JP2008112315A - 電子機器およびプログラム書換え方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】プログラム書換え処理が中断しても起動不能状態となる事態を回避する。
【解決手段】ブートプログラムPB、バージョンアッププログラムPVおよびプログラムP1〜PNを記憶するROM2と、ROM2内のプログラムP1a〜PNaをプログラムPVに従って新たなプログラムP1b〜PNbに書き換える制御部とを備え、ROM2は、プログラムPB,PVを記憶する基本プログラム記憶領域A1と、プログラムP1〜PNを記憶するプログラム記憶領域A3と、領域A3内のプログラムP1〜PNを実行するための中継データDRを記憶する中継データ記憶領域A2とを備え、制御部は、プログラム書換え処理時に、プログラムPB,PVを領域A1に記憶させた状態を維持しつつ、プログラムP1a〜PNaおよび中継データDRaを消去した後に新たなプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRbを領域A3,A2に記憶させる。
【選択図】図4
【解決手段】ブートプログラムPB、バージョンアッププログラムPVおよびプログラムP1〜PNを記憶するROM2と、ROM2内のプログラムP1a〜PNaをプログラムPVに従って新たなプログラムP1b〜PNbに書き換える制御部とを備え、ROM2は、プログラムPB,PVを記憶する基本プログラム記憶領域A1と、プログラムP1〜PNを記憶するプログラム記憶領域A3と、領域A3内のプログラムP1〜PNを実行するための中継データDRを記憶する中継データ記憶領域A2とを備え、制御部は、プログラム書換え処理時に、プログラムPB,PVを領域A1に記憶させた状態を維持しつつ、プログラムP1a〜PNaおよび中継データDRaを消去した後に新たなプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRbを領域A3,A2に記憶させる。
【選択図】図4
Description
本発明は、記憶部に記憶されている処理プログラムを新たな処理プログラムに書き換え可能に構成された電子機器、および処理プログラムを書き換えるプログラム書換え方法に関するものである。
この種の電子機器として、EEPROMで構成されたプログラムメモリにCPUの動作プログラムを書換え可能に記憶させた情報記憶装置が特開平5−20050号公報に開示されている。この情報記憶装置では、外部コンピュータから出力されたバージョンアップコマンド(動作プログラムの更新開始を指示する信号)を検出した際に、コマンド解析部が切替えスイッチを制御してプログラムメモリをCPUから電気的に切り離してメモリ制御部に接続する。次いで、メモリ制御部がプログラムメモリをWRITEモードに制御して、その0番地から最終番地までのすべてのアドレスデータを消去する。これにより、プログラムメモリ内のすべての動作プログラムへのアクセスが不能となり、実質的に、すべてのプログラムがプログラムメモリから消去される。
続いて、インターフェイス制御部が、外部コンピュータに対してバージョンアップ用のデータの出力を要求し、これに応じて外部コンピュータから出力されたバージョンアップ用のデータがメモリ制御部に転送される。この際に、メモリ制御部は、バージョンアップ用のデータ(新たな動作プログラム)をプログラムメモリにおけるアドレスの0番地から最終番地に向かって順次書き込む。また、メモリ制御部は、書き込みが完了した際に、コマンド解析部に対してバージョンアップ完了を報知する信号を出力する。これに応じて、コマンド解析部が切替えスイッチを制御してプログラムメモリをメモリ制御部から電気的に切り離してCPUに接続する。これにより、プログラムメモリ内の新たなプログラムのCPUによる読み出しが可能な状態となり、一連のバージョンアップ処理が完了する。
特開平5−20050号公報(第2−3頁、第1−2図)
ところが、従来の情報記憶装置には、以下の問題点がある。すなわち、従来の情報記憶装置では、バージョンアップ処理に際してメモリ制御部がプログラムメモリの全域を消去した後に、外部コンピュータから出力されたバージョンアップ用のデータ(新たな動作プログラム)をプログラムメモリに書き込む構成が採用されている。このため、プログラムメモリの消去がある程度まで進行した時点では、新たな動作プログラムに更新すべき古い動作プログラムのみならず、バージョンアップ処理用のプログラムや、情報記憶装置を起動させるための起動用のプログラムまでもが消去された状態となる。
