JP5088070B2 - 苗移植機 - Google Patents
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Description
しかし、苗の植え付け間隔(株間)を変更すると、上下動する苗供給装置に前記副資材を供給するタイミングが苗供給装置の上下動のタイミングとずれることがあった。そのため、圃場に副資材の投入量が少なくなったり、副資材の投入位置と苗の植付位置とがずれることがあった。
請求項1記載の発明は、圃場への苗の植え付けと副資材の投入を行う苗植付具(4a)を有する苗植付装置(4)と、該苗植付装置(4)が圃場への苗植付作動を終えて停止している間に副資材を苗植付装置(4)へ供給する副資材供給手段(44,44a)と、上記苗植付装置(4)は昇降作動軌跡の上死点で作動停止する構成とし、苗植付装置(4)による1株の圃場への苗植付作動を終えるごとに苗植付装置(4)の作動を停止させ、該停止時間を変更することにより植付株間を変える苗植付装置(4)の間欠作動機構(K)とを備え、苗植付装置(4)の少なくとも前記停止時間の前半のタイミングで副資材供給手段(44,44a)が苗植付装置(4)へ副資材を供給する構成とし、副資材供給手段(44,44a)と苗植付装置(4)の苗植付具(4a)の間を、苗植付具(4a)へ副資材を投入するためのホース(45)でつなぎ、該ホース(45)が圃場内に入り込み、苗植付具(4a)への副資材投入用のホース(45)が伸びた位置である苗植付具(4a)の昇降作動軌跡の最下端の直前位置でホース(45)からエアーを吹き出す構成とし、
前記苗植付具(4a)の昇降作動軌跡の最下端の直前位置でのホース(45)からのエアーの吹き出により苗植付具(4a)内に付着する副資材を苗と一緒に圃場へ吹き出す構成としたことを特徴とする苗移植機である。
また、請求項2記載の発明は苗植付具(4a)の上面開口部に、副資材投入用のふくらみ部(4a1)を設けたことを特徴とする請求項1記載の苗移植機である。
また、薬剤等の副資材を圃場に苗植付中の苗植付具(4a)に向けて効果的に投入でき、さらに、エアーを苗植付具(4a)の最下端の直前位置に吹き出すことで、苗植付具(4a)内に付着した薬剤などの副資材と苗を一緒に圃場に吹き出すことができる。
請求項2記載の発明によれば、苗植付具(4a)の上面開口部の副資材投入側の形状にふくらみ部(4a1)を設けると、副資材タンクホース(45)が邪魔にならず、副資材を苗植付具(4a)へ投入し易くなる。
図1と図2に本発明の実施例の苗移植機の側面図と平面図を示す。
なお、本実施例についての説明で前又は後というときは、操縦ハンドル2を配置した側を後とし、その反対側、即ちエンジン5を配置した側を前とする。そして、右又は左というときは、機体後部において機体前部側を前側として立つ作業者から見て右手側を右とし、左手側を左としていう。
走行装置1は、図示例では、エンジン5と、該エンジン5の動力が伝達されて駆動回転する左右一対の後輪7,7と、転動自在に支持した左右一対の前輪6,6とを備えたものとしている。
また、機体の水平制御をハンドル2に設けた手動レバー23により操作して機体の自動水平制御時に生じやすいハンチングを防止する。
反対に、昇降用油圧シリンダ15のピストンロッド15aが突出すると、左右の前記アーム9B,9Bは前方に回動し、これに伴い伝動ケース9,9が上方に回動して、機体が下降する。この昇降用油圧シリンダ15は、機体に対する圃場面高さを検出するセンサS0の検出結果に基づいて機体を圃場面に対して設定高さになるよう作動するよう構成しており、また、操縦ハンドル2近傍に配置した操作具の人為操作によって機体を上昇或は下降させるよう作動する構成ともしている。
一対の前輪6,6は、車体に支持された左右一対の前輪支持フレーム16に取り付けられ前輪駆動軸17に回転自在に取り付けられている。
