JP4268849B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は冷蔵庫に関する。
最近の食生活においては、健康と食材の安全性確保の観点から、家庭で食品を冷凍保存するホームフリージングすることが頻繁に行なわれるようになってきた。従って、冷蔵庫にも手軽にホームフリージングをできる急速冷凍室を追加する要求が高くなってきた。ホームフリージングでは、急速冷凍室内で食品を急速冷凍することで、−5℃〜−1℃の温度帯をすばやく通過させる。この温度帯では氷結晶が生成するため、氷結晶が食品の細胞を傷つけて食品解凍時に食品のうまみが逃げるのを防ぐ必要があるからである。そのために急速冷凍室は、天井面に大風量の冷気を噴出するための冷気ダクトを設け、また急速冷凍容器の底面には金属板を設け、食品を急速冷凍することができるような構造になっている。(例えば、特許文献1参照。)
特開平10−38456号公報(3頁、図1)
しかし、従来の急速冷凍室は、急速冷凍容器の収納深さ寸法についてはあまり考慮されてなかった。容器の収納深さ寸法が小さい場合には、大きな食品が入らなくなり、容器の収納深さ寸法が大きい場合には、急速冷凍室の占める容積が大きくなるうえ、冷気を吐出する冷気ダクトから食品までの距離が大きくなり、冷凍速度が遅くなってしまう。
また、冷凍室に貯蔵する食品を既に貯蔵してある食品の上に新しい食品を重ねて貯蔵すると、既に貯蔵してある食品の食品温度が新しい食品のために温度上昇し、新鮮度低下につながる可能性がある。このときに、急速冷凍を行った食品の温度が−5℃を上回ってしまうと、再冷凍時に氷結晶が生成し食品細胞を傷つけ、食品のうまみが逃げ、急速冷凍の効果が薄れてしまう。
従って、貯蔵食品を積み重ねない冷蔵庫の要求が高くなっている。発明者らの調査によると、一般家庭用冷蔵庫に貯蔵される収納高さ寸法別冷凍食品例は、表1に示す如く、その収納高さ寸法が100mm以下の食品が多いにも拘らず、従来例の冷蔵庫では、収納深さ寸法が120mm以上の収納ケースしか無いため、実際の家庭用冷蔵庫では、貯蔵食品の積み重ねが多くみられた。食品を収納する容器の段数を増やすことにより、冷凍室中の食品を積み重ねを少なくすることはできるが、必要とする冷凍室の高さ寸法を増やしてしまったり、一段の収納深さ寸法が小さくなり大きな食品を貯蔵できなくなってしまう恐れがある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、ホームフリージングができる急速冷凍室を有する冷蔵庫において、素早く急速冷凍を行い、また、急速冷凍を行った食品を新鮮な状態で保存できる冷蔵庫を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、急速冷凍室と、前記急速冷凍室の上部に配置される冷蔵温度室と、断熱材を内蔵し前記冷蔵温度室と前記急速冷凍室とを仕切る断熱仕切りと、前記急速冷凍室に冷気を送る冷気ダクトとを備え、
前記断熱仕切りは冷蔵庫ドア側の前段と冷蔵庫奥側の後段とから構成され、前記断熱仕切りの前段の上側は前記断熱仕切りの後段の上側より低く、前記断熱仕切りの前段の下側は前記断熱仕切りの後段の下側より低く形成され、
前記冷気ダクトは前記断熱仕切りの後段の下側に接して備えられ、前記冷気ダクトの下部は前記断熱仕切りの前段の下側の前方投影面に収めたことを特徴とする。
また、急速冷凍室と、前記急速冷凍室の上部に配置される冷蔵温度室と、断熱材を内蔵し前記冷蔵温度室と前記急速冷凍室とを仕切る断熱仕切りと、前記急速冷凍室に冷気を送る冷気ダクトとを備え、
前記断熱仕切りは、冷蔵庫ドア側の前段と冷蔵庫奥側の後段とから構成され、前記断熱仕切りの前段の上側は前記断熱仕切りの後段の上側より低く、前記断熱仕切りの前段の下側は前記断熱仕切りの後段の下側より低く形成されてなり、前記断熱仕切りの前段と後段とをつなぐ傾斜部を備え、
前記冷気ダクトは前記断熱仕切りの後段の下側に接して備えられ、前記冷気ダクトの下部は冷気を冷蔵庫奥側から前記冷蔵庫ドア側へと進行させるように形成され、前記冷気ダクトの冷気吐出口は前記断熱仕切りの傾斜部よりも冷蔵庫奥側に配置されることを特徴とする。
また、上記の冷蔵庫において、前記冷気ダクトの冷気吐出口は、前記急速冷凍室の奥行方向の中央部に配されることを特徴とする。
また、急速冷凍室と、前記急速冷凍室の上部に配置される野菜室と、断熱材を内蔵し前記野菜室と前記急速冷凍室とを仕切る断熱仕切りと、前記急速冷凍室に冷気を送る冷気ダクトとを備え、
