JP5090153B2 - 助手席用エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両乗員を保護するためのエアバッグ装置に関する。
助手席用のエアバッグ装置として、特許文献1に開示のものがある。特許文献1は、エアバッグ内に整流布を備えたエアバッグ装置を開示している。整流布は、車両の左右方向の両側を塞ぐと共に、車両の前後方向の両側を開口させ、さらに前方側の開口面積を後方側の開口面積より大きくした構成とされている。
特開平11−278192号公報
ところで、通常、インストルメントパネルの上面に設けられる助手席用のエアバッグ装置では、インストルメントパネルの上面から乗員側に向けて大きく伸び出るように膨張展開する必要がある。
上記特許文献1に開示のエアバッグ装置では、ウインドシールドに沿って車両の後方側(乗員側)へ膨張展開するように設置している。
しかしながら、上記エアバッグ装置ではウインドシールドが鉛直方向に対してある程度の角度で傾斜していることを前提としている。鉛直方向に対するウインドシールドの傾斜角度が緩い場合、或は、ウインドシールドが鉛直方向に近い角度で配設されている場合には、別途の工夫が必要となる。
そこで、本発明は、ウインドシールドの傾斜の有無、程度に拘らず、助手席用のエアバッグを乗員側に向けて素早く展開できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係る助手席用エアバッグ装置は、インストルメントパネルに配設される助手席用エアバッグ装置であって、ガス導入口を有する袋状に形成され、通常状態では、インストルメントパネル内で折畳み収納可能に構成されると共に、膨張時にはインストルメントパネル外に展開可能なエアバッグと、前記ガス導入口を通じて前記エアバッグ内にガスを供給可能なインフレータと、一端側が開口する有底筒状に形成され、側壁部に前記ガス導入口に連結された連通孔が形成された整流体と、を備え、前記整流体は、前記エアバッグの膨張展開途中で、その開口を前記エアバッグの前部内面側に対向させる態様で、前記エアバッグ内に組込まれたものである。
第2の態様は、第1の態様に係る助手席用エアバッグ装置であって、前記インフレータは、略円盤状に形成されその外周囲にガス噴出口が形成されたガス噴出部を有し、前記ガス噴出部が前記連通孔を通って前記整流体内に配設され、前記整流体は、基布を前記ガス噴出口に対向する位置を除く位置で縫合することで形成されたものである。
第3の態様は、第2の態様に係る助手席用エアバッグ装置であって、前記整流体は、側壁部に前記連通孔を有すると共にその連通孔に対向する側壁部に縫合部分を有する略筒状布部と、前記略筒状布部の一端部であって前記連通孔と同じ側壁部から延出する延出布部とを有し、前記延出布部が前記略筒状布部に対して前記連通孔とは反対側の側壁部で重ね合せて縫合されたものである。
第4の態様は、第1〜第3のいずれかの態様に係る助手席用エアバッグ装置であって、前記エアバッグは、前記ガス導入口に対向する部分を前記ガス導入口側に接近させるように平面状に折畳まれると共に前後方向に亘って左右略均等幅となるように左右両側部が折畳まれた状態から、前記ガス導入口よりも前方部分が蛇腹状に折畳まれた前方折畳み部分と、前記ガス導入口よりも後方部分が蛇腹状に折畳まれた後方折畳み部分とを有し、前記前方折畳み部分が前記後方折畳み部分よりも前記ガス導入口の近くに位置するものである。
第5の態様は、第1〜第4のいずれかの態様に係る助手席用エアバッグ装置であって、前記エアバッグの折畳み形態を覆うと共に、前記エアバッグの膨張展開により破断してインストルメントパネルの開口周縁部の少なくとも一部と前記エアバッグの間に介在可能な保護部材をさらに備えたものである。
第1の態様に係る助手席用エアバッグ装置によると、インフレータから供給されるガスは、整流体を通ってエアバッグ内に供給される。そして、整流体は、前記エアバッグの膨張展開時には、その開口を前記エアバッグの前部内面側に対向させる。この際、整流体の開口から供給されるガスは、まず、エアバッグの前部部分を膨張展開させる。そして、エアバッグの前部部分がほぼ完全に膨張した後、整流体の開口から供給されるガスは、エアバッグの前後方向中間部さらには後部部分に供給され、エアバッグ全体が膨張展開する。このため、エアバッグの前部部分のほぼ完全な膨張形態によって、エアバッグが乗員側に向けて展開するようにコントロールすることができる。従って、ウインドシールドの傾斜の有無、程度に拘らず、助手席用のエアバッグを乗員側に向けて素早く展開できるようにすることができる。
