JP5095273B2 - 制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄鋼プラントや石油化学プラントなどのプロセスを制御する制御装置に関し、特に、演算部に複数のプロセッサコアを備える制御装置のバウンダリスキャン検査に関する。
従来、触針によるボード検査が困難な集積回路を実装した電子機器の検査方法として、IEEE1149.1−1990規格として定められている、JTAG(Joint Test Action Group)が提案したバウンダリスキャン検査(JTAG検査とも言う。以後、短縮して表記する場合はJTAG検査と言う。)がある。
このJATG検査について、図8を参照して説明する。JTAG検査は、例えば、バウンダリスキャンされる2つの被検査回路85及び86を搭載するJTAG検査回路83及び84と、JTAG検査回路83及び84を専用線87でデイジーチェーン状に接続し、JTAG検査回路83及び84を駆動してスキャンを実行するJTAGコントローラ82と、このJTAGコントローラ82を制御するバウンダリスキャン制御プログラムを備えるパーソナルコンピュータ、PC81とから成る。
専用線87は、通常、2本のシリアルに接続される信号線(TDI、TDO)と、3本のパラレルに接続される制御線(TMS、TCK、TRST)とから成る。これら5本の線をバウンダリスキャンバスという。
図8に示すように、入力データの信号線TDI及び被検査回路からの出力データの信号線TDOは、JTAGコントローラ82、JTAG検査回路83及び被検査回路85、JTAG検査回路84及び被検査回路86の間をシリアルにチェーン状に接続される。また、これらの信号線TDI及び信号線TDOから転送される入出力データを制御する制御線は、被検査回路間をパラレルに接続される。
JTAG検査回路83は、搭載される被検査回路85の入出力ピン83cに対応する入出力端子83aと、この入出力端子83aと入出力ピン83cとの間に設けられ、入出力端子83aと被検査回路85との間で入出力される入力データ及び出力データをスキャンするバウンダリスキャンセル83bとを備え、JTAGコントローラ82からシリアルに出力されるビット列の入力データを信号線TDIから転送し、バウンダリスキャンセル83bを通過する全ての出力データを信号線TDOから出力する。
同様に、JTAG検査回路84は、搭載される被検査回路86の入出力ピン84cに対応する入出力端子84aと、この入出力端子84aと入出力ピン84cとの間に設けられ、入出力端子84aと被検査回路86との間で入出力される入力データ及び出力データをスキャンするバウンダリスキャンセル84bとを備え、JTAGコントローラ82からシリアルに出力されるビット列の入力データを信号線TDIから転送し、バウンダリスキャンセル83bを通過する全ての出力データを信号線TDOから出力する。
JTAGコントローラ82は、予め設定されるバウンダリスキャン制御プログラムにしたがって、シリアルの入力データを信号線TDIから転送し、被検査回路85及び86からの出力データを信号線TDOから受信して、予め設定される基準値データとこの出力データとを比較して、この出力データの良否を判定する。
また、入出力端子83a及び84aは、バス88に接続され、被検査回路85及び86が制御する通常の制御動作時の入出力信号が、バス88を介して処理される。
このようなJTAG検査回路を備える電子機器の信頼性を向上させるため、電子機器自身が、電源を投入する毎に自動的にバウンダリスキャン検査を実行し、自身の正常、異常を自己診断する機構を備える技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来のバウンダリスキャン検査装置は、突発的な装置の障害にスピーディに対応が出来なかったため、プリント回路基板上のバウンダリスキャン機構入りICに対して自己テスト機能の起動やIC内の特定レジスタ読み取りなどの簡単なバウンダリスキャン命令を実行させるために使用するバウンダリスキャン制御装置がある。(例えば、特許文献2参照)。
一方、鉄鋼や化学プラントなどプロセスの制御に用いられる制御装置においては、近年、複数のプロセッサコア(マルチコアとも言う)を有する制御装置が多く発表されている。
このマルチコアを構成するプロセッサコアには、例えば、ソフトウェアによりプログラミングが可能な汎用命令を処理する汎用プロセッサコアや、例えば、画像や音声などの特定の演算処理を行う専用プロセッサコアがある。
前者は汎用的な処理の実行に適しており、後者は、特定の処理を高速・低消費電力で処理する事が可能である。この事から、マルチコアのプロセッサには、汎用プロセッサのみの構成、汎用と専用プロセッサが混在した構成、また、専用プロセッサコアのみの構成の制御装置も増えている。
また、制御装置内のプロセッサコアを実装するハードウウェアとしては、FPGAやPLDなどの再構成可能なデバイスの適用が進んでいる。FPGA(Field Program Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device)は、従来のカスタムICに比較して、基板に実装した後も回路構成を自由に変更する事が出来る特徴を有する。
このため、処理すべきプロトコルが増えたり、対応すべき規格が変更になったりした場合には、回路変更が可能なFPGA及びPLDが、特定処理に特化した専用プロセッサコアや伝送用コントロールコアに採用されている。
