JP5094678B2 - 走査光学ユニット及びそれを用いたカラー画像形成装置 - Google Patents

走査光学ユニット及びそれを用いたカラー画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5094678B2
JP5094678B2 JP2008269549A JP2008269549A JP5094678B2 JP 5094678 B2 JP5094678 B2 JP 5094678B2 JP 2008269549 A JP2008269549 A JP 2008269549A JP 2008269549 A JP2008269549 A JP 2008269549A JP 5094678 B2 JP5094678 B2 JP 5094678B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanning
scanning optical
optical
optical system
focal length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008269549A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010097106A5 (ja
JP2010097106A (ja
Inventor
裕太 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008269549A priority Critical patent/JP5094678B2/ja
Priority to CN2009101794746A priority patent/CN101726849B/zh
Priority to US12/582,317 priority patent/US8248676B2/en
Publication of JP2010097106A publication Critical patent/JP2010097106A/ja
Publication of JP2010097106A5 publication Critical patent/JP2010097106A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5094678B2 publication Critical patent/JP5094678B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/047Detection, control or error compensation of scanning velocity or position
    • H04N1/053Detection, control or error compensation of scanning velocity or position in main scanning direction, e.g. synchronisation of line start or picture elements in a line
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
    • G03G15/011Details of unit for exposing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0082Image hardcopy reproducer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/04Scanning arrangements
    • H04N2201/047Detection, control or error compensation of scanning velocity or position
    • H04N2201/04701Detection of scanning velocity or position
    • H04N2201/0471Detection of scanning velocity or position using dedicated detectors
    • H04N2201/04713Details of the detector arrangement, e.g. non-standard position, optical details
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/04Scanning arrangements
    • H04N2201/047Detection, control or error compensation of scanning velocity or position
    • H04N2201/04701Detection of scanning velocity or position
    • H04N2201/04732Detecting at infrequent intervals, e.g. once or twice per line for main-scan control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/04Scanning arrangements
    • H04N2201/047Detection, control or error compensation of scanning velocity or position
    • H04N2201/04701Detection of scanning velocity or position
    • H04N2201/04744Detection of scanning velocity or position by detecting the scanned beam or a reference beam

Description

本発明は走査光学ユニット及びそれを用いたカラー画像形成装置に関し、電子写真プロセスを有するレーザービームプリンタやデジタル複写機やマルチファンクションプリンタ(多機能プリンタ)等の画像形成装置に好適なものである。
従来よりレーザービームプリンタ(LBP)等の走査光学装置(走査ユニット)においては画像信号に応じて光源手段から光変調され出射した光束(ビーム)を、回転多面鏡(ポリゴンミラー)より成る偏向手段により周期的に偏向させている。そして偏向された光束をfθ特性を有する結像光学系によって感光性の記録媒体(感光ドラム)面上にスポット状に集束させ、その面上を光走査して画像記録を行っている。
上記の走査光学装置においては感光ドラム面上を光スポットで走査する前に前記感光ドラム面上における画像形成を開始するタイミングを調整するために、光検出器として同期検出素子(BDセンサー)が設けられている。
このBDセンサーは偏向手段で偏向走査された光束の一部である同期検出用光束(BD光束)を受光する。そしてこのBDセンサーの出力信号から同期検出用信号(BD信号)を検出し、このBD信号に基づいて感光ドラム面における画像記録の開始タイミングを調整している。
このような画像形成装置の1種として、「タンデム式のカラー画像形成装置」が従来より種々と提案されている(特許文献1参照)。
図12は特許文献1の図1に開示されているタンデム式のカラー画像形成装置の要部概略図である。
タンデム式のカラー画像形成装置は、図12に示すように感光ドラム4K,4C,4M,4Y上に光走査により静電潜像を形成する手段、形成された静電潜像を現像する現像手段を1ユニットとして1方向に「タンデム式」に配置している。そして、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、BK(黒)の各色成分画像に対応する静電潜像を4つの感光ドラム4K,4C,4M,4Yに別個に形成している。そして、これら静電潜像を対応する色のトナーで現像して感光ドラム4K,4C,4M,4Y毎に異なる色のトナー画像を得、これら4色のトナー画像を同一の転写紙上に転写、定着してカラー画像を得ている。