第2の態様によると、基布の縫合によって形成される整流体に関して、強度が比較的弱い縫合部分にガスが直接あたらないので、整流体の破損を防止できると共に、縫合部分の強度を極端に強くする必要がないので、縫合作業を効率よく行える。
第3の態様によると、略筒状布部の縫合部分及び前記略筒状布部に対する延出布部の縫合部分は、ガス噴出口に対向する位置を避けた位置に配設される。このため、強度が比較的弱い縫合部分にガスが直接あたらないので、整流体の破損を防止できると共に、縫合部分の強度を極端に強くする必要がないので、縫合作業を効率よく行える。
第4の態様によると、前記前方折畳み部分が前記後方折畳み部分よりも前記ガス導入口の近くに位置するため、整流体を経由してガスが導入されると、まず、前方折畳み部分が蛇腹折りを解消させながら後方折畳み部分を後方に押退けつつ膨張展開する。そして、後方折畳み部分の蛇腹状を解消させつつ左右方向へも広がりながら膨張展開する。これにより、エアバッグを円滑かつ素早く展開させることができる。
第5の態様によると、保護部材は、エアバッグの折畳み状態を維持することができる。また、前記エアバッグの膨張展開により破断してインストルメントパネルの開口周縁部の少なくとも一部とエアバッグの間に介在するため、インストルメントパネルの開口周縁部とエアバッグとの直接接触が回避され、エアバッグ及びインストルメントパネルの開口周縁部の破損を防止できる。
以下、実施形態に係る助手席用エアバッグ装置について説明する。図1は膨張展開した状態でのエアバッグ30及び整流体40を示す斜視図であり、図2はインストルメントパネル12に組込まれて収納されたエアバッグ装置20を示す一部断面側面図であり、図3はインストルメントパネル12に組込まれたエアバッグ装置20が膨張展開した状態を示す一部断面側面図である。なお、以下の説明において、説明の便宜上、前後方向、上下方向及び左右方向とは、本エアバッグ装置20が車両に組込まれて乗員が前方を向いた状態での方向を基準とする。
このエアバッグ装置20は、車両のウインドシールドW内側であって助手席前方にあるインストルメントパネル12上面に組込むように配設されている。本エアバッグ装置20は、車両の衝突時等に助手席乗員前方に膨張展開して、助手席乗員を受止めて衝撃を吸収する装置である。
このエアバッグ装置20は、エアバッグ30と、インフレータ22と、整流体40と、保護部材50とを備えている。
エアバッグ30は、布等でガス導入口32hを有する袋状に形成されており、通常状態では、インストルメントパネル12内で折畳んで収納されている。また、このエアバッグ30は、膨張展開時には、インストルメントパネル12外に飛出して助手席乗員側に向けて膨張展開するように構成されている。
ここで、インストルメントパネル12の上面部分であってエアバッグ30の配設部分に対向する内面には、当該対向部分を複数に分裂させるティアラインが形成されている。そして、エアバッグ30の膨張展開力を受けて当該インストルメントパネル12の上面部分が前記ティアラインで分裂して、エアバッグ30を外方に向けて膨張展開させるための開口12hが形成されるようになっている。
ここでは、インストルメントパネル12の上面部分であってエアバッグ30の配設部分に対向する内面には略H字状のティアラインが形成されており、当該上面部分が車両前後方向において2つのドア片14(ここでは略方形状のドア片14)に区切られている。前側のドア片14は、車両前方側でヒンジ部14aを介してインストルメントパネル12のうち開口12h前縁部に連結されており、後側のドア片14はヒンジ部14aを介してインストルメントパネル12のうち開口12h後縁部に連結されている。そして、エアバッグ30の膨張展開力を受けて、インストルメントパネル12の上面部分が前記ティアラインに沿って分裂し、2つのドア片14がヒンジ部14a周りで車両前後方向に割り開かれて、開口12h(ここでは略方形開口12h)が形成されるようになっている。
