JP2540007Y2 - 床材剥捲機 - Google Patents

床材剥捲機

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JP2540007Y2
JP2540007Y2 JP1991055886U JP5588691U JP2540007Y2 JP 2540007 Y2 JP2540007 Y2 JP 2540007Y2 JP 1991055886 U JP1991055886 U JP 1991055886U JP 5588691 U JP5588691 U JP 5588691U JP 2540007 Y2 JP2540007 Y2 JP 2540007Y2
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stripping
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辰雄 宮向
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有限会社インテリアサロン藤原
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、カーペット、長尺シ
ート、クッションフロアー、人工芝等(以下、これらを
総称して床材という)を接着基材から剥がして捲る床材
剥捲機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の床材は古くなると剥がして敷き
変える必要があるが、床材は接着剤等で接着基材(床
面)に強固に接着してあるため、剥がすのに非常に難儀
をする。このため、実開昭64−046332号公報に
みられるような、進行方向前後に振動して床材を剥捲す
る剥捲刃を有する床材剥捲機を用いて行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来の床材
剥捲機では、一度の剥捲作業だけでは床材を完全には剥
捲できず、処々に剥捲屑が残る。したがって、再度剥捲
作業をするか、適当な器具を用いてこれを削取したりし
なければならなかった。また、削取した剥捲屑を集めた
りする作業も必要であった。しかし、このような仕事
は、いわゆる3Kの代表的な作業であるため、なかなか
人手が集まらないのが実情である。
【0004】一方、剥捲刃の振動は鉛直面内での円形揺
動運動で行われるから、そのストロークの前後端で剥捲
刃が床面から浮き上がって床材を切断するといった事態
が生ずる。このため、剥がした床材をロール状に巻いて
集めて行くという剥捲作業ができないといった欠点もあ
る。この考案は、このような課題を解決するものであっ
て、要するに、一度の剥捲作業で剥捲と集屑を同時に可
能し、併せて床材を切断することなしに連続して剥捲作
業ができるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題の下、この考
案は、進行方向前後に揺動運動して床材を剥捲する剥捲
刃を自走車両の前部に装備した床材剥捲機において、こ
の剥捲刃を床面を彎曲して押圧するばね鋼で構成して揺
動運動中常に床面に摺接した状態にするとともに、剥捲
刃の後方に剥捲屑を削取して集押する傾斜角度変更可能
なドーザを付設したことを特徴とする床材剥捲機を提供
する。
【0006】
【作用】以上の手段をとることにより、剥捲刃は揺動運
動中床面から離れないから、床材を切断するといった事
態をなくす。又、ドーザは剥捲刃が剥捲し残した床材を
削取するとともに、これを集押し、完全なる剥捲と集屑
作業を可能にする。
【0007】
【実施例】図1は床材剥捲機の側面図、図2は要部平面
図であるが、この床材剥捲機は旋回する車台10をクロ
ーラ走行装置12で支え、車台10の後部に基部14、
前部に操縦部16を装備したものである。なお、基部1
4の上面には作業者が座るシート18が設けられる。ク
ローラ走行装置12はトラックフレーム20の前後端に
取り付けられる駆動輪22と従動輪24とにクローラ2
6を張り掛けたものであるが、このうち、駆動輪22に
は油圧モータが直装され、この油圧モータは基部16に
設けられたエンジンで駆動される油圧ポンプで動かされ
る(いずれも図示省略)。
【0008】車台10の前部にはヒッチ体28が設けら
れ、このヒッチ体28に剥捲装置30が昇降可能に取り
付けられる。すなわち、ヒッチ体28に結合される後部
取付板32と剥捲装置30を構成するベース34に接続