特開2002−250880号公報
電子写真プロセスを有する画像形成装置(印字装置)に要求される画像品質も年々高度なものとなってきており、特にカラー画像形成装置では色ずれが画像品質上、重要な問題となる。
この色ずれの原因の一つに、感光ドラム上での各色の書き出し位置ずれがある。これは装置内での部品取り付け誤差、或いは部品取り付け先である筐体自体の形状誤差等に起因したものであり、結果として各色の書き出しタイミングが相対的にずれてしまうため、各色の書き出し位置もずれる。
この書き出し位置のずれ量を小さくするには、同期検出用光学系の焦点距離を長くして、同期検出誤差が結像光学系に及ぼす影響(敏感度)を小さくする方法が有用である。
しかしながら、この方法をとると、上記従来例のように、構成が同じである走査光学装置が複数個搭載されているカラー画像形成装置の場合、以下のような問題点が生じてくる。
モノクロ画像を出力する場合は、黒色用の走査光学装置内のみ稼動させる。このため、一般的に、カラー画像を形成する4色の中で使用頻度が最も高い走査光学装置は黒色用走査光学装置である。この使用頻度の違いは、使用中における昇温あるいは振動等の外乱発生量の差として考えることができる。このため、結果として黒色用の走査光学装置における同期検出誤差が黒色以外の走査光学装置に比べて最も大きくなる。
また一方では、近年、走査光学装置の小型化への要求に応えるためには、同期検出光学系の焦点距離を小さくしたいという要望も存在する。そうすると同期検出誤差の影響が大きくなり、書き出し位置のズレ量が増大してくる。
本発明は昇温あるいは振動等の外乱発生が生じても各走査光学装置間での書き出し位置ずれの少ない高品位なカラー画像を得ることができる走査光学ユニット及びそれを用いたカラー画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1の発明の走査光学ユニットは、光源手段と、前記光源手段から射出された光束を偏向手段に入射させる入射光学系と、前記偏向手段の偏向面により偏向走査された光束を被走査面の上に結像させる結像光学系と、前記偏向手段の偏向面により偏向走査された光束の一部を検出する同期検出素子と、前記偏向手段の偏向面で偏向走査された光束の一部を前記同期検出素子に導光する同期検出用光学系と、を有する走査光学装置を複数用いた走査光学ユニットであって、
前記複数の走査光学装置のうち、黒色画像を形成する走査光学装置の同期検出用光学系の主走査断面内の焦点距離をfgBK(mm)、黒色画像を形成する走査光学装置の結像光学系の主走査断面内の焦点距離をfBK(mm)、黒色画像以外の色画像を形成する走査光学装置の同期検出用光学系の主走査断面内の焦点距離をfgs(mm)、黒色画像以外の色画像を形成する結像光学系の主走査断面内の焦点距離をfs(mm)とするとき、
fBK/fgBK<fs/fgs
なる条件を満足することを特徴としている。
請求項2の発明は請求項1の発明において、前記黒色画像を形成する走査光学装置と、前記黒色画像以外の色画像を形成する走査光学装置は、
1.0<(fs/fgs)/(fBK/fgBK)<6.0
なる条件を満足することを特徴としている。
請求項3の発明は請求項1又は2の発明において、前記黒色画像を形成する走査光学装置と、前記黒色画像以外の色画像を形成する走査光学装置は、
1<fs/fgs<10
1<fBK/fgBK<10
なる条件を満足することを特徴としている。
請求項4の発明は請求項1乃至3のいずれか1項の発明において、前記複数の走査光学装置における同期検出用光学系を構成する同期検出用光学素子は、同一の光学性能であることを特徴としている。
請求項5の発明のカラー画像形成装置は、請求項1乃至4の何れか一項に記載の走査光学ユニットと、前記複数の走査光学装置の被走査面の各々に設けられた互いに異なった色の画像を形成する複数の感光ドラムと、を有することを特徴としている。
請求項6の発明は請求項5の発明において、外部機器から入力した色信号を異なった色の画像データに変換して各々の走査光学装置に入力せしめるプリンタコントローラを有することを特徴としている。
本発明によれば昇温あるいは振動等の外乱発生が生じても各走査光学装置間での書き出し位置ずれの少ない高品位なカラー画像を得ることができる走査光学ユニット及びそれを用いたカラー画像形成装置を達成することができる。
本発明の走査光学ユニットは、光源手段から射出した光束を偏向手段に導光する入射光学手段と、偏向手段により偏向走査された光束を被走査面の上に結像させる結像光学系とを有している。さらに、偏向手段により偏向走査された光束の一部を用いて被走査面上における画像開始タイミングを調整する同期検出用光学系を有する走査光学装置(走査ユニット)を複数用いている。
そして、黒色画像及び黒色画像以外の色光の画像を得るための走査光学装置における主走査断面内での同期検出用光学系の焦点距離と結像光学系の焦点距離の比を適切に設定している。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例1における黒色(ブラック)画像を得るための黒色用走査光学装置の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)である。
尚、以下の説明において、副走査方向(Z方向)とは、偏向手段の回転軸と平行な方向である。主走査断面とは、副走査方向(偏向手段の回転軸と平行な方向)を法線とする断面である。主走査方向(Y方向)とは、偏向手段で偏向走査される光束を主走査断面に投射した方向である。副走査断面とは、主走査方向を法線とする断面である。
本実施例では、ブラック(BK)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の4色に対応させるため、走査光学装置を4個並列させたタンデム式を用いている。以下、4つの走査光学装置をそれぞれ「走査光学装置SBK,SY,SM,SC」と記す。
図1では煩雑を避けるため、4つの走査光学装置の一つである、黒色用走査光学装置SBKのみを示している。さらに、光学性能上影響を及ぼさない、折り返しミラーとしての反射ミラー(16BK,17BK,18BK)も同図では省略している。
図2は本発明の実施例1における4つの走査光学装置SBK,SY,SM,SCにおける副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。
同図においては、紙面左から順に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)に対応する走査光学装置SY、SM、SC、SBKが一方向に配列されている。本実施例では、この走査光学装置を複数個、用いてカラー画像を形成している。
以下、走査光学装置の概要は図1で用いた黒色用走査光学装置SBKを中心に説明していく。
図1における走査光学装置SBKは光源手段1BK、第1の光学素子3BK、第2の光学素子4BKと、開口絞り2BK、偏向手段としての光偏向器5BKとを有している。さらに、光偏向器5BKからの光束を被走査面8BKにスポットを形成する結像光学系(結像レンズ系)15BKを有している。
また、光源手段1BKは光走査用の光束を放射するものであり、半導体レーザや発光ダイオード等を光源とするものを好適に用いることができる。
第1の光学素子3BKは、光源手段1BKからの光束の集光状態をカップリングして光源手段1BKから放射された光束を平行光束もしくは弱い収束性の光束もしくは弱い発散性の光束に変換する光学素子である。以下、第1の光学素子3BKを「コリメータレンズ」とも記す。
第2の光学素子4BKは、第1の光学素子3BKによりカップリングされた光束を、副走査方向のみに屈折させる屈折力(パワー)を有する光学素子である。以下、第2の光学素子4BKを「シリンドリカルレンズ」とも記す。
尚、コリメータレンズ3BK、シリンドリカルレンズ4BK、開口絞り2BK等の各要素は入射光学系(入射光学手段)LBKの一要素を構成している。
光偏向器5BKは、例えば5面より成る回転多面鏡(ポリゴンミラー)であり、その外接円の半径が36mmの光偏向器を用いており、モータ等の駆動手段(不図示)により、図中、矢印A方向へ一定速度で回転している。