したがって、プログラムメモリの消去を開始してから、バージョンアップ用のデータ(新たな動作プログラム)の書き込みが完了するまでの間に、例えば電源が遮断されてバージョンアップ処理が中断された際には、プログラムメモリ内に起動プログラム等が存在しない状態となる。このため、従来の情報記憶装置では、バージョンアップ処理が中断されたときには、情報記憶装置を起動させることができなくなるという問題点がある。また、従来の情報記憶装置では、情報記憶装置を起動させることができないことに起因して、中断されたバージョンアップ処理を継続または新規に開始することもできない状態に陥ることとなる。この場合、この種の電子機器において起動プログラム等が消失した状態となったときには、一般的には、その電子機器を製造工場や修理工場に配送して、起動プログラムが消失した記憶部に代えて、起動プログラムが記憶されている新たな記憶部を装着するか、または、専用のライターを用いて消失した起動プログラムを記憶部に書き込む必要が生じる。このため、電子機器を使用できない期間が長く、かつ、修理に要するコストが高騰するという問題点もある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、プログラムの書換え処理が中断されたとしても起動不能状態となる事態を回避し得る電子機器およびプログラム書換え方法を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の電子機器は、起動プログラム、書換え用プログラムおよび処理プログラムを記憶する不揮発性の第1の記憶部と、前記第1の記憶部に記憶されている前記処理プログラムを前記書換え用プログラムに従って新たな処理プログラムに書き換えるプログラム書換え処理を実行する制御部とを備え、前記第1の記憶部は、前記起動プログラムおよび前記書換え用プログラムを記憶する第1の記憶領域と、前記処理プログラムを記憶する第2の記憶領域と、当該第2の記憶領域に記憶されている前記処理プログラムを実行するためのプログラム実行情報を記憶する第3の記憶領域とを備え、前記制御部は、前記プログラム書換え処理時において、前記起動プログラムおよび前記書換え用プログラムを前記第1の記憶領域に記憶させた状態を維持しつつ、前記第2の記憶領域内の前記処理プログラムおよび前記第3の記憶領域内の前記プログラム実行情報を消去した後に、前記新たな処理プログラムを前記第2の記憶領域に記憶させると共に当該新たな処理プログラムについての新たな前記プログラム実行情報を前記第3の記憶領域に記憶させる。
また、請求項2記載の電子機器は、請求項1記載の電子機器において、不揮発性の第2の記憶部と、前記制御部によって第1の状態および第2の状態のいずれかに制御される状態記録部とを備え、前記制御部は、前記プログラム書換え処理の開始時に前記状態記録部を前記第1の状態に制御すると共に、取得した前記新たな処理プログラムおよび前記新たなプログラム実行情報を前記第2の記憶部に記憶させた後に前記状態記録部を前記第2の状態に制御し、かつ、前記新たな処理プログラムおよび前記新たなプログラム実行情報の前記第1の記憶部への記憶が完了したときに前記状態記録部を前記第1の状態に制御する。
また、請求項3記載のプログラム書換え方法は、電子機器に配設された不揮発性の記憶部に記憶されているの処理プログラムを新たな当該処理プログラムに書き換える際に、前記電子機器を起動させる起動プログラムと、当該起動プログラムを書き換える書換え用プログラムとを前記記憶部に記憶させた状態を維持しつつ、前記処理プログラムの記憶領域と、前記処理プログラムを実行するためのプログラム実行情報の記憶領域とを消去した後に、前記新たな処理プログラムおよび当該新たな処理プログラムについての新たな前記プログラム実行情報を前記記憶部における前記各記憶領域に記憶させる。
