JP5088339B2 - 内燃機関の動弁機構 - Google Patents

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この発明は、ラッシュアジャスタを備える内燃機関の動弁機構に関する。
従来、例えば特許文献1には、コントロールアームをコントロールカムに当接させるための一対の付勢手段のガイド筒を点火プラグ収容筒と一体的に備える内燃機関の可変動弁機構が開示されている。
特開2008−45540号公報 特開2003−35245号公報 特開2006−161655号公報 特開2006−161656号公報
上述した特許文献1に記載の技術のように、内燃機関の動弁機構が備えるラッシュアジャスタを、シリンダヘッドに直に取り付けるのではなくアジャスタ支持部材を介してシリンダヘッドに搭載する構成が考えられる。しかしながら、このような構成では、アジャスタ支持部材の剛性が不足しがちとなり、動弁系の剛性が低下してしまうことが懸念される。また、動弁系の剛性が低下すると、バルブの異常挙動(ジャンプやバウンス)の発生回転数が低下してしまう。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、ラッシュアジャスタを支持するアジャスタ支持部材の剛性を高く確保することのできる内燃機関の動弁機構を提供することを目的とする。
第1の発明は、内燃機関の動弁機構であって、
各気筒に橋渡すようにシリンダヘッド上に配置され、当該各気筒に配置されたラッシュアジャスタを支持するアジャスタ支持部材を備え、
前記アジャスタ支持部材は、
気筒毎に備えられ、前記シリンダヘッドを燃焼室の軸線方向から見た四隅に前記ラッシュアジャスタを支持する支持部を備え、当該軸線方向から見た中央に点火プラグを収容するプラグ収容筒を備えるアジャスタホルダーと、
各気筒の前記アジャスタホルダーを連結する連結部と、を含み、
前記アジャスタ支持部材は、少なくとも1つの前記連結部および当該アジャスタ支持部材における長手方向の少なくとも1つの端部のうちの少なくとも一方に、前記シリンダヘッドに搭載されるカムシャフト支持部材側に向けて突出する山状の突起部を更に含み、
前記山状の突起部は、前記カムシャフト支持部材に締結ボルトによって固定されることを特徴とする。
第1の発明によれば、アジャスタ支持部材における気筒間の部位(連結部)および端部の少なくとも一方に、カムシャフト支持部材を利用して高剛性部位を設けることができるので、アジャスタ支持部材の剛性を高く確保することができる。これにより、動弁系の剛性を効果的に向上させることができる。
本発明の実施の形態1における内燃機関の動弁機構の構成を説明するための断面図である。 図1に示すアジャスタ支持部材の詳細な構成を説明するための図である。 カムキャリアとアジャスタ支持部材との締結構造を説明するための図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における内燃機関の動弁機構10の構成を説明するための断面図である。尚、ここでは、内燃機関は、直列4気筒型エンジンであるものとする。また、図1中に示す一点鎖線は、燃焼室14の軸線Lである。
図1に示すように、内燃機関のシリンダヘッド12には、燃焼室14と吸気ポート16との開閉を担う吸気弁18と、燃焼室14と排気ポート20との開閉を担う排気弁22とが配置されている。
シリンダヘッド12の上方には、吸気カムシャフト24および排気カムシャフト26を支持するためのカムキャリア28が配置されている。ここでは、内燃機関の1つの気筒につき、それぞれ2つの吸気弁18および排気弁22を備えているものとする。そして、各気筒の吸気弁18は、同一の吸気カムシャフト24に対して吸気弁18毎に固定された吸気カム30によって開閉駆動されるものとし、同様に、各気筒の排気弁22は、同一の排気カムシャフト26に対して排気弁22毎に固定された排気カム32によって開閉駆動されるものとする。
また、図1に示すように、吸気カム30の押圧力は、吸気ロッカーアーム34を介して吸気弁18に伝達され、同様に、排気カム32の押圧力は、排気ロッカーアーム36を介して排気弁22に伝達されるようになっている。吸気ロッカーアーム34の一端は、吸気弁18(のバルブステム)によって支持されており、同様に、排気ロッカーアーム36の一端は、排気弁22(のバルブステム)によって支持されている。
また、ロッカーアーム34、36の他端は、油圧式ラッシュアジャスタ38によってそれぞれ回転自在に支持されている。各ラッシュアジャスタ38は、アジャスタ支持部材40が備えるアジャスタホルダー42によって支持されている。図1に示すように、アジャスタ支持部材40は、シリンダヘッド12に搭載されている。また、アジャスタ支持部材40は、シリンダヘッド12を燃焼室14の軸線方向から見て、吸気カムシャフト24と排気カムシャフト26との間に配置されている。
次に、上記図1に加えて図2を新たに参照して、アジャスタ支持部材40の詳細な構成について説明を行う。
図2は、図1に示すアジャスタ支持部材40の詳細な構成を説明するための図である。より具体的には、図2(A)は、アジャスタ支持部材40を、燃焼室14の軸線方向においてシリンダヘッド12の上方から見下ろした図であり、図2(B)は、図2(A)におけるA−A線断面図である。
アジャスタ支持部材40は、各気筒に橋渡すようにシリンダヘッド12上に配置されており、図2に示すように、気筒毎にラッシュアジャスタ38を支持するアジャスタホルダー42と、各アジャスタホルダー42を連結する連結部44とを備えている。図2および以下の説明においては、説明の便宜上、図2中の右端のアジャスタホルダー42から順に、対応する気筒を示す符号「#1」〜「#4」を付し、同様に、右端の連結部44から順に、対応する気筒間を示す符号「#12」、「#23」、および「#34」を付している。
