JP5091940B2 - 画像形成装置および不揮発性メモリ書き込み方法 - Google Patents

画像形成装置および不揮発性メモリ書き込み方法 Download PDF

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Description

本発明は、不揮発性メモリに装置データを書き込む画像形成装置に関する。
従来、装置データが変更されると、変更された装置データを揮発性メモリであるSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)に書き込むとともに、SDRAMに書き込んだ装置データの複製を不揮発性メモリであるFlash ROM(Read Only Memory)にも書き込む画像形成装置が知られている。
特開2007−226602号公報
しかしながら、従来の画像形成装置においては、装置データに変更がある度にFlash ROMに装置データが書き込まれるので、画像形成装置自体が製品寿命に達するよりも早期にFlash ROMの書き込み回数が書き込み可能回数に達してしまい、Flash ROMに装置データが保持できなくなるという問題がある。
そこで、本発明は、不揮発性メモリの書き込み回数を従来より減らすことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、変更された装置データである変更データが都度書き込まれる揮発性メモリと、前記変更データが書き込まれる不揮発性メモリと、所定の期間に前記揮発性メモリに前記変更データが書き込まれたときに前記期間に前記揮発性メモリに書き込まれた前記変更データを前記不揮発性メモリに書き込む処理を前記期間毎に行う不揮発性メモリ書き込み手段とを備えており、前記不揮発性メモリは、前記変更データが本来書き込まれるべき領域である本来領域と、前記変更データが仮に書き込まれる領域である仮領域とを備えており、前記不揮発性メモリ書き込み手段は、前記本来領域に前記変更データを書き込む本来領域書き込み手段と、前記仮領域に前記変更データを書き込む仮領域書き込み手段と、前記仮領域に書き込まれた前記変更データを前記本来領域に反映する本来領域反映手段とを備えており、前記本来領域書き込み手段は、前記本来領域への前記変更データの書き込み中ではない場合に新たな前記変更データを前記不揮発性メモリに書き込むとき、前記本来領域に新たな前記変更データを書き込み、前記仮領域書き込み手段は、前記本来領域書き込み手段による前記本来領域への前記変更データの書き込み中に新たな前記変更データを前記不揮発性メモリに書き込むとき、前記仮領域に新たな前記変更データを書き込み、前記本来領域反映手段は、前記本来領域書き込み手段による前記本来領域への前記変更データの書き込みが完了したとき、前記仮領域書き込み手段によって前記仮領域に書き込まれた前記変更データを前記本来領域に反映することを特徴とする。
この構成により、本発明の画像形成装置は、所定の期間に揮発性メモリに変更データが書き込まれたときにその期間に揮発性メモリに書き込まれた変更データを不揮発性メモリに書き込む処理を期間毎に行うので、装置データに変更がある度に不揮発性メモリに変更データが書き込まれることを防止することができ、不揮発性メモリの書き込み回数を従来より減らすことができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記仮領域に書き込まれた前記変更データが前記画像形成装置の電源起動時に前記本来領域に未だ反映されていないとき、前記仮領域に書き込まれた前記変更データを前記揮発性メモリに反映する電源起動時反映手段を備えていることが好ましい。
この構成により、本発明の画像形成装置は、仮領域に書き込まれた変更データが本来領域に未だ反映されていないときに画像形成装置の電源が切れた場合であっても、仮領域に書き込まれた変更データを画像形成装置の電源起動時に揮発性メモリに反映することができる。
また、本発明の画像形成装置の前記不揮発性メモリは、前記仮領域を複数備えており、前記画像形成装置は、前記仮領域書き込み手段による複数の前記仮領域への前記変更データの書き込みの順番を記憶する順番記憶手段を備えており、前記仮領域書き込み手段は、前記変更データが前記本来領域に未だ反映されていない前記仮領域である未反映仮領域の存在中に新たな前記変更データを前記不揮発性メモリに書き込むとき、前記未反映仮領域以外の前記仮領域に新たな前記変更データを書き込み、前記本来領域反映手段は、前記変更データを前記本来領域に反映する対象の前記仮領域より前記順番が先の前記未反映仮領域が存在しなくなったとき、前記対象の仮領域に書き込まれた前記変更データを前記本来領域に反映することが好ましい。
この構成により、本発明の画像形成装置は、複数の仮領域を備えているので、1つの仮領域のみを備えている構成と比較して、揮発性メモリに書き込まれた変更データを不揮発性メモリに書き込む処理を行う間隔を短くすることができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記画像形成装置の電源起動時に前記未反映仮領域が存在するとき、前記順番が最後の前記未反映仮領域に書き込まれた前記変更データを前記揮発性メモリに反映する電源起動時反映手段を備えていることが好ましい。
