JP5098540B2 - 熱転写記録装置及び熱転写記録方法 - Google Patents

熱転写記録装置及び熱転写記録方法 Download PDF

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Description

本発明は、サーマルヘッドを有する熱転写記録装置に関し、更に詳しくは、インクリボン濃度に応じて画像データを補正し上限濃度インクリボンに近い印画品質の印画を行なう熱転写記録装置及び熱転写記録方法に関する。
熱転写記録装置(サーマルプリンタ)は、記録紙に重ねられたインクリボンの背後をサーマルヘッドで加熱し、インクリボンのインクを記録紙に熱転写して印がする装置である。インクリボンは、熱溶融性または昇華性の着色インキ層を有する熱転写シートであり、記録紙は、紙やプラスチックシート等の受像シートである。
サーマルヘッドは、基板上に一列に形成される複数の発熱抵抗体から成る。熱転写プリンタには複数のインクリボンが備えられ、記録紙の同一位置に複数色のインクリボン(例えば、イエローY、マゼンダM、シアンC、ブラックK)のインクを重ねて転写することで、カラー印刷を行うことができる。例えば、複数のインクリボンが回転式に設置され、熱転写を行うインクリボンをサーマルヘッドの位置に移動できるようになっている。また、記録紙搬送装置は、記録紙を印画位置であるサーマルヘッドの位置に搬送し、記録紙の所定の印画範囲が印画される。
特に熱溶融転写方式によって形成される印画画像は、高濃度で鮮鋭性に優れ、文字、線画等の2値画像の記録に適し、さらに、イエローY、マゼンダM、シアンC、ブラックK等の熱溶融性インクリボンを用いて各着色層を重ねて印画することにより、減色混合による多色またはフルカラー画像の形成も可能である。
熱溶融転写方式により、色鮮やかで、粒状感のない安定性にすぐれた印刷物を得たいという要求がある。
このような要求に対して、画像データの各画素に対して、優先順位を設けた階調変換を行い、前記各画素によって形成される網点画像パターンに基づいて印画用画像データを生成し、安定性、階調性に優れた画像データを生成する熱転写記録装置が提案されている(特許文献1)。
特開2006−279596号公報
このような熱転写記録装置で使用するCMYK等のインクリボンの濃度は、製造過程におけるリボン上へのインク塗布厚のばらつき等によりリボンごとにばらつき、それにより熱転写記録装置による印画画像の品質安定性が低下するという問題があった。
このインクリボンの濃度のばらつきに対応するため、従来は、インクリボン濃度の高いインクリボンを使用する場合に網点面積率を下げるように階調補正を行なう手法が考えられてきた。
すなわち、図8に示すように、インクリボン濃度下限(図8(b))ではベタ画像100%の網点面積率とし、これに対してインクリボン濃度が高くなるほど網点面積率を下げるように0〜100%の網点変換率で階調変換を行なって印画する方法が考えられてきた。例えば、インクリボン濃度が上限(図8(a))のインクリボンを使用する場合には、ベタ画像の網点面積率を100%から80%に下げて印画するようにする。
上記の方法では、インクリボン濃度下限(図8(b))のリボンに濃度を合わせるため、全体として印画濃度の低下が起こり、色の鮮やかさが失われるという問題が生じる。
また、インクリボン濃度が高いインクリボンを使用するほど網点面積率が低くなるため、網点部と未印画部が存在してしまい、網点の粒状感が目立ってしまうという問題が生じる。
図8(c)は、0〜100%の網点面積率で階調変換した画像を5回連続印画した場合に生じた色差を縦軸に示した図である。網点変換率が高い(50%以上)領域では、色差が大きくなってしまうことが分かる。
これは50〜100%の階調変換ではドットが不均一になり、補正精度が低下することを示しており、上述の方法は適していないことを示している。すなわち、階調変換は0〜50%の範囲で行なうことが望ましい。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、インクリボン固有の濃度を考慮し、インクリボン濃度に依存せず、印画濃度が高く一様な、色鮮やかで、粒状感のない安定した印画が得られる熱転写記録装置を提供することである。
