JP5679383B2 - 電子機器、電源操作ログ記録方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器、電源操作ログ記録方法および記録媒体に関し、特には、フラッシュメモリに外部電源との接続に関するログを記録する電子機器、電源操作ログ記録方法および記録媒体に関する。
利用者が電子機器に対して行った操作の履歴を記録し、その履歴に応じて電子機器を制御する技術が、特許文献1に記載されている。具体的には、特許文献1に記載の技術は、利用者にて電源投入操作が行われた時刻の履歴(以下「電源操作履歴」と称する)を記録し、電源操作履歴に基づいて次回の電源投入の予測時刻を算出し、次回の電源投入の予測時刻に電源を自動的に投入する技術である。
特許文献2には、電源操作履歴を記憶する記憶手段として、不揮発性メモリを用いた放送受信装置が記載されている。
また、不揮発性メモリとしては、フラッシュメモリが一般的に知られている(特許文献3参照)。
フラッシュメモリでのデータ書込みシーケンスでは、まず、複数のセルからなるセクタ内のすべてのデータが消去され(例えば、セクタ内のデータがすべて“1”にされる)、その後、そのセクタ内のセルのうち、データ書き込みが必要なセルにデータ(例えばデータ“0”)が書き込まれる。
なお、フラッシュメモリでのデータ書込みシーケンスで、最初に、セクタ内のすべてのデータが消去される理由は、以下のとおりである。
フラッシュメモリでのデータの書込みは、セル単位で行うことができるが、この書込みでは、データ“1”と“0”のうちいずれか一方(例えば“0”のデータ)しか書き込めない。
一方、フラッシュメモリ内のデータを消去する処理は、セルのデータを、書込みができないデータ(例えば“1”のデータ)に設定する処理であり、この処理は、セル単位で実行することはできず、セクタ単位で実行される。
このため、データの書込みの前に、セクタ内のすべてのデータを、書込みができないデータ(例えば、“1”のデータ)に設定するデータ消去処理が行われる。
特開2005−191815号公報 特開2009−88737号公報 特開平11−353241号公報
特許文献3に記載のように、フラッシュメモリでは、セクタ内のデータの消去に時間がかかることが知られている。このため、通常の書込みシーケンスにおいては、書込み対象となるセクタ(以下「対象セクタ」と称する)がたとえ1つでも、書込みシーケンス全体の処理時間が長くなる。
一方、外部電源が接続されると、必要最低限のハードウェアおよびソフトウェアだけが動作するスタンバイ状態となる電子機器が知られている。この電子機器では、スタンバイ状態に遷移した直後に利用者が誤って外部電源を遮断する、あるいは、利用者が何らかの理由で故意に外部電源を遮断することが想定される。
このため、外部電源が接続された直後のスタンバイ状態時に、通常の書込みシーケンスでフラッシュメモリに電源操作に関する履歴を書き込む処理が開始された状況下で、利用者が誤って外部電源を遮断する、あるいは、利用者が何らかの理由で故意に外部電源を遮断することも想定される。この場合、書込みシーケンスの途中で電源が遮断される。
書込みシーケンスの途中で電源が遮断されると、フラッシュメモリへの電源操作に関する履歴の書込みが中断されて電源操作の履歴が不完全な状態となる、あるいは、フラッシュメモリ内の一部のデータが破壊される恐れがあるという課題がある。
本発明の目的は、上記課題を解決可能な電子機器、電源操作ログ記録方法および記録媒体を提供することである。
本発明の電子機器は、外部電源との接続に関するログを記録する電子機器であって、
初期状態でデータが消去されている所定セクタと、前記所定セクタとは異なる特定セクタと、を有するフラッシュメモリと、
画像を投射する動作またはデジタル放送を受信する動作を行う動作部と、
前記外部電源と接続されると、前記動作部の動作が停止しているスタンバイ状態に前記電子機器が遷移し、前記スタンバイ状態において前記動作部の動作が行われている電源オン状態にする旨の電源オン指示を受け付けると、前記電子機器を前記電源オン状態に遷移させ、前記外部電源と接続されると、前記所定セクタ内のデータを消去することなく、前記所定セクタのうちデータが消去済みの領域に前記ログを表すデータを記録し、前記電源オン指示を受け付ける前に前記外部電源と遮断された後、再び前記外部電源と接続された再接続状態の場合、前記所定セクタ内のデータを消去することなく、前記ログを表すデータを記録した前記所定のセクタと同じセクタのうちデータが消去済みの領域に新しい前記ログを表すデータを記録する記録手段と、を含む。