インフレータ22は、点火装置及びガス発生剤等を有しており、車両の衝撃検知部等からの点火命令信号等を受けて前記点火装置を発火させ、この発火によりガス発生剤を燃焼させる。これにより発生したガスが、上記ガス導入口32hを通じてエアバッグ30内に供給される(図2及び図3参照)。より具体的には、インフレータ22は円筒状の外形状を有しており、その長手方向中間部の外周囲につば部26が形成されている。また、インフレータ22のうちつば部26よりも上方の部分は、略円盤状に形成されその外周囲に複数のガス噴出口24hが形成されたガス噴出部24に形成されている。このインフレータ22は、インストルメントパネル12内側に取付けられたブラケット28の底壁開口部28h内に配設した状態で、そのつば部26を当該底壁開口部28hの周縁部に重ね合せた状態でネジ等を用いて取付固定される。つば部26と底壁開口部28hの周縁部との重ね合せ部分には、エアバッグ30のガス導入口32hの周縁部及び整流体40の連通孔42(後述する)の周縁部、保護部材50の開口50hの周縁部(後述する)も重ね合されている。そして、インフレータ22をブラケット28の底壁開口部28h周縁部に取付ける際、エアバッグ30のガス導入口32hの周縁部及び整流体40の連通孔42の周縁部、保護部材50の開口50hの周縁部も当該取付箇所に一括して固定されている。この取付状態で、ガス噴出部24は、ガス導入口32h及び連通孔42を通ってエアバッグ30内で整流体40内に配設されている。これにより、インフレータ22は、エアバッグ30及び整流体40内にガスを供給可能な態様で、インストルメントパネル12に配設固定されている。
整流体40は、布等で一端側が開口する有底筒状に形成されており、側壁部に前記ガス導入口32hに連結された連通孔42が形成されている。この整流体40は、その一端側開口40hを膨張展開時におけるエアバッグ30の前部内面側に対向させる姿勢で、エアバッグ30内に組込まれている。そして、上記インフレータ22より供給されるガスは、本整流体40内からその一端側開口40hを通ってエアバッグ30内の前部内面側に吹付けられて、その後エアバッグ30内全体に供給されるようになっている。なお、整流体40が有底筒状であるとは、前記開口40hに対して反対側の端部(車両組込状態で前側の端部)からガスを完全に或はほとんど噴出させない程度に底部が閉塞された筒状であることを意味しており、側部等から多少のガス漏れが生じてもよい。
保護部材50は、通常状態では、折畳まれたエアバッグ30を覆うように取付けられており、エアバッグ30が膨張展開すると部分的に破断する。そして、破断により広がった保護部材50が、インストルメントパネル12の開口12h周縁部の少なくとも一部と膨張展開するエアバッグ30との間に介在し、エアバッグ30とインストルメントパネル12の開口12h周縁部との直接接触を回避するようになっている。
エアバッグ30、整流体40及び保護部材50についてより詳細に説明する。
エアバッグ30は、細長い袋状に膨張展開可能であり、その前端側部分は、その後端側部分よりも広く(ここでは上下方向に広く)膨張展開可能に構成されている。また、エアバッグ30の前端側部分の下面、即ち、インストルメントパネル12の上面部分近傍に配設される部分に、ガス導入口32hが形成されている。そして、本エアバッグ30は、インストルメントパネル12の上面部分に組込まれた状態で、当該上面部分から後方の助手席乗員側に向けて延出するように膨張展開可能に構成されている。この際、エアバッグ30のうち広く膨張展開した後端側部分は、インストルメントパネル12の乗員側で膨張展開して乗員を受止めるようになっている。また、エアバッグ30の後端部の側面には、膨張展開後の排気を行うためのベントホール33hが形成されている。
このようなエアバッグ30は、例えば、その両側面を構成する一対の側部パネル部34と、一対の側部パネル部34の周縁部間に配設される中央パネル部35とを有している。これら側部パネル部34や中央パネル部35は、布等で形成されている。そして、上記一対の側部パネル部34の周縁部に中央パネル部35の両側縁部を縫い合せると共に、中央パネル部35の端部を縫い合せて環状に形成することで袋状に形成し、これを、ガス導入口32h等を利用して表裏反転させることで、上記のように袋状のエアバッグ30が形成される。
また、上記のような整流体40は、例えば、布を適宜折畳んで縫合することで形成される。このように整流体40を形成した場合、その縫目部分では他の部分よりも相対的に弱くなってしまう。そこで、そのような縫目部分にガス噴出口24hからの大きなガス圧が直接的に作用しないように、整流体40を構成する基布を、ガス噴出口24hに対向する位置を除く位置で縫合するとよい。そのような態様での基布の折畳み及び縫合形態としては種々の態様を考えることができる。一例として、下記のようにして折畳んで縫合して整流体40を形成することができる。
図4〜図6は整流体40の折畳み及び縫合形態を示す図である。
まず、図4(a)及び図4(b)に示すように、略T字状の基布46を準備する。この基布46のうち略T字状の両側方に延出する左右両翼部の略中央部に連通孔42が形成されている。なお、ここでは、基布46は、略同一形状の布を複数枚(ここでは3枚)重ね合せた構成とされている。