このようなFPGAやPLDを備える制御装置においては、制御装置の故障を修復する際や、制御装置内に備えるこれらのデバイスからなる回路の更新を、ネットワークを介し効率よく行う手法が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特許文献3に開示されたFPGAを有する装置では、CPU、メモリ、ネットワーク機能、及びFPGAを有し、ネットワークでつながる管理装置を介してFPGAを有する装置にアクセス出来る端末より、FPGAの設計データの再構成を行うことが可能とされている。
特開平9―5400号公報 特開2000−206202号公報 特開2001−306343号公報
近年、制御装置が複数のプロセッサコアを有するようになったことにより、制御装置の回路規模が増大し、プロセッサコア等を構成する集積回路のピン数が増える傾向にある。
また、このような集積回路や集積回路を搭載する基板上の配線の微細化も進み、集積回路の入出力ピン数の増大とも相まって、基板上に実装する際の断線や接触不良のよる故障、及び集積回路自身の回路の故障箇所の発見や、故障した集積回路の再構成機能が制御装置の信頼性を確保する上で重要になっている。
特に、これらの故障は、偶発的に発生する場合もあることからインサーキットテスタによる検査では素早く対応できないので、制御装置を稼動した状態でもバウンダリスキャン検査が可能な制御装置とすることが求められている。
しかしながら、特許文献1に記された電子機器では、電子機器の主たる機能を実現する集積回路については、バウンダリスキャン検査を行うことにより正常異常の検査を行う事は可能であるが、バウンダリスキャン検査を行うために設けられる検査装置そのものの検査については、そのための機構が備えられていない。
そのため、バウンダリスキャン検査装置の異常に対しては自己診断の方法が無く、バウンダリスキャン検査装置の故障であるのか、被検査対象である集積回路の故障であるのかを識別する事が出来ない問題がある。
また、集積回路と同様の環境に置かれる検査装置にも、集積回路と同様に故障は発生する。この為、検査装置を備えること自体、検査不能な装置を新たに加える事になり、装置全体の信頼性の向上を阻害する問題がある。
また、特許文献2に記されたプリント回路基板においても、特許文献1における問題と同様の問題が存在する。即ち、特許文献2の簡易型バウンダリスキャン制御装置は、バウンダリスキャン機構入りICの診断を行う事は出来るが、簡易型バウンダリスキャン制御装置自身をプリント基板単体で診断する事が出来ない問題がある。
また、特許文献3に記されたFPGAを有する装置は、ネットワークでつながる管理装置を介してFPGAの設計データの提供を受け、装置のFPGAの内部回路を更新する事が出来る。
しかしながら、FPGAの回路の更新には、FPGAを有する装置内で更新処理を実行する更新処理装置が必ず必要となるため、この更新処理装置自身を更新対象とする事は出来ないため、更新処理装置自身の設計データを更新する為には、更新処理装置用に別の更新処理装置が必要となる問題がある。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、制御装置の演算部のプロセッサコアとその自己診断装置の自己診断を可能とし、運転中でもバウンダリスキャン検査が可能で、演算部のプロセッサコアの故障箇所の自己修復が可能な制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による請求項1に係る制御装置は、バウンダリスキャンバスに接続される2つのプロセッサコアによって相互に相手のプロセッサコアを診断する演算部と、前記演算部で実行するプログラム及びデータを記憶するメモリ部と、前記演算部で処理される入出力信号を処理する入出力部と、前記演算部、前記メモリ部、及び前記入出力部を接続するバスとを備える制御装置であって、前記演算部は、前記バウンダリスキャンバスに接続された第1の汎用プロセッサコア及び第2の汎用プロセッサコアを備え、前記メモリ部は、前記演算部がバウンダリスキャン検査を実行するための第1及び第2のバウンダリスキャン制御プログラムと、バウンダリスキャン検査の結果の良否を判定するための第1及び第2の期待値データと、前記演算部が制御を実行するための制御プログラムとを備え、前記第1の汎用プロセッサコアは、第1のバウンダリスキャン検査回路と、前記第1のバウンダリスキャン検査回路によって検査される第1のプロセッサ内部回路と、前記演算部が実行する制御プログラム、または、第1及び第2のバウンダリスキャン制御プログラムのいずれかを選択し、前記制御装置の制御パターンを前記第1のプロセッサ内部回路に対して予め設定する制御パターン設定部とを備え、前記第2の汎用プロセッサコアは、第2のバウンダリスキャン検査回路と、前記第2のバウンダリスキャン検査回路により検査される第2のプロセッサ内部回路とを備え、前記制御パターンにしたがって、前記第1のプロセッサ内部回路は、前記第1のバウンダリスキャン制御プログラムを抽出して、前記ウンダリスキャンバスを介して前記第2の汎用プロセッサコアに対してバウンダリスキャン検査を、または、前記第2のプロセッサ内部回路は、前記制御パターンの設定に基づく診断要求指令を前記第1のプロセッサ内部回路から前記バスを介して受信して、前記第2のバウンダリスキャン制御プログラムを抽出し、前記バウンダリスキャンバスを介して前記第1の汎用プロセッサコアに対してバウンダリスキャン検査を、時分割で相互に実行し、さらに、前記バスに通信インタフェースを介して接続され、前記第1のプロセッサ内部回路及び前記第2のプロセッサ内部回路の第1の設計データ及び第1の修復データを記憶する設計ツールと、前記第1のバウンダリスキャン検査回路には、一方を前記バウンダリスキャンバスに他方を前記第1のプロセッサ内部回路に接続される第1の設計データ書き込み制御回路を備え、前記第2のバウンダリスキャン検査回路には、一方を前記バウンダリスキンバスに他方を前記第2のプロセッサ内部回路に接続される第