結像光学系15BKは、2枚の結像光学素子としての結像レンズ6BK,7BKより成り、光偏向器5BKにより偏向走査された光束を被走査面8BK上にスポット状に結像させている。また結像光学系15BKは副走査断面内において光偏向器5の偏向面と被走査面8BKとの間を共役関係にすることにより、倒れ補正機能を有している。結像レンズ6BK,7BKは、それぞれ設計自由度の高い非球面プラスチックレンズで構成されている。
同期検出用光学系(以下、「BD光学系」と記す。)14BKは、少なくとも結像レンズ6BKと、同期検出用光学素子(以下、「BDレンズ」と記す。)9BKとより構成されている。さらに、同期信号(BD信号)を得るための同期検出素子(以下、「BDセンサー」と記す。)10BKと、スリット(以下、「BDスリット」と記す。)11BKとより構成されている。さらにBD光学系14BKは、結像レンズ6BKを通過した後で、被走査面8BK上の有効画像領域外に向かう光束を偏向することによってBDセンサー10BKに導光する第2の偏向手段(以下、「BDミラー」と記す。)13BKにより構成されている。そして、BD光学系14BKは、偏向手段5BKにより偏向走査された光束の一部を用い、走査光学装置SBKの被走査面8BKへの書き出しタイミングを決定している。
BD光学系14BKの構成は、偏向面5BKaで偏向走査された同期検出用の光束(BD光束)をBDスリット11BK面上に結像させる。そして、主走査断面内ではBDスリット11BK上を走査し、副走査断面上では偏向面5BKaとBDスリット11BKとが共役であるため、偏向面の面倒れ補正系となっている。
BDスリット11BKは端部がナイフエッジ状になっており、BDセンサー10BK上に入射するタイミングを計ることで画像の書き出し位置を決定している。またBD光束は主走査方向、副走査方向共にBDスリット11BK面上に結像しているため、BDセンサー10BK面上でのスポット径は、該BDスリット11BK面上の径より大きくなるようにしている。これにより、BDセンサー10BKの製造誤差による感度ムラやごみ等の付着物による感度ムラを拾いにくい構成としている。
本実施例では、1つの光源手段1BKから放射された光束の主光線は結像光学系15BKの光軸LBKに対して、主走査断面上で、70°の角度を持って光偏向器5BKに入射している。尚、実施例1では1つの光源手段1BKを用いた場合を示したが、2以上の光源手段であっても良い。
尚、光束の主光線とは、開口絞り2BKの中心を通過する光線をいう。
本実施例においては、画像情報に応じて光源手段1BKから光変調され出射した光束が第一の光学素子3BKにより平行光束もしくは弱い収束性の光束もしくは弱い発散性の光束に変換され、第2の光学素子4BKに入射する。第2の光学素子4BKに入射した光束のうち、主走査断面内においてはそのままの状態で出射して開口絞り2BKを通過する(一部遮光される)。また副走査断面内においては収束して開口絞り2BKを通過し(一部遮光される)光偏向器5BKの偏向面5BKaに線像(主走査方向に長手の線像)として結像する。
そして、光偏向器5BKの偏向面5BKaで偏向走査された光束は結像光学系15BKにより感光ドラム面8BK上にスポット状に結像される。そして、光偏向器5BKを矢印A方向に回転させることによって、該感光ドラム面8BK上を矢印B方向(主走査方向)に等速度で光走査している。これにより、記録媒体である感光ドラム8BK上に画像記録を行っている。
このとき感光ドラム面8BK上を光走査する前に該感光ドラム面8BK上の走査開始位置のタイミングを調整する。そのために、光偏向器5BKの偏向面5BKaで偏向走査される光束の一部(BD光束)をBDミラー13BKで折り返し、BDレンズ9BKによりBDセンサー10BKに導光している。BD光束は被走査面8BK上で結像されたスポットが走査される方向Bに対して「上流側」、つまり画像書き始め側における、画像形成用の光束から外れた部分をBD光束として用いている。
本実施例の黒色走査光学装置SBKにおいては、光偏向器5BKにより偏向走査された後のBD光束の主光線と、結像光学系15BKの光軸LBKとの主走査断面上で為す角度を53°としている。また、光偏向器5BKにより偏向走査された後の光束のうち、有効画像領域の最端部に向かう光束の主光線と、結像光学系15BKの光軸LBKとの主走査断面上で為す角度(走査角)は48°としている。
また、図2の副走査断面図で示すように走査光学装置SBKにおいては、光偏向器5BKで偏向走査された後の光束は、3枚の反射ミラー(16BK,17BK,18BK)により光路を折り曲げられた後、感光ドラム面8BK上にスポット状に結像されている。
副走査断面上での、反射ミラー16BKにおける、ミラー面の法線方向と入射光線の為す角(入射角)は46.5°、反射ミラー17BKにおける入射角は43.5°、反射ミラー18BKにおける入射角は33.5°としている。
一方、図2で走査光学装置SBKに隣接した走査光学装置SY,SM,SCでは、光偏向器5Y,5M,5Cで偏向走査された後の光束が、各々1枚の反射ミラー16(16Y,16M,16C)により光路を折り曲げられる。その後、各々対応する感光ドラム面8(8Y,8M,8C)上にスポット状に結像されている。副走査断面上での、反射ミラー16Y,16M,16Cにおける、ミラー面の法線方向と入射光線の為す角(入射角)は46.5°としている。
副走査断面上で、走査光学装置SBKと走査光学装置SY,SM,SCで、反射ミラーの枚数が異なるのは、感光ドラムの大きさが異なることによる光路長の差異を生じさせないように考慮したものである。本実施例においては、ブラック(黒色)用感光ドラム(8BK)の直径は84mm、一方、イエロー、マゼンタ、シアン用感光ドラム(8Y,8M,8C)の直径は30mmで構成している。
ここで、上記のようなタンデム式の画像形成装置における、色ずれの原因である書き出しタイミングずれについて、主走査断面の概要図である図3を用いながら考察する。
書き出しタイミングのズレとは、BDスリットを過ぎることで得られる設計称呼の書き出しタイミングT0と、実際の走査光学装置のBD光束がBDスリットを過ぎることで得られる書き出しタイミングT’との差で得られる。ここで書き出しタイミングのズレ量をΔTsとすると、
ΔTs(=T’−T0)
で表わされる。この設計称呼に対しての書き出しタイミングのずれ量ΔTsは、装置内での部品取り付け誤差、或いは部品取り付け先である筐体自体の熱変形等による形状誤差が要因の一つとなる。
図3は、部品取り付け誤差の一例として、走査光学装置SBKのBD光学系のうち、BDレンズ9BKが、主走査断面に垂直な方向を回転軸とした回転方向の誤差を生じている場合を示した説明図である。設計称呼でのBD光束は図3の(a)で示した破線、部品取り付け誤差分を含んだBD光束を図3の(b)で示した実線で表現している。
同図のような走査方向であるとき、称呼位置での書き出しタイミングに対して、実際のBD光束により得られる書き出しタイミングはずれ量ΔTsだけ遅れる。これは、静電潜像を行う感光ドラム面上における書き出しタイミングのずれとして影響を与える。
主走査断面における、感光ドラム面上における書き出し位置ずれ量Ydは、BDスリット上での書き出し位置ずれ量Ys、結像光学系の主走査断面内の焦点距離f、及びBD光学系の主走査断面内の焦点距離fgの3つを用いて以下のように表現できる。
Yd=(f/fg)×Ys
つまり、(f/fg)の値を小さくすればするほど、感光ドラム面上での書き出し位置ずれ量Ydの絶対値も小さくすることができる。従って、タンデム式の画像形成装置での各色の書き出し位置ずれによる色ずれ量を小さくするためには、各色Y、M、C、BKに対応する走査光学装置SY、SM、SC、SBKの(f/fg)の値を小さくすることが望ましい。
上記関係式の(f/fg)の値を小さくするためには、結像光学系の主走査断面内の焦点距離fを小さくする、或いは、BD光学系の主走査断面内の焦点距離fgの値を大きくする、の2通りの方法が考えられる。
前者で示した、結像光学系の主走査断面内の焦点距離fを小さくする手法を用いた場合、同じ有効画像領域まで印字するためには、走査角をより大きく取る必要が生じ、他部材との干渉が生じやすくなる難点が存在する。
一方、後者であるBD光学系の主走査断面内の焦点距離fgの値を大きくする手法を用いた場合も、BD光学系の構成が大きくなりやすく、装置全体のコンパクト化を目指す上では不利な方法である。
