JP2015080469A - 苗移植機 - Google Patents

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村並 昌実
Masami Muranami
村並  昌実
暢宏 山根
Nobuhiro Yamane
暢宏 山根
幸太 東
Kota Azuma
幸太 東
大久保 嘉彦
Yoshihiko Okubo
大久保  嘉彦
昭雄 田▲崎▼
Akio Tazaki
昭雄 田▲崎▼
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Abstract

【課題】本発明は、苗を作業者が供給する苗供給部と該苗供給部から受け取った苗を圃場に植え付ける苗植付け装置で構成する苗移植機において、苗供給部の構成を簡単にして苗植付け装置への苗の受け渡しを確実にして植付作業を良好な状態で継続できるようにすることを課題とする。【解決手段】作業者が苗を供給する苗供給部30と該苗供給部から引き継いだ苗を圃場へ植え付ける植付装置19で構成した苗移植機において、複数の苗受台31を下り傾斜でループ状に配列し周回させる供給ベルト34を苗供給部30に設け、所定位置で苗受台31の下端から滑り落ちる苗を植付装置19で受けて植付動作するようにしたことを特徴とする苗移植機とする。【選択図】図1

Description

本発明は、玉葱やレタス、たばこ等の苗を植付装置で圃場に移植する苗移植機に関する。
甘薯苗移植機が特開2003−284410号公報に記載されている。この甘薯苗移植機は、走行装置と操縦ハンドルを備えた機体に、甘薯苗を搬送する苗搬送部と、該苗搬送部によって搬送されてきた苗を圃場に植付ける苗植付け装置となる苗植付け体とを備えている。
そして、この甘薯苗移植機の苗搬送部は、甘薯苗を蔓が前後方向に向く姿勢で収容する苗収容体を複数備え、機体上部側で右方向に搬送する上部横搬送り部と、上部横送り部から機体下方に搬送する下降送り部と、下降送り部から機体上方に搬送し元の上部横送り部に戻す上昇送り部からなるループ状の搬送経路を移動し、最下部位置で苗植付け体が苗収容体の甘薯苗を掴んで圃場に植え付けるようになっている。
特開2003−284410号公報
上記の苗収容体は上向きから横向きになって下部では下向きになるために、甘薯苗が苗収容体から落下しないように端部を挟持するクリップが必要で、このクリップは苗植付け体が甘薯苗を掴んだ際に放すようにしなければならないが、甘薯苗を放すタイミングがずれてきたり甘薯苗の大部分が苗収容体内から外れて苗植付け体の挟持姿勢が悪くなって植付状態が乱れることがある。
本発明は、苗を作業者が供給する苗供給部と該苗供給部から受け取った苗を圃場に植え付ける苗植付け装置で構成する苗移植機において、苗供給部の構成を簡単にして苗植付け装置への苗の受け渡しを確実にして植付作業を良好な状態で継続できるようにすることを課題とする。
本発明の上記課題は、次の解決手段で解決される。
請求項1に記載の発明は、作業者が苗を供給する苗供給部30と該苗供給部から引き継いだ苗を圃場へ植え付ける植付装置19で構成した苗移植機において、複数の苗受台31を下り傾斜でループ状に配列し周回させる供給ベルト34を苗供給部30に設け、所定位置で苗受台31の下端から滑り落ちる苗を植付装置19で受けて植付動作するようにしたことを特徴とする苗移植機とする。
請求項2に記載の発明は、苗受台31の下部に左右から中央下方に向かって傾斜する苗寄せガイド31d,31eを設けたことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機とする。
請求項3に記載の発明は、苗寄せガイド31d,31eが植付装置19へ苗を引き継ぐ際に、苗受台31の底面から引っ込むようにしたことを特徴とする請求項2に記載の苗移植機とする。
請求項4に記載の発明は、苗受台31を供給ベルト34から着脱可能にしたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の苗移植機とする。
請求項5に記載の発明は、エンジン11の駆動で走行車体1の走行と植付装置19の動作を駆動する苗移植機において、エンジン11の回転を変速伝動する主伝動ケース12に、1本のシフト軸155をスライドすることで駆動輪14の変速と植付装置19の動作の変速を行うダブル変速機構を設けたことを特徴とする苗移植機とする。
請求項1に記載の発明によって、苗受台31に供給された苗は、苗受台31を滑り落ちるので、苗の姿勢が乱れることなく、植付装置19に受け継がれて圃場へ植え付けられる。
請求項2に記載の発明によって、請求項1に記載の効果に加えて、苗の下部が苗寄せガイド31d,31eで苗受台31の左右中央へ寄せられて、植付装置19へ確実に引き継がれる。