される前部取付板36とをリンク機構38で連結するの
である。リンク機構38は二本のリンク40と一本の油
圧シリンダ42とで平行リンクを構成する他、昇降用の
油圧シリンダ44が別に設けられるものである。これに
より、昇降用の油圧シリンダ44を伸縮させると、剥捲
装置30は昇降し、平行リンクを構成する他の油圧シリ
ンダ42を伸縮させると、剥捲装置30の傾斜角度は変
更する。
【0009】ドーザ46はトラックフレーム20等から
前延するアーム48等にドーザ板50がピン52等で枢
着されたものであり、ドーザ板50はこのピン52の回
りを傾動してその傾斜角度が変更可能になっている。図
4はこれを示す一部断面平面図であるが、アーム48等
に回転可能に軸支したねじ軸54をドーザ板50を突き
抜けて前方に突出させ、このねじ軸54をドーザ板50
に装設したナット56で受けたものである。これによ
り、ねじ軸54を回転させると(ハンドル58等で)、
ドーザ板50はピン52を中心にその傾斜角度が変更で
きる。
【0010】剥捲装置30はベース34の前部に設けら
れた水平軸60の回りをこのベース34上に設置された
別置きのエンジン62の動力で揺動運動するスイングヘ
ッド64を有している。図3はスイングヘッド64の要
部断面図であるが、エンジン62からベルト、プーリ機
構66等によって駆動ホイル68を駆動し、この駆動ホ
イル68に偏心して取り付けられたピン70とスイング
ヘッド64に設けられるピン72とをロッド74で連結
したものである。スイングヘッド64の底面には薄いば
ね鋼の剥捲刃76が取り付けられている。なお、本例で
はスイングヘッド64の駆動は別置きのエンジン62に
よるものを示したが、この他に本機側のエンジン動力や
油圧動力によるものであってもよい。
【0011】以上により、剥捲装置30を降ろしてその
剥捲刃76が床材78に作用するように機体を走行させ
ると、剥捲刃76は前後に揺動運動(振動)しながら床
面80と床材78の間に入って行き、床材78は床面8
0から剥捲される(剥捲されたものは円形に捲れる)。
このとき、剥捲刃76を薄いばね鋼で構成し、常時、彎
曲して床面80に押圧するように設定しておくことで、
剥捲刃76の揺動振動中常に床面80に摺接するものと
なり、したがって、床材78を切断したりしない。さら
に、油圧シリンダ42を伸縮させて剥捲刃76の作用角
度が最適になるようにも調整する。ところで、このと
き、剥捲刃76は床面80に強く擦られて磨耗するが、
このことは同時に研磨されることでもある。なお、剥捲
刃76は表裏取り替えても使用できる。さらに、剥捲装
置30の後方にはドーザ46が装備されるから、このド
ーザ46が作用して剥捲し残した剥捲屑を削取するとと
もに、これを集めて押す。そして、このときドーザ板5
0の傾斜角度を変えることによって削取及び集屑の効果
を高めることができる。
【0012】
【考案の効果】以上、この考案は、前記したものである
から、まず、剥捲刃は薄いばね鋼で構成され、作動中も
常時床面に彎曲して押圧する状態を保つものであるか
ら、ストロークの端で浮き上がって床面から離れ、せっ
かく剥捲した床材を切断して作業を中断してしまうとい
った事態をなくす。つぎに、ドーザが付設されることに
より、剥捲刃の剥捲し残しを補うとともに、剥捲屑を集
押して集屑作業を可能にする。そして、このとき、ドー
ザ板の傾斜角度が変更することで、この作業をより完全
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】床材剥捲機の全体側面図である。
【図2】床材剥捲機の前部平面図である。
【図3】床材剥捲機の前部の一部断面平面図である。
【図4】床材剥捲機の要部の一部断面側面図である。
【符号の説明】
46 ドーザ 50 ドーザ板 76 剥捲刃 78 床材 80 床面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 進行方向前後に揺動運動して床材(7
    8)を剥捲する剥捲刃(76)を自走車両の前部に装備
    した床材剥捲機において、この剥捲刃(76)を床面
    (80)を彎曲して押圧するばね鋼で構成して揺動運動
    中常に床面(80)に摺接した状態にするとともに、剥
    捲刃(76)の後方に剥捲屑を削取して集押する傾斜角
    度変更可能なドーザ(46)を付設したことを特徴とす
    る床材剥捲機。
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