ここで、本実施例のタンデム式の画像形成装置における部品取り付け誤差、及び筐体の形状誤差を引き起こす要因の一つに振動や昇温等の外乱要因が存在する。つまり、走査光学装置の組み立て時においては、書き出し位置ずれ量は、ほぼゼロになるよう製造、或いは調整されていたとしても、使用する度に発生する外乱要因により、部品取り付け誤差、及び筐体の形状誤差を引き起こしてしまう。振動や昇温等の外乱要因により発生する書き出し位置ずれ量は、使用頻度により左右される。
一般的に、カラー画像を形成する時のみ使用するイエロー、マゼンタ、シアン用の走査光学装置に対して、白黒画像を形成する時にも使用する黒色用走査光学装置の方が使用頻度は高い。この事から黒色用走査光学装置SBKのBDスリット上での書き出し位置ずれ量Ys(BK)と黒色以外の色光のカラー用走査光学装置SY,SM,SCのBDスリット上での書き出し位置ずれ量Ys(Y),Ys(M),Ys(C)の関係は以下のようにいえる。
Ys(BK)>Ys(Y)
Ys(BK)>Ys(M)
Ys(BK)>Ys(C)
さらに、各走査光学装置SY、SM、SC、SBKにおける(f/fg)の値が一定の値を取る従来例では、以下の関係が導かれる。
Yd(BK)>Yd(Y)
Yd(BK)>Yd(M)
Yd(BK)>Yd(C)
尚、Yd(BK)、Yd(Y)、Yd(M)、Yd(C)は各々順に各走査光学装置SBK、SY、SM、SCの感光ドラム面上での書き出しタイミング位置ずれ量である。
上記で示された通り、イエロー・マゼンタ・シアン・ブラックの4色のトナー画像から構成されるタンデム式カラー画像形成装置においては、黒色用走査光学装置SBKの感光ドラム面上での書き出しタイミング位置ずれ量Yd(BK)が最も大きくなってしまう。よって、結果的には、4色のトナー画像を重ね合わせたときの色ずれ量も大きなものとなってしまう。
そこで、本実施例では、黒色用走査光学装置SBKの感光ドラム面上での書き出し位置ずれ量Yd(BK)を他のカラー用走査光学装置SY,SM,SCの書き出し位置ずれ量より小さくするために、以下の条件式(1)を満足するようにしている。
つまり、複数の走査光学装置SY、SM、SC、SBKのうち、黒色画像を得るための走査光学装置SBKは、主走査断面内において、光偏向器からBDセンサーまでのBD光学系の焦点距離をfgBKとする。また、主走査断面内における結像光学系の焦点距離をfBKとする。また黒色画像以外の色光の画像を得るための走査光学装置SY、SM、SCにおいて、主走査断面内において、光偏向器からBDセンサーまでのBD光学系の焦点距離をfgsとする。また、主走査断面内における結像光学系の焦点距離をfsとする。そのとき、
fBK/fgBK<fs/fgs ・・・・(1)
なる条件を満足させている。
本実施例では、上記条件式(1)を満足させることにより、書き出し位置ずれに最も影響を及ぼす黒色用走査光学装置SBKでのずれ量の絶対値を他のカラー用走査光学装置SY,SM,SCの書き出し位置ずれ量より小さくしている。これにより4色を重ね合わせた際の4色間の相対ずれ量を小さくすることができ、色ずれ量を小さく抑えている。
さらに、本実施例では、黒色用走査光学装置SBKのみBD光学系の主走査断面内の焦点距離fgBkの値を他のカラー用走査光学装置SY,SM,SCの焦点距離fgsの値より大きくしている。これにより、4色全てでBD光学系の主走査断面内の焦点距離fgの値を大きくした場合に比べて、装置全体の小型化を図っている。
この色ずれ量の小ささと装置全体の小型化の両立を図るために、本実施例では、以下に示す2つの条件を満たしている。
まず、一つ目の条件としては、以下に示す条件式(2)を満たしている。
つまり、黒色画像を形成する走査光学装置SBKの主走査断面内での結像光学系の焦点距離fBKとBD光学系の焦点距離fgBKとの比を(fBK/fgBK)とする。また黒色画像以外の色光の画像を形成する走査光学装置SY、SM、SCの主走査断面内での結像光学系の焦点距離fsとBD光学系の焦点距離fgsとの比を(fs/fgs)とする。そのとき、
1.0<(fs/fgs)/(fBK/fgBK)<6.0・・・・(2)
なる条件を満たしている。
条件式(2)の下限値を越えるとBD光学系が大型化になってくるので良くない。また条件式(2)の上限値を越えると感光ドラム面上での書き出し位置ずれ量が大きくなってくるので良くない。
さらに望ましくは上記条件式(2)を次の如く設定するのが良い。
1.0<(fs/fgs)/(fBK/fgBK)<5.0・・・(2a)
二つ目の条件としては、以下に示す各々の条件式(3),(4)を満たしている。
つまり、黒色画像以外の色光の画像を形成する走査光学装置SY、SM、SCの主走査断面内での結像光学系の焦点距離fsとBD光学系の焦点距離fgsとの比を(fs/fgs)とする。また、黒色画像を形成する走査光学装置SBKの主走査断面内での結像光学系の焦点距離fBKとBD光学系の焦点距離fgBKとの比を(fBK/fgBK)とする。そのとき、
1<fs/fgs<10 ・・・・(3)
1<fBK/fgBK<10 ・・・・(4)
なる条件を満たしている。
条件式(3),(4)のうち、少なくとも一方の下限値を越えるとBD光学系が大型化になってくるので良くない。また条件式(3),(4)のうち、少なくとも一方の上限値を越えると感光ドラム面上での書き出し位置ずれ量が大きくなってくるので良くない。
さらに望ましくは上記条件式(3),(4)を次の如く設定するのが良い。
1<fs/fgs<8 ・・・・(3a)
1<fBK/fgBK<8 ・・・・(4a)
以下、各色の走査光学装置SY、SM、SC、SBKについて説明する。走査光学装置SY,SM,SCのBD光学系は全く同じ構成としているため、以下に代表してイエロー用走査光学装置SY、及び黒色用走査光学装置SBKについて説明する。
図4は本発明の実施例1のイエロー用走査光学装置SYの主走査断面図である。図5は本発明の実施例1の黒色用走査光学装置SBKとイエロー用走査光学装置SYのBD光学系の主走査断面図である。図6は本発明の実施例1の黒色用走査光学装置SBKとイエロー用走査光学装置SYのBD光学系の副走査断面図である。
本実施例において、光偏向器側に位置する結像レンズ6(6BK、6Y),7(7BK、7Y)及びBDレンズ9(9BK、9Y)は、次式の関数で表される。
例えば、光偏向器側に位置する結像レンズ6(6BK、6Y),7(7BK、7Y)及びBDレンズ9(9BK、9Y)と光軸に対して走査開始側と走査終了側での主走査断面内において光軸と直交する方向をY軸とする。また副走査断面内で光軸と直交する方向をZ軸とする。そのとき、
走査開始側の面形状は、
走査終了側の面形状は、
で表される。
但し、Rは曲率半径、K,B,B,B,B10は非球面係数、係数のサフィックスsは走査開始側、eは走査終了側を表している。
また、副走査断面内は、結像レンズ7(7BK、7Y)の入射面と出射面の両面で曲率を、該結像レンズ7(7BK、7Y)の有効部内において、連続的に変化させている。
結像レンズ7(7BK、7Y)の出射面(R4面)は、結像光学系を構成するレンズ面の中で、最も屈折力(パワー:焦点距離の逆数)が大きくなるように構成されている。
結像レンズ6(6BK、6Y)及びBDレンズ9(9BK、9Y)の副走査断面内の形状は、光軸に対して走査開始側と走査終了側で、光軸をX軸、主走査断面内において光軸と直交する方向をY軸、副走査断面内で光軸と直交する方向をZ軸とする。そのとき、以下の連続関数で表せる。
走査開始側の面形状は、
走査終了側の面形状は、
で表される。
但し、r’は副走査方向の曲率半径、D,D,D,D,D10は非球面係数を表している。
尚、副走査方向の曲率半径とは主走査方向の形状(母線)に直交する断面における曲率半径のことである。
結像レンズ7(7BK、7Y)の副走査断面内の形状は、光軸に対して走査開始側と走査終了側で、光軸をX軸、主走査断面内において光軸と直交する方向をY軸する。また、副走査断面内で光軸と直交する方向をZ軸とする。そのとき、以下の連続関数で表せる。
走査開始側の面形状は、
走査終了側の面形状は、
で表される。
但し、r’は副走査方向の曲率半径、E,E,E,E,E10は非球面係数を表している。
以下に、黒色用走査光学装置SBKとイエロー用走査光学装置SYにおける光学パラメータを表1、表2、表3に示す。
