JP5089187B2 - 増幅制御装置、試験用信号生成モジュール、試験装置、増幅制御方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

増幅制御装置、試験用信号生成モジュール、試験装置、増幅制御方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、信号のレベル調整に関する。
従来より、信号を可変ゲインアンプにより増幅して出力する装置であって、出力をピーク検波したものを、アナログ回路を用いて処理し(例えば、特許文献1の図5を参照)、またはデジタル回路を用いて処理し(例えば、特許文献1の図1、要約を参照)、処理結果に基づき、可変ゲインアンプのゲインを制御する装置が知られている。
特開平11−154839号公報
しかしながら、上記の従来技術によれば、可変ゲインアンプの出力信号が複数の周波数成分の信号を有している場合に、そのうちのある周波数成分の信号のレベルを一定にすることができない。出力信号をピーク検波するときに、全ての周波数成分の信号を検波してしまうからである。
そこで、本発明は、可変ゲインアンプの出力信号のうちのある周波数成分の信号のレベルを一定にすることを課題とする。
本発明にかかる増幅制御装置は、アナログ制御信号に基づき増幅率が制御され、アナログ入力信号を増幅してアナログ出力信号を出力する増幅手段を制御するための増幅制御装置である。
本発明にかかる増幅制御装置は、前記アナログ出力信号をデジタル化したデジタル出力信号を離散フーリエ変換することにより、前記デジタル出力信号における所望の周波数成分を取得する成分取得手段と、前記成分取得手段の取得した前記周波数成分の電力と、前記周波数成分の電力の目標値との差を取得する差分手段と、前記差分手段の取得した差に基づき、前記増幅手段の増幅率を制御するためのデジタル制御信号を出力するデジタル制御信号出力手段と、を備え、前記アナログ制御信号は前記デジタル制御信号をアナログ化したものであるように構成される。
上記のように構成された増幅制御装置によれば、アナログ制御信号に基づき増幅率が制御され、アナログ入力信号を増幅してアナログ出力信号を出力する増幅手段を制御するための増幅制御装置が提供される。
成分取得手段は、前記アナログ出力信号をデジタル化したデジタル出力信号を離散フーリエ変換することにより、前記デジタル出力信号における所望の周波数成分を取得する。差分手段は、前記成分取得手段の取得した前記周波数成分の電力と、前記周波数成分の電力の目標値との差を取得する。デジタル制御信号出力手段は、前記差分手段の取得した差に基づき、前記増幅手段の増幅率を制御するためのデジタル制御信号を出力する。なお、前記アナログ制御信号は前記デジタル制御信号をアナログ化したものである。
なお、本発明にかかる増幅制御装置は、前記成分取得手段において実行される前記離散フーリエ変換において用いられる標本の個数を設定する標本数設定手段を備えるようにしてもよい。
前記標本数設定手段は、前記成分取得手段において実行されるP回目の前記離散フーリエ変換における前記標本の個数よりも、P+1回目の前記離散フーリエ変換における前記標本の個数の方が大きい場合があるように前記標本の個数を設定する(ただし、Pは正の整数)。
なお、本発明にかかる増幅制御装置は、前記標本数設定手段が、前記成分取得手段において実行される前記離散フーリエ変換の回数が所定の回数を超えたときに、前記標本の個数を増加させるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる増幅制御装置は、前記デジタル制御信号出力手段が、前記デジタル制御信号を記録する制御信号記録手段を備えるようにしてもよい。
所定のアナログ入力信号が前記増幅手段に与えられたときに、所望の前記アナログ出力信号が得られるような前記デジタル制御信号である適正制御信号を、前記制御信号記録手段が、所望の前記アナログ出力信号が得られる前に記録する。
なお、本発明にかかる増幅制御装置は、前記適正制御信号が、前記所定のアナログ入力信号および所望の前記アナログ出力信号に基づき計算されたものであるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる増幅制御装置は、前記適正制御信号が、前記所定のアナログ入力信号を前記増幅手段に与えて所望の前記アナログ出力信号が得られた状態において前記制御信号記録手段に記録されていたものであり、前記状態の後で、再び所望の前記アナログ出力信号が得られる前に、前記制御信号記録手段が、前記適正制御信号を記録するようにしてもよい。
なお、本発明にかかる増幅制御装置は、前記デジタル出力信号が、前記アナログ出力信号の周波数が低減された信号をデジタル化したものであるようにしてもよい。
本発明にかかる試験用信号生成モジュールは、本発明にかかる増幅制御装置と、前記増幅手段と、前記アナログ出力信号をデジタル化するA/D変換器と、前記デジタル制御信号をアナログ化するD/A変換器と、前記アナログ出力信号が与えられる被試験対象物を試験するための試験用信号を生成する試験用信号生成器とを備え、前記試験用信号が前記アナログ入力信号であるように構成される。
本発明にかかる試験装置は、本発明にかかる試験用信号生成モジュールと、前記アナログ出力信号を与えられたときの前記被試験対象物の応答を解析する応答解析モジュールと、前記応答解析モジュールの動作に基づき、前記試験用信号生成器を制御する制御手段とを備えるように構成される。