前記断熱仕切りは、冷蔵庫ドア側の前段と冷蔵庫奥側の後段とから構成され、前記断熱仕切りの前段の上側は前記断熱仕切りの後段の上側より低く、前記断熱仕切りの前段の下側は前記断熱仕切りの後段の下側より低く形成されてなり、前記断熱仕切りの前段と後段とをつなぐ傾斜部を備え、
前記野菜室は、前記断熱仕切り前段の上部に配置される前部収納部と前記断熱仕切り後段の上部に配置される後部収納部とを備えてなり、前記前部収納部は前記後部収納部より収納深さが大きく形成され、
前記冷気ダクトは前記断熱仕切りの後段の下側に接して備えられ、前記冷気ダクトの下部は冷気を冷蔵庫奥側から前記冷蔵庫ドア側へと進行させるように形成され、前記冷気ダクトの冷気吐出口は前記断熱仕切りの傾斜部よりも冷蔵庫奥側に配置され、
前記野菜室の後部収納部は、その底面を構成する底面部を備え、前記断熱仕切りの傾斜部の上方は前記底面部で覆われることを特徴とする。
本発明によれば、ホームフリージングができる急速冷凍室を有する冷蔵庫において、素早く急速冷凍を行い、また、急速冷凍を行った食品を新鮮な状態で保存できる冷蔵庫を提供することができる。
以下、本発明の実施例を図を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す冷蔵庫正面図である。冷蔵庫1の上部に冷蔵温度室20を設け、その下部に冷凍温度室50を設けている。冷蔵温度室20は、その上部に開閉ドア31を備えて配置される冷蔵室30と、冷蔵室30の下方に引出ドア41をそなえて配置される野菜室40とから構成される。冷凍温度室50は、その上部に引出ドア71を備えて配置される急速冷凍室70と、急速冷凍室70の横に並置して引出ドア61を備えて配置される貯氷室60と、貯氷室60と急速冷凍室70とが並置された下方に引出ドア81を備えて配置される冷凍室80とから構成される。
そして、それぞれの貯蔵室30、40、60、70、80の使用頻度と使い易さの観点から、冷蔵庫1は、置かれる床面から冷凍室引出ドア81上端部までの高さH1、急速冷凍室引出ドア71及び貯氷室引出ドア61上端部までの高さH2、野菜室引出ドア41上端部までの高さH3を設定している。例えば、この実施例では、冷凍室80より使用(開閉)頻度が高い野菜室40の引出ドア41上端部までの高さH3を850mmから1000mmの範囲とし、冷凍室80の引出ドア81上端部までの高さH1を350mmから500mmの範囲とし、冷凍室80より使用頻度の高い急速冷凍室70や貯氷室60の引出ドア61、71上端部までの高さH2を530mmから680mmの範囲とし、それぞれの貯蔵室30、40、60、70、80を使い易い構成にしてある。
次に、図2により各貯蔵室30、40、60、70、80の具体的構成の一実施例を説明する。
図2は、図1のA−A線縦断面図である。冷蔵庫の断熱箱体2は、外箱3と内箱4と、外箱3と内箱4との間に充填された断熱材5とにより構成されている。断熱箱体2は、その上部に冷蔵温度室20を、その下部に冷凍温度室50を、断熱材5を内蔵する断熱仕切壁8により区画形成している。
冷蔵温度室20は、その上部に、複数の棚30aと複数のドアポケット31aを有する冷蔵室30を、その下部に、野菜容器42を有する野菜室40を、仕切り部材7により区画形成している。野菜容器42は、その後部に後部収納部42aを有し、前部に後部収納部42aの収納深さ寸法f1より大きい収納深さ寸法f2を有する前部収納部42bを有している。そして、後部収納部42aには、白菜、キャベツやブロッコリーを収納し、収納深さ寸法が大きい前部収納部42bには、ニンジン、きゅうりや飲料等を収納する。つまり、野菜容器42は、後部と前部とに収納深さ寸法の異なる収納部を有しているので、野菜を貯蔵する場合に、野菜同士を積み重ねないで貯蔵できるように構成してある。
冷凍温度室50は、その上部に、急速冷凍容器72を有する急速冷凍室70と自動製氷機63及び貯氷容器96を有する貯氷室60(図6)を仕切り部材9及び断熱仕切壁8により区画形成している。また、冷凍温度室50は、急速冷凍室70の下方に、容器82、83、84を有する冷凍室80を、仕切り部材9により区画形成している。
蒸発器15は、箱体2の下部に設けられた圧縮機16から送られ凝縮器(図示せず)にて液化した冷媒を内部で蒸発させ、冷媒の気化熱で冷蔵温度室20及び冷凍温度室50に送る冷気を冷却する。送風機12は、蒸発器15で冷却した冷気を、制御装置(図示せず)及び操作パネル74(図1)からの指令により冷蔵温度室20または冷凍温度室50に循環させ、各貯蔵室30、40、60、70、80を所定の低温温度に冷却保持している。