請求項1記載の電子機器および請求項3記載のプログラム書換え方法では、起動プログラムと、書換え用プログラムとを記憶部に記憶させた状態を維持しつつ、処理プログラムの記憶領域と、プログラム実行情報の記憶領域とを消去した後に、新たな処理プログラムおよび新たなプログラム実行情報を記憶部における各記憶領域に記憶させる。これにより、請求項1記載の電子機器および請求項3記載のプログラム書換え方法によれば、処理プログラムの書換え処理の実行に際して起動プログラムを記憶部に記憶させた状態が維持されるため、電源の遮断などに起因して書換え処理が中断されたとしても、記憶部に記憶されている起動プログラムを読み出して電子機器を確実に起動させることができる。また、処理プログラムを実行するためのプログラム実行情報を記憶部の対応する記憶領域内に記憶させる構成を採用したことにより、処理プログラムのバージョンの相違によって各処理プログラムの記憶部内におけるメモリアドレスが相違する状態となったとしても、プログラム実行情報に基づいて所望の処理プログラムが記憶されているメモリアドレスを特定して記憶部から確実に読み出すことができる。
また、請求項2記載の電子機器では、制御部が、プログラム書換え処理の開始時に状態記録部を第1の状態に制御すると共に、取得した新たな処理プログラムおよび新たなプログラム実行情報を第2の記憶部に記憶させた後に状態記録部を第2の状態に制御し、かつ、新たな処理プログラムおよび新たなプログラム実行情報の第1の記憶部への記憶が完了したときに状態記録部を第1の状態に制御する。これにより、請求項2記載の電子機器によれば、電源の遮断などに起因して処理プログラムの書換え処理が中断されたとしても、状態記録部の制御状態に基づいて、いずれのステップまで進行した時点で書換え処理が中断されたかを特定することができる。したがって、書換え処理が中断されたときに、書換え処理を常に最初から実行する構成と比較して、処理中断時において既に完了しているステップを再実行することなく、未完了のステップから書換え処理を継続して実行することができる。この結果、書換え処理が中断されたとしても処理プログラム等の書き換えを短時間で完了させることができる。
以下、本発明に係る電子機器およびプログラム書換え方法の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、本発明における電子機器の一例である測定装置1の構成について、図面を参照して説明する。
測定装置1は、図1に示すように、ROM2、RAM3、バージョンアップフラグ4、メモリカードスロット5および制御部6と、図示しない測定部、操作部および表示部とを備えて構成されている。ROM2は、本発明における第1の記憶部に相当し、一例として、EEPROM等の不揮発性記憶素子で構成されている。このROM2は、図2に示すように、本発明における第1の記憶領域に相当する基本プログラム記憶領域A1と、本発明における第3の記憶領域に相当する中継データ記憶領域A2と、本発明における第2の記憶領域に相当するプログラム記憶領域A3を備えている。
また、基本プログラム記憶領域A1には、本発明における起動プログラムに相当するブートプログラムPBと、本発明における書換え用プログラムに相当するバージョンアッププログラムPVとが記憶されている。また、中継データ記憶領域A2には、本発明におけるプログラム実行情報に相当する中継データDRが記憶されている。さらに、プログラム記憶領域A3には、本発明における処理プログラムに相当するプログラムP1〜PNが記憶されている。なお、以下の説明においては、本発明についての理解を容易とするために、書換え対象の古いプログラムP1〜PNをプログラムP1a〜PNaとし、プログラムP1a〜PNaに代えてROM2に記憶させるべき新たなプログラムP1〜PNをプログラムP1b〜PNbとし、プログラムP1a〜PNaを実行するための古い中継データDRを中継データDRaとし、プログラムP1b〜PNbを実行するための新たな中継データDRを中継データDRbとして説明する。なお、これらを区別しないときには、「プログラムP1〜PN」および「中継データDR」ともいう。
この場合、ROM2(プログラム記憶領域A3)に記憶されているプログラムP1〜PNを制御部6が読み出して実行する際には、各プログラムP1〜PNのメモリアドレスを指定(メモリ空間内におけるプログラムP1〜PNのアドレスを特定)する必要がある。しかしながら、例えば、ROM2に記憶されている古いプログラムP1a〜PNaと、後述するようにしてバージョンアップした新たなプログラムP1b〜PNbとでは、各プログラムP1〜PNのデータサイズやファイル構成の相違に起因して、例えば、プログラムPNaのROM2におけるメモリアドレスと、プログラムPNbのROM2におけるメモリアドレスとが相違することとなる。
