JP5092475B2 - 遅延信号発生回路 - Google Patents

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Description

本発明は、基準クロックの整数倍の遅延信号を連続発生することができる遅延信号発生回路に関し、特に半導体試験装置や任意信号発生装置に用いるタイミング発生器に用いて好適な遅延信号発生回路に関するものである。
図4に基準クロックの整数倍の遅延信号を発生することができるタイミング発生器の構成を示す。図4において、カウンタ10a〜10nのデータ端子dataにはkビットの幅を有する遅延データが入力され、クロック端子には基準クロックが入力される。また、そのロード端子loadには、インターリーブ制御部11からロード信号が入力される。通常、kの値は20〜30、カウンタ10a〜10nの個数(=インターリーブ制御部11の出力数)Nは4〜5が用いられる。
インターリーブ制御部11には遅延トリガ信号と基準クロックが入力され、lda〜ldnのN個のロード信号を出力する。lda〜ldnはこの順で順番に高レベルになる信号である。インターリーブ制御部11は基準クロックの立下りのタイミングで遅延トリガ信号を参照し、この遅延トリガ信号が高レベル(有効)であると対応するロード信号を、基準クロックの1周期間高レベル(有効)にする。この動作はN個の基準クロックで一巡する。
ロード信号を受けたカウンタ10a〜10nは、そのときの遅延データを取り込み、基準クロックのタイミングでダウンカウントを開始する。そして、カウント値が1の次のサイクル、あるいは遅延データが0の場合はロード信号が高レベルになった次のサイクルで、基準クロックの1周期間出力endを高レベル(有効)にする。カウンタ10a〜10nの出力endはORゲート12に入力される。ORゲート12はこれらの入力の論理和を出力する。遅延データは、インターリーブ制御部11の出力が高レベルになってから遅延信号が出力されるまでの、基準クロックの周期を単位とした時間を表す。
次に、図5タイミングチャートに基づいてこのタイミング発生器の動作を説明する。同図(A)は基準クロック、(B)は遅延データ、(C)は遅延トリガ信号である。遅延データは最初4で、時刻t1で5に変化し、この値を維持する。遅延トリガ信号は最初高レベルであり、時刻t3で低レベルに変化する。
(D)、(F)、(H)はインターリーブ制御部11が出力する1〜3番目のロード信号lda〜ldcであり、それぞれカウンタ10a、10b、10c(図示せず)に入力される。遅延トリガ信号が最初から時刻t3まで高レベルなので、ldaは最初からt1まで、ldbはt1からt2まで、ldcはt2からt3まで高レベルになる。ldd(図示せず)以降は高レベルになることはない。
(E)、(G)、(I)はそれぞれカウンタ10a、カウンタ10b、カウンタ10cのカウント値である。カウンタ10aはロード信号ldaが高レベル間の基準クロックの立ち上がりで遅延データの4を取り込み、基準クロックの立ち上がりに同期してダウンカウントする。同様に、カウンタ10b、カウンタ10cはそれぞれロード信号ldb、ロード信号ldcが高レベル間の基準クロックの立ち上がりで遅延データの5を取り込み、基準クロックの立ち上がりに同期してダウンカウントする。
(J)〜(L)はそれぞれカウンタ10a〜10cの出力である。時刻t4でカウンタ10aのカウント値は1から0に変化するので、(J)に示すようにその出力は時刻t4から1基準クロック周期の間高レベルになる。同様に、カウンタ10b、10cのカウント値はそれぞれ時刻t5、t6で1から0に変化するので、時刻t5、t6から1基準クロック周期間高レベルになる。ORゲート12によって信号(J)〜(L)の論理和が取られ、(M)の遅延信号が得られる。
このタイミング発生器では、カウンタ10a〜10nの個数をNとすると、インターリーブ制御部11の出力の周期は、基準クロックの周期を単位としてNで一巡する。遅延データ≦Nであればカウンタ10a〜10nのカウント値はN時間(基準クロックの周期単位)内に必ず0になるので、遅延トリガ信号を連続して与えることができる。すなわち、遅延トリガ信号を常時高レベル維持することができる。しかし、遅延データ>Nであると、カウンタ10a〜10nは時間N内に0にならないので、遅延トリガ信号をN時間以上与える(高レベルを維持する)ことはできないという制約がある。