また、ここで、BD光学系の主走査断面内(主走査方向)の焦点距離fgの求め方について図7a〜図7dを用いて以下に示す。
光偏向器5から偏向走査されたBD光束が結像レンズ6を通過して、BDミラー13でBDセンサー(不図示)に向かって反射される要部概略図を図7aで示す。
ここで、点CはBDスリット11のナイフエッジ部とBDレンズ9の中心を結ぶ直線L1(BDミラーで反射後のBD光束の主光線)とBDミラー13面との交点とする。さらに、直線L1をBDミラー13面で反射させて作られる直線をL2とする。そのとき、直線L2上での任意の点のうち、結像レンズ6の第1面に対しての結像レンズ6の光軸方向の距離(D1)と第2面に対しての結像レンズ6の光軸方向の距離(D2)の関係が以下の関係を満たす点をDとする。
D1=D2
さらに図7bに示す通り、点Dと軸上偏向点Oを結ぶ線分と結像レンズ6の第1面との交点を点E、点Dと点Cと結ぶ線分と結像レンズ6の第2面との交点を点Fとおく。
本実施例における合成焦点距離の求める上では、BD光束の主光線は便宜上、軸上偏向点である点Oから点E、点D、点F、点Cの順にBDミラー13に導光されるものとする。
また、BD光束の主光線と結像レンズ6の第1面との交点である点E上での、主走査方向の曲率半径の求め方を以下に示す。
図7cはBD光学系の主走査方向の焦点距離fgの求め方を示す要部概略図である。
同図において、点Eを中心として、結像レンズ6の長手方向(Y軸方向)に0.5mm刻みでプラス方向とマイナス方向に各々5点ずつ、レンズ面に沿わせる形で点をプロットする。この計11点からなる点列を点列Gとおく。
そこで、点列Gを以下の2次関数により多項式近似する(図7d参照)。
X=αY+βY+γ
上記のように、点列Gを多項式近似できれば、点Eの主走査断面における局所的な曲率半径r1は以下の式により求まる。
また上述と同様に、結像レンズ6の第2面上の主光線通過点である点F周りの点列もプロットし、多項式近似を導入することで点Fの主走査断面における局所的な曲率半径r2も求まる。
このとき、BD光束が通過する領域での結像レンズ6の主走査断面内の焦点距離fcは近軸理論より以下のように求められる。尚、ここで、結像レンズ6の材質の屈折率をN、点Eと点Fが結ぶ線分の距離を|EF|とした。
さらに、BDミラー13で反射後のBD光束の主光線L1とBDレンズ9の第1面との交点を点Hとおくと、本実施例における結像レンズ6とBDレンズ9の合成焦点距離fgは以下の式で求められる。
ここで合成焦点距離fgは光偏向器5から同期検出素子(BDセンサー)10BKまでのBD光学系の焦点距離に相当している。またfbは同期検出用光学素子(BDレンズ)9BK単独の焦点距離である。
本実施例における光学パラメータから算出される数値は以下の通りである。
<黒色(BK)用>
r1=255(mm)
r2=−6000(mm)
N=1.527,
|EF|=4.5(mm)
|FC|=65.2(mm)
|CH|=110(mm)
fb=158.649(mm)
以上より、
fgBK=164.5(mm)
と計算される。
ここで黒色用の結像光学系15BKの焦点距離はfBK=200(mm)(表1では走査レンズfp)、BD光学系の焦点距離はfgBK=164.5(mm)である。
<その他の色(Y,M,C)用>
r1=255(mm)
r2=−6000(mm)
N=1.527
|EF|=4.5(mm)
|FC|=65.2(mm)
|CH|=110(mm)
fb=32.753(mm)
以上より、
fgs=47.3(mm)
と計算される。
ここでY,M,C用の結像光学系の焦点距離はfs=200(mm)(表1では走査レンズfp)、BD光学系の焦点距離はfgs=fg=47.3(mm)である。
これより、結像光学系の焦点距離とBD光学系の焦点距離との比を算出すると、黒色(BK)側の走査光学装置SBKで、
(fBK/fgBK)=1.22
イエロー(Y)側の走査光学装置SYで、
(fs/fgs)=4.23
と算出される。これは前述した条件式(1)及び条件式(2)を満足している。さらにそれぞれの走査光学装置SY、SM、SC、SBKにおいても、前述した条件式(3)及び条件式(4)を満足している。
これにより、本実施例では、装置全体の大型化を防ぎながら色ずれ量を小さく抑えた構成としている。
本実施例の黒色用BD光学系の主走査断面内の焦点距離は、上述した如く、
fgBk(BK)=164.5(mm)
また、その他の色用BD光学系の主走査断面内の焦点距離は、上述した如く、
fgs(Y)=47.3(mm)
fgs(M)=47.3(mm)
fgs(C)=47.3(mm)
である。よって、黒色用BD光学系の主走査断面内の焦点距離fgBkと、その他の色用BD光学系の主走査断面内の焦点距離fgsとの比は、以下のように求められる。
fgBk(BK)/fgs(Y)=3.5
fgBk(BK)/fgs(M)=3.5
fgBk(BK)/fgs(C)=3.5
本実施例では、黒色用BD光学系の主走査断面内の焦点距離fgBkと、その他の色用BD光学系の主走査断面内の焦点距離fgsとの比を、
1<fgBk/fgs<6.0 ・・・・(5)
さらに好ましくは、
1<fgBk/fgs<5.0 ・・・・(5a)
なる条件を満足するようにしている。
したがって、前述した如く、結像光学系の主走査断面内の焦点距離f(200(mm))は複数の走査光学装置SY、SM、SC、SBK間で一定であるので、前述した条件式(2)も満たしていることが分かる。
これにより本実施例においては、走査光学装置全体の大型化を防ぎながら色ずれ量を小さく抑えることができる。
本実施例においては、図2で示したように、黒色用走査光学装置SBKを複数の走査光学装置SY、SM、SC、SBKの中で、端部に配置している。尚、本実施例では黒色用走査光学装置SBKを図面上、最も右側に配置したが、その逆(図面上、最も左側)に配置しても良い。
これにより、一つの走査光学装置が大型化してしまった場合でも、4つの感光体ドラムの配置を等間隔に配置しやすく、結果的に走査光学装置全体の小型化を図ることができる。
以上の結果から、本実施例の効果として、黒色(BK)側の走査光学装置SBKにおける感光ドラム面上での書き出し位置ずれが小さくなり、これにより色ずれ量の小ささと小型化の両立を実現した画像形成装置を構成することができる。
本実施例においては4色のトナー画像を重ね合わせることでカラー画像形成装置を構成したが、これに限らず、4色以外の多色の重ね合わせにおいても適用できる。
また、コリメータレンズ3とシリンドリカルレンズ4等を用いずに、光源手段1からの光束を直接開口絞り2を介して光偏向器5に導光しても良い。
また、本実施例では結像光学系を2枚のレンズより構成したが、1枚或いは3枚以上のレンズより構成しても良い。
また、本実施例においてはポリゴンミラーの偏向面数が5面の場合について説明したが、これに限らず、偏向面数が3面以上の場合(例えば4面、6面、7面等)であっても同様の効果を得ることができる。
尚、本実施例における偏向手段5は回転多面鏡を用いたが、主走査断面に垂直な軸を回動軸として偏向面5aが往復運動することにより、光束を被走査面8へ向け偏向走査(偏向走査)する、片面或いは両面に鏡面部を有した往復型の偏向素子を用いても良い。
また、本実施例においては、光偏向器5は時計回りで回転させているが、これに限らず、反時計回りでも同様の効果を得ることができる。但し、その際もBD光束は被走査面8上で結像されたスポットが走査される方向Bに対して「上流側」、つまり画像書き始め側における、画像形成用の光束から外れた部分をBD光束として用いる必要がある。
また、本実施例においては、BD光学系に結像光学系の一部(結像レンズ6)を含めているが、これに限らず結像光学系を透過させなくてもよい。
図8は本発明の実施例2の黒色用走査光学装置SBKとイエロー用走査光学装置SYのBD光学系の主走査断面図である。図9は本発明の実施例2の黒色用走査光学装置SBKとイエロー用走査光学装置SYのBD光学系の副走査断面図である。図8、図9において図5、図6に示した要素と同一要素には同符番を付している。
本実施例において、前述の実施例1と異なる点は、黒色用走査光学装置SBKとイエロー用走査光学装置SYのBD光学系において、共に同一形状のBDレンズ9(9BK,9Y)を用いたことである。その他の構成及び光学的作用は実施例1と同様であり、これにより同様な効果を得ている。