前述した課題を解決するための第1の発明は、サーマルヘッドを有する熱転写記録装置であって、使用インクリボンの濃度に応じて、画像データを上限濃度のインクリボンによる印画に合わせて調整する階調補正手段を有し、前記使用インクリボンによるベタ画像の印画の上に重ねて、前記階調補正手段により補正した画像データの網点画像を前記使用インクリボンにより印画し、前記階調補正手段は、下限濃度のインクリボンによるベタ画像印画に重ねて前記下限濃度のインクリボンによる網点画像を印画した場合に、前記上限濃度のインクリボンによるベタ画像印画と濃度値が等しくなるように、前記下限濃度のインクリボンによる網点画像の網点面積率を求め、前記網点面積率を元に前記使用インクリボンによる網点画像の網点面積率を求めて階調値を補正することを特徴とする熱転写記録装置である。
こで、前記階調補正手段は、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)の各色のインクリボンについて、前記下限濃度のインクリボンによる網点画像の網点面積率を求める。前記下限濃度のインクリボンによる網点画像の網点面積率は50%以下であることが望ましい。
ここで、上限濃度および下限濃度のインクリボンとは、インクリボンの製造上、得られるインクリボンの最高濃度にぶれが生じることに由来しており、この最高濃度の許容できる範囲を上限濃度および下限濃度として予め定めたものである。色によって発色特性や求められる最高濃度が異なるので、上限濃度および下限濃度は各色によって異なってもよい。
前記使用インクリボンによる網点画像の網点面積率は、次式(使用インクリボンによる網点画像の網点面積率)=(下限濃度のインクリボンによる網点画像の網点面積率)×{(上限濃度インクリボン濃度)−(使用インクリボン濃度)}/{(上限濃度インクリボン濃度)−(下限濃度インクリボン濃度)}×100(%)により求める。
すなわち、階調補正手段は、予め、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)の各色のインクリボンについて、まず、下限濃度のインクリボンによるベタ画像印画に重ねて下限濃度のインクリボンによる網点画像を印画した場合の濃度値と、上限濃度のインクリボンによるベタ画像印画の濃度値が等しくなる下限濃度のインクリボンによる網点画像の網点面積率を求める。
次に、階調変換手段は、以上の下限濃度のインクリボンによる網点画像の網点面積率を元に、上述の式から、使用するインクリボンの濃度に適した網点画像の網点面積率を求める。この使用インクリボンに対応する網点面積率で画像データの階調を補正する。
印画では、まず、使用インクリボンによりベタ印画を行い、その印画に重ねて、階調補正手段によって補正した網点画像データを印画する。
以上の階調補正手段では、下限濃度のインクリボンの網点画像の網点面積率を上限濃度のインクリボンのベタ画像の網点面積率に合わせる階調補正を行なったが、さらに複数の中間濃度のインクリボンによる網点画像の網点面積率を求め、これらのインクリボンの濃度と網点面積率の関係を複数の1次式あるいは2次式あるいは3次式で表し、これを補間することにより、使用するインクリボンの濃度に対応する網点面積率を求めて階調補正を行うようにしてもよい。これによって階調補正の精度は向上する。
第2の発明は、使用インクリボンの濃度に応じて、画像データを上限濃度のインクリボンによる印画に合わせて調整する階調補正工程と、前記使用インクリボンによるベタ画像の印画の上に重ねて、前記階調補正工程により補正した画像データの網点画像を前記使用インクリボンにより印画する印画工程と、を具備し、前記階調補正工程は、下限濃度のインクリボンによるベタ画像印画に重ねて前記下限濃度のインクリボンによる網点画像を印画した場合に、前記上限濃度のインクリボンによるベタ画像印画と濃度値が等しくなるように、前記下限濃度のインクリボンによる網点画像の網点面積率を求め、前記網点面積率を元に前記使用インクリボンによる網点画像の網点面積率を求めて階調値を補正することを特徴とする熱転写記録方法である。
本発明によれば、インクリボン固有の濃度差を考慮し、インクリボン濃度に依存せず、印画濃度が高く一様な、色鮮やかで、粒状感のない安定した印画が得られる熱転写記録装置を提供することが可能になる。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