特許文献1には、半導体試験装置に用いるタイミング発生器の発明が記載されている。この発明は、カウンタの代わりにレジスタを多用することによって、回路規模の縮小を図るようにしたものである。以下、図6、図7を用いてこの発明を説明する。図6はタイミング発生器の構成図である。図6において、カウンタ20はkビットのカウンタであり、基準クロックでインクリメントされる。このカウンタ20のカウント値と遅延データは加算器21で加算される。22a、22b・・・・22nはレジスタであり、縦接続されている。すなわち、加算器21の出力はレジスタ22aに入力され、このレジスタ22aの出力はレジスタ22bに入力される。以下同様にして、レジスタ22n−1の出力はレジスタ22nに入力される。
ANDゲート23には遅延トリガ信号および基準クロックが入力され、その出力はレジスタ22a〜22nのクロック端子に入力される。このため、遅延トリガ信号が高レベルのときは、基準クロックのタイミングで加算器21の出力はレジスタ22a〜22nをシフトする。
24a〜24nはkビットのEXNORゲートであり、それぞれレジスタ22a〜22nの出力およびカウンタ20の出力が入力される。EXNORゲート24a〜24nは入力された2つの値が一致しているかを調べ、一致しているとその出力を高レベルにする。このEXNORゲート24a〜24nの出力はORゲート25に入力される。ORゲート25はこれらの入力の論理和を遅延信号として出力する。
次に、図7タイミングチャートを用いて、このタイミング発生器の動作を説明する。図7において、(A)〜(C)はそれぞれ基準クロック、遅延データ、遅延トリガ信号である。(D)はカウンタ20の出力(カウント値)であり、基準クロックに同期してインクリメントされる。
(E)〜(G)はそれぞれレジスタ22a、22b、22c(図示せず)の出力である。レジスタ22a〜22nは、遅延トリガ信号が高レベルの期間、加算器21の出力をシフトするので、同じ時刻におけるレジスタ22a〜22nの出力は1つずれた値になる。遅延トリガ信号は時刻t10で低レベルになるので、時刻t10以降のレジスタ22a〜22cの出力はそれぞれ7、6、5に固定される。
(H)〜(J)はそれぞれEXNORゲート24a、24b、24c(図示せず)の出力である。これらの出力は、カウンタ20の出力とレジスタ22a、22b、22cの出力が一致したときに高レベルになるので、それぞれ時刻t13、t12、t11から1基準クロック周期間高レベルになる。(K)はORゲート25の出力であり、図5と同じ遅延信号が得られる。
このタイミング発生器はカウンタ20のカウント値と、カウント値と遅延データを加算した値を比較するものであるので、レジスタ22a〜22nの個数をNとし、遅延トリガ信号を基準クロックの周期単位で(N+1)以上連続して与える(常時高レベルにする)と、これらの値が一致することはなくなる。従って、遅延トリガ信号を連続して与えるためには、遅延データ≦Nでなければならないという制約がある。
実開平7−26787号公報
しかしながら、このようなタイミング発生器は、連続して遅延トリガ信号を与えるためには、遅延データがカウンタ10a〜10n、またはレジスタ22a〜22nの数以下でなければならないという制約があった。NをN+1にするためには、図4のタイミング発生器ならカウンタの数、図6のタイミング発生器ではレジスタとEXNORゲートの数を1つ増加しなければならない。これはk個の1ビットレジスタの増加に相当する。レジスタの個数を増加すると回路規模が大きくなり、ひいては検査のコストおよび回路の消費電力が増加してしまうという課題があった。
図6従来例ではカウンタの増加を抑えることで回路規模の縮小を図っているが、レジスタの増加を抑えることができないので、やはり回路規模が大きくなってしまうという課題があった。
従って本発明の目的は、図4のタイミング発生器をベースとして、より少ないレジスタの増加で、連続して遅延トリガ信号を与えることができる遅延データの範囲を増加させることができる遅延信号発生回路を提供することにある。
このような課題を解決するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