請求項3に記載の発明によって、請求項2に記載の効果に加えて、苗が苗受台31を滑り落ちる際に、苗寄せガイド31d,31eに引っ掛かって停滞することが無い。
請求項4に記載の発明によって、請求項1から請求項3のいずれかの効果に加えて、苗受台31に苗を供給する作業を機体から離れた供給作業の行い易い位置で行うことも可能になる。
請求項5に記載の発明によって、走行車体1を走行させて操縦しながら苗の苗供給部30への供給作業を行う移植作業において、植付作業速度の変更と植付間隔の変更を1本のシフト軸155をスライドするだけで容易に行えて、作業が効率的に行える。
たばこ苗移植機の左側面図 たばこ苗移植機の平面図 畝案内機構部分の斜視図 畝案内機構部分の正面図 畝案内機構部分の平面図 畝案内ローラの拡大側面図 前輪支持ロッド連結部を示す図 固定予備苗台及び可動予備苗台の平面図 苗供給部の分解斜視図 苗受台の側断面図 苗受台と植付具の斜視図 苗受台の下端部斜視図 別実施例の苗供給部の分解斜視図 植付伝動ケースの側面図 植付装置駆動ケースの側面図 植付伝動ケースの断面展開平面図 植付クラッチの拡大平面図 植付クラッチの作用説明用拡大側面図 植付クラッチの作用説明用拡大側面図 別実施例の主伝動ケース断面図 別実施例の苗供給部と苗植付具側面図と平面図
以下、図面に基づき、本発明の実施形態の苗移植機の構成及び動作について説明する。
尚、以下の説明では、苗苗移植機10の前部とは、エンジン11を配置した側のことであり、又、後部とは、操縦ハンドル16を配置した側のことである。又、操縦ハンドル16側からエンジン11側を見て作業者の右手側を苗移植機10の右側とし、左手側を左側とする。
図1は、本発明の実施の形態の移植機の一例として、たばこの苗を移植する苗移植機10を示す側面図であり、図2は、苗移植機10の平面図である。図2では、可動予備苗台350L、350Rを収納した状態を二点鎖線で示した。
図1、図2に示す通り、本実施の形態の苗移植機10は、機体を前進走行可能とする走行車体1と、走行車体1の後部に設けられた歩行操縦用の操縦ハンドル16と、走行車体1の後部であって操縦ハンドル16の前側に設けられた、圃場にたばこ苗を植え付ける植付装置19と、植付装置19の上方に設けられ、植付装置19にたばこ苗を供給する苗供給部30とを備えている。
又、本実施の形態の苗移植機10は、左右前輪13及び左右後輪14が跨いで走行する畝Uに植付具28にて苗株を植え付けて苗移植作業を行うが、畝案内機構160が機体の前部に設けられており、畝Uの左右の斜面にそれぞれ左右の畝案内ローラ250が接触して、機体が畝Uに沿って走行する。
図3に、本実施の形態の苗移植機10に設けられた固定予備苗台300L、300R及び可動予備苗台350L、350Rの平面図を示し、可動予備苗台を収納した状態を二点鎖線で示した。
固定予備苗台300Lと300Rは、第1連結部材301と第2連結部材302によって互いに並行配置状態で連結され(図3参照)、第1連結部材301側が、前部支持部材303を介して走行車体1の上面に固定されている。又、第2連結部材302の後方近傍において、左右一対の固定予備苗台300Lと300Rの互いに対向する側壁部が、それぞれ後部支持部材304を介して走行車体1の上面であって、前部支持部材303の取り付け位置より後方に固定されている。又、左右一対の固定予備苗台300L、300Rは、走行車体1の前後方向において後下がりに傾斜している。
又、図に示す通り、走行車体1の上面の、後部支持部材304よりも後方であって、平面視で左右一対の固定予備苗台300Lと300Rの後端部側であって走行車体1の中央位置寄りの角部において、左右一対の円筒状可動支持部材310L、310Rが立設されている。そして、その円筒状可動支持部材310L、310Rの円筒状の孔部には、略L字状に曲げられた左右一対のパイプ状部材311L、311Rの短辺側が回動可能に挿入されており、それぞれの長辺側は、可動予備苗台350Lと350Rの底面側に取り付けられている。
又、図に示す通り、パイプ状部材311L、311Rの長辺側は、可動予備苗台350L、350Rのほぼ対角線上の位置に固定されており、可動予備苗台350Lと350Rは、図において実線で表した状態(即ち、使用状態)においては、走行車体1の前後方向において後下がりに傾斜させるべく、パイプ状部材311L、311Rの曲げ角度は、90度より小さい鋭角に設定されている。
これにより、左右一対の可動予備苗台350L、350Rは、使用時には、走行車体1の前後方向において後下がりに傾斜しており、又、不使用時には、左右一対の円筒状可動支持部材310L、310Rを回動中心として、それぞれ矢印B、矢印Cの方向(図3参照)に手動で回動させることにより、左右一対の固定予備苗台300L、300Rの下方に収納され、その収納状態において、走行車体1の左右方向において外側に向けて下り勾配に傾斜している。