まず、図1および図2に沿って、本発明の一実施形態に係る熱転写記録装置の構成と機能について説明する。
熱転写記録装置の構成・機能)
図1は、本実施形態に係る熱転写記録装置1の構成例を示す図である。熱転写記録装置1は、画像データ生成装置10と、印画部20から成る。
画像データ生成装置10は、例えば、汎用コンピュータ等を適用可能であり、制御部11、記憶部12、入力部13、表示部14、プリンタポート16、通信部15等からなる。記憶部12は、例えばハードディスク装置等であり、画像データや、制御部11で処理を実行する後述する画像処理用の各種プログラムや、画像処理用の各種パラメータ等を格納する。
入力部13は、例えばキーボード、マウス等であり、ユーザの指示等の入力に使用する。また、表示部は、例えばディスプレイであり、各種データを表示する。通信部15は、通信ポートや通信制御装置であり、ネットワークや他の装置との接続を行う。プリンタポート16は、USBケーブル等の接続ケーブル3等により印画部2を接続する。これらの構成要素は、バス17を介して相互に接続されている。
制御部11は、CPU(central processing unit)、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)等から構成されており、例えば記憶部12に格納された本発明の画像処理用プログラムを読出し実行し、上記の各構成要素を制御するとともに、本発明の階調補正手段として機能する。これについては後述する。
印画部20は、例えば熱溶融方式の熱転写記録装置であり、バッファメモリ21とプリンタ制御部22、サーマルヘッド23、サーマルヘッド23を駆動するサーマルヘッド駆動部24と、インクリボン送りモータ25、インクリボン送りモータ25を駆動するモータ駆動部26等で構成され、各構成要素はバス27を介して相互接続されている。
バッファメモリ21は、画像データ生成装置10から接続ケーブル30を介して転送される画像データを一時的に格納する。
プリンタ制御部22は、バッファメモリ21に一時的に格納されている画像データをサーマルヘッド23へ転送する制御を行うとともに、サーマルヘッド駆動部24およびモータ駆動部26を制御して記録シートに画像を印画する印画手段として機能する。
記録シートに画像を印画するためには、プリンタ制御部22により、画像データに応じてサーマルヘッド23に印加されるエネルギー(例えば、0〜100%まで変化)が設定され、画像印画の際に、サーマルヘッド23から設定されたエネルギーに応じた熱がインクリボンに印加され、これにより、印加部分のインクが溶融して記録シートに付着する。記録シートは、例えば、紙や中間転写フィルム、ポリカーボネート等のシートである。
また、インクリボンには、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4種類があり、これらのインクを重ねて転写することによりカラー印画が行われる。
図2は、図1の熱転写記録装置1の機能構成を示す図である。
熱転写記録装置1の画像データ生成装置10は、入力部13で処理を実行する画像データ入力3およびインクリボン濃度の取得32、制御部11で処理を実行する画像処理35の機能を持ち、記憶部12は、画像データを格納する画像メモリ33と画像処理35で使用する画像処理用パラメータ37の格納機能を持つ。
また、印画部20は、画像印画39の機能を持つ。印画部20の詳細な処理については後述する。
入力部13は画像データ5の画像読み取り処理31を行い、読み取った画像データを記憶部12の画像メモリ33に格納する。制御部11は、画像データ5に対して画像処理35を行う。
また、入力部13は、インクリボン濃度の取得機能32により、使用するインクリボンの濃度情報34を取得し、画像メモリ33に格納する。インクリボンの濃度情報34は、例えば、ベタ画像印画をした場合の印画濃度等である。
このとき、使用するインクリボンの濃度34を手動で測定し、その値を入力部13のキーボード等から入力してもよいし、インクリボン濃度測定装置を入力部13に接続して自動的に濃度情報34が入力されるようにしてもよい。また、インクリボンの製造時に、各インクリボンの濃度情報34をインクリボンに装着したICタグ等に記憶させておき、これを入力部13に接続された読み取り装置で読み取って入力するようにしてもよい。
