JP5090576B1 - パネルの表面材の剥離装置及び剥離方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】パネル本体2を傷つけることなく表面材3及び接着材をパネル本体2から的確に低コストで剥がす。
【解決手段】パネル本体2の頂面2aに薄板状の表面材3が接着されたパネル4から表面材3を剥がす剥離装置1であって、パネル4がスライド自在に載せられる支持台5と、支持台5に載せられたパネル4を直線状に案内するガイド6と、支持台5に載せられたパネル4をガイド6に沿って押し出す押出手段7と、押出手段7により押し出されてガイド6に沿って移動するパネル4の移動方向の下流側に配設され、パネル4の端面の表面材3とパネル本体2との境界に刃先8aが向けられたスクレープ板8とを備え、スクレープ板8が板厚方向にしなり性を有する。パネル4の押し出しに伴って、スクレープ板8がしなることで、刃先8aがパネル4のパネル本体2の頂面2aに押し付けられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、パネル本体の頂面に薄板状の表面材が接着されたパネルから表面材を剥がすパネルの表面材の剥離装置及び剥離方法に係り、特に、パネル本体を再利用(リユース)するため、パネル本体を傷付けることなく低コストで表面材を剥がすことができるパネルの表面材の剥離装置及び剥離方法に関する。
コンピュータールーム、電算室、データセンター等の床に敷設されるパネル(フリーアクセスフロアパネル等)として、平面視矩形の頂面を有するパネル本体と、パネル本体の頂面に接着された薄板状の表面材とを備えたものが知られている(特許文献1参照)。かかるフロアパネルのパネル本体は、丈夫なアルミ合金等から形成されており、頂面が表面材で覆われているため、経年使用によって損傷することは少ない。しかし、表面材は、塩化ビニル樹脂等のプラスチックから形成された所謂Pタイルが用いられることが多く、経年使用によって摩耗や損傷が生じる。
従来、経年使用により表面材が劣化したパネルは、表面材がパネル本体から分離され、それぞれの材質に応じて粉砕、溶融され、リサイクルされていた。パネル本体から表面材を分離する装置として、ベルト状の鋸歯を回転させるバンドソーを用いたもの(特許文献2参照)や、スクレーパナイフを超音波振動させる超音波スクレーパを用いたもの等が知られている(特許文献3、4参照)。
実公平7−46668号公報 特開2002−224653号公報 特開2002−370080号公報 特開2003−24817号公報
ところで、バンドソーを用いて表面材をパネル本体から分離すると、パネル本体の頂面がバンドソーによって傷付いてしまうため、パネル本体を溶融してリサイクルするのであれば問題ないが、パネル本体をそのまま再利用(リユース)することはできない。また、超音波スクレーパを用いて表面材をパネル本体から分離する場合には、コストアップが生じる。
よって、パネル本体を傷付けることなく表面材を剥離し、そのパネル本体に新たな表面材を接着して再利用するには、作業員の手作業によって一枚一枚、表面材をパネル本体から剥離するしか方法がなかった。このため、電算室等に敷設された多数のフロアパネルを貼り替える場合、表面材の貼り替えコストがフロアパネル全体を新品に交換するコストを上回ってしまい、フロアパネル全体(パネル本体+表面材)を新品に交換していた。
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、パネル本体の頂面に薄板状の表面材が接着されたパネルから表面材を剥がす剥離装置及び剥離方法であって、パネル本体を再利用(リユース)するため、パネル本体を傷付けることなく表面材を低コストで的確に剥がすことができるパネルの表面材の剥離装置及び剥離方法を提供することにある。