本発明の電源操作ログ記録方法は、初期状態でデータが消去されている所定セクタを有するフラッシュメモリと、画像を投射する動作またはデジタル放送を受信する動作を行う動作部と、を含む電子機器での電源操作ログ記録方法であって、
外部電源と接続されると、前記動作部の動作が停止しているスタンバイ状態に前記電子機器が遷移し、前記スタンバイ状態において前記動作部の動作が行われている電源オン状態にする旨の電源オン指示を受け付けると、前記電子機器を前記電源オン状態に遷移させ、前記外部電源と接続されると、前記所定セクタ内のデータを消去することなく、前記所定セクタのうちデータが消去済みの領域に前記外部電源との接続に関するログを表すデータを記録し、前記電源オン指示を受け付ける前に前記外部電源と遮断された後、再び前記外部電源と接続された再接続状態の場合、前記所定セクタ内のデータを消去することなく、前記ログを表すデータを記録した前記所定のセクタと同じセクタのうちデータが消去済みの領域に新しい前記ログを表すデータを記録する。
本発明のプログラムは、初期状態でデータが消去されている所定セクタを有するフラッシュメモリと、画像を投射する動作またはデジタル放送を受信する動作を行う動作部と、に接続されたコンピュータに、
外部電源と接続されると、前記動作部の動作が停止しているスタンバイ状態に前記コンピュータが遷移し、前記スタンバイ状態において前記動作部の動作が行われている電源オン状態にする旨の電源オン指示を受け付けると、前記コンピュータを前記電源オン状態に遷移させ、前記外部電源と接続されると、前記所定セクタ内のデータを消去することなく、前記所定セクタのうちデータが消去済みの領域に前記外部電源との接続に関するログを表すデータを記録し、前記電源オン指示を受け付ける前に前記外部電源と遮断された後、再び前記外部電源と接続された再接続状態の場合、前記所定セクタ内のデータを消去することなく、前記ログを表すデータを記録した前記所定のセクタと同じセクタのうちデータが消去済みの領域に新しい前記ログを表すデータを記録する手順を実行させる。
本発明によれば、電源操作ログの記録が正確に行われない確率を低くすることが可能になる。
本発明の一実施形態の電子機器1を示したブロック図である。 NOR型フラッシュメモリ1aのセクタ構成を説明するための図である。 電子機器1の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態の電子機器について説明する。
図1は、本発明の一実施形態の電子機器1を示したブロック図である。
図1において、電子機器1は、NOR型フラッシュメモリ1aと、記録部1bと、動作部1cと、を含む。
NOR型フラッシュメモリ1aは、フラッシュメモリの一例である。
図2は、NOR型フラッシュメモリ1aのセクタ構成を説明するための図である。
図2において、NOR型フラッシュメモリ1aは、データ消去単位であるセクタを複数有する。複数のセクタは、仮領域セクタ11と本領域セクタ12とを含む。
仮領域セクタ11は、一般的に所定セクタと呼ぶことができる。仮領域セクタ11内のデータは、初期状態(例えば、工場出荷時の初期状態)ですべて消去されすべて“1”になっている。本領域セクタ12は、一般的に特定セクタと呼ぶことができる。
記録部1bは、一般的に記録手段と呼ぶことができる。
記録部1bは、商用電源等の外部電源と接続するごとに、仮領域セクタ11内のデータを消去することなく、仮領域セクタ11のうちデータが消去済みの領域に、外部電源との接続に関するログを表すデータを記録する。以下、「外部電源との接続に関するログ」を単に「ログ」と称し、「ログを表すデータ」を単に「ログデータ」と称する。
また、記録部1bは、電子機器1を電源オン状態にする旨の電源オン指示を外部電源と接続した状態で受け付けた場合に、仮領域セクタ11内のログデータを本領域セクタ12に記録し、その後、仮領域セクタ11内のログデータを消去する。
記録部1bは、電源プラグ1b1と、入力部1b2と、処理部1b3と、を含む。
電源プラグ1b1は、外部電源のコンセント(不図示)と接続する。入力部1b2は、例えば、電源オンボタンであり、利用者からの電源オン指示および電源オフ指示を受け付ける。
処理部1b3は、電源プラグ1b1が外部電源と接続すると、電源プラグ1b1を介して電源電圧を受け付ける。処理部1b3は、電源電圧を受け付けると動作を開始する。
処理部1b3は、電源プラグ1b1が外部電源と接続するごとに、仮領域セクタ11内のデータを消去することなく、仮領域セクタ11のうちデータが消去済みの領域に、ログデータを記録する。