画像処理33は、後述する階調補正処理等の処理工程より成り、記憶部12の画像メモリ33内の画像データをそれぞれの処理工程用に定めた処理パラメータ37を用いて画像処理し、最終的な画像データを得る。処理途中の画像データも記憶部12の画像メモリ33内に記憶される。制御部11は、最終的に得られた画像データを印画部20に送る。
印画部20は、受信した最終的に得られた画像データを印画データとして、プリンタ制御部22がサーマルヘッド23やインクリボン送りモータ25を制御し、画像印画39を実行する。
画像処理の流れ)
次に、図3、図4を用いて、本実施の形態による画像処理の流れを説明する。図3は、画像処理の流れを示すフローチャート、図4は、画像データ生成装置10の記憶部12の詳細を示す図である。
まず、制御部11は、入力部13により入力された画像データ5(画像データG33−1)およびインクリボンの濃度情報34を記憶部12から読み出す(ステップ101)。この画像データG33−1を元に画像処理35が実行される。
まず、画像処理35では、制御部11は、印画部20の解像度に合わせて、画像データG33−1の解像度変換処理を行い、画像データG33−2を生成し、記憶部12の画像メモリ33に保存する(ステップ102)。
ここで、印画部20の解像度は、例えば600dpi(dots per inch)等であり、この値を予め解像度変換パラメータ43として記憶部12の処理パラメータ37に格納しておき、この解像度変換パラメータ43を用いて画像データG33−1を解像度変換する。
次に、カラー印画を行う場合、制御部11はCMYK分版処理を行い、4色(シアンC、マゼンダM、イエローY、ブラックK)のそれぞれの画像データである分版データG(G3C、G3M、G3Y、G3K)33−3を生成し(ステップ103)、画像メモリ33に格納する。
次に、制御部11は、記憶部12に格納されているインクリボン濃度情報34と、記憶部12の画像処理用パラメータ37に予め格納されている階調補正用パラメータ44を使用して各版(C、M、Y、K)についての階調補正処理(ステップ104)を実行する。すなわち、まず、使用するインクリボンの濃度に対応する網点面積率B(B、B、B、B)を求め、この網点面積率B(B、B、B、B)に従って画像データG(G3C、G3M、G3Y、G3K)33−3を階調変換し、画像データG(G4C、G4M、G4Y、G4K)33−4を画像メモリ33に格納する。
この処理の詳細については後述するが、求まった使用するインクリボンに対応する網点面積率Bが例えば42%であれば、画像データGの階調値(例えば0〜256)を42%に補正する。
次に、制御部11は、階調補正処理(ステップ104)によって求められた各版の画像データG(G4C、G4M、G4Y、G4K)33−4に網点変換処理を施し、網点画像データG(G5C、G5M、G5Y、G5K)33−5を記憶部12の画像メモリ33に格納する(ステップ105)。
網点のマトリクスサイズはサーマルヘッド23の解像度や画像の線数により異なるが、例えば、解像度600dpiの場合、線数60lpiで10×10画素、75lpiで8×8画素、100lpiで6×6画素、120lpiで5×5画素というように予め定めておき、記憶部12の画像処理用パラメータ37に網点処理パラメータ45として格納しておく。
次に、制御部11は、各版(C、M、Y、K)についてのベタ画像データG(G6C、G6M、G6Y、G6K)33−6を生成する(ステップ106)。
すなわち、階調補正処理(ステップ104)を施していない網点面積率100%に対応する画像データG(G3C、G3M、G3Y、G3K)33−3にステップ105と同様の網点変換処理を施し、ベタ画像データG(G6C、G6M、G6Y、G6K)33−6を求める。
以上の処理により、画像処理35の処理が終了する。制御部11は、画像処理35によって求めた網点画像データG(G5C、G5M、G5Y、G5K)33−5およびベタ画像データG(G6C、G6M、G6Y、G6K)33−6を印画部20に送る。
