JP5089496B2 - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍冷蔵庫に関する。
最近の家庭用冷凍冷蔵庫の大型機種においては、最上段に冷蔵室、中段に製氷室や冷凍室、下段に野菜室、というレイアウトのもの、または、最上段に冷蔵室、中段に製氷室や野菜室、下段に冷凍室、というレイアウトのものが主流となっている。いずれの場合でも、冷凍室は引出し式に構成されたものが大多数を占める。引出し式ケースはその収納空間の自由度が高く、あらゆる大きさのものを収納できるように見えるが、その自由度ゆえに整理整頓には工夫が必要となる。引出し式ケースの収納整理性が悪いと、複数の食材がケース内で散乱し、必要なものがすぐに取出せない状態となってしまう。また、収納空間にも無駄が生じ、実際のケース容量よりも少ない量の食材しか収納できなくなってしまうこともある。このような状態が生じると、冷凍冷蔵庫の使い勝手への不満をユーザに生じさせてしまうことにもなる。
これまでにも、引出し式ケースの収納性を向上させるためのものとして、「・・・前記冷凍温度室は、第一の容器と、前記第一の容器の上に設けられ、収納深さ寸法が前記第一の容器より小さい第二の容器と、前記第二の容器の上に設けられ、収納深さ寸法が前記第二の容器より小さい第三の容器とを備え、前記第三の容器は、収納深さ寸法が40〜70mmである」ものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、「引出し式の扉とともに引き出される容器を上下2段で構成し、下段容器の開口部の一部を覆う上段容器を前記下段容器上を前後にスライド移動可能とし、前記上段容器の底面を複数段とすることによって深さの異なる収納部を複数備えた冷蔵庫」が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
また、「・・・前記野菜室は、前記立て収納部と、前記上段容器の浅い側の収納部と、前記上段容器の深い側の収納部と、前記上段容器の浅い側の収納部の下側の前記上段容器の底面との間の収納部と、前記上段容器の深い側の収納部の下側の前記上段容器の底面との間の収納部との5つの収納場所を備えてなり、これらの5つの収納部の収納深さをそれぞれ異なる収納深さとしたもの」が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
また、「冷蔵庫本体の前面開口部を開閉自在に閉塞する引出し式の扉と、この扉に固定された枠体に載置され扉の開閉にともなって引出し収納される下段容器と、この下段容器上に保持された上段容器とからなり、この上段容器は、底壁と背壁と外側壁と容器内を幅方向に区分する中仕切壁とから形成された後部容器と、後部容器の前方に係合して底壁と前壁と外側壁と前記中仕切壁に係合する側壁よりなる少なくとも幅方向の一側に配置した前部容器により、下段容器上で前後に分割されているとともに、前部容器の底壁は前記後部容器の底壁上で前後方向へ摺動自在に設置されている」ものが提案されている(例えば、特許文献4参照)。
また、「食品を収納するための引出しを備えた冷蔵庫において、引出し内に載置して使用する食品立てであって、底板と、その両端部から起立する端板と、底板に支持されて両端板間の空間を仕切る区画板とを備え」たものが提案されている(例えば、特許文献5参照)。
特開2005−83687号公報(第6頁) 特開2006−183898号公報(第4頁) 特開2004−93131号公報(第4頁) 特開2003−35490号公報(第2頁、3頁) 実用新案登録第3046170号公報(第5頁)
しかし、前記特許文献1で開示された高さを3分割した構造の引出しにおいては、分割することにより整理性は向上するが、現在流通している市販冷凍食品や、冷凍庫に一般的に収納されるであろう食材の大部分を、効率よく収納することは困難である。すなわち、高さを3分割することによって高さ方向への制限が生じ、この制限によって多くの食品は平置きして収納せざるを得なくなる。また、平置きして重ねて収納した結果として、必要な食材を短時間で探し出すことができない、既にストックしている食材をさらに買い足してしまうなど、時間や食材の無駄を生じさせてしまうこととなる。
また、前記特許文献2、特許文献3で開示された冷蔵庫においては、深さの異なる複数の収納部が構成されているものの、野菜室を対象としたものであり、冷凍室に収納される食品の特性やサイズが考慮されておらず、冷凍室に適用することはできない。また、深さの異なる収納部によって生じたスペースの有効活用に関する提案は無く、このスペースは結局無駄になってしまう可能性がある。