ここで、野菜室40を有する冷蔵温度室20と、急速冷凍室70を有する冷凍温度室50との間に設けられた断熱仕切壁8の実施例を図2により説明する。断熱仕切壁8は、断熱材5を内蔵し、上方に野菜容器42の大きい収納深さ寸法f2を有する前部収納部42bを有する断熱仕切壁前部8eと、前部8eより野菜室側に突出した断熱仕切壁後部8aとを有し、断熱仕切壁後部8aの下部に、急速冷凍室を上方に拡大する拡大部8bを有し、拡大部8bを急速冷凍室冷却用冷気ダクト8fとして形成してある。つまり、急速冷凍室内に上面が開口した急速冷凍容器72を設置し、急速冷凍容器72内に貯蔵された食品を所定のスピードで凍結できる冷気を吐出する冷気ダクト8fを、急速冷凍容器72の上面開口上方に設けられるように、断熱仕切壁8の後部拡大部8bを形成している。つまり、貯蔵食品をホームフリージングする急速冷凍室は、通常の冷凍食品を貯蔵する冷凍室よりその冷却用冷気の循環量を大幅に増加させた冷却用冷気を直接食品に吹き当てる必要があるので、冷却用冷気を吐出する冷気ダクト8fを急速冷凍容器72の上面開口上方に設け、下方に向かって冷気を吐出する構成とするために、断熱仕切壁8の後部に拡大部8bを形成している。
さらに、冷気ダクト8fの下端は断熱壁前部8eの下端と略同一の高さ(±1cm以内)としてある。つまり、冷気ダクト8fを拡大部8bの中に設けたということである。これにより、急速冷凍室70の天井面が略平面となるので、急速冷凍室70内の高さ方向の収納空間を有効に使うことができ、急速冷凍容器72の収納深さ寸法を確保しながら急速冷凍室70が占める高さ方向の容積を小さくすることができる。また、冷気ダクト8fの高さ方向の大きさは拡大部8bの大きさ以下に限定されるが、急速冷凍に必要な冷気循環量を通過させる冷気ダクト8fの断面積を確保するためには、横方向の大きさを大きくすればよい。また、冷気ダクト8fを冷蔵庫1の前方から見た場合の断熱仕切壁8の投影面に収めれば、引出ドア71を開閉した場合に食品と冷気ダクト8fとの衝突を回避することができる。
本願発明の一実施例は、冷蔵温度室20と、冷蔵温度室20の下部に設けられ、引出ドア41と容器42を有する野菜室40と、野菜室40の下方に設けられ、引出ドア61、71、81と容器72、82、83、84、96を有する冷凍温度室50と、野菜室40と冷凍温度室50を仕切り、断熱材5を内蔵する断熱仕切り8とを備えた冷蔵庫において、断熱仕切り8は前部8eと後部8aから構成され、断熱仕切りの前部8eの上側は、断熱仕切りの後部8aの上側より低くなっており、断熱仕切りの前部8eの下側は、断熱仕切りの後部8aの下側より低くなっており、断熱仕切りの後部8aの下側に接する冷気ダクト8fと、断熱仕切り8の下に設けられ、その底面に金属板73を有する容器72とを備え、ダクト8fの下部と、断熱仕切り前部8eの下側は略同一の高さであることを特徴とする。
この構成により、急速冷凍室70の天井面が略平面となるので、急速冷凍室70内の高さ方向の収納空間を有効に使うことができ、急速冷凍容器72の収納深さ寸法を確保しながら急速冷凍室70が占める高さ方向の容積を小さくすることができる。
次に、ホームフリージングができる急速冷凍室70の一実施例を図3により説明する。図3は、図2の急速冷凍容器72の周辺の要部拡大図である。急速冷凍容器72の上面開口部72f上方に、冷気を吹き込む冷気ダクト8fを設けて、食品75を所定のスピードで凍結できる構成にしてある。所定のスピードとは、ホームフリージングをする食品のうまみを保持するために、通常の冷凍室80内で凍結する時間の、例えば、半分以下の時間で凍結する構成にしてある。そのために、冷気ダクト8fを急速冷凍容器72の上面開口部72fの上方に設けて、冷気ダクト8fから上面開口部72fに急速冷凍容器72内の食品を冷却するために吐出する冷気の循環量を、通常の冷凍室冷却冷気の循環量の倍以上に設定してある。従って、循環量の増加した冷却冷気の循環によりパッキン71a外周縁に結露しないように、急速冷凍容器72の上面開口フランジ72aと断熱仕切壁8との間をシールするシール部材8cを、断熱仕切壁8下面に設置してある。また、貯蔵食品75を冷却した冷気が循環し易いように、急速冷凍容器72の前面側壁に通風孔72eを設けてあるので、通風孔72eから冷気通路70aに循環する冷気により、パッキン71c外周縁が結露しないように、ドア内板71bと仕切り部材9との間をシールするシール部材9aを、ドア内板71b下部に設置してある。
