JPH096688A - 不揮発性メモリへの記録方法 - Google Patents

不揮発性メモリへの記録方法

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JPH096688A
JPH096688A JP15168895A JP15168895A JPH096688A JP H096688 A JPH096688 A JP H096688A JP 15168895 A JP15168895 A JP 15168895A JP 15168895 A JP15168895 A JP 15168895A JP H096688 A JPH096688 A JP H096688A
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JP15168895A
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Yasuhiko Muramoto
本 安 彦 村
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像を取り扱う装置において、任意のタイミン
グで、すなわち突然電源が遮断されても、不揮発性メモ
リに書き込まれる、パラメータ情報や稼働情報やログデ
ータなどのシステムデータを壊して失うことがなく、書
き換える直前のデータを保障することができる不揮発性
メモリへの記録方法を提供する。 【構成】画像を取り扱う装置を稼動するシステム内の不
揮発性メモリの所定の領域にこの装置を動作するための
パラメータ情報およびログ情報を少なくとも含むデータ
を記録するに際し、前記不揮発性メモリ内の前記所定の
領域と異なる別の領域にバッファ領域と前記システムデ
ータの前記所定の領域への書き込み中であることを示す
フラグとを設け、先に、前記システムデータを前記バッ
ファ領域に書き込んだ後、前記フラグをセットし、前記
システムデータを前記所定の領域に書き込み、完了後前
記フラグをクリアすることにより、上記目的を達成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性メモリへの記
録方法に関し、特に画像読取装置、画像記録装置やその
他の画像処理装置等において、制御パラメータなどのパ
ラメータ情報や、装置の稼動ログ、エラーログ等のログ
データを含む稼動情報などのシステムデータなどを不揮
発性メモリに書き込む際の、データの保護あるいはデー
タの保存が可能な不揮発性メモリへの記録方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿台に載置された原稿の画
像の走査読取を行う画像読取装置と、走査読取された原
稿画像を前記走査読取に同期して副走査搬送される感光
材料に記録する画像記録装置と、画像記録された感光材
料を現像処理する感光材料処理装置とを備えた印刷製版
装置や複写装置等の各種の画像形成装置がよく用いられ
ている。このような画像形成装置において、画像読取装
置は、一次元方向に延在する光源、例えば蛍光灯、LE
Dアレイ等の光源を有する走査子を前記一次元方向と略
直交する方向に移動することにより、光源より射出され
た読取光を原稿台上の原稿の全面に二次元的に照射し、
その反射光を複数のミラーを用いて所定の方向に反射さ
せ、結像レンズを透過させ、所定位置に配置されたCC
D等の固体撮像素子に結像させ、この固体撮像素子によ
って光電変換して電気信号に変換し、原稿画像データを
例えば濃度信号として得ている。
【0003】こうして得られた原稿画像データは、上述
の印刷製版装置などの画像形成装置においては、画像処
理装置等によって補正処理、倍率変換、階調調整、鮮鋭
化処理等の、あらかじめ設定された画像形成条件に応じ
て様々な処理がなされた後、記録画像情報として画像記
録装置に伝送される。画像記録装置では、伝送された記
録画像情報に応じてレーザ等から射出される光ビームを
変調し、変調された光ビームをレゾナントスキャナ等の
光偏向器によって主走査方向に反射・偏向し、この光ビ
ームによって、主走査方向と略直交する副走査方向に一
定の速度で搬送される記録材料を2次元的に走査露光し
て、画像記録を行い、読み取った原稿画像の再生画像を
得ている。画像記録がなされた感光材料は、感光材料処
理装置に送られて感光材料の種類に応じた現像処理、例
えば感光材料が銀塩写真感光材料であれば現像、定着・
漂白、水洗等の湿式現像処理が施され、あるいは電子写
真感光材料であればトナー現像、定着等の現像処理が施
され、画像として出力される。
【0004】このようなそれぞれの処理を行う各装置に
おいては、良好な画像形成を行うために、各々の装置を
正確に作動させる必要があり、そのためには各装置は予
め適切な制御パラメータが設定されている必要がある。
例えば、画像読取装置では光源のシェーディング補正デ
ータや走査速度補正パラメータなど、画像処理装置では
階調補正パラメータなどの各種補正パラメータ、画像記
録装置では感光材料の種類や走査速度補正パラメータ、
感光材料処理装置では例えば現像、定着・漂白、水洗等
の各処理の時間データを始めとして、各装置の多くの制
御パラメータ情報は予め設定されている必要があるし、
続けて処理を行う場合にも前回の処理時の情報を使うの