また、処理部1b3は、電源電圧を受け付けている状況で、入力部1b2が電源オン指示を受け付けた場合に、仮領域セクタ11内のログデータを本領域セクタ12に記録し、その後、仮領域セクタ11内のログデータを消去する。また、処理部1b3は、電源電圧を受け付けている状況で、入力部1b2が電源オン指示を受け付けた場合に、動作部1cに電源電圧を供給して動作部1cを起動する。
処理部1b3は、RTC(Real Time Clock)1b3aと、制御部1b3bと、を含む。
RTC1b3aは、日時を表す時刻データを出力する。
制御部1b3bは、記録部1b全体の動作を制御し、また、動作部1cを制御する。
動作部1cは、電源電圧を受け付けると起動する。動作部1cは、電子機器1を特徴づける動作を行う。例えば、電子機器1がプロジェクタである場合には、動作部1cは、画像を投写する。また、電子機器1がデジタル放送受信装置である場合には、動作部1cは、デジタル放送を受信する。
次に、電子機器1の動作を説明する。
図3は、電子機器1の動作を説明するためのフローチャートである。
利用者が電源プラグ1b1を外部電源のコンセントに接続すると、処理部1b3に電源電圧が供給される。処理部1b3に電源電圧が供給されると、電子機器1の状態は、電源未投入の状態から、必要最低限のハードウェアおよびソフトウェアだけが動作するスタンバイ状態に遷移する。
スタンバイ状態になると、処理部1b3が動作を開始し、処理部1b3内の制御部1b3bは、外部電源と接続したと判断する(ステップS301)。
続いて、制御部1b3bは、RTC1b3aから時刻データを取得する(ステップS302)。
続いて、制御部1b3bは、RTC1b3aからの時刻データが表す日時を示したタイムスタンプデータを生成する。続いて、制御部1b3bは、タイムスタンプデータに、電源投入操作が行われたことを定義するメッセージ(例えば、「電源投入操作有り」というメッセージ)を加えて電源投入操作ログを表すデータを生成する。なお、電源投入操作ログを表すデータは、ログデータの一例である。以下では「電源投入操作ログを表すデータ」を「ログデータ」と称する。続いて、制御部1b3bは、ログデータを、仮領域セクタ11のうちデータが消去済みの領域に書込み保存する(ステップS303)。
なお、制御部1b3bは、仮領域セクタ11へのログデータの書込みでは、仮領域セクタ11内のデータの消去(仮領域セクタ11内のデータをすべて“1”にする動作)は行わず、必要なセルのビットデータを“1”から“0”にするデータ書込みを行う。
仮領域セクタ11に書き込まれるログデータのフォーマットは、本領域セクタ12に書き込まれるログデータのフォーマットと同じである必要はなく、例えば、本領域セクタ12に書き込まれるログデータの冗長部が部分的に除去されたフォーマットが、仮領域セクタ11に書き込まれるログデータのフォーマットとして用いられてもよい。
スタンバイ状態中に、利用者が電源プラグ1b1を一旦外部電源のコンセントから抜くと、処理部1b3への電源電圧の供給が遮断し(ステップS304)、電子機器1の状態は、電源未投入の状態になる。
その後、再び、利用者が電源プラグ1b1を外部電源のコンセントに接続すると(ステップS301)、ステップS302およびS303が実行される。
なお、ステップS303では、制御部1b3bは、先に仮領域セクタ11に保存されているログデータに続けて新しいログデータを付け加えるように、新しいログデータを書き込む。
ステップS303で、制御部1b3bが、仮領域セクタ11内のログデータを削除することなく、新しいログデータを、仮領域セクタ11のうちデータが消去済みの領域に追加記録する結果、ステップS303での仮領域セクタ11へのデータ書込みの所要時間は、例えば、マイクロ秒オーダーという短時間になる。
このため、利用者による故意または不注意のよる電源遮断行為に起因するデータ書込みの中断、あるいはNOR型フラッシュメモリでのデータ破壊といったリスクを小さくすることが可能になる。
なお、スタンバイ状態は、外部電源との接続が維持されている状況では、利用者が入力部1b2を操作して電源オン指示(図3では「PowerOn要求」として示してある)を入力するまで維持される。
スタンバイ状態で入力部1b2が操作されて電源オン指示が受け付けられると(ステップS305)、制御部1b3bは、動作部1cに電源電圧を供給して、電子機器1の状態を電源オン(PowerOn)状態にする手続き(起動)を開始する(ステップS306)。