本発明は、アナログ制御信号に基づき増幅率が制御され、アナログ入力信号を増幅してアナログ出力信号を出力する増幅手段を制御するための増幅制御方法であって、前記アナログ出力信号をデジタル化したデジタル出力信号を離散フーリエ変換することにより、前記デジタル出力信号における所望の周波数成分を取得する成分取得工程と、前記成分取得工程により取得された前記周波数成分の電力と、前記周波数成分の電力の目標値との差を取得する差分工程と、前記差分工程により取得された差に基づき、前記増幅手段の増幅率を制御するためのデジタル制御信号を出力するデジタル制御信号出力工程と、を備え、前記アナログ制御信号は前記デジタル制御信号をアナログ化したものである増幅制御方法である。
本発明は、アナログ制御信号に基づき増幅率が制御され、アナログ入力信号を増幅してアナログ出力信号を出力する増幅手段を制御するための増幅制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記アナログ出力信号をデジタル化したデジタル出力信号を離散フーリエ変換することにより、前記デジタル出力信号における所望の周波数成分を取得する成分取得工程と、前記成分取得工程により取得された前記周波数成分の電力と、前記周波数成分の電力の目標値との差を取得する差分工程と、前記差分工程により取得された差に基づき、前記増幅手段の増幅率を制御するためのデジタル制御信号を出力するデジタル制御信号出力工程と、を備え、前記アナログ制御信号は前記デジタル制御信号をアナログ化したものである、増幅制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明は、アナログ制御信号に基づき増幅率が制御され、アナログ入力信号を増幅してアナログ出力信号を出力する増幅手段を制御するための増幅制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、前記アナログ出力信号をデジタル化したデジタル出力信号を離散フーリエ変換することにより、前記デジタル出力信号における所望の周波数成分を取得する成分取得工程と、前記成分取得工程により取得された前記周波数成分の電力と、前記周波数成分の電力の目標値との差を取得する差分工程と、前記差分工程により取得された差に基づき、前記増幅手段の増幅率を制御するためのデジタル制御信号を出力するデジタル制御信号出力工程と、を備え、前記アナログ制御信号は前記デジタル制御信号をアナログ化したものである、増幅制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
第一の実施形態
図1は、本発明の第一の実施形態にかかる増幅制御装置10の構成を示すブロック図である。増幅制御装置10は、可変ゲインアンプ(増幅手段)2を制御するためのものである。
可変ゲインアンプ2は、アナログ制御信号に基づき増幅率またはゲインが制御される。しかも、可変ゲインアンプ2は、アナログ入力信号(例えば、RF(Radio Frequency)信号)を増幅してアナログ出力信号を出力する。なお、可変ゲインアンプ2は、A/D変換器4およびD/A変換器6を介して、増幅制御装置10に接続されている。A/D変換器4は、アナログ出力信号を受け、デジタル化して出力する。A/D変換器4の出力、すなわちアナログ出力信号をデジタル化した信号をデジタル出力信号という。D/A変換器6は、アナログ制御信号を出力する。なお、アナログ制御信号は、後述するデジタル制御信号をアナログ化したものである。すなわち、D/A変換器6は、デジタル制御信号を受け、アナログ化して出力する。
アナログ出力信号は、複数の周波数成分の信号を有している。増幅制御装置10は、アナログ出力信号のうちのある周波数成分の信号のレベルを一定にするために、可変ゲインアンプ(増幅手段)2を制御する。
なお、増幅システム1は、可変ゲインアンプ2、A/D変換器4、D/A変換器6および増幅制御装置10を備える。
増幅制御装置10は、成分取得手段12、差分手段14、デジタル制御信号出力手段16、カウンタ18、電源19を備える。
成分取得手段12は、A/D変換器4の出力したデジタル出力信号を離散フーリエ変換(DFT:Discrete
Fourier Transform)することにより、デジタル出力信号における所望の周波数成分を取得する。
成分取得手段12は、DFT部122、標本数設定部124を有する。
DFT部122は、デジタル出力信号を離散フーリエ変換する。離散フーリエ変換は、下記の式(1)により定義される。
Figure 0005089187
ただし、xn={x0, x1,…,xN-1}はデジタル出力信号のデジタル信号列であり、Nは離散フーリエ変換のサンプル数(標本の個数)、kはサンプル数N個の離散フーリエ変換を行った場合のk番目の周波数点である。Xkは、周波数点kにおける離散フーリエ変換の結果である。DFT部122は、xn={x0, x1,…,xN-1}を受け、Xkを出力する。
A/D変換器4のサンプリング周波数をfsとした場合、上記の式(1)の計算結果Xkは、下記の式(2)の周波数fの成分を表すことになる。
f=(k/N)fs (2)
例えば、サンプリング周波数fsが100MHz、標本の個数Nが100個、周波数点kが10であるとすると、式(2)から、10MHzの成分をDFT部122が出力することがわかる。このように、DFT部122は、デジタル出力信号を離散フーリエ変換することにより、所望の周波数成分(例えば、10MHzの成分)を取得することができる。
標本数設定部124は、成分取得手段12のDFT部122において実行される離散フーリエ変換において用いられる標本の個数(サンプル数N)を設定する。
第一の実施形態においては、アナログ出力信号が有している複数の周波数成分の信号のうち、レベルを一定に保つべき周波数成分の信号を離散フーリエ変換するように、標本の個数Nおよび周波数点kが設定されている。例えば、アナログ出力信号のうちの10MHzの成分のレベルを一定に保つことが所望されているならば、標本の個数N=100および周波数点k=10に設定されている(サンプリング周波数fsが100MHzの場合)。