この構成により、本発明の画像形成装置は、複数の未反映仮領域が存在するときに画像形成装置の電源が切れた場合、未反映仮領域に書き込まれた変更データを画像形成装置の電源起動時に順番に揮発性メモリに反映する構成と比較して、最新の未反映仮領域に書き込まれた変更データを画像形成装置の電源起動時に揮発性メモリに短時間で反映することができる。
また、本発明の画像形成装置の前記揮発性メモリおよび前記不揮発性メモリは、前記装置データを前記装置データのカテゴリ毎に記憶し、前記不揮発性メモリ書き込み手段は、前記装置データを前記カテゴリ毎に扱うことが好ましい。
この構成により、本発明の画像形成装置は、装置データを装置データのカテゴリ毎に扱わない構成と比較して、所定の期間毎に不揮発性メモリに書き込む装置データの量を抑えることができる。
本発明の不揮発性メモリ書き込み方法は、変更された装置データである変更データが都度書き込まれる揮発性メモリと、前記変更データが書き込まれる不揮発性メモリとを備えており、前記不揮発性メモリは、前記変更データが本来書き込まれるべき領域である本来領域と、前記変更データが仮に書き込まれる領域である仮領域とを備えている装置の不揮発性メモリ書き込み方法であって、所定の期間に前記揮発性メモリに前記変更データが書き込まれたときに前記期間に前記揮発性メモリに書き込まれた前記変更データを前記不揮発性メモリに書き込む処理を前記期間毎に行い、前記本来領域への前記変更データの書き込み中ではない場合に新たな前記変更データを前記不揮発性メモリに書き込むとき、前記本来領域に新たな前記変更データを書き込み、前記本来領域への前記変更データの書き込み中に新たな前記変更データを前記不揮発性メモリに書き込むとき、前記仮領域に新たな前記変更データを書き込み、前記本来領域への前記変更データの書き込みが完了したとき、前記仮領域に書き込まれた前記変更データを前記本来領域に反映することを特徴とする。
この構成により、本発明の不揮発性メモリ書き込み方法は、所定の期間に揮発性メモリに変更データが書き込まれたときにその期間に揮発性メモリに書き込まれた変更データを不揮発性メモリに書き込む処理を期間毎に行うので、装置データに変更がある度に不揮発性メモリに変更データが書き込まれることを防止することができ、不揮発性メモリの書き込み回数を従来より減らすことができる。
本発明の画像形成装置は、不揮発性メモリの書き込み回数を従来より減らすことができる。
本発明の一実施の形態に係る複合機の構成を示すブロック図である。 図1に示すRAMに記憶されている装置データを示す図である。 図1に示すEEPROMに記憶されている装置データを示す図である。 装置データが変更されたか否かを監視しているときの図1に示す複合機の動作のフローチャートである。 図4に示す動作の具体例を示す図である。 変更データをEEPROMへ書き込むときの図1に示す複合機の動作のフローチャートである。 図6に示すフローチャートにおけるマスタープレーン書き込み処理のフローチャートである。 電源起動時に装置データを復旧するときの図1に示す複合機の動作のフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る画像形成装置としての複合機について説明する。
図1は、本実施の形態に係る複合機10の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、複合機10は、CPU(Central Processing Unit)11と、プログラムおよび各種のデータを予め記憶しているROM(Read Only Memory)12と、CPUの作業領域として用いられる本発明の揮発性メモリとしてのRAM(Random Access Memory)13と、各種のデータを記憶する書き換え可能な本発明の不揮発性メモリとしてのEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)14と、時間を計るタイマ15と、利用者によって種々の操作が入力される図示していない操作パネル上の操作部16と、種々の情報を表示する操作パネル上のモニタ17と、画像を読み取るスキャナ18と、印刷ジョブを印刷するプリンタ19と、ホストコンピュータなどの図示していない外部の装置とLAN(Local Area Network)を介して通信を行うためのネットワークI/F(interface)部20と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線等の通信回線を介してファクシミリ通信を行うためのファクシミリ通信部21とを備えている。
また、複合機10は、装置全体を制御するコンピュータである制御部28を、例えば、CPU11、ROM12、RAM13などによって構成している。CPU11は、ROM12に記憶されているプログラムを実行することによって制御部28を動作させる演算処理装置である。RAM13は、CPU11によってプログラムが実行されるときにプログラムや各種のデータを一時的に記憶するようになっている。
また、複合機10は、種々の情報を記憶する記憶部29を、例えば、RAM13やEEPROM14などによって構成している。
操作部16は、モニタ17とともにタッチパネルを形成するボタンや、操作パネル上のボタンなどの入力デバイスから構成されている。
モニタ17は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスから構成されている。
スキャナ18は、原稿から画像データを読み取る読取デバイスである。