がよい。また、各装置全体の稼働状態を正確に把握し、
必要に応じたメンテナンス、およびトラブルやエラーが
発生した際の迅速な処置および原因究明を施すために
は、各装置の稼働情報、例えば稼働ログ、エラーログな
どのログデータは各装置の、あるいは全装置に共通の、
不揮発性メモリに保存されている必要がある。
【0005】このため、画像読取装置、画像記録装置、
プリンター、複写装置、印刷製版装置、画像形成装置、
画像表示装置などの画像処理装置のように画像を取り扱
う装置のシステムにおいては、装置やそのシステムを動
作させるための制御パラメータ等のパラメータ情報、お
よび装置やシステムの稼動状態や履歴を把握し、監視
し、検査するための稼動ログやエラーログ等のログデー
タを含む稼動情報などのシステムデータをシステムの起
動時、データの入力や変更時あるいは装置の一連の動作
の完了時、(マルチウィンドウシステムやマルチタスク
システムでは画面やタスクの切替時)または随時もしく
は作動中一定時間毎に不揮発性メモリに書き込んでい
る。このようなシステムにおいては、上述のシステムデ
ータを不揮発性メモリに書き込んでいる最中に電源が遮
断されて、データが壊れるのを防止するために、シャッ
トダウン処理を行っていた。このシャットダウン処理に
よって上記システムデータの不揮発性メモリへの書き込
みが完了した後に自動的にシステム自体の電源が遮断さ
れるようになっていた。このため、オペレータが各装置
やそのシステムの電源を遮断したいときには、シャット
ダウン処理を行う必要があったし、さらに、システムの
電源が遮断されたことを確認して、装置全体の電源を遮
断する必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
システムの装置においては、電源遮断に際し、オペレー
タ(作業者)がシャットダウン処理の起動の操作を行う
手間がかかり、面倒であるという問題があった。また、
シャットダウン処理を行わずに電源の遮断をした場合
や、停電や電源の不意の故障などのトラブルによって突
然電源が遮断された場合に、システムデータが破壊され
る恐れがあるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消し、画像を取り扱う装置において、任意のタイミン
グで、すなわち突然電源が遮断されても、不揮発性メモ
リに書き込まれる、パラメータ情報や稼働情報などのシ
ステムデータを壊して失うことがなく、書き換える直前
のデータを保障することができる不揮発性メモリへの記
録方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、画像を取り扱う装置を稼動するシステム
内の不揮発性メモリの所定の領域にこの装置を動作する
ためのパラメータ情報およびログ情報を少なくとも含む
システムデータを記録するに際し、前記不揮発性メモリ
内の前記所定の領域と異なる別の領域にバッファ領域と
前記システムデータの前記所定の領域への書き込み中で
あることを示すフラグとを設け、先に、前記システムデ
ータを前記バッファ領域に書き込んだ後、前記フラグを
セットし、前記システムデータを前記所定の領域に書き
込み、完了後前記フラグをクリアすることを特徴とする
不揮発性メモリへの記録方法を提供するものである。
【0009】ここで、前記システムの起動時に前記フラ
グがセットされている場合には、前記バッファ領域に記
録されているシステムデータを前記所定の領域に書き込
み、完了後前記フラグをクリアするのが好ましい。
【0010】
【作用】本発明の不揮発性メモリへの記録方法は、画像
読取装置、画像記録装置(プリンタ等)およびその他の
画像処理装置などに適用できる方法であって、装置のシ
ステムに備えられた不揮発性メモリに書き込むべき、装
置の制御パラメータ等のパラメータ情報や、稼働ログ、
エラーログ等の稼働情報などのシステムデータを、不揮
発性メモリの所定の領域、すなわち本来の書き込むべき
領域に書き込む前に、不揮発性メモリの所定の領域と異
なる別の領域に設けられたバッファ領域に書き込み、こ
の書き込みが完了した後、不揮発性メモリに設けられた
フラグを書込中にセットして本来の所定の領域に書き込
み、この書き込みが終了した後、フラグをクリアする方
法である。このため、突然に電源が遮断された場合で
も、直前のデータを保障することができる。すなわち電
源の遮断がバッファ領域に書き込み中の場合には、たと
えバッファ領域のデータが壊れても所定の領域に記録さ
れているデータは無傷で保存されているし、電源の遮断
が所定の領域に書き込み中の場合には、たとえ所定の領
域のデータが壊れてもバッファ領域に記録されているデ
ータは無傷で保存されているので、直前のデータを保障
することができる。
【0011】また、本発明は、装置のシステムを立ち上
げる際に、フラグの状態が書き込み中にセットされたま
まである時、バッファ領域に書き込まれているデータを
本来の所定の領域に書き込み、この書き込みが終了した
後、フラグをクリアするので、たとえ本来の所定の領域
に書き込み中に電源が遮断された場合であっても、適切
な直前のデータを本来の所定の領域に書き込むことがで
きる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の不揮発性メモリへの記録方
