JP2004314866A - エアバッグ展開補助シート - Google Patents

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Abstract

【課題】開裂予定部の破断で形成される破断面や開裂予定部裏面の金属ブラケット等の突起とエアバッグとの間の引っ掛かりを防止する。
【解決手段】インストルメントパネル1に形成された開裂予定部2とエアバッグ7との間に、開裂予定部2の裏面にエアバッグ7が圧接するまでの間のエアバッグ7の膨張を許容する伸長部8bと、開裂予定部2の破断時に開裂予定部2の破断面に沿って外側に引き出される第二の保護シート部分8cとを設ける。初期段階におけるエアバッグ7の膨張を伸長部8bの展開で許容し、伸長部8bで開裂予定部2の裏面を覆うことで開裂予定部2の裏面に装着された金属ブラケット10や熱カシメ加工部11等の突起とエアバッグ7との間の引っ掛かりを防止すると共に、伸長部8bに連続して形成された第二の保護シート部分8cをエアバッグ7と共に開裂予定部2の破断面に沿って引き出すことで開裂予定部2の破断面とエアバッグ7との間の引っ掛かりを防止する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアバッグモジュールの取り付け位置に対応して車両の内装に形成された開裂予定部をエアバッグの膨張によって破断する際に、エアバッグと共に展開してエアバッグと他の部材との引っ掛かりを防止するエアバッグ展開補助シートの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
エアバッグモジュールを内蔵した内装の意匠を向上させる必要上、エアバッグリッドのシームレス化が強く求められている。
このため、最近では、エアバッグモジュールの取り付け位置に対応して車両の内装に開裂予定部を形成し、エアバッグの膨張によって内装の内側から開裂予定部を強制的に破断させて押し開くことでエアバッグを車内側に展開させるといった手法が一般に利用されている。
【0003】
この開裂予定部は、実質的には、観音開き式のエアバッグリッドとして機能するものであって、例えば、レーザ加工等を利用して内装の裏面側にH型の溝を彫り込むことによって形成され得る。
【0004】
このような構造を適用した場合、内装とエアバッグリッドとが完全に一体化して内装の意匠が各段に向上するが、エアバッグによって押し開かれる開裂予定部の破断面にギザギザが生じるため、この破断面とエアバッグとの間の引っ掛かりを防止するためのエアバッグ展開補助シートを配備することが望まれる。
【0005】
また、開裂予定部がエアバッグの膨張によって適切に破断されない場合に其の一部あるいは全体が吹き飛ばされることを防止するため、開裂予定部の裏面側に飛散防止用の金属ブラケットを装着する場合もある。
【0006】
エアバッグ展開補助シートや飛散防止用の金属ブラケットを備えたエアバッグシステムとしては、例えば、特許文献1に開示されるように、開裂予定部によって形成される観音開き式のエアバッグリッドの裏面に飛散防止用の金属ブラケットとエアバッグ展開補助シートとを熱カシメ加工を利用して一体的に固着したものが提案されている。
【0007】
また、開裂予定部とエアバッグとの間に配置されたシート部分に折り畳み部を形成したエアバッグシステムとしては、例えば、特許文献2に開示されるように、シートを単数または複数の箇所で間隔を置いて縫い合わせることによってループを形成し、このループ部分を開裂予定部とエアバッグとの間に折り畳んで設置したものが公知である。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−96704号公報(段落番号0006,0024,0033,0034,図1)
【特許文献2】
特開2000−247199号公報(段落番号0006,0012,0016,図4,図6,図7)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示されたエアバッグ展開補助シートは、内装の開裂予定部によって形成される観音開き式のエアバッグリッドのうちの片側のみに取り付けられ、開裂予定部を跨ぐようにして他方のエアバッグリッドの裏面にまで延出したものである。
【0010】
従って、エアバッグ展開補助シートを取り付けた側のエアバッグリッドの破断面に対するエアバッグの引っ掛かりを防止することは可能であるが、他方のエアバッグリッドの破断面とエアバッグとの間に発生する引っ掛かりを防止することは基本的にできない。
【0011】