また、前記特許文献4で開示された冷蔵庫においては、その容積と高さを複数通りに変化させることのできる容器が提案されているが、装置を構成する部品点数が多く、製造や組み立ての効率が良くない。また、前記特許文献5で開示された冷蔵庫用食品立てにおいては、可動式の仕切り板が設けられているが、仕切り板を載置するための底板が必要であり、この底板の厚み分の収納有効面積を損失することとなっている。そして、底板の底面に食品カスが落ちた場合の清掃性も悪い。また、この食品立ての幅を伸縮することができないため、必ずしもすべての冷凍冷蔵庫に適合させることはできない。さらには、食品立てを入れるケースの底面が食品の重みなどでたわんでいる場合には、食品立ての安定性が悪くなってしまう。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、冷凍室に収納される食材に適した寸法を有し、かつ、収納整理性に優れた収納ケースを備えた冷凍冷蔵庫を提供するものである。
本発明に係る冷凍冷蔵庫は、
庫内室に2段に構成された引出し式の上段ケースおよび下段ケースと、
前記上段ケースまたは下段ケースのいずれかまたは両方に取り外し自在に設けられ、略直方体形状で上面を開口しその内部に収納空間を有する仕切りと、
前記上段ケースの上部に取り外し自在に載置可能であるとともに、当該上段ケースの下部にスライドして引出し可能に支持される小物専用ケースとを備え、
前記仕切りを設けた上段ケースと下段ケース、および前記仕切りのいずれか一方の底面にマグネットを有するとともに他方の底面に金属板を有しており、
前記仕切りにより当該仕切りが設けられた前記上段ケースおよび下段ケースの空間を仕切るとともに、前記仕切りの収納空間に食品を収納可能とした
ことを特徴とするものである。
本発明によれば、冷凍室に収納される食品を効率よく収納することができ、かつ取出しやすく収納しやすい収納ケースを備えた冷凍冷蔵庫を提供することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷凍冷蔵庫の断面模式図の一例である。図1において、冷凍冷蔵庫本体1000は、最上部に開閉扉を備えて配置される冷蔵室100、冷蔵室100の下方に冷凍温度帯(−18℃)から冷蔵、野菜、チルド、ソフト冷凍(−7℃)などの温度帯に切替えることのできる引出し扉を備える切替室200、切替室200と並列に配置され引出し扉を備える製氷室500、最下部に配置される引出し扉を備えた野菜室300、野菜室300と切替室200および製氷室500との間に引出し式の扉10を備えた冷凍室400を備える。冷蔵室100の扉表面には、各室の設定を調節する操作パネル600が設けられており、冷蔵室100の背面側には、この操作パネル600により操作されて設定された温度に基づいて、各庫内室に設置された図示しない温度検出器の温度を調整するよう図示しない圧縮機やダンパーの開閉を制御する制御装置601が設けられている。
冷凍室400には、引出し式の扉10が設けられ、庫内室には後述する下段ケース1と上段ケース2が備えられている。
冷凍室400の庫内室のケース形態を検討するに先だって、冷凍庫に収納される食品のサイズの調査を行った。図2は市販の冷凍食品378品目のパッケージサイズの分布、図3は市販の箱入り氷菓(箱入りマルチパック)80品目のパッケージサイズの分布、図4は市販の氷菓(カップ、バーなどの小物)129品目のパッケージサイズの分布を示すグラフである。図2、図3において、縦軸はパッケージのタテ寸法、横軸はパッケージのヨコ寸法を示している。なお、図示していないが、図2、図3で示す冷凍食品や箱入り氷菓は、その大多数が扁平なパッケージ形状を有している。図4においては、縦軸は食品の高さ、横軸はパッケージの表面積を示している。なお、図2〜図4においては、同じ食品メーカーのものを同じマーカーで表示している。
図2および図3によると、約90.8%(416/458点)の食品のタテ寸法が200mm以下、約99.6%(456/458点)の食品のタテ寸法が250mm以下であることが分かる。すなわち、食品を立てて収納しようとした場合、収納ケースの高さ方向の寸法を200mmとすると、図2と図3を合わせて約90.8%(416/458点)の食品を収納することができ、収納ケースの高さ方向の寸法を250mmとすると、約99.6%(456/458点)もの食品を収納することができる。