図2に示すように、各アジャスタホルダー42#1〜42#4には、ラッシュアジャスタ38を支持する支持部として機能する4つのアジャスタ挿入穴46a〜46dが形成されている。より具体的には、これらのアジャスタ挿入穴46a〜46dは、シリンダヘッド12を燃焼室14の軸線方向から見て(すなわち、図2に示す方向から見て)、各アジャスタホルダー42#1〜42#4の四隅に配置されている。
また、各アジャスタホルダー42#1〜42#4の中央には、点火プラグ(図示省略)の着脱を案内するための点火プラグチューブ48#1〜48#4がそれぞれ配置されている。より具体的には、点火プラグチューブ48は、アジャスタホルダー42に圧入されている。尚、点火プラグチューブ48は、アジャスタホルダー42と一体的に形成されるものであってもよい。
また、各連結部44#12、44#23、44#34には、カムキャリア28側に向けて突出するように、山状の突起部50#12、50#23、50#34が形成されている。更に、アジャスタ支持部材40における長手方向(図2の左右方向)の一方の端部40aにも、カムキャリア28側に向けて突出するように、山状の突起部52が形成されている。
図3は、カムキャリア28とアジャスタ支持部材40との締結構造を説明するための図である。
図3に示すように、アジャスタ支持部材40が備える山状の突起部50#12、50#23、50#34、52は、締結ボルト54によって、カムキャリア28にそれぞれ固定されている。
以上説明した本実施形態の構成によれば、アジャスタ支持部材40における気筒間の部位(連結部44)および端部40aに、カムキャリア28を利用して高剛性部位を設けることができるので、アジャスタ支持部材40の剛性を高く確保することができる。これにより、動弁系の剛性を効果的に向上させることができる。また、その結果として、バルブの異常運動の発生回転数をより高くすることができるので、許容最高回転数が高く設定される高回転型の内燃機関に対して、本実施形態のようにラッシュアジャスタ38をアジャスタ支持部材40を介してシリンダヘッド12に搭載する構成を良好に適用することが可能となる。
また、上記の構成とは異なり、カムキャリアとシリンダヘッドとの締結箇所をシリンダヘッドの中央に設ける場合には、鋳造時の湯流れを考慮するとシリンダヘッド側に太めのリブを設ける必要が生じ、シリンダヘッドの軽量化の妨げとなっている。その理由は、シリンダヘッドの上面には、廃止または移動が困難な水穴プラグがあるため、上記リブを付けざるを得ないからである。これに対し、本実施形態の構成によれば、水穴プラグの上において、シリンダヘッド12にアジャスタ支持部材40を組み付けることができるので、上記リブを廃止することができ、シリンダヘッド12を効果的に軽量化することができる。
ところで、上述した実施の形態1においては、各連結部44#12、44#23、44#34と、アジャスタ支持部材40の一方の端部40aに、山状の突起部50#12、50#23、50#34、52を備えるようにしている。しかしながら、本発明における山状の突起部の配置部位および配置の態様は、上記のものに限定されるものではない。すなわち、例えば、上記連結部44および上記端部40aの双方でなくても、何れか一方に同様の山状の突起部を備えるようにしてもよい。また、上記端部40aに代え、或いは上記端部40aとともに、アジャスタ支持部材40における長手方向の他方の端部に、山状の突起部を備えるようにしてもよい。更には、山状の突起部50は、すべての連結部44#12、44#23、#34に必ずしも備えられていなくてもよく、少なくとも1つの連結部44に備えられたものであってもよい。
尚、上述した実施の形態1において、アジャスタ挿入穴46a〜46dが前記第1の発明における「支持部」に、点火プラグチューブ48が前記第1の発明における「プラグ収容筒」に、それぞれ相当している。
10 動弁機構
12 シリンダヘッド
14 燃焼室
16 吸気ポート
18 吸気弁
20 排気ポート
22 排気弁
24 吸気カムシャフト
26 排気カムシャフト
28 カムキャリア
30 吸気カム
32 排気カム
34 吸気ロッカーアーム
36 排気ロッカーアーム
38 油圧式ラッシュアジャスタ
40 アジャスタ支持部材
40a アジャスタ支持部材の端部
42(#1〜#4) アジャスタホルダー
44(#12、#23、#34) 連結部
46a〜46d アジャスタ挿入穴
48 点火プラグチューブ
50(#12、#23、#34)、52 山状の突起部
54 締結ボルト

Claims (1)

  1. 各気筒に橋渡すようにシリンダヘッド上に配置され、当該各気筒に配置されたラッシュアジャスタを支持するアジャスタ支持部材を備え、
    前記アジャスタ支持部材は、
    気筒毎に備えられ、前記シリンダヘッドを燃焼室の軸線方向から見た四隅に前記ラッシュアジャスタを支持する支持部を備え、当該軸線方向から見た中央に点火プラグを収容するプラグ収容筒を備えるアジャスタホルダーと、
    各気筒の前記アジャスタホルダーを連結する連結部と、を含み、
    前記アジャスタ支持部材は、少なくとも1つの前記連結部および当該アジャスタ支持部材における長手方向の少なくとも1つの端部のうちの少なくとも一方に、前記シリンダヘッドに搭載されるカムシャフト支持部材側に向けて突出する山状の突起部を更に含み、
    前記山状の突起部は、前記カムシャフト支持部材に締結ボルトによって固定されることを特徴とする内燃機関の動弁機構。
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