更に、最悪の場合、このエアバッグ展開補助シート其れ自体が他方のエアバッグリッドの破断面に引っ掛かることも考えられ、エアバッグリッド相互間の干渉によってエアバッグの展開が阻害されるといった可能性がないでもない。
【0012】
特許文献1においては、このエアバッグ展開補助シートを他方のエアバッグリッドにも同様にして取り付けることが可能である点について記載されているが、各々のエアバッグリッドの端部から相互に交叉するようにして延出する2枚のエアバッグ展開補助シートをどのようにしてエアバッグリッドの裏面側に納めたらよいのか、技術的に全く不明である。
【0013】
一方、特許文献2のエアバッグシステムにおいてシートの折り畳み部分を形成する縫い合わせのループは、専ら、乗員に向かうエアバッグの展開速度を低減させることを目的としたもので、エアバッグと他の部材との間の引っ掛かりを防止するといった機能については、単にエアバッグリッドの裏面側を覆う程度の開示があるのみである。
【0014】
特に、エアバッグリッドの裏面に飛散防止用の金属ブラケットや熱カシメ加工部等が存在するような場合においては、これらの突起に対するシート自体の引っ掛かりを防止することは困難であろう。また、エアバッグの展開を阻止しないためのシートの迅速な展開を可能とする技術についても何ら開示はない。
【0015】
【発明の目的】
そこで、本発明の目的は、内装の開裂予定部の破断に際してエアバッグ展開補助シートが障害として作用することがなく、開裂予定部の破断によって形成される相対向する2つの破断面や開裂予定部の裏面に装着された飛散防止用の金属ブラケットおよび熱カシメ加工部等の突起とエアバッグとの間の引っ掛かりを確実に防止し、エアバッグの展開に迅速に追従することのできるエアバッグ展開補助シートを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、エアバッグモジュールの取り付け位置に対応して車両の内装に形成された開裂予定部をエアバッグの膨張によって破断する際にエアバッグと共に展開してエアバッグと他の部材との引っ掛かりを防止する可撓性のエアバッグ展開補助シートであり、前記目的を達成するため、特に、
エアバッグモジュール内におけるエアバッグの膨張を許容して開裂予定部の裏面を覆う第一の保護シート部分と、開裂予定部の破断時に開裂予定部の破断面に沿って外側に展開することにより前記破断面を覆う第二の保護シート部分とを備えたことを特徴とする構成を有する。
【0017】
以上の構成において、内装の裏面側に設置されたエアバッグモジュールが作動すると、まず、エアバッグがエアバッグモジュール内で膨張を開始する。この際のエアバッグの膨張は、開裂予定部の裏面を覆う第一の保護シート部分によって許容され、同時に、エアバッグの膨張により第一の保護シート部分が開裂予定部の裏面を覆う。
次いで、エアバッグが其の膨張によって開裂予定部を押し開けるに至ると、開裂予定部が破断して観音開き式のエアバッグリッドとして開き、車内にエアバッグが展開することを許容する。この際、開裂予定部の裏面側に装着されている飛散防止用の金属ブラケットや熱カシメ加工部等の突起と第二の保護シート部分およびエアバッグとの間に発生する可能性のある引っ掛かりが、この時点で既に開裂予定部の裏面を覆っている第一の保護シート部分によって未然に防止される。
従って、第二の保護シート部分は、開裂予定部の破断時に開裂予定部の破断面に沿って確実に外側に展開することができ、この第二の保護シート部分が開裂予定部の破断面を確実に覆って、開裂予定部の破断面とエアバッグとの間に発生する可能性のある引っ掛かりを的確に防止することができる。
【0018】
開裂予定部の裏面を覆う第一の保護シート部分は、エアバッグを包囲する部分と、エアバッグの膨張により伸長する部分とによって構成することができる。
【0019】
この場合、エアバッグモジュール内におけるエアバッグの膨張は、第一の保護シート部分のうち伸長する部分によって許容されることになる。
【0020】
第一の保護シート部分の伸長部と第二の保護シート部分とは、可撓性のエアバッグ展開補助シートに形成された折り畳みによって構成することが可能である。
【0021】
この場合、エアバッグモジュール内におけるエアバッグの膨張により、第一の保護シート部分の伸長部を構成する折り畳みが展開されて伸長することでエアバッグの膨張が許容され、また、第二の保護シート部分は、開裂予定部が破断して車内にエアバッグが展開する際に、エアバッグによって押し出されるようにして開裂予定部の破断面に沿って外側に展開することによって、開裂予定部の破断面を覆う。
【0022】
更に、第一の保護シート部分における伸長部と第二の保護シート部分は、エアバッグと開裂予定部との間で、開裂予定部からエアバッグに向かう方向に重合して配置することが望ましい。