差分手段14は、成分取得手段12の取得した周波数成分の電力と、周波数成分の電力の目標値との差を取得する。差分手段14は、電力計算部142、目標値設定部144、減算器146を有する。
電力計算部142は、成分取得手段12の取得した周波数成分の電力を計算する。具体的には、DFT部122の出力Xkの実部および虚部をそれぞれ2乗したものの和を計算する。目標値設定部144は、周波数成分の電力の目標値を設定する。減算器146は、電力計算部142の出力(成分取得手段12の取得した周波数成分の電力)から、目標値設定部144の出力(周波数成分の電力の目標値)を減じる。
デジタル制御信号出力手段16は、差分手段14の取得した差に基づき、可変ゲインアンプ2の増幅率を制御するためのデジタル制御信号を出力する。デジタル制御信号出力手段16は、乗算器162、加算器164、フリップフロップ(制御信号記録手段)166を有する。
乗算器162は、差分手段14の取得した差(減算器146の出力)に所定の定数を乗じて出力する。
加算器164は、フリップフロップ166に記録されているデータと、乗算器162の出力とを加算して、フリップフロップ166に与えて記録させる。
フリップフロップ(制御信号記録手段)166は、それが記録するデータ(「デジタル制御信号」である)をD/A変換器6および加算器164に出力する。なお、フリップフロップ166は、加算器164の出力を受ける前は、0を記録しておく。また、フリップフロップ166の記録内容が書き換えられた時点で、フリップフロップ166の記録内容の書き換えを示す信号をカウンタ18に与える。
なお、D/A変換器6に与えられたデジタル制御信号が、D/A変換器6によりアナログ化されて、アナログ制御信号となる。アナログ制御信号により可変ゲインアンプ2の増幅率またはゲインが制御される。例えば、減算器146の出力が正であれば、可変ゲインアンプ2の増幅率またはゲインを減らすようにする。減算器146の出力が負であれば、可変ゲインアンプ2の増幅率またはゲインを増やすようにする。アナログ制御信号による可変ゲインアンプ2の増幅率またはゲインの制御は、周知であり、詳細な説明は省略する。
カウンタ18は、最初に、成分取得手段12、差分手段14およびデジタル制御信号出力手段16が上記の動作を繰り返す回数mを設定する。そして、フリップフロップ166の記録内容の書き換えを示す信号をフリップフロップ166から受けた時点で、mを1ずつ減らしていく。そして、mが0になると、電源19に動作終了を示す信号を与える。
電源19は、増幅制御装置10全体の電源である。動作終了を示す信号をカウンタ18から受けると、増幅制御装置10全体の電源の供給を停止する。これにより、増幅制御装置10の動作が終了する。
次に、第一の実施形態の動作を図2のフローチャートを参照して説明する。図2は、第一の実施形態の動作を示すフローチャートである。
まず、カウンタ19に繰り返し回数mを設定する(S10)。mは正の整数である。
さらに、アナログ入力信号を可変ゲインアンプ2に与える。可変ゲインアンプ2は、アナログ入力信号を増幅して、アナログ出力信号を出力する。アナログ出力信号は、A/D変換器4によりデジタル出力信号に変換される。デジタル出力信号は、成分取得手段12のDFT部122に与えられる。
DFT部122は、デジタル出力信号を離散フーリエ変換(DFT)する(S12)。これにより、デジタル出力信号における所望の周波数成分が取得される。
差分手段14は、成分取得手段12のDFT部122が取得した周波数成分を受け、その電力を電力計算部142により計算する。そして、減算器146が、電力計算部142の出力から、目標値設定部144の出力(すなわち、周波数成分の電力の目標値)を減じて、両者の差分を取得する(S14)。
デジタル制御信号出力手段16は、差分手段14の減算器146から差分を受け、乗算器162により所定の定数を乗じる。乗算器162の出力は、フリップフロップ166に記録されているデータと加算器164により加算される。加算器164の出力は、フリップフロップ166に書き込まれる。フリップフロップ166は書き込まれたデータを記録する。フリップフロップ166により記録されたデータ(デジタル制御信号)は、D/A変換器6に出力される(S16)。D/A変換器6は、デジタル制御信号を受け、アナログ制御信号を出力する。可変ゲインアンプ2がアナログ制御信号を受け、可変ゲインアンプ2の増幅率またはゲインが制御される。
さらに、フリップフロップ166は、フリップフロップ166の記録内容の書き換えを示す信号をカウンタ18に与える。この信号をカウンタ18が受けると、mを1減らす(S18)。その後、mが0になったか否かをカウンタ18が判定する(S20)。
mが0になっていなければ(S20、No)、離散フーリエ変換(S12)に戻る。よって、離散フーリエ変換(S12)、差分取得(S14)およびデジタル制御信号の出力(S16)が繰り返される。デジタル制御信号はD/A変換器6によりアナログ制御信号に変換されて可変ゲインアンプ2に与えられ、可変ゲインアンプ2の増幅率またはゲインが制御される。可変ゲインアンプ2の増幅率またはゲインの制御が繰り返されるうちに、アナログ出力信号のうちの所望の周波数成分の信号のレベルが収束する。
mが0になると(S20、Yes)、カウンタ18が電源19に停止信号を送り、電源の供給を停止され、処理は終了する。
このことから明らかなように、増幅制御装置10においてはm回だけ、離散フーリエ変換(S12)、差分取得(S14)およびデジタル制御信号の出力(S16)が繰り返されることがわかる。
ただし、mとして無限大を設定することを許容してもよい。この場合は、電源19による電源の供給を増幅制御装置10の利用者が停止するまで、離散フーリエ変換(S12)、差分取得(S14)およびデジタル制御信号の出力(S16)が繰り返される。