2の設計データ書き込み制御回路を備え、前記メモリ部には、前記バウンダリスキャン検査の結果と前記第1及び第2の期待値データとを備え、前記第1のプロセッサ内部回路は、前記第2の汎用プロセッサコアの前記バウンダリスキャン検査の結果を、前記バウンダリスキャンバスを介して取得し、前記結果と前記第1の期待値データとを比較して、前記結果の良否を判定し、故障有りと判定された場合予め設定された前記第1の修復データを前記設計ツールより抽出し、前記第2の設計データ書き込み制御回路を介して、前記第2のプロセッサ内部回路の不揮発性メモリに記憶される第1の設計データを、抽出した前記第1の修復データで書き換え、前記第2のプロセッサ内部回路は、前記第1の汎用プロセッサコアの前記バウンダリスキャン検査の結果を、前記バウンダリスキャンチェーンを介して取得し、前記結果と前記第2の期待値データとを比較して、良否を前記判定プログラムで判定し、判定の結果異常と判定された場合予め設定される第2の修復データを前記設計ツールより抽出し、前記第1の設計データ書き込み制御回路を介して、前記第1のプロセッサ内部回路の不揮発性メモリに記憶される前記第2の設計データを、抽出した前記第2の修復データで書き換えるようにしたことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明による請求項に係る制御装置は、バウンダリスキャンバスに接続される2つのプロセッサコアによって相互に相手のプロセッサコアを診断する演算部と、前記演算部で実行するプログラム及びデータを記憶するメモリ部と、前記演算部で処理される入出力信号を処理する入出力部と、前記演算部、前記メモリ部、及び前記入出力部を接続するバスとを備える制御装置であって、前記演算部は、前記バウンダリスキャンバスに接続された第1の汎用プロセッサコア及び第2の専用プロセッサコアを備え、前記メモリ部は、前記演算部がバウンダリスキャン検査を実行するための第3のバウンダリスキャン制御プログラムと、前記バウンダリスキャン検査の良否を判定するための前記第3及び第4の期待値データと、前記演算部が制御を実行するための制御プログラムとを備え、前記第1の汎用プロセッサコアは、第1のバウンダリスキャン検査回路と、前記第1のバウンダリスキャン検査回路により検査される第1のプロセッサ内部回路と、前記演算部が実行する制御プログラム、または、第3のバウンダリスキャン制御プログラムのいずれかを選択し、前記制御装置の制御パターンを前記第1のプロセッサ内部回路に対して予め設定する制御パターン設定部とを備え、前記第2の専用プロセッサコアは、第5のバウンダリスキャン検査回路と、前記第5のバウンダリスキャン検査回路によって検査される第5のプロセッサ内部回路と、前記バウンダリスキャンバスに接続される前記第1の汎用プロセッサコアを検査するバウンダリスキャン制御回路とを備え、前記制御パターンにしたがって、前記第1のプロセッサ内部回路は、前記第3のバウンダリ制御プログラムを抽出して、前記バウンダリスキャンバスを介して前記第2の専用プロセッサコアに対してバウンダリスキャン検査を、もしくは、前記第5のプロセッサ内部回路は、前記制御パターンに基づく診断要求指令を前記第1のプロセッサ内部回路から前記バスを介して受信して、前記バウンダリスキャン制御回路を起動して、前記バウンダリスキャンバスを介して前記第1の汎用プロセッサコアに対してバウンダリスキャン検査を、時分割で相互に実行し、さらに、前記バスに通信インタフェースを介して接続され、前記第1のプロセッサ内部回路及び前記第5のプロセッサコア内部回路の夫々が制御する第3及び第4の設計データと、第3及び第4の修復データとを記憶する設計ツールと、前記第1のバウンダリスキャン検査回路には、一方を前記バウンダリスキャンバスに他方を前記第1のプロセッサ内部回路に接続される第1の設計データ書き込み制御回路を備え、前記第5のバウンダリスキャン検査回路には、一方を前記バウンダリスキンバスに他方を前記第5のプロセッサ内部回路に接続される第3の設計データ書き込み制御回路を備え、前記第1のプロセッサ内部回路は、前記第2の汎用プロセッサコアの前記バウンダリスキャン検査の結果を、前記バウンダリスキャンバスを介して取得し、前記結果と前記第3の期待値データとを比較して、前記結果の良否を判定し、故障ありと判定された場合には、予め設定された前記第3の修復データを前記設計ツールより抽出し、前記第3の設計データ書き込み制御回路を介して、前記第5のプロセッサ内部回路の不揮発性メモリに記憶される、第3の設計データを抽出した前記第3の修復データに書き換え、前記第5のプロセッサ内部回路は、前記第1の汎用プロセッサコアの前記バウンダリスキャン検査の結果を、前記バウンダリスキャンバスを介して取得し、前記結果と前記第4の期待値データとを比較して、良否を判定し、判定の結果故障ありと判定された場合、予め設定される第4の修復データを前記設計ツールより抽出し、前記第1の設計データ書き込み制御回路を介して、前記第1のプロセッサ内部回路の不揮発性メモリに記憶される前記第4の設計データを、抽出した前記第4の修復データで書き換えるようにしたことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明による請求項8に係る制御装置は、バウンダリスキャンバスに接続される2つのプロセッサコアを有する演算装置を備える制御装置であって、2つの前記プロセッサコアは、前記プロセッサコアの診断を、時分割で、相互にバウンダリスキャン検査によって診断することを特徴とする。
本発明によれば、制御装置の演算部のプロセッサコアとその自己診断装置の自己診断を可能とし、運転中でもバウンダリスキャン検査が可能で、演算部のプロセッサコアの故障箇所の自己修復が可能な制御装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