法を添付の図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は、本発明の不揮発性メモリへの記録方法を
実施する画像読取装置であって、印刷製版装置に用いら
れる画像読取装置の模式図である。なお、以下の説明は
印刷製版装置に用いられる画像読取装置について行う
が、本発明はこれに限定はされず、画像を取り扱う装置
であればどのような装置であっても適用でき、例えば、
画像記録装置、画像表示装置、画像処理装置およびこれ
らを用いる複写装置やプリンタ等の各種の画像形成装置
にも適用可能である。
【0013】同図に示すように画像読取装置10は、写
真、印刷物等の通常の反射原稿のみならず、ネガ、リバ
ーサルフィルム等の透過原稿Gの画像も読み取ることの
できるものであって、基本的に、読取装置本体12と、
画像処理装置14と、読取装置本体12の上面に着脱自
在な原稿押さえ24および透過原稿ユニット16とから
なる。なお、原稿押さえ24は、原稿台22に載置され
た反射原稿の裏面を押圧するためのもので、図中破線で
示され、反射原稿の画像を読み取る時に用いられる。一
方、透過原稿ユニット16は、原稿台22に載置された
透過原稿を裏面から照射するためのもので、図中実線で
示され、透過原稿の画像を読み取る時に用いられる。こ
こで、図1は、透過原稿の画像を読み取るように、原稿
台22上から原稿押さえ24が取り外され、原稿台22
上には実線で示される透過原稿ユニット16が載置され
た状態を示す。
【0014】読取装置本体12は、基本的に、通常の反
射原稿用の読取装置と同様の構成を有するものであり、
反射原稿(または透過原稿)Gを載置する透明ガラス板
などからなる原稿台22と、反射原稿用の読取光源を構
成する一次元方向(主走査方向)に延在する長尺の2本
の蛍光灯26,26、反射原稿Gの反射光(または透過
原稿Gの透過光)を所定スリット幅および長さのスリッ
ト光として透過させるスリット28を有し、蛍光灯2
6,26を覆うケーシング29およびスリット28の直
下に配置され、反射光(または透過光)を略直角に反射
してその光路Lを副走査方向aに向ける第1ミラー30
から構成される光源ユニット31と、光路Lを逆方向b
に向ける第2ミラー32および第3ミラー34からなる
ミラーユニット35と、原稿画像を担持するスリット光
を結像させる結像レンズ36と、前記反射光の結像位置
に配置され、前記主走査方向1ラインの原稿画像を1ブ
ロックとして光電変換して画像濃度データSaとしてア
ナログ電気信号化するCCD38とを有する。
【0015】ここで光源ユニット31は、本発明の走査
子を構成するが、この光源ユニット31が原稿台22の
下面を副走査方向aまたはbに所定の副走査速度で走査
移動するとき、反射原稿Gからの反射光(透過原稿Gか
らの透過光)の光路LのCCD38までの光路長が等し
くなるように、ミラーユニット35は前記副走査速度の
1/2の速度で同じ副走査方向に移動する。図1に示す
装置においては、走査子である光源ユニット31は原稿
台22の左端側の所定の位置をホームポジション(基
点)とする。ここで光源ユニット31は基点(走査開始
点)から原稿台22の右端側の走査終了点まで矢印aで
示す副走査方向に移動する時、すなわち往路で予備走査
(プレスキャン)を行う。そして、走査子(光源ユニッ
ト31)は走査終了点で反転し、基点に戻るまでの間の
復路において、原稿または原稿中の有効画像領域(以
下、これを本走査範囲という)の本走査(本スキャン)
を行う。
【0016】また、読取装置本体12は、図2に示すよ
うに、走査子である光源ユニット31およびミラーユニ
ット35を、プレスキャンおよび本スキャンさらには透
過原稿ユニット16との光源同期の際において駆動する
駆動装置90を有する。駆動装置90は、駆動モータ9
2と、減速手段93と、ワイヤ駆動プーリ94と、ワイ
ヤ95aおよび95bと、ミラーユニット35の両端に
取り付けられる可動プーリ96aおよび96bと、複数
のアイドラ97aおよび97bとを有する。
【0017】駆動装置90においては、パルスモータ
(ステッピングモータ)などの駆動モータ92の回転を
ベルト伝動手段などの減速手段93によって減速してワ
イヤ駆動プーリ94に伝達する。図2中二点鎖線で示す
ワイヤ95aはその一端が図中右側でワイヤ96aにス
プリングを介して接続されるが、ここから、アイドラ9
7a、可動プーリ96a、アイドラ97(右側)、ワイ
ヤ駆動プーリ94、アイドラ97(左側)、光源ユニッ
ト31の固定端98a、可動プーリ96aに巻き掛けら
れ、ワイヤ95aの他端はワイヤ固定端99aに固定さ
れる。同様に図2中一点鎖線で示すワイヤ95bは、ワ
イヤ95aの接続側からアイドラ97b(右側)、可動
プーリ96b、アイドラ97b、アイドラ97(右
側)、ワイヤ駆動プーリ94、アイドラ97(左側)、
アイドラ97b(左側)、光源ユニット31の固定端9
8b、可動プーリ96bを経由してワイヤ固定端99b
に固定される。ここでワイヤ95a,95bはいずれも
ワイヤ駆動プーリ94に少なくとも1周巻き掛けられ、
ワイヤ駆動プーリ94の回転により、ワイヤ95a,9
5bを巻き取りまたは巻き戻して光源ユニット31を所
定の移動速度、例えば走査速度で移動し、同時にミラー