上述の目的を達成すべく創案された本発明に係るパネルの表面材の剥離装置は、パネル本体の頂面に薄板状の表面材が接着されたパネルから表面材を剥がすパネルの表面材の剥離装置であって、パネルがスライド自在に載せられる支持台と、支持台に載せられたパネルを直線状に案内するガイドと、支持台に載せられたパネルをガイドに沿って押し出す押出手段と、押出手段により押し出されてガイドに沿って移動するパネルの移動方向の下流側に配設され、そのパネルの端面の表面材とパネル本体との境界に刃先が向けられたスクレープ板とを備え、スクレープ板は、その刃先がパネルの端面の表面材とパネル本体との境界に挿入された際、刃先がパネル本体の頂面に押し付けられるように、板厚方向にしなるものであり、支持台が、スクレープ板よりもパネルの移動方向の上流側に、押出手段で押し出される前のパネルを待機させる待機エリアを有し、押出手段が、待機エリアのパネルを、表面材の移動方向の上流側の端部がスクレープ板によって剥離されることなくパネル本体の頂面に接着された状態で残る所定押出量で、押し出す機能を有することを特徴とするパネルの表面材の剥離装置である。
本発明に係るパネルの表面材の剥離装置は、パネルを所定押出量で押し出した際、押し出されたパネルの上面の移動方向の下流側の部分を押圧する押えローラと、押えローラで押圧されたパネルに次に剥離すべきパネルを突き合わせた際、突き合わされた次に剥離すべきパネルの上面の移動方向の下流側の部分を押圧する別の押えローラとを備えていてもよい。
本発明に係るパネルの表面材の剥離装置は、スクレープ板が、パネルの移動方向を横切る方向に連なって配置された複数の分割スクレープ板から成り、これら分割スクレープ板の角度及び位置を調節する調節手段を備えていてもよい。
また、本発明に係るパネルの表面材の剥離方法は、パネル本体の頂面に薄板状の表面材が接着されたパネルから表面材を剥がすパネルの表面材の剥離方法であって、パネルを支持台にスライド自在に載せ、支持台に載せられたパネルを押し出すことでガイドに沿って直線状に移動させ、押し出されて移動するパネルの端面の表面材とパネル本体との境界に、パネルの移動方向の下流側に配設されたしなり性を有するスクレープ板の刃先を挿入し、パネルの押し出しに伴って、スクレープ板が板厚方向にしなることで、そのスクレープ板の刃先がパネルのパネル本体の頂面に押し付けられ、支持台に載せられたパネルを押し出すことでガイドに沿って直線状に移動させて、スクレープ板によってパネルの表面材をパネル本体から剥離する際、パネルの押し出しを、表面材の移動方向の上流側の端部がスクレープ板によって剥離されることなくパネル本体の頂面に接着された状態で残る位置で一旦停止し、このときスクレープ板の刃先がパネル本体の頂面に接した状態であり、その後、パネルに次に剥離すべきパネルを突き合わせ、次に剥離すべきパネルを押し出すことで双方のパネルを一体的に押し出すようにしたことを特徴とするパネルの表面材の剥離方法である
本発明に係るパネルの表面材の剥離方法は、上述した剥離方法において、パネルに次に剥離すべきパネルを突き合わせた際、前者のパネルの上面の移動方向の下流側の部分を押えローラで上方から押圧すると共に、後者の次に剥離すべきパネルの上面の移動方向の下流側の部分を別の押えローラで上方から押圧するようにしてもよい。
本発明によれば、支持台に載せられたパネルを押し出すことでガイドに沿って直線状に移動させ、パネルの押し出しに伴って、パネル端面の表面材とパネル本体との境界に、しなり性を有するスクレープ板の刃先を挿入し、表面材をパネル本体から剥離している。
スクレープ板がしなり性を有するので、パネルの押し出しに伴って、スクレープ板が板厚方向にしなって刃先がパネルのパネル本体の頂面に押し付けられ、刃先によって表面材及び接着材が的確にパネル本体から剥がされる。
スクレープ板のしなりを利用し、パネルを押し出すことで表面材をパネル本体から剥離しているので、超音波スクレーパを用いた場合よりも低コストで的確に剥離でき、且つバンドソーを用いた場合のようにパネル本体の頂面が傷付くことはない。
また、押出手段が、待機エリアのパネルを、表面材の移動方向の上流側の端部がスクレープ板によって剥離されることなくパネル本体の頂面に接着された状態で残る所定押出量で押し出すことで、スクレープ板の刃先が押し付けられているパネル本体がスクレープ板の刃先の高さ決め部材(高さスペーサ)となるので、スクレープ板の刃先が、次のパネルの端面の表面材とパネル本体との境界に的確に食い込む。
本発明の一実施形態に係るパネルの表面材の剥離装置の説明図であり、(a)は側断面図、(b)は平面図である。 上記剥離装置を用いたパネルの表面材の剥離方法の最初の工程を示す説明図であり、(a)は側断面図、(b)は平面図である。 上記剥離方法の続く工程を示す説明図であり、(a)は側断面図、(b)は平面図である。 上記剥離方法の続く工程を示す説明図であり、(a)は側断面図、(b)は平面図である。 上記剥離方法の続く工程を示す説明図であり、(a)は側断面図、(b)は平面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(剥離装置1)