また、図4に示すように、カップアイスの高さは約60mm以下のものが主流であることが分かる。
これら図2〜図4に示す調査結果をもとに、扁平な形状の冷凍食品を立てて収納することができるよう、冷凍室400の庫内室のケース形態を後述のように構成した。以下、詳細に述べる。
図5は本発明の実施の形態1に係る冷凍室の庫内室内部の斜視図、図6は同じく正面断面模式図である。なお、図6に示すA〜Eは、それぞれ高さ寸法を表す記号である。
冷凍室の庫内室内部には、下段ケース1、上段ケース2、小物専用ケース3、仕切り4を備える。上段ケース2には、左右に区画された深さの異なる浅底部11と深底部12が設けられている。小物専用ケース3は、図5(a)に示すように上段ケース2の浅底部11の下部に配置することができるとともに、図5(b)に示すように浅底部11の上部に載置することもできる。仕切り4は、内部に収納空間を有する略直方体形状を有し、底面にマグネット7が設けられている(詳細は後述する)。
下段ケース1は、冷凍室400の扉10に固定され、扉10の開閉に伴って引出されるように構成されている。冷凍室400の内壁には図示しないスライドレールが設けられ、上段ケース2はこのスライドレールに支持されて、下段ケース1とは独立して引出しおよび収納ができるように構成されている。
下段ケース1は、その底面に金属板を埋め込んでおり、プラスチック製のケースと比べて強度が高い。そのため、重量のある食材を収納した場合でもケース形状が変形する心配がない。また、下段ケース1の底面には凹凸形状を設ける必要がないため、見た目にもすっきりしており、清掃性もよい。
図7は、下段ケース1に埋め込む金属板8と、下段ケース1の底面の構成を示す図である。図7(a)は、下段ケース1の底面に埋め込む金属板8であり、金属板8はラミネートフィルム9で覆われている。ラミネートフィルム9で覆うことで、防錆効果を得ることができ、また、ユーザが金属板8を脱着する際の怪我を防止することもできる。
図7(b)は、下段ケース1の略式断面図である。下段ケース1の底板の上面側には金属板8がインサート成形され、ネジや留め具などで固定されている。
また、図7(c)に示すように、下段ケース1の底板の下面側に金属板8をインサート成形し、ネジなどを使用して固定するようにしてもよい。このようにすることで、金属板8の汚れを防止することができ、また、ユーザに金属板8を見せることなく意匠性を保つことができる。
上段ケース2の浅底部11の底面には、小物専用ケース3の引出し方向に沿って左右両側に直線状にレール13が設けられている。小物専用ケース3は、その上端部に形成されたL字状のリブをレール13に係合させることにより、浅底部11の底面に摺動可能に支持されている。小物専用ケース3は、浅底部11と深底部12との高さの差分と略同じ高さ寸法Dを有し、深底部12と浅底部11の底面により形成される段差部分に収まるように構成されている。小物専用ケース3は、レール13に沿って前後に引出し可能であるとともに、完全に引出すことで浅底部11の底面から取り外すこともできる。取り外した場合には、図5(b)で示すように浅底部11の上部に載置することができる。なお、小物専用ケース3を浅底部11の底面に設置する際のレール13の態様や小物専用ケース3の係合態様は、上記の例に限定するものではない。例えば、小物専用ケース3の上縁近傍に突条を設け、これをレール13に係合させることとしてもよい。
図6において、下段ケース1の高さ寸法は、上段ケース2の底部が段違いになっていることから、寸法AとBの2種類の高さを有する。高さ寸法Aの箇所においては、従来の2段ケースよりも背の高い食品を収納することが可能である。下段ケース1の高さ寸法AおよびBは180〜250mmとする。このようにすることで、図2、図3で示した調査結果によると、市販の冷凍食品および箱入り氷菓の90%以上を立てて収納することができる。
さらには、上段ケース2の一部に切り欠きを形成してもよい。このようにすることで、下段ケース1の底面から上段ケース2の上端部までの高さ(高さ寸法B+D)の収納スペースを確保でき、ペットボトルや牛乳パックなどの背の高い食品を立てて収納することができる。