【0023】
このような構成を適用した場合、初期段階におけるエアバッグの膨張により、エアバッグから見て外側に配置された第一の保護シート部分の折り畳みを第二の保護シート部分の折り畳みに先行させて確実に展開させることができる。このため、第一の保護シート部分によって開裂予定部の裏面を確実に覆った状態で第二の保護シート部分の展開を開始させることができ、第二の保護シート部分の展開が更に確実なものとなる。
【0024】
このように、第一の保護シート部分の伸長部と第二の保護シート部分とを開裂予定部からエアバッグに向かう方向に重合して配置する場合、その各々を、開裂予定部の面に略直交する方向に重合した折り畳みによって形成することが可能である。
【0025】
但し、第一の保護シート部分における伸長部と第二の保護シート部分とを必ずしも物理的に区画する必要はなく、例えば、開裂予定部からエアバッグに向かう方向に重合して形成された一重の折り畳みによって、第一の保護シート部分の伸長部と第二の保護シート部分とを兼ねさせることも可能である。
【0026】
また、開裂予定部の面と略平行な方向に重合する折り畳みによって第一の保護シート部分の伸長部を形成する一方、開裂予定部の面に略直交する方向に重合する折り畳みによって第二の保護シート部分を形成することも可能である。
【0027】
このように、開裂予定部の面と略平行な方向に重合する折り畳みによって第一の保護シート部分の伸長部を形成することにより、極めて僅かな力で第一の保護シート部分の伸長部を展開することができ、初期段階におけるエアバッグの膨張を更に円滑化することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態の幾つかについて詳細に説明する。図1は本発明を適用したエアバッグ展開補助シートを内蔵したエアバッグモジュールが装着されたインストルメントパネルの外観を示した斜視図である。
【0029】
ここでは一例としてインストルメントパネル1の裏面側にエアバッグモジュールを装着した例について示しているが、エアバッグモジュールを装着する内装としては、この他にも、ピラートリムやルーフの内張り等が考えられる。
【0030】
図1のインストルメントパネル1は、熱可塑性樹脂を用いた射出成形等によって一体成形されたもので、エアバッグモジュールの取り付け位置に対応する助手席側の内装の裏面側に、開裂予定部2を形成するためのH型の溝3が刻設されている。
【0031】
このH型の溝3は、例えば、成形後のインストルメントパネル1の裏面にレーザを利用したノッチ加工等を施すことによって容易に形成することが可能である。エアバッグモジュールが作動してエアバッグが展開した場合には、エアバッグの膨張によって開裂予定部2が内側から押され、中央部の溝3aと此れに直交する両側の溝3b,3bが破断して、開裂予定部2が車内側に押し開かれる。
つまり、実質的には、開裂予定部2は観音開き式のエアバッグリッドとして機能する部分である。
【0032】
インストルメントパネル1の裏面側に装着されたエアバッグモジュール4の構成を簡略化して図2の断面図に示す。なお、基準となる断面は図1の矢視A−Aである。
【0033】
エアバッグモジュール4は、図2に示される通り、概略において、ケーシング5とインフレータ6およびエアバッグ7とエアバッグ展開補助シート8とで構成され、ケーシング5の底部に固着された固定用ステー9を介して車両ボディー等の金属部分に固定されている。
【0034】
インストルメントパネル1に形成された開裂予定部2の裏面には、飛散防止用の金属ブラケット10,10が各々の熱カシメ加工部11,11を利用して固着されている。金属ブラケット10,10は、エアバッグモジュール4が作動してエアバッグ7が展開した際に、開裂予定部2の破損や吹き飛びを防止してH型の溝3を適切に破断させるためのものである。
【0035】
インフレータ6,エアバッグ7,金属ブラケット10等の構造については既に公知であるので、ここでは、エアバッグ展開補助シート8の構造について詳細に説明する。
【0036】
エアバッグ展開補助シート8は、柔軟な繊維または不織布もしくは樹脂フィルム等からなる可撓性の帯状シートであり、其の端部をエアバッグ7と共にボルト12,12で共締めされてケーシング5の底部に固着されている。
【0037】
あるいは、このエアバッグ展開補助シート8を、図6の構成例に示すように、エアバッグ7のボルト12,12とは別のボルト13,13によってケーシング5の側壁に固着しても構わない。但し、其の場合は、エアバッグ展開補助シート8の端部、より具体的には、ケーシング5の側壁に対するエアバッグ展開補助シート8の固着位置が、エアバッグ7の先端面を越えて開裂予定部2側に突出しないようにすることが望ましい。