起動が完了し電子機器1が電源オン状態に完全に遷移すると(ステップS307)、制御部1b3bは、仮領域セクタ11に保存されているすべてのログデータを、本領域セクタ12に記録する(ステップS308)。
本実施形態では、ステップS308において、制御部1b3bは、まず、本領域セクタ12に既に保存されているログデータと、仮領域セクタ11に保存されているログデータと、を読み出す。その後、制御部1b3bは、本領域セクタ12内のログデータの消去(本領域セクタ12内のすべてのデータを“1”にする処理)を行う。その後、制御部1b3bは、読み出されたログデータを、タイムスタンプデータに示された日時をベースにソートし、そのソート結果を本領域セクタ12に書き込む。
続いて、制御部1b3bは、仮領域セクタ11内のすべてのデータの消去(仮領域セクタ11内のすべてのデータを“1”にする処理)を行う(ステップS309)。
続いて、電源オン状態で入力部1b2が操作されることで電源オフ指示(図3では「PowerOff要求」として示してある)が受け付けられると(ステップS310)、制御部1b3bは、動作部1cの動作を停止する処理(図3では「PowerOff手続き」として示してある)を実行する。
制御部1b3bは、動作部1cの動作を停止する処理(ステップS311)が完了すると、動作部1cへの電源供給を停止し、電子機器1の状態をスタンバイ状態にし、処理をステップS304に戻す。
なお、ステップS304は、電子機器1がスタンバイ状態であるとき、利用者はいつでも電子機器1の電源を遮断できることを示している。
本実施形態では、「セクタ内のデータを消去(セクタ内のすべてのデータを“1”にする処理)をしなくても、ビットデータ“1”を“0”に書換えることが可能である」というNOR型フラッシュメモリの特性を利用することで、NOR型フラッシュメモリ1aを搭載した電子機器1において、電源投入操作ログを高速でNOR型フラッシュメモリ1aに書込み保存することが可能になる。
本実施形態によれば、NOR型フラッシュメモリ1a内の仮領域セクタ11は、初期状態でデータが消去されており、記録部1bは、外部電源と接続するごとに、仮領域セクタ11内のデータを消去することなく、仮領域セクタ11のうちデータが消去済みの領域にログデータを記録する。そして、記録部1bは、仮領域セクタ11内のログデータを本領域セクタ12に記録した後に、仮領域セクタ11内のログデータを消去する。
記録部1bは、ログデータを記録する際に、仮領域セクタ11内のデータを消去する消去処理を行わないため、消去処理を伴ってログデータを記録する場合に比べて、ログデータの記録に要する時間を短くすることが可能になる。
よって、ログデータの記録中に、利用者の操作に応じて電子機器1への電源電圧の供給が遮断されて、ログデータの記録が中断する、あるいはNOR型フラッシュメモリ1a内のデータが破壊されるといったリスクを小さくすることが可能になる。また、仮領域セクタ11内のログデータは、本領域セクタ12に記録した後に消去される。このため、仮領域セクタ11がログデータで満たされてログデータを記録できなくなる状況を回避可能となる。この効果は、NOR型フラッシュメモリ1aと記録部1bからなる電子機器でも奏する。
また、本実施形態によれば、記録部1bは、外部電源と接続した状態で電源オン指示を受け付けた場合に、仮領域セクタ11内のログデータを本領域セクタ12に記録し、その後、仮領域セクタ11内のログデータを消去する。
電源オン指示が受け付けられた状況では、利用者は、電子機器1を利用する可能性が高く、電子機器1への電源電圧の供給が急に遮断される可能性は低い。このため、記録部1bは、電子機器1への電源電圧の供給が急に遮断される可能性が低い時期に、仮領域セクタ11内のログデータを本領域セクタ12に記録し、その後、仮領域セクタ11内のログデータを消去するという、時間のかかる一連の動作を行うことになる。よって、時間のかかる一連の動作が、電子機器1への電源電圧の供給が急に遮断されることによって中断される可能性を低くできる。
なお、上記実施形態では、電子機器1として、スタンバイ状態を有する電子機器を用いたが、電子機器1は、スタンバイ状態を有さない電子機器でもよい。この場合、制御部1b3bは、電源プラグ1b1が外部電源のコンセントに接続されて電源プラグ1b1から電源電圧を受け付けたときに、仮領域セクタ11のうちデータが消去済みの領域に、ログデータを記録する。