したがって、制御部6がブートプログラムPBに続いて所望のプログラムP1〜PNを実行するためには、それらが記憶されているメモリアドレス等についての情報(各プログラムP1〜PNを実行するためのプログラム実行情報)をプログラムP1〜PNのバージョンに応じて更新しておく必要がある。また、プログラム実行情報を記憶させるメモリアドレスがプログラムP1〜PNのバージョンの相違に伴って変動する構成では、プログラム実行情報自体の読み出し自体もできなくなる。したがって、この測定装置1では、ROM2の中継データ記憶領域A2に本発明におけるプログラム実行情報に相当する中継データDRを記憶させる構成を採用することで、プログラム記憶領域A3内のプログラムP1〜PNのバージョンの相違(バージョン毎のプログラムP1〜PNのメモリアドレスの相違)に拘わらず、中継データDRに基づいて所望のプログラムP1〜PNのメモリアドレスを特定してプログラム記憶領域A3から読み出すことが可能となっている。
RAM3は、本発明における第2の記憶部に相当し、一例として、SRAMで構成されると共に、電源遮断時におけるデータの消失を回避するデータバックアップ機能を備えて構成されている。バージョンアップフラグ4は、本発明における状態記録部に相当し、制御部6から制御信号Sが出力されることで、オン状態(本発明における第1の状態)およびオフ状態(本発明における第2の状態)のいずれかに制御される。メモリカードスロット5は、新たなプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRb等が記録されたメモリカード9を装着可能に構成されている。制御部6は、測定装置1を総括的に制御する。具体的には、制御部6は、測定装置1に電源が投入された際に、図8に示す状態判定処理20を実行する。また、制御部6は、ROM2に記憶されているプログラムP1〜PNに従い、図示しない測定部を制御して入力信号についての電気的パラメータを測定させる。さらに、制御部6は、図3に示すバージョンアップ処理10を実行してROM2内のプログラムP1a〜PNaおよび中継データDRaを新たなプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRbに書き換える(更新する)。
次に、測定装置1によるプログラムP1〜PN等のバージョンアップ処理について、図面を参照して説明する。
まず、新たなプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRbを記憶させたメモリカード9をメモリカードスロット5に装着する。次いで、操作部を操作してメニュー画面を表示部に表示させ(図示せず)、バージョンアップの実行を指示する。これに応じて、制御部6は、ROM2の基本プログラム記憶領域A1からバージョンアッププログラムPVを読み出してRAM3の例えば先頭領域に展開した状態で実行して、図3に示すバージョンアップ処理10を開始する。このバージョンアップ処理10では、制御部6は、まず、バージョンアップフラグ4に対して制御信号Sを出力してオン状態に制御する(ステップ11)。次いで、制御部6は、メモリカードスロット5を介してメモリカード9から新たなプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRbを読み出すと共に、図4に示すように、一例として、読み出した中継データDRbおよびプログラムP1b〜PNbの順でRAM3に順次記憶させる(ステップ12)。この場合、中継データDRbの先頭領域には、一例として「VERSIONUP」とのテキストデータで構成された識別情報Dsが記録されている。
続いて、制御部6は、バージョンアップフラグ4に対して制御信号Sを出力してオフ状態に制御する(ステップ13)。次いで、図5に示すように、制御部6は、ROM2における中継データ記憶領域A2およびプログラム記憶領域A3の全域を消去する(ステップ14)。これにより、古い中継データDRaおよびプログラムP1a〜PNaがROM2から消去されて、ROM2の中継データ記憶領域A2およびプログラム記憶領域A3が空白状態(プログラム等が書き込まれていない状態)となる。続いて、図6に示すように、制御部6は、RAM3内の中継データDRbをROM2の中継データ記憶領域A2に書き込むと共に、RAM3内のプログラムP1b〜PNbをROM2のプログラム記憶領域A3に書き込んだ後に(ステップ15)、バージョンアップフラグ4に対して制御信号Sを出力してオン状態に制御する(ステップ16)。