本実施例においては、BDスリット11(11BK,11Y)が被走査面8(8BK,8Y)と光学的に等価な位置に配置されている。
以下に、黒色用走査光学装置SBKとイエロー用走査光学装置SYにおける光学パラメータを表4、表5、表6に示す。
本実施例における光学パラメータから算出される数値は以下の通りである。
<黒色(BK)用>
r1=255(mm)
r2=−6000(mm)
N=1.527,
|EF|=4.5(mm)
|FC|=65.2(mm)
|CH|=87.4(mm)
fb=35.681(mm)
以上より、
fgBK=47.7(mm)
と計算される。
ここで黒色用の結像光学系15BKの焦点距離はfBK=200(mm)(表4では走査レンズfp)、BD光学系の焦点距離はfgBK=47.7(mm)である。
<その他の色(Y,M,C)用>
r1=255(mm)
r2=−6000(mm)
N=1.527
|EF|=4.5(mm)
|FC|=65.2(mm)
|CH|=51.8(mm)
fb=35.681(mm)
以上より、
fgs=43.3(mm)
と計算される。
ここでY,M,C用の結像光学系の焦点距離はfs=200(mm)(表4では走査レンズfp)、BD光学系の焦点距離はfgs=fg=43.3(mm)である。
これより、結像光学系の焦点距離とBD光学系の焦点距離との比を算出すると、黒色(BK)側の走査光学装置SBKで、
(fBK/fgBK)=4.19
イエロー(Y)側の走査光学装置SYで、
(fs/fgs)=4.62
と算出される。これは前述した条件式(1)及び条件式(2)を満足している。さらにそれぞれの走査光学装置SY、SM、SC、SBKにおいても、前述した条件式(3)及び条件式(4)を満足している。
これにより、本実施例では、装置全体の大型化を防ぎながら色ずれ量を小さく抑えた構成としている。
本実施例の黒色用BD光学系の主走査断面内の焦点距離は、上述した如く、
fgBk(BK)=47.7(mm)
また、その他の色用BD光学系の主走査断面内の焦点距離は、上述した如く、
fgs(Y)=43.3(mm)
fgs(M)=43.3(mm)
fgs(C)=43.3(mm)
である。よって、黒色用BD光学系の主走査断面内の焦点距離fgBkと、その他の色用BD光学系の主走査断面内の焦点距離fgsとの比は、以下のように求められる。
fgBk(BK)/fgs(Y)=1.1
fgBk(BK)/fgs(M)=1.1
fgBk(BK)/fgs(C)=1.1
これは前述した条件式(5)を満たしている。
したがって、前述した如く、結像光学系の主走査断面内の焦点距離f(200(mm))は複数の走査光学装置SY、SM、SC、SBK間で一定であるので、前述した条件式(2)も満たしていることが分かる。
これにより本実施例においては、走査光学装置全体の大型化を防ぎながら色ずれ量を小さく抑えることができる。
以上の結果から、本実施例の効果として、黒色(BK)側の走査光学装置SBKにおける感光ドラム面上での書き出し位置ずれを小さくなり、色ずれ量の小ささと小型化の両立を実現した走査光学ユニットを構成できる。
このように、本実施例の特有の利点として、黒色用走査光学装置SBKとイエロー用走査光学装置SYのBD光学系において、共に同一形状のBDレンズ9(9BK,9Y)を用いたことにより、部品調達を容易にすることができる。
また、走査光学装置によって異なるBDレンズで構成される場合に比べ、組み立て時における誤組み付けの恐れがないため、歩留まり率の低減を図ることができる。
次に本発明の実施例3について説明する。
図10は本発明の実施例3における同期検出素子の受光面の要部断面図である。
本実施例において前述の実施例1,2と異なる点は、同期検出素子に2つの受光面から成るBDセンサー10a(10b)を用いたこと、それに伴い同期検出用スリット(BDスリット)を削減したことである。その他の構成及び光学的作用は実施例1,2と同様であり、これにより同様な効果を得ている。
つまり本実施例では図10に示すようにBDセンサー10a(10b)を2つの受光面J1,J2から構成しており、前記2つの受光面J1,J2はBDセンサー10a(10b)上で同期検出用光束(BD光束)が走査される向きに並んでいる。
ここで本実施例のBDセンサー10a(10b)における、同期検出タイミング(BDタイミング)を検出する方法を以下に示す。
本実施例において、例えばBD光束が図10中で示す向きで走査された場合、BD光束は初めに受光面J1に到達し、その後、受光面J2に到達する。従って、時系列で両者が取り込んだ光量を考えた時、受光面J1及び受光面J2で取り込み光量が等しくなるタイミングが必ず1点存在する。このタイミングを本実施例ではBDタイミングとしている。
以下に、黒色用走査光学装置SBKとイエロー用走査光学装置SYにおける光学パラメータを表7、表8、表9に示す。
本実施例における光学パラメータから算出される数値は以下の通りである。
<黒色(BK)用>
r1=255(mm)
r2=−6000(mm)
N=1.527,
|EF|=4.5(mm)
|FC|=65.2(mm)
|CH|=87.4(mm)
fb=35.681(mm)
以上より、
fgBK=47.7(mm)
と計算される。
ここで黒色用の結像光学系15BKの焦点距離はfBK=200(mm)(表7では走査レンズfp)、BD光学系の焦点距離はfgBK=47.7(mm)である。
<その他の色(Y,M,C)用>
r1=255(mm)
r2=−6000(mm)
N=1.527,
|EF|=4.5(mm)
|FC|=65.2(mm)
|CH|=51.8(mm)
fb=35.681(mm)
以上より、
fgs=43.3(mm)
と計算される。
ここでY,M,C用の結像光学系の焦点距離はfs=200(mm)(表7では走査レンズfp)、BD光学系の焦点距離はfgs=fg=43.3(mm)である。
これより、結像光学系の焦点距離とBD光学系の焦点距離との比を算出すると、黒色(BK)側の走査光学装置SBKで、
(fBK/fgBK)=4.19
イエロー(Y)側の走査光学装置SYで、
(fs/fgs)=4.62
と算出される。これは前述した条件式(1)及び条件式(2)を満足している。さらにそれぞれの走査光学装置SY、SM、SC、SBKにおいても、前述した条件式(3)及び条件式(4)を満足している。
これにより、本実施例では、装置全体の大型化を防ぎながら色ずれ量を小さく抑えた構成としている。
本実施例の黒色用BD光学系の主走査断面内の焦点距離は、上述した如く、
fgBk(BK)=47.7(mm)
また、その他の色用BD光学系の主走査断面内の焦点距離は、上述した如く、
fgs(Y)=43.3(mm)
fgs(M)=43.3(mm)
fgs(C)=43.3(mm)
である。よって、黒色用BD光学系の主走査断面内の焦点距離fgBkと、その他の色用BD光学系の主走査断面内の焦点距離fgsとの比は、以下のように求められる。
fgBk(BK)/fgs(Y)=1.1
fgBk(BK)/fgs(M)=1.1
fgBk(BK)/fgs(C)=1.1
これは前述した条件式(5)を満たしている。
したがって、前述した如く、結像光学系の主走査断面内の焦点距離f(200(mm))は複数の走査光学装置SY、SM、SC、SBK間で一定であるので、前述した条件式(2)も満たしていることが分かる。
これにより本実施例においては、走査光学装置全体の大型化を防ぎながら色ずれ量を小さく抑えることができる。
以上の結果から、本実施例の効果として、黒色(BK)側の走査光学装置SBKにおける感光ドラム面上での書き出し位置ずれを小さくなり、色ずれ量の小ささと小型化の両立を実現した走査光学ユニットを構成できる。
また、本実施例特有の利点は、BDスリットを削減できることから、装置全体の小型化及び簡素化を図ることができる点である。また、BDスリットを用いて同期検出する場合と比較すると、BDタイミングはBD光束の走査速度に依存せず決定できるため、より高精度に同期検出ができることも利点である。
尚、以上実施例1〜3においては光源手段を単一の発光部より構成したが、これに限らず、複数の発光部を有するマルチビーム半導体レーザー(マルチビーム光源)より構成しても、本発明は前述の実施例1〜3と同様に適用することができる。マルチビーム光源を用いることの利点の1つには、騒音や振動の原因となる光偏向器を高速化することなく、印字の高速・高精細化に対応できることが挙げられる。