詳細は省略するが、第一昇降アーム20と第二昇降アーム22とが揺動しながら昇降動し、その結果、苗植付装置4の下端部が側面視で上下に長い略楕円形状の圃場に苗を植え付けるような軌跡で昇降動する。
このような構成にすることで、一対の前輪6,6で踏み固められていない箇所に苗を植え付けることができる。
ミッションケース8の右側部には第一株間調節レバー70(図2)を設け、該レバー70の操作によりミッションケース8内のギヤの噛み合いを変更して機体の走行速度に対する苗移植装置4の駆動を変速して苗の植付株間を変更できるようになっている。これとは別に、植付伝動ケース18の右側部には第二株間調節レバー71(図2)を設け、該レバー71の操作により植付伝動ケース18内のギヤの噛み合いを変更して機体の走行速度に対する苗移植装置4の駆動周期を変更して苗の植付株間を変更できるようになっている。
前記植付伝動規制アーム160(図5)は、植付伝動ケース18内に設けた植付伝動規制スプリング162により先端部が前記植付伝動規制溝134cに係合する側に回動するように付勢されている。また、前記受動部分134すなわち植付クラッチ軸135の一回転につき、前側駆動アーム41c及び後側駆動アーム42cが一回転して苗植付装置4が一株の苗を植え付けるようになっている。
また、株間変速出力軸157と同軸上にエアー吹き出し用エアポンプ180の駆動用のアーム181を連結しているので、副資材の苗植付装置4への供給タイミングと同期して苗植付装置4へのエアー吹き出しを行うことができる。
このように苗植付具4aの作動停止時間の変更に拘わらず、副資材を苗植付具4aに確実に供給でき、また副資材の苗植付具4aへの投入が苗供給の邪魔にならないようにできる。
副資材タンク44のホース出口にはシャッタ45aが設けられ、該シャッタ45aと苗取出具205aの苗取出用の爪ガイド271とは連結部材で連結しているので、爪ガイド271が伸びるとシャッタ45aが連動し、ホース出口が開口するので副資材が苗取出具205aに排出される。また、苗取出用の爪ガイド271が縮むとホース出口はシャッタ45aで閉じられる。
なお、図9には副資材タンク44が薬剤収納部44bの他に肥料収納部44cを備えている場合を示し、肥料収納部44cからは肥料ホース45’を経由して圃場に肥料を供給できる。
上記苗移植機において、薬剤等の副資材の供給用の動力を取り出しやすいように副資材タンク44の左側に灌水タンク(図示せず)を配置して薬剤などの副資材を作業者が取りやすいようにしても良い。
また、苗供給装置40の苗供給カップ41がテーブル式に回転する際に、テーブル式の苗供給装置40の中央部に回転ブラシ55を設け、その周囲にガイド体55aを配置して、回転ブラシ55が副資材(肥料など)を攪拌しながら落下させる構成とし、供給される副資材(肥料など)の量はホース開口部55bの穴の大きさで副資材(肥料など)の投入量を決めることができる構成としてもよい。
また、副資材タンク44の蓋部(図示せず)を苗置台として使用できる。
2a グリップ部 3 リンク機構
4 苗植付装置 4a 苗植付具
5 エンジン 5a エンジン出力軸
6 前輪 7 後輪
8 ミッションケース 9 伝動ケース
9A 後輪駆動軸 9B 連結アーム
9Ba ピン
10 後輪駆動軸(伝動ケースの出力軸)
12 メイン油圧ケーブル 13 横杆
15 油圧シリンダ 15a ピストンロッド
15b 長穴 16 前輪支持フレーム
17 前輪駆動軸 18 植付伝動ケース
19 左右方向軸 20 第一昇降アーム
21 左右方向軸 22 第二昇降アーム
23 手動レバー 27 主クラッチレバー
28 植付・昇降(サブクラッチ)レバー
29 操作パネル 30 サイドクラッチレバー
31 移植伝動軸 38 鎮圧輪
40 苗供給装置 41 苗供給カップ
42 ガイド体 44 副資材タンク
