JP5094772B2 - 作業機のメインフレーム - Google Patents

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Description

本発明は、トラクタの後部に着脱自在に連結されるバックホー等の作業機のメインフレームに関するものである。
従来、トラクタの後部に着脱自在に取り付けられる作業機としてバックホーがある(特許文献1参照)。
このバックホーは、トラクタの後部に連結されるメインフレームと、このメインフレームの後部に上下方向の軸芯回りに左右揺動自在に支持されたスイングブラケットと、このスイングブラケットに取り付けられた掘削作業装置と、前記スイングブラケットを左右に揺動させるためのトラニオン形油圧シリンダからなるスイングシリンダとを備えている。
メインフレームは、上下一対の主板材と、上下主板材の前部の左右両側に設けられた左右の側板材と、左右側板材同士及び上下主板材の前端部同士を連結する前板材と、上下主板材の前後方向中間部を連結する中間板材等とを備えていて、すべて板金によって形成されている。
上下の各主板材の後端側には、スイングブラケットを上下方向の軸芯回りに回動自在に支持するためのスイングボスが設けられ、下側の主板材の、中間板材の前側には、スイングシリンダの下側のシリンダ回動支軸を支持するためのシリンダボスが設けられ、中間板材の前面上部には、スイングシリンダの上側のシリンダ回動支軸を支持するための支持孔を有するシリンダサポートがボルト固定されている。
主板材、側板材、前板材及び中間板材は相互に溶接によって連結され、スイングボスは上下の主板材に形成された取付穴に挿通されて主板材に溶接固定されており、シリンダボスは下側の主板材に形成された取付穴に挿通されて主板材に溶接固定されている。
前記メインフレームを組み立てるのには、上側の主板材にスイングボスを取り付けると共に下側の主板材にスイングボスとシリンダボスとを取り付け、スイングボス及びシリンダボスを主板材に取り付けた状態で、治具を使って各板材を位置決めして板材相互を溶接固定している。
また、スイングシリンダは、下側のシリンダ回動支軸をシリンダボスに挿通させた後、シリンダサポートの支持孔をスイングシリンダの上側のシリンダ回動支軸に外嵌すると共に、該シリンダサポートを中間板材にボルト固定することにより取り付けられる。
特開平6−249212号公報
前記従来のメインフレームにあっては、別体で形成された上側の主板材と下側の主板材にそれぞれスイングボスを設けると共に下側の主板材にシリンダボスを設け、これら上下の主板材に中間板材を溶接固定することで上下の主板材を該中間板材で連結している。また、中間板材にシリンダサポートをボルト固定している
このメインフレームは、組み立てる際に、治具を使って各板材の位置決めをしているものの、スイングブラケットの回動軸芯とスイングシリンダの回動軸芯との平行度の精度が安定しない場合がある。
また、中間板材のシリンダサポート取付面とシリンダボスの軸芯との平行度の精度も安定しない。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、スイングブラケットの回動軸芯とスイングシリンダの回動軸芯との平行度の精度を正確に出すことができる作業機のメインフレームを提供することを目的とする。
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、トラクタの後部に着脱自在に連結される作業機のメインフレームであって、
掘削作業装置が取り付けられるスイングブラケットを上下方向の軸芯回りに回動自在に支持するためのスイング支持部と、
前記スイングブラケットを左右に揺動させるスイングシリンダを上下方向の軸芯回りに回動自在に支持するためのシリンダ支持部とを備え、
前記スイング支持部とシリンダ支持部とを鋳造によって一体形成したことを特徴とする。