ユニット35をその1/2の速度で移動する。ここで、
プレスキャン、本スキャン時の光源ユニット31の移動
速度すなわち走査速度の変更は、モータ92自身の回転
速度を変えてもよいし、減速手段93によって回転速度
を変えてもよい。
【0018】CCD38は、主走査1ライン分の原稿画
像を光電変換して主走査1ライン分のアナログ画像デー
タ信号Saとして出力するラインセンサであり、これに
限定されず種々のラインセンサを用いることができる。
なお、CCD38によって読み取られる主走査方向1ラ
イン分のアナログ画像データSaは、スリット28の主
走査方向の長さ全域にわたる原稿台主走査方向有効範囲
のアナログ画像データであり、原稿Gの主走査方向の長
さがスリット28の長さより小さい場合には、原稿画像
データ以外の画像データ、例えば原稿押さえ24の裏面
のデータをも画像データとして含んでいる。
【0019】画像処理装置14は、CCD38から主走
査1ラインの画像データを読み取るタイミングを決める
主走査クロックφx を発生するクロック発生器40と、
主走査クロックφx に基づいてCCD38から読み込ま
れたアナログ画像データ信号Saをゲイン補正などのア
ナログ補正した後、デジタル信号としての画像データ信
号Sに変換するA/D変換器42と、この画像データ信
号Sを画像処理して最終的に網点画像信号として出力す
るとともに画像読取装置10の各部および全体の作動を
制御し、本発明の不揮発性メモリへの記録方法を実施す
る画像処理・制御部44と、読取装置本体12の駆動モ
ータ90および透過原稿ユニット16の駆動モータ11
8の駆動を制御するモータ制御部80と、読取装置本体
12の蛍光灯26、26および透過原稿ユニット16の
棒状光源106を制御する光源制御部82とからなる。
【0020】ここで、画像処理・制御部44は、クロッ
ク発生器40からの主走査クロック信号φx および副走
査クロック信号φy に基づき前記画像信号Sに対してC
CDのシェーディング補正や暗時補正などの補正を施し
た後、プレスキャン時には間引き処理して、種々の画像
処理、例えば原稿の端部検出を行い、あるいは自動濃度
測定を行う一方、本スキャン時には、対数変換処理、階
調変換処理、倍率変換処理、平滑化処理、鮮鋭化処理、
網掛処理等の画像処理などを施し、2値化された網点画
像信号Rとして画像記録装置等に出力する。また、画像
処理・制御部44は、モータ制御部80および光源制御
部82を介してプレスキャンおよび本スキャン時の読取
装置本体12の光源ユニット31や透過原稿ユニット1
6の透過原稿読取光源ユニット102の移動を制御する
とともに、光源ユニット31の蛍光灯26、26や光源
ユニット102の棒状光源106の光量調整や点灯制御
を行う。さらに、画像処理・制御部44は、後述する本
発明の不揮発性メモリへの記録方法を実施する。
【0021】図3は、図1の画像処理・制御部44の構
成を示したものである。この場合、画像処理・制御部4
4は、まず画像バスにより画像データが順次流れている
補正処理部50、倍率変換回路52、変換処理回路5
4、網点生成部56と、倍率変換回路52と変換処理回
路54との間の画像バスからCPUバスに接続されるラ
インメモリ58と、CPUバスにより情報のやり取りを
行っているCPU60、ROM62、RAM64とがあ
り、補正回路部50、倍率変換回路52、変換処理回路
54および網点生成部56と、CPU60、ROM62
およびRAM64とは、それぞれ接続されて種々の画像
処理が行われる。さらに、CPUバスにはモータ制御部
80と光源制御部82がそれぞれ接続され、プレスキャ
ンおよび本スキャンの制御を始めとして読取装置本体1
2および透過原稿ユニット16の作動制御が行われる。
【0022】補正回路部50は、前処理回路およびCC
D補正回路からなる。ここで前処理回路は、ラインセン
サ、増幅器およびA/D変換器などのアナログ素子の温
度ドリフトおよび電圧変動などのオフセット誤差の変動
に伴う雑音成分を、暗時のマスク画像信号を用いて、補
償するもので、例えば、暗時の画像信号レベルが複数の
走査ラインにわたって変動する場合に1ライン毎にオフ
セット誤差を補償し、信号を安定にするものである。ま
た、CCD補正回路は、固体撮像素子であるCCD38
の各画素毎のばらつきによる受光光量のゆらぎを(照明
光のゆらぎをも含めて)補正するシェーディング補正お
よび各画素毎の(光が入射していない時にも存在する)
ベースのゆらぎを補正する暗時補正などを行うもので、
各画素の受光信号をベースのそろった均一なものとす
る、例えば同じ原稿画像濃度であれば同じ画像データ
(画像信号)とするものである。
【0023】倍率変換回路52は、CCD38で読み取
られた主走査方向1ライン分の画像データを所定の拡大
倍率、縮小倍率などの画像形成倍率に応じた主走査方向
の画素密度に対応する画像信号に変換する回路であり、
前記主走査1ラインの画像データから所定の間引き率で
画像データを間引いて、1ラインの画像データを所要量
の画像データとすることのできる回路である。例えば、
倍率変換回路52ではプレスキャンにおいては、1ライ
ンの全入力画像データ7500画素を間引いて約1/3
0の250画素程度のデータ量としている。
【0024】ラインメモリ58は、必要に応じて実施さ
れる原稿やその有効画像領域などの本走査範囲の検出、