以下に、本発明による実施例1の制御装置について、図1乃至図4を参照して説明する。先ず、図2を参照して本発明の自己診断による検査原理を説明する。図2に示すJTAG検査について、図8に示すJTAG検査と同一部分は同じ符号を付し、その説明を省略する。
図2に示すJTAG検査が図8に示すJTAG検査と異なる点は、図8に示すJTAG検査は、バウンダリスキャンバスに接続された2つの被検査回路85及び86を、PC81に備えるバウンダリスキャン制御プログラムを使用して、JTAGコントローラ82からバウンダリスキャン制御を実行するようにしたが、本実施例では、被検査回路85に搭載するプロセッサ内部回路85aによって、JTAG検査回路84及び被検査回路86からなるプロセッサコアを検査、また、被検査回路86に搭載するプロセッサ内部回路86aによって、JTAG検査回路83及び被検査回路85からなるプロセッサコアを検査する。
即ち、本発明の検査原理は、バウンダリスキャン検査回路とそのバウンダリスキャン検査回路で検査されるプロセッサ内部回路を備える、プロセッサコア100とプロセッサコア200とから成り、その動作は、一方のプロセッサ内部回路85aで他方のプロセッサコア200を、他方のプロセッサ内部回路86aで一方のプロセッサコア100を、相互に診断するものである。
そこで、プロセッサコア100及びプロセッサコア200とは、相互をバウンダリスキャン検査のため、シリアルに接続される信号線TDI、信号線TDOと、パラレルに接続される制御線TMS、TCK、TRSTとから成る5本の信号線からなるバウンダリスキャンバスを専用線87で接続し、一方のプロセッサ内部回路85aから他方のバウンダリスキャン検査回路84を起動して、通常、基板上に搭載されるバウンダリスキャン検査回路84とそのプロセッサ内部回路86aとを一括して検査する。
同様に、一方のプロセッサ内部回路86aから他方のJTAG検査回路83を起動して、通常、基板上に搭載されるJTAG検査回路83とそのプロセッサ内部回路85aとを一括して検査し、相互に時分割で相手のプロセッサコア全体を診断する。
また、プロセッサ内部回路85a及び86aは、入出力端子83a及び84aを、夫々バス88に接続し、通常の制御動作はバス88を介して実行し、バウンダリスキャン検査はバウンダリスキャンバスを介して実行し、検査と制御とを時分割で実行するように構成する。
次に、このような発明原理に基づく実施例1の構成を、図1を参照して説明する。自己診断機能を備える制御装置1は、相互に診断する第1の汎用プロセッサコア2a、第2の汎用プロセッサコア2bと、第1の専用プロセッサコア4とを備える演算部2と、演算部2が実行するプログラムを記憶するメモリ部5と、演算部2が制御する入出力信号を処理する入出力部3と、演算部2、メモ部5、入出力部3及びこれらを結ぶ制御のためのバス11とから成る。
さらに、第1の汎用プロセッサコア2a及び第2の汎用プロセッサコア2bと、第1の専用プロセッサコア4とを接続するJTAG検査用のバウンダリスキャンバス12とから成る。
次に、各部の構成の詳細について説明する。演算部2の実装形態は、第1の汎用プロセッサコア2a、第2の汎用プロセッサコア2b、及び第1の専用プロセッサコア4は、同一の基板上に構成される場合もあるが、別々のユニットとして異なる基板上に実装される場合もある。
また、これらの3つのプロセッサコアを別々の半導体チップ上に構成し、両チップ間をチップ間結線で接続する構成や、3つのプロセッサコアを単独の半導体チップ上の別々の半導体ダイに構成し、両ダイ間をチップ内結線で結合する構成とする場合もある。いずれの場合も、ブロック図としては共通で、図1の構成となる。
第1の汎用プロセッサコア2a、第2の汎用プロセッサコア2b、及び第1の専用プロセッサコア4は、夫々のコアの信号線TDIと、他のコアの信号線TDOとは図に示すようにシリアルに接続され、図示しない制御線はパラレルに接続され、信号線と制御線でバウンダリスキャンバス12を形成する。
また、実装されるプロセッサコアは3つを搭載する場合を図示したが、2つ以上を搭載し、バウンダリスキャンバスを形成できるものであれば良く、その数は限定されない。
また、第1の汎用プロセッサコア2a、第2の汎用プロセッサコア2b、及び第1の専用プロセッサコア4の夫々の入出力信号線は、制御装置1のバス11に接続され、このバス11を介して、演算部2としてメモリ部5及び入出力部3との間で制御データを授受して制御プログラムを実行する。
次に、第1の汎用プロセッサコア2aは、第1のJTAG検査回路22aと、一方をバウンダリスキャンバス12に他方をバス11に接続される第1のJTAG検査回路22aにより検査される第1のプロセッサ内部回路21aと、第1のプロセッサ内部回路21aに接続され、演算部2が実行する制御プログラム53、または、第1のバウンダリスキャン制御プログラム51aのいずれかを選択し、制御装置1の制御パターンを第1のプロセッサ内部回21aに対して設定する制御パターン設定部21cとを備える。
次に、この制御パターン設定部21cの制御パターンについて、図3を参照して説明する。制御パターンには、制御装置1を制御のみに使用する「運転」、この制御運転とバウンダリスキャン検査を制御運転に影響を与えないように予め定められる周期で検査する「間欠検査」、及び、バウンダリスキャン検査のみを行なう「検査」の3つのパターンがある。
また、バウンダリスキャン検査は、予め定められる周期で、プロセッサ内部回路85a、または、プロセッサ内部回路86aが実行する。この制御パターンは制御パターン設定部21cで設定され、この制御パターンを第1のプロセッサ内部回路21aが読み取って、自身及びバス11を介して第2のプロセッサ内部回路21bに設定する。