遅延データ、遅延トリガ信号、基準クロックが入力され、これらのデータおよび信号に基づいて最大N(N>0)個の信号を発生させ、これらN個の信号を合成して遅延信号を生成する遅延信号発生回路において、
前記遅延データが入力され、この遅延データ以下であり、かつm(m>0)以下のデータを出力する第2の選択部と、
前記遅延データが入力され、(遅延データ−第2の選択部の出力)のデータを出力する第1の選択部と、
前記遅延トリガ信号および基準クロックが入力され、この遅延トリガ信号が有効な期間、基準クロックに同期した、最大N個のロード信号を順次出力するインターリーブ制御部と、
前記第1および第2の選択部の出力、前記基準クロック、および前記N個のロード信号の1つが入力され、
入力されたロード信号が有効な期間に前記第1の選択部の出力を取り込み、前記基準クロックに同期してダウンカウントすると共に、所定のタイミングで有効になる信号を出力するカウンタと、
前記ロード信号が有効な期間に前記第2の選択部の出力を取り込み、この取り込んだデータを保持するシフト制御レジスタと、
前記シフト制御レジスタの出力、前記カウンタの出力および前記基準クロックが入力され、前記シフト制御レジスタの出力によってそのシフト段数を変化させ、かつ前記カウンタの出力を基準クロックに同期してシフトする可変段数シフトレジスタと、
を具備した、N個の遅延信号生成部と、
前記N個の遅延信号生成部の出力が入力され、これらの出力の論理和を出力する第1のORゲートと、
を具備したものである。レジスタの増加を抑えて、連続して遅延トリガ信号を与えることができる遅延データを(N+m)に拡大することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
前記第1の選択部は入力される遅延データが1より大きいときは(遅延データ−m)を、それ以外のときは0を出力し、前記第2の選択部は入力される遅延データが1より大きいときはmを、それ以外のときは入力された遅延データを出力するようにしたものである。可変段数シフトレジスタの構成を簡単にできる。
請求項3記載の発明は、請求項1若しくは請求項2記載の発明において、
前記カウンタは、前記第1の選択部から取り込んだ値が1以上のときはカウント値が1になる次の基準クロックのサイクルで、取り込んだ値が0のときは取り込んだ次の基準クロックのサイクルで出力を有効にするようにしたものである。従来と同じカウンタを使用できる。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3いずれかに記載の発明において、
前記可変段数シフトレジスタは、前記シフト制御レジスタの出力によって、シフト段数をm段から0段まで変化させるようにしたものである。従来と同じカウンタを使用できる。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4いずれかに記載の発明において、
前記可変段数シフトレジスタは、
前記シフト制御レジスタの出力が入力され、この入力値によって1本の出力が有効になる(m+1)本の出力を有するエンコーダと、
前記カウンタの出力および前記エンコーダの最上位出力が入力される第1のANDゲートと、
基準クロックに同期してこの第1のANDゲートの出力を保持する第1のレジスタと、
前記カウンタの出力および前記エンコーダの出力が入力される第2のANDゲートと、この第2のANDゲートの出力および前段ブロック(初段ブロックでは前記第1のレジスタ)の出力が入力される第2のORゲートと、前記基準クロックに同期して前記第2のORゲートの出力を保持する第2のレジスタで構成され、この第2のレジスタの出力を出力とする(m−1)個のブロックと、
前記カウンタの出力および前記エンコーダの最下位出力が入力される第3のANDゲートと、
この第3のANDゲートおよび前記ブロックのうち最終ブロック(m=1では前記第1のレジスタ)の出力が入力される第3のORゲートと、
で構成するようにしたものである。可変段数シフトレジスタの構成を簡単にできる。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求項5いずれかに記載の発明において、