また、処理部1b3は、コンピュータにて実現されてもよい。この場合、コンピュータは、コンピュータにて読み取り可能なCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)のような記録媒体に記録されたプログラムを読込み実行して、処理部1b3として機能する。記録媒体は、CD−ROMに限らず適宜変更可能である。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1 電子機器
1a NOR型フラッシュメモリ
1b 記録部
1b1 電源プラグ
1b2 入力部
1b3 処理部
1b3a RTC
1b3b 制御部
1c 動作部
11 仮領域セクタ
12 本領域セクタ

Claims (5)

  1. 外部電源との接続に関するログを記録する電子機器であって、
    初期状態でデータが消去されている所定セクタと、前記所定セクタとは異なる特定セクタと、を有するフラッシュメモリと、
    画像を投射する動作またはデジタル放送を受信する動作を行う動作部と、
    前記外部電源と接続されると、前記動作部の動作が停止しているスタンバイ状態に前記電子機器が遷移し、前記スタンバイ状態において前記動作部の動作が行われている電源オン状態にする旨の電源オン指示を受け付けると、前記電子機器を前記電源オン状態に遷移させ、前記外部電源と接続されると、前記所定セクタ内のデータを消去することなく、前記所定セクタのうちデータが消去済みの領域に前記ログを表すデータを記録し、前記電源オン指示を受け付ける前に前記外部電源と遮断された後、再び前記外部電源と接続された再接続状態の場合、前記所定セクタ内のデータを消去することなく、前記ログを表すデータを記録した前記所定のセクタと同じセクタのうちデータが消去済みの領域に新しい前記ログを表すデータを記録する記録手段と、を含む、電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記記録手段は、前記電源オン状態において、前記所定セクタ内の前記ログを表すデータを前記特定セクタに記録し、その後、前記所定セクタ内の前記ログを表すデータを消去する、電子機器。
  3. 請求項1または2に記載の電子機器において、
    前記フラッシュメモリは、NOR型フラッシュメモリであり、
    前記記録手段は、前記再接続状態において、前記新しいログを表すデータを記録する際、前記所定セクタ内の、先に保存されている前記ログを表すデータに続けて前記新しいログを表すデータを記録する、電子機器。
  4. 初期状態でデータが消去されている所定セクタを有するフラッシュメモリと、画像を投射する動作またはデジタル放送を受信する動作を行う動作部と、を含む電子機器での電源操作ログ記録方法であって、
    外部電源と接続されると、前記動作部の動作が停止しているスタンバイ状態に前記電子機器が遷移し、前記スタンバイ状態において前記動作部の動作が行われている電源オン状態にする旨の電源オン指示を受け付けると、前記電子機器を前記電源オン状態に遷移させ、前記外部電源と接続されると、前記所定セクタ内のデータを消去することなく、前記所定セクタのうちデータが消去済みの領域に前記外部電源との接続に関するログを表すデータを記録し、前記電源オン指示を受け付ける前に前記外部電源と遮断された後、再び前記外部電源と接続された再接続状態の場合、前記所定セクタ内のデータを消去することなく、前記ログを表すデータを記録した前記所定のセクタと同じセクタのうちデータが消去済みの領域に新しい前記ログを表すデータを記録する、電源操作ログ記録方法。
  5. 初期状態でデータが消去されている所定セクタを有するフラッシュメモリと、画像を投射する動作またはデジタル放送を受信する動作を行う動作部と、に接続されたコンピュータに、
    外部電源と接続されると、前記動作部の動作が停止しているスタンバイ状態に前記コンピュータが遷移し、前記スタンバイ状態において前記動作部の動作が行われている電源オン状態にする旨の電源オン指示を受け付けると、前記コンピュータを前記電源オン状態に遷移させ、前記外部電源と接続されると、前記所定セクタ内のデータを消去することなく、前記所定セクタのうちデータが消去済みの領域に前記外部電源との接続に関するログを表すデータを記録し、前記電源オン指示を受け付ける前に前記外部電源と遮断された後、再び前記外部電源と接続された再接続状態の場合、前記所定セクタ内のデータを消去することなく、前記ログを表すデータを記録した前記所定のセクタと同じセクタのうちデータが消去済みの領域に新しい前記ログを表すデータを記録する手順を実行させるためのプログラム。
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