画像データGおよびGは印画部20のバッファメモリ21に一時的に格納され、プリンタ制御部22がサーマルヘッド駆動部24およびモータ駆動部26を制御することにより画像が印画される。
すなわち、印画部20は、まず1つの版(例えばシアンC)のベタ画像データGを印画し(ステップ107)、次に、印画したベタ印画像に重ねて階調補正を行った画像データGを印画する(ステップ108)。
以上の処理により1つの版について高濃度で色鮮やかな粒状感のない印画画像が得られる。
ステップ107、ステップ108の処理を全ての版(残りのマゼンダM、イエローY、ブラックK)について繰り返し、全版の印画が完了したら(ステップ109のYes)、印画部20による画像印画処理39が終了する。
以上の処理によりカラーの高濃度で色鮮やかな粒状感のない印画画像が得られる。
図5は、本実施の形態の熱転写記録装置の処理を説明する図である。
図5(a)に示すように、濃度が上限のインクリボンを使用すれば高濃度の印画画像が得られる。
一方、図5(b)に示すように、本実施の形態の熱転写記録装置では、濃度が低いインクリボンを使用する場合に、まず、網点面積率100%のベタ画像Gを印画し(1回目の印画)、1回目の印画に重ねて、階調補正処理を経た網点画像データG(例えば網点変換率40%)を印画する。
以上のように2回重ねて印画することにより、濃度上限リボンによる印画に近い高濃度の鮮明な粒状感のない印画画像が得られる。1回目の印画でベタ画像を印画するので、前述の従来手法(図8(a))のような網点による粒状感を防ぐことが可能である。
また、2回目の印画で使用する画像データの網点面積率は、後で詳述する階調補正処理によって使用するインクリボンの濃度によって求めることが可能である。この網点面積率を50%以内に抑えることにより、2回目の印画の網点を均一に印画することが可能になり、安定した印画画像を得ることができる。
(3.階調補正処理の詳細)
次に、ステップ104の階調補正処理について図6に沿って詳しく説明する。
ステップ104の階調補正処理を実行するためには、階調補正用パラメータ44を予め求めて記憶部12の画像処理用パラメータ37に格納しておく必要がある。
階調補正処理では、前述したように、使用インクリボンについて、その濃度に応じた適正な網点面積率B(B、B、B、B)を求めて、この網点面積率Bによって画像データの階調値を補正する。
使用インクリボン濃度に応じた網点面積率B(B、B、B、B)を求めるために、本実施の形態の熱転写記録装置では、リボン濃度下限のインクリボンについての適正な網点面積率を予め測定により求めておき、この値を階調補正用パラメータ44として記憶部12の画像処理用パラメータ37に格納しておく。
図6の表は、リボン濃度下限のインクリボンについての適正な網点面積率を求める方法およびその測定の実測値を説明するものである。
図6表の下段にあるリボン濃度上限の行の数値は、各色(シアンC、マゼンダM、イエローY)について、リボン濃度上限のインクリボンを使用してベタ画像を印画した場合の濃度測定値を示しており、それぞれ、1.25、0.64、0.89である。
ここで、リボン濃度の上限および下限は、製品として許容されるインクリボンについての濃度の最高値および最低値である。
一方、図6表の下段のリボン濃度下限の行の数値は、各色(シアンC、マゼンダM、イエローY)について、リボン濃度下限のインクリボンを使用してベタ画像を印画した場合の濃度測定値を示しており、それぞれ、1.03、0.50、0.73である。
これにより、リボン濃度下限のインクリボンは印画濃度が低いことを示している。
さらに、図6表の網点面積率7〜70%についての各色(シアンC、マゼンダM、イエローY)についての数値は、リボン濃度下限のインクリボンによるベタ画像の印画(1回目の印画)に重ねて、それぞれの網点面積率の網点画像を印画した(2回目の印画)ときに得られる印画濃度の測定値である。
例えば、シアンCについて、2回目の印画において網点面積率7%の網点画像を印画した場合、印画濃度は1.05、網点面積率42%の網点画像を印画した場合の印画濃度は1.25、網点面積率70%の網点画像を印画した場合の印画濃度は1.54に向上する。
ここで、リボン濃度下限のインクリボンについての適正な網点面積率Aを、2回目の印画による印画濃度が、リボン濃度上限のインクリボンによるベタ画像印画の濃度にほぼ等しくなる網点面積率とする。
