JP5093314B2 - 媒体発行システム - Google Patents
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Description
さらに、審査等の内部処理が行われている間、顧客は店内に留まらなければならず、処理に時間がかかると共に、リモート窓口端末の運用効率が低下する問題があった。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
さらに、回収作業完了後に通知される回収完了通知と回収計画を比較しながら回収作業を行うため、回収ミスの発生を防ぐことができる。
第1の実施例において、回収業者Aが回収計画に設定されている回収媒体の一部を回収しないままリモート窓口端末2の回収カセット部18を施錠して回収作業を終了すると(以下、回収漏れとする。)(S301)、ブザー32が鳴動し(S302)、回収業者Aに回収予定の回収媒体が回収カセット部18に収納されたままであることを知らせる。
図4は第3の実施例を示す説明図である。第3の実施例の構成は、従来のリモート窓口端末2に保留ボックス33を加えたものである。保留ボックス33は、リモート窓口端末2および運用管理センタ21における審査等の内部処理(以下、内部処理とする。)が行われている間、顧客がリモート窓口端末2の使用を中断する場合に、顧客によりリモート窓口端末2に投入された媒体を保持しておくものである。
図6は第5の実施例を示す説明図である。第5の実施例の構成は、従来のリモート窓口端末2に処理済媒体保管部35と処理済媒体排出部36とを加えたものである。図6において、顧客の処理が完了すると、種類毎に管理されている処理済媒体は顧客毎に分別されて、処理済媒体保管部35に収納される。
例えば、顧客Aが店舗Aで行っていた処理を店舗Bで再開して、店舗Bで処理済み媒体を受け取ることを希望する場合、運用管理センタ21からの内部処理完了通知を受けた際に(S1)、運用管理センタ21の担当者に処理済み媒体の受取りを希望する店舗名Bと媒体受取希望日時を伝える(S2)。
このように、第7の実施例によれば、顧客Aは指定した店舗で、指定した日時に媒体を受け取ることが可能である。
さらに、内部処理が行われている間、他の顧客の処理を実行可能とすることにより、リモート窓口端末の運用効率をあげることができる。
2 リモート窓口端末
3 アイリス認識部
4 顧客相談部
5 表示部
6 操作部
7 通帳証書発行部
9 本人確認書類読込部
10 イメージ取扱部
11 印字部
12 カード取扱部
17 記憶部
18 回収カセット部
20 ネットワーク
21 運用管理センタ
30 即時処理必要カセット
31 即時処理不要カセット
33 保留ボックス
34 走行系
35 処理済媒体保管部
36 処理済媒体排出部
37 媒体搬送部
38 媒体振分部
40 受取ボックス
41 アイリス認識部
42 パスワード入力部
45 媒体振分入出部
Claims (25)
- 顧客が窓口端末により必要事項の入力および処理の実行に必要な処理実行媒体の投入を行って、前記窓口端末から発行される発行媒体を受け取る媒体発行システムにおいて、
前記窓口端末の運用管理を行っている運用管理センタがネットワークを介して前記窓口端末と接続していて、前記窓口端末の使用を中断した顧客の前記処理実行媒体を収納しておく保留ボックスを備え、
前記運用管理センタおよび前記窓口端末内部において顧客による処理実行媒体投入後の内部処理が行われている場合に、前記顧客が窓口端末の使用の中断を選択すると共に、使用の中断解除に必要となるパスワードまたは生体情報による本人確認情報を登録すると、前記内部処理が行われたまま該顧客の前記処理実行媒体が前記保留ボックスに収納されて該顧客の窓口端末の使用が中断し、
顧客が窓口端末の使用の継続を選択すると、前記窓口端末が顧客の本人確認情報を取得するか、あるいは顧客に前記本人確認情報を入力させて、得られた本人確認情報をあらかじめ登録されている前記本人確認情報と照合し、照合の結果、一致した場合、前記顧客の処理実行媒体が前記保留ボックスから取り出されて前記窓口端末の使用の中断が解除されることを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項1において、
前記窓口端末の使用が中断されている間、他の顧客の処理を受付け、処理を実行することを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項1において、
前記保留ボックスに収納されている前記処理実行媒体を繰り出すための繰り出し機構と、前記処理実行媒体を搬送する搬送部と、前記処理実行媒体のイメージを取得するイメージ取得部と、前記処理実行媒体のイメージを保持しておく記憶部とを備え、さらに、前記保留ボックスが複数の前記処理実行媒体を収納可能で、