プリンタ19は、図示していない外部の装置からネットワークI/F部20を介して受信された印刷データの印刷ジョブや、図示していない外部のファクシミリ装置からファクシミリ通信部21を介して受信されたFAXの印刷ジョブや、スキャナ18によって読み取られた画像データの印刷ジョブなどの各種の印刷ジョブを印刷する印刷デバイスである。プリンタ19は、記憶部29に画像が入力済みの印刷ジョブを印刷するようになっている。
ネットワークI/F部20は、例えば、スキャナ18によって読み取られた画像データをLANを介して外部の装置に送信したり、プリンタ19で印刷されるための印刷データをLANを介して外部の装置から受信したりする。
ファクシミリ通信部21は、例えば、スキャナ18によって読み取られた画像データを通信回線を介して外部のファクシミリ装置にFAX送信したり、プリンタ19で印刷されるための画像データを通信回線を介して外部のファクシミリ装置からFAX受信したりする。
図2は、RAM13に記憶されている装置データを示す図である。
図2に示すように、RAM13は、複合機10の装置データを記憶するようになっている。RAM13は、装置データを装置データのカテゴリ毎に記憶するようになっている。
ここで、装置データのカテゴリには、例えば、複合機10の複数の機能に共通する設定データのカテゴリである「機器共通設定」カテゴリと、複合機10のコピー機能の設定データのカテゴリである「コピー用設定」カテゴリと、複合機10のプリンタ機能の設定データのカテゴリである「プリンタ用設定」カテゴリと、複合機10のFAX機能の設定データのカテゴリである「FAX用設定」カテゴリと、複合機10のネットワーク関連の設定データのカテゴリである「ネットワーク設定」カテゴリと、複合機10のカウンタ情報のカテゴリである「カウンタ情報」カテゴリと、複合機10の各種の履歴のカテゴリである「ログ情報」カテゴリとなどがある。
「機器共通設定」カテゴリには、例えば、給紙カセットの用紙サイズ、時刻などのデータが含まれている。「コピー用設定」カテゴリには、例えば、スキャナ18による画像の読み取りの解像度などのデータが含まれている。「プリンタ用設定」カテゴリには、例えば、プリンタ19によって印刷される文字のフォントなどのデータが含まれている。「FAX用設定」カテゴリには、例えば、自局番号などのデータが含まれている。「ネットワーク設定」カテゴリには、例えば、IP(Internet Protocol)アドレス、MAC(Media Access Control)アドレスなどのデータが含まれている。「カウンタ情報」カテゴリには、例えば、プリンタ19によって印刷された用紙の枚数などのデータが含まれている。「ログ情報」カテゴリには、例えば、プリンタ19によって印刷された印刷ジョブの履歴や、複合機10のエラーの履歴などのデータが含まれている。
図3は、EEPROM14に記憶されている装置データを示す図である。
図3に示すように、EEPROM14は、複合機10の電源が切れたときの予備として、RAM13に記憶されている装置データの複製を記憶するようになっている。EEPROM14も、RAM13と同様に、装置データを装置データのカテゴリ毎に記憶するようになっている。
EEPROM14は、変更された装置データである変更データが本来書き込まれるべき領域である本発明の本来領域としてのマスタープレーン14aと、変更データが仮に書き込まれる領域である本発明の仮領域としてのサブプレーン14bとをそれぞれ複数備えている。また、EEPROM14は、複数のマスタープレーン14aと、複数のサブプレーン14bとを管理するための管理情報14cが記憶されるようになっている。「機器共通設定」、「コピー用設定」、「プリンタ用設定」、「FAX用設定」、「ネットワーク設定」、「カウンタ情報」、「ログ情報」の各カテゴリの装置データは、それぞれマスタープレーン14aの1つずつに記憶されるようになっている。装置データがマスタープレーン14aに書き込まれるために生成される情報である書き込み用情報は、サブプレーン14bに記憶されるようになっている。なお、各サブプレーン14bは、何れのカテゴリの装置データの書き込み用情報も書き込み可能である。管理情報14cは、何れのカテゴリの装置情報が何れのマスタープレーン14aに書き込まれているかということや、何れの期間における何れのカテゴリの書き込み用情報が何れのサブプレーン14bに書き込まれているかということを管理している情報である。すなわち、EEPROM14は、制御部28による複数のサブプレーン14bへの変更データの書き込みの順番を管理情報14cによって記憶するようになっており、本発明の順番記憶手段を構成している。
なお、RAM13には、複数のマスタープレーン14aと、複数のサブプレーン14bとのそれぞれについて使用可能状態および使用中状態の何れか一方の状態が記録されるようになっている。使用可能状態とは、任意の処理によって使用されることができる状態のことである。使用中状態とは、特定の処理によって使用中であって、他の処理によって使用されることができない状態のことである。
次に、複合機10の動作について説明する。
なお、複合機10は、装置データが変更されたか否かの監視と、変更された装置データである変更データのEEPROM14への書き込みと、電源起動時の装置データの復旧とを装置データのカテゴリ毎に別々に行う。したがって、以下においては、説明の簡略のために、「機器共通設定」カテゴリの装置データのみについて説明する。
図4は、装置データが変更されたか否かを監視しているときの複合機10の動作のフローチャートである。