また、ホームフリージングでは、食品の細胞膜を破壊しないように凍結するために、食品の水分の大部分が凍結する温度帯(−5℃から−1℃)を短時間で通過するのが望ましく、出来るだけ速く凍結するために、合成樹脂製の急速冷凍容器72内面に熱良導性の金属板73を設置している。金属板73の詳細を図4により説明する。図4は図3のD−D線縦断面図である。熱良導性の金属板73は、合成樹脂製の急速冷凍容器72の底板部を覆う底部73aと、底部73aと連続して、急速冷凍容器72の左右側壁部を覆う側部73bを有し、側部73bの上面フランジ73c端面を、急速冷凍容器72のフランジ溝72c内に係止している。従って、急速冷凍容器72に貯蔵された食品は、冷気ダクト8fより降り注ぐように吐出された冷気により冷却されるのと同時に、熱良導性の金属板底部73a及び熱良導性の金属板側部73bにより冷却されるので、その凍結スピードをより速くすることができる。なお、本実施例では、金属板73は急速冷凍容器72の底板部と側壁部を覆っているが、金属板73が底板部のみを覆う容器でも、急速冷凍は可能である。
なお、冷気ダクト8fの冷気吐出口は、断熱仕切壁8の傾斜部8gよりも奥に配置されるように構成される。このことによって、冷気ダクト8fを通って吐出される冷気は傾斜部8gの下側にあたって急速冷凍容器72側に案内される。前記冷気吐出口の位置は、傾斜部8gの位置によって変更できるものであるが、冷蔵庫奥行方向の中央部に配置すれば、急速冷凍容器72内を前部と後部で同じように冷却できる。この際は、冷気吐出口から吐出される冷気を鉛直下向きの流れとすべく案内するように冷気吐出口を構成することが望ましい。また、冷気吐出口を冷蔵庫奥行方向中央部よりもさらに奥側に配置すれば、冷気吐出口からの冷気を必ずしも鉛直方向下向きの流れとする必要は無く、前方であって下方への流れとすれば急速冷凍容器72の奥側から手前側まで冷却することができる。
なお、急速冷凍能力は、冷気の温度、風量及び風速に依存するものであるが、風量と風速とを比較すると風速による効果が大きいものと考えられる場合があり、本例では、冷気ダクト8f内の冷気の通り道となる断面積を冷気吐出口へ向かって狭める構成とすることによって風速を上げるように構成している。冷気吐出口は、図3に示すように冷気ダクト8fの下面を急速冷凍容器72に向かって曲げられて構成されているが、冷気の速度が高い場合には、断熱仕切壁8の傾斜部8gの下部に冷気が吹き付けられ、傾斜部8gの冷気吹き付け部分は高い断熱能力を要求されることとなる。この場合は、断熱仕切壁8の傾斜部8gの上部は後部収納部42aの底面部42cで覆うように構成することが有効である。すなわち、底面部42cは略水平とするために、傾斜部8gの上方に位置する底面部42cの部分は、底面部42cの他の部分よりも断熱仕切壁8からの距離を多く取ることができるため冷熱が他の部分よりも伝わりにくくなる。また、この距離を多く取った部分をさらに断熱することもさらに有効である。
ここで、一般家庭用冷蔵庫に貯蔵する冷凍食品例およびホームフリージングを行う食材例について、表1により説明する。
Figure 0004268849
表1は貯蔵食品の収納高さ寸法別に例示したものである。表1に示す如く、その収納高さ寸法は、分類1(40〜70mm)、分類2(70〜100mm)、分類3(100mm〜150mm)、分類4(150mm以上)の約4段階に分類している。また、冷凍食品例の右側には、それぞれの分類の冷凍食品例の使用頻度が示されており、さらにその右側には、各分類の冷凍食品例のうち、ホームフリージングを行う食材の例が示されている。
なお、表1に示す食品例で同一の食品名が分類の二箇所に表示してある食品は、長手方向を水平にする横置きの場合を、例えば、パイシ−ト紙パック類(1)と表示し、長手方向を鉛直にする縦置きの場合を、例えば、パイシ−ト紙パック類(2)と表示してある。また、表1に示す食品例で、牛乳パック類(1)、牛乳パック類(2)は共に、牛乳パック類を再利用して、スープ類等のホームフリージング食品を作る場合を示している。
表1のホームフリージング食材例の欄に示すように、ホームフリージングを行うほとんどの食材の高さ寸法は、分類1及び分類2に分けられる100mm以下となっている。そこで、ホームフリージングするための急速冷凍容器72は、その収納深さ寸法を70mmから100mmとすれば、ホームフリージング食材例の大部分を収納できる。従って、本実施例のホームフリージングができる急速冷凍容器の収納深さ寸法f3(図2)は表1の分類2に示す70mmから100mmに設定してある。
なお、容器の収納深さ寸法とは、容器の底面から左右側壁の上端までの鉛直方向の距離、または、容器の底面から容器の上にある他の容器等の下端までの鉛直方向の距離のうち、小さい方とする。
本願発明の一実施例は、外箱3と、内箱4と、外箱3と内箱4との間に発泡断熱体5を充填した箱体1と、箱体1内に区分けされた冷蔵温度室20、冷凍温度室50とを備えた冷蔵庫において、冷凍温度室50は、冷気を吐出する冷気ダクト8fと、冷気ダクト8fの下方に設けられ、底面に金属板73を有する容器72とを有し、金属板73を有する容器72の収納深さ寸法は70〜100mmであることを特徴とする。
