JP5087458B2 - 煙除去装置及び煙感知器用試験器 - Google Patents

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Description

本発明は、煙感知器内部に残留している煙を除去する煙除去装置及び煙感知器用試験器に関する。
火災の発生を感知するための火災感知器として、空気中の煙の濃度変化から火災を感知する煙感知器が用いられている。例えば、煙による光の散乱を利用する散乱光式煙感知器は、外部から煙が流入する検煙空間、検煙空間に対する外部からの光の入射を遮断する遮光構造、検煙空間に対して内部から検出光を発光する発光部、及び、検煙空間に流入した煙によって散乱された検出光を受光して電気信号に変換出力する受光部を備えている。
従来、このような煙感知器の感度調整や品質管理のため、煙濃度に対する出力レベル傾向の確認、あるいは、電子回路の正常動作の確認等のための試験が行われる。これらの内、煙濃度に対する出力レベル傾向の確認については、(1)煙感知器のゼロレベルの設定を行った上で、(2)所定の煙濃度に維持されている試験槽の内部に煙感知器を設置し、(3)当該煙感知器の出力レベルを計測する、という手順を、繰り返し実行することにより行われていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−339154号公報
上記の出力レベル傾向の確認手順を繰り返す場合、(1)の手順において正確にゼロレベルの設定を行うためには、煙感知器の内部に残留している煙を完全に除去した上で当該ゼロレベルの設定を行う必要があった。しかし、従来は、作業者が団扇を用いて煙感知器に向かって送風することにより煙の除去を行っていたため、煙の除去が不十分となる可能性があるほか、煙除去作業に手間がかかっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、煙感知器の内部に残留している煙を迅速かつ確実に除去することができる煙除去装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の煙除去装置は、煙感知器内部に残留している煙を除去する煙除去装置であって、前記煙感知器の内部を通過する気流を形成するために当該煙感知器に着脱自在に設置される気流形成手段を備え、前記気流形成手段は、前記煙感知器から煙を吸出する吸出手段であり、前記吸出手段は、前記煙感知器において当該煙感知器の内部と外部との間で相互に煙を通過可能とするために設けられている煙流入口の一部が開放されている状態を維持しながら、前記煙流入口の他の一部を遮蔽する遮蔽手段と、前記遮蔽手段にて遮蔽されている前記煙流入口の一部を介して前記煙感知器から煙を吸出する煙吸出口とを備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の煙除去装置は、煙感知器内部に残留している煙を除去する煙除去装置であって、前記煙感知器の内部を通過する気流を形成するために当該煙感知器に着脱自在に設置される気流形成手段を備え、前記気流形成手段は、前記煙感知器から煙を吸出する吸出手段であり、さらに、前記煙感知器に当接可能に前記吸出手段に固定されている当接部と、前記当接部を前記煙感知器に吸着させるために当該当接部と当該煙感知器とによって囲繞される空間内の気体を吸引する吸引手段と、を有する吸着手段を備えることを特徴とする。
また、請求項3に記載の煙除去装置は、請求項2に記載の煙除去装置において、前記吸着手段を介して前記吸出手段が前記煙感知器に固定されている固定状態を検出する検出手段と、前記検出手段によって前記固定状態が検出されているか否かを判定し、前記固定状態が検出されていることを条件として、前記吸出手段を動作させる制御手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載の煙感知器用試験器は、前記煙感知器を外囲する外囲手段と、前記煙感知器が感知可能な気体を前記外囲手段にて外囲された空間内に流入させる流入手段と、を備える煙感知器用試験器において、請求項1から3のいずれか一項に記載の煙除去装置を、前記外囲手段と相互に一体として設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の本発明によれば、気流形成手段によって煙感知器の内部を通過する気流を形成させることにより、煙感知器の外部から清浄な空気を煙感知器の内部に流入させると共に、煙感知器の内部に残留していた煙を、当該煙感知器の外部へと排出させることができる。