図1に本発明の一実施形態に係るパネルの表面材の剥離装置1を示す。図1(a)は剥離装置1の側断面図、(b)は剥離装置1の平面図である。この剥離装置1は、パネル本体2の頂面2aに薄板状の表面材3が接着されたパネル4から表面材3を剥がすものであり、パネル4がスライド自在に載せられる支持台5と、支持台5に載せられたパネル4を直線状に案内するガイド6と、支持台5に載せられたパネル4をガイド6に沿って押し出す押出手段7と、押出手段7により押し出されてガイド6に沿って移動するパネル4の移動方向の下流側に配置されたスクレープ板8とを備えている。
(パネル4)
図1に示すように、この剥離装置1によって表面材3がパネル本体2から剥離されるパネル4は、平面視矩形の頂面2aを有するパネル本体2と、パネル本体2の頂面2aに接着された表面材3とから構成されている。本実施形態では、パネル4は、OAフロアパネルやフリーアクセスフロアパネル等のフロアパネルであり、パネル本体2は、アルミダイキャスト製であり、表面材3は、塩化ビニル樹脂等のプラスチックから形成された帯電防止タイル(所謂Pタイル)である。
なお、パネル4は、上述のフロアパネルに限られず、パネル本体2と表面材3とから構成されていれば、壁パネルや天井パネルでも構わない。また、パネル本体2は、アルミダイキャスト製に限られず、鋳造製や樹脂製等でもよく、表面材3も、薄板状であれば上述したものに限られず、導伝タイル、長尺シート、タイルカーペット等、様々な材質のものが考えられる。
(支持台5)
図1に示すように、剥離装置1は、パネル4がスライド自在に載せられる支持台5を備えている。支持台5に載せられたパネル4は、後に詳述する押圧手段7によって押し出され、ガイド6に沿って直線状に移動され、スクレープ板8によって表面材3がパネル本体2から剥離される。支持台5は、スクレープ板8よりもパネル4の移動方向の上流側に待機エリア5aを有し、待機エリア5aに続いてスクレープ板8の下方に剥離エリア5bを有し、剥離エリア5bに続いてスクレープ板8よりも下流側に終了エリア5cを有する。
待機エリア5aでは、押出手段7で押し出される前のパネル4が待機される(図1参照)。剥離エリア5bでは、押出手段7で押し出されたパネル4の表面材3がスクレープ板8によってパネル本体2から剥離される(図2〜図4参照)。終了エリア5cでは、表面材3がパネル本体2から剥離された処理済みのパネル4(実質的にはパネル本体2)が載置される(図5参照)。また、支持台5は、待機エリア5aの隣(押圧手段7によるパネル4の移動方向に直交する方向の隣)に、待機エリア5aに移動させる前のパネル4(図1(b)の仮想線参照)を待機させる前待機エリア5dを有する。
(ガイド6)
図1に示すように、支持台4には、待機エリア5aに載せられたパネル4が押圧手段7によって押し出された際、パネル4を待機エリア5aから剥離エリア5bを介して終了エリア5cまで直線状に案内するガイド6が設けられている。ガイド6は、パネル4の幅方向の一端が当接される第1ガイド板6aと、パネル4の幅方向の他端が当接する第2ガイド板6bとを有する。これらガイド板6a、6b同士は平行に配置されている。ガイド板6a、6b同士の間隔は図示しないネジ機構等によって調節でき、幅方向の寸法が異なったパネル4に対応可能となっている。
第1ガイド板6aは、支持台5の待機エリア5aからパネル4の移動方向に沿って剥離エリア5bを介し終了エリア5cまで形成されているが、第2ガイド板6bは、剥離エリア5b及び終了エリア5cにのみ形成されていて待機エリア5aには形成されていない。前待機エリア5dに載置されたパネル4を待機エリア5aに移動させるためである。また、支持台5の前待機エリア5dには、前待機エリア5dのパネル4を待機エリア5aに案内する第3ガイド板9が設けられている。第3ガイド板9は、前待機エリア5dの端部5dxから第2ガイド板6bの端部6bxに架けて直線状に形成されている。
(押出手段7)