この構成により、ホームフリージングを行う食材の大部分を収納できる急速冷凍容器72の収納深さ寸法を確保しながら、急速冷凍室70が占める高さ方向の容積を小さくすることができ、また、冷気ダクト8fから食品までの距離を小さくして、冷凍速度を速くすることができる。
なお、図2に示す如く、急速冷凍容器72の上面開口に降り注ぐように冷気を吐出する冷気ダクト8fを急速冷凍容器72の上面開口上方に設ける必要があり、冷気ダクト8fを断熱壁の拡大部8bに収めることができることから、急速冷凍容器7を設置する急速冷凍室は、断熱仕切壁8の下部に設置することが望ましい。従って、本実施例では、冷凍温度室の上部に急速冷凍室70を、その下部に通常の冷凍室80を設けてある。
また、急速冷凍室のドア71は、冷凍室のドア81と別体で設けてある。冷凍室中に急速冷凍室を設け、それらのドアを同一とした場合、急速冷凍中に冷凍室80に食品を入れたり取り出したりする場合、急速冷凍を中断しなければならず、急速冷凍の時間が長くなってしまう。特に、食品の温度が−5〜−1℃である温度が長くなると、氷結晶が生成して食品のうまみを逃がしてしまう。本実施例では、急速冷凍室70と冷凍室80のドアを別体としているので、冷凍室のドアを開けても急速冷凍を継続でき、素早い冷凍をすることができる。
本願発明の一実施例は、冷凍温度室50は、金属板73を有する容器72の下方に設けられた複数の容器82、83、84を備え、金属板73を有する容器72は他の容器82、83、84と別体で引出ドア71を備えたことを特徴とする。
この構成により、急速冷凍中に冷凍室80の複数の容器82、83、84中の他の食品を取り出す場合に、急速冷凍を中断しないので、素早い冷凍を行うことができる。
ところで、既に冷凍室80に貯蔵してある食品の上に新しく食品を重ねて貯蔵すると、既に貯蔵してある食品の食品温度が、新しい食品のために上昇し、鮮度が落ちる原因になる。特に、ホームフリージングを行った食品の上に別の食品を新たに貯蔵すると、ホームフリージングを行った食品の温度が上昇してしまい、このときに食品の温度が−5℃を超えてしまうと、再冷凍時に氷結晶が生成し、食品細胞が傷つき食品のうまみが流出する原因になる。従って、ホームフリージングを行った食品を鮮度を保って保存するためには、貯蔵食品を積み重ねを少なくする冷凍室構造が必要になる。
表1の分類の冷凍食品例のうち、高さ寸法が小さい分類1の食品は、体積が小さく熱容量も小さいため、他の食品と積み重ねられた場合に温度上昇が大きくなる。分類1の食品はホームフリージングを行う頻度が高いので、食品の積み重ねを極力抑えて鮮度を保つ必要がある。
そこで、本実施例の冷蔵庫は、冷凍室80に三段の容器82、83、84を設け、上段の容器82(第三の容器)の収納深さを40〜70mmとして、分類1の食品専用としている。分類1の食品は、冷凍庫に貯蔵される食品の約30%を占めているので、同一の高さでの冷凍室の水平方向の面積の70%以上の底面積を持つ専用の容器を備えても十分なくらい使用頻度がある。これにより、急速冷凍を行った行わなかったにかかわらず、分類1の食品は上段の容器に貯蔵して、冷凍庫に保存中に食品の積み重ねによる温度上昇を防ぐことができる。
本願発明の一実施例は、外箱3と、内箱4と、外箱3と内箱4との間に発泡断熱体5を充填した箱体1と、箱体1内に区分けされた冷蔵温度室20、冷凍温度室50とを備えた冷蔵庫において、冷凍温度室50は、収納深さ寸法が40〜70mmである容器を備えたことを特徴とする。
この構成により、高さ寸法が70mm以下の食品を収納する専用の容器を設けて、70mm以下の食品の積み重ねを無くしたので、すでに貯蔵された食品の上に新たに貯蔵された食品が積み重ねられ、すでに貯蔵されていた食品の温度が上昇することを防ぐことができる。特に、熱容積が小さく温度上昇しやすい高さ寸法が小さい食品には、効果が大きくなる。
また、本願発明は、冷凍室80中の容器を三段にして、食品の積み重ねを少なくしているが、中段の容器83(第二の容器)、下段の容器84(第三の容器)も、容器の収納深さを食品の高さ寸法と使用頻度を勘案して決定することにより、段数を増やしたための冷凍室80の高さ寸法の増大を少なく抑えることができる。