また、吸出手段は、煙感知器の内部から煙を吸出するので、煙感知器の内部に埃や粉塵等の異物が流入することを回避できる。
また、遮蔽手段によって煙感知器の煙流入口の一部を遮蔽しているとともに、煙吸出口によって煙感知器から煙を吸出するので、遮蔽手段によって遮蔽されていない煙流入口から、煙感知器の内部を経て、煙吸出口と対向している煙流入口へと向かう気流を形成することができる。これにより、煙感知器の外部から清浄な空気を煙感知器の内部へと導入できると共に、煙感知器の内部において気流の経路上に残留している煙を、当該気流によって煙感知器の内部から煙吸出口へと排出させることができる。
また、請求項2に記載の本発明によれば、気流形成手段によって煙感知器の内部を通過する気流を形成させることにより、煙感知器の外部から清浄な空気を煙感知器の内部に流入させると共に、煙感知器の内部に残留していた煙を、当該煙感知器の外部へと排出させることができる。
また、吸出手段は、煙感知器の内部から煙を吸出するので、煙感知器の内部に埃や粉塵等の異物が流入することを回避できる。
また、当接部を煙感知器に吸着させることにより、吸出手段を煙感知器に固定させているので、当該吸出手段を煙感知器に固定するための特別な構造を別途設ける必要が無く、容易に吸出手段を煙感知器に取り付けることができる。
また、請求項3に記載の本発明によれば、吸着手段を介して吸出手段が煙感知器に固定されていることが検出手段によって検出された場合において、制御手段は吸出手段を動作させている。これにより、吸出手段が煙感知器に適切に固定されている場合にのみ当該吸出手段を動作させることができ、煙感知器から確実に煙を吸出させることができる。
また、請求項4に記載の本発明によれば、煙感知器用試験器を用いて煙感知器の試験を行った場合において、煙感知器の内部に流入させた気体を迅速且つ容易に除去できる。これにより、確認のために試験を繰り返し行う場合に要する時間を短縮することができる。さらに、試験後において、即座に煙感知器の運用を再開することができる。また、試験中に煙除去装置を動作させることにより、煙感知器が感知可能な気体を積極的に煙感知器の内部に流入させることができるので、試験を確実に実施することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る煙除去装置の各実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕各実施の形態に共通の基本的概念を説明した後、〔II〕各実施の形態の具体的内容について順次説明し、最後に、〔III〕各実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、各実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕各実施の形態に共通の基本的概念
まず、各実施の形態に共通の基本的概念について説明する。各実施の形態に係る煙除去装置は、煙感知器の内部に残留している煙の除去を目的とするものである。
各実施の形態に係る煙除去装置の適用対象は任意であり、内部に導入された煙を検出する方式の煙感知器に適用することができる。この様な煙感知器として、上述した散乱光式煙感知器や、イオン化式煙感知器等について適用することが可能である。さらに、各実施の形態に係る煙除去装置を、上述した出力レベル傾向確認のための試験等に用いることができ、あるいは、監視領域に設置された煙感知器の性能確認のための定期試験等において用いることもできる。
各実施の形態に係る煙除去装置の特徴の一つは、気流形成手段を備えている点にある。この気流形成手段によって煙感知器の内部を通過する気流を形成させることにより、煙感知器の外部から清浄な空気を煙感知器の内部に流入させると共に、煙感知器の内部に残留していた煙を、当該煙感知器の外部へと排出させることができる。
〔II〕各実施の形態の具体的内容
次に、本発明に係る各実施の形態の具体的内容について説明する。
〔実施の形態1〕
まず実施の形態1について説明する。この形態は、気流形成手段を備えた基本的な形態である。本実施の形態1においては、出力レベル傾向確認のための試験等において煙除去装置を用いる場合を例に挙げて説明する。
(試験装置の構成)
まず、試験装置の構成を説明する。図1は試験装置全体の外観を示す斜視図である。
図1に示すように、試験装置1は、試験槽10、設置板11、及び、煙供給装置12を備えている。試験槽10は、煙感知器3の試験のために必要な煙濃度を維持するために、煙供給装置12によって供給された煙を当該試験槽10の内部にて対流させるものである。試験槽10の具体的な形状は任意であり、例えば、図1に示したような略直方体形状の中空容器とすることができる。試験槽10の上面には、開口部10aが設けられている。開口部10aは、設置板11によって全体が覆われる寸法となるように形成されている。