次に、第2の汎用プロセッサコア2bは、第2のJTAG検査回路22bと、一方をバウンダリスキャンバス12に他方をバス11に接続される第2のJTAG検査回路22bにより検査される第2のプロセッサ内部回路21bとを備える。
また、第1の専用プロセッサコア4は、第4のJTAG検査回路と、一方をバウンダリスキャンバス12に他方をバス11に接続される第4のJTAG検査回路42により検査される第4のプロセッサ内部回路41とを備える。
次に、入出力部3は、第3のJTAG検査回路31と、第3のJTAG検査回路31により検査される集積回路32とを備え、第3のJTAG検査回路を前記バウンダリスキャンバス12に接続し、入出力信号をバス11に接続する。
次に、メモリ部5は、演算部2がバウンダリスキャン検査を実行するための第2のバウンダリスキャン制御プログラム51a及び第2のバウンダリスキャン制御プログラム51bと、バウンダリスキャン検査の良否を判定するための第1の期待値データ52a及び第2の期待値データ52bと、演算部2が入出力部3を介して制御を実行するための制御プログラム53とを予め記憶しておく。
この第1のバウンダリスキャン制御プログラム51a及び第1の期待値データ52aは、第1のプロセッサ内部回路21aが第2の汎用プロセッサコア2bをバウンダリスキャン検査する場合に、バス11を介して抽出して使用し、第2のバウンダリスキャン制御プログラム51b及び第2の期待値データ52bは、第2のプロセッサ内部回路21bが第1の汎用プロセッサコア2aをバウンダリスキャン検査する場合に、バス11を介して抽出して使用する。
第1のプロセッサコア内部回路21aと第2のプロセッサ内部回路21bとが異なる場合には、第1のバウンダリスキャン制御プログラム51aと第2のバウンダリスキャン制御プログラム51bとは、夫々の回路に対応するものが必要となる。同様に、第1の期待値データ52aと第2の期待値データ52bも夫々に対応するものが必要になる。しかし、同じ回路である場合には、同じものが使用できるので、いずれも1種類を備えていれば良い。
次に、このように構成された制御装置1の動作について図4のフローチャートを参照して説明する。先ず、制御パターン設定部21cの制御パターンが「間欠検査」、または、「検査」が設定されていることを第1のプロセッサ内部回路21aが読み込み(s1)、第1のプロセッサ内部回路21a自身で対応するプログラムを、メモリ部5から抽出して図示しない第1のプロセッサ内部回路21aのレジスタに読み込む(s2)。
そして、読み込んだ第1のバウンダリスキャン制御プログラム51aにしたがって、第2のプロセッサコア2bの検査を開始する(s3)。
即ち、第1のバウンダリスキャン制御プログラム51aに基づく検査信号を第1のプロセッサ内部回路21aからバウンダリスキャンバス12を介して、第2のJTAG検査回路22bに送信し、第2のJTAG検査回路22bが第2のプロセッサ内部回路21bに送信してJTAG検査を実行する。
さらに詳細には、第1のプロセッサ内部回路21aは、第2のプロセッサコアを検査する検査信号、即ち、入力データをバウンダリスキャンバス12の第2のJTAG検査回路22bの信号線TDIから送信し、出力データを、第2のJTAG検査回路22bの信号線TDOを介して受信し、予め設定される第2のプロセッサコア2bの第1の期待値データ52aと比較して故障の有無を判定する(s4)。
そして、故障と判定された場合、予め設定される第1のバウンダリスキャン制御プログラム51aに含まれる図示しない故障処理プログラムにしたがって制御の中止や、通報等の故障処理が実行される(s9)。
同様に、第1のプロセッサ内部回路21aから順次、入出力部3の検査(s5)と故障の有無判定(s6)が、また、第1の専用プロセッサコア4の検査(s7)と故障の有無判定(s8)が、順次実行される。
そして、バウンダリスキャンバス12に接続された全ての検査が終了すると第1のプロセッサ内部回路21aは、バス11を介して、第2のプロセッサ内部回路21bに対してJTAG検査の開始を指令する。
すると、第2のプロセッサ内部回路21bは、メモリ部5から、第2のバウンダリスキャン制御プログラム51b及び第2の期待値データ52bを抽出し、バウンダリスキャンバス12に接続される検査対象、即ち、第1の汎用プロセッサコア2a、第1の専用プロセッサコア4、及び、入出力部3について、予め定められる手順で検査を実行し、これらの故障の有無判定と故障が発生した場合の故障処理を実行する。
この第2のプロセッサ内部回路21bの動作は、図4のフローチャートに示すステップs1〜ステップs9と同様である。
但し、第1のプロセッサ内部回路21aは、第2の汎用プロセッサコア2の検査を、第2のプロセッサ内部回路21bは、第1の汎用プロセッサコア2の検査を、夫々交互に実行するように構成されていれば良く、その他の検査対象は、いずれか一方で、または、両方で検査するようにしても良い。
ここで、JTAG検査によって判定される故障の有無判定(s8)と、その故障処理(s9)の処理内容は、本発明の主題ではないので詳細を割愛するが、例えば、故障の有無判定は、入力データと出力データの一致・不一致から、JYAG検査回路とプロセッサ内部回路の入出力ピンまでの接続状態を判定する。
また、プロセッサ内部回路の機能的な検査から、プロセッサ内部回路の故障箇所を判定する。
そして、この故障の有無判定に基づいて、故障処理s9が実行される、故障処理s9は、例えば、回路の故障であれば、予め設定されるフェーセーフなデータを強制出力するようにしたり、外部に故障を通報したりする。