そして、図5(a)及び図5(b)に示すように、基布46のうち略T字状の左右両翼部の側縁部を重ね合せて、その側縁部同士を縫合する。これにより、一側部に連通孔42を有すると共に、その連通孔42に対向する側に縫合部47aを有する略筒状布部47が形成される。
そして、図6(a)及び図6(b)に示すように、連通孔42と縫合部47aとが重なり合う位置関係に配設されるように、上記略筒状布部47を折畳む。
次に、略筒状布部47の一端部であって連通孔42と同じ側から延出する延出布部48(基布46のうち略T字状の下端部となる部分)を、略筒状布部47に対して連通孔42とは反対側の外側部に重ね合せる。そして、延出布部48の端縁部を略筒状布部47の他端部に縫合して、略筒状布部の他端部に縫合部47aを形成する。これにより、整流体40が形成される。
そして、上記ガス噴出部24を、連通孔42を通じて整流体40内に配設すると、そのガス噴出部24のガス噴出口24h周りには、略筒状布部47のうち連通孔42と縫合部47aとの間の部分及び略筒状布部47と延出布部48との折畳み部分(整流体40の底部となる部分)が配設される。上記縫合部46a,47aは、ガス噴出口24hに対向する位置を除く位置、ここでは、ガス噴出部24の端部に対向する位置に配設されることになる(図1参照)。
このように構成された整流体40は、エアバッグ30内でその一端側開口40hを当該エアバッグ30の前部に向けた姿勢で、連通孔42の周縁部をエアバッグ30のガス導入口32h周縁部に重ね合せて縫合することで、当該エアバッグ30内に配設される。
そして、このように内部に整流体40が配設されたエアバッグ30は、例えば、次のようにして折畳まれる。図8〜図16はエアバッグ30の折畳み例を示す図である。
まず、図8及び図9に示すように、エアバッグ30のうちガス導入口32hに対向する部分(展開形態で上方部分)を、ガス導入口32h側部分に接近させるように平面状に折畳む。そして、平面状に折畳んだエアバッグ30を、前後方向に亘って略均等幅となるように左右両側部を折畳む(図8の2点鎖線参照)。
ここでの折畳み形態は、蛇腹状に折畳んでもロール状に折畳んでもよい。ここでは、図10〜図12に示すようにして蛇腹状に折畳んでいる。すなわち、図10に示すように、平面状に折畳んだエアバッグ30の一側部を内向きに折畳むと共に(図10の矢符A1参照)、折畳んだ部分の一側部部分を外方に折返す(図10の矢符A2参照)。これにより、平面状に折畳んだエアバッグ30の一側部が一直線状に揃えられる。
そして、図12に示すように、平面状に折畳んだエアバッグ30の他側部を上記と同様にして蛇腹状に折畳む。
これにより、平面状に折畳まれたエアバッグ30が、前後方向に亘って略均等幅になる。
次に、図13〜図16に示すように、エアバッグ30を前後方向でも折畳む。すなわち、図13に示すように、エアバッグ30のうちガス導入口32hよりも前方部分を複数回(例えば2回)蛇腹状に折畳んで前方折畳み部分36aを形成し、この前方折畳み部分36aをガス導入口32h上に配設する。
そして、図14及び図16に示すように、エアバッグ30のうちガス導入口32hよりも後方部分を複数回(例えば7回)蛇腹状に折畳んで後方折畳み部分36bを形成し、この後方折畳み部分36bを前記ガス導入口32h上であって前方折畳み部分36a上に配設する。これにより、前方折畳み部分36aが後方折畳み部分36bよりもガス導入口32h近くに位置するように配設される。なお、この後方折畳み部分36bの折畳み回数は、前方折畳み部分36aの折畳み回数よりも大きい。エアバッグ30の前方部分及び後方部分の折畳み形態は、必ずしも蛇腹状である必要はない。
そして、上記のように折畳むことで、エアバッグ30はインストルメントパネル12内であってブラケット28内に収容可能な形態となる。
図17(a)は保護部材50の展開形態を示す平面図であり、図17(b)は保護部材50の展開形態を示す側面図であり、図18は折畳んだエアバッグ30を保護部材50で覆った状態を示す斜視図であり、図19及び図20は折畳んだエアバッグ30を保護部材50で覆う作業手順を示す図である。