次いで、図7に示すように、制御部6は、RAM3の全域を初期化すると共に(ステップ17)、測定装置1を再起動させて(ステップ18)、このバージョンアップ処理10を終了する。これにより、プログラムP1〜PNおよび中継データDRのバージョンアップ(書き換え)が完了する。この場合、制御部6は、上記のRAM3の初期化に際して中継データDRbのうちの識別情報Dsの部位(中継データDRbの先頭領域)のみを初期化することなくRAM3内に記憶させた状態を維持する。また、実際には、バージョンアップ処理10の開始に先立ってRAM3内に展開されたバージョンアッププログラムPVは、測定装置1がシャットダウンされるまでRAM3内に記憶された状態が維持される。
一方、シャットダウンが完了して電源が再投入された際に、制御部6は、ROM2の基本プログラム記憶領域A1からブートプログラムPBを読み出して実行することにより、図8に示す状態判定処理20を開始する。この状態判定処理20では、制御部6は、まず、バージョンアップフラグ4がオン状態およびオフ状態のいずれに制御されているかを判別すると共に、RAM3内に識別情報Dsが存在するか否かを判別する。この際に、制御部6は、バージョンアップフラグ4がオン状態に制御され(ステップ21)、かつRAM3内に識別情報Dsが存在すると判別し(ステップ22)、一例として「プログラムのバージョンアップ処理が完了しました」とのメッセージを表示部に表示させると共に、測定装置1の各動作条件値をリセット(システムリセット)する(ステップ23)。この際には、システムリセットに伴ってバージョンアップフラグ4がオフ状態に制御されると共に、RAM3内の識別情報Dsが消去される。この後、制御部6は、この状態判定処理20を終了すると共に、操作部からの操作信号に応じてROM2における新たなプログラム記憶領域A3内のプログラムP1b〜PNbを読み出して実行する。
この場合、この測定装置1では、前述したバージョンアップ処理10においてROM2の基本プログラム記憶領域A1を消去することなく、ブートプログラムPBおよびバージョンアッププログラムPVをROM2に記憶させた状態が維持される。したがって、バージョンアップ処理10の開始から終了までのいずれの段階において処理が中断されたとしても、ROM2からブートプログラムPBを読み出して測定装置1を起動させることが可能となっている。また、この測定装置1では、バージョンアップ処理10の進行状況に応じてバージョンアップフラグ4をオン制御またはオフ制御している。したがって、状態判定処理20において、バージョンアップフラグ4の状態と、RAM3内の識別情報Dsの有無とに基づいて、バージョンアップ処理10がいずれのステップまで進行した状態で中断されたかを判別して、処理を続行することができる。
具体的には、例えば、バージョンアップ処理10の開始直後にバージョンアップフラグ4をオン状態に制御してから(ステップ11)、新たなプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRbのRAM3への記憶が完了する(ステップ12)までの間に、電源が遮断されてバージョンアップ処理10が中断したときには、バージョンアップフラグ4はオン状態に制御され、かつ、RAM3内は識別情報Dsが存在しない状態となる。したがって、電源の供給が再開された際には、制御部6は、状態判定処理20において、バージョンアップフラグ4がオン状態に制御され(ステップ21)、かつ、RAM3内に識別情報Dsが存在しないと判別する(ステップ22)。この際には、制御部6は、前述したバージョンアップ処理10を最初から実行する(ステップ24)。これにより、前述したように、ROM2内のプログラムP1a〜PNaおよび中継データDRaが新たなプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRbに書き換えられる(更新される)。