以上説明したように、本実施例によれば、2つの汎用プロセッサコアが、バウンダリスキャン検査を実行する検査手段と、バウンダリスキャン検査される被検査手段とを備えるために、相互にバウンダリスキャン検査を行う事が出来る。
従来の構成では、バウンダリスキャン検査を行うために必要とされる検査装置そのものについては、検査を行う手段が備えられていない。そのため、検査装置の故障に対しては自己診断する方法が無かったが、本実施例によればプロセッサコアが相互にバウンダリスキャン検査することが出来るので、制御装置内に自己診断を受ける仕組みを持たない集積回路が無くなり、制御装置全体の信頼性を向上させる事が出来る。
また、新たな検査装置を備えることが不要なので部品点数を増やさずに、自己診断による故障の検出が可能となるので、制御装置の稼働率向上と、制御装置の信頼性を向上させる事が出来る。
また、制御装置本来のプロセスの制御処理を停止させずに、制御装置内のバウンダリスキャン検査を行う事が出来る。これにより、制御装置の動作に関して、応答時間などの厳しいせ制約があっても、故障の検出を運転中にも行なうことが可能で、自己診断による不良の早期発見が可能となる。
以下に、本発明の実施例2に係る制御装置について、図5及び図6を参照して説明する。図5に示す実施例2の各部について、実施例1の制御装置の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
この実施例2が実施例1と異なる点は、実施例1では、相互の汎用プロセッサコアによるバウンダリスキャン検査の結果、故障が検出されると、その故障処理までを実行したが、本実施例2では、汎用プロセッサ内部回路の設計データとその修復データとを備え、プロセッサ内部回路に故障が検出されると、プロセッサ内部回路の修復を実行するようにしたことにある。
実施例2の構成は、第1のJTAG検査回路22aの内部に、第1の設計データ書き込み制御回路22a1を、第2のJTAG検査回路22bの内部に、第2の設計データ書き込み制御回路22b1を、夫々実装する。
さらに、第1のプロセッサ内部回路21aから書き換えを指令する第1の設計データ及び第1の修復データと、また、第2のプロセッサ内部回路21bから書き換えを指令する第2の設計データ及び第2の修復データとを記憶する設計ツール6aとその通信インタフェース61とをバス11に接続、また、メモリ部5に第1のプロセッサ内部回路21aの修復プログラム54a及び第2のプロセッサ内部回路21bの修復プログラム54bを備える。
即ち、第1のプロセッサ内部回路21a及び第2のプロセッサ内部回路21bには、通常、FPGAやPLDを備えているので、回路の書き換え制御が可能である。
したがって、第1のプロセッサ内部回路21aは、バウンダリスキャン検査の結果、第2のプロセッサコア2b及び第2のプロセッサ内部回路21bの故障箇所や故障回路を特定して、図5の矢印破線に示すように、故障に対応する修復データを設計ツール6aから抽出して、バウンダリスキャンバス12を介して修復データを送信し、第2の設計データ書き込み制御回路22b1を起動して、第2のプロセッサ内部回路21bの不揮発性メモリ(FROM)に記憶する第1の設計データを設計ツール6aから抽出した第1の修復データに書き換える。
同様に、第2のプロセッサ内部回路21bは、第1のプロセッサコア2a及び第1のプロセッサ内部回路21aの故障箇所や故障回路を特定して、第1の設計データ書き込み制御回路22a1を起動して、第1のプロセッサ内部回路21aの不揮発性メモリ(FROM)に記憶する第2の設計データを設計ツール6aから抽出した第2の修復データに書き換える。
上記のように、本実施例2によれば、制御装置1と設計ツール6aとを通信で接続して修復データを取得し、再構成(書き換え)が可能なプロセッサコアのJTAG検査回路に書き込み制御回路を備えることで、プロセッサ内部回路の故障箇所の設計データを修復データで書き換えることを可能とした。
したがって、プロセッサ内部回路を変更するために、人を介することなく修復が可能となる。また、再構成がプロセッサコアの動作中に変更可能なデバイスを使用しておけば、制御装置の運転中でもプロセッサ内部回路の修復が可能となる。
以下に、本発明の実施例3に係る制御装置について、図7を参照して説明する。図7に示す実施例2の各部について、実施例2の制御装置の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
この実施例3が実施例2と異なる点は、実施例2では、相互のバウンダリスキャン検査を実行するのは、いずれもがソフトウェアにより演算内容をプログラムすることが可能な汎用プロセッサコアで実行したが、本実施例3では、第1の汎用プロセッサコア2aと、ハードウェアにより演算内容が固定化され第2の専用プロセッサコア7との相互でバウンダリスキャン検査を実行するようにしたことにある。
実施例3の第2の専用プロセッサコア7の構成は、第5のプロセッサ内部回路71と、第3の設計データ書き込み制御回路72bを備える第5のJTAG検査回路72と、第1の汎用プロセッサコア2aを検査するバウンダリスキャン制御を、バウンダリスキャンチバス12を介して指令するJTAG制御回路73から成る。
そして、メモリ部5には、第2の専用プロセッサコア7を検査する第3のバウンダリスキャン制御プログラム51cと、第3のバウンダリスキャン制御プログラム51cによる検査の結果から故障判定の基準データである第3の期待値データ52cと、JTAG制御回路73による検査の結果から故障の有無判定の基準データである第4の期待値データ52dとを備える。
また、設計ツール6bには、第1のプロセッサ内部回路21aから第3の設計データ書き込み制御回路72bに対して指令するの設計データ及び第の修復データを記憶しておく。また、設計ツール6bには、第5のプロセッサ内部回路71から第1の設計データ書き込み制御回路22a1に対して指令する第4の設計データ及び第4の修復データを記憶しておく。