また、上下方向に間隔をおいて設けられた上下壁を備え、下壁を前部の前下壁と後部の後下壁とから構成し、前記スイング支持部及びシリンダ支持部を上下一対設け、前記上壁の後部に上側のスイング支持部を設け、下側のスイング支持部を前記後下壁の後部に設けると共に該後下壁の前部に下側のシリンダ支持部を設け、前記後下壁と下側のスイング支持部と下側のシリンダ支持部とを鋳造によって一体形成してもよい。
また、上壁と下壁とを左右両側に備えたアウトリガー支持枠で連結し、この左右アウトリガー支持枠を、上側のシリンダ支持部を備えたシリンダサポートが取り付けられる縦壁によって連結してもよい。
また、前記上壁を前部の前上壁と後部の後上壁とから構成し、前記後上壁と後下壁とを連結する連結壁を設け、前記後上壁と、上側のスイング支持部と、後下壁と、下側のスイング支持部と、下側のシリンダ支持部と、連結壁とを鋳造によって一体形成してもよい。
また、前記縦壁の前面に、上側のシリンダ支持部を備えたシリンダサポートを当て付けて位置決めする接当面を設け、この接当面に接当させた状態でシリンダサポートを縦壁に取付固定するようにしてもよい。
本発明によれば、スイング支持部とシリンダ支持部とを鋳造によって一体形成したので、スイングブラケットの回動軸芯とスイングシリンダの回動軸芯との平行度の精度を正確に出すことができ、しかも、スイング支持部とシリンダ支持部との軸芯の平行度が容易にでるので、スイング支持部とシリンダ支持部とが一体形成された鋳造品をベースとしてメインフレームを組み立てる際の組立性もよい。
スイングブラケットを装着したメインフレームの側面断面図である。 メインフレームの要部の側面断面図である。 バックホーの側面図である。 メインフレームの平面図である。 メインフレームの背面図である。 メインフレーム下壁の平面図である。 シリンダサポートの装着部分の平面断面図である。 変形例に係るメインフレームの概略背面図である。 シリンダサポートの装着部分の平面断面図である。 他の実施形態の、スイングブラケットを装着したメインフレームの側面断面図である。 他の実施形態のメインフレームの平面図である。 他の実施形態のメインフレームの背面図である。 他の実施形態のメインフレームの要部の側面断面図である。 他の実施形態のメインフレームの要部の平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜図7は本発明の一実施形態を示し、図8〜図12は他の実施形態を示している。
図3において、1はトラクタの後部に着脱自在に取り付けられる作業機として例示するバックホーを図示している。
このバックホー1は、トラクタの後部に着脱自在に連結されるメインフレーム2と、このメインフレーム2の後部に上下方向の軸芯X回りに回動自在(左右揺動自在)に支持されたスイングブラケット3と、このスイングブラケット3を左右に揺動するためのスイングシリンダ4と、スイングブラケット3に取り付けられた掘削作業装置5と、メインフレーム2の上部に設けられたコントロールボックス6と、メインフレーム2の左右両側に設けられる図示省略のアウトリガー装置とを備えている。
なお、この実施形態にあっては、メインフレーム2上部のコントロールボックス6前方に、運転席7が設けられているが、該運転席7が設けられていないタイプのバックホー1であってもよい。
また、この実施形態にあっては、バックホー1に装備された油圧シリンダを制御する制御弁を集約してなるコントロールバルブ8はコントロールボックス6の下方側に配置されているが、該コントロールバルブ8がコントロールボックス6内部に設けられているタイプのバックホー1であってもよい。
掘削作業装置5は、基部側がスイングブラケット3の後側下部に左右方向の軸芯回りに揺動自在に枢支連結されたブーム9と、該ブーム9の先端側に基部側が左右方向の軸芯回りに揺動自在に枢支連結されたアーム10と、該アーム10の先端側に基部側が左右方向の軸芯回りに揺動自在に枢支連結されたバケット11とを備えている。
また、掘削作業装置5は、ブーム9を揺動させるブームシリンダ12と、アーム10を揺動させるアームシリンダ13と、バケット11を揺動させるバケットシリンダ14とを備えており、各シリンダ12,13,14は油圧シリンダからなる。