本発明の第一の実施形態によれば、成分取得手段12のDFT部122により所望の周波数成分の信号のみを取り出すことができる。そこで、アナログ出力信号が複数の周波数成分の信号を有している場合に、そのうちのある周波数成分の信号のレベルを一定にするように、可変ゲインアンプ2の増幅率またはゲインを制御できる。
第二の実施形態
本発明の第二の実施形態にかかる増幅制御装置10は、カウンタ18によるカウント値により標本の個数(サンプル数N)が変化することが、第一の実施形態と異なる。
図3は、本発明の第二の実施形態にかかる増幅制御装置10の構成を示すブロック図である。可変ゲインアンプ2、A/D変換器4およびD/A変換器6は第一の実施形態と同様であり説明を省略する。増幅制御装置10は、成分取得手段12、差分手段14、デジタル制御信号出力手段16、カウンタ18、電源19を備える。以下、第一の実施形態と同様な部分は同一の番号を付して説明を省略する。
成分取得手段12のDFT部122、差分手段14、デジタル制御信号出力手段16および電源19は第一の実施形態と同様であり説明を省略する。
成分取得手段12の標本数設定部124は、成分取得手段12のDFT部122において実行されるP回目の離散フーリエ変換における標本の個数(サンプル数N)よりも、P+1回目の離散フーリエ変換における標本の個数(サンプル数N)の方が大きい場合があるように標本の個数を設定する。ただし、Pは正の整数である。
なお、Pは所定の数値であってもよい。例えば、P=10としておいてよい。この場合、成分取得手段12のDFT部122において実行される離散フーリエ変換の回数が所定の回数(10回)を超えたときに、標本の個数を増加させるということになる。
図4は、第二の実施形態にかかる標本数設定部124の標本の個数の設定内容を示す図である。ただし、離散フーリエ変換の繰り返し回数mを20回とする。まず、離散フーリエ変換を行った回数が1〜10回目は標本の個数N=100とする。離散フーリエ変換を行った回数が11〜20回目は標本の個数N=200とする。なお、図4においては、離散フーリエ変換の演算の回数が1、10、11、20回目を図示し、他の回数は図示省略している。
また、標本の個数Nを増加させると同時に、周波数点kも大きくして、DFT部122が取得する成分の周波数を一定に保つ。標本の個数Nが100個、周波数点kが10であるときに、上記のように、標本の個数Nを200個に増加させるのであれば、それと同時に、kも10から20にする。これにより、DFT部122が取得する成分の周波数を一定に保つことができる(式(2)参照)。
なお、離散フーリエ変換を行った回数が1、2、3、…と増えていくにしたがい、カウンタ18はmを1ずつ減らしていくので、mは20、19、18、…と小さくなっていく。離散フーリエ変換を行った回数が10回でm=11、11回でm=10となる。ここで、標本の個数の変更直後(離散フーリエ変換を行った回数が11回目)のmの値をM(=10)とする。Mは、m−Pとして、求められる。
カウンタ18は、第一の実施形態と同様に作動する。ただし、カウンタ18は、mがMになると、標本の個数を変更すべき旨の信号を標本数設定部124に与える。
次に、第二の実施形態の動作を図5のフローチャートを参照して説明する。図5は、第二の実施形態の動作を示すフローチャートである。
まず、カウンタ19に繰り返し回数mを設定する(S10)。mは正の整数である。
さらに、アナログ入力信号を可変ゲインアンプ2に与える。可変ゲインアンプ2は、アナログ入力信号を増幅して、アナログ出力信号を出力する。アナログ出力信号は、A/D変換器4によりデジタル出力信号に変換される。デジタル出力信号は、成分取得手段12のDFT部122に与えられる。
DFT部122は、デジタル出力信号を離散フーリエ変換(DFT)する(S12)。これにより、デジタル出力信号における所望の周波数成分が取得される。
差分手段14は、成分取得手段12のDFT部122が取得した周波数成分を受け、その電力を電力計算部142により計算する。そして、減算器146が、電力計算部142の出力から、目標値設定部144の出力(すなわち、周波数成分の電力の目標値)を減じて、両者の差分を取得する(S14)。
デジタル制御信号出力手段16は、差分手段14の減算器146から差分を受け、乗算器162により所定の定数を乗じる。乗算器162の出力は、フリップフロップ166に記録されているデータと加算器164により加算される。加算器164の出力は、フリップフロップ166に書き込まれる。フリップフロップ166は書き込まれたデータを記録する。フリップフロップ166により記録されたデータ(デジタル制御信号)は、D/A変換器6に出力される(S16)。D/A変換器6は、デジタル制御信号を受け、アナログ制御信号を出力する。可変ゲインアンプ2がアナログ制御信号を受け、可変ゲインアンプ2の増幅率またはゲインが制御される。
さらに、フリップフロップ166は、フリップフロップ166の記録内容の書き換えを示す信号をカウンタ18に与える。この信号をカウンタ18が受けると、mを1減らす(S18)。
その後、mがMになったか否かをカウンタ18が判定する(S19a)。mがMになっていれば(S19a、Yes)、標本の個数を変更すべき旨の信号を標本数設定部124に与える。そして、標本数設定部124は、標本の個数を変更する(S19b)。その後、mが0になったか否かをカウンタ18が判定する(S20)。mがMになっていなければ(S19a、No)、すなわちmがMと等しくなければ、mが0になったか否かをカウンタ18が判定する(S20)。
図4の例を参照して、mが20、19、…、11の場合(離散フーリエ変換を行った回数が1、2、…、10回)であるmがM(=10)になっていない(S19a、No)ので、標本の個数(100個)の変更(S19b)は無い。mが10になると(離散フーリエ変換を行った回数が11回)、mがMになっている(S19a、Yes)ので、標本の個数の変更(S19b)が行われる。図4の場合は、標本の個数が200個となる。その後、離散フーリエ変換が行われる際(11回目)に変更された標本の個数(200個)が利用されるため、離散フーリエ変換を行った回数が11、12、…、20回目においては、変更された標本の個数(200個)が利用される。