【0038】
エアバッグ展開補助シート8は熱カシメ加工を利用することなくケーシング5の底部あるいは側壁にボルトで固着されるので、繊維,不織布,樹脂フィルム等で形成されていても、熱の影響で劣化する心配がない。
【0039】
図2および図6の何れの場合においても、エアバッグ展開補助シート8は、開裂予定部2とエアバッグ7との間で、エアバッグ7の両側からエアバッグ7の中央部近傍まで導かれてエアバッグ7を覆うように配置されることになる。
【0040】
このエアバッグ展開補助シート8は、図2に示されるように、エアバッグ7の先端面を包囲する部分8aとエアバッグ7の膨張により伸長する部分8b(以下、伸長部という)とからなる第一の保護シート部分と、開裂予定部2の破断時に開裂予定部の破断面に沿って外側に展開する第二の保護シート部分8cとを備える。
【0041】
第一の保護シート部分における伸長部8bと第二の保護シート部分8cは、共に開裂予定部2とエアバッグ7との間にあり、伸長部8bと第二の保護シート部分8cとが、この順で、開裂予定部2の裏面からエアバッグ7に向かう方向、つまり、図2中で上から下へ向かう方向に重合して配置されている。
【0042】
折り畳みの幅の長短の違いはあれ、開裂予定部2の面に略直交する方向に重合する折り畳みによって形成されている点では、開裂予定部2の裏面に近接する側に位置する折り畳み部分である伸長部8bも、エアバッグ7の表面に近接する側に位置する折り畳み部分である第二の保護シート部分8cも同様の構成である。
【0043】
これらの伸長部8bおよび第二の保護シート部分8cは、開裂予定部2が押し開かれる際に破断面となる箇所、要するに、H型の溝3における中央部の溝3aを基準として、其の左右両側に鏡像対称の状態で配置されており、両側に位置する第二の保護シート部分8cの各先端部、つまり、図2におけるXの部分において、容易に破断され得るミシン目を介して接続されている。
【0044】
次に、図2〜図5を参照して、エアバッグモジュール4が作動した際のエアバッグ展開補助シート8の挙動について詳細に説明する。
【0045】
エアバッグモジュール4が作動すると、まず、インフレータ6からエアバッグ7にガスが吹き込み、エアバッグモジュール4内でのエアバッグ7の膨張が始まる。
【0046】
この間、例えば図3に示されるようにして、第一の保護シート部分の一部である伸長部8bの折り畳みが展開されて伸長することによって、エアバッグ7の膨張が許容される。
【0047】
エアバッグ7の先端面が開裂予定部2の裏面に圧接されるまでの間は、例えば図2に示されるように、エアバッグ7の先端面と開裂予定部2の裏面との間に間隙が存在するので、伸長部8bの折り畳みは容易に展開することができ、エアバッグ7の膨張がエアバッグ展開補助シート8によって妨げられることは殆どない。
【0048】
また、伸長部8bの折り畳みは、開裂予定部2とエアバッグ7との間において開裂予定部2の裏面に近接する側の位置、つまり、エアバッグ7から見て外側に配置されているので、第二の保護シート部分8cの折り畳みの展開に先駆けて、確実に、伸長部8bの折り畳みを展開させることができる。
【0049】
また、この実施形態においては、エアバッグ7の先端面と開裂予定部2の裏面との間に間隙が存在し、更に、伸長部8bの折り畳み幅が短かめに設定されているので、仮に、伸長部8bを構成する折り畳み部が開裂予定部2の裏面に直交する方向に立ち上がってしまったとしても、金属ブラケット10や熱カシメ加工部11に伸長部8bを干渉させることなく確実に展開させることができる。
【0050】
しかも、既に述べた通り、第二の保護シート部分8cの展開に先行して伸長部8bの展開が開始されるので、折り畳みの幅が長い第二の保護シート部分8cがエアバッグ7の膨張の初期段階で不用意に立ち上がって開裂予定部2の裏面に引っ掛かるといった問題も確実に防止される。
【0051】
次いで、エアバッグ7の膨張に伴ってエアバッグ7の先端面が開裂予定部2の裏面に圧接され、展開済みの伸長部8bとエアバッグ7の先端面を包囲する部分8aとからなる第一の保護シート部分が、図3に示されるようにして開裂予定部2の裏面を覆う。
【0052】
そして、エアバッグ7の膨張力がH型の溝3における中央部の溝3aを破断させて開裂予定部2を押し開けるに至ると、図4に示されるように、開裂予定部2が観音開き式のエアバッグリッドとして開き、エアバッグ7が車内に展開することを許容する。
【0053】