次に、このように構成された実施例3の動作について、第2の専用プロセッサコア7に対して、第1のプロセッサ内部回路21aからバス11を介して検査が指令された場合の動作について説明する。
第1のプロセッサ内部回路21aからバス11を介して検査が指令されると、第5のプロセッサ内部回路71は、JTAG制御回路73に対して検査の開始を指令する。
すると、JTAG制御回路73はバウンダリスキャンバス12を介して第1のプロセッサコア2aに対して検査を実行する。検査の結果と第4の期待値データ52dとを比較して、故障が検知されると修プログラム54dを起動し、第の修復データを抽出して、第1の設計データ書き込み制御回路22a1を介して第1のプロセッサ内部回路21aの抽出した第4の修復データを不揮発性メモリ(FROM)に書込みする。
実施例3の動作について、第1のプロセッサ内部回路21aから、第2の専用プロセッサコア7に対して検査を実行する場合の動作については、実施例1の動作に説明した、第2の汎用プロセッサコア2bが、第2の専用プロセッサコア7に置き換わったに場合に相当し、同様の動作となるのでその説明を省略する。
上記のように、本実施例3によれば、汎用、専用の各プロセッサコアが、バウンダリスキャン検査する手段と、バウンダリスキャン検査される手段の両手段を有するため、一方が専用プロセッサコアであっても、相互にそのプロセッサコアのバウンダリスキャン検査を行う事が出来る。
本発明は、上述した実施例に何ら限定されるものではなく、バウンダリスキャン検査はプロセッサの場合について説明したが、バウンダリスキャンバスはフラッシュメモリ等のメモリの検査に適用することも可能で、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の実施例1の制御装置の構成図。 本発明の検査原理を説明する構成図。 本発明の制御パターンの設定例を説明する図。 本発明の実施例1のJTAG検査の動作を説明するフローチャート。 本発明の実施例2の制御装置の構成図。 本発明の実施例2のJTAG検査の動作を説明するフローチャート。 本発明の実施例3の制御装置の構成図。 従来のバウンダリスキャン検査の構成図。
符号の説明
1 制御装置
2 演算部
2a 第1の汎用プロセッサコア
2b 第2の汎用プロセッサコア
3 入出力部
4 第1の専用プロセッサコア
5 メモリ部
7 第2の専用プロセッサコア
11 バス
12 バウンダリスキャンバス
21a/21b 第1/第2のプロセッサ内部回路
21c 制御パターン設定部
22a/22b 第1/第2のJTAG検査回路
22a1/22b1 第1/第2の設計データ書き込み制御回路
31 第3のJTAG検査回路
32 集積回路
41 第4のプロセッサ内部回路
42 第4のJTAG検査回路
51a/51b/51c 第1/第2/第3のバウンダリスキャン制御プログラム
52a/52b/52c/52d 第1/第2/第3/第4の期待値データ
53 制御プログラム
54a/54b/54c/54d 修復プログラム
6a/6b 設計ツール
61 通信インタフェース
71 第5のプロセッサ内部回路
72 第5のJTAG検査回路
72b 第3の設計データ書き込み制御回路
73 JTAG制御回路
81 PC
82 JTAGコントローラ
83、84 JTAG検査回路
83a、84a 入出力端子
83b、84b バウンダリスキャンセル
83c 入出力ピン
85、86 被検査回路
87 専用線
88 バス

Claims (2)

  1. バウンダリスキャンバスに接続される2つのプロセッサコアによって相互に相手のプロセッサコアを診断する演算部と、前記演算部で実行するプログラム及びデータを記憶するメモリ部と、前記演算部で処理される入出力信号を処理する入出力部と、前記演算部、前記メモリ部、及び前記入出力部を接続するバスとを備える制御装置であって、
    前記演算部は、前記バウンダリスキャンバスに接続された第1の汎用プロセッサコア及び第2の汎用プロセッサコアを備え、
    前記メモリ部は、前記演算部がバウンダリスキャン検査を実行するための第1及び第2のバウンダリスキャン制御プログラムと、バウンダリスキャン検査の結果の良否を判定するための第1及び第2の期待値データと、前記演算部が制御を実行するための制御プログラムとを備え、
    前記第1の汎用プロセッサコアは、第1のバウンダリスキャン検査回路と、前記第1のバウンダリスキャン検査回路によって検査される第1のプロセッサ内部回路と、前記演算部が実行する制御プログラム、または、第1及び第2のバウンダリスキャン制御プログラムのいずれかを選択し、前記制御装置の制御パターンを前記第1のプロセッサ内部回路に対して予め設定する制御パターン設定部とを備え、
    前記第2の汎用プロセッサコアは、第2のバウンダリスキャン検査回路と、前記第2のバウンダリスキャン検査回路により検査される第2のプロセッサ内部回路とを備え、
    前記制御パターンにしたがって、前記第1のプロセッサ内部回路は、前記第1のバウンダリスキャン制御プログラムを抽出して、前記ウンダリスキャンバスを介して前記第2の汎用プロセッサコアに対してバウンダリスキャン検査を、または、前記第2のプロセッサ内部回路は、前記制御パターンの設定に基づく診断要求指令を前記第1のプロセッサ内部回路から前記バスを介して受信して、前記第2のバウンダリスキャン制御プログラムを抽出し、前記バウンダリスキャンバスを介して前記第1の汎用プロセッサコアに対してバウンダリスキャン検査を、時分割で相互に実行し、