設置板11は、試験対象の煙感知器3を設置するためのものであり、取付ベース11aを備えている。取付ベース11aは、煙感知器3が接続される台座となるものであり、煙感知器3が備えている出力端子と電気的に接続可能となっている。この取付ベース11aを介して、図示しない計測装置に煙感知器3からの出力信号が出力される。
また、本実施の形態1においては、二つの設置板11が、試験槽10の開口部10aを挟んで相互に対向して開閉自在に設置されている。取付ベース11aに煙感知器3が接続された状態で一方の設置板11を閉じると、当該設置板11に設置されている煙感知器3が試験槽10の内部に露出された状態になると共に、試験槽10の開口部10aが当該設置板11にて閉鎖された状態となる。開いた状態にある他方の設置板11においては、当該設置板11に設置されている煙感知器3に煙除去装置2が取り付けられ、当該煙感知器3の煙除去を行うことができる。また、煙感知器3の交換作業等を行うこともできる。
煙供給装置12は、試験槽10の内部に煙を供給するためのものである。煙供給装置12の具体的構成は任意であり、公知の煙供給装置を用いることができる。
(煙除去装置の構成)
次に、本実施の形態1に係る煙除去装置2の構成について説明する。図2は本実施の形態1に係る煙除去装置2の外観を示す斜視図、図3は図2に示した煙除去装置2の側面図である。図2に示すように、煙除去装置2は、吸出部20、吸着部21、及び、図示しない制御部を備えている。
(煙除去装置の構成−吸出部20)
吸出部20は、煙感知器3の内部から煙を吸出するためのものであり、特許請求の範囲における気流形成手段、及び、吸出手段に対応している。図1から図3に示すように、吸出部20は、カップリング200、配管201、吸出ポンプ202、及び、図示しない電磁弁を備えている。
カップリング200は、煙感知器3の検煙部31に設けられている煙流入口32の一部を遮蔽するためのものであり、特許請求の範囲における遮蔽手段に対応している。ここで、煙感知器3の検煙部31は、図2に示すように、煙感知器3の筐体30において所定の高さをもって突出した略円筒体として形成されており、当該略円筒体の周面に、煙流入口32が設けられている。煙流入口32は、煙感知器3の内部と外部との間で相互に煙を通過可能とするために設けられている。
図2に示すように、カップリング200は、端面203、及び、側面204を備えている。端面203は、煙感知器3の検煙部31として形成されている略円筒体の直径よりも大きい直径を有する略半円板である。側面204は、端面203の円周から当該端面203に略直交するように延設されている。また、端面203から延設されている側面204の高さが、煙感知器3の検煙部31が当該煙感知器3の筐体30において突出している高さよりも高くなるように、当該側面204が形成されている。これらの端面203と側面204とによって、カップリング200は、略半円筒体として形成されている。当該略半円筒体において、端面203または側面204以外の部分は開口となっており、当該開口を介して、煙感知器3の検煙部31がカップリング200の略半円筒体の内部に収容される。
さらに、側面204は、煙吸出口204a、及び、嵌合部204bを備えている。煙吸出口204aは、煙感知器3の煙流入口32を介して煙感知器3から煙を吸出するものであり、カップリング200を煙感知器3に取り付けた場合に煙流入口32と相互に対向するように配置されている。また、煙吸出口204aは配管201と相互に接続されており、当該配管201を介して後述する吸出ポンプ202に煙を排出可能となっている。嵌合部204bは、カップリング200を煙感知器3に取り付ける場合において、煙流入口32に嵌合され、当該煙流入口32を遮蔽するものであり、側面204の端部に配置されている。なお、嵌合部204bの具体的な形状は任意であり、煙感知器3の煙流入口32に対応した形状とすることができる。
配管201は、煙吸出口204aと吸出ポンプ202との間を接続し、煙吸出口204aによって煙感知器3から吸出された煙を吸出ポンプ202まで導入させるためのものである。配管201の具体的な構成は任意であり、例えば、公知の樹脂製チューブを用いることができる。
吸出ポンプ202は、配管201及び煙吸出口204aを介して煙感知器3から煙を吸出するためのものであり、配管201に接続されている。吸出ポンプ202の具体的な構成は任意であり、例えば、ロータリーポンプを用いることができる。