45、45’ ホース 45a シャッタ
47 トレイ搬送装置 48 繰出カム
49 ボルト 51 スプロケット
51a 回転軸 53 伝動軸
55 回転ブラシ 55a ガイド体
69 主変速レバー 70 第一株間調節レバー
71 第二株間調節レバー 91 入力ギヤ
92,93 入力カウンタギヤ 94 主クラッチ軸
95 主クラッチギヤ 95a 駆動クラッチ爪
96 主クラッチ体 96a 受動クラッチ爪
96b 主クラッチアーム 97 移動速ギヤ
98 植付速ギヤ 99 後進速ギヤ
100 主変速ギヤ 100a 大径ギヤ
100b 小径ギヤ 101 主変速軸
102,103 後進カウンタギヤ 104 走行駆動ギヤ
105 走行従動ギア 106 サイドクラッチ体
107 走行駆動スプロケット 108 チェーン108
109,110 株間変速駆動ギヤ 111 株間変速軸
112 株間変速従動ギヤ 112a,102a クラッチ爪
113,114 ベベルギヤ 115 移植伝動出力軸
121 ケース入力軸 122,123 ベベルギヤ
124 入力駆動スプロケット 125 入力チェーン
126 入力従動スプロケット 127 株間変速入力軸
128 中継駆動スプロケット 129 中継チェーン
130 中継従動スプロケット 132 植付クラッチ体
133 駆動部分 134 受動部分
135 植付クラッチ軸 136 ローラ
137 駆動ギヤ 138 従動ギヤ
139 前側駆動アーム回動軸 140 後側リンク駆動スプロケット
141 後側リンク駆動チェーン 142 後側リンク従動スプロケット
143 後側駆動アーム回動軸 151,152,153 株間変速入力ギヤ
154,155,156 株間変速出力ギヤ
154a,155a,156a キー溝
157 株間変速出力軸 157a 軸
158 スライドキー 159 板ばね
160 植付伝動規制アーム 160a 回動軸
161 植付作動ピン 162 植付伝動規制スプリング
163 植付作動切替ピン 164 苗植付具停止用ブレーキ
165 苗移植部制動機構 166 副資材投入用ギヤ
180 エアポンプ 181 アーム
205 苗取出装置 205a 苗取出具
270 苗取出爪 271 爪支持体
272 爪ガイド 273 保持体
274 スプリング
Claims (2)
- 圃場への苗の植え付けと副資材の投入を行う苗植付具(4a)を有する苗植付装置(4)と、
該苗植付装置(4)が圃場への苗植付作動を終えて停止している間に副資材を苗植付装置(4)へ供給する副資材供給手段(44,44a)と、
上記苗植付装置(4)は昇降作動軌跡の上死点で作動停止する構成とし、
苗植付装置(4)による1株の圃場への苗植付作動を終えるごとに苗植付装置(4)の作動を停止させ、該停止時間を変更することにより植付株間を変える苗植付装置(4)の間欠作動機構(K)とを備え、
苗植付装置(4)の少なくとも前記停止時間の前半のタイミングで副資材供給手段(44,44a)が苗植付装置(4)へ副資材を供給する構成とし、
副資材供給手段(44,44a)と苗植付装置(4)の苗植付具(4a)の間を、苗植付具(4a)へ副資材を投入するためのホース(45)でつなぎ、該ホース(45)が圃場内に入り込み、苗植付具(4a)への副資材投入用のホース(45)が伸びた位置である苗植付具(4a)の昇降作動軌跡の最下端の直前位置でホース(45)からエアーを吹き出す構成とし、
前記苗植付具(4a)の昇降作動軌跡の最下端の直前位置でのホース(45)からのエアーの吹き出により苗植付具(4a)内に付着する副資材を苗と一緒に圃場へ吹き出す構成とした
ことを特徴とする苗移植機。 - 苗植付具(4a)の上面開口部に、副資材投入用のふくらみ部(4a1)を設けたことを特徴とする請求項1記載の苗移植機。
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