複合機10の制御部28は、タイマ15によって計られた時間に基づいて、所定の期間として一定の周期T毎の期間を把握している。この周期Tは、例えば1秒などである。図4に示すように、制御部28は、「機器共通設定」カテゴリの装置データが変更されたか否かを判断する(S41)。
制御部28は、「機器共通設定」カテゴリの装置データが変更されたとS41において判断すると、その都度、変更データをRAM13に書き込み(S42)、変更データを含む「機器共通設定」カテゴリの装置データ全体を現在の期間における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報としてRAM13上に保持した後(S43)、現在の期間が終了したか否かを判断する(S44)。一方、制御部28は、「機器共通設定」カテゴリの装置データが変更されていないとS41において判断すると、S42およびS43の処理を実行することなく、現在の期間が終了したか否かを判断する(S44)。制御部28は、現在の期間が終了していないとS44において判断すると、再度S41の処理に戻る。すなわち、制御部28は、同一の期間の間に「機器共通設定」カテゴリの装置データに複数回の変更があると、最新の変更データを含む「機器共通設定」カテゴリの装置データ全体を、現在の期間における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報としてRAM13上に保持する。
制御部28は、現在の期間が終了したとS44において判断すると、現在の期間における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報がRAM13上に保持されているか否かを判断する(S45)。
制御部28は、現在の期間における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報がRAM13上に保持されているとS45において判断すると、現在の期間における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報に基づいてEEPROM14への書き込みを開始し(S46)、次の期間の処理のために再度S41の処理に戻る。一方、制御部28は、現在の期間における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報がRAM13上に保持されていないとS45において判断すると、S46の処理を実行することなく、次の期間の処理のために再度S41の処理に戻る。このように、制御部28は、周期Tの期間にRAM13に変更データが書き込まれたときに、周期Tの期間にRAM13に書き込まれた変更データを含む書き込み用情報をEEPROM14に書き込む処理を周期Tの期間毎に行うようになっており、本発明の不揮発性メモリ書き込み手段を構成している。
図5は、図4に示す動作の具体例を示す図である。
図5に示すように、期間T1、T2、T3は、一定の周期T毎の期間である。
図5に示す具体例においては、制御部28は、期間T1において「機器共通設定」カテゴリの装置データに変更があると(S51)、変更データをRAM13に書き込むとともに(S42)、変更データを含む「機器共通設定」カテゴリの装置データ全体を期間T1における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報としてRAM13上に保持する(S43)。
そして、制御部28は、期間T1の終了時に、期間T1における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報がRAM13上に保持されているので、現在の期間における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報に基づいてEEPROM14への書き込みを開始する(S46)。すなわち、制御部28は、RAM13上に保持されている期間T1における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報に基づいてEEPROM14への書き込みを開始する(S52)。
次いで、図5に示す具体例においては、期間T2において「機器共通設定」カテゴリの装置データに変更がない。したがって、制御部28は、期間T2の終了時に、期間T2における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報がRAM13上に保持されていないので、期間T2における「機器共通設定」カテゴリの装置データのEEPROM14への書き込みを行わない(S53)。
制御部28は、期間T3において「機器共通設定」カテゴリの装置データに変更があると(S54)、変更データをRAM13に書き込むとともに(S42)、変更データを含む「機器共通設定」カテゴリの装置データ全体を期間T3における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報としてRAM13上に保持する(S43)。
次いで、制御部28は、期間T3において「機器共通設定」カテゴリの装置データに2度目の変更があると(S55)、変更データをRAM13に書き込むとともに(S42)、最新の変更データを含む「機器共通設定」カテゴリの装置データ全体を期間T3における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報としてRAM13上に保持する(S43)。