次に、施肥機の構成について説明する。
図1と図2に示す通り、左右一対の固定予備苗台300L、300Rの後方で、苗供給部30の前方で、且つ、使用時の位置にある左右一対の可動予備苗台350L、350Rで挟まれた位置に、左右一対の施肥機400L、400Rが設けられている。左右一対の施肥機400L、400Rには、それぞれ、圃場に供給する肥料を貯留する施肥ホッパー410L、410Rと、その下部に設けられ肥料を繰り出す肥料繰り出し部420L、420Rが設けられている。
図1に示す通り、左右一対の施肥機400L、400Rの内、左側の施肥機400Lの下部に取り付けられた肥料繰り出し部420Lには、植付装置19の前側に肥料を吐出する前ホース430Lが配置されており、又、左右一対の施肥機400L、400Rの内、右側の施肥機400Rの下部に取り付けられた肥料繰り出し部420Rには、植付装置19の後側に肥料を吐出する後ホース430Rが配置されている。これらの前ホース430L及び後ホース430Rの開口先端部を保持するホース保持部431が走行車体1の下部に配置されている。
走行車体1は、前部にエンジン11及び主伝動ケース12と、走行車輪としての左右一対の前輪13及び後輪14を備え、後部には、上述した通り、植付装置19、苗供給部30及び操縦ハンドル16を備え、更に、鎮圧輪15を備えている。
そして、走行車体1が圃場内の畝Uを跨ぐべく、前輪13及び後輪14が畝間を走行し、畝Uの上面の左右幅方向における中央位置に植付装置19により苗株を植え付けていく構成となっている。
又、図2に示す通り、主伝動ケース12の左右端には該主伝動ケース12を基準として回動可能な走行エクステンションケース40を左右それぞれ設け、左右の走行エクステンションケース40のそれぞれの端部に走行チェーンケース20を取り付けている。したがって、エンジン11から入力される主伝動ケース12内の動力を走行チェーンケース20内に伝達する構成となっている。
走行チェーンケース20の回動先端部の左右外側には、走行車輪である左右一対の後輪14をそれぞれ取り付け、この左右一対の後輪14の駆動により機体が走行する構成となっている。したがって、主伝動ケース12は、走行車輪としての後輪14に伝動する伝動装置となっている。
又、図2に示す通り、主伝動ケース12の後端には左右方向に延びる後フレーム21を固着して設け、後フレーム21の後端面の右端部には、機体の右寄りの位置で前後方向に延びる主フレーム22を設けている。主フレーム22の後端部には操縦ハンドル16を設け、この操縦ハンドル16が主フレーム22及び後フレーム21を介して主伝動ケース12に支持された構成となっている。後フレーム21の左右一方寄り(右寄り)の位置の上面には、植付伝動ケース26の前下端部を載せて該植付伝動ケース26を固着して設けている。
又、主伝動ケース12の後部で左右方向の中央には、油圧昇降シリンダ23を設けている。この油圧昇降シリンダ23は、主伝動ケース12に取り付けられた油圧切換バルブ部24(図1参照)に固着して設けられ、主伝動ケース12に取り付けられた油圧ポンプからの油路を油圧切換バルブ部24で切り換えることにより作動する。
又、油圧昇降シリンダ23のシリンダロッドの後端には左右に延びる横杆43を設け、この横杆43の左右端部にそれぞれロッドとなる左側後輪昇降ロッド44及び右側後輪昇降ロッド45を連結し、左側後輪昇降ロッド44及び右側後輪昇降ロッド45の他端をそれぞれの走行エクステンションケース40に取り付けられた上側アーム40aに枢着して、横杆43と走行エクステンションケース40とが連結された構成となっている。
したがって、油圧昇降シリンダ23の伸縮により横杆43、左側後輪昇降ロッド44及び右側後輪昇降ロッド45を介して主伝動ケース12の左右の出力軸回りに走行チェーンケース20を回動し、該走行チェーンケース20の回動により後輪14が上下して走行車体1が昇降する構成となっている。
又、左側後輪昇降ロッド44が伸縮するべく該左側後輪昇降ロッド44の中途部に油圧ポンプからの油圧により作動する左右傾斜用油圧シリンダ25を設けており、該左右傾斜用油圧シリンダ25の伸縮により右側の後輪14の上下位置を基準として左側の後輪14を上下させて、畝Uの谷部の凹凸に関係なく走行車体1を所望の左右傾斜姿勢に制御する構成となっている。
尚、主伝動ケース12の右側には振り子式の左右傾斜センサー42が設けられて、この左右傾斜センサー42の検出により油圧切換バルブ部24に備えられた左右傾斜用切換バルブを介して左右傾斜用油圧シリンダ25を作動させ、走行車体1を所望の左右傾斜姿勢に制御する構成となっている。