前記シフト制御レジスタは、前記第1の選択部の出力が0でないか、または入力される前記インターリーブ制御部の出力が有効でないときに、前記第2の選択部の出力を1基準クロック遅延させるようにしたものである。カウンタにロードされるデータが連続してNであっても、誤動作しない。
請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求項6いずれかに記載の発明において、
前記mの値を1としたものである。連続して遅延トリガ信号を与えることができる遅延データを1拡大できる。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2、3、4、5、6、および7の発明によれば、遅延データ、遅延トリガ信号、基準クロックが入力され、これらのデータおよび信号に基づいて最大N(N>0)個の信号を発生させ、これらN個の信号を合成して遅延信号を生成する遅延信号発生回路において、信号を発生させるカウンタの出力を、遅延データの値によってシフト段数が変化する可変段数シフトレジスタに入力し、この可変段数シフトレジスタでカウンタの出力をシフトさせるようにした。
連続して遅延トリガ信号を与えることができる遅延データの上限を増加させる場合に、図4の従来例に比べて大幅にレジスタの増加数を抑えることができるという効果がある。そのため、回路規模の増加が小さくなり、製造コスト、検査コストを低くすることができる。また、高周波で遅延信号を発生させることが容易になり、半導体試験装置の高速化に容易に対応することができるという効果もある。
以下本発明を、図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係る遅延信号発生回路の一実施例を示す構成図である。なお、図4と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。この実施例は、連続して与えることができる遅延データの上限を、図4従来例と比べて1増加させることができる。なお、遅延トリガ信号、インターリーブ制御部11、カウンタ31、エンコーダ33d出力は、高レベルで有効であるとする。
図1において、20および21は選択部であり、kビットのビット幅を有する遅延データが入力される。選択部20は、入力された遅延データが1より大きいと(遅延データ−1)を出力し、その他の場合は0を出力する。選択部21は入力された遅延データが1より大きいと1を出力し、その他の場合は遅延データそのものを出力する。選択部20の出力幅はkビットであり、選択部21の出力幅は1ビットである。なお、選択部20、21は組み合わせ回路で実現することができ、内部にレジスタを含まない。
30a〜30nは遅延信号生成部であり、N個用いられ、かつ同じ構成を有している。遅延信号生成部30a〜30nにはそれぞれインターリーブ制御部11の出力であるlda〜ldn、および選択部20、21出力と基準クロックが入力され、信号enda〜endnを出力する。この信号enda〜endnはORゲート12に入力される。ORゲート12は入力された信号の論理和を出力する。以下、遅延信号生成部30aについて説明し、遅延信号生成部30b〜30nについては説明を省略する。
遅延信号生成部30aは、カウンタ31、シフト制御レジスタ32および可変段数シフトレジスタ33で構成されている。カウンタ31はkビットのカウンタであり、そのデータ端子dataには選択部20の出力が、ロード端子loadにはインターリーブ制御部11の出力の1つであるldaが、クロック端子には基準クロックが入力され、出力endはhold端子に入力される。カウンタ31は図4従来例のカウンタ10a〜10nと同じ動作を行う。すなわち、ldaが高レベルのときに基準クロックの立ち上がりに同期して選択部20の出力を取り込み、基準クロックに同期してダウンカウントする。そして、カウント値が1の次のサイクル、あるいは選択部20の出力が0の場合はldaが高レベルになった次のサイクルで、基準クロックの1周期間出力endを高レベルにする。
