JP5098443B2 - ポリ乳酸分離膜およびその製造方法 - Google Patents
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Description
(1)ポリ乳酸と、その可塑剤を含有してなるポリ乳酸分離膜であって、可塑剤がポリ乳酸セグメントおよびポリエーテルセグメントを有することを特徴とするポリ乳酸分離膜。
(2)可塑剤のポリ乳酸セグメントとポリエーテルセグメントのそれぞれの繰り返し単位のモル比が10:90〜90:10である(1)のポリ乳酸分離膜。
(3)ポリ乳酸を10重量%以上50重量%以下で含有し、ポリ乳酸セグメントおよびポリエーテルセグメントを有する可塑剤を5重量%以上30重量%以下で含有し、開孔剤を5重量%以上10重量%以下で含有し、さらに溶媒を含有する製膜原液を用いるポリ乳酸分離膜の製造方法。
(4)開孔剤としてポリエーテル樹脂を用いることを特徴とする(3)のポリ乳酸分離膜の製造方法。
(5)非溶媒誘起相分離および/または熱誘起相分離を利用して分離膜を製造する(3)または(4)のポリ乳酸分離膜の製造方法。
(1)結晶融解熱
乾燥状態のポリ乳酸分離膜を精秤して密封式DSC容器に詰め、セイコー電子(株)製の示差走査熱量分析装置(DSC−6200)を用いて昇温速度10℃/分で昇温する過程で結晶融解熱ピークが観察されるかどうかを測定した。
(2)純水透過性
まず、ポリ乳酸分離膜を直径43mmの円形に切り出し、円筒型のろ過ホルダーにセットし、温度25℃、ろ過差圧100kPaの条件下に、逆浸透膜ろ過水の外圧全量ろ過を10分間行い、透過量(m3)を求めた。
(3)耐汚れ性
耐汚れ性を評価するために、自然水中の難溶解性有機物の一種であるフミン酸を用いた。
ここで、ろ過開始直後から10分間の透過量A(m3)とろ過開始50分後から10分間の透過量B(m3)を測定し、耐汚れ性ファクターをB/Aで算出する。耐汚れ性ファクターが大きい分離膜ほど耐汚れ性の優れた分離膜であることになる。
(4)ポリ乳酸A
L−ラクチド100重量部に対して、オクチル酸錫を0.02重量部混合し、撹拌装置付きの反応容器を用いて窒素雰囲気中190℃で15分間重合し、さらに2軸混練押出機にてチップ化した後、140℃の窒素雰囲気下で3時間固相重合してポリ乳酸A(光学純度98%)を得た。ポリ乳酸Aについて、DSC測定を行ったところ、ポリ乳酸Aは結晶融解熱ピークを示し結晶性を有することが分かった。なお、ポリ乳酸Aの融点は172℃であった。
(5)ポリ乳酸B
L−ラクチド65重量部およびDL−ラクチド35重量部に対して、オクチル酸錫を0.02重量部混合し、撹拌装置付きの反応容器を用いて窒素雰囲気中190℃で40分間重合し、さらに2軸混練押出機にてチップ化してポリ乳酸B(光学純度67%)を得た。ポリ乳酸Bについて、DSC測定を行ったところ、ポリ乳酸Bは明確な結晶融解熱ピークを示さず非結晶性であることが分かった。なお、ポリ乳酸Bは明確な融点を示さなかった。
(6)可塑剤A
平均分子量10,000のポリエチレングリコール71重量部とL−ラクチド29重量部に対し、オクチル酸錫0.025重量部を混合し、撹拌装置付きの反応容器を用いて窒素雰囲気中190℃で60分間重合し、両末端に平均分子量2,000のポリ乳酸セグメントを有する、ポリエチレングリコールとポリ乳酸のブロック共重合体(可塑剤A)を得た。この可塑剤Aは、エーテルの繰り返し単位を80モル%含有していた。可塑剤Aについて、DSC測定を行ったところ、結晶融解熱ピークを示し結晶性を有することが分かった。なお、可塑剤Aの融点は135℃であった。
(7)可塑剤B
平均分子量8,000のポリエチレングリコールを可塑剤Bとして使用した。
ポリ乳酸A;20重量部、可塑剤A;10重量部、N−メチル−2−ピロリドン;70重量部を100℃で2時間撹拌溶解して製膜原液を調製した。この製膜原液をポリエチレンテレフタレート製不織布にアプリケータを用いて塗布し、ただちに40℃の水浴中に浸漬して凝固させ、ポリ乳酸分離膜を得た。得られたポリ乳酸分離膜は、クラック等の欠点が無いものであった。