自動濃度測定などのためにプレスキャンにおいて読み取
った原稿台主走査方向有効範囲1ライン分の画像データ
を記憶するために必要なものであって、倍率変換回路5
2によって間引かれた1ライン分の画像データを記憶す
るためのメモリである。一旦、記憶された1ライン分の
画像データはこのラインメモリ58からCPU60によ
って読み出され、画像処理のための種々の演算処理に供
される。変換処理回路54は、画像信号を対数変換する
対数変換回路および階調特性(露光量−濃度特性)に対
応する画像信号に変換する階調変換回路などからなるも
ので、画像記録のため信号に変換するものである。
【0025】網点生成部56は、平滑化処理回路、鮮鋭
化処理回路および網点分解処理回路などからなり、平滑
化処理回路により、入力画像データと周辺画素データと
を平均化して、当該入力画像データをアンシャープ処理
し、画像データ信号中のノイズ低減を図り、平滑化画像
データを得て、鮮鋭化処理回路により、原画像データか
ら平滑化された平滑化画像データの定数倍を引きアンシ
ャープマスキングをして画像鮮鋭度を増し、画像の輪郭
強調などのエッジ強調を行い、鮮鋭化(シャープネス)
処理された画像濃度信号を得た後、網掛処理回路によ
り、鮮鋭化画像濃度信号から網点画像信号を作成するも
のである。この網点画像信号は、所要の角度および線数
に応じて画像濃度を面積変調するものであり、図示しな
い後段の画像記録装置等に出力される。
【0026】なお、図示例は網点画像を出力する印刷製
版装置に用いられる画像読取装置であるので、このよう
な網点生成部56を有するものであるが、本発明を通常
のプリンタや複写装置に用いる場合には、網点生成部5
6は不要であり、出力画像に応じた処理部を有する。
【0027】CPU60は、ROM62に記憶されてい
る制御シーケンスに従って、上述の補正処理回路部5
0、倍率変換回路52、変換処理回路54、網点生成部
56などの各回路の制御、および予めRAM64にメモ
リされている各種制御データおよびユーザが入力したデ
ータ、すなわち制御パラメータなどのパラメータ情報や
稼働ログなどのログデータからなる稼働情報などのシス
テムデータ、例えば主走査方向の有効画像領域データな
どを読み出して、画像処理に必要な種々の制御を行い、
さらにプレスキャンにおいてラインメモリ58から主走
査方向1ラインの画像データを読み出して、本走査範囲
の検出や自動濃度測定やその他必要な画像処理データの
測定などを行うものである。なおCPU60は、本発明
の不揮発性メモリへの記録方法を実施し、これらのシス
テムデータの、RAM64からの読み出し、RAM64
への書き込み、RAM64での更新を行うものである
が、その詳細については後述する。
【0028】また、CPU60は、RAM64から読み
だされた制御パラメータや稼動ログなどのログデータに
基づいてモータ制御部80を介して往路でのプレスキャ
ンにおける読取装置本体12の走査子である光源ユニッ
ト31およびミラーユニット35さらには光源ユニット
102の移動の制御や、復路における光源ユニット31
およびミラーユニット35さらには光源ユニット102
の移動パターンならびに光源制御部82を介して光源ユ
ニット31の蛍光灯26、26や光源ユニット102の
光源106の光量や点灯時間の設定や制御を行うもので
ある。なお、CPU60は、図示しない画像記録装置の
画像露光部での感光材料への露光速度と露光倍率に応じ
て設定される原稿画像の読取速度、すなわち前記露光速
度と同期した本走査速度を含む復路における走査子(光
源ユニット31)の速度パターンの設定と制御をも行っ
てもよいし、また、画像読取装置10全体の制御のみな
らず、印刷製版装置の全体の作動を制御するものであっ
てもよい。RAM64は、メインメモリであって、CP
U60が行う種々の設定や制御に必要なデータなどを格
納するメモリし、少なくとも一部は不揮発性メモリで構
成される。
【0029】一方、透過原稿ユニット16は、このよう
な読取装置本体12上で原稿台22を覆うようにして所
定の位置に位置決めされて載置され、図示しない手段で
読取装置本体12に接続される。このような透過原稿ユ
ニット16は、ハウジング100と、このハウジング1
00内に移動可能に配置される透過原稿読取光源ユニッ
ト(以下、光源ユニットという)102と、光源ユニッ
ト102の駆動手段104とから構成される。
【0030】光源ユニット102は、読取走査子である
光源ユニット31と同方向に延在する棒状ハロゲンラン
プ、蛍光灯等の棒状光源106と、棒状光源106から
射出される読取光を副走査方向の幅を規定して所定幅の
スリット光とするスリット108を有するケーシング1
10とから構成される。なお、棒状光源106は図示例
の1本には限定はされない。光源ユニット102の駆動
手段104は、光源ユニット102を固定するタイミン
グベルト112と、このタイミングベルト112を張架
するプーリ114および116と、図示しない減速手段
を介してプーリ116に係合するパルスモータ(ステッ
プモータ)等のモータ118とから構成される。
【0031】このような透過原稿ユニット16は、棒状
光源106を点灯して、駆動手段104によって光源ユ
ニット102を矢印aあるいはb方向に移動することに
よって、光源ユニット102(棒状光源106)からの