mが0になっていなければ(S20、No)、離散フーリエ変換(S12)に戻る。よって、離散フーリエ変換(S12)、差分取得(S14)およびデジタル制御信号の出力(S16)が繰り返される。デジタル制御信号はD/A変換器6によりアナログ制御信号に変換されて可変ゲインアンプ2に与えられ、可変ゲインアンプ2の増幅率またはゲインが制御される。可変ゲインアンプ2の増幅率またはゲインの制御が繰り返されるうちに、アナログ出力信号のうちの所望の周波数成分の信号のレベルが収束する。
mが0になると(S20、Yes)、カウンタ18が電源19に停止信号を送り、電源の供給を停止され、処理は終了する。
このことから明らかなように、増幅制御装置10においてはm回だけ、離散フーリエ変換(S12)、差分取得(S14)およびデジタル制御信号の出力(S16)が繰り返されることがわかる。
ただし、mとして無限大を設定することを許容してもよい。この場合は、電源19を増幅制御装置10の利用者が停止するまで、離散フーリエ変換(S12)、差分取得(S14)およびデジタル制御信号の出力(S16)が繰り返される。
本発明の第二の実施形態によれば、第一の実施形態と同様の効果を奏する。しかも、離散フーリエ変換を行う回数が少ないうちは、標本の個数Nを小さくして、演算の高速化を図っている。さらに、離散フーリエ変換を行う回数が多くなってくると、所望の周波数成分の信号のレベルが収束してくるので、標本の個数Nを大きくして、演算の正確化を図っている。よって、高速かつ正確な離散フーリエ変換、ひいては可変ゲインアンプ2の高速かつ正確な制御を行うことができる。
なお、標本の個数Nの設定例は図4に示したような、二段階に標本の個数Nを設定する例に限定されない。図6は、標本の個数Nの設定のさらなる例を示す図である。
図6(a)は、三段階に標本の個数Nを設定する例を示す図である。ただし、離散フーリエ変換の繰り返し回数mを30回とする。まず、離散フーリエ変換を行った回数が1〜10回目は標本の個数N=100とする。離散フーリエ変換を行った回数が11〜20回目は標本の個数N=150とする。離散フーリエ変換を行った回数が21〜30回目は標本の個数N=200とする。なお、図6(a)においては、離散フーリエ変換の演算の回数が1、10、11、20、21、30回目を図示し、他の回数は図示省略している。
図6(a)に示す例の場合、10回目の離散フーリエ変換における標本の個数(サンプル数N)よりも、11回目の離散フーリエ変換における標本の個数(サンプル数N)の方が大きい。さらに、20回目の離散フーリエ変換における標本の個数(サンプル数N)よりも、21回目の離散フーリエ変換における標本の個数(サンプル数N)の方が大きい。
図6(b)は、離散フーリエ変換を行った回数が増えていくにつれて、標本の個数Nが増加していく例を示す図である。ただし、離散フーリエ変換の繰り返し回数mを11回とする。離散フーリエ変換を行った回数をTとすると、標本の個数N=100+10(T−1)となる。なお、図6(b)においては、離散フーリエ変換の演算の回数が1、2、10、11回目を図示し、他の回数は図示省略している。
図6(b)に示す例の場合、Y回目の離散フーリエ変換における標本の個数(サンプル数N)よりも、Y+1回目の離散フーリエ変換における標本の個数(サンプル数N)の方が大きい(ただし、Yは1以上10以下の正の整数)。
なお、成分取得手段12の標本数設定部124は、成分取得手段12のDFT部122において実行されるP回目の離散フーリエ変換における標本の個数(サンプル数N)よりも、P+1回目の離散フーリエ変換における標本の個数(サンプル数N)の方が大きい場合があるように標本の個数を設定する(ただし、Pは正の整数)と説明した。
ここで、Pは前もって定めた数値でなくてもよい。例えば、アナログ出力信号のうちの所望の周波数成分のレベルが、どの程度、収束したかによって、標本の個数を設定することもできる。より具体的には、減算器146の出力の絶対値が所定の値以下になったら、標本の個数を増やすようにすることもできる。例えば、離散フーリエ変換を行った回数が15回目までは、減算器146の出力の絶対値が所定の値を超えていたが、離散フーリエ変換を行った回数が16回目になると、減算器146の出力の絶対値が所定の値以下となったとする。この場合、成分取得手段12のDFT部122において実行される離散フーリエ変換の回数が15回を超えたときに、標本の個数を増加させる。
この場合、何回、離散フーリエ変換を繰り返せば、減算器146の出力の絶対値が所定の値以下になるかは、増幅制御装置10の動作前にはわからないので、Pは前もって定められない。しかし、成分取得手段12のDFT部122において実行されるP(=15)回目の離散フーリエ変換における標本の個数(サンプル数N)よりも、P+1(=16)回目の離散フーリエ変換における標本の個数(サンプル数N)の方が大きいといえる。
第三の実施形態
本発明の第三の実施形態にかかる増幅制御装置10は、第一または第二の実施形態と同様な構成であるが、増幅制御装置10の使用前に、デジタル制御信号をフリップフロップ166に記録しておくことが異なる。
本発明の第三の実施形態にかかる増幅制御装置10の構成は、第一または第二の実施形態と同様な構成であるため、説明を省略する。
次に、第三の実施形態の動作を図7のフローチャートを参照して説明する。図7は、第三の実施形態の動作を示すフローチャートである。
まず、増幅制御装置10を製造する工場から、増幅制御装置10を出荷する時点で、適正制御信号を取得する(S100)。