図1に示すように、支持台5に載せられたパネル4は、押出手段7によって、ガイド6(第1ガイド板6a、第2ガイド板6b)に沿って押し出される。押出手段7は、本実施形態では、パネル4の端面を押圧するエアシリンダ7aが用いられているが、電動又は油圧シリンダ等、パネル4の端面を押圧するものであれば如何なる機構でもよく、また、梃子を利用したリンク機構等により手動(人力)でパネル4の端面を押圧するものでも構わない。押出手段7(エアシリンダ7a)は、支持部材7bを介して支持台5に連結されており、パネル4を押し出す際の反力によって支持台5から離間しないようになっている。
押出手段7は、図1及び図2に示すように、待機エリア5aのパネル4を、表面材3の移動方向の上流側の端部3aがスクレープ板8によって剥離されることなくパネル本体2の頂面2aに接着されたままの状態で残る所定押出量(所定ストローク)で、剥離エリア5bまで押し出す機能を有している。押出手段7にエアシリンダ7aを用いた場合、エアシリンダ7aを上述した所定押出量にストローク制御する、或いは最大ストロークを上述の所定押出量に設定することになる。
(スクレープ板8)
図1、図2に示すように、支持台5には、押出手段7により押し出されたパネル4の表面材3を、パネル本体2から剥離するためのスクレープ板8が設けられている。スクレープ板8は、待機エリア5aから押出手段7によって押し出されて移動するパネル4の移動方向の下流側である剥離エリア5bに、待機エリア5aに載置されたパネル4の端面のパネル本体2と表面材3との境界に刃先8aが向けられて配設されている。スクレープ板8は、その刃先8aがパネル4の端面の表面材3とパネル本体2との境界に挿入された際、刃先8aがパネル本体2の頂面2aに押し付けられるように、板厚方向にしなるものである。すなわち、スクレープ板8は、バネ鋼等のしなる材質を用い、フラットな薄板状(例えば0.5mm〜1.5mm程度の板厚)に形成されており、板厚方向にしなり易い形状となっている。かかるスクレープ板8は、図1(a)に示すように側方から見て水平面に対して刃先8aが下がるように傾斜されており、図1(b)に示すように上方から見てパネル4の移動方向の直交方向に対して斜めに配置されている。但し、上記直交方向と平行に配置されてもよい。
スクレープ板8は、パネル4の移動方向を横切る方向に連なって配置された複数の分割スクレープ板8bから成り、これら分割スクレープ板8bの角度及び位置は、調節手段10によって個々に調節可能となっている。パネル本体2(アルミダイキャスト、鋳造製等)には頂面2aの中央が僅かに滑らかに窪む不陸が存在する場合があるが、各分割スクレープ板8bの角度及び位置を調節手段10によって微妙に調節することで、不陸に的確に対応できる。各分割スクレープ板8bの刃先8aは、図2に示すようにパネル4が押し出されてきたとき、パネル本体2の頂面2aに接する(押し付けられて僅かに撓む)ようになっている。
各分割スクレープ板8bは、既述のように、バネ鋼等のしなる材質から成り、刃先8aが尖ったフラットな薄板状(板厚方向にしなり易い形状)に形成されていて、夫々ホルダ11に支持(挟持)されている。各ホルダ11は、夫々の分割スクレープ板8bの角度及び位置を調節するための調節手段10を介して、支持台5に固定されている。詳しくは、支持台5には、剥離エリア5bの上方を横切ってブラケット12が設けられており、ブラケット12には、リンク機構や回動ピン等を備えた調節手段10を介して、各ホルダ11が取り付けられている。調節手段10によって各ホルダ11の角度及び位置を調節することで、各分割スクレープ板8bの角度及び位置が調節されるようになっている。
(押えローラ13(後方押えローラ))
図1、図2に示すように、この剥離装置1は、待機エリア5aのパネル4を押出手段7で上述した所定押出量で剥離エリア5bまで押し出した際、押し出されたパネル4の上面(実質的にはパネル本体2の頂面2a)の下流側の部分を押圧する押えローラ(後方押えローラ)13を備えている。後方押えローラ13は、図4(a)に示すように、パネル4の移動方向の下流側の上面を矢印Xで示すように押圧することで、その反力(反作用)によってパネル4の移動方向の上流側の部分を矢印Yで示すように持ち上げる機能を発揮する。ここで、パネル4の上面の下流側の部分とは、パネル4の移動方向の中央よりも下流側の部分(好ましくは1/4よりも下流側の部分)の意味であり、上述した反力を効率よく生じさせるためには、下流側の端部に近い方が好ましい。後方押えローラ13は、本実施形態では、パネル4の幅方向中央に1個配設されているが、幅方向に間隔を隔てて複数配設されても構わない。