本実施例では、中段の容器83を収納深さを100〜150mmとして、分類2と分類3の食品を収納するようにしている。また、下段の容器84の収納深さ寸法を150〜200mmとし、分類3と分類4の食品を収納するようにしている。分類4の食品例のうち、牛乳パック類(2)や、パイシート紙パック類(2)は、高さ寸法が200mmをこえるが、これらのものは縦置きであり、横置きにすることによって保存することができる。中段、下段の収納深さ寸法をこのような大きさにすることで、高さを小さく抑えた冷凍室80で、高さ寸法ごとに食品を分別して積み重ねを少なくし、鮮度を保つことができる。
本願発明の一実施例は、冷凍温度室80は、第一の容器84と、前記第一の容器84の上に設けられ、収納深さ寸法が前記第一の容器84より小さい第二の容器83と、前記第二の容器83の上に設けられ、収納深さ寸法が前記第二の容器83より小さい第三の容器82とを備え、前記第三の容器82は、収納深さ寸法が40〜70mmであることを特徴とする。
この構成により、食品を高さ寸法ごとに整理して収納することができるので、第二の容器、第三の容器の食品の積み重ねを少なくして、食品の温度上昇を防ぐことができ、また、冷凍室80の高さ寸法も小さく抑えることができる。
次に、冷凍室80に設けた三種類の容器82、83、84の引き出し方法の一実施例を図5により説明する。
本実施例の冷凍室は、三段の容器82、83、84を設けており、上段容器82は容器深さを40〜70mmとし、高さ70mm以下の薄い食品を収納するようにしてある。高さ寸法の小さい食品は、表面積と比べた体積が小さくなっており、かつ、積み重ねないようにしていているので、温かい外気に触れたときに食品の温度が上昇しやすくなっている。食品が外気に触れ、その温度が−5℃以上に上昇した場合も、前述した場合と同様に食品のうまみが流出する原因になる。そこで、本実施例の冷凍室の三段の容器82、83、84は次のような引出方法を取る。
図5(a)は、中段容器83と下段容器84とを引出ドア81と共に所定寸法(L1)開放した状態を示す。下段容器84は、冷凍室ドア81と一緒に前後に移動可能に構成されている。また、中段容器83の把手83aは、下段容器84と係合しており、引出ドア81を引出すと、下段容器84と中段容器83が一緒に引出され、図5(a)のようになる。この状態では、中段容器83内の貯蔵食品の出し入れが出来る。そして、引出ドア81の開放寸法L1のままで、中段容器83の把手部83aに手指を掛けて中段容器83を冷蔵庫の奥側にスライドすると、図5(b)に示すようになり、下段容器84への貯蔵食品の出し入れができる。また、図5(a)の状態から引出ドア81をさらに開放し、図5(c)に示すように、引出ドア81の開放寸法が、全開時の半分以上であるL2になると、上段容器82の左右両端下側に設けられた突起82bが中段容器83の左右側壁の上部より外側の左右に伸びるフランジ部上側に設けられた突起83bに引っかかって上段容器82が引き出されて、上段容器82の把手部82aが、急速冷凍室ドア71前面よりL3寸法だけ突出する。この状態で上段容器の把手部82aに手指を掛けて上段容器82を冷蔵庫の手前にスライドすると、図5(d)に示すように、上段の容器82内への貯蔵食品の出し入れが出来る。
以上のように構成すれば、一個の冷凍室引出ドア81内に三段の容器を設置して、その使い勝手を良好に出来ると共に、三段の容器のうち最も収納深さ寸法部が小さい上段容器82を、不要なときには引き出さないので、上段容器82内に貯蔵した、冷凍食品の中で最も食品厚さの薄い食品、つまり、冷凍食品の中で最も熱容量の少ない食品類の温度上昇を防ぐことができる。これによって、食品の新鮮度が失われづらい冷蔵庫構造を提供できる。
また、上段容器は、冷凍室の最上段にあり、その収納深さ寸法が小さいため、仕切り部材7に隠れて把手82aが見えにくくなっている。引出ドア81と下段容器84を大きく引出したときに、上段容器82をその把手82aが見えるくらいに引出すことにより、上段容器82を引出して中の食品を出し入れしやすくなっている。
本願発明の一実施例は、第一の容器84は冷凍室の引出ドア81と一緒に前後に移動し、第一の容器84が全移動量の半分引出されたときに、第三の容器82は連動して引出されておらず、第一の容器84が全移動量引出されたときに、第三の容器82は引出されることを特徴とする冷蔵庫。
この構成により、高さ寸法が小さく温まりやすい食品を収納してある第三の容器が引出される回数を減らすことができ、第三の容器中の食品の温度上昇を抑えて鮮度を保つことができる。