上段ケース2の浅底部11の高さ寸法Cは50〜70mmとする。この浅底部11には、トレイ入りの肉や魚、浅めの食品保存容器、ご飯などを、平らに並べてホームフリージングすることができる。平らに広げて並べることで冷却効率を向上させることができ、素早く、かつ、食品の品質を保ったまま凍結させることができる。また、カップアイスなどの氷菓といった細々としたものをストックしておくスペースとしても適している。前述の図4で示した通り、一般的な氷菓の高さは60mm程度のものが多数を占めるので、この浅底部11の高さ寸法Cはこれらを収納するのに最適なサイズである。このような細々とした食品を浅底部11に収納することで、細々とした食品が大きな食品に埋もれてしまう状況を回避することができる。
上段ケース2の深底部12の高さ寸法Dは、70〜110mmとする。この深底部12には、高さのある食品保存容器や、厚みのある食材などを平置きして収納することができる。扁平な形状をしている食品は後述する下段ケース1に立てて収納するのが適しているが、冷凍室に保存する食材は扁平なものばかりではない。例えば、塊形状の食材や形のいびつな食材もあり、これらを扁平な形状の食品と一緒に整理しようとするとその形状の違いから庫内室が散らかりがちである。しかし、深底部12という保存領域を設けることで、食品の整理を容易に行うことができる。
小物専用ケース3の高さ寸法Eは、浅底部11の高さ寸法Cよりも小さい寸法とする。小物専用ケース3には、冷凍庫の中で散乱しがちなラップに包んだ少量の食品をまとめて収納することができる。小物専用ケース3を上段ケース2の下部に配置した場合、上段ケース2の底部が小物専用ケース3の蓋の役割を果たすので、冷凍室400の扉10開閉時に引っかかってラップがはがれてしまうような心配もなく、衛生的に食品を保存することができる。また、小物専用ケース3に保冷剤を収納して上段ケース2の下部に配置し、上段ケース2の浅底部11に食品を置くと、冷凍室400の冷気と小物専用ケース3に収納した保冷剤の相乗効果で食品を急速冷凍することもでき、蓄冷トレイとして使用することも可能である。
また、小物専用ケース3の高さ寸法Eは、浅底部11の高さ寸法Cよりも小さいため、図5(b)に示すように小物専用ケース3を浅底部11に載置することができ、扉10開閉時に小物専用ケース3が引っかかって開閉の妨げとなることはない。また、小物専用ケース3を浅底部11に載置した場合、下段ケース1には高さ寸法Aの収納空間ができるので、背の高い食品を立てて収納することができる。
また、小物専用ケース3を浅底部11に載置した際のずれを防ぐため、浅底部11と深底部12の境界位置に図示しない凸形状のストッパーを設けることとしてもよい。ストッパーは、上段ケース2の前後方向に亘って設けてもよいし、中央部分のみ、または、前後両端部のみに設けることとしてもよい。ストッパーを設けることで、浅底部11に小物専用ケース3を載置した場合、扉10開閉時などの振動によって小物専用ケース3の位置がずれるのを防ぐことができる。
また、ストッパーを設けるのではなく、上段ケース2の上縁部と小物専用ケース3の上縁部とが掛合して固定されるように両上縁部の形状を構成することとしてもよい。例えば、上段ケース2の上縁部に小物専用ケース3の上縁部を重ね合わせることができるような形状としてもよいし、小物専用ケース3の上縁部に突起部を設けてこれを上段ケース2の上縁部に掛合させることとしてもよい。
また、浅底部11の下部から取り外した小物専用ケース3は、深底部12の上部に載置することもできる。この際、深底部12の側壁面または底面に小物専用ケース3を支持する台座を形成し、この台座に小物専用ケース3を載置することとしてもよい。このようにすることで、深底部12を上下2段に仕切る2つの収納空間を設けることができ、小さな食材などを多く収納したい場合に便利である。
図8は、仕切り4の構成を示す側面断面模式図(図8(a))および上面透視図(図8(b))である。仕切り4は、略直方体形状を有し、上面を開口して内部に収納空間を有している。仕切り4の底面の四隅位置には、ブロック形状のマグネット7が設けられている。下段ケース1の底面には金属板が埋め込まれているため、仕切り4は磁力によって固定され、扉10の開閉時などの振動で倒れたり移動したりすることはない。なお、マグネット7の形状および配置については、仕切り4を安定して固定することのできるものであれば特に制限は無いが、マグネットの使用量をなるべく少なくしつつ安定性を得るためには図8に示すように四隅に配置するのが望ましい。