前記スイングブラケット3は鋳物製であり、図1、図2に示すように、前部に上下一対のフレーム取付部16を備えると共に上下方向中途部に左右一対のロッド取付部17を備えている。
各フレーム取付部16は、上下方向の軸芯Xを有する軸挿通孔18を備えた上下の取付ボス16Aからなる。
また、各ロッド取付部17も上下方向の軸芯Yを有する軸挿通孔19を備えた上下の取付ボス17Aからなる。
スイングシリンダ4はトラニオン形の油圧シリンダ(流体圧シリンダ)からなり、左右一対設けられ、各スイングシリンダ4のシリンダチューブ23の長さ方向中途部に、上下方向の軸芯を有する上下一対の回動支軸21,22が設けられている。
また、スイングシリンダ4は、シリンダチューブ23から後方側に出退自在に突出するピストンロッド24を有し、このピストンロッド24の先端側には、取付け用のピストンボス25が設けられ、このピストンボス25には上下方向の軸芯を有する軸挿通孔26が貫通形成されている。
メインフレーム2は、図1〜図7に示すように、上壁27と、この上壁27の下方側に間隔をおいて配置された下壁28と、上壁27と下壁28の前端側同士を連結する左右一対の前板材29と、この左右各前板材29の左右方向外側面に固着された左右一対の側板材30と、上壁27と下壁28とを連結する縦壁31と、上下壁27,28間の左右両側に固着された左右一対のアウトリガー支持枠32とを有する。
前記上壁27は一枚のプレートによって構成されていて壁面が上下方向に面する(板厚方向が上下方向と一致する)ように配置されている。
前記下壁28は、前部の前下壁28Aと後部の後下壁28Bとから構成されていて壁面が上下方向に面する(板厚方向が上下方向と一致する)ように配置され、前下壁28Aは左右一対設けられ、後下壁28Bは鋳造(本実施形態では鋳鋼)によって形成されている。
後下壁28Bの前部の左右両側には、上面側から下方に向けて凹む凹部33(段部)が設けられ、この凹部33に、左右の前下壁28Aの前部の左右方向内方側が載置されると共に溶接によって固着されている。
左右の前板材29は、左右方向で同じ側にある前下壁28Aの前端部と上壁27の前端部とを連結しており、左右の側板材30は、上壁27下面及び左右方向で同じ側にある前下壁28Aの左右方向外側面にも固着されている。
上壁27の前端側の左右両側には左右方向の軸芯を有するピン挿通孔34を備えた上連結部材35が固定され、左右各側板材30の下部には、該側板材30を貫通する左右方向の軸芯を有する棒材からなる下連結部材36(マウントバー)が設けられ、下連結部材36をトラクタ側の受け部に上方側から受持させると共にトラクタ側に設けた取付部と前記上連結部材35のピン挿通孔34とにわたってピンを挿通することにより、メインフレーム2がトラクタに着脱可能に取り付けられるよう構成されている。
本実施形態にあっては、前記上連結部材35は鋳造(鋳鋼)によって形成されている。
前記左右側板材30の下部は前方側に延出されていて前端側が下連結部材36に固着されている。
左右のアウトリガー支持枠32は、左右方向内方側の上部側が上壁27と前下壁28Aとの間に挿入状とされていて、該上壁27下面と前下壁28A上面とに溶接によって固着されている。
このアウトリガー支持枠32は、板材によって形成されており、前後の支持壁37,38と、前支持壁37の後端上部から後方側に一体的に延出されていて後支持壁38の左右方向内端側に溶接によって固着された連結壁39とから平面視コ字形に形成されている。
このアウトリガー支持枠32の前後支持壁37,38の下部にはアウトリガアームが上下揺動自在に枢着される下ボス40が設けられ、前後支持壁38の上部には、前記アウトリガーアームを上下揺動させるためのアウトリガーシリンダが枢着される上ボス41が設けられている。
前記縦壁31は、本実施形態にあっては、各アウトリガー支持枠32の連結壁39の後端から左右方向内方に向けて一体的に延出されていて壁面が前後方向を向くように設けられている。この縦壁31は、本実施形態では左右一対設けられており、左右縦壁31間に空間を有する。