次に、前述の図1のB−B線縦断面図を示す図6について説明する。貯氷室60が急速冷凍室70(図2)と、そのドア61、71の上端、下端の高さを略同一にして並置されている。貯氷室60と野菜室40との間に、後方が野菜室側に突出し、その下部に貯氷室60を上方に拡大する拡大部8dを有した断熱仕切壁8を設けてあり、断熱仕切壁の拡大部8dに、製氷機63を設置し、製氷機63の下方への投影面に、その開口面が製氷機63の投影面より大きい開口を有する貯氷容器62を設けてあり、貯氷容器62の収納深さ寸法f9を、急速冷凍容器72(図2)の収納深さ寸法f3にほぼ一致させて形成してある。そのために、貯氷容器62の収納深さ寸法f9を、急速冷凍容器72(図2)の収納深さ寸法f3にほぼ一致させられるように、貯氷容器62の上方に設ける製氷機63を、断熱仕切壁の拡大部8d内に所定寸法G3を有して設置してある。
従って、貯氷容器62を出し入れする貯氷室60の前面開口高さ寸法G2を、貯氷室60と並置する急速冷凍室70(図2)の前面開口高さ寸法G1とほぼ同一に出来るため、貯氷室60前面に設置される引出ドア61の高さ寸法と、引出ドア61と並置される急速冷凍室70(図2)の前面に設置される引出ドア71の高さ寸法とをほぼ同一に出来るため、冷蔵庫の外観上スッキリした意匠感を有するとともに、図1に示すように、貯氷室引出ドア61と急速冷凍室引出ドア71が並置された上下に設置される、野菜室引出ドア41と冷凍室引出ドア81を単純な矩形形状にできるので、製造加工が容易になる。
なお、図6の貯氷容器62の収納深さ寸法f9を、図2の急速冷凍容器72の収納深さ寸法f3にほぼ一致させることは、表1で説明したように、貯氷容器62の収納深さ寸法f9を、分類2の収納高さ寸法70mmから100mmにすることであるが、このことは、従来技術の貯氷容器93の収納深さ寸法を浅くすることにも繋がるものである。従って、貯氷容器の収納深さ寸法を浅くする場合の一実施例について、図7の製氷皿と貯氷容器の関係説明図により説明する。図7(a)が従来例の自動製氷機の製氷皿91と貯氷容器93の関係説明図である。貯氷容器93の上面開口幅W3と製氷皿91の幅W5との間には、左側余裕代W4および右側余裕代W6を設けており、その大きさはW6がW4よりもはるかに大きかった。従って、自動製氷機の製氷皿91から落下する氷が偏心した山状92を形成するために、貯氷容器の収納深さ寸法を大きい寸法であるf12に設定する必要があった。なお、製氷機自身の体積は、それ自身が冷蔵庫の貯蔵容積を減少させるために、冷蔵庫内の出来るだけ隅部に設ける傾向があったので、前記のW4をW6より小さくする傾向があった。従って、前述した製氷皿91から落下する氷が作り出す山が偏心した山状92を形成する傾向がより強かった。
図7(b)に示す関係が本発明の一実施例である。従来に比べ、製氷皿96の横幅W7を拡大している。製氷皿94を貯氷容器96の中心付近に設置し、幅W9と貯氷容器96の上面開口幅W7との間に、充分な余裕代W8及びW10(W8、W10>W4、W6)を設けてある。つまり、自動製氷機の製氷皿94から落下した氷が、中央部が突出した自然な山状95を形成するために必要な寸法W8及びW10を設けてある。従って、貯氷容器96の収納深さ寸法を前述のf12より小さいf13に設定できるため、貯氷容器96の収納深さ寸法を前述の図2で示した急冷凍容器72の収納深さ寸法f3に合わせることができる。なお、この場合も製氷皿94を有する製氷機は、それ自身が冷蔵庫の貯蔵容積を減少させるが、本発明の場合は、製氷機を図6で説明したように、断熱仕切壁の拡大部8d内に所定寸法G3を有して設置してあるので、貯氷容器96の出し入れ時の障害にはならない構成となる。
本例によれば、ホームフリージングを行う食品のほとんどを収容できる高さ寸法を確保しながら、急速冷凍室の占める容積を小さくし、また、冷気ダクトと食品の距離を小さくして冷凍速度を速くすることができる。また、急速冷凍室内の空間を有効に活用し、急速冷凍室の占める容積を小さくすることができる。また、急速冷凍中に冷凍室の複数の容器中の他の食品を取り出すときに急速冷凍を中断しないので、急速冷凍時間を短縮することができる。また、この構成により、急速冷凍室室の占める高さ方向の大きさを小さくしたので、冷凍室の高さ寸法を拡大して、容器を三段とすることができる。また、高さ寸法が70mm以下の食品を収納する専用の容器を設けて、食品の積み重ねを少なくしたので、すでに貯蔵された食品の上に新たに貯蔵された食品が積み重ねられ、すでに貯蔵されていた食品の温度が上昇することを防ぐことができる。特に、熱容積が小さく温度上昇しやすい70mm以下の食品には、効果が大きくなる。また、食品を高さ寸法ごとに整理して収納することができるので、第二の容器、第三の容器も食品の積み重ねを少なくして、食品の温度上昇を防ぐことができる。また、高さ寸法が小さい食品を収納してある第三の容器が引出される回数を減らすことができ、第三の容器中の食品の温度上昇を抑えて鮮度を保つことができる。また、第一の容器が全部引出されたときには、第三の容器も引出されるので、第三の容器中の食品を取り出しやすくすることができる。また、急速冷凍を行った食品を、高さ寸法ごとに整理して冷凍室中に収容することができるので、食品の積み重ねによる温度上昇を防いで、急速冷凍の効果を保つことができる。