このように構成した仕切り4は、例えば扁平な形状の食品を立てて収納する場合に、食品が倒れるのを防ぐ仕切りとして使用することができる。下段ケース1のような広い収納空間を有するケース収納においては、収納する食品がほぼ一杯の場合には、食品を立てて整理した状態を保つことは可能であるが、食品が少ない場合には、扉10の開閉や食品の出し入れに伴って収納した食品が荷崩れ現象を起こしてしまい、整理整頓された状態を保つことが困難である。その結果、欲しい食品を探すために時間がかかるばかりか、その間庫内室を開けた状態にしているために消費電力のロスも生じさせていた。しかし、この仕切り4を用いると、可動式であるがゆえにユーザは食品の整理をしやすくなり、また、マグネット7によって固定されているので荷崩れ現象を生じさせにくく、整理された状態を保つことができる。また、仕切り4の内部に収納空間を設けたので、細長い食品や自立させにくい食品などを、この仕切り4に収納することができる。そのため、庫内室の整理性をさらに向上させることができる。
また、仕切り4の固定手段としてマグネット7の磁力を利用しているので、縦方向だけでなく、横方向、斜め方向など、あらゆる方向に仕切ることができる。このため、収納する食品やユーザの使い方を制限することがないので、利便性を向上させることができる。
また、仕切り4は離脱着可能な構造であるので、下段ケース1内に汚れが発生した場合でも、取り外して容易に清掃することができる。そのため、清潔な状態で長年使用することができる。
なお、本実施の形態1では、仕切り4の底面にマグネット7を設け、下段ケース1の底面に金属板8を設ける構成としたが、両方の底面にマグネット7を設ける構成とすることもできる。また、仕切り4の底面に金属板8を設けるか、仕切り4自体を金属製とし、下段ケース1の底面にマグネット7を設ける構成とすることもできる。さらには、金属板8として、ステンレス鋼を用いることもできる。ただし、コスト面を考慮すると、前述の実施の形態1で述べた構成とするのが望ましい。
また、本実施の形態1では、仕切り4の形状を、収納空間を備えた略直方体形状とする場合の例について説明したが、ブックエンドのような板形状としてもよい。このようにすることで、仕切り4が閉める体積を小さくすることができ、より多くの食品を収納できるようになる。
実施の形態2.
前記実施の形態1では、マグネット7を設けた仕切り4を、金属板8を設けた下段ケース1の底面に貼り付けて、食品を立てて収納する際の仕切りとする場合の例について説明したが、本実施の形態2では、その他の仕切りの構成について説明する。なお、仕切り以外については、前述の実施の形態1と同一の構成である。
図9は、本発明の実施の形態2に係る冷凍室の庫内室内部の斜視図である。下段ケース1には、前後両側面を渡すようにして支持棒5が設けられている。支持棒5は、下段ケース1の側壁内側に形成された図示しない穴に、その両端部を嵌合させることによって固定されている。仕切り板6は、本発明の荷崩れ防止仕切りに相当するものであり、支持棒5によって支えられ、かつ、支持棒5に沿って前後に移動させることができる。ユーザは、食品の量に合わせて仕切り板6の位置を前後に移動させ、食品を下段ケース1の外周壁との間に挟み込んで整列し、食品が倒れないようにして保存することができる。支持棒5および仕切り板6は、金属製またはプラスチック製である。
図10は、支持棒5および仕切り板6の構成を示す図である。図10(a)は支持棒5および仕切り板6を上面から見た図、図10(b)は仕切り板6の側面方向から見た図、図10(c)は仕切り板6の正面方向から見た図である。図10において、仕切り板6にはU字型の仕切り板固定部6aが接続されており、この仕切り板固定部6aが支持棒5を抱え込むようにして、仕切り板6を支持棒5に固定させている。仕切り板固定部6aの寸法(Y)は、支持棒5の直径寸法(X)の6倍より大きくなるように構成されているので、扉10の開閉などで揺れが生じても仕切り板6が前後にずれたりすることがない。
仕切り板6は、支持棒5から着脱自在であり、取り外して180度反転させて再装着することもできる。このようにすることで、支持棒5の左または右のいずれかを仕切る仕切りとして用いることができる。また、仕切り板6は支持棒5によって吊り下げられた状態であって下段ケース1の底面に自立しないので、下段ケース1の底面の形状に拘わらず適用することができる。また、簡素な装置構成であるので、清掃等も容易に行うことができる。