この際、開裂予定部2の裏面側に装着されている金属ブラケット10,10や熱カシメ加工部11,11等の突起とエアバッグ7との間に発生する可能性のある引っ掛かりは、開裂予定部2の裏面を覆う第一の保護シート部分8a,8bによって未然に防止される。
【0054】
次いで、エアバッグ7の更なる膨張により、開裂予定部2の破断面2a,2aに沿って第二の保護シート部分8cが外側に押し出され、破断面2a,2aを覆った第二の保護シート部分8cによって、開裂予定部2の破断面2a,2aとエアバッグ7との間に発生する可能性のある引っ掛かりが防止される。
【0055】
この際、第二の保護シート部分8cと金属ブラケット10や熱カシメ加工部11との間の引っ掛かりは、この段階で既に開裂予定部2の裏面を覆っている展開済みの第一の保護シート部分8a,8bによって確実に防止されるので、第二の保護シート部分8cは、展開済みの第一の保護シート部分8a,8bに対して滑りを生じながら、開裂予定部2の各々の破断面2a,2aを内側から外側に回り込むようにして容易に外側に引き出されることになる。
【0056】
第二の保護シート部分8cを構成する部分の折り畳みの幅は長めに設定されているので、第二の保護シート部分8cとエアバッグ7との間で作用する接線方向の接触抵抗は、第二の保護シート部分8cを引き出すに十分である。よって、この段階で第二の保護シート部分8c,8c間のミシン目に過剰な引っ張り力が作用して破断が生じるといった心配はない。
【0057】
しかも、この第二の保護シート部分8c,8cは、エアバッグ7の両側からエアバッグ7の中央に向けて導かれ、開裂予定部2の破断部となる中央部の溝3aを基準として其の両側に鏡像対称の状態で配置されており、其の各々が、開裂予定部2の破断によって形成された相対向する2つの破断面2a,2aの各々に沿って外側に引き出されるので、一方の破断面2aに沿って外側に引き出される第二の保護シート部分8cが他方の破断面2aに干渉するといった問題は発生しない。従って、開裂予定部2の片側にだけ破断面を保護するシートを設置したものとは違い、一方の側に位置する第二の保護シート部分8cが他方の破断面2aに干渉して開裂予定部2の展開動作を妨げるといった問題は完全に解消される。
【0058】
また、開裂予定部2の破断によって形成された相対向する2つの破断面2a,2aの何れに対しても、確実にエアバッグ7の引っ掛かりを防止することができる。
【0059】
そして、エアバッグ7の更なる膨張により、観音開き式のエアバッグリッドとして機能する開裂予定部2が完全に押し開かれ、エアバッグ7が車内側に展開して膨張を開始すると、第二の保護シート部分8cが完全に展開して其の折り畳みが解消され、エアバッグ展開補助シート8が張り詰めた状態となる。
【0060】
その後、エアバッグ7の一層の膨張により、図5に示されるようにして、両側に位置する第二の保護シート部分8c,8cの先端部Xの位置に形成されているミシン目が破断し、第二の保護シート部分8c,8cが両側に分離し、エアバッグ7自体は、更に、規定の体積に達するまで膨張を続ける。
【0061】
この実施形態では、破断面2a,2aから外側に展開するエアバッグ7の体積変化を利用して第二の保護シート部分8c,8cを強制的に破断面2a,2aの外側に引き出すようにするため、両側に位置する第二の保護シート部分8c,8cの先端をミシン目で接続してループ状に構成しているが、第二の保護シート部分8c,8cの折り畳み部分とエアバッグ7との間に作用する接線方向の接触抵抗だけで第二の保護シート部分8c,8cを確実に引き出すことができる場合においては、必ずしも、ミシン目を介して両者を一体化する必要はない。このような場合は、両側の第二の保護シート部分8c,8cの先端Xの位置にスリットを形成し、エアバッグ展開補助シート8を左右に分割して取り付けるといったことも可能である。
【0062】
図5に示されるように、第二の保護シート部分8c,8cによって開裂予定部2の破断面2a,2aを確実に覆ってエアバッグ7の引っ掛かりを防止するためには、取り付け側の端部からミシン目あるいはスリットに至るエアバッグ展開補助シート8の片側の長さ(S)を、ケーシング5に対するエアバッグ展開補助シート8の取り付け位置から初期状態における開裂予定部2の裏面までの離間距離(S1)と、開裂予定部2の中央部の溝3aからケーシング5の側壁までの離間距離(S2)との和(S1+S2)よりも長めに設定する必要がある。
【0063】
より具体的に言えば、図5の構成例における離間距離(S1)は、初期状態における開裂予定部2の裏面からケーシング5の底部のボルト12までの離間距離であり、また、図6の構成例における離間距離(S1)は、初期状態における開裂予定部2の裏面からケーシング5の側壁のボルト13までの離間距離である。
【0064】
