassensor

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6170763U (ja) * 1984-10-16 1986-05-14
JPH06222039A (ja) * 1993-01-28 1994-08-12 Nippondenso Co Ltd ガスセンサの信号取出し構造
US5573650A (en) * 1993-01-28 1996-11-12 Nippondenso Co., Ltd. Gas sensor
JP2007017407A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
JP2007071582A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
JP2008270168A (ja) * 2007-03-27 2008-11-06 Denso Corp セラミックヒータ
JP2013181768A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
JP2013181769A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6170763U (ja) * 1984-10-16 1986-05-14
JPH06222039A (ja) * 1993-01-28 1994-08-12 Nippondenso Co Ltd ガスセンサの信号取出し構造
US5573650A (en) * 1993-01-28 1996-11-12 Nippondenso Co., Ltd. Gas sensor
JP2007017407A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
JP2007071582A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ
JP2008270168A (ja) * 2007-03-27 2008-11-06 Denso Corp セラミックヒータ
JP2013181768A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
JP2013181769A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220026388A1 (en) * 2018-09-25 2022-01-27 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Gas sensor
DE102023114014A1 (de) 2022-06-01 2023-12-07 Niterra Co., Ltd. Gassensor

Also Published As

Publication number Publication date
JP6220283B2 (ja) 2017-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5562991B2 (ja) ガスセンサ
USRE49874E1 (en) Gas sensor and method for manufacturing the same
JP5509234B2 (ja) ガスセンサ
JP6220283B2 (ja) ガスセンサ
JP2007101411A (ja) センサ
US10585061B2 (en) Gas sensor and method for manufacturing the same
US11467121B2 (en) Manufacturing method of gas sensor
US20120304735A1 (en) Gas sensor
JP5995765B2 (ja) ガスセンサ
US20160320333A1 (en) Gas sensor element, gas sensor, and method of manufacturing gas sensor element
JP5925089B2 (ja) ガスセンサ
JP6886880B2 (ja) ガスセンサ
US10393715B2 (en) Gas sensor having a tubular body tightly fitted to a tapered portion of a metallic shell
JP6268077B2 (ja) ガスセンサ
JP6170440B2 (ja) ガスセンサ
JP6826907B2 (ja) ガスセンサ
JP5905342B2 (ja) ガスセンサ及びその製造方法
JP6876552B2 (ja) ガスセンサ
JP5155249B2 (ja) センサ
JP7265958B2 (ja) センサ及びその製造方法
JP2016017896A (ja) センサ
JP6316580B2 (ja) ガスセンサ
JP5754338B2 (ja) ガスセンサ
JP7149791B2 (ja) ガスセンサ
WO2023074043A1 (ja) ガスセンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170915

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6220283

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250