読取光によって透過原稿Gを2次元的に走査する。この
時、画像読取装置10では、透過原稿Gの読み取りに際
して、モータ制御部80により透過原稿ユニット16の
モータ118および光源ユニット31の駆動源である駆
動モータ92の位置および動作を制御するとともに、光
源制御部82により透過原稿ユニット16の棒状光源1
06および光源ユニット31の蛍光灯26、26の光量
および点灯タイミングを制御し、透過原稿ユニット16
の光源ユニット102と、読取装置本体12の光源ユニ
ット31との走査速度の同期、および走査開始位置の位
置合わせを行い、両者の相対的な位置を光軸が合った一
定状態に保ち、所定の光量での透過原稿Gの読み取りを
可能にしている。
【0032】このような画像読取装置10によって透過
原稿Gを読み取る際には、透過原稿Gが原稿台22の上
の所定の位置に載置され、ついで、透過原稿ユニット1
6が読取装置本体12上の所定の位置に配置される。露
光スタートの信号が入力されると、透過原稿ユニット1
6の棒状光源106が点灯する。この透過原稿Gの読み
取りの際には光源ユニット31に配置される蛍光灯2
6,26は点灯しない。棒状光源106が光源制御部8
2によって点灯されると、モータ制御部80によってモ
ータ118が回転を開始して光源ユニット102が矢印
a方向に移動を開始して透過原稿Gを上面より照射す
る。これと同期して図2に示すモータ92が回転を開始
し、光源ユニット31およびミラーユニット35が所定
のプレスキャン速度およびその1/2の速度で矢印aで
示される方向に移動を開始し、光源ユニット102と光
源ユニット31とは、副走査方向の位置を一致させた同
期した状態で移動して、原稿画像のプレスキャンが開始
される。
【0033】光源ユニット102から射出されて透過原
稿Gを透過して、光源ユニット31のスリット28を通
過したスリット状の光は、光源ユニット31の第1ミラ
ー30によって所定の方向に反射され、次いで、光源ユ
ニット31と同方向に1/2の速度で移動するミラーユ
ニット35の第2ミラー32および第3ミラー34によ
って所定の方向に反射されて光路Lを進行する。光路L
を進行してきた主走査方向に延在するスリット状の光
は、結像レンズ36によってCCD38上に結像し、C
CDセンサ38は主走査方向のスリット光を光電変換し
て1ライン分のアナログ画像データ信号Saを画像処理
装置14に送る。
【0034】画像処置装置14においては、アナログ画
像データ信号SaはA/D変換器42によってA/D変
換され、デジタル画像データ信号Sとして画像処理・制
御部44に送られる。画像処理・制御部44では、この
画像データ信号Sは補正処理回路部50で種々の補正が
施され、倍率変換回路52において所定の間引き率に従
って間引きされた後、所定データ量の主走査方向1ライ
ンの画像データがラインメモリ58にメモリされる。こ
の後CPU60は、ラインメモリ58にメモリされた画
像データを用いて、種々の画像処理、例えば、画像濃
度、後述する原稿の端部の検出などの本スキャン時に必
要となるあらゆるデータの算出、処理を行う。
【0035】このようなプレスキャンが終了すると、次
いで透過原稿Gの原稿画像を読み取るための本スキャン
が開始される。本スキャンにおいては、上述したプレス
キャン時と同様にして読取装置本体12によって主走査
1ライン分の画像データが読み取られ、画像処理装置1
4によって画像処理され、ラインメモリ58にメモリさ
れた後、再び読み出されて変換処理回路54によって階
調変換などを施され、網点生成回路56によって網掛処
理が施され、2値化網点画像信号Rとして画像記録装置
等に出力される。
【0036】なお、透過原稿Gではなく写真、印刷物等
の反射原稿Gを読み取る場合には、透過原稿ユニット1
6を取り外し、原稿押さえ24を取り付け、通常の画像
読取装置と同様に、原稿台22上の所定の位置に反射原
稿Gを載置して、原稿押さえ24で反射原稿Gを固定し
た後に、光源ユニット31の蛍光灯26,26を点灯し
て反射原稿Gを下面より照射し、反射原稿Gに反射され
た反射光を読み取ることにより反射原稿Gの原稿画像を
読み取る。
【0037】画像読取装置10は、基本的にこのように
構成されるものであるが、本発明においては、パラメー
タ情報や稼動情報などのシステムデータは、以下のよう
にして、画像処理装置14の画像処理・制御部44のR
AM64の不揮発性メモリにCPU60よって書き込ま
れる。本発明において、RAM64の不揮発性メモリに
は、これらのシステムデータを本来記憶しておくための
所定の領域と、これらのシステムデータをこの本来の所
定の領域に書き込む前に、書き込むための、所定の領域
とは異なる領域、例えばワークエリアに内のバッファ領
域と、これらのシステムデータが本来の所定の領域に書
き込み中であることを示すためのフラグとが少なくとも
設けられる。
【0038】なお、図1〜図3に示す画像読取装置10
において用いられるシステムデータとして、例えば、図
1においては光源ユニット31の蛍光灯26、26の蛍
光灯点灯時間ログおよびこの光源のシェーディング補
正データであり、図2においては走査子(光源ユニッ
ト31)を移動させるための駆動モータ92のスキャン
速度補正(副走査倍率補正)パラメータおよび原稿台