保護部材50は、略T字状の布部材51を有している。布部材51のうち略T字状形態で両翼部50aから下方に延びる帯状部50cの中間部にはエアバッグ30の膨張展開により破断容易な箇所として破断部Sが形成されている。破断部Sは、帯状部50cの中間部を横切るようにしてミシン目状の切れ目を形成することにより形成されている。この破断部Sが形成された箇所は、折畳んだエアバッグ30を保護部材50で覆った状態で、インフレータ22の上方に配設される位置である。これにより、エアバッグ30の膨張展開力が当該破断部Sに効果的に作用し、より確実に判断部Sで破断するようになっている。ここでは、破断部Sが形成された箇所は、次述するように布部材52は複数枚重ね合わされた位置でもある。また、帯状部50cの中間部には、略方形状の布部材52が重ね合されて縫合されている。ここでは、布部材52は複数枚(ここでは2枚)重ね合わされている。布部材51のうち追加的に布部材52が重ね合される部分は、エアバッグ30の膨張展開時にインストルメントパネル12の開口12h周縁部、特に、後方側のヒンジ部14aを覆うように配設される部分である。これらの布部材51,52としては、織布を用いることが好ましい。なお、複数の布部材52は、帯状部50cの基端側(両翼部50a側)で布部材51に縫合されている。また、複数の布部材52は、帯状部50cの先端側で布部材51に縫合されず、当該複数の布部材52同士で縫合されている。これにより、布部材51が上記破断部Sで破断した際、複数の布部材52は、帯状部50cのうち分断した基端側部分と一体となって広がるようになっている。
また、保護部材50のうち両側外方に向けて延びる両翼部50aは、折畳まれたエアバッグ30の高さ寸法を超える延出寸法に形成されている。また、保護部材50のうち両翼部50aで挟まれる略中央部分50bは、折畳まれたエアバッグ30の底部の大きさ及び形状に対応する略方形状に形成され、その略中央部にガス導入口32hに対応する開口50hが形成されている。さらに、保護部材50のうち前記略中央部分50bの一端部から両翼部50aの延出方向に略直交する方向に延出する帯状部50cは、折畳まれたエアバッグ30の幅寸法と略同じ幅寸法で、かつ、当該エアバッグ30を、その後部から上部さらに前部を経由して底部に達するように巻回できる程度の長さ寸法を有している。また、帯状部50cの先端部には、ガス導入口32hの一部に対応する弧状の凹部50dが形成されている。
この保護部材50は、折畳まれたエアバッグ30を次の態様で覆っている。すなわち、図19に示すように、折畳まれたエアバッグ30の底部を保護部材50の略中央部分50b上に配設する。この際、ガス導入口32hと開口50hとを一致させる。
そして、図20に示すように、帯状部50cを、折畳まれたエアバッグ30に対して、その後部から上部さらに前部を経由して底部に達するように巻回する。この際、帯状部50cの端部の凹部50dを開口50hの一部と一致させるようにし、エアバッグ30をブラケット28の底壁開口部28hに取付ける際に、保護部材50の開口50h周縁部と帯状部50cの凹部50d周縁部とを重ね合せて取付固定できるようにする。
この後、両翼部50aを折畳まれたエアバッグ30の両側面にそれぞれ配設し、両翼部50aの端部を折畳まれたエアバッグ30と帯状部50cとの間に挿入するように配設する。
これにより、図18に示すように、保護部材50が折畳まれたエアバッグ30を覆うように取付けられる。また、エアバッグ30は、保護部材50で覆われた状態で、インストルメントパネル12内のブラケット28内に取付固定される。
この保護部材50は、エアバッグ30が膨張展開する際、その膨張展開力を受けて部分的に破断する。ここでは、保護部材50は破断部Sで破断する。すると、エアバッグ30の膨張展開に伴い、帯状部50cのうち破断した基端側部分が布部材52と共にインストルメントパネル12の開口12h後側縁部に押出され、帯状部50cのうち布部材52が重ね合された部分が当該開口12hの後側縁部、特に、後側のヒンジ部14a上を覆う(図2参照)。同時に、両翼部50aがインストルメントパネル12の開口12h両側縁部に押出され、当該開口12hの両側縁部上を覆う。また、帯状部50cのうち破断した先端側部分がインストルメントパネル12の開口12h前側縁部上を覆う。
これにより、膨張展開するエアバッグ30とインストルメントパネル12の開口12h周縁部のうち後側縁部と両側縁部と前側縁部との直接接触が回避される。
なお、ここでは、保護部材50は、折畳まれたエアバッグ30のほぼ全体を覆っているが、必ずしもその必要はない。例えば、保護部材50の前方部分と上方部分と後方部分だけを覆う形態であってもよい。また、エアバッグ30とインストルメントパネル12の開口12h周縁部との直接接触の回避を目的とする部分以外については、紐状に形成してもよい。さらに、エアバッグ30の膨張展開時に破断する部分は、上記の場所以外であってもよい。例えば、帯状部50cの凹部50dをブラケット28の底壁開口部28hに取付けた部分で破断する構成であってもよい。