一方、バージョンアップ処理10においてメモリカード9から読み出したプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRbをRAM3に記憶させて(ステップ14)、バージョンアップフラグ4をオフ状態に制御して(ステップ13)から、新たなプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRbのROM2への書き込みが完了する(ステップ15)までの間に、電源が遮断されてバージョンアップ処理10が中断したときには、バージョンアップフラグ4がオフ状態に制御されると共に、RAM3内に識別情報Dsが存在する状態となる。したがって、電源の供給が再開された際には、制御部6は、状態判定処理20において、バージョンアップフラグ4がオフ状態に制御され(ステップ21)、かつ、RAM3内に識別情報Dsが存在すると判別する(ステップ25)。
この際に、この測定装置1では、RAM3がデータバックアップ機能を備えているため、電源が遮断された際にも、新たなプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRbがRAM3内に記憶された状態が維持される。したがって、制御部6は、中継データ記憶領域A2およびプログラム記憶領域A3を消去するステップ(ステップ14)からバージョンアップ処理10を再開する(ステップ26)。これにより、RAM3内に読み込まれているプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRbを再び読み込むことなく、ROM2内のプログラムP1a〜PNaおよび中継データDRaがRAM3内の新たなプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRbに書き換えられる(更新される)。
さらに、バージョンアップ処理10において新たなプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRbのROM2への書き込みが完了して(ステップ15)、バージョンアップフラグ4をオン状態に制御して(ステップ16)から、測定装置1を再起動する処理が開始される(ステップ18)までの間に、電源が遮断されてバージョンアップ処理10が中断したときには、バージョンアップフラグ4がオン状態に制御されると共に、RAM3内に識別情報Dsが存在する状態となる。したがって、電源の供給が再開された際には、制御部6は、状態判定処理20において、バージョンアップフラグ4がオン状態に制御され(ステップ21)、かつ、RAM3内に識別情報Dsが存在すると判別する(ステップ22)。この際には、バージョンアップフラグ4をオフ制御すると共に、RAM3内の識別情報Dsを消去するだけでバージョンアップ処理10が完了するため、制御部6は、前述したバージョンアップ処理10の正常終了時と同様にして、一例として「プログラムのバージョンアップ処理が完了しました」とのメッセージを表示部に表示させると共に、測定装置1の各動作条件値をリセット(システムリセット)して(ステップ23)、状態判定処理20を終了する。
また、バージョンアップ処理10が正常終了した再起動後の状態判定処理20において電源が遮断されたとき(すなわち、バージョンアップ処理10を再実行または継続する必要のないとき)には、バージョンアップフラグ4がオフ状態に制御されると共に、RAM3内には識別情報Dsが存在しない状態となる。したがって、電源の供給が再開された際には、制御部6は、状態判定処理20において、バージョンアップフラグ4がオフ状態に制御され(ステップ21)、かつ、RAM3内に識別情報Dsが存在しないと判別して(ステップ25)、この状態判定処理20を終了すると共に、操作部からの操作信号に応じてROM2におけるプログラム記憶領域A3内のプログラムP1b〜PNbを読み出して実行する。
このように、この測定装置1および測定装置1によるプログラム書換え方法では、ブートプログラムPBと、バージョンアッププログラムPVとをROM2に記憶させた状態を維持しつつ、プログラムP1a〜PNaの記憶領域(プログラム記憶領域A3)と、中継データDRaの記憶領域(中継データ記憶領域A2)とを消去した後に、新たなプログラムP1b〜PNbおよび新たな中継データDRbをROM2における各記憶領域(プログラム記憶領域A3および中継データ記憶領域A2)に記憶させる。これにより、この測定装置1および測定装置1によるプログラム書換え方法によれば、バージョンアップ処理10の実行に際してブートプログラムPBをROM2に記憶させた状態が維持されるため、電源の遮断などに起因してバージョンアップ処理10が中断されたとしても、ROM2に記憶されているブートプログラムPBを読み出して測定装置1を確実に起動させることができる。また、プログラム記憶領域A3内のプログラムP1〜PNを実行するための中継データDRを中継データ記憶領域A2に記憶させる構成を採用したことにより、プログラム記憶領域A3内のプログラムP1〜PNのバージョンの相違によって各プログラムP1〜PNのメモリアドレスが相違する状態となったとしても、中継データ記憶領域A2内の中継データDRに基づいて所望のプログラムP1〜PNが記憶されているメモリアドレスを特定してプログラム記憶領域A3から確実に読み出すことができる。