本実施の形態の植付装置19は、苗を1個ずつ圃場の畝に植え付けるべく、主伝動ケース12内からの動力が主伝動ケース12の後側に設けた植付伝動ケース26と、その植付伝動ケース26に取り付けられた植付装置駆動ケース27を介して伝達され作動する構成になっている。
植付装置19は、先端が尖った嘴状の植付具28と該植付具28を昇降させるべく作動する昇降リンク機構29とで構成される。植付具28の先端は、植付具28の昇降動作によって、図1に示す通り、前側で下降し後側で上昇するとともに、前後方向の幅が上部よりも下部の方が大きい形状の軌跡17(走行停止での軌跡)を描いて図中の矢印方向に繰り返し作動する。
以上の構成のもとで、本実施の形態の苗移植機10を使用しようとする作業者は、左右一対の固定予備苗台300L、300Rの下方に収納されている左右一対の可動予備苗台350L、350Rを、円筒状可動支持部材310L、310Rを中心として回動して、図3に示した位置まで展開し固定ピン(図示省略)等で一時的に固定する。そして、それら予備苗台の上に、たばこ苗を載せて、移植作業の準備を行う。
そして、走行車体1の走行と共に歩行する作業者が、作業位置S(図2参照)において、可動予備苗台350L(350R)、固定予備苗台300L(300R)に予め準備された苗を一つずつ手で掴んで、機体の走行に合わせて矢印A方向(図2参照)に回転している苗供給部30の苗受台31に、それぞれ入れていく。
苗受台31の苗受板32が、所定位置Pで下方へ回動すると、苗受台31内の苗が下方の植付具28に供給される。植付具28は、図1に示す作動の軌跡17の下死点に来た時に土中に所定深さまで突入するとともに鳥の嘴の如く左右に開いて、内部に保持されていた苗を落下して植え付ける。
そして、その植え付け位置の前方と後方にそれぞれ配置された前ホース430Lと後ホース430Rから、左右一対の肥料繰り出し部420L、420Rにてそれぞれ計量された施肥料が所定のタイミングで播かれる。
次に、苗供給部30の構成、及び苗供給部30から植付具28への苗の供給動作について、図9から図12の図面で説明する。
苗供給部30は、上が小径で下が大径となる無端状の供給ベルト34の外周面に所定ピッチで複数の苗受台31を下り傾斜状態で取り付けた構成で、植付伝動ケース26からの動力を受けて回転する左右の供給駆動軸35R、35Lの上部に固着する二個の上スプロケット56a,56bに供給ベルト34の上部係合部57が係合し下部が大径のガイドロール(図示省略)に受けられて周回駆動される。
苗受台31は左右にガイド壁31a,31bを設け、下端部に苗受板31cを設け、下端近くの左右に苗寄せガイド31d,31eを設けている。苗受板31cと苗寄せガイド31d,31eは、供給ベルト34の内側で連結ロッド32と係合アーム33で連結して、トルク・スプリングで起立した苗受板31cが下方へ回動するとガイド壁31a,31bが下方へ引っ込むようにしている。苗受板31cは上昇してきた植付具28の供給アーム58が係合アーム33に当たって押し上げることで、下方へ回動する。
苗寄せガイド31d,31eは苗を苗受台31の左右中央に寄せる作用をして苗を植付具28に供給する際には下方へ引っ込むことで苗受板31cに沿って滑り落ちるのを妨げない。
苗は、機体の走行と共に歩行する作業者が、可動予備苗台350L(350R)、固定予備苗台300L(300R)にある苗を一つずつ手で掴んで、機体の走行に合わせて周回している苗受台31に、それぞれ入れていく。
苗受台31の苗受板31cが、前記所定位置Pで下方へ回動すると、苗受台31内の苗株が下方の植付具28に供給される。植付具28は、図1に示す作動の軌跡17の下死点に来た時に土中に所定深さまで突入するとともに鳥の嘴の如く左右に開いて、内部に保持されていた苗株を落下して植え付ける。
図13は、苗供給部30の別実施例で、左右に長い楕円軌跡を周回する複数の苗受取付ブロック130に磁石131を設け、苗受台31の係合凸部133を磁石131の係合凹部に係合して取り付けている。複数の苗受台31は紐132で連結していて、取り外した際に一体で保存できるようにしている。また、磁石131を電磁石として電電のオン・オフで苗受台31を取り外せるようにしても良く、苗受取付ブロック130には乾電池134を交換可能にしている。
なお、苗受台31を連結する紐132を無くして、苗受取付ブロック130から取り外した状態で苗受台31に苗を供給した後に苗受取付ブロック130に取り付けるようにすることも出来る。
また、苗受台31を筒状にして、苗を上部の開口部から差し込んで供給するようにすることも出来る。
次に、植付装置19を説明する。