図2に示すように、後方押えローラ13は、パネル本体2の頂面2aに接するローラ本体14と、ローラ本体14に取り付けられたバネ部15と、バネ部15に設けられた高さ調節機構16と、高さ調節機構16を支持台5に固定するブラケット17とを備えている。図1に示すように、ブラケット17は、支持台5を幅方向に横切るように形成されている。バネ部15は、本実施形態では弦巻バネが用いられているが、コイルバネでもよい。高さ調節機構16は、ブラケット17からローラ本体14までの高さを調節するものであり、バネ部15の台座18に立設されてブラケット17の穴に挿通されたネジ棒19と、ネジ棒19にブラケット17を挟んで螺合された一対のナット20とを有する。ナット20の位置を調節することで、図2に示すように、ローラ本体14の下方にパネル本体2が送り出されてきたとき、ローラ本体14がパネル本体2の頂面2aを押圧するように、ローラ本体14の高さが調節されている。また、高さ調節機構16によってローラ本体14の高さを調節することで、様々な厚さのパネル4(パネル本体2)に対応できる。
(別の押えローラ21(前方押えローラ))
図4に示すように、この剥離装置1は、押圧手段7により待機エリア5aから所定量押し出されて剥離エリア5bに移動されたパネル4の上流側端部に、次に剥離すべきパネル4nを突き合わせた際、突き合わされた次に剥離すべきパネル4nの上面(実質的には表面材3nの上面)の下流側の部分を押圧する別の押えローラ(前方押えローラ)21を備えている。ここで、次に剥離すべきパネル4nは、上述したパネル4と同じ構成であるので、同一の構成部品に符号nを付加し、説明を省略する。
図4(a)に示すように、前方押えローラ21は、次に剥離すべきパネル4nの移動方向の下流側の上面を矢印Zで示すように押圧することで、パネル4nの下流側の部分を支持台5に密着させ、パネル4nの下流側の端面を僅かに押し下げる機能を発揮する。ここで、パネル4nの上面の下流側の部分とは、パネル4nの移動方向の中央よりも下流側の部分(好ましくは1/4よりも下流側の部分)の意味であり、上述した押し下げを的確に生じさせるためには、下流側の端部に近い方が好ましい。
この前方押えローラ21によるパネル4nの下流側端面の押下機能(矢印Z)により、上述した後方押えローラ13によるパネル4の上流側端面の持上機能(矢印Y)と相俟って、パネル4のパネル本体2の頂面2aに押し付けられているスクレープ板8の刃先8aが、次に剥離すべきパネル4nのパネル本体2n(アルミダイキャスト製等)の端面に突き刺さる事態を回避している。
図3に示すように、前方押えローラ21は、第3ガイド板9の延長線に対して押圧手段7によるパネル4nの移動方向の下流側に配置されている。前待機エリア5dのパネル4nが第3ガイド板9に案内されて待機エリア5aに移動される際、そのパネル4nが前方押えローラ21と干渉しないようにするためである。前方押えローラ21は、本実施形態では、パネル4の幅方向に間隔を隔てて2個配設されているが、1個或いは幅方向に間隔を隔てて3個以上配設されても構わない。
図1に示すように、前方押えローラ21の構成は、上述した後方押えローラ13と同様であり、ローラ本体22と、バネ部23と、高さ調節機構24と、ブラケット25とを備えている。高さ調節機構24は、バネ部23の台座28に立設されたネジ棒26に螺合されたナット27の位置を調節することで、図4に示すように、ローラ本体22の下方に次に剥離すべきパネル4nが送り出されてきたとき、ローラ本体22が次に剥離すべきパネル4nの上面(表面材3の上面)を押圧するように調節されている。
(剥離方法)
上述した剥離装置1を用いて、次のようにしてパネル本体2の頂面2aに接着された表面材3を剥離する。
先ず、図1(b)に示すように、表面材3を剥離するパネル4を仮想線で示すように支持台5の前待機エリア5dに載せ、手動又は機械によって第3ガイド板9に沿って待機エリア5aに移動させる。なお、前待機エリア5dに載せられるパネル4は、ある程度の枚数が纏めて予めヒータ室に収容されること等で加熱され、表面材3をパネル本体2に接着する接着材が軟らかくなっている。