電磁弁は、煙吸出口204aから配管201を介して吸出ポンプ202に至る煙の流路における任意の位置に配置されている。電磁弁は制御部によって制御され、配管201を通過する煙の流路の開閉を行う。
(煙除去装置の構成−吸着部21)
吸着部21は、カップリング200を煙感知器3に固定するためのものであり、特許請求の範囲における吸着手段に対応している。吸着部21は、吸着パッド210、真空配管211、真空ポンプ212、及び、図示しないセンサを備えている。
吸着パッド210は、煙感知器3の表面に当接し、当該表面に吸着するものであり、特許請求の範囲における当接部に対応している。吸着パッド210は、例えばシリコーンゴムの如き柔軟材料を用いて、底面が開放された略円錐形状に形成されている。また、吸着パッド210はカップリング200に固定されている。カップリング200における吸着パッド210の固定位置は任意であるが、少なくとも、カップリング200の嵌合部204bを煙感知器3の煙流入口32に嵌合させた状態において、当該吸着パッド210が煙感知器3の表面に当接可能な位置にて固定されている。また、吸着パッド210は、真空配管211を介して真空ポンプ212と接続されている。
真空配管211は、吸着パッド210と真空ポンプ212との間を接続し、吸着パッド210と煙感知器3の表面とによって囲繞される空間内の気体を真空ポンプ212まで導入させるためのものである。真空配管211の具体的な構成は任意であり、真空用途に対応したフレキシブルチューブ等を用いることができる。
真空ポンプ212は、真空配管211を介して、吸着パッド210と煙感知器3の表面とによって囲繞される空間内の気体を吸引するためのものであり、特許請求の範囲における吸引手段に対応している。真空ポンプ212の具体的な構成は任意であり、例えば、ロータリーポンプを用いることができる。
センサは、吸着部21の作動状態を検出するものであり、特許請求の範囲における検出手段に対応している。センサから出力される検出信号は、制御部に入力される。センサの具体的な構成は任意であり、例えば、圧力センサを用いて、吸着パッド210と煙感知器3の表面とによって囲繞される空間内の圧力を、真空配管211を介して計測するように構成することができる。
(煙除去装置の構成−制御部)
制御部は、センサから入力された検出信号に基づいて吸出部20の電磁弁を制御するためのものであり、特許請求の範囲における制御手段に対応している。制御部は、センサから入力された検出信号に基づき、吸着パッド210が煙感知器3の表面に吸着しているか否かを判断する。この制御部による処理の具体的な内容については後述する。
なお、制御部の具体的構成は任意であるが、例えば、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定した組み込みプログラム、所要データを格納するための内部メモリ、及び、これらのプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)を備えて構成される。
(煙除去装置による煙の除去)
次に、煙除去装置2によって煙感知器3から煙の除去を行う場合における煙除去装置2の動作について説明する。
まず、カップリング200を煙感知器3の筐体30上に配置する。この際、カップリング200の嵌合部204bが煙感知器3の煙流入口32に嵌合するように配置することにより、煙流入口32が嵌合部204bによって遮蔽されると共に、吸着パッド210の底面の周縁部が煙感知器3の表面に当接される。
上述のように吸着パッド210を煙感知器3の表面に当接させた状態において真空ポンプ212を動作させると、吸着パッド210と煙感知器3の表面とによって囲繞される空間内の気体が吸引される。この時の当該空間内の圧力と大気圧との圧力差によって、吸着パッド210が煙感知器3の表面に吸着され、当該吸着パッド210を介してカップリング200が煙感知器3に固定される。
この時、真空ポンプ212の動作に伴い真空配管211の内部圧力も低下している。センサによって計測された当該真空配管211の内部圧力が一定の水準値を下回っている場合、制御部は、吸着パッド210が煙感知器3の表面に吸着され、カップリング200が煙感知器3に固定されているものと判断し、吸出ポンプ202を動作させると共に、吸出部20の電磁弁を開放状態とする。