シフト制御レジスタ32はレジスタ32a、32cおよびセレクタ32bで構成されている。レジスタ32aのイネーブル端ENにはロード信号ldaが、データ端子Dには選択部21の出力が、クロック端子には基準クロックが入力され、その出力Qはセレクタ32bの入力端子IN2に入力される。入力端子IN1には選択部21の出力が入力される。セレクタ32bのセレクト端子S1には選択部20の出力が、セレクト端子S2にはロード信号ldaが入力される。レジスタ32cのデータ端子Dにはセレクタ32bの出力Qが、クロック端子には基準クロックが入力され、その出力Qはシフト制御レジスタ32の出力になる。
レジスタ32aは、ロード信号ldaが高レベルのときに、基準クロックの立ち上がりで選択部21の出力を保持する。セレクタ32bは、選択部20の出力が0で、ロード信号ldaが高レベルのときに選択部21の出力を、それ以外のときにレジスタ32aの出力を選択して出力する。レジスタ32cは、基準クロックの立ち上がりでセレクタ32bの出力を保持する。すなわち、シフト制御レジスタ32はロード信号ldaが高レベルのときの選択部21出力を保持し、かつ選択部20の出力が0でないときに1基準クロック遅延させる機能を有する。
可変段数シフトレジスタ33は、ANDゲート33a、レジスタ33b、ANDORゲート33cおよびエンコーダ33dで構成されている。ANDゲート33aにはカウンタ31の出力endおよびエンコーダ33dの出力e1が入力され、その出力はレジスタ33bのデータ端子Dに入力される。このレジスタ33bのクロック端子には基準クロックが入力される。
ANDORゲート33cはANDゲートとORゲートを組み合わせたゲートであり、ANDゲートの出力をORゲートの入力の一方に入力する構成を有している。このANDORゲート33cのORゲートにはレジスタ33bの出力Qが、ANDゲートにはカウンタ31の出力endとエンコーダ33dの出力e0が入力される。ANDORゲート33cの出力が可変段数レジスタ33の出力であり、また遅延信号生成部30aの出力endaになる。
エンコーダ33dにはシフト制御レジスタ32の出力が入力される。エンコーダ33dは、シフト制御レジスタ32の出力が1のときは出力e1を高レベル、出力e0を低レベルにし、0のときは出力e1を低レベル、出力e0を高レベルにする。可変段数シフトレジスタ33は1段または0段のシフトレジスタとして機能する。
次に、この実施例の動作を図2タイムチャートに基づいて説明する。図2において、(A)は基準クロック、(B)は選択部20、21に入力される遅延データである。遅延データはN+1(N>0)に設定されている。(C)はインターリーブ制御部11に入力される遅延トリガ信号であり、高レベルを維持している。すなわち、常時遅延トリガ信号が与えられている。(D),(E)はそれぞれ選択部20、21の出力である。遅延データは1より大きいので、選択部1の出力はN、選択部2の出力は1になる。
(F)はインターリーブ制御部11が出力するldaであり、カウンタ31のロード端子loadに入力される。カウンタ31はこのldaが高レベルのときに基準クロックの立ち上がり(時刻t20、t21)で選択部20の出力(N)を取り込み、以降基準クロックの立ち上がりに同期してカウントダウンする。(G)はカウンタ31のカウント値、(H)はカウンタ31の出力である。(H)はカウント値が1の次の基準クロックサイクルで1になる。(G)に示すように、このときは選択部20の出力が再度ロードされるので、カウンタ31のカウント値はNになる。
(I)はレジスタ32a出力、(J)はレジスタ32c出力である。遅延データは1より大きいので、選択部21出力は1になる。レジスタ32aは時刻t20でこの1を取り込む。セレクタ32bはレジスタ32a出力を選択するので、レジスタ32cは基準クロックの次の立ち上がりでレジスタ32a出力を取り込む。
選択部20の出力がNのときは、可変段数シフトレジスタ33がシフトするデータは、インターリーブ制御部11の1つ前の周期のデータである。従って、前の周期の選択部21出力を保存しておかなければならない。レジスタ32a出力はロード信号ldaが高レベルのときのみ変化するので、レジスタ32cによって選択部21出力を1基準クロック周期遅延させることにより、1周期前のデータを保存することができる。