22における原点補正パラメータであり、図3におい
ては倍率変換回路52で用いる主走査倍率補正パラメー
タ、変換処理回路54で用いる階調補正パラメータ
およびCPU60に与えられるシステム(装置)の稼働
時間ログなどを代表的に挙げることができる。ここ
で、図3に示すように蛍光灯点灯時間ログは光源制御
部82に、シェーディング補正データは補正処理回路
50に、スキャン速度補正パラメータおよび原点補正
パラメータはモータ制御部80に与えられる。
【0039】これらのデータ〜は画像読取装置10
のシステムの起動時、これらのデータの入力時、変更時
および更新時、あるいは各装置または装置全体の一連の
動作の完了時、もしくはシステムの終了時や装置の停止
時に、または動作中一定時間毎に、不揮発性メモリの、
本来書き込まれるべき所定の領域に書き込まれるが、本
発明においては、以下のように記録する。
【0040】図4は、本発明のシステムデータの不揮発
性メモリへの記録方法の一例を示すフローチャートであ
る。同図に示すように、CPU60がRAM64の不揮
発性メモリにシステムデータ(パラメータ情報、稼動情
報)の書き込みを開始するにあたって、まず、CPU6
0は、不揮発性メモリのワークエリアのバッファ領域に
本来書き込むシステムデータ、このデータのアドレスお
よびサイズを書き込む。このバッファ領域への書き込み
が完了したのち、次いで、データ書き込み中であること
を示すフラグをセット(ON)し、同一のシステムデー
タを本来書き込むべき所定の領域に書き込む。この本来
の領域への書き込みが完了した後、たてていたフラグを
クリア(OFF)して、システムデータの書き込みを終
了する。
【0041】このような書き込みを行うことにより、た
とえ、ワーク領域内のバッファ領域へのシステムデータ
の書き込み中に、停電などによって電源が落ち、あるい
はオペレータやユーザが誤って電源を落として、突然電
源が遮断されても、この場合には、このバッファ領域へ
のシステムデータの書き込みはなかったものとして、本
来の所定の領域に書き込まれていたシステムデータはそ
のまま保存されるので必要なシステムデータを失うこと
がない。従って、この場合には、データを書き換える直
前のシステムデータが保障されることになる。
【0042】一方、たとえ、本来の所定の領域へのシス
テムデータの書き込み中に、停電などによって、あるい
はオペレータやユーザが誤って電源を落として突然電源
が遮断された場合であっても、そして本来の所定の領域
に書き込み中のシステムデータが破壊された場合であっ
ても、書き込まれるべきシステムデータはRAM64の
不揮発性メモリのバッファ領域にも格納され、保存され
ているので必要なシステムデータを失うことがない。そ
して、再び電源が投入された時にワーク領域内のバッフ
ァ領域から本来の所定の領域にシステムデータのデータ
書き込みを再実行して、システムデータのコピーを行う
ことにより、データを書き換える直前のシステムデータ
を保障することができる。
【0043】この不揮発性メモリのバッッファ領域から
本来の所定の領域へのシステムデータの書き換え(コピ
ー)は、図5に示すフローに従って行うのが好ましい。
まず、システムが立ち上がると、CPU60は、RAM
64の不揮発性メモリ内のシステムデータの書き込み中
を示すフラグを読み出し、フラグがセット(ON)さて
いれば、ワークエリアのバッファ領域からシステムデー
タ、データアドレスおよびサイズを読み出し、このデー
タアドレスおよびサイズを基に、読み出したシステムデ
ータを本来の所定の領域に書き込んで、システムデータ
のコピーを行う。そしてこのシステムデータの書き込
み、すなわちコピーが完了すると、CPU60は、書き
込み中フラグをクリア(OFF)する。こうして必要な
システムデータの所定の領域への書き込みを終了する。
従って、オペレータ(作業者)は、装置やそのシステム
の電源遮断の前に、シャットダウン処理を行う必要がな
く、装置やそのシステムの電源遮断のタイミングを意識
する必要がなく、何時でも必要な時に電源を遮断するこ
とができる。なお、シャットダウン処理をして電源遮断
を行ってもよいことは勿論である
【0044】なお、上記の説明では、印刷製版装置の画
像読取装置を用い、システムデータとして上記の〜
のデータを代表例として挙げたが、本発明はこれに限定
されるわけではなく、画像を取り扱う装置やそのシステ
ムを作動し、その稼動状態を把握し、検査し、エラーを
検出し、メンテナンスを行い、調整するのに必要な制御
パラメータ、稼動ログ、エラーログなどのパラメータ情
報、稼動情報であればどのようなものでもよい。例え
ば、本出願人に係る特開平5−8365号公報に開示さ
れた製版装置におけるシステム稼働時間、スキャナ稼働
時間、カッター使用回数、読取り長さ、書込み長さ、使
用倍率、露光総回数、フイルム露光回数、ペーパー露光
回数、SCSI使用回数、自動濃度測定回数、カーブ使
用回数、スクリーン、線画、縦万線、横万線、砂目、ポ
スタリゼーション、ポスタリゼーションステップ、エッ
ジ、エラー回数、などの稼動ログや制御パラメータ、ジ
ャミングの発生やシェーディング補正エラー、白色基準
板の読取エラー、メモリエラー、読取光源光量エラー、
露光光源光量エラー、カット不良エラーなどのような読
取、露光、製版条件エラーに関するエラーの内容を示す