    さらに、前記バスに通信インタフェースを介して接続され、前記第1のプロセッサ内部回路及び前記第2のプロセッサ内部回路の第1の設計データ及び第1の修復データを記憶する設計ツールと、
    前記第1のバウンダリスキャン検査回路には、一方を前記バウンダリスキャンバスに他方を前記第1のプロセッサ内部回路に接続される第1の設計データ書き込み制御回路を備え、
    前記第2のバウンダリスキャン検査回路には、一方を前記バウンダリスキンバスに他方を前記第2のプロセッサ内部回路に接続される第2の設計データ書き込み制御回路を備え、
    前記メモリ部には、前記バウンダリスキャン検査の結果と前記第1及び第2の期待値データとを備え、
    前記第1のプロセッサ内部回路は、前記第2の汎用プロセッサコアの前記バウンダリスキャン検査の結果を、前記バウンダリスキャンバスを介して取得し、前記結果と前記第1の期待値データとを比較して、前記結果の良否を判定し、故障有りと判定された場合予め設定された前記第1の修復データを前記設計ツールより抽出し、前記第2の設計データ書き込み制御回路を介して、前記第2のプロセッサ内部回路の不揮発性メモリに記憶される第1の設計データを、抽出した前記第1の修復データで書き換え、
    前記第2のプロセッサ内部回路は、前記第1の汎用プロセッサコアの前記バウンダリスキャン検査の結果を、前記バウンダリスキャンチェーンを介して取得し、前記結果と前記第2の期待値データとを比較して、良否を前記判定プログラムで判定し、判定の結果異常と判定された場合予め設定される第2の修復データを前記設計ツールより抽出し、前記第1の設計データ書き込み制御回路を介して、前記第1のプロセッサ内部回路の不揮発性メモリに記憶される前記第2の設計データを、抽出した前記第2の修復データで書き換える
    ようにしたことを特徴とする御装置。
  2. バウンダリスキャンバスに接続される2つのプロセッサコアによって相互に相手のプロセッサコアを診断する演算部と、前記演算部で実行するプログラム及びデータを記憶するメモリ部と、前記演算部で処理される入出力信号を処理する入出力部と、前記演算部、前記メモリ部、及び前記入出力部を接続するバスとを備える制御装置であって、
    前記演算部は、前記バウンダリスキャンバスに接続された第1の汎用プロセッサコア及び第2の専用プロセッサコアを備え、
    前記メモリ部は、前記演算部がバウンダリスキャン検査を実行するための第3のバウンダリスキャン制御プログラムと、前記バウンダリスキャン検査の良否を判定するための前記第3及び第4の期待値データと、前記演算部が制御を実行するための制御プログラムとを備え、
    前記第1の汎用プロセッサコアは、第1のバウンダリスキャン検査回路と、前記第1のバウンダリスキャン検査回路により検査される第1のプロセッサ内部回路と、前記演算部が実行する制御プログラム、または、第3のバウンダリスキャン制御プログラムのいずれかを選択し、前記制御装置の制御パターンを前記第1のプロセッサ内部回路に対して予め設定する制御パターン設定部とを備え、
    前記第2の専用プロセッサコアは、第5のバウンダリスキャン検査回路と、前記第5のバウンダリスキャン検査回路によって検査される第5のプロセッサ内部回路と、前記バウンダリスキャンバスに接続される前記第1の汎用プロセッサコアを検査するバウンダリスキャン制御回路とを備え、
    前記制御パターンにしたがって、前記第1のプロセッサ内部回路は、前記第3のバウンダリ制御プログラムを抽出して、前記バウンダリスキャンバスを介して前記第2の専用プロセッサコアに対してバウンダリスキャン検査を、もしくは、前記第5のプロセッサ内部回路は、前記制御パターンに基づく診断要求指令を前記第1のプロセッサ内部回路から前記バスを介して受信して、前記バウンダリスキャン制御回路を起動して、前記バウンダリスキャンバスを介して前記第1の汎用プロセッサコアに対してバウンダリスキャン検査を、時分割で相互に実行し、
    さらに、前記バスに通信インタフェースを介して接続され、前記第1のプロセッサ内部回路及び前記第5のプロセッサコア内部回路の夫々が制御する第23及び第4の設計データと、第3及び第4の修復データとを記憶する設計ツールと、
    前記第1のバウンダリスキャン検査回路には、一方を前記バウンダリスキャンバスに他方を前記第1のプロセッサ内部回路に接続される第1の設計データ書き込み制御回路を備え、
    前記第5のバウンダリスキャン検査回路には、一方を前記バウンダリスキンバスに他方を前記第5のプロセッサ内部回路に接続される第3の設計データ書き込み制御回路を備え、
    前記第1のプロセッサ内部回路は、前記第2の汎用プロセッサコアの前記バウンダリスキャン検査の結果を、前記バウンダリスキャンバスを介して取得し、前記結果と前記第3の期待値データとを比較して、前記結果の良否を判定し、故障ありと判定された場合には、予め設定された前記第3の修復データを前記設計ツールより抽出し、前記第3の設計データ書き込み制御回路を介して、前記第5のプロセッサ内部回路の不揮発性メモリに記憶される、第3の設計データを抽出した前記第3の修復データに書き換え、
    前記第5のプロセッサ内部回路は、前記第1の汎用プロセッサコアの前記バウンダリスキャン検査の結果を、前記バウンダリスキャンバスを介して取得し、前記結果と前記第4の期待値データとを比較して、良否を判定し、判定の結果故障ありと判定された場合、予め設定される第4の修復データを前記設計ツールより抽出し、前記第1の設計データ書き込み制御回路を介して、前記第1のプロセッサ内部回路の不揮発性メモリに記憶される前記第4の設計データを、抽出した前記第4の修復データで書き換えるようにしたことを特徴とする制御装置。
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