本発明の一実施例に関する冷蔵庫の正面図。 図1のA−A線縦断面図。 図2の急速冷凍室周辺の縦断面図。 図3のD−D線縦断面図。 本発明の一実施例に関する冷蔵庫の冷凍室内に設けた容器の引出動作説明図。 図1のB−B線縦断面図。 本願発明の一実施例に関する冷蔵庫の貯氷容器と製氷皿の関係を示す図。
符号の説明
1…冷蔵庫、2…断熱箱体、3…外箱、4…内箱、5…断熱材、7・9…仕切り部材、8…断熱仕切壁、8a…断熱仕切壁後部、8b・8d…断熱仕切壁の拡大部、8e…断熱仕切壁前部、8g…傾斜部、8f…冷気ダクト、15…蒸発器、16…圧縮機、20…冷蔵温度室、30…冷蔵室、40…野菜室、41…野菜室引出ドア、42…野菜容器、42a…野菜容器の後部収納部、42b…野菜容器の前部収納部、42c…底面部、50…冷凍温度室、60…貯氷室、61…貯氷室引出ドア、63…製氷機、70…急速冷凍室、71…急速冷凍室引出ドア、72…急速冷凍容器、73…金属板、75…貯蔵食品、80…冷凍室、81…冷凍室引出ドア、82…上段容器(第三の容器)、83…中段容器(第二の容器)、84…下段容器(第一の容器)、94…製氷皿、96…貯氷容器、f1・f2…野菜容器の収納深さ寸法、f3…急速冷凍容器の収納深さ寸法、f4…上段容器の収納深さ寸法、f5…中段容器の収納深さ寸法、f6…中段容器の収納深さ寸法、f7…下段容器の収納深さ寸法。

Claims (4)

  1. 急速冷凍室と、前記急速冷凍室の上部に配置される冷蔵温度室と、断熱材を内蔵し前記冷蔵温度室と前記急速冷凍室とを仕切る断熱仕切りと、前記急速冷凍室に冷気を送る冷気ダクトとを備え、
    前記断熱仕切りは冷蔵庫ドア側の前段と冷蔵庫奥側の後段とから構成され、前記断熱仕切りの前段の上側は前記断熱仕切りの後段の上側より低く、前記断熱仕切りの前段の下側は前記断熱仕切りの後段の下側より低く形成され、
    前記冷気ダクトは前記断熱仕切りの後段の下側に接して備えられ、前記冷気ダクトの下部は前記断熱仕切りの前段の下側の前方投影面に収めた冷蔵庫。
  2. 急速冷凍室と、前記急速冷凍室の上部に配置される冷蔵温度室と、断熱材を内蔵し前記冷蔵温度室と前記急速冷凍室とを仕切る断熱仕切りと、前記急速冷凍室に冷気を送る冷気ダクトとを備え、
    前記断熱仕切りは、冷蔵庫ドア側の前段と冷蔵庫奥側の後段とから構成され、前記断熱仕切りの前段の上側は前記断熱仕切りの後段の上側より低く、前記断熱仕切りの前段の下側は前記断熱仕切りの後段の下側より低く形成されてなり、前記断熱仕切りの前段と後段とをつなぐ傾斜部を備え、
    前記冷気ダクトは前記断熱仕切りの後段の下側に接して備えられ、前記冷気ダクトの下部は冷気を冷蔵庫奥側から前記冷蔵庫ドア側へと進行させるように形成され、前記冷気ダクトの冷気吐出口は前記断熱仕切りの傾斜部よりも冷蔵庫奥側に配置される冷蔵庫。
  3. 前記冷気ダクトの冷気吐出口は、前記急速冷凍室の奥行方向の中央部に配されることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 急速冷凍室と、前記急速冷凍室の上部に配置される野菜室と、断熱材を内蔵し前記野菜室と前記急速冷凍室とを仕切る断熱仕切りと、前記急速冷凍室に冷気を送る冷気ダクトとを備え、
    前記断熱仕切りは、冷蔵庫ドア側の前段と冷蔵庫奥側の後段とから構成され、前記断熱仕切りの前段の上側は前記断熱仕切りの後段の上側より低く、前記断熱仕切りの前段の下側は前記断熱仕切りの後段の下側より低く形成されてなり、前記断熱仕切りの前段と後段とをつなぐ傾斜部を備え、
    前記野菜室は、前記断熱仕切り前段の上部に配置される前部収納部と前記断熱仕切り後段の上部に配置される後部収納部とを備えてなり、前記前部収納部は前記後部収納部より収納深さが大きく形成され、
    前記冷気ダクトは前記断熱仕切りの後段の下側に接して備えられ、前記冷気ダクトの下部は冷気を冷蔵庫奥側から前記冷蔵庫ドア側へと進行させるように形成され、前記冷気ダクトの冷気吐出口は前記断熱仕切りの傾斜部よりも冷蔵庫奥側に配置され、
    前記野菜室の後部収納部は、その底面を構成する底面部を備え、前記断熱仕切りの傾斜部の上方は前記底面部で覆われる冷蔵庫。
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