このように構成された助手席用エアバッグ装置20の動作について説明する。図21及び図22はエアバッグ30の展開動作途中の状態を示す図である。
まず、通常状態では、図2に示すように、助手席前方にあるインストルメントパネル12の上面内部に、折畳まれたエアバッグ30がブラケット28に取付固定されている。このブラケット28には、インフレータ22が取付けられており、インフレータ22の一端部のガス噴出部24はガス導入口32h及び連通孔42を通じてエアバッグ30及び整流体40内に配設されている。また、この状態で、保護部材50はエアバッグ30を覆っている。
そして、図21に示すように、車両の衝突時等に、インフレータ22が作動すると、インフレータ22のガス噴出部24のガス噴出口24hからガスが噴出される。このガスは、整流体40内に導入され、その一端側開口40hを通ってエアバッグ30内の前部側に供給される。これにより、エアバッグ30が膨張展開し、エアバッグ30はインストルメントパネル12のドア片14を割開いて、インストルメントパネル12の上方に膨張展開しようとする。
この際、ガスは、整流体40内を通ってその一端側開口40hからエアバッグ30内の前部側に供給される。従って、エアバッグ30のうち前方折畳み部分36aがまず膨張展開する。エアバッグ30の後方折畳み部分36bに対してはほとんどガスが供給されないので、この初期段階では、当該後方折畳み部分36bはほとんど膨張しない。そして、エアバッグ30のうち前方折畳み部分36aがある程度膨張展開すると、後方折畳み部分36bが上後方に押出される。
また、エアバッグ30が膨張展開しようとする際、保護部材50は、帯状部50cのうち破断部Sが形成された箇所で破断する。そして、エアバッグ30の膨張展開に伴い、帯状部50cのうち基端側部分がインストルメントパネル12の開口12h後側縁部に押出され、帯状部50cの基端側部分のうち布部材52が重ね合された部分が当該開口12hの後側縁部、特に、後側のヒンジ部14a上を覆う。また、両翼部50aがインストルメントパネル12の開口12h両側縁部に押出され、当該開口12hの両側縁部上を覆う。また、帯状部50cのうち破断した先端側部分がインストルメントパネル12の開口12h前側縁部上を覆う。これにより、エアバッグ30とインストルメントパネル12の開口12h後側縁部及び両側縁部、前側縁部間に保護部材50を介在させた状態で、エアバッグ30が膨張展開する。本エアバッグ30は、インストルメントパネル12から後方に向けて膨張展開するため、当該エアバッグ30は、インストルメントパネル12の開口12h後側縁部に比較的大きな力で押付けられる傾向にある。そこで、帯状部50cのうち布部材52が重ね合された部分を、当該開口12hの後側縁部とエアバッグ30との間に介在させることで、インストルメントパネル12の開口12h後側縁部とエアバッグ30との接触によるエアバッグ30の破損等を有効に防止することができる。
エアバッグ30のうち前方折畳み部分36aがほぼ完全に膨張すると、図22に示すように、インフレータ22から供給されるガスは、整流体40の一端側開口40hからエアバッグ30内の前部空間を経由してエアバッグ30の後方部分に流れ込む。これにより、エアバッグ30のうち後方折畳み部分36bも膨張するようになる。この際、エアバッグ30のうち前方折畳み部分36aがほぼ完全に膨張して袋状になっているので、そのほぼ完全に膨張した前方折畳み部分36aを起点(固定点)として、後方折畳み部分36bが膨張展開する。また、ほとんど全てのガスが前方折畳み部分36aの内周面を経由して前方に向けた気流を形成しつつ後方折畳み部分36bに流れ込む。従って、当該後方折畳み部分36bは主として後方に向けた方向に膨張展開することになる。
ちなみに、エアバッグの膨張途中で後方にも向けてガスが導入されていると、前方折畳み部分の膨張展開が不十分な状態で、後方折畳み部分にもガスが流れ込んで膨張を開始するので、乗員側に向けた膨張展開力は不十分となってしまう。
そして、図3に示すように、エアバッグ30のうち後方折畳み部分36bが後方に向けて大きく膨張展開することで、エアバッグ30がインストルメントパネル12の上方及び乗員側で大きく膨張展開する。これにより、車両の衝撃により、助手席乗員が前傾するように姿勢変更すると、助手席乗員の頭部や胸部等がエアバッグ30の後方部分の大きく膨張展開した部分に当接し、当該乗員に加わった衝撃が吸収される。