また、以上実施例1〜3においては、単一の光偏向器の中では単一の偏向面のみに光線を入射させる構成としたが、これに限らず、異なる複数の偏向面に入射させた構成にしても、本発明は前述の実施例1〜3と同様に適用することができる。異なる複数の偏向面に入射させる構成を用いることの利点の1つには、光偏向器の個数を削減することができ、装置全体の簡素化を見込めることが挙げられる。
[カラー画像形成装置]
図11は本発明の実施例のカラー画像形成装置の要部概略図である。本実施例は、走査光学装置(光走査光学系)を4個並べ各々並行して像担持体である感光ドラム面上に画像情報を記録するタンデムタイプのカラー画像形成装置である。図11において、60はカラー画像形成装置、61、62、63、64は各々実施例1〜3に示したいずれかの構成を有する走査光学装置、71、72、73、74は各々像担持体としての感光ドラム、31,32,33,34は各々現像器、51は搬送ベルトである。尚、図11においては現像器で現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器(不図示)と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器(不図示)とを有している。
図11において、カラー画像形成装置60には、パーソナルコンピュータ等の外部機器52からR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色信号が入力する。これらの色信号は、装置内のプリンタコントローラ53によって、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各画像データ(ドットデータ)に変換される。これらの画像データは、それぞれ走査光学装置61、62、63、64に入力される。そして、これらの走査光学装置からは、各画像データに応じて変調された光ビーム41,42,43,44が射出され、これらの光ビームによって感光ドラム71、72、73、74の感光面が主走査方向に走査される。
本実施例におけるカラー画像形成装置は走査光学装置(61、62、63、64)を4個並べ、各々がC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各色に対応している。そして各々平行して感光ドラム71、72、73、74面上に画像信号(画像情報)を記録し、カラー画像を高速に印字するものである。
本実施例におけるカラー画像形成装置は上述の如く4つの走査光学装置61、62、63、64により各々の画像データに基づいた光ビームを用いて各色の潜像を各々対応する感光ドラム71、72、73、74面上に形成している。その後、記録材に多重転写して1枚のフルカラー画像を形成している。
前記外部機器52としては、例えばCCDセンサを備えたカラー画像読取装置が用いられても良い。この場合には、このカラー画像読取装置と、カラー画像形成装置60とで、カラーデジタル複写機が構成される。
本発明の実施例1の主走査断面図(BK) 本発明の実施例1の副走査断面図 BDレンズの置き位置誤差による書き出し位置ずれを説明する図 本発明の実施例1の主走査断面図(Y) 本発明の実施例1のBD光学系の主走査断面図 本発明の実施例1のBD光学系の副走査断面図 本発明の実施例1における合成焦点距離の求め方を説明する図 本発明の実施例1における合成焦点距離の求め方を説明する図 本発明の実施例1における合成焦点距離の求め方を説明する図 本発明の実施例1における合成焦点距離の求め方を説明する図 本発明の実施例2のBD光学系の主走査断面図 本発明の実施例2のBD光学系の副走査断面図 本発明の実施例3のBDセンサー受光面を示す図 本発明の実施例のカラー画像形成装置の要部概略図 従来の走査光学装置の走査断面図
符号の説明
1BK,1Y・・・光源手段
2BK,2Y・・・開口絞り
3BK,3Y・・・第1の光学素子(コリメータレンズ)
4BK,4Y・・・第2の光学素子(シリンドリカルレンズ)
5BK,5Y・・・偏向手段(ポリゴンミラー)
5BKa,5Ya・・・偏向面
6BK,6Y,7BK,7Y・・・結像レンズ
8BK,8Y・・・被走査面(感光ドラム面)
9BK,9Y・・・同期検出用光学素子(BDレンズ)
10BK,10Y・・・同期検出素子(BDセンサー)
11BK,11Y・・・スリット
12BK,12Y・・・レーザ基板
13BK,13Y・・・光路変更素子(BDミラー)
14BK,14Y・・・同期検出用光学系(BD光学系)
15BK,15Y・・・結像光学系
SBK,SY・・・走査光学装置
61、62、63、64 走査光学装置
71、72、73、74 像担持体(感光ドラム)
31、32、33、34 現像器
41、42、43、44 光ビーム
51 搬送ベルト
52 外部機器
53 プリンタコントローラ
60 カラー画像形成装置

Claims (6)

  1. 光源手段と、前記光源手段から射出された光束を偏向手段に入射させる入射光学系と、前記偏向手段の偏向面により偏向走査された光束を被走査面の上に結像させる結像光学系と、前記偏向手段の偏向面により偏向走査された光束の一部を検出する同期検出素子と、前記偏向手段の偏向面で偏向走査された光束の一部を前記同期検出素子に導光する同期検出用光学系と、を有する走査光学装置を複数用いた走査光学ユニットであって、
    前記複数の走査光学装置のうち、黒色画像を形成する走査光学装置の同期検出用光学系の主走査断面内の焦点距離をfgBK(mm)、黒色画像を形成する走査光学装置の結像光学系の主走査断面内の焦点距離をfBK(mm)、黒色画像以外の色画像を形成する走査光学装置の同期検出用光学系の主走査断面内の焦点距離をfgs(mm)、黒色画像以外の色画像を形成する結像光学系の主走査断面内の焦点距離をfs(mm)とするとき、
    fBK/fgBK<fs/fgs
    なる条件を満足することを特徴とする走査光学ユニット
  2. 前記黒色画像を形成する走査光学装置と、前記黒色画像以外の色画像を形成する走査光学装置は、
    1.0<(fs/fgs)/(fBK/fgBK)<6.0
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の走査光学ユニット
  3. 前記黒色画像を形成する走査光学装置と、前記黒色画像以外の色画像を形成する走査光学装置は、
    1<fs/fgs<10
    1<fBK/fgBK<10
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の走査光学ユニット
  4. 前記複数の走査光学装置における同期検出用光学系を構成する同期検出用光学素子は、同一の光学性能であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の走査光学ユニット。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の走査光学ユニットと、前記複数の走査光学装置の被走査面の各々に設けられた互いに異なった色の画像を形成する複数の感光ドラムと、を有することを特徴とするカラー画像形成装置。
  6. 外部機器から入力した色信号を異なった色の画像データに変換して各々の走査光学装置に入力せしめるプリンタコントローラを有することを特徴とする請求項に記載のカラー画像形成装置。
JP2008269549A 2008-10-20 2008-10-20 走査光学ユニット及びそれを用いたカラー画像形成装置 Active JP5094678B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008269549A JP5094678B2 (ja) 2008-10-20 2008-10-20 走査光学ユニット及びそれを用いたカラー画像形成装置
CN2009101794746A CN101726849B (zh) 2008-10-20 2009-10-20 光学扫描单元及使用其的彩色图像形成设备