また、この測定装置1では、制御部6が、バージョンアップ処理10の開始時にバージョンアップフラグ4を第1の状態(この例では、オン状態)に制御すると共に、取得した新たなプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRbをRAM3に記憶させた後にバージョンアップフラグ4を第2の状態(この例では、オフ状態)に制御し、かつ、新たなプログラムP1b〜PNbおよび新たな中継データDRbのROM2への記憶が完了したときにバージョンアップフラグ4を第1の状態(オン状態)に制御する。これにより、この測定装置1によれば、電源の遮断などに起因してバージョンアップ処理10が中断されたとしても、バージョンアップフラグ4の制御状態に基づいて、いずれのステップまで進行した時点でバージョンアップ処理10が中断されたかを特定することができる。したがって、バージョンアップ処理10が中断されたときに、バージョンアップ処理10を常に最初から実行する構成と比較して、処理中断時において既に完了しているステップを再実行することなく、未完了のステップからバージョンアップ処理10を継続して実行することができる。この結果、バージョンアップ処理10が中断されたとしてもプログラムP1〜PN等のバージョンアップを短時間で完了させることができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、新たなプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRb等が記録されたメモリカード9を装着可能なメモリカードスロット5を備えた測定装置1について説明したが、本発明はこれに限定されず、メモリカードスロット5に代えて、磁気ディスク、光ディスクおよび光磁気ディスク等の各種のリムーバブルメディアを再生可能なディスクドライブを配設して、これらのリムーバブルメディアを介して新たなプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRb等を取得する構成を採用することができる。また、メモリカード9やディスクドライブに代えて、通信ネットワームを介して新たなプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRb等を取得する構成を採用することもできる。また、本発明における状態記録部に相当するバージョンアップフラグ4を備えた測定装置について説明したが、一例として、RAM3、またはその他の不揮発性の記憶素子内に本発明における状態記録部を仮想的に構築して、構築した状態記録部内のデータの内容(例えば、フラグの有無)に基づいて、測定装置の状態を判別する構成を作用することもできる。
さらに、古いプログラムP1a〜PNaおよび中継データDRaを新たなプログラムP1b〜PNbおよび中継データDRbに書き換える(更新する)方法について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、破損したプログラムP1a〜PNa等を同じバージョンのプログラムP1a〜PNaに書き換える処理や、ROM2内のプログラムP1a〜PNaをそのプログラムP1a〜PNaとは全く相違する種類のプログラムに書き換える処理に際して、本発明に係るプログラム書換え方法によってプログラムを書き換えることができる。また、本発明に係るプログラム書換え方法に従ってプログラムP1〜PN等を書き換える測定装置1について説明したが、本発明に係る電子機器は、測定分野の機器に限定されず、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話機、デジタルカメラ、ゲーム機、テレビジョン装置および録画再生装置等の各種の電子機器に本発明を適用することができる。
1 測定装置
2 ROM
3 RAM
4 バージョンアップフラグ