顧客により窓口端末の使用の中断が選択されると、該顧客の前記処理実行媒体のイメージを前記イメージ取得部により取得して前記記憶部に保持すると共に、前記処理実行媒体を前記保留ボックスに収納し、顧客が窓口端末の使用の中断を解除すると、前記イメージ取得部により前記保留ボックスに収納されている処理実行媒体のイメージを取得して、あらかじめ前記記憶部に保持されている該顧客の処理実行媒体のイメージと照合し、該顧客の処理実行媒体のイメージと一致する処理実行媒体を前記保留ボックスから取り出して該顧客による窓口端末の使用を再開させることを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項3において、
前記保留ボックスに収納されている前記処理実行媒体のイメージを前記記憶部に保持しておき、顧客が窓口端末の使用の中断を解除すると、前記記憶部に保持されている保留ボックスに収納されている前記処理実行媒体のイメージを読み出して、該顧客の処理実行媒体のイメージと照合し、該顧客の処理実行媒体のイメージと一致する処理実行媒体が前記保留ボックスから取り出されて該顧客による窓口端末の使用が再開されることを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項1において、
顧客が前記窓口端末に向かうと、前記窓口端末が前記生体情報としての該顧客のアイリスを自動的に取得し、取得したアイリスと窓口端末の使用を中断している顧客のアイリスとを照合し、アイリスが一致した顧客による窓口端末の使用中断が解除されることを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項3または請求項4において、
前記処理実行媒体にあらかじめ識別コードを付与しておき、処理を中断する顧客の処理実行媒体の前記識別コードを前記記憶部に保持しておき、顧客により窓口端末の使用の中断が解除されると、前記記憶部から該顧客の処理実行媒体の識別コードを読み出して、前記保留ボックスに収納されている前記処理実行媒体に付与されている前記識別コードと照合し、該顧客の処理実行媒体に付与された識別コードと一致する識別コードが付与された処理実行媒体を前記保留ボックスから取り出して該顧客による窓口端末の使用を再開することを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項1において、
窓口端末の使用の中断をする際に、顧客が自分の連絡先を窓口端末に登録しておき、前記内部処理が完了したときに、前記運用管理センタが顧客の前記連絡先に内部処理の完了を通知することを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項7において、
窓口端末の使用の中断をする際に、窓口端末が顧客に前記運用管理センタの内部処理完了の通知を行う部門の連絡先を知らせておき、顧客がパスワードにより本人確認を行い、運用管理センタの前記部門に変更後の連絡先を通知すると、前記運用管理センタが顧客の連絡先を更新することを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項7において、
顧客により窓口端末の使用が中断されている間に、前記内部処理に必要な媒体に記載漏れ等の不備が発見された場合、顧客の前記連絡先に連絡を入れて、通信手段により前記不備に対する入力を受付けることを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項7において、
前記運用管理センタが内部処理完了を顧客に通知する際に、該顧客による前記内部処理完了後の窓口端末使用の予約を受付けることを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項10において、
他の顧客による前記窓口端末の使用が、予約をしている顧客の窓口端末予約日時に重なってしまうと判断された場合、予約を入れている顧客の連絡先に予約時間から時間をずらして窓口端末を使用するように通知されることを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項10において、
他の顧客による前記窓口端末の使用が、予約をしている顧客の窓口端末予約日時に重なってしまうと判断された場合、窓口端末が予約を入れている顧客の連絡先に連絡して、予約日時の変更を受け付けることを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項10において、
他の顧客による前記窓口端末の使用が、予約をしている顧客の窓口端末予約日時に重なってしまうと判断された場合、予約を入れないで窓口端末を使用している顧客の使用が中断されることを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項7において、