図2に示すように、押出手段7(エアシリンダ7a)により、待機エリア5aのパネル4を上述の所定押出量で押し出す。押し出しに伴って、パネル4が待機エリア5aから第1及び第2ガイド板6a、6bに沿って直線状に剥離エリア5bに移動し、パネル4の表面材3がスクレープ板8によってパネル本体2から剥離されていく。表面材3の剥離された部分は、上方にカール(湾曲)される。そして、表面材3の移動方向の上流側の端部3aがスクレープ板8によって剥離されることなくパネル本体2の頂面2aに接着されたままの状態で残る位置で、上記所定押出量の終端となり、エアシリンダ7aによるパネル4の押し出しが停止する。このときスクレープ板8の刃先8aは、パネル本体2の頂面2aに接した状態(押し付けられて僅かに撓んだ状態)となっている。
次に、図3に示すように、エアシリンダ7aを収縮させ、次に剥離すべきパネル4n(加熱済み)を同様にして前待機エリア5dから待機エリア5aに移動させる。そして、エアシリンダ7aを伸長させ、図4及び図5に示すように、待機エリア5aの次に剥離すべきパネル4nを上述の所定押出量で押し出し、剥離エリア5bに移動させる。図4は次に剥離すべきパネル4nが先に剥離されている剥離途中のパネル4に当接した瞬間を表すが、実際には図4の状態でエアシリンダ7aの伸長が停止するわけではなく、図3に示す待機エリア5aの次に剥離すべきパネル4nは、図5に示すように剥離エリア5bまで連続的に一気に押し出される。これにより、双方のパネル4n、4が一体的に押し出され、先に剥離途中の図4の剥離エリア5bにおけるパネル4は、表面材3が完全に剥離されて図5の終了エリア5cに押し出され、図4の待機エリア5aにおける次に剥離すべきパネル4nは、図5の剥離エリア5bに押し出されて表面材3が上流側の端部3naを残して剥離される(図3の剥離途中のパネル4と同様の状態)。
以降、上述した図3〜図5の作業を繰り返すことで、パネル4、4nの表面材3、3nをパネル本体2、2nから次々と連続的に剥離できる。
(作用・効果)
本実施形態によれば、支持台5にスライド自在に載せられたパネル4、4nを押し出すことでガイド6に沿って直線状に移動させ、パネル4、4nの押し出しに伴って、パネル4、4nの端面の表面材3、3nとパネル本体2、2nとの境界に、しなる材質、形状から成り板厚方向にしなり性を有するスクレープ板8の刃先8aを挿入し、パネル4、4nの表面材3、3nをパネル本体2、2nから剥離している。スクレープ板8は、その刃先8aがパネル4の端面の表面材3とパネル本体2との境界に挿入された際、刃先8aがパネル本体2の頂面2aに押し付けられるように、板厚方向にしなる。
このように、スクレープ板8が板厚方向にしなり性を有するので、パネル4、4nの押し出しに伴って、スクレープ板8が下方にしなって刃先8aがパネル4、4nのパネル本体2、2nの頂面2a、2naに押し付けられ、刃先8aによって表面材3、3n及び接着材が的確にパネル本体2、2nから剥がされる。仮に、パネル本体2、2nの頂面2a、2naに不陸があってもスクレープ板8がしなることで刃先8aがその不陸に追従する。よって、パネル本体2、2nを傷つけることなく、表面材3、3n及び接着材をパネル本体2、2nの直面2a、2naから的確に剥がすことができる。
このようにスクレープ板8のしなりを利用し、パネル4、4nを押し出すことで表面材3、3nをパネル本体2、2nから剥離しているので、超音波スクレーパを用いた場合よりも低コストで的確に剥離でき、且つバンドソーを用いた場合のようにパネル本体2、2nの頂面2a、2naが傷付くことはなく、パネル本体2、2nを再利用できる。また、バンドソーを用いた場合のように切断屑や切断埃が飛び散ることはなく、切断騒音も生じず、作業環境は良好である。
また、スクレープ板8は、パネル4、4nの移動方向を横切る方向に連なって配置された複数の分割スクレープ板8bから成り、これら分割スクレープ板8bの角度及び位置が調節手段10によって調節可能となっている。よって、各分割スクレープ板8bの角度及び位置を調節手段10で微調節することで、パネル本体2、2nの頂面2a、2naの不陸に的確に対応できる。すなわち、不陸は同一規格のパネル4、4nであれば略同様の形状であるため、その形状に合わせて予め各分割スクレープ板8bの角度及び位置を微調節しておくことで、同一規格のパネル4、4nについて、表面材3、3n及び接着材をパネル本体2、2nの頂面2a、2naから的確に剥離できる。また、規格が異なりパネル本体2、2naの厚さやパネル本体2、2nと表面材3、3nとの接着強度の異なったパネル4、4nを剥離する場合には、各分割スクレープ板8bの角度及び位置をその規格のパネル4、4nに合わせて変更することで対応できる。