吸出ポンプ202が動作すると、当該吸出ポンプ202と配管201を介して接続されている煙吸出口204aの周辺に存在する煙や空気が当該煙吸出口204aへと吸引される。煙感知器3の煙流入口32の一部は、カップリング200の側面204によって遮蔽されているため、当該遮蔽されている煙流入口32を介した煙や空気の移動は発生しない。一方、側面204によって遮蔽されていない煙流入口32においては、当該煙流入口32から、煙感知器3の内部を経て、煙吸出口204aと対向している煙流入口32へと向かう気流が形成される。従って、煙感知器3の外部から清浄な空気が煙感知器3の内部へと導入される共に、煙感知器3の内部において気流の経路上に残留している煙が、当該気流とともに煙感知器3の内部から煙吸出口204aへと排出される。これにより、吸出部20によって煙感知器3から煙を吸出させることができる。
(実施の形態1の効果)
このように実施の形態1によれば、吸出部20によって煙感知器3の内部を通過する気流を形成させることにより、煙感知器3の外部から清浄な空気を煙感知器3の内部に流入させると共に、煙感知器3の内部に残留していた煙を、当該煙感知器3の外部へと排出させることができる。また、吸出部20は、煙感知器3の内部から煙を吸出するので、煙感知器3の内部に埃や粉塵等の異物が流入することを回避することができる。
また、カップリング200の側面204によって煙感知器3の煙流入口32の一部を遮蔽しているとともに、当該側面204の一部に設けられている煙吸出口204aによって煙感知器3から煙を吸出するので、側面204によって遮蔽されていない煙流入口32から、煙感知器3の内部を経て、煙吸出口204aと対向している煙流入口32へと向かう気流を形成することができる。これにより、煙感知器3の外部から清浄な空気を煙感知器3の内部へと導入できると共に、煙感知器3の内部において気流の経路上に残留している煙を、当該気流によって煙感知器3の内部から煙吸出口204aへと排出させることができる。
また、吸着パッド210を煙感知器3に吸着させることにより、カップリング200を煙感知器3に固定させているので、当該カップリング200を煙感知器3に固定するための特別な構造を別途設ける必要が無く、容易にカップリング200を煙感知器3に取り付けることができる。
また、吸着パッド210が煙感知器3に吸着していることがセンサによって検出された場合において、制御部は吸出部20を動作させている。これにより、カップリング200が煙感知器3に適切に固定されている場合にのみ吸出部20を動作させることができ、煙感知器3から確実に煙を吸出させることができる。
〔実施の形態2〕
次に、実施の形態2について説明する。この形態は、煙除去装置2を煙感知器用試験器に設けた形態である。煙感知器用試験器とは、監視領域に設置された煙感知器の性能確認のための定期試験を行う際に用いられる試験器であり、主として煙感知器に煙が流入した場合において当該煙感知器が正常に動作することを確認するために用いられるものである。
なお、実施の形態2の構成は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたものと同一の符号及び/又は名称を必要に応じて付して、その説明を省略する。
(煙感知器用試験器の構成)
まず、煙感知器用試験器の構成について説明する。図4は、煙感知器用試験器の平面図である。図4に示すように、煙感知器用試験器4は、カバー41、支持パイプ42、操作部本体43、及び、ガスボンベ44を備えているとともに、煙除去装置2(図4に図示せず)と相互に一体に構成されている。
(煙感知器用試験器の構成−カバー41)
カバー41は、煙感知器用試験器4を用いて煙感知器3の試験を行う場合において、煙感知器3を外囲するためのものであり、特許請求の範囲における外囲手段に対応している。カバー41は、一方の端面が開放された略円筒体として形成され、開放されていない他方の端面が、支持パイプ42に取り付けられている。
(煙感知器用試験器の構成−煙除去装置2)
本実施の形態2においては、煙除去装置2は煙感知器用試験器4と相互に一体に設けられている。図5は、図4における領域Aの拡大側断面図である。図5に示すように、カップリング200、及び、吸着パッド210が、カバー41の内部に配置されている。また、カップリング200に煙吸出口204aに接続されている配管201、及び、吸着パッド210に接続されている真空配管211は、カバー41から支持パイプ42の内部へと導入され、それぞれ吸出ポンプ202(図5に図示せず)、及び、真空ポンプ212(図5に図示せず)に接続されている。なお、吸出ポンプ202と真空ポンプ212とを相互に一体とし、吸出部20と吸着部21とで一台のポンプ(図示せず)を共用するように構成してもよい。この場合、電磁弁を用いることにより、必要に応じて、吸出部20または吸着部21とポンプとの接続を切替えることができる。
また、ポンプや制御部の配置位置は任意であり、例えば、操作部本体43に隣接して設けることができる。また、ポンプや制御部を駆動させるためのバッテリ(図示せず)を、当該ポンプや制御部に併設してもよい。