本実施の形態の植付装置19は、主伝動ケース12内からの動力が主伝動ケース12の後側に設けた植付伝動ケース26と、その植付伝動ケース26に取り付けられた植付装置駆動ケース27を介して伝達され、揺動カム駆動軸88とクランクアーム駆動軸89で作動する昇降リンク機構29で先端が尖った嘴状の植付具28が昇降する。植付具28の先端は、図1に示す通り、前側で下降し後側で上昇するとともに、前後方向の幅が上部よりも下部の方が大きい形状の植付け軌跡17を描いて図中の矢印方向に繰り返し作動し、植付け軌跡17の最下端で左右に開いて畝内で苗株を植付ける一般的な構成である。
図14に、本実施の形態の植付伝動ケース26の側面図を示す。図15に、本実施の形態の植付装置駆動ケース27の側面図を示す。図16に、本実施の形態の植付伝動ケース26の断面展開平面図を示す。図17に、本実施の形態の植付クラッチの拡大平面図を示す。図18及び図19に、それぞれ本実施の形態の植付クラッチの作用説明用拡大側面図を示す。
主伝動ケース12の後面から後側へ突出する動力取出軸を突出し、該動力取出軸を介して植付伝動ケース26内に動力が入力される。植付伝動ケース26内の伝動について説明すると、図16に示す通り、前記動力取出軸と同軸上で一体回転する前後方向の入力軸193を設け、該入力軸193から一対のベベルギヤ194a、194bを介して左右方向の第一軸195へ伝動される。尚、植付伝動ケース26の直前で入力軸193上には、所定以上の負荷トルクで動力を断つ安全クラッチ196を設けており、メカロック等により植付装置19に過大な作動負荷が生じたときに安全クラッチ196により動力を断って植付装置19及び植付伝動ケース26を含む植付伝動機構の破損を防止する。第一軸195に該第一軸195と一体回転する第一駆動スプロケット197を設け、第一駆動スプロケット197から伝動チェーンである第一無端体198を介して第一従動スプロケット199へ伝動し、該第一従動スプロケット199と一体回転する左右方向の第二軸200へ伝動する。
第二軸200上で且つ第一従動スプロケット199の左側には、3個の駆動側ギヤ201a、201b、201cを左右に配列し、該3個の駆動側ギヤ201a、201b、201cが第二軸200と一体回転する。尚、前記複数の駆動側ギヤ201a、201b、201cは、互いのピッチ円直径を異ならせており、互いに異なる歯数に設定されている。
複数の駆動側ギヤ201a、201b、201cのうちの何れかと噛み合う単一の従動側ギヤ202を左右方向の第三軸203上に設けており、該従動側ギヤ202を第三軸203上で左右にスライドさせることにより、従動側ギヤ202が3個の駆動側ギヤ201a、201b、201cのうちの何れかと噛み合って切り替えられる構成となっている。尚、第三軸203は、その軸表面に形成したスプライン204を介して従動側ギヤ202と一体回転する構成となっている。
従動側ギヤ202のスライドは、従動側ギヤ202に連繋するスライドシフタである選択機構205の左右スライドにより行われる。選択機構205は、従動側ギヤ202に連係する連係部206と、該連係部206と一体で左右方向に延びるスライド軸207を備え、スライド軸207の端部が植付伝動ケース26の右側面から突出しており、スライド軸207の端部に切換操作グリップ208を固着している。したがって、作業者が切換操作グリップ208を左右に操作することにより、選択機構205が左右に移動して連係部206の左右位置が切り替えられ、第三軸203への伝動比が切り替えられる。この選択機構205による伝動比の切換構成は、走行速度に対する植付装置19の作動速度を変更して植付株間を変更する株間変速装置となる。スライド軸207は、第三軸203の上方で第三軸203の前端よりも後側に配置され、連係部206を含めた選択機構205は、第三軸203の上側で第三軸203よりも後側に配置されている。
第三軸203の左側端部には、第三軸203と一体回転する第二駆動スプロケット209を設け、第二駆動スプロケット209から伝動チェーンである第二無端体210を介して第二従動スプロケット211へ伝動する。該第二従動スプロケット211は、左右方向の第四軸となる揺動カム駆動軸88上で遊転する構成であり、揺動カム駆動軸88上に設けた植付クラッチ212の駆動体としての駆動側爪体213と一体で回転する。植付クラッチ212は、伝動を断つときには所定の回転位相(定位置)で停止する定位置停止クラッチであり、植付装置19の植付具28を作動する軌跡17上の上死点を越えて若干下降した位置で停止させる。植付クラッチ212は、第二従動スプロケット211の右側に配置され、駆動側爪体213と噛み合う従動体としての従動側爪体214が揺動カム駆動軸88と一体回転し且つ軸方向に左右移動する構成となっており、揺動カム駆動軸88への伝動の入切をする。尚、駆動側爪体213と従動側爪体214には、互いに噛み合う4つの係合爪213aと4つの係合爪214aが各々に設けられている。