なお、適正制御信号とは、所定のアナログ入力信号が可変ゲインアンプ2に与えられたときに、所望のアナログ出力信号が得られるようなデジタル制御信号をいう。ただし、所望のアナログ出力信号とは、アナログ出力信号が複数の周波数成分の信号を有しており、そのうちの所望の周波数成分の信号のレベルが所望の値で一定であるようなアナログ出力信号をいう。
適正制御信号は、所定のアナログ入力信号が可変ゲインアンプ2に与えられたときに、所望のアナログ出力信号が得られた状態(「所望の状態」という)において、フリップフロップ(制御信号記録手段)166に記録されている。そこで、所望の状態におけるフリップフロップ166の記録内容を読み出すことにより、適正制御信号を取得できる。なお、所望の状態は、所定のアナログ入力信号が可変ゲインアンプ2に与え、増幅制御装置10を第一の実施形態において説明したように作動させることにより実現できる。このときの増幅制御装置10の動作は、第一の実施形態と同様であり説明を省略する。
適正制御信号の取得(S100)の後、増幅制御装置10は出荷され、増幅制御装置10の使用者の手に渡る。使用者の下で、増幅制御装置10は使用される。
増幅制御装置10が使用される際は、まず増幅制御装置10のフリップフロップ166に適正制御信号が記録される(S202)。例えば、フリップフロップ166に、工場出荷時に取得した適正制御信号を書き込む。そして、適正制御信号がD/A変換器6によりアナログ制御信号に変換されて、可変ゲインアンプ2に与えられる(S204)。このとき、可変ゲインアンプ2の増幅率(またはゲイン)は、所望の状態における可変ゲインアンプ2の増幅率(またはゲイン)となる。
その後、所定のアナログ入力信号が可変ゲインアンプ2に入力される(S206)。可変ゲインアンプ2の増幅率(またはゲイン)は、所望の状態における可変ゲインアンプ2の増幅率(またはゲイン)となっているため、所望のアナログ出力信号が得られる(S208)。
なお、適正制御信号の取得(S100)における所望の状態の実現の後、かつ再び所望のアナログ出力信号が得られる(S208)前に、フリップフロップ166に適正制御信号が記録される(S202)ことに留意されたい。
本発明の第三の実施形態によれば、所望の状態において適正制御信号を取得しておけば(S100)、再び所望のアナログ出力信号を取得する(S208)ためには、成分取得手段12および差分手段14を作動させなくても、フリップフロップ166およびD/A変換器6を作動させればよいので、高速に所望のアナログ出力信号を得られる。
なお、適正制御信号の取得(S100)は、工場出荷時に行うと説明したが、使用者が行うようにしてもよい。
また、適正制御信号の取得(S100)は、増幅制御装置10を第一の実施形態において説明したように作動させることにより実現できると説明したが、増幅制御装置10を作動させなくても、所定のアナログ入力信号および所望のアナログ出力信号に基づき適正制御信号を計算して取得してもよい。このように、計算によって適正制御信号を取得しても、所望の状態を実現することにより適正制御信号を取得しても、両者において、所望のアナログ出力信号が得られる(S208)前に、フリップフロップ166に適正制御信号が記録される(S202)ことにかわりはないことに留意されたい。
第四の実施形態
本発明の第四の実施形態にかかる増幅制御装置10は、第一の実施形態に周波数低減手段20を付加したものである。
図8は、本発明の第四の実施形態にかかる増幅制御装置10の構成を示すブロック図である。増幅制御装置10、可変ゲインアンプ2およびD/A変換器6は第一の実施形態と同様であり、説明を省略する。
周波数低減手段20は、アナログ出力信号の周波数を低減する。周波数低減手段20は、ローカル発振器22、ミキサ24、バンドパスフィルタ26を有する。ローカル発振器22は、ローカル信号を生成する。ミキサ24は、ローカル信号とアナログ出力信号とを乗算することにより混合する。バンドパスフィルタ26は、ミキサ24の出力から、アナログ出力信号の周波数が低減された信号(下側側波帯の信号となる)をとりだすために、所定の帯域の信号を通過させるフィルタである。
A/D変換器4は、周波数低減手段20のバンドパスフィルタ26の出力(アナログ出力信号の周波数が低減された信号)をデジタル化し、デジタル出力信号を出力する。
第四の実施形態の動作は第一の実施形態と同様である。ただし、周波数低減手段20により、アナログ出力信号の周波数が低減されてからA/D変換器4に与えられる点が第一の実施形態の動作と異なる。
増幅制御装置10はデジタル信号を処理するため、高い周波数の信号を処理し難い。しかし、第四の実施形態によれば、アナログ出力信号の周波数が高くても、周波数低減手段20により周波数が低減されるため、増幅制御装置10によりデジタル処理できる。これにより、アナログ出力信号の周波数が高くても、第一の実施形態と同様の効果を奏する。
なお、第二の実施形態および第三の実施形態の増幅制御装置10についても、第四の実施形態の構成、すなわち周波数低減手段20をA/D変換器4の前に置く構成を適用できる。
なお、増幅制御装置10を備えた増幅システム1(図1、3、8参照)を用いて試験装置を構成することができる。図9は、増幅システム1を備えた試験装置500の構成を示す機能ブロック図である。
試験装置500は、試験用信号生成モジュール100、応答解析モジュール200、制御部400を備え、DUT(Device Under Test:被試験対象デバイス)300を試験するための装置である。
DUT300には、増幅システム1からアナログ出力信号が与えられる。アナログ出力信号が与えられると、DUT300からは応答が出力される。