このような構成を適用した場合であっても、エアバッグ7の膨張開始の初期段階で、エアバッグ展開補助シート8における第一の保護シート部分8a,8bが開裂予定部2の裏面側に位置する金属ブラケット10や熱カシメ加工部11に引っ掛かる可能性が皆無というわけではないが、仮に、そのような引っ掛かりが生じたとしても、第二の保護シート部分8c,8cの全長に冗長性を持たせることで、破断面2a,2aに対するエアバッグ7の引っ掛かりを確実に防止することが可能である。
【0065】
図2に示される通り、第一の保護シート部分8a,8bと第二の保護シート部分8cは、開裂予定部2の裏面からエアバッグ7に向かう方向に重合して連続的に形成されており、特に、エアバッグ7の先端面を包囲する部分8aがエアバッグ7の両側からエアバッグ7の中央まで導かれているので、エアバッグ7の膨張開始の初期段階で第二の保護シート部分8cが開裂予定部2の裏面に直に接触するといったことはなく、仮に、第一の保護シート部分8a,8bの一部が開裂予定部2の裏面側に引っ掛かったとしても、第一の保護シート部分8a,8bが開裂予定部2の裏面に対する第二の保護シート部分8cの引っ掛かりを防止するため、エアバッグ7寄りに位置する第二の保護シート部分8cは、エアバッグ7の膨張および開裂予定部2の破断によって確実に破断面2a,2aの外側に導き出されることになる。
【0066】
従って、第二の保護シート部分8c,8cの全長に冗長性を持たせておけば、開裂予定部2の裏面と第一の保護シート部分8a,8bとの引っ掛かりの有無に関わりなく、第二の保護シート部分8c,8cの先端部によって確実に破断面2a,2aを覆ってエアバッグ7の引っ掛かりを防止することができる。
【0067】
以上の実施形態では、第一の保護シート部分の伸長部8bと第二の保護シート部分8cの各々を独立した別個の折り畳みによって形成した例について述べたが、エアバッグ展開補助シート8の全長(S)を十分に取って第二の保護シート部分の先端で破断面2a,2aを覆うことが可能でさえあれば、開裂予定部2からエアバッグ7に向かう方向に重合して形成された一重の折り畳みによって、第一の保護シート部分の伸長部と第二の保護シート部分とを兼ねさせてもよい。この場合、この折り畳み部分の先端部が破断面2a,2aを覆う第二の保護シート部分として機能し、また、これ以外の部分が第一の保護シート部分として機能することになる。
【0068】
図7はエアバッグ展開補助シートの他の実施形態について示した断面図であり、インフレータ6,エアバッグ7,金属ブラケット10等の構造については図2のものと同様である。
【0069】
この実施形態におけるエアバッグ展開補助シート17は、柔軟な繊維または不織布もしくは樹脂フィルム等からなる可撓性の帯状シートであり、其の端部をエアバッグ7と共にボルト12,12で共締めされてケーシング5の底部に固着されている。
【0070】
エアバッグ展開補助シート17は、エアバッグ7の先端面を包囲する部分17aとエアバッグ7の膨張により伸長する部分17b(以下、伸長部という)とからなる第一の保護シート部分と、開裂予定部2の破断時に開裂予定部の破断面に沿って外側に展開する第二の保護シート部分17cとを備える。
【0071】
第一の保護シート部分の伸長部17bと第二の保護シート部分17cは、共に開裂予定部2とエアバッグ7との間にあり、伸長部17bと第二の保護シート部分17cとが、この順で、開裂予定部2の裏面からエアバッグ7に向かう方向、つまり、図7中で上から下へ向かう方向に重合して配置されている。
【0072】
このうち、伸長部17bは、開裂予定部2の面と略平行な方向、つまり、図7中の左右方向に重合する折り畳みによって形成され、また、第二の保護シート部分17cは、開裂予定部2の面に略直交する方向、つまり、図7中で上下方向に重合する折り畳みによって形成されている。
【0073】
これらの伸長部17bおよび第二の保護シート部分17cは、開裂予定部2が押し開かれる際に破断面となる箇所、つまり、H型の溝3における中央部の溝3aを基準として、其の左右両側に鏡像対称の状態で配置され、両側に位置する第二の保護シート部分17c,17cの先端部Yが容易に破断され得るミシン目を介して接続されている。
【0074】
エアバッグモジュール4が作動してインフレータ6からエアバッグ7にガスが吹き込まれるとエアバッグ7の膨張が始まり、第一の保護シート部分の一部である伸長部17bが展開されて伸長することでエアバッグ7の膨張を許容する。
【0075】
この実施形態では伸長部17bの折り畳みの重合方向に沿って作用する張力、つまり、図7中の左右方向に作用する張力によって伸長部17bが展開されることになるので、単に、折り畳み部分の屈曲に作用する弾性力に抗して伸長部17bの折り畳みを展開すればよく、初期段階におけるエアバッグ7の膨張を更に円滑化することができる。