以上のように構成された助手席用エアバッグ装置20によると、インフレータ22から供給されるガスは、整流体40を通ってエアバッグ30内に供給される。そして、整流体40は、エアバッグ30の膨張展開途中でその開口40hをエアバッグ30の前部内面側に対向させる。この際、整流体40の開口40hを通ってエアバッグ30内に供給されるガスは、エアバッグ30のうち前部部分を膨張展開させる。そして、エアバッグ30の前部部分がほぼ完全に膨張した後、整流体40の開口40hを通って供給されるガスは、エアバッグ30の前後方向中間部及び後部部分に供給され、エアバッグ30全体が膨張展開することになる。このため、エアバッグ30の前部部分のほぼ完全な膨張形態によって、エアバッグ30が乗員側に向けて膨張展開するようにコントロールすることができる。従って、ウインドシールドWの傾斜の有無、程度に拘らず、助手席用のエアバッグ30を乗員側に向けて素早く展開できるようにすることができる。
また、整流体40の縫合部46a,47aは、ガス噴出口24hに対向する位置を除く位置に形成されているので、強度が比較的弱い縫合部46a,47aにガスが直接あたらない。このため、ガス噴出による整流体40の破損を防止できる。また、縫合部46a,47aの強度を極端に強くすべく多数回縫合する必要がないので、縫合作業を効率よく行える。
さらに、前方折畳み部分36aが後方折畳み部分36bよりもガス導入口32h近くに位置しているので、整流体40を経由してエアバッグ30内にガスが導入されると、まず、前方折畳み部分36aが蛇腹折りを解消させながら後方折畳み部分36bを後方に押退けつつ膨張展開する。この後、後方折畳み部分36bの蛇腹折りを解消させつつ左右方向へも広がりながら膨張展開する。これにより、エアバッグ30を円滑かつ素早く展開させることができる。
また、保護部材50は、エアバッグ30の膨張展開により破断してインストルメントパネル12の開口12h周縁部の少なくとも一部とエアバッグ30との間に介在する。このため、インストルメントパネル12の開口12h周縁部とエアバッグ30との直接接触が回避され、エアバッグ30及びインストルメントパネル12の開口12h周縁部の破損を防止できる。
また、インストルメントパネル12の開口12h後側周縁部とエアバッグ30との間に、布を重ね合せた部分を配設しているため、両者の接触衝撃がより有効に緩和され、両者の接触による破損を有効に防止できる。
保護部材50は、インストルメントパネル12の開口12h周縁部のうち少なくとも一部とエアバッグ30との間で介在する構成であればよい。特に、エアバッグ30は後方に向けて膨張展開し、開口12h周縁部のうち後方部分に強く押付けられる傾向にある。このため、保護部材50は、インストルメントパネル12の開口12h後側周縁部とエアバッグ30との間で介在する構成であることが好ましい。また、上記ヒンジ部14aは内側に突出しているため、そのようなヒンジ部14aとエアバッグ30との接触衝撃を回避するという観点からは、保護部材50は、インストルメントパネル12の開口12h周縁部のうちドア片14を開閉自在に連結するヒンジ部14aとエアバッグ30との間で介在する構成であることが好ましい。
また、上記保護部材50は、折畳まれたエアバッグ30を覆っており、この状態で、エアバッグ30をブラケット28に取付けることができるため、エアバッグ30組込時における取扱い作業が容易である。
発明者らは実際に実験を行い、上記実施形態に係るエアバッグ30を膨張展開させた場合の変化状態を観察した。
図23は、実施形態に係るエアバッグ30を膨張展開させた場合の変化状態を示す図である。図23では、実際の実験結果に基づく撮影写真からエアバッグ30の輪郭を抽出して示してある。図23(a)、図23(b)、図23(c)、図23(d)、図23(e)、図23(f)は、インフレータ22点火開始後の経時順である。
図23(a)、図23(b)、図23(c)において、展開初期では、エアバッグ30の前方部分が主として膨張展開し、後方部分は折畳まれたままの形態でほとんど膨張展開していないことがわかる。
そして、図23(d)、図23(e)、図23(f)に示すよいに、エアバッグ30の前方部分がほぼ完全に膨張してからエアバッグ30の後方部分も膨張を開始していることがわかる。この際、エアバッグ30の後方部分は、エアバッグ30の前方部分を基準として、主として後方に向けて膨張展開していることがわかる。
このように、実際の実験結果から、乗員側である後方へ迅速に展開していることがわかった。