(煙感知器用試験器の構成−支持パイプ42)
支持パイプ42は、カバー41を支持するとともに、操作部本体43とカバー41との間を接続し、操作部本体43に取り付けられているガスボンベ44からカバー41にガスを流入させるためのものである。支持パイプ42の一端にはカバー41が取り付けられ、他端には操作部本体43が取り付けられている。なお、支持パイプ42の具体的な構造は任意であり、例えば、伸縮自在のスライド式のパイプとすることができる。
(煙感知器用試験器の構成−操作部本体43)
操作部本体43は、ガスボンベ44によるガスの噴射や、煙除去装置2の動作を操作するためのものであり、支持パイプ42の一端に取り付けられている。操作部本体43は、スイッチ43a、ガス流路43b、及び、ボンベ取付部43cを備えている。スイッチ43aは、ガスボンベ44によるガスの噴射や、煙除去装置2の動作を操作するためのものである。ガス流路43bは、ガスボンベ44と支持パイプ42との間を接続し、ガスを通過可能とするための流路であり、操作部本体43の内部において、支持パイプ42とボンベ取付部43cとを連結するように設けられている。ボンベ取付部43cは、ガスボンベ44を操作部本体43に固定するとともに、ガスボンベ44とガス流路43bとを接続するためのものである。
(煙感知器用試験器の構成−ガスボンベ44)
ガスボンベ44は、煙感知器3が感知可能なガスが封入されているボンベであって、当該封入されているガスを支持パイプ42を介してカバー41に流入させるためのものであり、特許請求の範囲における流入手段に対応している。ガスボンベ44は、操作部本体43のボンベ取付部43cに取り付けられ、ガス流路43bと接続される。
(煙感知器用試験器の動作)
次に、煙感知器用試験器4の動作について説明する。煙感知器用試験器4を用いて煙感知器3の試験を行う場合には、試験対象の煙感知器3がカバー41によって外囲されるように、煙感知器用試験器4を設置する。この時、煙除去装置2のカップリング200が煙感知器3に固定される。吸着部21の動作については実施の形態1と同様であるので説明を省略する。この状態において、操作部のスイッチ43aを操作することにより、ガスボンベ44からカバー41の内部へとガスが噴射される。
ガスボンベ44から支持パイプ42を介してカバー41の内部に噴射されたガスは、当該カバー41の内部に充満し、煙感知器3の内部へと流入する。煙感知器3が正常な状態であれば、当該煙感知器3が動作する。
更に、スイッチ43aを操作し、ガスボンベ44からのガスの噴射を停止させた後、煙除去装置2を動作させる。これにより、煙感知器3の内部に流入していたガスが、当該煙感知器3の内部から吸出される。
なお、ガスボンベ44からカバー41の内部にガスを噴射させるのと同時に、煙除去装置2を動作させてもよい。この場合、カバー41の内部に噴射されたガスを、煙感知器3の内部に積極的に流入させることができる。
(実施の形態2の効果)
このように実施の形態2によれば、煙感知器用試験器4を用いて煙感知器3の試験を行った場合において、煙感知器3の内部に流入したガスを迅速且つ容易に除去できる。これにより、確認のために試験を繰り返し行う場合に要する時間を短縮することができる。さらに、試験後において、即座に煙感知器3の運用を再開することができる。また、試験中に煙除去装置2を動作させることにより、ガスを積極的に煙感知器3の内部に流入させることができるので、試験を確実に実施することができる。
〔III〕各実施の形態に対する変形例
以上、本発明に係る各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(吸出部20について)
上述の各実施の形態では、吸出部20によって煙感知器3の内部から煙を吸出させると説明しているが、清浄な空気を煙吸出口204aから吹出させるように構成してもよい。これにより、煙吸出口204aから煙流入口32を介して煙感知器3の内部に清浄な空気を流入させると共に、煙感知器3の内部に残留していた煙を、当該煙感知器3の外部へと押し出させることができる。ただし、吹出しより吸出を行う方が、煙感知器3の内部に塵や埃を導入する可能性が低い点でより好ましい。
(カップリング200について)
上述の各実施の形態では、カップリング200によって煙感知器3の煙流入口32の一部が遮蔽されていると説明したが、カップリング200によって煙流入口32の全てが遮蔽されるように構成してもよい。この場合、清浄な空気をカップリング200の外部から流入させるための開口を当該カップリング200の側面204に別途設けることにより、煙感知器3の内部を通過する気流を形成させることができる。