(K)はレジスタ33bの出力である。レジスタ32cの出力が1なので、エンコーダ33dの出力e1は高レベル、e0は低レベルになる。カウンタ31の出力endはレジスタ33bのデータ端子Dに入力されるので、レジスタ33bは基準クロックの立ち上がりで出力endを取り込む。e0は低レベルなので出力endはANDORゲート33cで阻止され、レジスタ33b出力が遅延信号生成部30aの出力endaになり、このendaはORゲート12に入力される。すなわち、可変段数シフトレジスタ33は1段のシフトレジスタとして動作する。
同様にして、遅延信号生成部30b、30cの出力endb、endcが生成され、ORゲート12に入力される。ORゲート12はこれらの入力の論理和を遅延信号として出力する。(N)は遅延信号である。インターリーブ制御部11のN個の出力はそれぞれ1基準クロックずれて出力されるので、遅延信号生成部30a〜30nはそれぞれ1基準クロックサイクルずれて動作する。
なお、図2タイムチャートは遅延データがN+1のときのものであるが、遅延データがN以下であっても同様である。また、遅延データが0のときは選択部21の出力が0になる。可変段数シフトレジスタ33は0段のシフトレジスタとして動作する。さらに、選択部20出力が0のとき(遅延データ≦1)のときはシフト制御レジスタ32で選択部21の出力を1基準クロック遅延させると、動作に支障をきたす場合がある。そのため、セレクタ32bによりレジスタ32aをスキップする。
また、この実施例ではカウンタ31として図4従来例と同じカウンタを用いたが、可変段数シフトレジスタ33のシフト段数を調整することにより、カウンタ31の出力endが1になるタイミングを変えることもできる。例えば、出力endが1になるタイミングを1基準クロックサイクル早くし、カウント値が1になったときに出力endが1になるカウンタを用いる場合、可変段数シフトレジスタ33のシフト段数を1段増加させればよい。
この実施例では、可変段数シフトレジスタ33を用いてカウンタ31出力を遅延させるようにした。従って、遅延データN+1であっても連続して遅延トリガ信号を与えることができる。1つの遅延信号生成部は(k+3)個のレジスタで構成することができるので、遅延信号生成部全体で(k+3)×N個のレジスタが必要になる。図4従来例では、連続して(N+1)遅延トリガ信号を与えるためにはカウンタを1つ増加させなければならないのでk×(N+1)個のレジスタが必要である。従って、k=20、N=4とすると、レジスタの数を8個削減することができる。
図3に本発明の他の実施例を示す。この実施例は連続して遅延トリガ信号を与えることができる遅延データの上限を(N+m)に拡張したものである。なお、図1と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。なお、遅延トリガ信号、インターリーブ制御部11、カウンタ31、エンコーダ52q出力は、高レベルで有効であるとする。
図3において、40、41は選択部であり、それぞれkビットの遅延データが入力される。選択部40は、入力された遅延データがm(m>0)より大きいときは(遅延データ−m)を出力し、mに等しいか、mより小さいときは0を出力する。選択部41は、入力された遅延データがmより大きいとmを、等しいか小さいときは遅延データそのものを出力する。選択部40出力のビット幅はk、選択部41出力のビット幅は、mが表現できる幅(=k2)である。
50a〜50nは遅延信号生成部であり、選択部40、41の出力、インターリーブ制御部11の出力lda〜ldn、基準クロックが入力され、それらの出力はORゲート12に入力される。遅延信号生成部50aにはldaが、50bにはldbが入力され、50nにはldnが入力される。遅延信号生成部50a〜50nは同じ構成を有しているので、遅延信号生成部50aのみ説明し、他の遅延信号生成部の説明は省略する。
遅延信号生成部50aはカウンタ31、シフト制御レジスタ51および可変段数シフトレジスタ52で構成される。選択部40の出力はカウンタ31のデータ端子dataに入力され、そのロード端子loadにはインターリーブ制御部11の出力であるldaが入力される。また、クロック端子には基準クロックが、ホールド端子holdには出力endが入力される。カウンタ31の動作は図1実施例と同じである。
51はk2ビットのシフト制御レジスタであり、図1のシフト制御レジスタ32をk2ビットに拡張したものである。ビット数がk2である以外はシフト制御レジスタ32と同じなので、説明を省略する。