ポリ乳酸A;20重量部、可塑剤A;10重量部、開孔剤としてポリエチレングリコール(分子量4,000);10重量部、N−メチル−2−ピロリドン;60重量部を100℃で2時間撹拌溶解して製膜原液を調製した。この製膜原液をポリエチレンテレフタレート製不織布にアプリケータを用いて塗布し、ただちに40℃の水浴中に浸漬して凝固させ、ポリ乳酸分離膜を得た。得られたポリ乳酸分離膜は、クラック等の欠点が無いものであった。
<実施例3>
ポリ乳酸B;20重量部、可塑剤A;10重量部、N−メチル−2−ピロリドン;70重量部を100℃で2時間撹拌溶解して製膜原液を調製した。この製膜原液をポリエチレンテレフタレート製不織布にアプリケータを用いて塗布し、ただちに40℃の水浴中に浸漬して凝固させ、ポリ乳酸分離膜を得た。得られたポリ乳酸分離膜は、クラック等の欠点が無いものであった。
<実施例4>
ポリ乳酸A;30重量部、可塑剤A;15重量部、N−メチル−2−ピロリドン;40重量部、水;15重量部を140℃で3時間撹拌溶解して製膜原液を調製した。この製膜原液をポリエチレンテレフタレート製不織布にアプリケータを用いて塗布し、ただちにN−メチル−2−ピロリドン80重量部と水20重量部からなる20℃の凝固浴中に浸漬して凝固させ、ポリ乳酸分離膜を得た。得られたポリ乳酸分離膜は、クラック等の欠点が無いものであった。
ポリ乳酸A;20重量部、N−メチル−2−ピロリドン;80重量部を100℃で2時間撹拌溶解して製膜原液を調製した。この製膜原液をポリエチレンテレフタレート製不織布にアプリケータを用いて塗布し、ただちに40℃の水浴中に浸漬して凝固させ、ポリ乳酸分離膜を得た。得られたポリ乳酸分離膜は、クラック等の欠点が無いものであったが、純水透水性の評価のために100kPaの圧力をかけるとクラックが発生し、評価を実施することができなかった。
<比較例2>
ポリ乳酸A;20重量部、可塑剤B;10重量部、N−メチル−2−ピロリドン;70重量部を100℃で2時間撹拌溶解して製膜原液を調製した。この製膜原液をポリエチレンテレフタレート製不織布にアプリケータを用いて塗布し、ただちに40℃の水浴中に浸漬して凝固させ、ポリ乳酸分離膜を得た。得られたポリ乳酸分離膜は、クラック等の欠点が無いものであった。この分離膜について、DSC測定を行ったところ、結晶融解熱ピークを示し結晶性を有することが分かった。
Claims (6)
- 非溶媒誘起相分離および/または熱誘起相分離を利用して得られたポリ乳酸分離膜であって、
70重量%以上が乳酸由来の成分からなり平均分子量が80,000以上300,000以下であるポリ乳酸60重量%以上と、その可塑剤とを含有してなり、
可塑剤が、平均分子量1,000以上10,000以下のポリ乳酸セグメントおよび平均分子量1,000以上50,000以下のポリエーテルセグメントを有することを特徴とするポリ乳酸分離膜。 - 可塑剤のポリ乳酸セグメントとポリエーテルセグメントのそれぞれの繰り返し単位のモル比が10:90〜90:10である請求項1記載のポリ乳酸分離膜。
- 前記ポリ乳酸を10重量%以上50重量%以下で含有し、前記可塑剤を5重量%以上30重量%以下で含有し、開孔剤を5重量%以上10重量%以下で含有し、さらに溶媒を含有する製膜原液によって形成された、
請求項1または2に記載のポリ乳酸分離膜。 - 前記可塑剤を8重量%以上含有する、請求項1〜3のいずれかに記載のポリ乳酸分離膜。
- 70重量%以上が乳酸由来の成分からなり平均分子量が80,000以上300,000以下であるポリ乳酸を10重量%以上50重量%以下で含有し、平均分子量1,000以上50,000以下のポリエーテルセグメントの両末端に平均分子量1,000以上10,000以下のポリ乳酸セグメントを有する可塑剤を5重量%以上30重量%以下で含有し、開孔剤を5重量%以上10重量%以下で含有し、さらに溶媒を含有する製膜原液を用いて非溶媒誘起相分離および/または熱誘起相分離を行う工程を備え、
前記製膜原液におけるポリ乳酸の含有率は、得られる分離膜におけるポリ乳酸の含有率が60重量%を満たすように設定される
る、ポリ乳酸分離膜の製造方法。 - 開孔剤としてポリエーテル樹脂を用いることを特徴とする請求項5記載のポリ乳酸分離膜の製造方法。
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