すなわち、従動側爪体214は、図17に示す通り、揺動カム駆動軸88に軸方向に左右移動自在に装着されている。そして、従動側爪体214の中央部に設けた軸孔214´には、軸方向に貫通したキー溝214bを設け、該キー溝214bが揺動カム駆動軸88に設けたキー88aに嵌合する構成となっている。したがって、従動側爪体214は、揺動カム駆動軸88と一体回転すると共に、揺動カム駆動軸88上を軸方向に左右移動自在に装着された構成となっている。
そして、植付クラッチ212の従動側爪体214の外周面には、従動側爪体214を駆動側爪体213から離して植付クラッチ212を切り、植付装置19の植付具28を上記の定位置で停止させる操作カム215を形成している。該操作カム215は、後記の接当体としての操作ピン216aが接触して揺動カム駆動軸88が矢印イ方向に回転することにより、従動側爪体214が駆動側爪体213から離れる方向に移動し、両者の係り合いを断ち植付クラッチ212を切る傾斜面215aと、従動側爪体214が駆動側爪体213から離れて植付クラッチ212が切れた後に操作ピン216aが接触して植付装置19の植付具28を上記の定位置で停止させる接当面215bとによって構成されている。
そして、上記の従動側爪体214が駆動側爪体213から離れて植付クラッチ212が切れるタイミングは、昇降リンク機構29によって植付具28がその軌跡17の最上昇位置を少し過ぎた位置に来た時にしている。したがって、植付クラッチ212は、最上昇位置を少し過ぎた植付具28の下動しようとする慣性力により確実に切れる。そして、植付クラッチ212が確実に切れた後、植付具28の下動しようとする慣性力は、操作ピン216aが接触している傾斜面215aと従動側爪体214を付勢している下記の圧縮バネである植付クラッチスプリング217の付勢力により徐々に小さくなって、操作ピン216aが接当面215bに接触して植付具28を定位置で適正に停止させる。
又、図18に示す通り、上記の操作カム215に対向する操作ピン216aを先端に設けた植付クラッチ操作機構216が、操作カム215側(前側)に突出して操作ピン216aが操作カム215に接触することにより、上記の通り、植付クラッチ212の伝動を断つ構成となっている。逆に、図19に示す通り、植付クラッチ操作機構216が操作カム215とは反対側(後側)に戻って操作カム215から離れると、従動側爪体214を駆動側爪体213側(左側)へ押し付ける植付クラッチスプリング217により、駆動側爪体213と従動側爪体214が噛み合って植付クラッチ212が伝動状態となる。
この時、従動側爪体214には、操作カム215終端部の接当面215bを設けた部位に操作カム215部位よりも外周方向に突出した円弧状の凸部215cを設けている。そして、円弧状の凸部215cは、その接当面215bの従動側爪体214が植付クラッチスプリング217により付勢されて移動する方向(植付クラッチ212が入になる方向)の後側角部を斜めに削って接当体案内斜面215dを形成している。
したがって、植付クラッチ212の伝動を入にする際に、操作ピン216aを操作カム215から離れる方向に移動させて、操作ピン216aが接当面215bの円弧状の凸部215cの接当体案内斜面215dに移動した時に、操作ピン216aが接当体案内斜面215dを滑る構成で移動して従動側爪体214が植付クラッチスプリング217により付勢されて従動側爪体214が駆動側爪体213に強制的に噛み合う構成で作用し、植付クラッチ212は適確に且つ迅速に伝動入りの状態となる。よって、操作ピン216aが接当面215bから離れて昇降リンク機構29による植付具28の下降するタイミングと植付クラッチ212の伝動入りによる駆動タイミングとが殆ど同じになり、適正に植付具28は昇降リンク機構29にて駆動作動される。
又、従動側爪体214が駆動側爪体213に噛み合って植付クラッチ212が伝動入りになった状態では、操作ピン216aは円弧状の凸部215cの従動側爪体214と反対の側面215eに対向する位置にあり、操作ピン216aが従動側爪体214の回転を阻害することはない。
然も、円弧状の凸部215cは、昇降リンク機構29によって植付具28が下降し始めて、植付具28が畝U上面に突入して畝Uに苗を植付け終えるまでの間、操作ピン216aと対向する位置にある。したがって、植付具28が畝U上面に突入して畝Uに苗を植付ける時の植付け負荷によって揺動カム駆動軸88に駆動負荷が掛かっても、操作ピン216aが円弧状の凸部215cの側面215eに対向する位置にあるので、操作ピン216aが円弧状の凸部215cの側面215eに接触して、従動側爪体214が駆動側爪体213から離れることを阻止し、植付クラッチ212の伝動が切れることが防止でき、適切な苗の移植作業が行える。