そして、制御部28は、期間T3の終了時に、期間T3における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報がRAM13上に保持されているので、現在の期間における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報に基づいてEEPROM14への書き込みを開始する(S46)。すなわち、制御部28は、RAM13上に保持されている期間T3における「機器共通設定」カテゴリの最新の書き込み用情報に基づいてEEPROM14への書き込みを開始する(S56)。
以上に説明したように、制御部28がEEPROM14へ書き込みを開始してから次に制御部28がEEPROM14へ書き込みを開始するまでの期間は、必ず周期Tの自然数倍となる。すなわち、制御部28は、最も頻繁にEEPROM14に書き込みを行う場合であっても、周期T毎にEEPROM14への書き込みを開始する。
図6は、変更データをEEPROM14へ書き込むときの複合機10の動作のフローチャートである。図4に示すS46において「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報に基づいてEEPROM14への書き込みを開始するということは、図6に示す処理を開始するということである。制御部28は、図6に示す処理を、図4に示す処理と同時に図4に示す処理とは独立して行う。また、制御部28は、複数の図6に示す処理を同時にそれぞれ独立して行うことができる。
図6に示す処理において、制御部28は、まず、「機器共通設定」カテゴリの装置データについて、使用中状態である未反映のサブプレーン14bが存在するか否かを判断する(S61)。ここで、未反映のサブプレーン14bとは、変更データがマスタープレーン14aに未だ反映されていないサブプレーン14bのことであり、本発明の未反映仮領域を構成している。
制御部28は、「機器共通設定」カテゴリの装置データについて、使用中状態である未反映のサブプレーン14bが存在しないとS61において判断すると、「機器共通設定」カテゴリの装置データが記憶されているマスタープレーン14aが使用可能状態であるか否かを判断する(S62)。
制御部28は、「機器共通設定」カテゴリの装置データが記憶されているマスタープレーン14aが使用可能状態であるとS62において判断すると、図7に示すマスタープレーン書き込み処理を実行する(S63)。このように、制御部28は、マスタープレーン14aに変更データを書き込むようになっており、本発明の本来領域書き込み手段を構成している。
図7は、図6に示すフローチャートにおけるマスタープレーン書き込み処理のフローチャートである。
図7に示すように、制御部28は、「機器共通設定」カテゴリのマスタープレーン14aを使用中状態に設定し(S80)、「機器共通設定」カテゴリのマスタープレーン14aの装置データ全体を書き込み前情報としてRAM13上に読み込む(S81)。
次いで、制御部28は、S81においてRAM13上に読み込んだ書き込み前情報と、RAM13上に記憶されている対象期間における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報とを比較してRAM13上に最終書き込み用情報を生成する(S82)。ここで、対象期間とは、図6に示す処理を開始する原因になった図4に示す書き込み用情報の期間のことである。例えば、図5において期間T1の終了時に開始された図6に示す処理の対象期間は期間T1であり、期間T3の終了時に開始された図6に示す処理の対象期間は期間T3である。また、最終書き込み用情報とは、マスタープレーン14aに変更データを書き込むために最低限必要なサイズのデータであり、書き込み対象の不揮発性メモリの最小書き込み単位によって決まる。例えば、不揮発性メモリの最小書き込み単位は、不揮発性メモリが本実施の形態のようにEEPROMである場合には1バイトであり、不揮発性メモリがFlash ROMである場合には1セクタである。
次いで、制御部28は、S82において生成したRAM14上の最終書き込み用情報を「機器共通設定」カテゴリのマスタープレーン14aの装置データに反映し(S83)、S81においてRAM13上に読み込んだ「機器共通設定」カテゴリの書き込み前情報と、RAM13上に記憶されている対象期間における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報と、S82において生成したRAM14上の「機器共通設定」カテゴリの最終書き込み用情報とを削除する(S84)。
最後に、制御部28は、「機器共通設定」カテゴリのマスタープレーン14aを使用可能状態に設定し(S85)、図7に示す処理を終了する。
図6に示すように、制御部28は、S63においてマスタープレーン書き込み処理を実行すると、図6に示す処理を終了する。
制御部28は、「機器共通設定」カテゴリの装置データについて、使用中状態である未反映のサブプレーン14bが存在するとS61において判断したとき、または、「機器共通設定」カテゴリの装置データが記憶されているマスタープレーン14aが使用中状態であるとS62において判断したとき、使用可能状態であるサブプレーン14bが存在するか否かを判断する(S64)。制御部28は、使用可能状態であるサブプレーン14bが存在しないとS64において判断すると、使用可能状態であるサブプレーン14bが存在すると判断するまで、S64の処理を実行し続ける。なお、複合機10は、使用可能状態であるサブプレーン14bが存在しないと制御部28がS64において判断することがないように、複合機10に搭載する不揮発性メモリの性能に応じて、周期Tの長さやサブプレーン14bの数が設計されている。