可変段数シフトレジスタ52は、ANDゲート52a、レジスタ52b、直列接続され、ANDORゲートとレジスタで構成されたm−1個のブロック52c〜52n、ANDORゲート52p、およびエンコーダ52qで構成されている。
エンコーダ52qにはシフト制御レジスタ51の出力が入力される。エンコーダ52qはem〜e0のm+1本の信号を出力する。入力値がmのときは出力emのみ高レベルになる。同様に、入力値がm−1〜0のときは、それぞれ出力em−1〜e0のみ高レベルになる。
ANDゲート52aにはカウンタ31出力endとエンコーダ52q出力emが入力される。レジスタ52bのデータ端子DにはANDゲート52aの出力が、クロック端子には基準クロックが入力され、その出力はブロック52c内のANDORゲートのORゲートに入力される。
ブロック52c〜52n内のANDORゲートを構成するANDゲートの一方の入力端子にはカウンタ31の出力endが、他方の入力端子にはそれぞれエンコーダ52qの出力em−1〜e0が入力される。また、これらブロック内のANDORゲートのORゲートには前段ブロック内のレジスタ出力(ブロック52cではレジスタ52b出力)が入力される。
ブロック52c〜52n内のレジスタのデータ端子Dには同じブロックのANDORゲートの出力が入力され、クロック端子には基準クロックが入力される。ANDORゲート52pを構成するANDゲートの一方の入力端子にはカウンタ31の出力endが、他方の入力端子にはエンコーダ52qの出力e0が入力され、ORゲートの入力端子にはブロック52n内のレジスタの出力が入力される。
このANDORゲート52pの出力が遅延信号生成部50aの出力endaになる。可変段数シフトレジスタ52は、シフト制御レジスタ51の出力によって、カウンタ31の出力endを基準クロックのm〜0サイクル遅延させる。遅延信号生成部50a〜50nの出力enda〜endnはORゲート12に入力される。ORゲート12は入力信号の論理和信号を出力する。
この実施例では、遅延トリガ信号を連続して与えることができる遅延データの最大値は(N+m)になり、m増加する。図4従来例ではm増加させるためにはカウンタをm個増やさなければならないので、レジスタの増加はk×mになる(kは遅延データのビット数)。図3実施例では、1つの遅延信号生成部のレジスタ増加数は、シフト制御レジスタでk2×2個、可変段数シフトレジスタでm個になる。遅延信号生成部の数はNなので、レジスタの増加は(k2×2+m)×Nになる。k=20、N=4、m=4とすると、従来例では20×4=80個の増加であるのに対して、図3実施例では(2×2+4)×4=32個の増加になり、増加分を4割に削減することができる。
なお、この実施例でも可変段数シフトレジスタ52のシフト段数を調整することにより、カウンタ31の出力endが1になるタイミングを変えることもできる。例えば、出力endが1になるタイミングを1基準クロックサイクル早くし、カウント値が1になったときに出力endが1になるカウンタを用いる場合、可変段数シフトレジスタ52のシフト段数を1段増加させればよい。
本発明の一実施例を示す構成図である。 本発明の実施例の動作を説明するためのタイムチャートである。 本発明の他の実施例を示す構成図である。 従来のタイミング発生器の構成図である。 図4従来例の動作を説明するためのタイムチャートである。 従来のタイミング発生器の構成図である。 図6従来例の動作を説明するためのタイムチャートである。
符号の説明
11 インターリーブ制御部
12 ORゲート
20、21、40、41 選択部
30a〜30n、50a〜50n 遅延信号生成部
31 カウンタ
32、51 シフト制御レジスタ
33a、52a ANDゲート
32a、32c、33b、51a、51c、52b レジスタ
32b、51b セレクタ
33c、52p ANDORゲート
33d、52q エンコーダ
52c〜52n ブロック
lda〜ldn インターリーブ制御部11の出力
enda〜endn 遅延信号生成部の出力

Claims (7)

  1. 遅延データ、遅延トリガ信号、基準クロックが入力され、これらのデータおよび信号に基づいて最大N(N>0)個の信号を発生させ、これらN個の信号を合成して遅延信号を生成する遅延信号発生回路において、