前記内部処理完了の通知後、顧客が一定期間以上窓口端末の使用を再開しない場合は、前記運用管理センタが再度該顧客に内部処理完了の通知を行うことを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項1において、
前記内部処理が完了すると、処理済み媒体が顧客毎に収納されることを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項1において、
前記窓口端末と接続していて、処理実行媒体のうち顧客に返却する媒体、および発行媒体による処理済み媒体を顧客が受け取る受取ボックスと、前記窓口端末から前記受取ボックスまで前記処理済み媒体を搬送する搬送部とを備え、
処理が完了すると前記搬送部により前記処理済み媒体を前記窓口端末から前記受取ボックスに搬送して、顧客毎に該受取ボックスに収納し、顧客が前記窓口端末において生体情報やパスワード等の本人確認情報を用いて本人確認を行い、本人であることが認識されると、前記受取ボックスが開錠して、該顧客に前記処理済み媒体を排出することを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項16において、
顧客が前記処理済み媒体を受け取った後、生体情報やパスワードによる本人確認情報を用いて本人確認を行い、本人であることが認識された場合のみ処理済み媒体の使用が可能となることを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項16において、
前記受取ボックスに生体情報認証装置またはパスワード入力受付部による本人確認を行う手段を設け、前記受取ボックスにおいて本人確認を行うことを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項18において、
前記受取ボックスが設置してある処理済み媒体受取部屋の入り口に生体情報認証装置を設け、生体情報の照合により、あらかじめ登録されている人物のみが入室可能としたことを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項19において、
犯罪が発生すると、前記処理済み媒体受取部屋の出入り口がすべて施錠され、犯罪発生時に前記処理済み媒体受取部屋にいた人物が前記処理済み媒体受取部屋に閉じ込められると共に、警察および警備会社へ通報されることを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項16において、
前記受取ボックスに発行媒体作成に必要なカード発行機やプリンタによる媒体発行部と、生体情報認証装置またはパスワード入力受付部による本人確認手段を設け、前記媒体発行部により発行媒体を作成し、前記本人確認手段により本人確認を行って、本人であると判断された顧客に対して処理済み媒体の排出を行うことを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項7において、
運用管理センタが顧客からの処理済み媒体の受取り希望店舗と受取希望日時を受付けて回収業者に連絡し、本人確認を行った回収業者が該希望日時までに該希望店舗に前記顧客の媒体を搬送することを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項16乃至請求項19、請求項21のいずれか1項において、
前記受取ボックスと前記窓口端末の間に、処理済み媒体を収納しておく処理済媒体収納庫を設け、運用管理センタが顧客から処理済み媒体の受取予約を受け付けて、前記受取ボックスに収納しておく処理済み媒体を決定し、前記受取予約に基づいて前記処理済媒体収納庫に収納されていた処理済み媒体を取り出して前記受取ボックスに搬送することを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項23において、
複数の顧客の処理済み媒体を顧客毎に収納している前記受取ボックス内で、顧客が取り出しやすい位置に前記処理済み媒体を移動させることを特徴とする媒体発行システム。 - 請求項1において、
前記窓口端末と接続していて、顧客1人分の処理済み媒体を収納しておく受取ボックスと、前記窓口端末から前記受取ボックスまで前記処理済み媒体を搬送する搬送部とを備え、
処理が完了後に、顧客が前記窓口端末において生体情報やパスワードによる本人確認情報を用いて本人確認を行い、本人であることが認識されると、前記搬送部により前記窓口端末から取り出した前記処理済み媒体を搬送して前記受取ボックスに収納し、顧客に前記処理済み媒体を排出することを特徴とする媒体発行システム。
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