制御部28は、使用可能状態であるサブプレーン14bが存在するとS64において判断すると、使用可能状態であるサブプレーン14bの1つを使用中状態に設定して(S65)、RAM13上に記憶されている対象期間における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報を、S65において使用中状態に設定したサブプレーン14bに書き込む(S66)。このように、制御部28は、マスタープレーン14aへの変更データの書き込み中に新たな変更データをEEPROM14に書き込むとき(S62でNO)、サブプレーン14bに新たな変更データを書き込んだり(S66)、未反映のサブプレーン14bの存在中に新たな変更データをEEPROM14に書き込むとき(S61でYES)、未反映のサブプレーン14b以外のサブプレーン14bに新たな変更データを書き込んだり(S66)するようになっており、本発明の仮領域書き込み手段を構成している。なお、制御部28は、S66の処理において、書き込み用情報を書き込んだサブプレーン14bと、そのサブプレーン14bに書き込まれた書き込み用情報の対象期間およびカテゴリとの対応情報を管理情報14cに書き込む。
次いで、制御部28は、RAM13上に記憶されている対象期間における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報を削除して(S67)、「機器共通設定」カテゴリの装置データについて、使用中状態である順番が先の未反映のサブプレーン14bが存在するか否かを判断する(S68)。制御部28は、「機器共通設定」カテゴリの装置データについて、使用中状態である順番が先の未反映のサブプレーン14bが存在するとS68において判断すると、「機器共通設定」カテゴリの装置データについて、使用中状態である順番が先の未反映のサブプレーン14bが存在しないと判断するまで、S68の処理を実行し続ける。ここで、順番が先のサブプレーン14bとは、各カテゴリについて対象期間よりも前の期間における書き込み用情報が記憶されているサブプレーン14bのことである。
制御部28は、「機器共通設定」カテゴリの装置データについて、使用中状態である順番が先の未反映のサブプレーン14bが存在しないとS68において判断すると、「機器共通設定」カテゴリの装置データが記憶されているマスタープレーン14aが使用可能状態であるか否かを判断する(S69)。制御部28は、「機器共通設定」カテゴリの装置データが記憶されているマスタープレーン14aが使用中状態であるとS69において判断すると、「機器共通設定」カテゴリの装置データが記憶されているマスタープレーン14aが使用可能状態であると判断するまで、S69の処理を実行し続ける。
制御部28は、「機器共通設定」カテゴリの装置データが記憶されているマスタープレーン14aが使用可能状態であるとS69において判断すると、S66においてサブプレーン14bに書き込んだ対象期間における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報をRAM13上に読み込んで(S70)、図7に示すマスタープレーン書き込み処理を実行する(S71)。このように、制御部28は、対象期間における「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報が記憶されているサブプレーン14b(変更データをマスタープレーン14aに反映する対象のサブプレーン14b)より順番が先の未反映のサブプレーン14bが存在しなくなったときであって(S68)、マスタープレーン14aへの変更データの書き込みが完了したとき(S69)、対象のサブプレーン14bに書き込まれた書き込み用情報に含まれる変更データをマスタープレーン14aに反映する(S71)ようになっており、本発明の本来領域反映手段を構成している。
制御部28は、S71においてマスタープレーン書き込み処理を実行すると、S65において使用中状態に設定したサブプレーン14bを使用可能状態に設定し(S72)、図6に示す処理を終了する。なお、制御部28は、S72の処理において、使用可能状態に設定したサブプレーン14bと、そのサブプレーン14bに書き込まれていた書き込み用情報の対象期間およびカテゴリとの対応情報を管理情報14cから削除する。
以上に説明したように、制御部28は、マスタープレーン14aへの変更データの書き込み中に新たな変更データをEEPROM14に書き込むとき(S62でNO)、新たな変更データを含む書き込み用情報をサブプレーン14bに書き込むようになっている(S66)。そして、制御部28は、マスタープレーン14aへの変更データの書き込みが完了したとき(S69でYES)、サブプレーン14bに書き込まれた書き込み用情報に含まれる変更データをマスタープレーン14aに反映するようになっている(S71)。