この縦壁31の上端部は上壁27下面に溶接によって固着され、下端部は前下壁28Aに溶接によって固着されている。
なお、縦壁31は、アウトリガー支持枠32とは別体で形成されていてもよく、また、一枚物の板材によって形成されていてもよい。
前記左右の縦壁31の上部に、前記コントロールバルブ8が取付固定されている。
また、左右各縦壁31の後面の上下方向中途部には三角形状の補強板42が重ね合わされて溶接によって縦壁31に固着されており、この補強板42及び縦壁31を貫通するボルト挿通孔43が形成されている。
前記上壁27の後端側の左右方向中央側は後方に向けて延出され、この延出部分の後部にスイングブラケット3の上側のフレーム取付部16を上下方向の軸芯X回りに回動自在に支持するスイング支持部44(これを上側のスイング支持部44Aという)が設けられている。
この上側のスイング支持部44Aは内部に上下方向に貫通状で且つ上下方向の軸芯Xを有する軸挿通孔45を備えた円柱状に形成されていて、上壁27に形成された上下方向貫通状の取付孔46に挿通されると共に溶接によって上壁27に固着されている。
前記上側のスイング支持部44Aの下方で且つ後下壁28Bの後端側には、スイングブラケット3の下側のフレーム取付部16を上下方向の軸芯X回りに回動自在に支持するスイング支持部44(これを下側のスイング支持部44Bという)が前記上側のスイング支持部44Aと同芯状に設けられている。
この下側のスイング支持部44Bは、内部に上下方向に貫通状で且つ上下方向の軸芯Xを有する軸挿通孔45を備えた円柱状に形成されていて、後下壁28Bに鋳鋼(鋳造)によって一体形成されている。
前記上側のスイング支持部44A及び下側のスイング支持部44Bの軸挿通孔45内にはブッシュ47が挿入されている。
スイングブラケット3は、該スイングブラケット3の上側フレーム取付部16の上下取付ボス16A間に上側のスイング支持部44Aが挿入されると共に、スイングブラケット3の下側フレーム取付部16の上下取付ボス16A間に下側のスイング支持部44Bが挿入されるように、メインフレーム2に対してスイングブラケット3を配置し、該状態で、スイングブラケット3の上下取付ボス16A及びスイング支持部44の軸挿通孔45にスイング支軸51を挿通すると共に該スイング支軸51を取付ボス16Aにピン固定して抜け止めすることにより、スイングブラケット3がメインフレーム2に上下方向の軸芯X回りに左右揺動自在に支持されている。
前記後下壁28Bの前部で且つ前記縦壁31より前側には、スイングシリンダ4の下側の回動支軸22が上下方向の軸芯Z回りに回動自在に支持されるシリンダ支持部52(これを下側のシリンダ支持部という)が、左右方向中央から左右振り分け状に左右一対設けられている。
この下側のシリンダ支持部52は、内部に上下方向の軸芯Zを有する軸支孔53を備えた円柱状に形成されていて、後下壁28Bに鋳鋼(鋳造)によって一体形成されている。
また、下側のシリンダ支持部52の上方側には、スイングシリンダ4の上側の回動支軸21が上下方向の軸芯Z回りに回動自在に支持されるシリンダ支持部54(これを上側のシリンダ支持部という)を有するシリンダサポート56が設けられている。
このシリンダサポート56は左右方向の軸芯を有する四角柱状に形成され、図7に示すように、左右両側が左右方向で同じ側にある縦壁31の前面側に重ね合わされ、補強板42及び縦壁31にわたって貫通形成された前記ボルト挿通孔43を後方側から挿通すると共にシリンダサポート56に形成されたネジ孔57に螺合されたボルト58によって取付固定されている。
シリンダサポート56には、下側のシリンダ支持部52の軸支孔53と同芯状に配置される軸支孔55が上下方向に貫通形成されており、この軸支孔55の形成部分が上側のシリンダ支持部54とされている。
下側のシリンダ支持部52及び上側のシリンダ支持部54の軸支孔53,55内にはブッシュ60が挿入されている。