エラーコード、エラー別情報や、エラー発生時の状態を
示すエラー発生の日付・時間、エラー発生時の読取条
件、露光条件や製版条件などのエラーログデータなどを
挙げることができる。
【0045】以上、本発明の不揮発性メモリへの記録方
法について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限
定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、
各種の改良および変更を行ってもよいのはもちろんであ
る。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の不
揮発性メモリへの記録方法によれば、オペレータ(作業
者)が、装置やそのシステムの電源遮断の前に、シャッ
トダウン処理を行う手間をかける必要がなく、装置やそ
のシステムの電源遮断のタイミングを意識する必要がな
く、何時でも必要な時に電源を遮断することができる。
また、本発明によれば、オペレータやユーザが誤って電
源を遮断してしまった場合や、停電時のトラブルで突然
電源が遮断された場合でも、必要なパラメータ情報や稼
動情報などのシステムデータを保障することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る不揮発性メモリへの記録方法を
実施する印刷製版装置用の画像読取装置の一実施例の模
式図である。
【図2】 図1に示す画像読取装置の画像読取装置の模
式的上面図である。
【図3】 図1に示す画像読取装置の画像処理・制御部
のブロック図である。
【図4】 本発明の不揮発性メモリへの記録方法を一実
施例を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の不揮発性メモリへの記録方法を他の
実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 画像読取装置 12 読取装置本体 14 画像処理装置 16 透過原稿ユニット 22 原稿台 24 原稿押さえ 26 蛍光灯 28,108 スリット 30,32,34 ミラー 31 光源ユニット(走査
子) 35 ミラーユニット 36 結像レンズ 38 CCD 44 画像処理・制御部 50 補正処理部 52 倍率変換回路 54 変換処理回路 56 網点生成部 58 ラインメモリ 60 CPU 62 ROM 64 RAM 80 モータ制御部 82 光源制御部 90 駆動装置 92 モータ 93 減速手段 94 ワイヤ駆動プーリ 95a,95b ワイヤ 96a,96b 可動プー
リ 97,97a,97b アイドラ 98a,98b 固定端 99a,99b ワイヤ固
定端 100 ハウジング 102 透過原稿読取光源
ユニット 104 駆動装置 106 棒状光源 110 ケーシング 112 タイミングベルト 114,116 プーリ 118 モータ a プレスキャン方向 b 本スキャン方向 G 原稿

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を取り扱う装置を稼動するシステム内
    の不揮発性メモリの所定の領域にこの装置を動作するた
    めのパラメータ情報およびログ情報を少なくとも含むシ
    ステムデータを記録するに際し、 前記不揮発性メモリ内の前記所定の領域と異なる別の領
    域にバッファ領域と前記システムデータの前記所定の領
    域への書き込み中であることを示すフラグとを設け、 先に、前記システムデータを前記バッファ領域に書き込
    んだ後、 前記フラグをセットし、前記システムデータを前記所定
    の領域に書き込み、完了後前記フラグをクリアすること
    を特徴とする不揮発性メモリへの記録方法。
  2. 【請求項2】前記システムの起動時に前記フラグがセッ
    トされている場合には、前記バッファ領域に記録されて
    いるシステムデータを前記所定の領域に書き込み、完了
    後前記フラグをクリアする請求項1に記載の不揮発性メ
    モリへの記録方法。
JP15168895A 1995-06-19 1995-06-19 不揮発性メモリへの記録方法 Withdrawn JPH096688A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011138266A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置および不揮発性メモリ書き込み方法
JP5679383B2 (ja) * 2011-06-09 2015-03-04 Necディスプレイソリューションズ株式会社 電子機器、電源操作ログ記録方法およびプログラム

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US9135541B2 (en) 2009-12-28 2015-09-15 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus and nonvolatile memory writing method
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