【0076】
しかも、エアバッグ7の先端面が開裂予定部2の裏面に圧接されるまでの間はエアバッグ7の先端面と開裂予定部2の裏面との間に間隙が存在するので、折り畳まれた伸長部17bが不用意に開裂予定部2の裏面に引っ掛かるといった問題もない。
【0077】
このように、伸長部17bが極めて容易に展開され得るため、伸長部17bの展開に先行して第二の保護シート部分17cの折り畳みが立ち上がってしまうといった問題はなく、エアバッグ7の膨張開始の初期段階における第二の保護シート部分17cと開裂予定部2の裏面との干渉が確実に防止される。
【0078】
次いで、エアバッグ7の膨張に伴ってエアバッグ7の先端面が開裂予定部2の裏面に圧接され、展開済みの第一の保護シート部分17a,17bにより、例えば図3に示されるようにして、開裂予定部2の裏面とエアバッグ7との間の引っ掛かりが防止される。
【0079】
この後の第一の保護シート部分17a,17bおよび第二の保護シート部分17cの挙動については、図3〜図5を参照して述べた実施形態の場合と同様であるので説明を省略する。
【0080】
【発明の効果】
本発明のエアバッグ展開補助シートは、車両の内装に形成された開裂予定部とエアバッグとの間に、開裂予定部の裏面にエアバッグが圧接するまでの間のエアバッグの膨張を許容する第一の保護シート部分と、開裂予定部の破断時に開裂予定部の破断面に沿って外側に引き出される第二の保護シート部分とを設け、初期段階におけるエアバッグの膨張を第一の保護シート部分の伸長によって許容すると共に、この第一の保護シート部分で開裂予定部の裏面を覆うようにしたので、エアバッグの膨張を妨げることなく、エアバッグリッドとして機能する開裂予定部の裏面に装着された飛散防止用の金属ブラケットや熱カシメ加工部等の突起とエアバッグとの間に発生する可能性のある引っ掛かりを確実に防止することができる。
更に、エアバッグの膨張力がエアバッグリッドとして機能する開裂予定部を押し開けてエアバッグが車内に展開する際には、第二の保護シート部分がエアバッグと共に開裂予定部の破断面に沿って外側に引き出されるようになっているので、開裂予定部の破断面とエアバッグとの間に発生する可能性のある引っ掛かりも確実に防止することができる。
しかも、この第二の保護シート部分は、開裂予定部の破断部を基準として其の両側に鏡像対称の状態で配置されており、其の各々が、開裂予定部の破断によって形成された相対向する2つの破断面の各々に沿って外側に引き出されるので、エアバッグ展開補助シートそれ自体が他方の破断面に干渉して開裂予定部の展開動作を妨げるといった問題も確実に解消され、開裂予定部の破断によって形成された相対向する2つの破断面の何れに対しても、確実にエアバッグの引っ掛かりを防止することができる。
【0081】
また、開裂予定部の裏面を覆う第一の保護シート部分は、エアバッグを包囲する部分とエアバッグの膨張により伸長する部分とによって構成しているので、開裂予定部の裏面とエアバッグとの間に間隙が生じるような構成であっても、伸長しない包囲部分によって確実にエアバッグを保護することができる。
【0082】
更に、第一の保護シート部分の伸長部と第二の保護シート部分は、可撓性のエアバッグ展開補助シートに折り畳みを形成することによって簡単に構成することができるので、エアバッグモジュールの製造コストに負担を掛けるといった心配もない。
【0083】
しかも、第一の保護シート部分における伸長部と第二の保護シート部分を、エアバッグと開裂予定部との間で、開裂予定部からエアバッグに向かう方向に重合して配置したので、初期段階におけるエアバッグの膨張により、エアバッグから見て外側に配置された第一の保護シート部分の折り畳みを第二の保護シート部分の折り畳みに先行させて確実に展開させることができ、第一の保護シート部分によって開裂予定部の裏面を確実に覆って開裂予定部の裏面と第二の保護シート部分との引っ掛かりを防止した状態で、第二の保護シート部分を確実に展開させて破断部を覆うことができる。
【0084】
また、第一の保護シート部分における伸長部と第二の保護シート部分を開裂予定部の面に略直交する方向に重合した折り畳みによって形成することで、エアバッグ展開補助シート自体の構造も簡素化され、各種自動機等を利用したエアバッグモジュールの組み立て作業も容易化され得る。
【0085】
