JPH0557219U - 剥離装置 - Google Patents
剥離装置Info
- Publication number
- JPH0557219U JPH0557219U JP11359691U JP11359691U JPH0557219U JP H0557219 U JPH0557219 U JP H0557219U JP 11359691 U JP11359691 U JP 11359691U JP 11359691 U JP11359691 U JP 11359691U JP H0557219 U JPH0557219 U JP H0557219U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peeling
- blade
- main body
- floor surface
- peeling device
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- Withdrawn
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- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 床面に接着固定されたタイルを機械的に剥離
することができ、時間と労力の節約を図ることができ
る、構造が極めて簡単で安価な剥離装置を提供する。 【構成】 走行体20の前部に取り付けられる本体4
と、本体4の前部に回動自在に取り付けられた中央剥離
刃物8と側部剥離刃物9とからなり、これらの剥離刃物
はスプリング16によって床面側に押圧された構成であ
る。
することができ、時間と労力の節約を図ることができ
る、構造が極めて簡単で安価な剥離装置を提供する。 【構成】 走行体20の前部に取り付けられる本体4
と、本体4の前部に回動自在に取り付けられた中央剥離
刃物8と側部剥離刃物9とからなり、これらの剥離刃物
はスプリング16によって床面側に押圧された構成であ
る。
Description
【0001】
本考案は、床の表面に接着されたタイルを剥していく剥離装置に関するもので ある。
【0002】
従来、床の表面に接着固定された硬質タイル又は軟質タイルを剥す場合は、手 作業で工具を床とタイルの間に差し込み、てこの原理を利用して一枚づつ剥して いた。
【0003】
しかし、床全体に接着固定されたタイルを一枚づつ剥すのは、時間がかかると もにかなりの労力を必要とするという問題点があった。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑み案出したものであって、床全体に接着固定されたタ イルを機械的に剥していき、しかも構造が極めて簡単で安価であり、床面に凹凸 があってもその凹凸に沿ってタイルを剥すことができる剥離装置を提供すること を目的とする。
【0005】
本考案に係る剥離装置は、上記目的を達成するため、下記の構成を有する。 (イ)走行体に取り付けられる取付部を有する本体と、剥離刃物とからなってい ること。 (ロ)剥離刃物は、前方下部に剥離部を有し、後部が本体の前部に回動自在に取 り付けられていること。 (ハ)本体には、剥離刃物の剥離部を剥離面に押圧する弾性部材が設けられてい ること。
【0006】
本考案に係る剥離装置は上記構成を有するから、走行体に本体を取り付けるこ とができる。本体の前部には剥離刃物の剥離部が回動自在かつ床面側に圧接する ようにして設けられているから、走行体を走行させると、剥離刃物の剥離部が床 面の硬質タイル又は軟質タイルを機械的に剥していく。床面に凹凸があっても、 剥離部が弾性部材によって床面に圧接させられているから、床面の凹凸に沿って スムーズにタイルを剥していくことができる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 1は剥離装置であって、図1に示すように、後部には固定板2と4個の取付穴 3aを有する取付板3とからなる略L字状の本体4を有している。固定板2の両 側面には側板5,5が六角穴付きボルト6,6によって固定されている。この側 板5,5の前部には支軸7が取り付けられており、この支軸7には6個の中央剥 離刃物8・・・と、この中央剥離刃物8・・・を挟むようにして両側に側部剥離 刃物9,9が回動自在に設けられている。 図6に示すように、中央剥離刃物8は、前方下部に鋭角の剥離部8aが形成さ れ、中央両側部に他の刃物との接触面積を少なくするための段凹部8bが形成さ れており、後部に前記支軸7を挿通するための軸穴8cが設けられている。さら に中央剥離刃物8の後端には後記ローラ軸10を軸受けする凹部8eを備えたガ イド突起8dが設けられている。 側部剥離刃物9は、前方下部及び側方下部に鋭角の剥離部9a,9bが形成さ れ、後部に前記支軸7を挿通するための軸穴9cが設けられている。さらに側部 剥離刃物9の後端にも後記ローラ軸10を軸受けする凹部9eを備えたガイド突 起9dが設けられている。 固定板2の前面下部には、前記ガイド突起8d,9dの後端を遊嵌して中央剥 離刃物8と側部剥離刃物9の回動をある程度規制するとともに凹部8e,9eに 軸受けされたローラ軸10を転動させることができる凹溝11が形成されている 。 固定板2の前面上部には、略コ字状の溝12が形成されており、この溝12 には天板13が嵌め込まれて固定されている。天板13の前部には8個の押圧ボ ルト14がねじ込まれている。この押圧ボルト14の下部にはバネ受け15が設 けられており、このバネ受け15と前記刃物8,9の間にはスプリング16が装 設されている。 20は走行体であって、前部には略コ字状の取付枠体21が設けられており、 この取付枠体21には送りねじ22が回動自在に設けられている。この送りねじ 22は走行体20の動力が図示しないスプロケット,チェーン等を介して伝達さ れるようになっている。さらにこの送りねじ22には移動体30の移動管31が 螺合している。移動体30は、この移動管31と、この移動管31に固着された 固定板32と、この固定板32にボルト,ナットを介して取り付けられた取付板 33と、この取付板33に固着された筒体34と、この筒体34に固設された突 設板35とからなり、この突設板35には前記取付板3の取付穴3aに対応する 穴36が穿設されている。