試験用信号生成モジュール100は、増幅システム1および試験用信号生成器102を有する。増幅システム1は、可変ゲインアンプ2、A/D変換器4、D/A変換器6および増幅制御装置10を備える。増幅システム1は、上記の実施形態と同様であり詳細な説明を省略する。試験用信号生成器102は、DUT300を試験するための試験用信号を生成する。なお、試験用信号が、増幅システム1に与えられるアナログ入力信号となる。
応答解析モジュール200は、DUT300からの応答を解析する。解析内容は周知の試験装置と同様であり詳細な説明は省略する。例えば、応答解析モジュール200は、DUT300からの応答に含まれる周波数成分のパワーを求める。
制御部400は、応答解析モジュール200の動作に基づき、試験用信号生成器102を制御する。制御部400の動作は周知の試験装置と同様であり詳細な説明は省略する。例えば、制御部400は、応答解析モジュール200から解析を終了した旨の信号を受けると、試験用信号生成器102に新たな試験用信号の生成を行わせる。
なお、図9に示す例においては、制御部400に、一組の試験用信号生成モジュール100および応答解析モジュール200が接続されている。しかし、制御部400に、複数の組の試験用信号生成モジュール100および応答解析モジュール200が接続されていることが一般的である。また、試験用信号生成モジュール100および応答解析モジュール200を一つのモジュールとすることもできる。
また、上記の実施形態は、以下のようにして実現できる。CPU、ハードディスク、メディア(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMなど)読み取り装置を備えたコンピュータに、上記の各部分(例えば、増幅制御装置10の成分取得手段12、差分手段14、デジタル制御信号出力手段16およびカウンタ18)を実現するプログラムを記録したメディアを読み取らせて、ハードディスクにインストールする。このような方法でも、上記の機能を実現できる。
本発明の第一の実施形態にかかる増幅制御装置10の構成を示すブロック図である。 第一の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施形態にかかる増幅制御装置10の構成を示すブロック図である。 第二の実施形態にかかる標本数設定部124の標本の個数の設定内容を示す図である。 第二の実施形態の動作を示すフローチャートである。 標本の個数Nの設定のさらなる例を示す図であり、三段階に標本の個数Nを設定する例(図6(a))、離散フーリエ変換を行った回数が増えていくにつれて、標本の個数Nが増加していく例(図6(b))を示す図である。 第三の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の第四の実施形態にかかる増幅制御装置10の構成を示すブロック図である。 増幅システム1を備えた試験装置500の構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1 増幅システム
2 可変ゲインアンプ(増幅手段)
4 A/D変換器
6 D/A変換器
10 増幅制御装置
12 成分取得手段
122 DFT部
124 標本数設定部
14 差分手段
142 電力計算部
144 目標値設定部
146 減算器
16 デジタル制御信号出力手段
162 乗算器
164 加算器
166 フリップフロップ(制御信号記録手段)
18 カウンタ
19 電源
20 周波数低減手段
22 ローカル発振器
24 ミキサ
26 バンドパスフィルタ
100 試験用信号生成モジュール
102 試験用信号生成器
200 応答解析モジュール
300 DUT(Device Under
Test:被試験対象デバイス)
400 制御部
500 試験装置

Claims (11)

  1. アナログ制御信号に基づき増幅率が制御され、アナログ入力信号を増幅してアナログ出力信号を出力する増幅手段を制御するための増幅制御装置であって、
    前記アナログ出力信号をデジタル化したデジタル出力信号を離散フーリエ変換することにより、前記デジタル出力信号における所望の周波数成分を取得する成分取得手段と、
    前記成分取得手段の取得した前記周波数成分の電力と、前記周波数成分の電力の目標値との差を取得する差分手段と、
    前記差分手段の取得した差に基づき、前記増幅手段の増幅率を制御するためのデジタル制御信号を出力するデジタル制御信号出力手段と、
    前記成分取得手段において実行される前記離散フーリエ変換において用いられる標本の個数を設定する標本数設定手段と、
    を備え、
    前記アナログ制御信号は前記デジタル制御信号をアナログ化したものであ
    前記標本数設定手段は、
    前記成分取得手段において実行されるP回目の前記離散フーリエ変換における前記標本の個数よりも、P+1回目の前記離散フーリエ変換における前記標本の個数の方が大きい場合があるように前記標本の個数を設定する(ただし、Pは正の整数)、
    増幅制御装置。
  2. 請求項1に記載の増幅制御装置であって、
    前記標本数設定手段は、
    前記成分取得手段において実行される前記離散フーリエ変換の回数が所定の回数を超えたときに、前記標本の個数を増加させる、
    増幅制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の増幅制御装置であって、
    前記デジタル制御信号出力手段は、
    前記デジタル制御信号を記録する制御信号記録手段を備え、
    所定のアナログ入力信号が前記増幅手段に与えられたときに、所望の前記アナログ出力信号が得られるような前記デジタル制御信号である適正制御信号を、前記制御信号記録手段が、所望の前記アナログ出力信号が得られる前に記録する、
    増幅制御装置。
  4. 請求項3に記載の増幅制御装置であって、