また、第一の保護シート部分における伸長部を開裂予定部の面と略平行な方向に重合する折り畳みによって形成することにより、極めて僅かな力で第一の保護シート部分の伸長部を展開することができ、初期段階におけるエアバッグの膨張を更に円滑化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したエアバッグ展開補助シートを内蔵したエアバッグモジュールが装着されたインストルメントパネルの外観を示した斜視図である。
【図2】同実施形態のエアバッグモジュールの構成を簡略化して示した断面図である。
【図3】同実施形態のエアバッグモジュールに内蔵されたエアバッグ展開補助シートの第一の保護シート部分が展開された状態を示した断面図である。
【図4】エアバッグ展開補助シートの第二の保護シート部分の展開が開始されるときの状態を示した断面図である。
【図5】第二の保護シート部分に形成されたミシン目が破断したときの状態を示した断面図である。
【図6】エアバッグ展開補助シートの他の取り付け例を示した断面図である。
【図7】本発明を適用したエアバッグ展開補助シートの他の実施形態を示した断面図である。
【符号の説明】
1 内装としてのインストルメントパネル
2 開裂予定部
2a 開裂予定部の破断面
3 H型の溝
3a 中央部の溝
3b 両側の溝
4 エアバッグモジュール
5 ケーシング
6 インフレータ
7 エアバッグ
8 エアバッグ展開補助シート
8a エアバッグを包囲する部分(第一の保護シート部分の一部)
8b 伸長部(第一の保護シート部分の一部)
8c 第二の保護シート部分
9 固定用ステー
10 金属ブラケット
11 熱カシメ加工部
12,13 ボルト
17 エアバッグ展開補助シート
17a エアバッグを包囲する部分(第一の保護シート部分の一部)
17b 伸長部(第一の保護シート部分の一部)
17c 第二の保護シート部分

Claims (6)

  1. エアバッグモジュールの取り付け位置に対応して車両の内装に形成された開裂予定部をエアバッグの膨張によって破断する際に前記エアバッグと共に展開して該エアバッグと他の部材との引っ掛かりを防止する可撓性のエアバッグ展開補助シートであって、
    前記エアバッグモジュール内におけるエアバッグの膨張を許容して前記開裂予定部の裏面を覆う第一の保護シート部分と、前記開裂予定部の破断時に前記開裂予定部の破断面に沿って外側に展開することにより前記破断面を覆う第二の保護シート部分とを備えたことを特徴とするエアバッグ展開補助シート。
  2. 前記第一の保護シート部分は、前記エアバッグを包囲する部分と、前記エアバッグモジュール内におけるエアバッグの膨張により伸長する部分とを備えていることを特長とする請求項1記載のエアバッグ展開補助シート。
  3. 前記伸長する部分と前記第二の保護シート部分とが、前記可撓性のエアバッグ展開補助シートに形成された折り畳みによって形成されていることを特徴とする請求項2記載のエアバッグ展開補助シート。
  4. 前記伸長する部分と前記第二の保護シート部分とが、前記エアバッグと前記開裂予定部との間で、前記開裂予定部から前記エアバッグに向かう方向に重合して配置されていることを特長とした請求項2または請求項3記載のエアバッグ展開補助シート。
  5. 前記伸長する部分と前記第二の保護シート部分の各々が、前記開裂予定部の面に略直交する方向に重合する折り畳みによって形成されていることを特長とした請求項4記載のエアバッグ展開補助シート。
  6. 前記伸長する部分が、前記開裂予定部の面と略平行な方向に重合する折り畳みによって形成される一方、前記第二の保護シート部分が、前記開裂予定部の面に略直交する方向に重合する折り畳みによって形成されていることを特長とした請求項4記載のエアバッグ展開補助シート。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009154778A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Ashimori Ind Co Ltd 助手席用エアバッグ装置
JP2011173517A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Nippon Plast Co Ltd 助手席用エアバッグ装置
JP2014051251A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Calsonic Kansei Corp エアバッグ装置
JP2015096342A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 芦森工業株式会社 エアバッグ装置

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