図1に示すように、支持台5は、スクレープ板8よりもパネル4の移動方向の上流側に、押出手段7(エアシリンダ7a)で押し出される前のパネル4を待機させる待機エリア5aを有する。そして、エアシリンダ7aは、図2に示すように、待機エリア5aのパネル4を、表面材3の移動方向の上流側の端部3aがスクレープ板8によって剥離されることなくパネル本体2の頂面2aに接着されたままの状態で残る所定押出量で、剥離エリア5bまで押し出す。図2の剥離エリア5bに押し出されたパネル4のパネル本体2の頂面2aには、スクレープ板8の刃先8aが接している(押し付けられて僅かに撓んでいる)。
よって、図3及び図4に示すようにそのパネル4に次に剥離すべきパネル4nを突き合わせ、図5に示すように次のパネル4nをエアシリンダ7aで上述の所定押出量で押し出した際、図3においてスクレープ板8の刃先8aが押し付けられて僅かに撓まされているパネル本体2がスクレープ板8の刃先8aの高さ決め部材(高さスペーサ)となり、スクレープ板8の刃先8aが次のパネル4nの端面の表面材3nとパネル本体2nとの境界に的確に食い込む。
すなわち、図3に示すように、剥離エリア5bにおいて剥離途中で停止されたパネル4のパネル本体2が、次に剥離すべきパネル4nに対して、スクレープ板8の刃先8aの高さ決め部材(高さスペーサー)となると共に、図4及び図5に示すように、剥離エリア5bにおける剥離途中のパネル4のパネル本体2の頂面2aが、スクレープ板8の刃先8aを、次に剥離すべきパネル4nの表面材3nとパネル本体2nとの境界に案内する案内面となる。この結果、スクレープ板8の刃先8aが次のパネル4nの端面の表面材3nとパネル本体2nとの境界に的確に食い込み、パネル4nの表面材3nをパネル本体2nから的確に剥離できる。
また、図4に示すように、剥離エリア5bにおける剥離途中のパネル4に次に剥離すべきパネル4nを突き合わせた際、剥離途中のパネル4の上面の移動方向の下流側の部分が後方押えローラ13で上方から押圧されると共に、次に剥離すべきパネル4nの上面の移動方向の下流側の部分が前方押えローラ21で上方から押圧される。ここで、後方押えローラ13は、剥離エリア5bにて剥離途中で停止しているパネル4の下流側の上面を矢印Xで示すように押圧することで、反力(反作用)によってそのパネル4の上流側の端部を矢印Yで示すように僅かに持ち上げる。すなわち、剥離途中で停止しているパネル4の上流側の端部は、後方押えローラ13が存在しない場合と比べて、僅かに持ち上がることになる。一方、前方押えローラ21は、次に剥離すべきパネル4nの下流側の上面を矢印Zで示すように押圧することで、そのパネル4nの下流側の端部を支持台5に密着させて僅かに押し下げる。すなわち、次に剥離すべきパネル4nの下流側の端部は、前方押えローラ21が存在しない場合と比べて、僅かに押し下げられることになる。
このように、前方押えローラ21によって次に剥離すべきパネル4nの下流側の端部が僅かに押し下げられ、後方押えローラ13によって剥離途中のパネル4の上流側の端部が僅かに持ち上げられるので、剥離途中のパネル4のパネル本体2の頂面2aに押し付けられて僅かに撓んでいるスクレープ板8の刃先8aが、次に剥離すべきパネル4nのパネル本体2nの端面に突き刺さる事態が回避される。すなわち、各パネル4、4nのパネル本体(アルミダイキャスト製等)2、2nは、個体毎に僅かな製造誤差(1mm以下)が避けられず、剥離途中のパネル4のパネル本体2の厚さよりも次に剥離すべきパネル4nのパネル本体2nの厚さの方が僅かに厚い場合、スクレープ板8の刃先8aが次に剥離すべきパネル4nのパネル本体2nの端面に突き刺さる事態も考えられるが、上述した前方押えローラ21による押下機能(矢印Z)及び後方押えローラ13による持上機能(矢印Y)によって、この事態を回避している。
以上、添付図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した各実施形態に限定されないことは勿論であり、特許請求の範囲に記載された範疇における各種の変更例又は修正例についても、本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。例えば、フロアパネルの他、壁パネルや天井パネル等にも適用できる。