すなわち、シアンCの場合、リボン濃度上限のインクリボンによるベタ画像の印画濃度は1.25であり、図6の表から、リボン濃度下限のインクリボンの適正な網点面積率Aは42%であることが求められる。
同様に、マゼンダMの適正網点面積率Aは42%、イエローYの適正網点面積率Aは35%と求めることができる。
以上のようにして求めたリボン濃度下限の各色のインクリボンの適正網点面積率A(A、A、A、・・・)を、階調補正用パラメータ44として記憶部12の画像処理用パラメータ37に予め格納しておく。
制御部11は、ステップ104の階調補正手段において、このインクリボンの適正網点面積率A(A、A、A、・・・)を記憶部12から読み出し、使用するインクリボンのリボン濃度に対応する適正な網点面積率B(B、B、B、・・・)を算出する。
使用インクリボンの適正網点面積率B(B、B、B、・・・)は、図6に示したように次式で求めることができる。
すなわち、使用インクリボンの適正網点面積率B
=リボン濃度下限のインクリボンの適正網点面積率A
×(上限リボン濃度−使用インクリボンの濃度)
/(上限リボン濃度−下限リボン濃度)×100(%)…(1)
である。
上限リボン濃度および下限リボン濃度の値は、インクリボンの製品仕様として定まっているので、予め記憶部12の画像処理用パラメータ37に階調補正用パラメータ44として格納しておく。
制御部11は、記憶部12に格納されている使用インクリボンの濃度情報34と、階調補正用パラメータ44である上限リボン濃度、下限リボン濃度、リボン濃度下限のインクリボンの適正網点面積率Aの値を使用式(1)に代入することにより、使用インクリボンの適正網点面積率Bを求める。
制御部11は、次に、階調補正処理(ステップ104)として、分版画像データGの画像データの階調値(例えば0〜256)を上記のようにして求めた適正網点面積率Bの値によって補正し、階調補正データGを算出する。
例えば、式(1)により求めた適正網点面積率が40%ならば、分版画像データGの階調値を40%の値にすればよい。
制御部11は、以上のようにして求めた階調補正データGを記憶部12の画像メモリ33に格納する。
ここでは1色について説明したが、各色(シアンC、マゼンダM、イエローY、・・・)のそれぞれについて使用インクリボンの適正網点面積率B(B、B、B、・・・)を求め、画像データG(G3C、G3M、G3Y、G3K)33−3の階調値を補正して階調補正データG(G4C、G4M、G4Y、G4K)33−4を求める。
以上のように、リボン濃度下限のインクリボンに関する適正網点面積率Aと上述の式(1)、使用インクリボン濃度、上限リボン濃度、下限リボン濃度により使用インクリボンの適正網点面積率Bを算出し、この値Bにより階調補正データGを求めて、使用インクリボンのベタ画像と階調補正データによる網点画像を重ねて印画することにより高濃度の品質の良い印画を得ることができる。
図7は、使用インクリボンの適正網点面積率Bを求める方法の第2の実施例である。
この実施例は、リボン濃度下限および上限のインクリボンに加えて中間濃度のインクリボンを複数用いて、使用インクリボンの適正網点面積率Bの算出精度を向上する方法である。
図7上部の表は、例としてシアンCについて、各リボン種(リボン濃度下限、中I、中II、中III、上限)のインクリボンによりベタ画像を印画した場合の印画濃度測定値(それぞれ、1.03、1.08、1.15、1.20、1.25)と、それぞれのベタ画像印画に重ねて網点画像を印画した場合に、その印画濃度がリボン濃度上限のインクリボンによるベタ印画の印画濃度1.25とほぼ等しくなるのに必要な適正網点面積率を示している。
リボン濃度下限の場合には、図6の場合と同様に42%であり、中濃度(中I、中II、中III)についての適正網点面積率はそれぞれ39%、27%、15%になっている。
図7下のグラフは、上の表の各リボン濃度の印画濃度値と適正網点面積率の関係を折れ線グラフで示している。
この折れ線グラフを複数の1次式で表すと、印画濃度1.03〜1.08の直線AB間はy=−60x+103.8、印画濃度1.08〜1.15の直線BC間はy=−171.43x+224.14、印画濃度1.15〜1.20の直線CD間はy=−240x+303、印画濃度1.20〜1.25の直線DE間はy=−300x+375となる。