(吸着部21について)
上述の実施の形態1では、開いた状態の設置板11に設置されている煙感知器3に対して煙除去装置2が取り付けられているが、閉じた状態の設置板11に設置されている煙感知器3に対して煙除去装置2を取り付け、試験の前後にわたって連続的に煙感知器3の内部から煙の吸出を行わせてもよい。これにより、試験中は試験槽10の内部の煙を煙感知器3の内部に積極的に流入させることができると共に、試験前や試験後においては、煙感知器3の内部から煙を除去させることができる。
(煙感知器用試験器4について)
上述の実施の形態2では、カバー41の内部にカップリング200が配置されていると説明しているが、カバー41とカップリング200とを相互に一体に構成してもよい。すなわち、略円筒体として形成されているカバー41の周面の一部とカップリング200の側面204とを、相互に一体に形成し、当該カバー41の周面の一部に嵌合部204bを設けてもよい。これにより、煙感知器用試験器4の構造を簡略化できる。また、外観からカップリング200の位置を視認できるようになるので、煙感知器3に対して容易に煙感知器用試験器4を取り付けることができる。
この発明に係る煙除去装置は、煙感知器内部に残留している煙を除去する煙除去装置に適用でき、煙の除去を迅速かつ確実に行うことができる煙除去装置に有用である。
試験装置全体の外観を示す斜視図である。 実施の形態1に係る煙除去装置2の外観を示す斜視図である。 図2に示した煙除去装置2の側面図である。 煙感知器用試験器の平面図である。 図4における領域Aの拡大側断面図である。
符号の説明
1 試験装置
2 煙除去装置
3 煙感知器
4 煙感知器用試験器
10 試験槽
10a 開口部
11 設置板
11a 取付ベース
12 煙供給装置
20 吸出部
21 吸着部
30 筐体
31 検煙部
32 煙流入口
41 カバー
42 支持パイプ
43 操作部本体
43a スイッチ
43b ガス流路
43c ボンベ取付部
44 ガスボンベ
200 カップリング
201 配管
202 吸出ポンプ
203 端面
204 側面
204a 煙吸出口
204b 嵌合部
210 吸着パッド
211 真空配管
212 真空ポンプ

Claims (4)

  1. 煙感知器内部に残留している煙を除去する煙除去装置であって、
    前記煙感知器の内部を通過する気流を形成するために当該煙感知器に着脱自在に設置される気流形成手段を備え、
    前記気流形成手段は、前記煙感知器から煙を吸出する吸出手段であり、
    前記吸出手段は、
    前記煙感知器において当該煙感知器の内部と外部との間で相互に煙を通過可能とするために設けられている煙流入口の一部が開放されている状態を維持しながら、前記煙流入口の他の一部を遮蔽する遮蔽手段と、
    前記遮蔽手段にて遮蔽されている前記煙流入口の一部を介して前記煙感知器から煙を吸出する煙吸出口とを備えること、
    を特徴とする煙除去装置。
  2. 煙感知器内部に残留している煙を除去する煙除去装置であって、
    前記煙感知器の内部を通過する気流を形成するために当該煙感知器に着脱自在に設置される気流形成手段を備え、
    前記気流形成手段は、前記煙感知器から煙を吸出する吸出手段であり、
    さらに、前記煙感知器に当接可能に前記吸出手段に固定されている当接部と、前記当接部を前記煙感知器に吸着させるために当該当接部と当該煙感知器とによって囲繞される空間内の気体を吸引する吸引手段と、を有する吸着手段を備えること、
    を特徴とする煙除去装置。
  3. 前記吸着手段を介して前記吸出手段が前記煙感知器に固定されている固定状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記固定状態が検出されているか否かを判定し、前記固定状態が検出されていることを条件として、前記吸出手段を動作させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の煙除去装置。
  4. 前記煙感知器を外囲する外囲手段と、前記煙感知器が感知可能な気体を前記外囲手段にて外囲された空間内に流入させる流入手段と、を備える煙感知器用試験器において、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の煙除去装置を、前記外囲手段と相互に一体として設けたこと、
    を特徴とする煙感知器用試験器。
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