スイングシリンダ4を取り付けるには、下側のシリンダ支持部52の軸支孔53にスイングシリンダ4の下側の回動支軸22を挿入し、その後、スイングシリンダ4の上側の回動支軸21にシリンダサポート56に形成された上側のシリンダ支持部54の軸支孔55を外嵌すると共にシリンダサポート56を縦壁31にボルト固定することにより、スイングシリンダ4がメインフレーム2にシリンダ
支持部52,54の軸芯Z回りに回動自在に支持される。
スイングシリンダ4はピストンロッド24が後方側に突出するように左右の縦壁31間の下部を挿通しており、左右のスイングシリンダ4のピストンロッド24先端側のピストンボス25は、左右方向で同じ側にある、スイングブラケット3のロッド取付部17の上下取付ボス17A間に挿入されていて、ロッド取付部17及びピストンボス25の軸挿通孔19,26を挿通する枢軸61によって、ピストンボス25がロッド取付部17に上下方向の軸芯Y回りに相対回動自在に取り付けられている。
本実施形態にあっては、後下壁28Bと下側のスイング支持部44Bと下側のシリンダ支持部52とが鋳鋼によって一体形成されていて、これらの成型時に、下側のスイング支持部44Bの軸挿通孔45と下側のシリンダ支持部52の軸支孔53とが同時に形成されるので、これら軸挿通孔45と軸支孔53との軸芯X,Zの平行度が正確にでる(平行度の精度がよい)。
また、後下壁28Bに溶接固定された前下壁28Aに対し、下側のシリンダ支持部52の軸支孔53(軸芯Z)を基準として治具によって位置決めした縦壁31を溶接固定し、この縦壁31に、上側のシリンダ支持部54を有するシリンダサポート56を当て付けてボルト固定することにより、上側のシリンダ支持部54の軸芯と下側のシリンダ支持部52の軸芯との同軸度を精度よく出すことができる。
また、下側のスイング支持部44Bの軸挿通孔45を基準として上壁27を治具によって位置決めして縦壁31及びアウトリガー支持枠32に対して該上壁27を溶接固定し、この上壁27の後端側に形成された取付孔46に上側のスイング支持部44Aを挿通し、且つこの上側のスイング支持部44Aの軸挿通孔45と下側のスイング支持部44Bの軸挿通孔45とにわたって挿通される棒状の治具によって上側のスイング支持部44Aを位置決めして該上側のスイング支持部44Aを上壁27に溶接固定することにより、上側のスイング支持部44Aの軸挿通孔45と下側のスイング支持部44Bの軸挿通孔45との同軸度を精度よく出すことができる。
以上のようにして、前記実施形態のメインフレーム2にあっては、後下壁28Bと下側のスイング支持部44Bと下側のシリンダ支持部52とを鋳鋼によって一体形成することにより、スイングブラケット3の回動軸芯Xとスイングシリンダ4の回動軸芯Zとの平行度を精度よく出すことができる。
また、下側のスイング支持部44Bと下側のシリンダ支持部52との軸芯X,Zの平行度が鋳造によって正確にでるので、これらスイング支持部44Bとシリンダ支持部52とが一体形成された鋳造品をベースとしてメインフレーム2を組み立てる際の組立性もよい。
図8及び図9は、前述したメインフレーム2の変形例を示している。
この変形例に係るメインフレーム2にあっては、アウトリガー支持枠32が、前後の支持壁37,38と連結壁39とを板材を折曲することにより一体形成されている。
また、左右のアウトリガー支持枠32の連結壁39の後端側同士は、一枚の板材からなる縦壁31によって連結されている。この縦壁31は壁面が前後方向を向くように設けられ、該縦壁31の左右両端は左右方向で同じ側にある連結壁39に溶接によって固着されている。
この縦壁31の上縁の左右方向中央側には下方に向けて凹む切欠き31aが形成されており、該縦壁31の上縁の左右両側が上壁27の下面に溶接によって固着されている。
また、この縦壁31の下縁の左右方向中央側31bは、上下壁27,28間の中央からやや上側に位置しており、縦壁31の下縁の左右両側31cは下縁中央側31bの左右端部から左右方向外方に行くに従って下方に移行する傾斜に形成され、該縦壁31の下縁の左右両端31c(左右側縁の下端)は、連結壁39の上下方向中央部と下端との中間に位置している。