図11は、支持棒5の他の固定方法を示す例である。図11(a)は下段ケース1の斜視図、図11(b)は下段ケース1の斜視図の一部透視図である。図11において、下段ケース1の前後両側面の向かい合って対応する位置には、複数のリブ14a〜14f(以下、リブ14と称す)が所定間隔で設けられている。支持棒5は、このリブ14に把持されて固定されている。支持棒5は、他のリブ14に移動させることもできるので、食品を仕切る位置を変化させることができる。
リブ14の設置位置は、下段ケース1の底面から100mm程度の位置とすることができる。前述の図2および図3より、市販の冷凍食品や箱入り氷菓の大多数は100mm以上の高さ寸法を有している。したがって、リブ14の設置位置の高さを100mm程度とすることで、収納する食品の多くを適切に支えることができる。
または、リブ14の設置位置を、下段ケース1の上限付近(下段ケース1の底面から180mm以上の高さ)としてもよい。このようにすることで、支持棒5も高い位置に配置され、支持棒5を低い位置に配置したときのように収納空間を支持棒5が横切ることがなく、デッドスペースも生じない。したがって、収納する食品の横幅を制限すること無く、様々な大きさの食品を立てて収納することができる。
また、本実施の形態2において、支持棒5および仕切り板6は簡単に取り外すことができるので、不要時には取り外しておいて必要なときのみ使用することができる。また、支持棒5および仕切り板6は簡素で幅を取らない構成としたので、取り外すことなく端に寄せておくだけであっても収納の邪魔とならない。このようにすることで、取り外した支持棒5および仕切り板6の置き場所に困ったり、次回使用するときまでに紛失してしまったりといった心配もない。
なお、上記説明では、仕切り4および仕切り板6を下段ケース1に設ける場合の例について説明したが、上段ケース2または下段ケース1と上段ケース2の両方に設けることとしてもよい。特に、上段ケース2の深底部12に設けた場合、小型の食品の整理性をさらに向上させることができる。
また、上記説明では、上段ケース2を、冷凍室400の内部に設けた図示しないスライドレールに支持させて下段ケース1とは独立して引出しおよび収納ができるように構成した場合の例について説明した。しかし、冷凍室400の内部にスライドレールを設けず、下段ケース1の上端部にスライドレールを設け、このスライドレールによって上段ケース2が支持されることとしてもよい。このようにすることで、下段ケース1を扉10とともに引出したときに上段ケース2も同時に引出すことができ、かつ、下段ケース1の上端部に設けたスライドレールによって上段ケース2を下段ケース1上で移動させることもできる。
本発明の実施の形態1に係る冷凍冷蔵庫本体1000の断面模式図である。 市販の冷凍食品のパッケージサイズを示すグラフである。 市販の箱入り氷菓のパッケージサイズを示すグラフである。 市販の氷菓のパッケージサイズを示すグラフである。 本発明の実施の形態1に係る冷凍室の庫内室内部の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る冷凍室の庫内室内部の正面断面模式図である。 本発明の実施の形態1に係る金属板8および下段ケース1の側面断面図である。 本発明の実施の形態1に係る仕切り4の側面断面図および上面透視図である。 本発明の実施の形態2に係る冷凍室の庫内室内部の斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る支持棒5および仕切り板6の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る冷凍室の庫内室内部の斜視図である。
符号の説明
1 下段ケース、2 上段ケース、3 小物専用ケース、4 仕切り、5 支持棒、6 仕切り板、6a 仕切り板固定部、7 マグネット、8 金属板、9 ラミネートフィルム、10 扉、11 浅底部、12 深底部、13 レール、14 リブ、100 冷蔵室、200 切替室、300 野菜室、400 冷凍室、500 製氷室、600 操作パネル、601 制御装置、1000 冷凍冷蔵庫本体。

Claims (13)

  1. 庫内室に2段に構成された引出し式の上段ケースおよび下段ケースと、
    前記上段ケースまたは下段ケースのいずれかまたは両方に取り外し自在に設けられ、略直方体形状で上面を開口しその内部に収納空間を有する仕切り
    前記上段ケースの上部に取り外し自在に載置可能であるとともに、当該上段ケースの下部にスライドして引出し可能に支持される小物専用ケースとを備え、