また、制御部28は、未反映のサブプレーン14bの存在中に新たな変更データをEEPROM14に書き込むとき(S61でYES)、新たな変更データを含む書き込み用情報を未反映のサブプレーン14b以外のサブプレーン14bに書き込むようになっている(S66)。そして、制御部28は、順番が先の未反映のサブプレーン14bが存在しなくなり(S68でNO)、マスタープレーン14aへの変更データの書き込みが完了したとき(S69でYES)、サブプレーン14bに書き込まれた書き込み用情報に含まれる変更データをマスタープレーン14aに反映するようになっている(S71)。
図8は、電源起動時に装置データを復旧するときの複合機10の動作のフローチャートである。
複合機10の電源が起動すると、制御部28は、図8に示すように、「機器共通設定」カテゴリについて未反映のサブプレーン14bが存在するか否かを判断する(S91)。ここで、制御部28は、EEPROM14の管理情報14cの対応情報に基づいて、「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報を記憶しているサブプレーン14bが存在するときに、「機器共通設定」カテゴリについて未反映のサブプレーン14bが存在すると判断する。
制御部28は、「機器共通設定」カテゴリについて未反映のサブプレーン14bが存在しない、つまり、「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報を記憶しているサブプレーン14bが存在しないとS91において判断すると、「機器共通設定」カテゴリのマスタープレーン14aの装置データを、RAM13上の「機器共通設定」カテゴリの装置データとして読み込んで(S92)、図8に示す処理を終了する。
制御部28は、「機器共通設定」カテゴリについて未反映のサブプレーン14bが存在する、つまり、「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報を記憶しているサブプレーン14bが存在するとS91において判断すると、「機器共通設定」カテゴリについて順番が最後の未反映のサブプレーン14bから書き込み用情報をRAM13に読み込む(S93)。ここで、「機器共通設定」カテゴリについて順番が最後のサブプレーン14bとは、最新の「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報を記憶しているサブプレーン14bのことである。制御部28は、管理情報14cの対応情報に基づいて、「機器共通設定」カテゴリの書き込み用情報を記憶しているサブプレーン14bのうち最も対象期間が新しいサブプレーン14bを、順番が最後のサブプレーン14bとして特定することができる。
次いで、制御部28は、図7に示すマスタープレーン書き込み処理を実行し(S94)、「機器共通設定」カテゴリの全ての未反映のサブプレーン14bについて、そのサブプレーン14bに書き込まれていた書き込み用情報の対象期間およびカテゴリとの対応情報を管理情報14cから削除する(S95)。
最後に、制御部28は、S92の処理を行った後、図8に示す処理を終了する。このように、制御部28は、本発明の電源起動時反映手段を構成している。
以上に説明したように、複合機10は、周期Tの期間にRAM13に変更データが書き込まれたときにその期間にRAM13に書き込まれた変更データをEEPROM14に書き込む処理を期間毎に行うので、装置データに変更がある度にEEPROM14に変更データが書き込まれることを防止することができ、EEPROM14の書き込み回数を従来より減らすことができる。したがって、複合機10は、複合機10自体が製品寿命に達するよりも早期にEEPROM14の書き込み回数が書き込み可能回数に達してしまうということを防止することができる。例えば、複合機10は、RAM13上やEEPROM14のマスタープレーン14a上に記憶されている装置データを、ROM12上に記憶されている工場出荷時の装置データに戻すとき、工場出荷時の装置データの項目数が数千項目以上あったとしても、項目が戻される度にEEPROM14に書き込みを行うのではなく、周期Tの期間毎に纏めてEEPROM14に書き込みを行うので、EEPROM14への書き込み回数を効果的に抑えることができる。
また、複合機10は、複数のサブプレーン14bを備えているので、1つのサブプレーン14bのみを備えている構成と比較して、RAM13に書き込まれた変更データをEEPROM14に書き込む処理を行う間隔を短くすることができる。
また、複合機10は、EEPROM14が装置データを装置データのカテゴリ毎に記憶し、制御部28が装置データをカテゴリ毎に扱うので、装置データを装置データのカテゴリ毎に扱わない構成と比較して、周期Tの期間毎にEEPROM14に書き込む装置データの量を抑えることができる。
また、複合機10は、不揮発性メモリに書き込むために必要な時間や不揮発性メモリに書き込みができるタイミングなど、不揮発性メモリの性能に応じて、周期Tが調整可能である。したがって、複合機10の製造業者は、複合機10に搭載する不揮発性メモリの性能に応じて周期Tの長さを必要最小限の長さに調整することによって、複合機10の電源が突然切れたときに保存できていなかった変更データの量を最小限に抑えることができる。
また、複合機10は、マスタープレーン14aへの変更データの書き込み中に新たな変更データをサブプレーン14bに書き込むので、マスタープレーン14aへの変更データの書き込み中であっても新たな変更データをEEPROM14に書き込むことができる。同様に、複合機10は、サブプレーン14bへの変更データの書き込み中に新たな変更データを他のサブプレーン14bに書き込むので、サブプレーン14bへの変更データの書き込み中であっても新たな変更データをEEPROM14に書き込むことができる。