尚、植付クラッチ操作機構216は、揺動カム駆動軸88の後方で揺動カム駆動軸88よりも後側に配置されている。そして、操縦ハンドル16の左右中間位置に機体後方に向けて設けられた植付クラッチレバー161を作業者が植付けクラッチ切り方向に操作すると、植付クラッチ操作機構216の操作ピン216aが操作カム215側(前側)に突出して操作ピン216aが操作カム215に接触することにより、上記の通り、植付クラッチ212の伝動を断つ。逆に、植付クラッチレバー161を作業者が植付クラッチ入り方向に操作すると、植付クラッチ操作機構216の操作ピン216aが操作カム215とは反対側(後側)に戻って操作カム215から離れ、植付クラッチスプリング217により駆動側爪体213と従動側爪体214が噛み合って植付クラッチ212が伝動状態となる。
揺動カム駆動軸88の左右一方側(左側)の端部は、植付伝動ケース26から突出しており、植付伝動ケース26の左右一方側(左側)の側面に固着された植付装置駆動ケース27内を貫通し、さらに植付装置駆動ケース27の左右一方側(左側)の側面から突出している。植付装置駆動ケース27内において、図15に示す通り、揺動カム駆動軸88と一体回転する第三駆動スプロケット218を設け、第三駆動スプロケット218から伝動チェーンである第三無端体107を介して第三従動スプロケット220へ伝動し、第三従動スプロケット220と後述するクランクアーム駆動軸89が一体回転する。尚、クランクアーム駆動軸89は、揺動カム駆動軸88と同じ高さで揺動カム駆動軸88の後方に配置されている。又、第三無端体107の上方には、第三無端体107に接触して第三無端体107に張力を与える板ばね221を設けている。
一方、揺動カム駆動軸88の右側端部には、供給部伝動用の一対のベベルギヤ221a、221bを設けており、供給部伝動用の一対のベベルギヤ221a、221bを介して植付伝動ケース26の後側に突出する供給部用動力取出軸222へ伝動する構成となっている。供給部用動力取出軸222からの伝動により、苗供給部31が駆動回転する構成である。
植付伝動ケース26内の伝動軸の配置構成について説明すると、図14に示す通り、第一軸195よりも第二軸200を後側且つ上側に配置し、第二軸200の後方(第二軸200と略同じ高さの位置)に第三軸203を配置し、第三軸203の上方(第三軸203と略同じ前後位置)に第四軸(揺動カム駆動軸)88を配置している。そして、植付伝動ケース26は、第二軸200と第四軸88の間で第三軸203の斜め前上側で且つ植付伝動ケース26の前側上面に凹部223を形成している。
そして、エンジン11及び主伝動ケース12の上方を覆う機体カバー224を設けており、該機体カバー224の後部224aを植付伝動ケース26の凹部223に突入させて配置している。機体カバー224には、植付伝動ケース26の左右一方側(左側)で植付伝動ケース26の凹部223よりも後側に延ばした延長部224bを形成し、該延長部224bを昇降リンク機構29の前部(後述する前揺動アーム80及び左後揺動アーム81)の上方に配置している。
図1に示す如く、植付装置19の後部に灌水装置160を設けている。この灌水装置160はノズルから水を間欠的に圃場へ噴射させる装置で、植付具28の降下タイミングでノズルのコックを開いて水を噴射する。
地上に設置した水タンク163のホース巻き取り装置162から引き出したホース161をワンタッチカプラで灌水装置160に連結し、ポンプ164で加圧した水をノズルに供給する。
灌水装置160の水噴射位置は、植付具28の植付位置に対応し、植付ピッチに合わせて植付前の圃場に噴射するようにするが、植付開始時の植付具28の植付位置には水を噴射していないが、この時に水を噴射した位置が次回の植付位置になるようになる。
図20は、主伝動ケース12内の動力伝動構成の実施例で、走行駆動の後輪14の走行速度の変速と植付装置19の動作速度の変速を一つのシフト軸155で行えるようにしている。
入力軸140に固着の入力ギヤ142に出力ギヤ141を噛み合わせてエンジン11の駆動力を入力する。入力軸140には、走行出力ギヤ143を遊嵌し、第一ギヤ146と第二ギヤ147をスプライン嵌合しているので、入力軸140の回転が第一ギヤ146と第二ギヤ147に伝動される。また、走行出力ギヤ143のボス部143aに第一走行入力ギヤ144と第二走行入力ギヤ145がスプライン嵌合している。
入力軸140と平行な変速軸150には、第一走行出力ギヤ151と第二走行出力ギヤ152と第三ギヤ148と第四ギヤ149を遊嵌し、軸端の出力べベルギヤ159が植付駆動軸161の入力べベルギヤ160と噛み合っている。そして、シフト軸155のシフトアーム155aが第一シフトキー153の係合溝153aと第二シフトキー154の係合溝154aに係合している。