    前記適正制御信号は、前記所定のアナログ入力信号および所望の前記アナログ出力信号に基づき計算されたものである、
    増幅制御装置。
  5. 請求項3に記載の増幅制御装置であって、
    前記適正制御信号は、前記所定のアナログ入力信号を前記増幅手段に与えて所望の前記アナログ出力信号が得られた状態において前記制御信号記録手段に記録されていたものであり、
    前記状態の後で、再び所望の前記アナログ出力信号が得られる前に、前記制御信号記録手段が、前記適正制御信号を記録する、
    増幅制御装置。
  6. 請求項1または2に記載の増幅制御装置であって、
    前記デジタル出力信号は、前記アナログ出力信号の周波数が低減された信号をデジタル化したものである増幅制御装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の増幅制御装置と、
    前記増幅手段と、
    前記アナログ出力信号をデジタル化するA/D変換器と、
    前記デジタル制御信号をアナログ化するD/A変換器と、
    前記アナログ出力信号が与えられる被試験対象物を試験するための試験用信号を生成する試験用信号生成器と、
    を備え、
    前記試験用信号が前記アナログ入力信号である、
    試験用信号生成モジュール。
  8. 請求項7に記載の試験用信号生成モジュールと、
    前記アナログ出力信号を与えられたときの前記被試験対象物の応答を解析する応答解析モジュールと、
    前記応答解析モジュールの動作に基づき、前記試験用信号生成器を制御する制御手段と、
    を備えた試験装置。
  9. アナログ制御信号に基づき増幅率が制御され、アナログ入力信号を増幅してアナログ出力信号を出力する増幅手段を制御するための増幅制御方法であって、
    前記アナログ出力信号をデジタル化したデジタル出力信号を離散フーリエ変換することにより、前記デジタル出力信号における所望の周波数成分を取得する成分取得工程と、
    前記成分取得工程により取得された前記周波数成分の電力と、前記周波数成分の電力の目標値との差を取得する差分工程と、
    前記差分工程により取得された差に基づき、前記増幅手段の増幅率を制御するためのデジタル制御信号を出力するデジタル制御信号出力工程と、
    前記成分取得工程において実行される前記離散フーリエ変換において用いられる標本の個数を設定する標本数設定工程と、
    を備え、
    前記アナログ制御信号は前記デジタル制御信号をアナログ化したものであ
    前記標本数設定工程は、
    前記成分取得工程において実行されるP回目の前記離散フーリエ変換における前記標本の個数よりも、P+1回目の前記離散フーリエ変換における前記標本の個数の方が大きい場合があるように前記標本の個数を設定する(ただし、Pは正の整数)、
    増幅制御方法。
  10. アナログ制御信号に基づき増幅率が制御され、アナログ入力信号を増幅してアナログ出力信号を出力する増幅手段を制御するための増幅制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記アナログ出力信号をデジタル化したデジタル出力信号を離散フーリエ変換することにより、前記デジタル出力信号における所望の周波数成分を取得する成分取得工程と、
    前記成分取得工程により取得された前記周波数成分の電力と、前記周波数成分の電力の目標値との差を取得する差分工程と、
    前記差分工程により取得された差に基づき、前記増幅手段の増幅率を制御するためのデジタル制御信号を出力するデジタル制御信号出力工程と、
    前記成分取得工程において実行される前記離散フーリエ変換において用いられる標本の個数を設定する標本数設定工程と、
    を備え、
    前記アナログ制御信号は前記デジタル制御信号をアナログ化したものであ
    前記標本数設定工程は、
    前記成分取得工程において実行されるP回目の前記離散フーリエ変換における前記標本の個数よりも、P+1回目の前記離散フーリエ変換における前記標本の個数の方が大きい場合があるように前記標本の個数を設定する(ただし、Pは正の整数)、
    増幅制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. アナログ制御信号に基づき増幅率が制御され、アナログ入力信号を増幅してアナログ出力信号を出力する増幅手段を制御するための増幅制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    前記アナログ出力信号をデジタル化したデジタル出力信号を離散フーリエ変換することにより、前記デジタル出力信号における所望の周波数成分を取得する成分取得工程と、
    前記成分取得工程により取得された前記周波数成分の電力と、前記周波数成分の電力の目標値との差を取得する差分工程と、
    前記差分工程により取得された差に基づき、前記増幅手段の増幅率を制御するためのデジタル制御信号を出力するデジタル制御信号出力工程と、
    前記成分取得工程において実行される前記離散フーリエ変換において用いられる標本の個数を設定する標本数設定工程と、
    を備え、
    前記アナログ制御信号は前記デジタル制御信号をアナログ化したものであ
    前記標本数設定工程は、
    前記成分取得工程において実行されるP回目の前記離散フーリエ変換における前記標本の個数よりも、P+1回目の前記離散フーリエ変換における前記標本の個数の方が大きい場合があるように前記標本の個数を設定する(ただし、Pは正の整数)、
    増幅制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体。
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