したがって、この縦壁31の下方側にスイングシリンダ4挿通用の空間が設けられている。
この縦壁31の後面の左右両側には、前記実施形態のメインフレーム2と同様の補強板42が固着されていると共に、該補強板42及び縦壁31を貫通するボルト挿通孔43が形成されており、縦壁31の前面に前記と同様のシリンダサポート56が接当され、後方側から前記ボルト挿通孔43を挿通してシリンダサポート56のネジ孔に螺合されたボルト58によってシリンダサポート56が縦壁31に取付固定されている。
その他の構成は、前記形態のメインフレーム2と同様に構成されている。
この図8及び図9に示す形態のメインフレーム2にあっては、後下壁28Bに前下壁28Aを溶接した後に、左右のアウトリガー支持枠32の下部を左右方向で同じ側にある前下壁28Aに溶接固定し、その後、縦壁31を下側のシリンダ支持部52の軸支孔53(軸芯Z)を基準として治具によって位置決めして該縦壁31の左右両端をアウトリガー支持枠32の連結壁39に溶接固定する。
その後、上壁27を後端側に設けた取付孔46が下側のスイング支持部44Bと同芯状となるように、縦壁31及びアウトリガー支持枠32に溶接固定した後、上側のスイング支持部44Aの軸挿通孔45と下側のスイング支持部44Bの軸挿通孔45とにわたって挿通される棒状の治具によって上側のスイング支持部44Aを位置決めして該上側のスイング支持部44Aを上壁27に溶接固定する。
下側のシリンダ支持部52の軸支孔53(軸芯Z)を基準として固定された前記縦壁31の前面にシリンダサポート56を当て付けて該シリンダサポート56を縦壁31にボルト固定することにより、上側のシリンダ支持部54の軸芯と下側のシリンダ支持部52の軸芯との同軸度を精度よく出すことができる。
図10〜図14は、他の形態のメインフレーム2を示しており、この形態のメインフレーム2にあっては、下側のシリンダ支持部52、上側のスイング支持部44A及び下側のスイング支持部44Bをそれらを連結する壁部27B,31,28Bと共に鋳鋼(鋳造)によって一体形成したものである。
この形態のメインフレーム2にあっては、上壁27は、前部の前上壁27Aと後部の後上壁27Bとから構成され、後上壁27Bの後端側に上側のスイング支持部44Aが設けられており、後上壁27B、上側のスイング支持部44A、下側のスイング支持部44B、縦壁31、後下壁28B、及び下側のシリンダ支持部52が鋳鋼によって一体形成されている。
なお、図10〜図14に示す形態のメインフレーム2は、換言すると、トラクタの後部に着脱自在に連結される前部フレームと、この前部フレームの後端側に溶接によって固定された後部フレームとを備え、前部フレームが、前上壁27A、前下壁28A、左右の前板材29、左右の側板材30によって主構成され、後部フレームが、鋳鋼によって一体形成された後上壁27B、後下壁28B、縦壁31によって構成され、この後部フレームに上側のスイング支持部44A、下側のスイング支持部44B及び下側のシリンダ支持部52が一体形成されているといえる。
従来のメインフレームでは、別体で形成された上下の主板材に、それぞれスイングブラケット3を支持するスイングボスを溶接固定し、スイングボスが溶接固定された上下の主板材を中間板材で溶接により連結するように構成されているので、上下のスイングボスの軸挿通孔の同軸度に対する精度が出しにくいが、図10〜図14に示す形態のメインフレーム2では、前記上下のスイング支持部44A,44Bの軸挿通孔45は、後上壁27Bと後下壁28Bと同時に鋳型で形成されるので、上下のスイング支持部44A,44Bの軸挿通孔45の同軸度の精度がよい(上下のスイング支持部44A,44Bの軸挿通孔45の芯ズレに対する精度がよい)。
その他、前述した図1〜図7に示す形態のメインフレーム2と異なる点は以下に示す点である。
コントロールバルブはコントロールボックス6内に設けられ、前上壁27Aには油圧ホース挿通用のホース挿通穴63が形成されている。
アウトリガー支持枠32は、前後の支持壁37,38と連結壁39とが板材を折曲することにより一体形成されている。