    前記仕切りを設けた上段ケースと下段ケース、および前記仕切りのいずれか一方の底面にはマグネットを有し、他方の底面には金属板を有しており、
    前記仕切りにより当該仕切りが設けられた前記上段ケースおよび下段ケースの空間を仕切るとともに、前記仕切りの収納空間に食品を収納可能とした
    ことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 前記上段ケースの底板を段違いに形成して深底部と浅底部を構成し、
    前記浅底部の底面にレール構造を設け、
    前記小物専用ケースを前記レール構造に沿って摺動可能に設けた
    ことを特徴とする請求項記載の冷凍冷蔵庫。
  3. 前記小物専用ケースは前記上段ケースの深底部上部または浅底部上部のいずれにも載置可能な高さ寸法で構成されている
    ことを特徴とする請求項記載の冷凍冷蔵庫。
  4. 前記上段ケースの深底部の高さ寸法が70〜100mm、浅底部の高さ寸法が50〜70mmである
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の冷凍冷蔵庫。
  5. 前記下段ケース底面から前記上段ケースの深底部までの高さ寸法、前記下段ケース底面から前記上段ケースの浅底部までの高さ寸法、および前記下段ケース底面から前記小物専用ケースの底面までの高さ寸法が、180〜250mmの範囲の寸法となるように構成した
    ことを特徴とする請求項〜請求項のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  6. 前記下段ケースは前記庫内室の扉とともに引出し可能に構成され、
    前記上段ケースは前記庫内室の内壁に設けた第一のスライドレールに支持されて、前記下段ケースとは独立して前記庫内室から引出し可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項〜請求項のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  7. 前記下段ケースは前記庫内室の扉とともに引出し可能に構成され、
    前記上段ケースは前記下段ケースの左右上端部に設けた第二のスライドレールに支持されて、前記下段ケースを引出した際には前記下段ケースと同時に前記庫内室から引出し可能であるとともに、前記下段ケース上を前記第二のスライドレールに沿って摺動可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項〜請求項のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  8. 前記上段ケースまたは下段ケースのいずれかまたは両方に、引出し方向に対して前後方向に空間を仕切る荷崩れ防止仕切りを取外し自在に設けた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  9. 前記荷崩れ防止仕切りを設けた上段ケースおよび下段ケースの前後両側面を渡すようにして設けた支持棒と、
    前記荷崩れ防止仕切りに接合され、前記支持棒の直径の6倍を超える長さを有する仕切り板固定部とを備え、
    前記支持棒の長さ方向に沿って前記仕切り板固定部を係合させて、前記荷崩れ防止仕切りと前記支持棒とが直交するように固定した
    ことを特徴とする請求項記載の冷凍冷蔵庫。
  10. 前記荷崩れ防止仕切りを設けた上段ケースおよび下段ケースの前後両側面の対応する位置に穴を形成し、
    前記支持棒は、その両端部を前記穴に嵌合させることにより固定されている
    ことを特徴とする請求項記載の冷凍冷蔵庫。
  11. 前記荷崩れ防止仕切りを設けた上段ケースおよび下段ケースの前後両側面に所定間隔で複数のリブを形成し、
    前記支持棒は、その両端部が前記リブに把持されて固定されている
    ことを特徴とする請求項記載の冷凍冷蔵庫。
  12. 前記荷崩れ防止仕切りは、金属製またはプラスチック製である
    ことを特徴とする請求項記載の冷凍冷蔵庫。
  13. 前記荷崩れ防止仕切り、支持棒、および仕切り板固定部は、金属製またはプラスチック製である
    ことを特徴とする請求項〜請求項11のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
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