また、複合機10は、サブプレーン14bに書き込まれた変更データをマスタープレーン14aに反映するとき、順番が先の未反映のサブプレーン14bに書き込まれた変更データから必ず反映するので、マスタープレーン14aにおいて新しい変更データが古い変更データで上書きされるという不具合を防ぐことができる。
また、複合機10は、サブプレーン14bに書き込まれた変更データが複合機10の電源起動時にマスタープレーン14aに未だ反映されていないとき、サブプレーン14bに書き込まれた変更データを制御部28がRAM13に反映するので、サブプレーン14bに書き込まれた変更データがマスタープレーン14aに未だ反映されていないときに複合機10の電源が切れた場合であっても、サブプレーン14bに書き込まれた変更データを複合機10の電源起動時にRAM13に反映することができる。
特に、複合機10は、複合機10の電源起動時に未反映のサブプレーン14bが存在するとき、順番が最後の未反映のサブプレーン14bに書き込まれた変更データをRAM13に反映するので、複数の未反映のサブプレーン14bが存在するときに複合機10の電源が切れた場合、未反映のサブプレーン14bに書き込まれた変更データを複合機10の電源起動時に順番にRAM13に反映する構成と比較して、最新の未反映のサブプレーン14bに書き込まれた変更データを複合機10の電源起動時にRAM13に短時間で反映することができる。
なお、本発明の画像形成装置は、本実施の形態において複合機について説明しているが、コピー機、プリンタ、ファクシミリ機などの複合機以外の画像形成装置であっても良い。
また、本発明の不揮発性メモリは、本実施の形態においてEEPROMについて説明しているが、Flash ROMなどのEEPROM以外の不揮発性メモリであっても良い。
T1、T2、T3 期間(所定の期間)
10 複合機(画像形成装置)
13 RAM(揮発性メモリ)
14 EEPROM(不揮発性メモリ、順番記憶手段)
14a マスタープレーン(本来領域)
14b サブプレーン(仮領域、未反映仮領域)
28 制御部(不揮発性メモリ書き込み手段、本来領域書き込み手段、仮領域書き込み手段、本来領域反映手段、電源起動時反映手段)

Claims (2)

  1. 変更された装置データである変更データが都度書き込まれる揮発性メモリと、前記変更データが書き込まれる不揮発性メモリと、所定の期間に前記揮発性メモリに前記変更データが書き込まれたときに前記期間に前記揮発性メモリに書き込まれた前記変更データを前記不揮発性メモリに書き込む処理を前記期間毎に行う不揮発性メモリ書き込み手段とを備えており、
    前記不揮発性メモリは、前記変更データが本来書き込まれるべき領域である本来領域と、前記変更データが仮に書き込まれる領域である仮領域とを備えており、
    前記不揮発性メモリ書き込み手段は、前記本来領域に前記変更データを書き込む本来領域書き込み手段と、前記仮領域に前記変更データを書き込む仮領域書き込み手段と、前記仮領域に書き込まれた前記変更データを前記本来領域に反映する本来領域反映手段とを備えており、
    前記本来領域書き込み手段は、前記本来領域への前記変更データの書き込み中ではない場合に新たな前記変更データを前記不揮発性メモリに書き込むとき、前記本来領域に新たな前記変更データを書き込み、
    前記仮領域書き込み手段は、前記本来領域書き込み手段による前記本来領域への前記変更データの書き込み中に新たな前記変更データを前記不揮発性メモリに書き込むとき、前記仮領域に新たな前記変更データを書き込み、
    前記本来領域反映手段は、前記本来領域書き込み手段による前記本来領域への前記変更データの書き込みが完了したとき、前記仮領域書き込み手段によって前記仮領域に書き込まれた前記変更データを前記本来領域に反映する画像形成装置であって、
    前記不揮発性メモリは、前記仮領域を複数備えており、
    前記画像形成装置は、前記仮領域書き込み手段による複数の前記仮領域への前記変更データの書き込みの順番を記憶する順番記憶手段を備えており、
    前記仮領域書き込み手段は、前記変更データが前記本来領域に未だ反映されていない前記仮領域である未反映仮領域の存在中に新たな前記変更データを前記不揮発性メモリに書き込むとき、前記未反映仮領域以外の前記仮領域に新たな前記変更データを書き込み、
    前記本来領域反映手段は、前記変更データを前記本来領域に反映する対象の前記仮領域より前記順番が先の前記未反映仮領域が存在しなくなったとき、前記対象の仮領域に書き込まれた前記変更データを前記本来領域に反映し、
    前記画像形成装置は、前記画像形成装置の電源起動時に前記未反映仮領域が存在するとき、前記順番が最後の前記未反映仮領域に書き込まれた前記変更データを前記揮発性メモリに反映する電源起動時反映手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記揮発性メモリおよび前記不揮発性メモリは、前記装置データを前記装置データのカテゴリ毎に記憶し、
    前記不揮発性メモリ書き込み手段は、前記装置データを前記カテゴリ毎に扱うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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