縦壁31はアウトリガー支持枠32とは別体であって一枚壁であり、上部に油圧ホース挿通用のホース挿通穴64が形成され、下部にスイングシリンダ4挿通用のシリンダ挿通穴65が前後方向貫通状に形成されている。
後下壁28Bの前部の左右の側面は、前方に行くに従って左右方向中央部に移行する傾斜状に形成され、この後下壁28Bの前部の左右の各側面に左右の前下壁28Aの後部が接当して溶接固定されている。
また、前下壁28Aの後部の左右方向外側部は、後下壁28Bの前後中途部の側方に延出されていて、該前下壁28Aの後部の左右方向外側部が後下壁28Bの前後中途部の側面に溶接固定されている。
また、下連結部材36は1本の棒材によって構成されている。
また、縦壁31の上部の左右両側には、複数(図例では3つ)のボルト挿通孔66を有するサポート取付部67が設けられている。
この左右のサポート取付部67は、前面側が前方に向けて若干盛り上がるように形成されていると共に、その前面は平坦面に仕上げ加工された接当面68とされている。
また、この左右のサポート取付部67には、スイングシリンダ4の上側の回動支軸21を支持するための上側のシリンダ支持部54を有するシリンダサポート56が取り付けられる。
このシリンダサポート56は、鋳造によって形成され、左右方向中央から左右に振り分け状に左右一対の上側のシリンダ支持部54が一体形成されている。
このシリンダサポート56の、各上側シリンダ支持部54の左右方向外方側がネジ孔を有する被取付部69とされている。
この被取付部69の後面は平坦面に仕上げ加工された被接当面70とされ、該被接当面70を縦壁31に設けられたサポート取付部67の接当面68に当て付けることで、シリンダサポート56(上側のシリンダ支持部54)が下側のシリンダ支持部52に対して位置決めされる。
そして、シリンダサポート56の被接当面70を縦壁31のサポート取付部67の接当面68に接当させた状態で、サポート取付部67のボルト挿通孔66を挿通して被取付部69に設けられたネジ孔に螺合されるボルト58によってシリンダサポート56が縦壁31に取付固定される。
このシリンダサポート56に設けられた上側のシリンダ支持部54には下方開口状の軸支孔55が形成され、この軸支孔55は鋳型によってシリンダサポート56と同時に形成される。
従来のメインフレームでは、スイングシリンダ4の下側の回動支軸22を支持するシリンダボスが設けられた下側の主板材に中間板材を溶接固定し、この中間板材に、スイングシリンダ4の上側の回動支軸21を支持する支持孔を有するシリンダサポートをボルト固定するようにしているので、シリンダボスの支持孔とシリンダサポートの支持孔との同軸度が出しにくいが、前記図10〜図14に示す形態のメインフレーム2にあっては、縦壁31と後下壁28Bとを鋳鋼(鋳造)で一体形成し、後下壁28Bにスイングシリンダ4の下側の回動支軸22を支持する下側のシリンダ支持部52を一体形成すると共に、縦壁31に、スイングシリンダ4の上側の回動支軸21を支持する上側のシリンダ支持部54を有するシリンダサポート56を当て付けて取付固定しているので、上下のシリンダ支持部54,52の軸支孔55,53の芯ズレに対する精度がよい(同軸度の精度がよい)。
以上のように、図10〜図14に示す形態のメインフレーム2にあっては、上下のスイング支持部44A,44Bの軸挿通孔45の同軸度の精度がよいと共に上下のシリンダ支持部54,52の軸支孔55,53の同軸度の精度もよく、また、上下のスイング支持部44A,44Bの軸挿通孔45の軸芯Xと上下のシリンダ支持部54,52の軸支孔55,53の軸芯Zとの平行度がよいので、スイングブラケット3の回動軸芯Xとスイングシリンダ4の回動軸芯Zとの平行度の精度を正確に出すことができる。
また、後上壁27Bと、上側のスイング支持部44Aと、後下壁28Bと、下側のスイング支持部44Bと、下側のシリンダ支持部52と、縦壁31とを鋳造によって一体形成しているので、この鋳造品をベースとして、メインフレーム2を組み立てればよく、メインフレーム2の組立性がよい。