以上の複数の1次式を階調補正用パラメータ44として記憶部12の画像処理用パラメータ37に予め格納しておく。
この場合、制御部11は、ステップ104の階調補正処理において、記憶部12に格納されている使用インクリボンの濃度によって上記複数の1次式から1つの1次式を選択し、その1次式のxの値として使用インクリボンの濃度を代入しyの値を求めることにより、その値を使用インクリボンの適正網点面積率Bの値とする。
例えば、使用インクリボンの濃度が1.10の場合、y=−171.43x+224.14の1次式が選択され、x=1.10を代入することによりy≒35.6となり、使用インクリボンの適正網点面積率B=35.6(%)として画像データの階調値を補正する。
このように複数の1次式で適正網点面積率の値を補間することにより、図6で説明した上限濃度および下限濃度のインクリボンだけを使用する場合よりも正確な適正網点面積率を求めることが可能になり、これによって、ベタ画像に網点画像を重ねた印画した後の最終的な印画品質は向上する。
複数の1次式を用意する代わりに、図7の折れ線グラフを統計的手法で処理し、回帰直線を求め、この回帰直線を階調補正用パラメータ44として記憶部12の画像処理用パラメータ37に予め格納しておくようにしてもよい。
さらに、複数の1次式を用意する代わりに、図7の折れ線グラフを複数の2次式、あるいは複数の3次式で近似し、使用インクリボンの適正網点面積率Bをこれらの2次式あるいは3次式によって補間することにより求めてもよい。
使用インクリボンの適正網点面積率Bの求め方としては、他に、製造時にインクリボンの濃度に応じたランク分けを設け、予めこのランクに対応した適性網点面積率Bの値を定めて階調補正用パラメータ44として登録しておく方法がある。
例えば、インクリボン濃度1.03〜1.10をランク1、1.10〜1.20をランク2、1.20〜1.25をランク3というように定め、ランク1の適正網点面積率Bを39%、ランク2を27%、ランク3を8%というように定めておき、ランク値と適正網点面積率Bの関係を階調補正用パラメータ44として登録しておく。
この場合、インクリボンには各インクリボンのランク値が添付されたICタグ等に格納されており、入力部13のインクリボン濃度の取得32において、使用インクリボンのランク値がインクリボン濃度情報34として記憶部12に格納され、ステップ104の階調補正処理では、このランク値に対応する適正網点面積率Bを階調補正用パラメータ44から読み出す。
このようなインクリボン濃度のランク分けによる方法では、前述の階調補正処理よりも適正網点面積率の精度は落ちるが、処理が簡単になるという利点があり、簡易の熱転写記録装置1に有効である。
尚、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の改変が可能であり、それらも、本発明の技術範囲に含まれる。
本実施形態に係る熱転写記録装置1の構成例を示す図 熱転写記録装置1の機能構成を示す図 熱転写記録装置1の処理の流れを示すフローチャート 画像データ生成装置10の記憶部12の詳細を示す図 本実施形態にかかる階調補正方法を説明する図 使用インクリボンの適正網点面積率の算出方法を説明する図 第2の実施例における使用インクリボンの適正網点面積率算出方法の説明図 従来の階調補正方法の説明図
符号の説明
1………熱転写記録装置
10………画像データ生成装置
20………印画部
5………画像データ
11………制御部
12………記憶部
13………入力部
32………インクリボン濃度の取得
33………画像メモリ
34………インクリボン濃度情報
35………画像処理
37………画像処理用パラメータ
44………階調補正用パラメータ

Claims (9)

  1. サーマルヘッドを有する熱転写記録装置であって、
    使用インクリボンの濃度に応じて、画像データを上限濃度のインクリボンによる印画に合わせて調整する階調補正手段を有し、
    前記使用インクリボンによるベタ画像の印画の上に重ねて、前記階調補正手段により補正した画像データの網点画像を前記使用インクリボンにより印画し、