【0008】 従って、剥離装置1は、取付板3の取付穴3aと突設板35の穴36を合わせ 、ボルトを挿入してナットを締め付けることにより走行体20の移動体30に取 り付けることができる。剥離装置1の中央剥離刃物8及び側部剥離刃物9はスプ リング16によって床面に圧接させられることになる。この圧接力は、押圧ボル ト14の回動によりスプリング16のバネ圧を変えて調整することができる。 この走行体20を走行させると、図5に示すように、中央剥離刃物8の剥離部 8aと側部剥離刃物9の剥離部9aが床面に接着固定された硬質または軟質のタ イルTを機械的に剥していく。走行体20を右方または左方に回転させるか、ま たは走行体20の動力により送りねじ22を回転させて移動体30を側方に移動 させると側部剥離刃物9の剥離部9bが走行体20の側部側のタイルを剥離する ことになる。床面に凹凸があった場合でも、中央剥離刃物8の剥離部8e及び側 部剥離刃物9の剥離部9eはスプリング16によって常に床面側に圧接されてい るから、その凹凸にしたがってスムーズにタイルを剥離していくことができる。
【0009】 なお、剥離装置1は、6個の中央剥離刃物8と2個の側部剥離刃物9を支軸7 に回動自在に取り付けているから、図6のように中央剥離刃物8を1個、側部剥 離刃物を2個にしてこれらの刃物が横に移動しないようにカラー18を支軸7に はめても良い。こようにして刃物全体の幅を狭くすることにより、狭い床面でも 十分それに対応してタイルを剥離することが可能となる。
【0010】
本考案に係る剥離装置は、剥離刃物の剥離部が常に弾性部材によって床面に圧 接されているから、床面に接着固定された複数のタイルを機械的に剥していくこ とができ、時間と労力の節約を図ることができるという効果がある。又、剥離部 が常に弾性部材によって床面に圧接されているから、床面の凹凸に沿ってスムー ズにタイルを剥離していくことができるという効果もある。さらに又、構造が極 めて簡単で安価に製造することができるという効果がある。
【図1】本考案の一実施例に係る剥離装置の全体斜視図
である。
である。
【図2】本考案の一実施例に係る剥離装置の正面図であ
る。
る。
【図3】本考案の一実施例に係る剥離装置の底面図であ
る。
る。
【図4】本考案の一実施例に係る走行体の一部を省略し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図5】本考案の一実施例に係る剥離装置の使用状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図6】本考案の一実施例に係る剥離装置の使用説明図
である。
である。
1 剥離装置 4 本体 8 中央剥離刃物 9 側部剥離刃物 16 スプリング(弾性部材) 20 走行体 T タイル
Claims (1)
- 【請求項1】 下記の要件を備えた剥離装置。 (イ)走行体に取り付けられる取付部を有する本体と、
剥離刃物とからなっていること。 (ロ)剥離刃物は、前方下部に剥離部を有し、後部が本
体の前部に回動自在に取り付けられていること。 (ハ)本体には、剥離刃物の剥離部を剥離面に押圧する
弾性部材が設けられていること。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11359691U JPH0557219U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11359691U JPH0557219U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 剥離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0557219U true JPH0557219U (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=14616219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11359691U Withdrawn JPH0557219U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 剥離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0557219U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5090576B1 (ja) * | 2012-04-04 | 2012-12-05 | インテリアいとう有限会社 | パネルの表面材の剥離装置及び剥離方法 |
WO2013024804A1 (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-21 | インテリアいとう有限会社 | 再生フロアパネル製造方法、再生フロアパネル製造装置及び再生フロアパネル |
KR102300337B1 (ko) * | 2021-01-04 | 2021-09-08 | 황일규 | 어테치먼트형 스크래퍼 장치 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP11359691U patent/JPH0557219U/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013024804A1 (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-21 | インテリアいとう有限会社 | 再生フロアパネル製造方法、再生フロアパネル製造装置及び再生フロアパネル |
JP5090576B1 (ja) * | 2012-04-04 | 2012-12-05 | インテリアいとう有限会社 | パネルの表面材の剥離装置及び剥離方法 |
KR102300337B1 (ko) * | 2021-01-04 | 2021-09-08 | 황일규 | 어테치먼트형 스크래퍼 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960404 |