    前記遅延データが入力され、この遅延データ以下であり、かつm(m>0)以下のデータを出力する第2の選択部と、
    前記遅延データが入力され、(遅延データ−第2の選択部の出力)のデータを出力する第1の選択部と、
    前記遅延トリガ信号および基準クロックが入力され、この遅延トリガ信号が有効な期間、基準クロックに同期した、最大N個のロード信号を順次出力するインターリーブ制御部と、
    前記第1および第2の選択部の出力、前記基準クロック、および前記N個のロード信号の1つが入力され、
    入力されたロード信号が有効な期間に前記第1の選択部の出力を取り込み、前記基準クロックに同期してダウンカウントすると共に、所定のタイミングで有効になる信号を出力するカウンタと、
    前記ロード信号が有効な期間に前記第2の選択部の出力を取り込み、この取り込んだデータを保持するシフト制御レジスタと、
    前記シフト制御レジスタの出力、前記カウンタの出力および前記基準クロックが入力され、前記シフト制御レジスタの出力によってそのシフト段数を変化させ、かつ前記カウンタの出力を基準クロックに同期してシフトする可変段数シフトレジスタと、
    を具備した、N個の遅延信号生成部と、
    前記N個の遅延信号生成部の出力が入力され、これらの出力の論理和を出力する第1のORゲートと、
    を具備したことを特徴とする遅延信号発生回路。
  2. 前記第1の選択部は入力される遅延データが1より大きいときは(遅延データ−m)を、それ以外のときは0を出力し、前記第2の選択部は入力される遅延データが1より大きいときはmを、それ以外のときは入力された遅延データを出力するようにしたことを特徴とする請求項1記載の遅延信号発生回路。
  3. 前記カウンタは、前記第1の選択部から取り込んだ値が1以上のときはカウント値が1になる次の基準クロックのサイクルで、取り込んだ値が0のときは取り込んだ次の基準クロックのサイクルで出力を有効にするようにしたことを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載の遅延信号発生回路。
  4. 前記可変段数シフトレジスタは、前記シフト制御レジスタの出力によって、シフト段数をm段から0段まで変化させることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の遅延信号発生回路。
  5. 前記可変段数シフトレジスタは、
    前記シフト制御レジスタの出力が入力され、この入力値によって1本の出力が有効になる(m+1)本の出力を有するエンコーダと、
    前記カウンタの出力および前記エンコーダの最上位出力が入力される第1のANDゲートと、
    基準クロックに同期してこの第1のANDゲートの出力を保持する第1のレジスタと、
    前記カウンタの出力および前記エンコーダの出力が入力される第2のANDゲートと、この第2のANDゲートの出力および前段ブロック(初段ブロックでは前記第1のレジスタ)の出力が入力される第2のORゲートと、前記基準クロックに同期して前記第2のORゲートの出力を保持する第2のレジスタで構成され、この第2のレジスタの出力を出力とする(m−1)個のブロックと、
    前記カウンタの出力および前記エンコーダの最下位出力が入力される第3のANDゲートと、
    この第3のANDゲートおよび前記ブロックのうち最終ブロック(m=1では前記第1のレジスタ)の出力が入力される第3のORゲートと、
    で構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記載の遅延信号発生回路。
  6. 前記シフト制御レジスタは、前記第1の選択部の出力が0でないか、または入力される前記インターリーブ制御部の出力が有効でないときに、前記第2の選択部の出力を1基準クロック遅延させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれかに記載の遅延信号発生回路。
  7. 前記mの値を1としたことを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の遅延信号発生回路。
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