膨張展開した状態でのエアバッグ及び整流体を示す斜視図である。 インストルメントパネルに組込まれて収納されたエアバッグ装置を示す一部断面側面図である。 インストルメントパネルに組込まれたエアバッグ装置が膨張展開した状態を示す一部断面側面図である。 図4(a)は整流体の折畳み及び縫合形態を示す平面図であり、図4(b)は図4(a)のIVb−IVb線断面図である。 図5(a)は整流体の折畳み及び縫合形態を示す平面図であり、図5(b)は図5(a)のVb−Vb線断面図である。 図6(a)は整流体の折畳み及び縫合形態を示す平面図であり、図6(b)は図6(a)のVIb−VIb線断面図である。 図7(a)は整流体の折畳み及び縫合形態を示す平面図であり、図7(b)は図7(a)のVIIb−VIIb線断面図である。 エアバッグ30の折畳み例を示す図である。 エアバッグ30の折畳み例を示す図である。 エアバッグ30の折畳み例を示す図である。 エアバッグ30の折畳み例を示す図である。 エアバッグ30の折畳み例を示す図である。 エアバッグ30の折畳み例を示す図である。 エアバッグ30の折畳み例を示す図である。 エアバッグ30の折畳み例を示す図である。 エアバッグ30の折畳み例を示す図である。 図17(a)は保護部材の展開形態を示す平面図であり、図17(b)は保護部材の展開形態を示す側面図である。 折畳んだエアバッグを保護部材で覆った状態を示す斜視図である。 折畳んだエアバッグを保護部材で覆う作業手順を示す図である。 折畳んだエアバッグを保護部材で覆う作業手順を示す図である。 エアバッグの展開動作途中の状態を示す図である。 エアバッグの展開動作途中の状態を示す図である。 図23(a)〜図23(f)は実施形態に係るエアバッグ30を膨張展開させた場合の変化状態を示す図である。
符号の説明
12 インストルメントパネル
12h 開口
20 エアバッグ装置
22 インフレータ
24 ガス噴出部
24h ガス噴出口
30 エアバッグ
32h ガス導入口
36a 前方折畳み部分
36b 後方折畳み部分
40 整流体
40h 開口
42 連通孔
46a,47a 縫合部
47 略筒状布部
48 延出布部
50 保護部材

Claims (5)

  1. インストルメントパネルに配設される助手席用エアバッグ装置であって、
    ガス導入口を有する袋状に形成され、通常状態では、インストルメントパネル内で折畳み収納可能に構成されると共に、膨張時にはインストルメントパネル外に展開可能なエアバッグと、
    前記ガス導入口を通じて前記エアバッグ内にガスを供給可能なインフレータと、
    一端側が開口する有底筒状に形成され、側壁部に前記ガス導入口に連結された連通孔が形成された整流体と、
    を備え、
    前記整流体は、前記エアバッグの膨張展開途中で、その開口を前記エアバッグの前部内面側に対向させる態様で、前記エアバッグ内に組込まれた、助手席用エアバッグ装置。
  2. 請求項1記載の助手席用エアバッグ装置であって、
    前記インフレータは、略円盤状に形成されその外周囲にガス噴出口が形成されたガス噴出部を有し、前記ガス噴出部が前記連通孔を通って前記整流体内に配設され、
    前記整流体は、基布を前記ガス噴出口に対向する位置を除く位置で縫合することで形成された、助手席用エアバッグ装置。
  3. 請求項2記載の助手席用エアバッグ装置であって、
    前記整流体は、側壁部に前記連通孔を有すると共にその連通孔に対向する側壁部に縫合部分を有する略筒状布部と、前記略筒状布部の一端部であって前記連通孔と同じ側壁部から延出する延出布部とを有し、前記延出布部が前記略筒状布部に対して前記連通孔とは反対側の側壁部で重ね合せて縫合された、助手席用エアバッグ装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の助手席用エアバッグ装置であって、
    前記エアバッグは、前記ガス導入口に対向する部分を前記ガス導入口側に接近させるように平面状に折畳まれると共に前後方向に亘って左右略均等幅となるように左右両側部が折畳まれた状態から、前記ガス導入口よりも前方部分が蛇腹状に折畳まれた前方折畳み部分と、前記ガス導入口よりも後方部分が蛇腹状に折畳まれた後方折畳み部分とを有し、前記前方折畳み部分が前記後方折畳み部分よりも前記ガス導入口の近くに位置する、助手席用エアバッグ装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の助手席用エアバッグ装置であって、
    前記エアバッグの折畳み形態を覆うと共に、前記エアバッグの膨張展開により破断してインストルメントパネルの開口周縁部の少なくとも一部と前記エアバッグの間に介在可能な保護部材をさらに備えた助手席用エアバッグ装置。
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