5 メモリカードスロット
6 制御部
9 メモリカード
10 バージョンアップ処理
20 状態判定処理
A1 基本プログラム記憶領域
A2 中継データ記憶領域
A3 プログラム記憶領域
DRa,DRb 中継データ
Ds 識別情報
P1a〜PNa,P1b〜PNb プログラム
PB ブートプログラム
PV バージョンアッププログラム
S 制御信号
2 ROM
3 RAM
4 バージョンアップフラグ
5 メモリカードスロット
6 制御部
9 メモリカード
10 バージョンアップ処理
20 状態判定処理
A1 基本プログラム記憶領域
A2 中継データ記憶領域
A3 プログラム記憶領域
DRa,DRb 中継データ
Ds 識別情報
P1a〜PNa,P1b〜PNb プログラム
PB ブートプログラム
PV バージョンアッププログラム
S 制御信号
Claims (3)
- 起動プログラム、書換え用プログラムおよび処理プログラムを記憶する不揮発性の第1の記憶部と、前記第1の記憶部に記憶されている前記処理プログラムを前記書換え用プログラムに従って新たな処理プログラムに書き換えるプログラム書換え処理を実行する制御部とを備え、
前記第1の記憶部は、前記起動プログラムおよび前記書換え用プログラムを記憶する第1の記憶領域と、前記処理プログラムを記憶する第2の記憶領域と、当該第2の記憶領域に記憶されている前記処理プログラムを実行するためのプログラム実行情報を記憶する第3の記憶領域とを備え、
前記制御部は、前記プログラム書換え処理時において、前記起動プログラムおよび前記書換え用プログラムを前記第1の記憶領域に記憶させた状態を維持しつつ、前記第2の記憶領域内の前記処理プログラムおよび前記第3の記憶領域内の前記プログラム実行情報を消去した後に、前記新たな処理プログラムを前記第2の記憶領域に記憶させると共に当該新たな処理プログラムについての新たな前記プログラム実行情報を前記第3の記憶領域に記憶させる電子機器。 - 不揮発性の第2の記憶部と、前記制御部によって第1の状態および第2の状態のいずれかに制御される状態記録部とを備え、
前記制御部は、前記プログラム書換え処理の開始時に前記状態記録部を前記第1の状態に制御すると共に、取得した前記新たな処理プログラムおよび前記新たなプログラム実行情報を前記第2の記憶部に記憶させた後に前記状態記録部を前記第2の状態に制御し、かつ、前記新たな処理プログラムおよび前記新たなプログラム実行情報の前記第1の記憶部への記憶が完了したときに前記状態記録部を前記第1の状態に制御する請求項1記載の電子機器。 - 電子機器に配設された不揮発性の記憶部に記憶されているの処理プログラムを新たな当該処理プログラムに書き換える際に、前記電子機器を起動させる起動プログラムと、当該起動プログラムを書き換える書換え用プログラムとを前記記憶部に記憶させた状態を維持しつつ、前記処理プログラムの記憶領域と、前記処理プログラムを実行するためのプログラム実行情報の記憶領域とを消去した後に、前記新たな処理プログラムおよび当該新たな処理プログラムについての新たな前記プログラム実行情報を前記記憶部における前記各記憶領域に記憶させるプログラム書換え方法。
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JP2006295023A Pending JP2008112315A (ja) | 2006-10-31 | 2006-10-31 | 電子機器およびプログラム書換え方法 |
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JP (1) | JP2008112315A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010198155A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Fujitsu Ten Ltd | プログラム更新装置、プログラム更新方法、及び情報処理装置 |
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2006
- 2006-10-31 JP JP2006295023A patent/JP2008112315A/ja active Pending
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