    前記階調補正手段は、下限濃度のインクリボンによるベタ画像印画に重ねて前記下限濃度のインクリボンによる網点画像を印画した場合に、前記上限濃度のインクリボンによるベタ画像印画と濃度値が等しくなるように、前記下限濃度のインクリボンによる網点画像の網点面積率を求め、前記網点面積率を元に前記使用インクリボンによる網点画像の網点面積率を求めて階調値を補正することを特徴とする熱転写記録装置。
  2. 前記階調補正手段は、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)の各色のインクリボンについて、前記下限濃度のインクリボンによる網点画像の網点面積率を求めることを特徴とする請求項1に記載の熱転写記録装置。
  3. 前記下限濃度のインクリボンによる網点画像の網点面積率は50%以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱転写記録装置。
  4. 前記使用インクリボンによる網点画像の網点面積率は、次式
    (使用インクリボンによる網点画像の網点面積率)
    =(下限濃度のインクリボンによる網点画像の網点面積率)
    ×{(上限濃度インクリボン濃度)−(使用インクリボン濃度)}
    /{(上限濃度インクリボン濃度)−(下限濃度インクリボン濃度)}
    ×100(%)
    により求めることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の熱転写記録装置。
  5. 前記階調補正手段は、前記下限濃度のインクリボンおよび前記上限濃度のインクリボンに加えて複数の中間濃度のインクリボンを使用し、前記下限濃度のインクリボンおよび前記複数の中間濃度のインクリボンについて、ベタ画像印画に重ねて網点画像を印画した場合の濃度値を測定し、前記上限濃度のインクリボンによるベタ画像印画の濃度値と等しくなる前記網点画像の網点面積率を前記下限濃度のインクリボンおよび前記複数の中間濃度のインクリボンついて求め、前記下限濃度のインクリボンおよび前記複数の中間濃度のインクリボンの濃度および前記網点面積率の関係から求めた複数の1次式による補間処理により、前記使用インクリボンの濃度に対応する前記網点画像の網点面積率を求めて階調値を補正することを特徴とする請求項1に記載の熱転写記録装置。
  6. 前記階調補正手段は、前記下限濃度のインクリボンおよび前記複数の中間濃度のインクリボンの濃度および前記網点面積率の関係から求めた複数の2次式を補間して、前記使用インクリボンの濃度に対応する前記網点画像の網点面積率を求めて階調値を補正することを特徴とする請求項1または請求項5に記載の熱転写記録装置。
  7. 前記階調補正手段は、前記下限濃度のインクリボンおよび前記複数の中間濃度のインクリボンの濃度および前記網点面積率の関係から求めた複数の3次式を補間して、前記使用インクリボンの濃度に対応する前記網点画像の網点面積率を求めて階調値を補正することを特徴とする請求項1または請求項5に記載の熱転写記録装置。
  8. インクリボン製造時に各インクリボンの濃度を複数のランクにランク分けしておき、前記複数のランクについて前記網点画像の網点面積率を予め求めて設定しておくことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の熱転写記録装置。
  9. 使用インクリボンの濃度に応じて、画像データを上限濃度のインクリボンによる印画に合わせて調整する階調補正工程と、
    前記使用インクリボンによるベタ画像の印画の上に重ねて、前記階調補正工程により補正した画像データの網点画像を前記使用インクリボンにより印画する印画工程と、
    を具備し、
    前記階調補正工程は、下限濃度のインクリボンによるベタ画像印画に重ねて前記下限濃度のインクリボンによる網点画像を印画した場合に、前記上限濃度のインクリボンによるベタ画像印画と濃度値が等しくなるように、前記下限濃度のインクリボンによる網点画像の網点面積率を求め、前記網点面積率を元に前記使用インクリボンによる網点画像の網点面積率を求めて階調値を補正することを特徴とする熱転写記録方法。
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