なお、メインフレーム2の前述した鋳鋼品に形成されたシリンダ支持部52,、スイング支持部44は(図1〜図7に示す形態のメインフレーム2にあっては、下側のシリンダ支持部52、下側のスイング支持部44B、図10〜図14に示す形態のメインフレーム2にあっては、下側のシリンダ支持部52、上下のスイング支持部44A,44B)、鋳型で成形された後に、軸支孔53及び軸挿通孔45の内部、下側のシリンダ支持部52の上面(当り面)及びスイング支持部44の上下面(当り面)が仕上げ加工されるが、図10〜図14に示す形態のメインフレーム2のように、下側のシリンダ支持部52、上側のスイング支持部44A及び下側のスイング支持部44Bをそれらを連結する壁部27B,31,28Bと共に鋳鋼によって一体形成すると、鋳鋼品が比較的大きく又形状が複雑な製品となり、切削機械に入らない場合があるが、図1〜図7に示す形態のメインフレーム2にあっては、後下壁28Bと下側のシリンダ支持部52と下側のスイング支持部44Bとを鋳鋼によって一体形成しているだけなので、鋳鋼品が比較的小さな製品となり、切削機械に容易に入るという利点がある。
3 スイングブラケット
5 掘削作業装置
27 上壁
27A 前上壁
27B 後上壁
28 下壁
28A 前下壁
28B 後下壁
31 縦壁
44 スイング支持部
44A 上側のスイング支持部
44B 下側のスイング支持部
52 下側のシリンダ支持部
54 上側のシリンダ支持部
56 シリンダサポート
58 接当面
X スイングブラケットの回動軸芯
Z スイングシリンダの回動軸芯

Claims (5)

  1. トラクタの後部に着脱自在に連結される作業機のメインフレームであって、
    掘削作業装置(5)が取り付けられるスイングブラケット(3)を上下方向の軸芯(X)回りに回動自在に支持するためのスイング支持部(44)と、
    前記スイングブラケット(3)を左右に揺動させるスイングシリンダ(4)を上下方向の軸芯(Z)回りに回動自在に支持するためのシリンダ支持部(52)とを備え、
    前記スイング支持部(44)とシリンダ支持部(52)とを鋳造によって一体形成したことを特徴とする作業機のメインフレーム。
  2. 上下方向に間隔をおいて設けられた上下壁(27,28)を備え、下壁(28)を前部の前下壁(28A)と後部の後下壁(28B)とから構成し、前記スイング支持部(44)及びシリンダ支持部(52、54)を上下一対設け、前記上壁(27)の後部に上側のスイング支持部(44A)を設け、下側のスイング支持部(44B)を前記後下壁(28B)の後部に設けると共に該後下壁(28B)の前部に下側のシリンダ支持部(52)を設け、前記後下壁(28B)と下側のスイング支持部(44B)と下側のシリンダ支持部(52)とを鋳造によって一体形成したことを特徴とする請求項1に記載の作業機のメインフレーム。
  3. 上壁(27)と下壁(28)とを左右両側に備えたアウトリガー支持枠(32)で連結し、この左右アウトリガー支持枠(32)を、上側のシリンダ支持部(54)を備えたシリンダサポート(56)が取り付けられる縦壁(31)によって連結したことを特徴とする請求項2に記載の作業機のメインフレーム。
  4. 前記上壁(27)を前部の前上壁(27A)と後部の後上壁(27B)とから構成し、前記後上壁(27B)と後下壁(28B)とを連結する縦壁(31)を設け、前記後上壁(27B)と、上側のスイング支持部(44A)と、後下壁(28B)と、下側のスイング支持部(44B)と、下側のシリンダ支持部(52)と、縦壁(31)とを鋳造によって一体形成したことを特徴とする請求項2に記載の作業機のメインフレーム。
  5. 前記縦壁(31)の前面に、上側のシリンダ支持部(54)を備えたシリンダサポート(56)を当て付けて位置決めする接当面(68)を設け、この接当面(68)に接当させた状態でシリンダサポート(56)が縦壁(31)に取付固定されることを特徴とする請求項4に記載の作業機のメインフレーム。
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