シフト軸155には位置決めボール158が係合する二つのテーパ状シフト溝157を設け、軸端のノブ156を押し引きして変速する。
シフト軸155が図示の状態では、第一シフトキー153が第三ギヤ148に係合し第二シフトキー154が第二走行出力ギヤ152に係合しているので、第一ギヤ146の回転が第三ギヤ148から変速軸150に伝動されて、出力べベルギヤ159と入力べベルギヤ160で植付駆動軸161に伝動されると共に、変速軸150の回転が第二走行出力ギヤ152から第二走行入力ギヤ145に伝動されて走行出力ギヤ143が駆動される。
シフト軸155を図示の位置から少し押し込むと、第一シフトキー153が幅の広い第三ギヤ148に係合したままで第二シフトキー154が第二走行出力ギヤ152から第一走行出力ギヤ151に係合を変えるので、植付駆動軸161の回転が変化せずに走行出力ギヤ143が変速される。
シフト軸155を図示の位置から引くと、位置決めボール158が係合するシフト溝157を変えて、第一シフトキー153が第四ギヤ149に係合して第二ギヤ147の回転が第四ギヤ149に伝動されて変速軸150の回転を変えて走行出力ギヤ143と植付駆動軸161の回転を変える。第二シフトキー154が第一走行出力ギヤ151に係合したままであれば、シフト軸155をさらに引くことで、第一シフトキー153が幅の広い第四ギヤ149に係合したままで第二シフトキー154が第二走行出力ギヤ152に係合して変速出来る。
上記の如く、シフト軸155の押し引きのみで、植付駆動軸161の回転変速すなわち植付速度の変更と、走行出力ギヤ143の変速すなわち走行速度の変速が行えるようになる。
図21に示す実施例は、従来の周回するターンテーブル450に苗受け皿451を設けた苗供給装置で、苗受け皿451を四角筒状にして断面四角形の対角線方向を機体の前後方向としている。そして。苗受け皿451の下部で苗を受け取る苗ガイド452と苗の植付動作する苗植付具453も断面四角形でその対角線方向を機体の前後方向としている。この苗植付具453は対角線で開閉動作する。
また、覆土輪フレーム454に苗植付具453の外周面に摺接して土を掻き落とすゴム板正のスクレーパ455L、455Rを左右からバネ456で付勢して設けている。
この構成では、苗受け皿451と苗ガイド452と苗植付具453を通過する苗が四角形断面の角部を下にして滑り落ちることで、滑り易く、植付位置も正確になる。
1 走行車体
11 エンジン
12 主伝動ケース
14 駆動輪(後輪)
19 植付装置
30 苗供給部
31 苗受台
31d,31e 苗寄せガイド
34 供給ベルト
155 シフト軸

Claims (5)

  1. 作業者が苗を供給する苗供給部(30)と該苗供給部から引き継いだ苗を圃場へ植え付ける植付装置(19)で構成した苗移植機において、複数の苗受台(31)を下り傾斜でループ状に配列し周回させる供給ベルト(34)を苗供給部(30)に設け、所定位置で苗受台(31)の下端から滑り落ちる苗を植付装置(19)で受けて植付動作するようにしたことを特徴とする苗移植機。
  2. 苗受台(31)の下部に左右から中央下方に向かって傾斜する苗寄せガイド(31d),(31e)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機。
  3. 苗寄せガイド(31d),(31e)が植付装置(19)へ苗を引き継ぐ際に、苗受台(31)の底面から引っ込むようにしたことを特徴とする請求項2に記載の苗移植機。
  4. 苗受台(31)を供給ベルト(34)から着脱可能にしたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の苗移植機。
  5. エンジン(11)の駆動で走行車体(1)の走行と植付装置(19)の動作を駆動する苗移植機において、エンジン(11)の回転を変速伝動する主伝動ケース(12)に、1本のシフト軸(155)をスライドすることで駆動輪(14)の変速と植付装置(19)のの動作変速を行うダブル変速機構を設けたことを特徴とする苗移植機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016220612A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 株式会社クボタ 移植装置
CN107801454A (zh) * 2017-11-15 2018-03-16 河南科技大学 一种移栽机用取苗和投苗装置
JP2019058142A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 井関農機株式会社 移植機

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