US12/582,317 US8248676B2 (en) 2008-10-20 2009-10-20 Optical scanning unit and color image forming apparatus using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008269549A JP5094678B2 (ja) 2008-10-20 2008-10-20 走査光学ユニット及びそれを用いたカラー画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010097106A JP2010097106A (ja) 2010-04-30
JP2010097106A5 JP2010097106A5 (ja) 2011-12-01
JP5094678B2 true JP5094678B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=42108436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008269549A Active JP5094678B2 (ja) 2008-10-20 2008-10-20 走査光学ユニット及びそれを用いたカラー画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8248676B2 (ja)
JP (1) JP5094678B2 (ja)
CN (1) CN101726849B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5300505B2 (ja) * 2009-01-21 2013-09-25 キヤノン株式会社 光走査装置の調整方法
JP2014142432A (ja) * 2013-01-23 2014-08-07 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置
JP2014142441A (ja) 2013-01-23 2014-08-07 Canon Inc 画像形成装置
JP5882959B2 (ja) 2013-08-05 2016-03-09 キヤノン株式会社 光走査装置及びそれを有する画像形成装置
TWI661280B (zh) * 2014-04-01 2019-06-01 日商尼康股份有限公司 Substrate processing method and substrate processing device
JP6439925B2 (ja) * 2014-11-25 2018-12-19 株式会社リコー 光走査装置及び画像形成装置
JP6477222B2 (ja) * 2015-05-14 2019-03-06 株式会社リコー 光走査装置及び画像形成装置
JP2018005183A (ja) * 2016-07-08 2018-01-11 株式会社リコー 光走査装置、物体検知装置および距離検知装置
JP7056572B2 (ja) * 2016-09-29 2022-04-19 株式会社ニコン ビーム走査装置およびパターン描画装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3772607B2 (ja) * 1999-10-25 2006-05-10 富士ゼロックス株式会社 多色画像形成装置
JP2002250880A (ja) 2001-02-26 2002-09-06 Ricoh Opt Ind Co Ltd 光走査装置および画像形成装置
JP4115104B2 (ja) * 2001-06-29 2008-07-09 キヤノン株式会社 マルチビーム走査光学系及びそれを用いた画像形成装置
JP2004284103A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Hitachi Printing Solutions Ltd マルチビーム走査装置を備えたカラー画像形成装置
JP4675709B2 (ja) * 2005-08-03 2011-04-27 株式会社リコー 光走査装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010097106A (ja) 2010-04-30
US8248676B2 (en) 2012-08-21
CN101726849A (zh) 2010-06-09
US20100097664A1 (en) 2010-04-22
CN101726849B (zh) 2011-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5094678B2 (ja) 走査光学ユニット及びそれを用いたカラー画像形成装置
JP2009157269A (ja) 光走査装置・画像形成装置
US7852365B2 (en) Optical scanning apparatus and color image forming apparatus
JP2010008775A (ja) 画像形成装置
JP4365582B2 (ja) 光走査装置および画像形成装置
US20110318058A1 (en) Light scanning unit and image forming apparatus comprising the same
JP2009069507A (ja) 光走査装置、および画像形成装置
JP2009008896A (ja) マルチビーム光走査装置及びそれを用いた画像形成装置
JP4378193B2 (ja) マルチビーム光走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置
JP2006337792A (ja) 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置
JP2004240266A (ja) 光走査装置及びそれを用いたカラー画像形成装置
JP2004021171A (ja) 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置
JP4460865B2 (ja) 光走査装置及びカラー画像形成装置
JP4250572B2 (ja) 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置
JP2008040136A (ja) 光走査装置及びそれを用いたカラー画像形成装置
JP2007316115A (ja) 走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置
US7016092B2 (en) Optical scanning apparatus and image forming apparatus using the same
JP2006064876A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP4902279B2 (ja) 画像形成装置
JP4411054B2 (ja) 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置
JP2012194367A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2010066679A (ja) 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置
JP6702776B2 (ja) 光走査装置
JP6758854B2 (ja) 走査光学装置及び画像形成装置
JP6667274B2 (ja) 光走査装置、画像形成装置、及び結像光学素子

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111014

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120821

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120918

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5094678

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3