本発明は、パネル本体の頂面に薄板状の表面材(Pタイル等)が接着されたパネル(フロアパネル等)から表面材を剥がすパネルの表面材の剥離装置及び剥離方法に利用できる。
1 剥離装置
2 パネル本体
2a 頂面
3 表面材
3a 上流側の端部
4 パネル
5 支持台
5a 待機エリア
6 ガイド
7 押出手段
8 スクレープ板
8a 刃先
8b 分割スクレープ板
10 調節手段
13 押えローラ(後方押えローラ)
21 別の押えローラ(前方押えローラ)
2n 次に剥離すべきパネルのパネル本体
2na 頂面
3n 次に剥離すべきパネルの表面材
3na 上流側の端部
4n 次に剥離すべきパネル

Claims (5)

  1. パネル本体の頂面に薄板状の表面材が接着されたパネルから前記表面材を剥がすパネルの表面材の剥離装置であって、
    前記パネルがスライド自在に載せられる支持台と、
    該支持台に載せられた前記パネルを直線状に案内するガイドと、
    前記支持台に載せられた前記パネルを前記ガイドに沿って押し出す押出手段と、
    該押出手段により押し出されて前記ガイドに沿って移動する前記パネルの移動方向の下流側に配設され、そのパネルの端面の表面材とパネル本体との境界に刃先が向けられたスクレープ板とを備え、
    該スクレープ板は、その刃先が前記パネルの端面の表面材とパネル本体との境界に挿入された際、刃先がパネル本体の頂面に押し付けられるように、板厚方向にしなるものであり、
    前記支持台が、前記スクレープ板よりも前記パネルの移動方向の上流側に、前記押出手段で押し出される前の前記パネルを待機させる待機エリアを有し、
    前記押出手段が、前記待機エリアのパネルを、前記表面材の前記移動方向の上流側の端部が前記スクレープ板によって剥離されることなく前記パネル本体の頂面に接着された状態で残る所定押出量で、押し出す機能を有する
    ことを特徴とするパネルの表面材の剥離装置。
  2. 前記パネルを前記所定押出量で押し出した際、押し出されたパネルの上面の前記移動方向の下流側の部分を押圧する押えローラと、
    該押えローラで押圧されたパネルに次に剥離すべきパネルを突き合わせた際、突き合わされた次に剥離すべきパネルの上面の前記移動方向の下流側の部分を押圧する別の押えローラと、を備えた請求項1に記載のパネルの表面材の剥離装置。
  3. 前記スクレープ板が、前記パネルの移動方向を横切る方向に連なって配置された複数の分割スクレープ板から成り、これら分割スクレープ板の角度及び位置を調節する調節手段を備えた請求項1又は2に記載のパネルの表面材の剥離装置。
  4. パネル本体の頂面に薄板状の表面材が接着されたパネルから前記表面材を剥がすパネルの表面材の剥離方法であって、
    前記パネルを支持台にスライド自在に載せ、
    該支持台に載せられたパネルを押し出すことでガイドに沿って直線状に移動させ、
    押し出されて移動する前記パネルの端面の表面材とパネル本体との境界に、前記パネルの移動方向の下流側に配設されたしなり性を有するスクレープ板の刃先を挿入し、
    前記パネルの押し出しに伴って、前記スクレープ板が板厚方向にしなることで、そのスクレープ板の刃先が前記パネルのパネル本体の頂面に押し付けられ、
    前記支持台に載せられたパネルを押し出すことでガイドに沿って直線状に移動させて、前記スクレープ板によって前記パネルの表面材をパネル本体から剥離する際、
    前記パネルの押し出しを、前記表面材の前記移動方向の上流側の端部が前記スクレープ板によって剥離されることなく前記パネル本体の頂面に接着された状態で残る位置で一旦停止し、
    このとき前記スクレープ板の刃先が前記パネル本体の頂面に接した状態であり、
    その後、前記パネルに次に剥離すべきパネルを突き合わせ、次に剥離すべきパネルを押し出すことで双方のパネルを一体的に押し出すようにしたことを特徴とするパネルの表面材の剥離方法
  5. 請求項4に記載の剥離方法において、
    前記パネルに次に剥離すべきパネルを突き合わせた際、前者のパネルの上面の移動方向の下流側の部分を押えローラで上方から押圧すると共に、後者の次に剥離すべきパネルの上面の移動方向の下流側の部分を別の押えローラで上方から押圧するようにしたパネルの表面材の剥離方法。
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